1 00:00:34,252 --> 00:00:40,241 ♪♪~(オープニングテーマ) 2 00:00:40,241 --> 00:02:00,941 ♪♪~ 3 00:02:10,265 --> 00:02:13,818 (伊達政宗) だからよォ ご両人。→ 4 00:02:13,818 --> 00:02:16,918 てっぺんへ昇らん この独眼竜を! 5 00:02:19,340 --> 00:02:23,840 た・す・け・ろ・や! 6 00:02:28,483 --> 00:02:30,983 (古田織部)ムフフフ…。 7 00:02:39,093 --> 00:02:41,079 ふむ。 8 00:02:41,079 --> 00:02:43,581 (片倉景綱)まことに さようなことで? 9 00:02:43,581 --> 00:02:46,050 うむ。 (高山右近)なるほど。 10 00:02:46,050 --> 00:02:49,754 そういう やり方で 死をも恐れぬ覚悟を示せば→ 11 00:02:49,754 --> 00:02:55,827 関白様の怒りも静まり 伊達殿への 沙汰も 軽くなるかもしれません。 12 00:02:55,827 --> 00:03:02,250 されど 白装束抜きで いかにして 覚悟の程を示さばよいのか…。 13 00:03:02,250 --> 00:03:05,753 都人を甘う見てはならぬ。 14 00:03:05,753 --> 00:03:10,391 面白え… さすが織部正よ! 15 00:03:10,391 --> 00:03:14,212 こうなりゃ 派手に やってやろうじゃねェか! 16 00:03:14,212 --> 00:03:16,865 うまくゆきましたな 義兄上。 17 00:03:16,865 --> 00:03:20,919 禁教令以後 信仰を控えざるをえず→ 18 00:03:20,919 --> 00:03:25,857 此度の件で 皆がデウスを 少しでも思い出してくれるよう→ 19 00:03:25,857 --> 00:03:28,209 願うばかりです。 20 00:03:28,209 --> 00:03:30,728 あとは 町衆が大いに盛り上がり→ 21 00:03:30,728 --> 00:03:38,052 京の都が祭りのごとく にぎわえば 宗匠の三門の責も軽うなるはず。 22 00:03:38,052 --> 00:03:44,359 あのお方は 祭りの熱気に 水を 差すような まねは 決してせぬ。 23 00:03:44,359 --> 00:03:50,782 そこが 並の将とは 一線を画す すばらしきところよ。 24 00:03:50,782 --> 00:03:53,585 プッ。 うん? 25 00:03:53,585 --> 00:03:58,790 プッ… いや 伊達が 行進するときの姿を思うとね。 26 00:03:58,790 --> 00:04:02,060 ちと大形に過ぎたかのう。 27 00:04:02,060 --> 00:04:04,262 ハハハハハ! 28 00:04:04,262 --> 00:04:07,262 (2人の笑い声) 29 00:04:09,651 --> 00:04:16,307 (ざわめき) 30 00:04:16,307 --> 00:04:18,626 (行商人)一体 何の騒ぎだ? 31 00:04:18,626 --> 00:04:22,964 (やじ馬)伊達の殿さんが 何ぞ おもろいこと しはるゆう話や。 32 00:04:22,964 --> 00:04:27,819 おもろいこと? 例の白装束で来はるんやろか。 33 00:04:27,819 --> 00:04:29,821 白装束? 34 00:04:29,821 --> 00:04:32,523 (新兵衛)さあさ 急いだ 急いだ! 35 00:04:32,523 --> 00:04:37,528 新兵衛様 まことに蔵の物を すべて売り切るつもりですか? 36 00:04:37,528 --> 00:04:41,149 うむ。 織部正様からの お達しだ。 37 00:04:41,149 --> 00:04:45,720 何やら 店の前で 一芝居 打たれるらしい。 38 00:04:45,720 --> 00:04:48,690 お? うん? …あ! 39 00:04:48,690 --> 00:04:51,643 ≪(鐘の音) 40 00:04:51,643 --> 00:04:53,843 利休様…。 41 00:05:00,268 --> 00:05:02,668 (鐘の音) 42 00:05:06,557 --> 00:05:10,057 (新兵衛)あっ 利休様! 43 00:05:13,564 --> 00:05:15,564 う~ん…。 44 00:05:17,218 --> 00:05:22,718 来た 来た! 来はったで~! 伊達の大軍団の お出ましや~! 45 00:05:24,892 --> 00:05:28,792 (近づく足音) 46 00:05:33,651 --> 00:05:36,851 (どよめき) 47 00:05:42,643 --> 00:05:45,513 ♪♪~ 48 00:05:45,513 --> 00:05:52,186 何や あれは?! 金色の磔台! 49 00:05:52,186 --> 00:05:55,686 (どよめき) 50 00:05:59,143 --> 00:06:04,015 ♪♪~ 51 00:06:04,015 --> 00:06:06,484 おおっ! 伊達政宗! 52 00:06:06,484 --> 00:06:10,621 ♪♪~ 53 00:06:10,621 --> 00:06:13,775 フッ! 54 00:06:13,775 --> 00:06:16,778 おお~っ! 55 00:06:16,778 --> 00:06:28,556 ♪♪~ 56 00:06:28,556 --> 00:06:30,556 (どよめき) 57 00:06:32,860 --> 00:06:35,263 ええい…。 58 00:06:35,263 --> 00:06:47,375 ♪♪~ 59 00:06:47,375 --> 00:06:49,927 カ… カッコええ! 60 00:06:49,927 --> 00:06:54,415 (歓声) 61 00:06:54,415 --> 00:06:59,454 ♪♪~ 62 00:06:59,454 --> 00:07:01,556 うん? 63 00:07:01,556 --> 00:07:27,532 ♪♪~ 64 00:07:27,532 --> 00:07:32,120 関白様が名代たる 蒲生飛騨守と いさかいを起こし→ 65 00:07:32,120 --> 00:07:36,724 奥州が一揆まで扇動せんとは 不届き千万! 66 00:07:36,724 --> 00:07:40,695 なにィ! (小声で)殿 ここは かねて打ち合わせのとおりに。 67 00:07:40,695 --> 00:07:42,680 う… ツッ。 68 00:07:42,680 --> 00:07:46,217 されど 落とし前をつけんと上洛し→ 69 00:07:46,217 --> 00:07:51,055 自ら磔台を担ぎ 行進するとは あっぱれ。 70 00:07:51,055 --> 00:07:55,593 よって この古田織部正→ 71 00:07:55,593 --> 00:08:00,515 死に水ならぬ 死に茶を遣わす! 72 00:08:00,515 --> 00:08:02,867 鋭っ! 73 00:08:02,867 --> 00:08:04,867 おお~! 74 00:08:11,559 --> 00:08:13,859 (飲む音) 75 00:08:17,915 --> 00:08:20,415 むむっ… くわ~っ! 76 00:08:22,086 --> 00:08:24,386 うめェ! 77 00:08:28,259 --> 00:08:32,430 器の あまりの良さに この政宗ェ! 78 00:08:32,430 --> 00:08:36,684 目・が・く・ら・まァ! 79 00:08:36,684 --> 00:08:39,220 (どよめき) 80 00:08:39,220 --> 00:08:42,256 すごい! 何や ようわからんが…。 81 00:08:42,256 --> 00:08:44,242 とにかく すごい! 82 00:08:44,242 --> 00:08:46,427 (歓声) 83 00:08:46,427 --> 00:08:59,257 ♪♪~ 84 00:08:59,257 --> 00:09:01,242 プッ…。 85 00:09:01,242 --> 00:09:06,781 クックックッ… 実に面白い茶席だった。 86 00:09:06,781 --> 00:09:09,917 2人の顔を よう見比べてみよ。→ 87 00:09:09,917 --> 00:09:14,722 義兄上は あの笑いが欲しうて 体を張り 一芝居 打った。→ 88 00:09:14,722 --> 00:09:17,892 かたや伊達殿が 命懸けで なしたことは→ 89 00:09:17,892 --> 00:09:22,146 己の格好良さを 誇示せんがため。 90 00:09:22,146 --> 00:09:28,636 各々談合の上だが 2人の達成感が こうも違うとは。 91 00:09:28,636 --> 00:09:34,058 果たして 京の者は どちらの趣に酔いしれたか…。 92 00:09:34,058 --> 00:09:36,577 こういうのを 待っとったんや! 93 00:09:36,577 --> 00:09:40,748 わびだの何だの 心気臭い風情は もう真っ平や! 94 00:09:40,748 --> 00:09:45,786 関白を恐れぬ伊達の心意気は わてらにも あるんや! 95 00:09:45,786 --> 00:09:52,260 まったく… 若いもんは すぐに わかりやすきほうに流されよる。 96 00:09:52,260 --> 00:09:55,963 枯淡の美など 難しすぎるんやろな。 97 00:09:55,963 --> 00:09:59,784 かような熱は すぐに飽きられ… うっ! 98 00:09:59,784 --> 00:10:02,620 何すんだい! (おくに) 99 00:10:02,620 --> 00:10:06,173 これ! 女子が むやみに叫ぶもんじゃない。 100 00:10:06,173 --> 00:10:11,212 気を散らされたくないんだよ! アハ 黙って見てな。→ 101 00:10:11,212 --> 00:10:14,512 あの伊達様の男っぷりを。 102 00:10:18,119 --> 00:10:23,124 あたいは… あたいはねぇ…→ 103 00:10:23,124 --> 00:10:30,181 頭のてっぺんから爪の先まで ウ~ンで ア~ンなのさぁ。 104 00:10:30,181 --> 00:10:33,734 さっきから おかしいぞ。 (おくに)伊達様の後を追うんだよ。 105 00:10:33,734 --> 00:10:38,739 (連れの男)お~い 待て おくに! ややこ踊りの おくによ~! 106 00:10:38,739 --> 00:10:44,639 (新兵衛)お待ち下され! 順に! 器は順にお売りしますので。 107 00:10:46,764 --> 00:10:49,583 ふむ。 108 00:10:49,583 --> 00:10:51,583 うんっ?! 109 00:10:57,892 --> 00:11:02,313 伊達の一行に 随伴しておられたのか…。 110 00:11:02,313 --> 00:11:07,018  心の声 これは まずい。 夕刻には我が屋敷に招き→ 111 00:11:07,018 --> 00:11:12,056 三門の責を軽うせんとした本意を 明かすつもりでおったが→ 112 00:11:12,056 --> 00:11:16,956 はしたなき 伊達との やり取りを 見られてしもうたか…。 113 00:11:20,214 --> 00:11:23,551  心の声 謝らねば。→ 114 00:11:23,551 --> 00:11:28,956 決して わび数寄を 愚弄するつもりはなかったと。 115 00:11:28,956 --> 00:11:32,056 (鐘の音) 116 00:11:35,763 --> 00:11:39,963 会いたかったぜェ 利休居士! 117 00:11:43,487 --> 00:11:46,240 早速 茶の湯を 教えてくれェ! 118 00:11:46,240 --> 00:11:50,644 天下に轟く 「わび」ってヤツをよォ。→ 119 00:11:50,644 --> 00:11:56,550 もう茶室も出来上がってらァな。 家臣に早々に造らせたのさァ!→ 120 00:11:56,550 --> 00:12:02,256 命のあるうちァ いくらでも 茶をたてられるぜェ! 121 00:12:02,256 --> 00:12:06,660 (千 利休)私ごときに もったいのう お言葉ですが→ 122 00:12:06,660 --> 00:12:08,662 今は この手にて…。 123 00:12:08,662 --> 00:12:10,781 うっ! 124 00:12:10,781 --> 00:12:16,654 口指南で かまわねえ。 あんたの 息吹が感じられりゃァ 十分さァ。 125 00:12:16,654 --> 00:12:18,656 (従者)殿! え? 126 00:12:18,656 --> 00:12:23,828 京の町衆が続々と挨拶に現れ 広間に待たせておりますが。 127 00:12:23,828 --> 00:12:28,128 わかったぜェ。 あんたも つきあってくれ。 128 00:12:29,984 --> 00:12:32,720 (町衆1)伊達殿が 赦免された暁には→ 129 00:12:32,720 --> 00:12:35,956 是非とも 私どもの店を ごひいきに。 130 00:12:35,956 --> 00:12:40,528 (町衆2)いやなに 関白様は風流を 解せぬお方ではありません。→ 131 00:12:40,528 --> 00:12:44,615 この盛り上がりを知れば 逆に喜びましょうぞ。 132 00:12:44,615 --> 00:12:48,752 (町衆3)では 伊達祭りを 続けねば なりませぬな。 133 00:12:48,752 --> 00:12:51,952 しばらくは わび数寄を忘れて… あっ! 134 00:12:54,992 --> 00:12:58,145 利休様の前で これは失礼。 135 00:12:58,145 --> 00:13:03,167 (町衆の笑い声) 136 00:13:03,167 --> 00:13:06,187 ♪♪~ 137 00:13:06,187 --> 00:13:10,891  回想 (丿貫)人の欲の達成には 限りがあるのじゃ。 138 00:13:10,891 --> 00:13:15,713 (町衆の笑い声) 139 00:13:15,713 --> 00:13:19,583  心の声 私のやれることは これまでか。 140 00:13:19,583 --> 00:13:23,120 ♪♪~ 141 00:13:23,120 --> 00:13:31,829  心の声 先に黄泉へと逝くべきは 関白様ではのうて この私。→ 142 00:13:31,829 --> 00:13:38,452 ただでは逝かぬ。 それが私の 最期の業。 143 00:13:38,452 --> 00:13:53,467 ♪♪~ 144 00:13:53,467 --> 00:14:00,808  心の声 「夜には伺う」と 便りを もろうたが 宗匠は来ぬか…。 145 00:14:00,808 --> 00:14:25,382 ♪♪~ 146 00:14:25,382 --> 00:14:31,555  心の声  宗匠とは 二度と話せぬ気が…。 147 00:14:31,555 --> 00:14:35,655 ♪♪~ 148 00:14:37,661 --> 00:14:45,085 (古渓宗陳)これは 利休居士愛玩の 「わび」が逸物… 橋立の茶壺。 149 00:14:45,085 --> 00:14:51,585 (利休)古渓和尚に預けます。 関白様の使者が取りに来たとて…。 150 00:14:54,528 --> 00:14:58,928 決して渡さぬよう お願い申し上げます。 151 00:15:04,421 --> 00:15:09,209 さようなまねをすれば あなたに 問われておる 三門の責は→ 152 00:15:09,209 --> 00:15:12,009 更に重うなりまするぞ。 153 00:15:14,665 --> 00:15:18,365 まさか 既に死す覚悟を…? 154 00:15:22,239 --> 00:15:25,593 早まりますな! せめて徳川様の…。 155 00:15:25,593 --> 00:15:27,893 動きますまい。 あ! 156 00:15:29,980 --> 00:15:38,155 私は自ら まことの わびの芽を 摘んでおったのです。 157 00:15:38,155 --> 00:15:43,077 どう あがいても 己で己が許されませぬ。 158 00:15:43,077 --> 00:15:46,277 自ら刑死を望むと?! 159 00:15:48,282 --> 00:15:54,555 されど 関白様に 私をあやめる 決断は できかねましょう。→ 160 00:15:54,555 --> 00:15:57,755 それでも償うて頂きます。 161 00:16:00,244 --> 00:16:06,433 (利休)私と等しく わびの芽を摘んだ罪を…。 162 00:16:06,433 --> 00:16:09,520 (雷鳴) 163 00:16:09,520 --> 00:16:16,727 私を罰する苦しみをもって 犯した 罪の重さを味おうて頂きます。 164 00:16:16,727 --> 00:16:20,130 それが わび数寄への 落とし前にて。 165 00:16:20,130 --> 00:16:22,230 あ あ…。 166 00:16:31,075 --> 00:16:37,375 聚楽第の宝物蔵に 用があるゆえ これにて。 167 00:16:39,116 --> 00:16:41,952 (障子を開ける音) 利休居士! 168 00:16:41,952 --> 00:16:47,791 私に関わりますな。 茶禅の軸たる大徳寺が→ 169 00:16:47,791 --> 00:16:50,891 政ごときに 負けとうなかったら。 170 00:16:52,579 --> 00:16:54,898 (太鼓の音) 171 00:16:54,898 --> 00:16:59,953 (豊臣秀吉)これは お前の出した 書状よのう 政宗。 172 00:16:59,953 --> 00:17:02,523 ぐっ…。 173 00:17:02,523 --> 00:17:07,261 奥州一揆を煽らん旨が 書かれておる。 174 00:17:07,261 --> 00:17:12,883 冗談に過ぎるぜ 関白様よォ! もし俺の書状なら→ 175 00:17:12,883 --> 00:17:16,720 鶺鴒の花押の目に針穴が…。 (書状を破る音) 176 00:17:16,720 --> 00:17:19,073 あっ! なっ! 177 00:17:19,073 --> 00:17:26,373 担いだ磔柱が金色でよかったのう。 もし黒き物であったなら…。 178 00:17:28,298 --> 00:17:31,785 ククッ ククク…。 179 00:17:31,785 --> 00:17:35,385 京の者にも感謝するがよい。 180 00:17:37,424 --> 00:17:39,426 (蒲生氏郷)あ… 殿下! 181 00:17:39,426 --> 00:17:45,282 会津一帯の伊達領は没収す。 それで収めい 蒲生。 182 00:17:45,282 --> 00:17:51,121 これにて落着ぞ。 くだらぬ喧嘩に 二度と余をわずらわすな。 183 00:17:51,121 --> 00:17:54,658 さあ 互いに抱き合えい。 (2人)うっ! 184 00:17:54,658 --> 00:17:56,994 抱き合えい! 185 00:17:56,994 --> 00:17:59,094 (2人)あ…。 186 00:18:01,482 --> 00:18:03,500 (2人)う~…。 187 00:18:03,500 --> 00:18:05,953 ♪♪~ 188 00:18:05,953 --> 00:18:10,157 (石田三成) 伊達の件 穏便に過ぎませぬか? 189 00:18:10,157 --> 00:18:16,013 唐入りで 精魂尽き果てさす 良い口実が出来たわ。→ 190 00:18:16,013 --> 00:18:19,650 お前も忍城の件 忘れてはいまいな。 191 00:18:19,650 --> 00:18:26,089 はっ。 されど利休も穏便に …とは まいりませぬ。 192 00:18:26,089 --> 00:18:30,494 行状を調べ上げたところ 三門の件以外にも→ 193 00:18:30,494 --> 00:18:33,864 売僧の疑いが 浮かんでまいりました。 194 00:18:33,864 --> 00:18:40,087 高僧たる権威に乗じた 世の秩序を乱す悪行にて。 195 00:18:40,087 --> 00:18:42,523 いかにする? 196 00:18:42,523 --> 00:18:48,679 山上宗二と等しく 斬首が妥当かと。 197 00:18:48,679 --> 00:18:52,516 民や諸将の支持を (秀吉) 無視してもか? 198 00:18:52,516 --> 00:18:55,552 (三成)市中を歩き 尋ねたところ→ 199 00:18:55,552 --> 00:18:59,490 以前ほど わび数寄に 敬慕はございませぬ。 200 00:18:59,490 --> 00:19:01,725 むう…。 201 00:19:01,725 --> 00:19:09,225 いまだ筆頭茶頭にとどめ 何ゆえ ためらわれます? 202 00:19:11,051 --> 00:19:13,051 う…。 203 00:19:14,721 --> 00:19:17,524  回想  (叫び声) 204 00:19:17,524 --> 00:19:25,124 (秀吉)ううっ うっ うっ… 利休 助けろ! …利休。 205 00:19:26,750 --> 00:19:30,187 お前に この気持ちは わからぬわ。 206 00:19:30,187 --> 00:19:32,723 されど 殿下…。 207 00:19:32,723 --> 00:19:34,723 黙れ! 208 00:19:39,263 --> 00:19:42,733 ならば宗匠は 京を追放と?! 209 00:19:42,733 --> 00:19:46,019 それとなく前田様に 伺うたところ→ 210 00:19:46,019 --> 00:19:50,240 三門の責の落としどころは その辺りになろうかと。 211 00:19:50,240 --> 00:19:55,462 大政所様や 北政所様も 赦免を求めておるとのこと。 212 00:19:55,462 --> 00:19:58,582 ふぅ… 正直ほっといたした。 213 00:19:58,582 --> 00:20:02,653 やはり関白様は 血も涙も 無きお方ではなかった。 214 00:20:02,653 --> 00:20:08,692 私も胸をなで下ろしました。 デウスの ご加護もあったのでしょうが→ 215 00:20:08,692 --> 00:20:11,979 伊達祭りも 少しは効きましたかな。 216 00:20:11,979 --> 00:20:14,581 ハハハハハ! 217 00:20:14,581 --> 00:20:17,134 (細川忠興)追放でも重すぎる! 218 00:20:17,134 --> 00:20:21,355 石田め 己が権勢欲しさに 宗匠を退けおったな! 219 00:20:21,355 --> 00:20:26,043 落ち着きなされ。 刻がたてば 戻ってこられよう。 220 00:20:26,043 --> 00:20:30,430 さよう。 同じく追放を受けた この私とて→ 221 00:20:30,430 --> 00:20:32,916 こうして 京におられるのですから。 222 00:20:32,916 --> 00:20:37,955 いや 某のみならず 他の数寄大名とて黙っておらぬ! 223 00:20:37,955 --> 00:20:41,959 考えてもみなされ! 宗匠を除かんとするは→ 224 00:20:41,959 --> 00:20:45,445 師と仰ぐ我らをも 排しかねぬということ!→ 225 00:20:45,445 --> 00:20:48,665 これは天下を揺るがす 一大事ぞ! 226 00:20:48,665 --> 00:20:50,651 う~む…。 227 00:20:50,651 --> 00:20:55,451 沙汰の出るまでに… 何とか追放を免ぜねば。 228 00:20:59,509 --> 00:21:03,747 (鳥の鳴き声) 229 00:21:03,747 --> 00:21:10,988 公の沙汰の前に申しおく。 お前を堺にて閉門とす。 230 00:21:10,988 --> 00:21:14,257 己が所業を悔い改めるがよい。 231 00:21:14,257 --> 00:21:17,911 (茶をたてる音) 232 00:21:17,911 --> 00:21:24,111 最後ぞ 利休。 余の点前を評してみよ。 233 00:21:34,111 --> 00:21:47,741 ♪♪~ 234 00:21:47,741 --> 00:21:51,441 お世話になりました 秀吉様。 235 00:21:53,230 --> 00:21:55,215 はっ! 236 00:21:55,215 --> 00:22:23,260 ♪♪~ 237 00:22:23,260 --> 00:22:25,245 うん? 238 00:22:25,245 --> 00:22:30,250 ♪♪~ 239 00:22:30,250 --> 00:22:33,153 はっ! 240 00:22:33,153 --> 00:22:39,576  心の声  ああ… あれは… 「楢柴」! 241 00:22:39,576 --> 00:22:48,435 ♪♪~ 242 00:22:48,435 --> 00:22:50,454 うっ! 243 00:22:50,454 --> 00:22:55,492 ♪♪~ 244 00:22:55,492 --> 00:22:57,492 (割れる音) 245 00:22:59,579 --> 00:23:06,753 (叫び声) 246 00:23:06,753 --> 00:23:30,353 ♪♪~ 247 00:23:32,929 --> 00:23:35,749 ♪♪~(エンディングテーマ) 248 00:23:35,749 --> 00:23:41,621 ♪♪「あなたの胸 触れるそのたび」 249 00:23:41,621 --> 00:23:47,878 ♪♪「火傷しそうな 真摯な情熱」 250 00:23:47,878 --> 00:23:54,084 ♪♪「世界中を敵に回したって」 251 00:23:54,084 --> 00:24:00,323 ♪♪「目指したならどうぞ 貫いてください」 252 00:24:00,323 --> 00:24:06,079 ♪♪「男は蝶々で 女は花で」 253 00:24:06,079 --> 00:24:13,086 ♪♪「空と大地とでも 同じ明日を選べるの」 254 00:24:13,086 --> 00:24:18,675 ♪♪「時に流され 距離にはなされる」 255 00:24:18,675 --> 00:24:21,478 ♪♪「絆なんて絆じゃない」 256 00:24:21,478 --> 00:24:25,348 ♪♪「思うまま生きて そして」 257 00:24:25,348 --> 00:24:30,987 ♪♪「昇った天辺から 見える」 258 00:24:30,987 --> 00:24:34,858 ♪♪「景色を教えて いつか」 259 00:24:34,858 --> 00:24:43,550 ♪♪「恋に堕ちてく 愛に溺れてく 私のこの幸せより」 260 00:24:43,550 --> 00:24:47,087 ♪♪「叶えたい願い それは」 261 00:24:47,087 --> 00:24:54,077 ♪♪「あなたの追う美しいもの」 262 00:24:54,077 --> 00:24:59,077 ♪♪「壊されないで 永遠に」 263 00:25:01,918 --> 00:25:22,322 ♪♪~ 264 00:25:22,322 --> 00:25:25,592 「淀川 黄昏」。 265 00:25:25,592 --> 00:25:29,292 武か数寄か それが問題にて候。