1 00:00:34,063 --> 00:00:40,069 ♪♪~(オープニングテーマ) 2 00:00:40,069 --> 00:02:00,769 ♪♪~ 3 00:02:16,232 --> 00:02:19,235 (鷹が飛び立つ音) 4 00:02:19,235 --> 00:02:25,391 (徳川家康)奥州の件 この家康が とりなしたゆえ ご心配なく。 5 00:02:25,391 --> 00:02:27,393 (豊臣秀吉)政宗め…。 6 00:02:27,393 --> 00:02:29,395 (鷹の鳴き声) 7 00:02:29,395 --> 00:02:32,799 頭を下げに上洛するか…。 8 00:02:32,799 --> 00:02:36,602 (家康)伊達と蒲生の いさかいを案じていた秀長様も→ 9 00:02:36,602 --> 00:02:41,607 きっと 極楽浄土にて 胸をなで下ろしておりましょう。 10 00:02:41,607 --> 00:02:46,262 (秀吉)内々の儀は 利休や秀長に任せておったが→ 11 00:02:46,262 --> 00:02:48,698 もはや そうはいかぬ。→ 12 00:02:48,698 --> 00:02:52,969 今後 何かあらば 石田三成を頼ってくれ。 13 00:02:52,969 --> 00:02:57,373 治部少輔を? 不服か? 14 00:02:57,373 --> 00:03:03,296 いえ… ただ 利休殿や皆が 納得するかと。 15 00:03:03,296 --> 00:03:05,348 (鷹の鳴き声) 16 00:03:05,348 --> 00:03:11,304 (秀吉)この先 天下は広うなる。 わび数寄ばかりに頼っておれぬ。 17 00:03:11,304 --> 00:03:16,259 きちとした秩序をもって 世を束ねねばな。 18 00:03:16,259 --> 00:03:18,359 (鳴き声) 19 00:03:21,431 --> 00:03:24,367 (秀吉)利休の処遇も 三成に任す。 20 00:03:24,367 --> 00:04:09,495 ♪♪~ 21 00:04:09,495 --> 00:04:13,049 (石田三成)長谷川等伯による 天井画も 木像も→ 22 00:04:13,049 --> 00:04:16,002 利休賛美 甚だしい。 23 00:04:16,002 --> 00:04:20,123 すべて この 古渓宗陳が一存にて。 24 00:04:20,123 --> 00:04:25,261 されど いにしえの将軍でも なされなかった 三門の修築を→ 25 00:04:25,261 --> 00:04:29,532 果たして下さったのは 利休居士です。 26 00:04:29,532 --> 00:04:33,202 ここに置いて 何がいけないのです? 27 00:04:33,202 --> 00:04:39,992 (三成)一考せなんだか? 関白様や 公家衆 帝までもが→ 28 00:04:39,992 --> 00:04:43,092 この三門を通られる。 29 00:04:44,814 --> 00:04:48,417 利休が像の裸足の下をな。 30 00:04:48,417 --> 00:04:50,837 うっ…。 31 00:04:50,837 --> 00:04:58,060 即刻 木像を退かせ。 秀長様亡き後 天下の秩序を一任されておる。 32 00:04:58,060 --> 00:05:01,214 責めは追って通達す。 33 00:05:01,214 --> 00:05:04,914 酷にございます。 (三成)いまひとつ伺おう。 34 00:05:07,737 --> 00:05:13,392 ここに木像が置かれること 利休は了解していたのだな。 35 00:05:13,392 --> 00:05:16,392 ♪♪~ 36 00:05:18,397 --> 00:05:21,097 了解していたのだな? 37 00:05:27,290 --> 00:05:30,059 (古田織部)これは…。 38 00:05:30,059 --> 00:05:35,081 (細川忠興)銘を「引木鞘」と申す 高麗筒茶碗にござる。 39 00:05:35,081 --> 00:05:37,800 宗匠から贈られし訳は? 40 00:05:37,800 --> 00:05:44,323 先日 宗匠と会うべきところ 結局かなわず その詫びの品かと。 41 00:05:44,323 --> 00:05:47,693 ふ~む…。 42 00:05:47,693 --> 00:05:51,497 件の ほとぼりは 冷めそうにござるか? 43 00:05:51,497 --> 00:05:56,152 これが なかなかに難しい。 石田殿の かたくなさは→ 44 00:05:56,152 --> 00:05:59,889 宗匠を おとしめんとしておる としか思えぬ。 45 00:05:59,889 --> 00:06:05,061 関白様は清洲におられるゆえ 直談判もかなわず→ 46 00:06:05,061 --> 00:06:09,661 宗匠にも なぜか たやすく会えぬ。 ふむ。 47 00:06:11,684 --> 00:06:17,790 …にしても 宗匠が かような器を 持っておったとは。 48 00:06:17,790 --> 00:06:20,893 来てもろうたは そのことにござる。 49 00:06:20,893 --> 00:06:27,216 最近手に入れた物らしいが 宗匠の 好みとは かけ離れておらぬか? 50 00:06:27,216 --> 00:06:31,354 「狂言袴」なる別称も いささか ふざけておるようで…。 51 00:06:31,354 --> 00:06:34,624 一体 何を思うて 贈られたのか。 52 00:06:34,624 --> 00:06:39,362 頂くなら 今焼黒のほうが はるかに うれしゅうござった。 53 00:06:39,362 --> 00:06:41,862 「狂言袴」…。 54 00:06:44,500 --> 00:06:48,287 ニヒッ… いや 実に良い茶碗ぞ。 55 00:06:48,287 --> 00:06:50,356 えっ? 56 00:06:50,356 --> 00:06:56,062 これは恐らく古い三島手。 元の青色茶碗に 白き粉釉をかけ→ 57 00:06:56,062 --> 00:06:59,232 焼き直した物にござる。 58 00:06:59,232 --> 00:07:05,655 唐・高麗の真白き物より 下手では あるが「箔」の無い分 わびておる。 59 00:07:05,655 --> 00:07:10,259 このボソボソした 達者ならざる 染め付けが また何とも…。 60 00:07:10,259 --> 00:07:15,348 またまた! 古織殿の瀬戸屋が器に いささか似ておるからと→ 61 00:07:15,348 --> 00:07:18,701 ひいき目に見てはござらぬか? フン。 62 00:07:18,701 --> 00:07:21,101  心の声 鼻で笑いおった! 63 00:07:23,322 --> 00:07:30,229  心の声  宗匠が筒茶碗を手に入れたは あの後とすれば…→ 64 00:07:30,229 --> 00:07:36,852 もしや この俺に触発され 宗匠の わび数寄に 変化が?!→ 65 00:07:36,852 --> 00:07:39,922 フフ~ン ヒヒッ。→ 66 00:07:39,922 --> 00:07:46,045 が うれしがっておる刻ではない。 三門の件を 何とかせねば。 67 00:07:46,045 --> 00:07:50,883 ♪♪~ 68 00:07:50,883 --> 00:07:56,639 (秀吉)う~ん… 連日の鷹狩りで疲れておる。→ 69 00:07:56,639 --> 00:08:00,226 下がるがよい。 う う~ん…。 70 00:08:00,226 --> 00:08:16,559 ♪♪~ 71 00:08:16,559 --> 00:08:21,580 (古渓)私ども のみならず 責めは利休居士にも…。 72 00:08:21,580 --> 00:08:27,887 まことに うかつ。 せめて木像は 別の場所に置くべきでした。 73 00:08:27,887 --> 00:08:31,457 (千 利休)己を責められますな。 像が無くば→ 74 00:08:31,457 --> 00:08:34,093 別の難癖を つけたことでしょう。 75 00:08:34,093 --> 00:08:38,714 例の はかりごとが石田様の耳に? (利休)それは ありませぬ。 76 00:08:38,714 --> 00:08:44,954 もし漏れておれば 直ちに 宗二のごとき処分を受けましょう。 77 00:08:44,954 --> 00:08:50,960 こうなれば 早うに豊臣が息の根を 止めねばなりませぬな。 78 00:08:50,960 --> 00:08:57,266 幸か不幸か 秀長様が亡くなられ 豊臣の足元が揺らいでおります。 79 00:08:57,266 --> 00:09:00,169 あとは関白様さえ…。 80 00:09:00,169 --> 00:09:03,689 ♪♪~ 81 00:09:03,689 --> 00:09:10,896 (利休)最後の一手は 既に お吟に ほのめかしております。 82 00:09:10,896 --> 00:09:13,733 関白様に贈りし物にて。 83 00:09:13,733 --> 00:09:17,086 それでは お吟殿の命も…。 84 00:09:17,086 --> 00:09:21,791 ♪♪~ 85 00:09:21,791 --> 00:09:25,895  心の声 (お吟) 腹を決められたようで…。→ 86 00:09:25,895 --> 00:09:29,595 いつでも最後のお達しを。 87 00:09:31,801 --> 00:09:37,123 関白様亡き後 天下の床に飾る花一輪→ 88 00:09:37,123 --> 00:09:39,842 決めておかねば なりますまい。 89 00:09:39,842 --> 00:09:45,164 毛利様がよろしいかと。 まだ若く 力もあります。 90 00:09:45,164 --> 00:09:50,364 私どもと与しやすく 諸将に睨みも利きますゆえ。 91 00:09:52,638 --> 00:09:54,838 ご不満で? 92 00:09:58,394 --> 00:10:02,598 (利休)毛利様の まなざしが かつての関白様を→ 93 00:10:02,598 --> 00:10:06,602 思い起こさせるのです。→ 94 00:10:06,602 --> 00:10:13,859 されば 天下人に就かれた暁には 今のごとき世を繰り返すかと。 95 00:10:13,859 --> 00:10:18,297 (古渓)さりとて 他のお方となると…。 96 00:10:18,297 --> 00:10:22,802 数日後に 徳川様を茶に招きます。 97 00:10:22,802 --> 00:10:28,724 一切をさらし 私どもの未来を あのお方に託してみたく…。 98 00:10:28,724 --> 00:10:30,724 えっ?! あっ! 99 00:10:33,062 --> 00:10:36,866 力はあれども 数寄を解さぬお方ですぞ。 100 00:10:36,866 --> 00:10:41,954 さよう。 質実がために わび数寄 など 要らぬとするが 徳川様。 101 00:10:41,954 --> 00:10:45,691 我らとは 水と油ではありませぬか! 102 00:10:45,691 --> 00:10:51,063 なればこそ 現状のごときには至らぬ… かと。 103 00:10:51,063 --> 00:10:56,063 徳川様が同調なさらねば はかりごとも漏れかねませぬぞ。 104 00:10:57,736 --> 00:11:02,758 責は 私1人にて。→ 105 00:11:02,758 --> 00:11:06,958 この利休 一世一代の賭けにございます。 106 00:11:08,797 --> 00:11:11,397 (隊列の進む音) 107 00:11:18,724 --> 00:11:23,863 幾年ぶりになるかのう そなたと京を共にするは。 108 00:11:23,863 --> 00:11:28,801 (天海僧正)やはり ここへ来ると 亡き あのお方を思い出し→ 109 00:11:28,801 --> 00:11:31,687 身が引き締まります。 110 00:11:31,687 --> 00:11:35,587 私とて同じよ 天海僧正。 111 00:11:40,963 --> 00:11:45,334 この先 いかなる境遇が 待っていようと→ 112 00:11:45,334 --> 00:11:49,434 明智殿が志は忘れぬ。 113 00:11:51,257 --> 00:11:53,257 (鐘の音) 114 00:11:56,278 --> 00:11:58,978 (ぶつかる音) あっ! くう~っ。 115 00:12:00,716 --> 00:12:03,516  心の声  だから茶室は嫌なのだ。 116 00:12:05,738 --> 00:12:07,823 うん? 117 00:12:07,823 --> 00:12:10,523 (利休) これで お冷やし下さい。 118 00:12:12,194 --> 00:12:14,313 はあ…。 119 00:12:14,313 --> 00:12:21,820 ♪♪~ 120 00:12:21,820 --> 00:12:26,959  心の声 (家康)なんと旨い 串鮑に 味噌焼汁…。→ 121 00:12:26,959 --> 00:12:34,366 江戸では なかなか食えぬものを 贅に過ぎぬほどに出してきおる。→ 122 00:12:34,366 --> 00:12:39,371 用意せしがごとき湿布といい 心の隙を突いてくる。→ 123 00:12:39,371 --> 00:12:46,328 これが京の… いや 千 利休が魔力。 用心せねば。 124 00:12:46,328 --> 00:12:53,319 ♪♪~ 125 00:12:53,319 --> 00:12:57,189 (利休)江戸には 見事な町が 出来上がりつつあると→ 126 00:12:57,189 --> 00:13:01,560 堺の今井宗薫より 耳にしております。→ 127 00:13:01,560 --> 00:13:06,999 いずれ 日の本の中心に なるのではないかと。 128 00:13:06,999 --> 00:13:12,404 いや 京 大坂 肥前名護屋と 普請なされた → 129 00:13:12,404 --> 00:13:15,874 関白様に比ぶれば まだまだ。 130 00:13:15,874 --> 00:13:20,696 (利休)こうも聞いております。 世に正義を示し→ 131 00:13:20,696 --> 00:13:30,155 泰平を築く器量のあるお方は 徳川様をおいて ほかになし と。 132 00:13:30,155 --> 00:13:35,455 フフン 何も出ませぬぞ。 私の本心でもございます。 133 00:13:38,464 --> 00:13:40,564 うん? 134 00:13:47,890 --> 00:13:52,928 豊臣に代わり 徳川様が世になってほしいと→ 135 00:13:52,928 --> 00:13:56,982 心から 願うておるのです。 136 00:13:56,982 --> 00:13:59,082 む…。 137 00:14:05,491 --> 00:14:07,891 (紙を開く音) 138 00:14:10,663 --> 00:14:13,766 あっ これは?! 139 00:14:13,766 --> 00:14:18,587 (利休)豊臣が政に憤る 諸将の皆様にて。→ 140 00:14:18,587 --> 00:14:25,327 いや 諸将ならず 民の声… にございましょうか。→ 141 00:14:25,327 --> 00:14:29,832 その悲鳴の数々を 徳川様なら きっと→ 142 00:14:29,832 --> 00:14:33,569 一つに束ねられると 信じます。→ 143 00:14:33,569 --> 00:14:38,991 既に 娘のお吟が 関白様の おそばにて→ 144 00:14:38,991 --> 00:14:42,191 黄泉への橋渡しの用意を。 145 00:14:47,633 --> 00:14:52,588 あとは 徳川様さえ うなずいて下されば→ 146 00:14:52,588 --> 00:14:59,828 私は 一命を賭し 事の成就を遂げん決意にて。 147 00:14:59,828 --> 00:15:01,828 むむ! 148 00:15:09,955 --> 00:15:12,655 性急ですな。 149 00:15:14,426 --> 00:15:19,526 諸将が腹の内 まことのこととは察し申す。 150 00:15:21,433 --> 00:15:27,333 (家康)小田原陣中の茶会にて 不穏な空気を感じ取りましたゆえ。 151 00:15:30,926 --> 00:15:35,964 されど あなたの本意が わからぬうちは→ 152 00:15:35,964 --> 00:15:39,864 その茶を飲むわけには 参らぬ。 153 00:15:42,888 --> 00:15:48,026 ひたすらに まことの わび数寄を 世に広めたく。 154 00:15:48,026 --> 00:15:52,731 それだけにて一命を賭すとも 思えませぬがな。 155 00:15:52,731 --> 00:15:57,252 いかな くだらぬ理想でも 体を張らねば→ 156 00:15:57,252 --> 00:16:00,706 実現など いたしませぬ。→ 157 00:16:00,706 --> 00:16:05,093 今の世に 少なからず わびが認められたも→ 158 00:16:05,093 --> 00:16:09,064 私と関白様が手を組み→ 159 00:16:09,064 --> 00:16:14,987 命懸けで 信長公を陥れたからに ほかなりませぬ。 160 00:16:14,987 --> 00:16:17,087 ああっ! 161 00:16:21,059 --> 00:16:23,259 あなただったとは…。 162 00:16:24,947 --> 00:16:30,068 明智殿が ああなったも 裏で そのほうが…。 163 00:16:30,068 --> 00:16:32,154 御意。 164 00:16:32,154 --> 00:16:35,457 ああ あ…。 165 00:16:35,457 --> 00:16:40,829 むうっ! さような たくらみに 与する家康ではない! 166 00:16:40,829 --> 00:16:45,229 そのほうには いずれ 正義の鉄槌が下されよう! 167 00:16:48,270 --> 00:16:52,324 御免! あなた様の 正義という理想も…。 168 00:16:52,324 --> 00:16:55,260 うん? 実現せねば→ 169 00:16:55,260 --> 00:16:59,515 ただの絵に描いた餅。→ 170 00:16:59,515 --> 00:17:03,151 案ずると行うは違うのです。→ 171 00:17:03,151 --> 00:17:08,651 己が手を汚さずして 理想など実現いたしませぬ。 172 00:17:11,393 --> 00:17:19,868 今こそ… 今こそ天下の論者から 為政者に おなり下さいませ。→ 173 00:17:19,868 --> 00:17:24,923 そして 新しき世を迎えたならば まことの わび数寄を→ 174 00:17:24,923 --> 00:17:30,345 政の片隅にでも 加えて下さりませ。→ 175 00:17:30,345 --> 00:17:37,845 それが かなうのなら 茶頭筆頭の 座など なげうちましょう。 176 00:17:40,489 --> 00:17:43,208 (焼ける音) ああっ! 177 00:17:43,208 --> 00:17:47,179 むうう~! 178 00:17:47,179 --> 00:17:50,779 あ ああ…。 179 00:17:52,734 --> 00:17:54,720 うっ うう…。 180 00:17:54,720 --> 00:17:57,820 あ あ ああ…。 181 00:18:05,631 --> 00:18:07,731 うう う…。 182 00:18:16,458 --> 00:18:21,658 返事はせぬ。 しばし刻を頂こう。 183 00:18:29,421 --> 00:18:31,621 (戸を開ける音) 184 00:18:33,992 --> 00:18:38,792 明智殿の最期を看取ったは この家康ぞ。 185 00:18:43,452 --> 00:18:49,852 あの方の無念を晴らすためにも 辞世の句だけは申しておく。 186 00:18:52,127 --> 00:18:57,627 「月さびよ 明智が妻の噺せむ」。 187 00:19:01,470 --> 00:19:06,658 下の句は? 残る七・七は? 188 00:19:06,658 --> 00:19:11,797 ない。 「下の句など蛇足だ」… と。 189 00:19:11,797 --> 00:19:13,966 えっ?! 190 00:19:13,966 --> 00:19:28,397 ♪♪~ 191 00:19:28,397 --> 00:19:30,749  心の声 下の句を排すまでに→ 192 00:19:30,749 --> 00:19:35,654 明智様は わびを極めておられたとは。→ 193 00:19:35,654 --> 00:19:44,780 さすれば 私は愚かにも まことの わび数寄の芽を摘んでいたのだ。→ 194 00:19:44,780 --> 00:19:51,486 関白様が 宗二にしたと同じことを この私が…。 195 00:19:51,486 --> 00:19:55,086 ♪♪~ 196 00:19:57,626 --> 00:20:01,113 さようか ついに伊達が上洛を。 197 00:20:01,113 --> 00:20:06,735 (高山右近)途中 尾張は清洲に おられる関白様に会うそうです。 198 00:20:06,735 --> 00:20:09,187 ちと 戸を開けてくれぬか。 199 00:20:09,187 --> 00:20:11,323 (おせん)お寒うございますよ。 200 00:20:11,323 --> 00:20:14,023 かまわぬ。 フフッ。 201 00:20:15,761 --> 00:20:20,661 今宵は 実に わびた 良い月よ。 202 00:20:32,494 --> 00:20:34,763 面を上げい。 203 00:20:34,763 --> 00:20:37,332 (伊達政宗)イエ~…。 204 00:20:37,332 --> 00:20:39,518 何だ そのツラは? 205 00:20:39,518 --> 00:20:44,256 うれしいのさァ。 弟御が死んで 落ち込んでると思やァ→ 206 00:20:44,256 --> 00:20:49,277 朝飯を そんだけ食らう 元気があってくれてよォ。 207 00:20:49,277 --> 00:20:51,596 田舎芝居も大概にせい。 208 00:20:51,596 --> 00:20:53,615 え? 209 00:20:53,615 --> 00:21:00,255 まあよい。 奥州での件 徳川より 事細かに聞いておるが→ 210 00:21:00,255 --> 00:21:03,959 ここまで頭を下げに来たは 評価できる。 211 00:21:03,959 --> 00:21:06,061 あぁ~…。 212 00:21:06,061 --> 00:21:11,199 (秀吉)だが… 既に上洛せし蒲生が→ 213 00:21:11,199 --> 00:21:18,299 件に関する書状を見せたいらしい。 余は先に京へ参り 吟味する。 214 00:21:20,592 --> 00:21:24,596 その膳 よくよく味おうておけ。 215 00:21:24,596 --> 00:21:28,767 もしも お前が 一揆を扇動しておったなら→ 216 00:21:28,767 --> 00:21:32,721 二度と食えぬ馳走ゆえ… な。 217 00:21:32,721 --> 00:21:34,721 うっ ぐっ…。 218 00:21:36,391 --> 00:21:40,495 (政宗)話が違うぜェ 片倉ァ。 219 00:21:40,495 --> 00:21:44,149 関白は俺を始末する気 満々じゃねェか。 220 00:21:44,149 --> 00:21:47,035 (片倉景綱)蒲生を怒らせたから こうなるのです。 221 00:21:47,035 --> 00:21:50,872 いっそ手勢一千で 京をブン取っちまうかァ? 222 00:21:50,872 --> 00:21:55,427 自暴自棄はなりませぬ。 この先の 大津の宿に→ 223 00:21:55,427 --> 00:21:59,231 前田の使者である 高山殿がおられます。 224 00:21:59,231 --> 00:22:06,721 必ずや良策を授けてくれるはず。 そう 小田原のときがごとく…。 225 00:22:06,721 --> 00:22:08,821 むむう…。 226 00:22:14,362 --> 00:22:16,531 うっ! あっ! 227 00:22:16,531 --> 00:22:21,069 陸奥の砂金だァ。 礼は たっぷりさせてもらうぜェ。 228 00:22:21,069 --> 00:22:23,054 ああ…。 お…。 229 00:22:23,054 --> 00:22:26,825 (政宗)だからよォ ご両人! 230 00:22:26,825 --> 00:22:29,825 てっぺんへ昇らん この独眼竜を! 231 00:22:32,247 --> 00:22:36,885 た・す・け・ろ・や! 232 00:22:36,885 --> 00:22:41,389 まずは 蒲生殿との和解を約束せねば→ 233 00:22:41,389 --> 00:22:44,559 一切 力添えできかね申す。 234 00:22:44,559 --> 00:22:46,561 むう…。 235 00:22:46,561 --> 00:22:50,715 ♪♪~ 236 00:22:50,715 --> 00:22:54,315 ぐっ… くく…。 237 00:22:56,354 --> 00:22:59,891 (政宗)京へ着いたら 詫び入れてやらァ! 238 00:22:59,891 --> 00:23:02,911 それでも此度は難しいぞ。 239 00:23:02,911 --> 00:23:06,798 関白様の ご意向に背くは 二度目ゆえな。 240 00:23:06,798 --> 00:23:11,620 さよう。 小田原では 白装束が功を奏したが→ 241 00:23:11,620 --> 00:23:15,924 もはや同じ手では デウスの加護は得られぬでしょう。 242 00:23:15,924 --> 00:23:19,227 さすれば いかにせば…。 243 00:23:19,227 --> 00:23:22,297 一つ 妙案がござる。 244 00:23:22,297 --> 00:23:24,416 うむ…? 245 00:23:24,416 --> 00:23:30,416 ♪♪~ 246 00:23:32,724 --> 00:23:35,560 ♪♪~(エンディングテーマ) 247 00:23:35,560 --> 00:23:41,416 ♪♪「あなたの胸 触れるそのたび」 248 00:23:41,416 --> 00:23:47,706 ♪♪「火傷しそうな 真摯な情熱」 249 00:23:47,706 --> 00:23:53,895 ♪♪「世界中を敵に回したって」 250 00:23:53,895 --> 00:24:00,135 ♪♪「目指したならどうぞ 貫いてください」 251 00:24:00,135 --> 00:24:05,890 ♪♪「男は蝶々で 女は花で」 252 00:24:05,890 --> 00:24:12,881 ♪♪「空と大地とでも 同じ明日を選べるの」 253 00:24:12,881 --> 00:24:18,503 ♪♪「時に流され 距離にはなされる」 254 00:24:18,503 --> 00:24:21,306 ♪♪「絆なんて絆じゃない」 255 00:24:21,306 --> 00:24:25,160 ♪♪「思うまま生きて そして」 256 00:24:25,160 --> 00:24:30,799 ♪♪「昇った天辺から 見える」 257 00:24:30,799 --> 00:24:34,669 ♪♪「景色を教えて いつか」 258 00:24:34,669 --> 00:24:43,361 ♪♪「恋に堕ちてく 愛に溺れてく 私のこの幸せより」 259 00:24:43,361 --> 00:24:46,881 ♪♪「叶えたい願い それは」 260 00:24:46,881 --> 00:24:53,888 ♪♪「あなたの追う美しいもの」 261 00:24:53,888 --> 00:24:58,888 ♪♪「壊されないで 永遠に」 262 00:25:01,730 --> 00:25:22,133 ♪♪~ 263 00:25:22,133 --> 00:25:25,387 「『世界』を割った男」。 264 00:25:25,387 --> 00:25:29,087 武か数寄か それが問題にて候。