1 00:00:33,818 --> 00:00:40,625 ♪♪~(オープニングテーマ) 2 00:00:40,625 --> 00:02:00,525 ♪♪~ 3 00:02:07,195 --> 00:02:26,781 ♪♪~ 4 00:02:26,781 --> 00:02:30,284  心の声  (古田織部)なんと粗末な厩よ。→ 5 00:02:30,284 --> 00:02:35,790 伝えたとおりの刻限に 来たというのに 出迎えもなし。→ 6 00:02:35,790 --> 00:02:38,893 宗匠を疑うつもりはないが→ 7 00:02:38,893 --> 00:02:43,614 ここの主は もてなしというものを 知らぬのではないか? 8 00:02:43,614 --> 00:02:49,287 ♪♪~ 9 00:02:49,287 --> 00:02:56,127  心の声  小汚い門構えよ。 これでは 我が屋敷の参考にならぬ。 10 00:02:56,127 --> 00:02:58,296 うん? 11 00:02:58,296 --> 00:03:01,296  心の声 この茅葺きだけは良い。 12 00:03:04,052 --> 00:03:08,652 うわっ… ああ~! 13 00:03:11,075 --> 00:03:17,298 オアョ。 大きな水たまりに はまられましたのぉ。 14 00:03:17,298 --> 00:03:19,383 なんだ お前は! 15 00:03:19,383 --> 00:03:25,690 まあまあ… 汚れた体を どうぞ風呂で清められよ。 16 00:03:25,690 --> 00:03:29,290 ここの主 丿貫と申す。 17 00:03:35,416 --> 00:03:40,755  回想 (千 利休)そういえば 等伯殿が申しておりました。→ 18 00:03:40,755 --> 00:03:48,329 古織様は 聚楽第に 天下一の屋敷をお造りになると。 19 00:03:48,329 --> 00:03:52,229 い… いやぁ 宗匠を前に お恥ずかしい。 20 00:03:54,085 --> 00:03:59,257 いざ取りかかるとなると なかなか 良い案が出てきませんでな。 21 00:03:59,257 --> 00:04:03,494 山科に行かれてみては いかがですか? 山科? 22 00:04:03,494 --> 00:04:08,516 さるお方が居を構えております。 私が知る中では一番の→ 23 00:04:08,516 --> 00:04:11,516 わび数寄者かと。 一番! 24 00:04:14,555 --> 00:04:17,959 う~む…。 25 00:04:17,959 --> 00:04:21,462  心の声 腑に落ちん。→ 26 00:04:21,462 --> 00:04:27,084 やはり あれは落とし穴。 あの丿貫という男→ 27 00:04:27,084 --> 00:04:33,608 客の俺が あらゆる所に 目を凝らしておるか試したのだ。→ 28 00:04:33,608 --> 00:04:37,111 大名たる俺に 何たる無礼。→ 29 00:04:37,111 --> 00:04:40,611 この後も かような試し事あらば…。 30 00:04:45,386 --> 00:04:47,486  心の声 斬る! 31 00:04:51,492 --> 00:04:56,192 喉が渇かれたろう。 これを飲まれよ。 32 00:04:58,316 --> 00:05:02,053 それは あの井戸の水であろう。 33 00:05:02,053 --> 00:05:06,357 通りに面し 人馬の立てる 埃にまみれた水など→ 34 00:05:06,357 --> 00:05:08,857 飲めたものではないわ。 35 00:05:11,279 --> 00:05:15,917 それから 某は武人ゆえ 帯刀にて母屋へ入る。 36 00:05:15,917 --> 00:05:20,555 飲まずに よしあしが わかると申すか。 37 00:05:20,555 --> 00:05:26,455 大した お目利きさんよのう。 ハッハッハッハッ! 38 00:05:28,129 --> 00:05:30,529 むっ… えい! 39 00:05:34,569 --> 00:05:38,723 う… うまい! 40 00:05:38,723 --> 00:05:42,610 よかった よかった。 裏山から運んだ→ 41 00:05:42,610 --> 00:05:48,366 藤尾の水も わからぬようでは よい茶席には ならんからのう。 42 00:05:48,366 --> 00:05:51,152 (腹の鳴る音) あ…。 43 00:05:51,152 --> 00:05:57,052 腹の虫にも 用意はできとるよ。 ハハハハハ。 44 00:06:03,281 --> 00:06:08,185  心の声 薄暗い あばら家の中 名物も馳走もなく→ 45 00:06:08,185 --> 00:06:12,385 茶の湯で用いる手取釜で 雑炊を炊くとは…。 46 00:06:14,859 --> 00:06:18,359  心の声  こんな… こんな茶席など…。 47 00:06:21,549 --> 00:06:24,749  心の声  うん! またしても うまい! 48 00:06:26,554 --> 00:06:29,223  心の声 一碗の水といい→ 49 00:06:29,223 --> 00:06:33,227 腹の虫を見計らったがごとく 出される膳といい→ 50 00:06:33,227 --> 00:06:35,827 あの男に してやられておるのか。 51 00:06:37,515 --> 00:06:39,515 うん? 52 00:06:41,218 --> 00:06:46,824  心の声 心なしか このあばら家が 何とも渋う見えてくる。→ 53 00:06:46,824 --> 00:06:51,824 ひょっとして… これも すべて もてなしの妙! 54 00:06:54,849 --> 00:06:57,349 雑炊は終えられたか? 55 00:06:59,887 --> 00:07:04,642 今年の すいかは 出来が悪くてのう。 56 00:07:04,642 --> 00:07:08,846 これを振りかけて食べられよ。 57 00:07:08,846 --> 00:07:10,846 フッ。 58 00:07:12,817 --> 00:07:17,755  心の声 宗匠は この男を 一番の わび数寄者と評しておったが→ 59 00:07:17,755 --> 00:07:21,709 危うく冗談を 信じるところだった。→ 60 00:07:21,709 --> 00:07:25,780 いつぞや 宗匠がおっしゃった。→ 61 00:07:25,780 --> 00:07:28,883 「すいかに砂糖など もってのほか。→ 62 00:07:28,883 --> 00:07:35,389 素のうまさを味わえぬようでは 未熟の至りである」と。 63 00:07:35,389 --> 00:07:38,092 もくろみどおりに 食べてはやるが→ 64 00:07:38,092 --> 00:07:42,492 その後 存分に 喝破してくれようぞ。 65 00:07:44,999 --> 00:07:47,251 うっ! 66 00:07:47,251 --> 00:07:51,051  心の声  こ これは… 塩! 67 00:07:54,058 --> 00:07:56,243 うう…。 68 00:07:56,243 --> 00:07:58,829  心の声  こちらは まずくて食えぬ!→ 69 00:07:58,829 --> 00:08:01,629 塩をかけたほうが はるかに うまい! 70 00:08:03,417 --> 00:08:07,755 (丿貫)出来が悪いと 申したろう。 71 00:08:07,755 --> 00:08:11,392 見てのとおりの 貧乏暮らしでの。 72 00:08:11,392 --> 00:08:16,297 せめて うまい菓子をと 工夫したまでのことよ。 73 00:08:16,297 --> 00:08:19,100 むう…。 74 00:08:19,100 --> 00:08:42,523 (釜を洗う音) 75 00:08:42,523 --> 00:08:47,428 参った! 数々の もてなし 創意工夫。 76 00:08:47,428 --> 00:08:51,228 あの落とし穴も 趣向の一つだったのだな? 77 00:08:53,184 --> 00:08:57,221 誰でも初対面とあらば 硬うなろうて。 78 00:08:57,221 --> 00:09:00,558 硬うなっては 本音など出てこん。 79 00:09:00,558 --> 00:09:05,158 本音が出ずば 一座建立の茶席にはならん。 80 00:09:08,132 --> 00:09:11,535 要は どうほぐしてやるかよ。→ 81 00:09:11,535 --> 00:09:15,573 利休さんは 知ってて わざと落ちてやったと→ 82 00:09:15,573 --> 00:09:19,873 突っ張っとったがのう。 ハッハッハッハッ! 83 00:09:21,645 --> 00:09:32,490 ♪♪~ 84 00:09:32,490 --> 00:09:36,890 (寝息) 85 00:09:39,096 --> 00:09:44,985  心の声 だめだ… 一度 その 数寄具合に感服してしもうたら→ 86 00:09:44,985 --> 00:09:49,623 使うておるもの すべて 良く見えてしまう。→ 87 00:09:49,623 --> 00:09:55,496 この手取釜の 使い込まれた 肌合いたるや どうだ。→ 88 00:09:55,496 --> 00:10:03,070 高僧の頭がごとく ちょっと 触ってみとうなる趣が実に良い。→ 89 00:10:03,070 --> 00:10:07,191 この世の誰もが 新物が良いと申すだろうが→ 90 00:10:07,191 --> 00:10:11,391 そうとも限らぬと 今 わかった。 91 00:10:13,914 --> 00:10:17,914  心の声  俺も… 使い込みたい! 92 00:10:25,993 --> 00:10:30,297 丿貫殿 某 ほぐれ申した。 93 00:10:30,297 --> 00:10:34,718 武人の誇りが邪魔をして 切り出しにくうござったが→ 94 00:10:34,718 --> 00:10:39,218 己が屋敷造りの妙案を拾いに ここへ参った。 95 00:10:41,659 --> 00:10:45,513 わび数寄の神髄を何と心得る? 96 00:10:45,513 --> 00:10:49,513 いかにせば 極渋の屋敷に仕上がる? 97 00:10:51,652 --> 00:10:55,452 ふう… そうさな…。 98 00:10:57,157 --> 00:11:04,532 わしゃ 昔 京では名の通った 商人だった。 そらぁ 凝ったわい。 99 00:11:04,532 --> 00:11:09,453 屋敷の障子紙から 庭の苔までのぉ。 100 00:11:09,453 --> 00:11:15,092 しかし しまいにゃあ うるさく重とうなった。 101 00:11:15,092 --> 00:11:18,429 茶の湯は 置いとるもんで 己を表し→ 102 00:11:18,429 --> 00:11:22,600 客のほうは それを読み解く 遊びでもある。 103 00:11:22,600 --> 00:11:28,800 だが考えてもみい。 もし この場が 凝ったもんだらけだとしたら…。 104 00:11:37,598 --> 00:11:43,687 趣を楽しむどころか 読み解くのに疲れてしまうわ。 105 00:11:43,687 --> 00:11:46,587 今なら これ このとおりよ。 106 00:11:52,696 --> 00:11:57,585 これだけで 十分 楽しめるように なったっちゅう こっちゃ。 107 00:11:57,585 --> 00:12:01,555 アハハハハ! 108 00:12:01,555 --> 00:12:07,755  心の声  なるほど 申すことはわかる。 しかし俺の見方は違った。 109 00:12:09,697 --> 00:12:12,349  心の声  俺は この場を…。 110 00:12:12,349 --> 00:12:19,049 ♪♪~ 111 00:12:21,642 --> 00:12:26,542  心の声 この板壁の「めたぁ」のみ 俺の好みと違うがな。 112 00:12:28,282 --> 00:12:31,952 要は 重うならんことだ。 113 00:12:31,952 --> 00:12:38,008 世の中 万事 移り変わるものよ。 凝りすぎて重とうなっては→ 114 00:12:38,008 --> 00:12:43,047 かたつむりのごとく 身動き取れず 格好悪い。 115 00:12:43,047 --> 00:12:48,147 物も生き様も 軽うなければのう。 116 00:12:56,477 --> 00:13:00,581 結構な点前にござった 丿貫殿。 117 00:13:00,581 --> 00:13:07,254 何やら してやられっぱなしで あったが 十分参考になり申した。 118 00:13:07,254 --> 00:13:11,291 では これにて。 いずれ 礼をば。 119 00:13:11,291 --> 00:13:13,291 お? 120 00:13:16,680 --> 00:13:19,280 フッ。 うん? 121 00:13:21,735 --> 00:13:23,835 あっ! 122 00:13:26,657 --> 00:13:28,657 あ あ あ…。 123 00:13:30,310 --> 00:13:36,600 より軽うなったろ。 「めたぁ」から「めたっ」とな。 124 00:13:36,600 --> 00:13:53,067 ♪♪~ 125 00:13:53,067 --> 00:13:56,767 (丿貫)なかなか やりおるわい あの若造。 126 00:14:09,650 --> 00:14:15,322 町を取り巻く堀のお陰で 乱世に 惑わされず商いに励めたもんやが。 127 00:14:15,322 --> 00:14:18,475 信長の頃のほうが まだよかった。 128 00:14:18,475 --> 00:14:21,475 (商人)これで堺も しまいや。 129 00:14:31,989 --> 00:14:38,262 (石田三成)前任の松井友閑殿は 数に疎うござった。→ 130 00:14:38,262 --> 00:14:44,051 以後 この石田治部少輔が きちりと面倒見申す。 131 00:14:44,051 --> 00:14:49,151 なに 関白様は 決して堺を悪いようにはせぬ。 132 00:14:53,961 --> 00:14:57,114 (山上宗二)いささか おごっておられますな。 133 00:14:57,114 --> 00:15:01,652 松井様は さような物言いは なされませんでした。 134 00:15:01,652 --> 00:15:06,023 暴言は お控えなされ 山上宗二殿。 135 00:15:06,023 --> 00:15:11,395 秀長様の茶頭の任を解かれ 追放されたくなくば。→ 136 00:15:11,395 --> 00:15:15,098 某の申すことは 関白様の お言葉。 137 00:15:15,098 --> 00:15:20,287 今後は 武人と商人の区別も きちりと つけて参る。 138 00:15:20,287 --> 00:15:23,087 むうう…。 139 00:15:35,919 --> 00:15:39,890 (津田宗及)これはまた うまい茶にございますな。 140 00:15:39,890 --> 00:15:45,696 (今井宗久)まことに 今日のような 暑い日には 程よき ぬるさにて。 141 00:15:45,696 --> 00:15:50,634 釜の内に湧く泡を数え しかと湯加減を計っておる。 142 00:15:50,634 --> 00:15:55,455 口が慣れたなら もう少し熱い茶を差し上げよう。 143 00:15:55,455 --> 00:15:59,293 作法もさることながら お見事な気配り。 144 00:15:59,293 --> 00:16:01,778 結構なお点前にございます。 145 00:16:01,778 --> 00:16:05,578 うう… くく…。 146 00:16:08,018 --> 00:16:14,675 (利休)恐れながら 茶頭筆頭の 立場より申し上げれば→ 147 00:16:14,675 --> 00:16:19,763 石田様の茶の湯は 確かさゆえに 面白うございませぬ。 148 00:16:19,763 --> 00:16:21,849 あっ! おっ?! 149 00:16:21,849 --> 00:16:28,822 ♪♪~ 150 00:16:28,822 --> 00:16:35,122  心の声  さすがは宗匠! この関白の 下僕を存分に喝破して下され。 151 00:16:37,764 --> 00:16:41,418 面白きとは いかなることか?→ 152 00:16:41,418 --> 00:16:45,689 しかと理を申してくれねば やりようがござらぬ。 153 00:16:45,689 --> 00:16:49,927 理ではございませぬ。 感じ入ることを積み重ね→ 154 00:16:49,927 --> 00:16:54,927 にじみ出てくるもの。 強いて例えを挙ぐれば…。 155 00:16:57,251 --> 00:17:03,051 関白様のごときお方を 面白いと申すのでございます。 156 00:17:05,025 --> 00:17:07,525 うっ! ああ…。 157 00:17:16,637 --> 00:17:20,407 うまく切り返されましたな 利休殿。 158 00:17:20,407 --> 00:17:26,407 関白様を引き合いに出されては 石田様も反論できぬゆえ。 159 00:17:30,267 --> 00:17:33,767 では 私どもは これで。 160 00:17:44,031 --> 00:17:48,331 どうしました? 思い詰めた面持ちをして。 161 00:17:50,554 --> 00:17:55,575 宗匠を見損ないました。 162 00:17:55,575 --> 00:18:00,564 あれほどの黒茶碗や 待庵のような 茶室をお創りになったお方が→ 163 00:18:00,564 --> 00:18:06,186 なぜに黄金の茶室や聚楽第に 力を貸さねばならぬのです? 164 00:18:06,186 --> 00:18:10,586 わび数寄とは真逆の関白を 仮にも面白きなどと! 165 00:18:12,376 --> 00:18:19,116 宗匠は町衆でなく 武人どもの 味方になり果てましたか! 166 00:18:19,116 --> 00:18:26,056 「わびの美」を世に広めるためには 関白様は必要なお方です。 167 00:18:26,056 --> 00:18:31,628 私ども薩摩屋は 父の代には 名物も多数持っておりましたが→ 168 00:18:31,628 --> 00:18:37,951 武人どもの名物狩りで一切を失い やがて没落いたしました。 169 00:18:37,951 --> 00:18:43,123 今 世にある名物とは 堺の商人の血と汗の塊。 170 00:18:43,123 --> 00:18:47,527 それを武人どもは さも己がもののごとく扱い→ 171 00:18:47,527 --> 00:18:51,227 己が始めたごとく 茶の湯に興じおって! 172 00:18:53,316 --> 00:18:56,570 宗匠は その名物以上のものを創り→ 173 00:18:56,570 --> 00:19:00,657 その美をもって 武人を超えんと なさっていたのでは! 174 00:19:00,657 --> 00:19:49,089 ♪♪~ 175 00:19:49,089 --> 00:19:52,125 声が大きすぎます 宗二。 176 00:19:52,125 --> 00:19:58,098 あっ… うう…。 177 00:19:58,098 --> 00:20:05,798 ♪♪~ 178 00:20:16,550 --> 00:20:20,120  心の声 むふふふ。 屋敷の骨組みだけでも→ 179 00:20:20,120 --> 00:20:24,157 他の大名を 圧しておるではないか。→ 180 00:20:24,157 --> 00:20:28,095 それにしても費用がかさむ。 すべてに良い木材など→ 181 00:20:28,095 --> 00:20:30,313 使うておれんぞ。 182 00:20:30,313 --> 00:20:32,313 ≪どいてくれ! お? 183 00:20:33,984 --> 00:20:37,687 何事ぞ! 秀長様の お屋敷で 宗二様が! 184 00:20:37,687 --> 00:20:39,787 あぁ? 185 00:20:45,295 --> 00:20:49,816 何をしておる! 関白様に 知れたら ただでは済まぬぞ! 186 00:20:49,816 --> 00:20:55,155 秀長様の茶頭である私が この 茶室を気に入ってはおらぬのだ! 187 00:20:55,155 --> 00:20:57,624 壊したところで 筋違いではない! 188 00:20:57,624 --> 00:21:01,695 (壊す音) 何があった 宗二殿! 189 00:21:01,695 --> 00:21:06,433 気性は荒いが ここまでする男ではなかろう! 190 00:21:06,433 --> 00:21:08,785 ふんっ! (宗二) 191 00:21:08,785 --> 00:21:11,085 ああ…。 192 00:21:14,891 --> 00:21:21,281 ハァ ハァ… わび数寄の はやりに 乗っておるだけの武人には→ 193 00:21:21,281 --> 00:21:24,718 わからぬわ! 何だと?! 194 00:21:24,718 --> 00:21:31,918 ハァ ハァ… ほとほと嫌気がさした! 195 00:21:33,560 --> 00:21:47,824 ♪♪~ 196 00:21:47,824 --> 00:21:55,124 悪趣味につきあわされて このまま 生涯を終えるのは 我慢ならぬ! 197 00:21:57,284 --> 00:22:00,887 (宗二)織部様は 丿貫殿に会われたとのこと。 198 00:22:00,887 --> 00:22:05,392 私も あのお方と 同じ道を歩まん。→ 199 00:22:05,392 --> 00:22:11,164 高野山へ上り 己が見てきた 名物群を筆でしたため→ 200 00:22:11,164 --> 00:22:15,402 世の人々に 何が良いか 何が悪しきか→ 201 00:22:15,402 --> 00:22:18,402 しかと わからせるのだ! 202 00:22:23,727 --> 00:22:27,927 家は いかがする… その方とて 妻も子もあろう。 203 00:22:32,319 --> 00:22:37,190 家の先行きが怖くて わび数寄が極められようか。 204 00:22:37,190 --> 00:22:39,190 あ! 205 00:22:48,151 --> 00:22:50,351 う~む…。 206 00:22:52,222 --> 00:22:55,525 (職工)いかがいたしましょう 織部正様。→ 207 00:22:55,525 --> 00:22:58,025 ここを このままに しておいては…。 208 00:22:59,763 --> 00:23:03,683 秀長様には うまく申しておく。 209 00:23:03,683 --> 00:23:07,754 宗二殿の家に お咎めが及ばぬようにな。 210 00:23:07,754 --> 00:23:09,823 うん? 211 00:23:09,823 --> 00:23:12,023 待て! 212 00:23:16,196 --> 00:23:19,382 その床柱は 我が屋敷の 普請場へ運べ。 213 00:23:19,382 --> 00:23:21,401 は? 214 00:23:21,401 --> 00:23:27,490 ♪♪~ 215 00:23:27,490 --> 00:23:30,590 ゲヒヒヒヒ。 216 00:23:32,829 --> 00:23:35,515 ♪♪~(エンディングテーマ) 217 00:23:35,515 --> 00:23:41,354 ♪♪「あなたの胸 触れるそのたび」 218 00:23:41,354 --> 00:23:47,460 ♪♪「火傷しそうな真摯な情熱」 219 00:23:47,460 --> 00:23:53,650 ♪♪「世界中を敵に回したって」 220 00:23:53,650 --> 00:23:59,889 ♪♪「目指したならどうぞ 貫いてください」 221 00:23:59,889 --> 00:24:05,645 ♪♪「男は蝶々で 女は花で」 222 00:24:05,645 --> 00:24:12,652 ♪♪「空と大地とでも 同じ明日を選べるの」 223 00:24:12,652 --> 00:24:18,258 ♪♪「時に流され 距離にはなされる」 224 00:24:18,258 --> 00:24:21,061 ♪♪「絆なんて 絆じゃない」 225 00:24:21,061 --> 00:24:24,931 ♪♪「思うまま生きて そして」 226 00:24:24,931 --> 00:24:30,553 ♪♪「昇った天辺から 見える」 227 00:24:30,553 --> 00:24:34,424 ♪♪「景色を教えて いつか」 228 00:24:34,424 --> 00:24:43,133 ♪♪「恋に堕ちてく 愛に溺れてく 私のこの幸せより」 229 00:24:43,133 --> 00:24:46,653 ♪♪「叶えたい願い それは」 230 00:24:46,653 --> 00:24:53,660 ♪♪「あなたの追う美しいもの」 231 00:24:53,660 --> 00:24:58,660 ♪♪「壊されないで 永遠に」 232 00:25:01,818 --> 00:25:22,489 ♪♪~ 233 00:25:22,489 --> 00:25:28,789 「初恋」。 武か数寄か それが問題にて候。