1 00:01:42,369 --> 00:01:46,540 ♬(エルフたち)「シェンガー カーニデイ バェーラス ォゼー スタンパス デリラ バェール」 2 00:01:46,540 --> 00:01:50,711 ♬「ラデイセン ブラッディレン ロディメメン ファォーーー ヌ タンパス ヴィクラ メーール」 3 00:01:50,711 --> 00:01:54,715 ♬「ローミン ヴェー オ バルカス メ バェール ヌ ブレンスル オラメー パェール」 4 00:01:54,715 --> 00:02:01,621 ♬(エルフたちの歌声) 5 00:02:03,490 --> 00:02:06,159 (ラファ)ただいま戻りました。 (ラスティ/ハクレン)フン! 6 00:02:06,159 --> 00:02:08,662 (ヒラク)ああ おかえり。 お疲れさま。 7 00:02:08,662 --> 00:02:13,333 《以前 発見した 北のダンジョンから 調査隊が帰ってきた》 8 00:02:13,333 --> 00:02:15,335 しかし…。 9 00:02:15,335 --> 00:02:18,505 ピーヒョロ…。 すごい獲物だな。 10 00:02:18,505 --> 00:02:21,842 (ハクレン)いや~ 大猟だね。 (ラスティ)楽勝だよ。 11 00:02:21,842 --> 00:02:25,846 (一同)うわ~! ふむふむ。 なるほど。 12 00:02:25,846 --> 00:02:28,015 すごい! 13 00:02:28,015 --> 00:02:30,017 豪華ですわね。 14 00:02:32,853 --> 00:02:35,689 (ティア)ほんとに すごく…。 15 00:02:35,689 --> 00:02:37,858 (ルー)ほんと たまらないわね。 16 00:02:37,858 --> 00:02:42,029 たくさん食べてくれよ。 アンたちが 頑張って さばいてくれたからな。 17 00:02:42,029 --> 00:02:44,031 (アン)恐れ入ります。 18 00:02:44,031 --> 00:02:46,033 何せ 蛇って ほら➨ 19 00:02:46,033 --> 00:02:48,368 どこ 切っても 肋骨だから。 20 00:02:48,368 --> 00:02:51,705 たくさん狩ってきてもらったから しばらく 蛇三昧だな。 21 00:02:51,705 --> 00:02:54,708 あっ 急いで食べなくても 平気らしいです。 22 00:02:54,708 --> 00:02:58,712 生命力が強くて 肉も なかなか 腐らないみたいで。 23 00:02:58,712 --> 00:03:01,481 (リア)ブラッディバイパーって 頭が残っていれば➨ 24 00:03:01,481 --> 00:03:04,317 丸ごと 再生するんですよ。 25 00:03:04,317 --> 00:03:06,987 なかなか 想像したくない絵面だな。 26 00:03:06,987 --> 00:03:10,657 それで ブラッディバイパーは まだまだ 取れそうでしたか? 27 00:03:10,657 --> 00:03:14,494 残念ながら 大きい個体は もう いなさそうで。 28 00:03:14,494 --> 00:03:16,830 一族再興計画に 支障が…。 29 00:03:16,830 --> 00:03:18,999 あっという間に やっつけちゃったよね。 30 00:03:18,999 --> 00:03:21,168 肩慣らしにもならなかった。 31 00:03:21,168 --> 00:03:24,004 まあ 危ない目に遭うより いいじゃないか。 32 00:03:24,004 --> 00:03:27,674 お2人のおかげで ブラッディバイパーに襲われていた住人を➨ 33 00:03:27,674 --> 00:03:29,676 助けることもできましたし。 34 00:03:29,676 --> 00:03:32,345 ダンジョンに 誰か住んでたのか? はい。 35 00:03:32,345 --> 00:03:35,682 巨人族と呼ばれる種族らしいです。 なんと! 36 00:03:35,682 --> 00:03:37,684 《なんだか 秘境を探検する番組に➨ 37 00:03:37,684 --> 00:03:40,353 登場しそうな…。 38 00:03:40,353 --> 00:03:42,522 考えてみると➨ 39 00:03:42,522 --> 00:03:46,193 今 俺は 病院のテレビで 見ていた番組よりも➨ 40 00:03:46,193 --> 00:03:49,696 よほど不思議な世界で 暮らしてるんだよな》 41 00:03:49,696 --> 00:03:52,365 他に 何か 変わったことはなかったか? 42 00:03:52,365 --> 00:03:54,367 珍しいものとか。 43 00:03:54,367 --> 00:03:56,703 珍しいかは わかりませんが➨ 44 00:03:56,703 --> 00:03:58,872 巨人族が言うには ダンジョンの北に➨ 45 00:03:58,872 --> 00:04:01,475 熱い水の湧く場所があるそうです。 46 00:04:01,475 --> 00:04:05,579 熱い水… つまり…。 47 00:04:09,483 --> 00:04:11,485 すぐに 調査に向かおう。 48 00:04:11,485 --> 00:04:14,154 その湧き水の所にですか? 49 00:04:14,154 --> 00:04:16,990 水でしたら 十分 足りているような。 50 00:04:16,990 --> 00:04:20,494 違うんだ。 温泉は 特別なんだ! 51 00:04:20,494 --> 00:04:23,663 温泉というのはだな ただ 熱いだけの水ではなく➨ 52 00:04:23,663 --> 00:04:28,001 とても健康で 文化的な こう… 血行とかにいいんだ! 53 00:04:28,001 --> 00:04:30,170 《というわけで みんなを説得して➨ 54 00:04:30,170 --> 00:04:32,506 温泉へ向かう調査隊を結成した》 55 00:04:32,506 --> 00:04:35,675 あなたも参加するの? 珍しいわね。 56 00:04:35,675 --> 00:04:37,677 そっ… そうかな。 57 00:04:37,677 --> 00:04:40,680 外に出かけるのが 苦手なのかと思ってたわ。 58 00:04:40,680 --> 00:04:42,849 別に そういうわけでは…。 59 00:04:42,849 --> 00:04:44,851 なんだかんだ 忙しくて。 60 00:04:44,851 --> 00:04:48,188 でも 二ノ村や三ノ村も落ち着いたし➨ 61 00:04:48,188 --> 00:04:50,857 新しい場所に ちょっと 興味が湧いてな。 62 00:04:50,857 --> 00:04:54,194 ふ~ん? 「ちょっと」ね。 ああ…。 63 00:04:54,194 --> 00:04:56,530 ザブトンに 衣装まで頼んじゃって。 64 00:04:56,530 --> 00:04:58,698 いや せっかくだし! 探検隊だし! 65 00:04:58,698 --> 00:05:01,134 秘境の温泉に 巨人族までいるんだぞ! 66 00:05:01,134 --> 00:05:03,136 しっかり備えないと。 67 00:05:03,136 --> 00:05:06,473 (グランマリア)しかし 巨人族と 会うために こちらから➨ 68 00:05:06,473 --> 00:05:08,642 しかも 村長自ら出向くのは➨ 69 00:05:08,642 --> 00:05:10,977 あまり よくないのではないでしょうか。 70 00:05:10,977 --> 00:05:13,980 まずは 向こうから 挨拶に来させるべきでは? 71 00:05:13,980 --> 00:05:17,984 それで呼びつけるのは 結構 失礼な気がするが…。 72 00:05:17,984 --> 00:05:20,987 それにだな 向こうから来てもらったら➨ 73 00:05:20,987 --> 00:05:24,491 せっかくの探検隊スペシャルの ありがたみが薄れるというか…。 74 00:05:24,491 --> 00:05:26,493 スペシャル? 75 00:05:26,493 --> 00:05:29,829 とにかく この先 何が 待ち受けているか わからないし➨ 76 00:05:29,829 --> 00:05:31,832 安全第一で行こう。 77 00:05:31,832 --> 00:05:34,167 (ヴァルグライフ)いや~ 楽しみだな。 78 00:05:34,167 --> 00:05:36,503 始祖さん いつの間に…。 79 00:05:36,503 --> 00:05:39,506 創造神様の像を 拝みに来たんだけど➨ 80 00:05:39,506 --> 00:05:41,675 おもしろそうなことをしているね。 81 00:05:41,675 --> 00:05:45,679 僕も交ぜてくれないかな。 はぁ… かまいませんが…。 82 00:05:45,679 --> 00:05:49,182 改めて 温泉調査隊 出発だ! 83 00:05:49,182 --> 00:05:51,184 (一同)お~! 84 00:05:51,184 --> 00:05:53,520 んじゃ 転移魔法で行こうか。 85 00:05:53,520 --> 00:05:55,522 えっ? うっ… はい。 86 00:06:02,462 --> 00:06:05,131 これ 結構 勇気いりますね。 んっ…。 87 00:06:05,131 --> 00:06:07,801 (ヴァルグライフ) 平気だよ。 思い切って ほら。 88 00:06:07,801 --> 00:06:10,804 あっ! うっ…。 あっ… あっ? 89 00:06:10,804 --> 00:06:15,475 これが 転移魔法。 あっという間に 別の場所。 90 00:06:15,475 --> 00:06:19,145 へぇ~。 お~ 楽ちん。 《本当に 一瞬で着いてしまった。 91 00:06:19,145 --> 00:06:21,481 まあ 歩いてくるわけにもいかないが➨ 92 00:06:21,481 --> 00:06:23,984 ずいぶん 山が近い。 93 00:06:23,984 --> 00:06:26,486 村の近くとは 雰囲気が違うな》 94 00:06:26,486 --> 00:06:28,488 みんな 通ったかな? 95 00:06:28,488 --> 00:06:30,824 (フローラ)はい。 よ~し。 96 00:06:30,824 --> 00:06:34,995 あの岩山… というか 石造りの山は? 97 00:06:34,995 --> 00:06:38,665 あれが ダンジョンの入り口。 そうか。 98 00:06:38,665 --> 00:06:41,334 早速 巨人族と会えるかな。 (地響き) 99 00:06:41,334 --> 00:06:43,336 (ラスティ/ルー)あっ…。 なんだ? 100 00:06:43,336 --> 00:06:46,840 (巨人族たち)ハァハァ ハァハァ…。 何か 近づいて…。 101 00:06:46,840 --> 00:06:48,842 (巨人族たち)ハァハァ ハァハァ…。 102 00:06:48,842 --> 00:06:51,511 あれが 巨人族だけど…。 えっ! 103 00:06:51,511 --> 00:06:53,680 思ったより もこもことした…。 104 00:06:53,680 --> 00:06:57,017 様子が おかしくない? ずいぶん 慌ててるみたい。 105 00:06:57,017 --> 00:07:00,120 あの ちょっと話をしたいんだけど…。 106 00:07:00,120 --> 00:07:02,455 (巨人族たち)うわ~! 何か 問題でも…。 107 00:07:02,455 --> 00:07:05,292 あったんだろうな。 あっ 見て! 108 00:07:05,292 --> 00:07:07,294 (巨人族たち)うわ~! (威嚇する声) 109 00:07:07,294 --> 00:07:09,296 ブラッディバイパー! 110 00:07:09,296 --> 00:07:11,298 大きいのは やっつけたはずなのに。 111 00:07:11,298 --> 00:07:13,300 まだいたんですね! 112 00:07:13,300 --> 00:07:16,303 (鳴き声) 113 00:07:16,303 --> 00:07:18,471 えっ! どうしたんだ? 114 00:07:18,471 --> 00:07:24,477 (うなり声) 115 00:07:24,477 --> 00:07:26,813 なんだ? あれ! アースラットです。 116 00:07:26,813 --> 00:07:30,483 気を付けてください! 117 00:07:30,483 --> 00:07:32,485 うわっ! (ハクレン/ラスティ)んっ! 118 00:07:34,821 --> 00:07:36,823 (ラスティ/ハクレン)フッ! 119 00:07:44,164 --> 00:07:49,169 いや~ 派手に飛んだね。 やり過ぎのような…。 んっ? 120 00:07:49,169 --> 00:07:51,171 (クロの うなり声) 121 00:07:51,171 --> 00:07:53,173 おっ! 122 00:07:53,173 --> 00:07:55,842 あっ! 《まだいたのか!》 123 00:07:55,842 --> 00:07:57,844 んっ! 124 00:07:57,844 --> 00:07:59,846 はぁ! 125 00:08:02,615 --> 00:08:05,285 大丈夫か? (鳴き声) 126 00:08:05,285 --> 00:08:08,621 おっ…。 よしよし。 127 00:08:08,621 --> 00:08:10,824 お~ ベトベトだな。 128 00:08:12,792 --> 00:08:15,962 この度は 助けていただき ありがとうございます。 129 00:08:15,962 --> 00:08:17,964 あっ ああ…。 130 00:08:17,964 --> 00:08:22,969 《改めて見ると 巨人というより 子ども番組の着ぐるみっぽい》 131 00:08:22,969 --> 00:08:25,305 うぅ…。 ああ… えっと➨ 132 00:08:25,305 --> 00:08:28,308 さっきのアースラットは この辺りに たくさんいるのかな? 133 00:08:28,308 --> 00:08:31,144 いえ ふだんは見かけないのですが…。 134 00:08:31,144 --> 00:08:34,981 我々が住んでいるダンジョンの中が 一部 崩落しまして➨ 135 00:08:34,981 --> 00:08:36,983 その穴から出てきたのです。 136 00:08:36,983 --> 00:08:39,319 崩落? アースラットが やったのか? 137 00:08:39,319 --> 00:08:44,157 いえ 先日 ブラッディバイパーを 退治してもらったときに その…。 138 00:08:44,157 --> 00:08:46,493 戦いの余波で…。 139 00:08:46,493 --> 00:08:49,329 それって…。 (ラスティ/ハクレン)んっ…。 140 00:08:49,329 --> 00:08:51,331 事情は わかった。 141 00:08:51,331 --> 00:08:53,833 うちの村の者が 迷惑をかけたようだ。 142 00:08:53,833 --> 00:08:55,835 (2人)あっ…。 143 00:08:55,835 --> 00:08:58,171 申し訳ない。 144 00:08:58,171 --> 00:09:01,107 たまたま居合わせたから よかったものの➨ 145 00:09:01,107 --> 00:09:03,777 もっと 大変なことに なっていたかも…。 146 00:09:03,777 --> 00:09:08,615 そんな! とんでもありません。 頭を上げてください。 147 00:09:08,615 --> 00:09:10,617 そちらのせいではありませんから。 148 00:09:10,617 --> 00:09:13,620 崩落がなくても いずれ 遭遇していたでしょうし…。 149 00:09:13,620 --> 00:09:17,123 んっ…。 フッ…。 150 00:09:17,123 --> 00:09:19,626 それで どうするの? 151 00:09:19,626 --> 00:09:21,961 巨人族たちは こちらに責任はないと➨ 152 00:09:21,961 --> 00:09:25,465 言ってくれているが 危険な魔物が出てくる穴を➨ 153 00:09:25,465 --> 00:09:27,801 放っておくわけにもいかないよな。 154 00:09:27,801 --> 00:09:31,137 穴を塞ぐだけでは また掘り返されそうですし➨ 155 00:09:31,137 --> 00:09:33,973 ちゃんと駆除したほうが よさそうですね。 156 00:09:33,973 --> 00:09:36,810 (ハクレン)私が行く。 んっ…。 157 00:09:36,810 --> 00:09:38,812 ああ 助かるが…。 158 00:09:38,812 --> 00:09:40,814 任せておいて。 159 00:09:40,814 --> 00:09:43,483 んっ… 私も! 160 00:09:43,483 --> 00:09:45,985 《話し合いの結果➨ 161 00:09:45,985 --> 00:09:48,321 手分けして 穴の調査と温泉の調査を➨ 162 00:09:48,321 --> 00:09:51,324 同時に行うことになった》 163 00:09:51,324 --> 00:09:53,326 じゃあ 行ってくるよ。 164 00:09:53,326 --> 00:09:56,996 俺も 穴の調査に 参加したほうがいいのでは? 165 00:09:56,996 --> 00:10:01,668 平気さ。 もともとの目的は 温泉の調査なんだから➨ 166 00:10:01,668 --> 00:10:04,337 気にせず そっちに専念してよ。 167 00:10:04,337 --> 00:10:07,674 んっ! あっ! うっ… 待って! 168 00:10:07,674 --> 00:10:09,676 大丈夫かな? 169 00:10:14,347 --> 00:10:17,350 んっ… んっと! フゥー…。 170 00:10:17,350 --> 00:10:21,187 山が近いからか 地形も起伏が大きいな。 171 00:10:21,187 --> 00:10:24,858 (水の音) 172 00:10:24,858 --> 00:10:27,360 水源に かなり近づいたと思います。 173 00:10:27,360 --> 00:10:29,529 水の音が はっきりしてきました。 174 00:10:29,529 --> 00:10:34,534 んっ! グランマリアが 上空から 正確な場所を調べているので➨ 175 00:10:34,534 --> 00:10:37,370 戻ってきたら 出発しましょ…。 176 00:10:37,370 --> 00:10:40,073 んっ? この木に 何か? 177 00:10:42,041 --> 00:10:44,544 んっ! うん? 178 00:10:44,544 --> 00:10:48,214 爪痕ですよね。 179 00:10:48,214 --> 00:10:50,717 あんな高さにあるということは…。 180 00:10:50,717 --> 00:10:53,219 つまり…。 傷を付けたのは➨ 181 00:10:53,219 --> 00:10:57,223 とてつもない大物だということで。 (うなり声) 182 00:10:57,223 --> 00:10:59,225 (咆哮) 183 00:10:59,225 --> 00:11:01,160 うっ…。 ん~! 184 00:11:01,160 --> 00:11:04,998 なぁ~! そい! 185 00:11:04,998 --> 00:11:08,501 お待たせしました。 もう少しで 目的地に…。 186 00:11:08,501 --> 00:11:10,670 うわっ! なんです? これ。 187 00:11:10,670 --> 00:11:14,574 村長が やりました。 ハァ… びっくりした。 188 00:11:18,344 --> 00:11:20,680 確かに 温泉のようだが➨ 189 00:11:20,680 --> 00:11:22,849 ずいぶん 熱そうだな。 190 00:11:22,849 --> 00:11:26,519 触るのは ためらわれますね。 191 00:11:26,519 --> 00:11:29,188 立ちこめている湯気に 毒はなさそうです。 192 00:11:29,188 --> 00:11:32,358 うっ…。 有毒ガスが出てる 可能性があったか。 193 00:11:32,358 --> 00:11:35,361 なんの用心もしてなかった。 194 00:11:35,361 --> 00:11:37,864 しかし どうして ここまで熱い湯が➨ 195 00:11:37,864 --> 00:11:41,701 湧き出しているんだろう? 近くで 火山が噴火してたり? 196 00:11:41,701 --> 00:11:44,037 その様子はなさそうですが…。 197 00:11:44,037 --> 00:11:47,040 きっと この辺りの石の性質です。 198 00:11:47,040 --> 00:11:49,842 性質? ええ 試してみましょう。 199 00:11:53,379 --> 00:11:57,216 フッ…。 んっ…。 200 00:11:57,216 --> 00:11:59,218 触ってみてください。 201 00:11:59,218 --> 00:12:01,321 えっ? いやいや 熱いだろう。 202 00:12:01,321 --> 00:12:03,990 これ ほら 熱っ! 203 00:12:03,990 --> 00:12:07,160 うっ… くない? んっ? 204 00:12:07,160 --> 00:12:09,329 じんわり 温かい。 205 00:12:09,329 --> 00:12:11,998 ホットストーンですか? はい。 206 00:12:11,998 --> 00:12:14,167 与えられた熱を蓄えて➨ 207 00:12:14,167 --> 00:12:17,003 少しずつ放出する性質が あるんです。 208 00:12:17,003 --> 00:12:20,173 それで 湧き水が ずっと 熱いままなんだな。 209 00:12:20,173 --> 00:12:23,676 ホットストーンって 冬場に暖をとるのに いいみたいですよ。 210 00:12:23,676 --> 00:12:28,014 懐炉か! 温室とか料理を 温めるのにも使えるかもな。 211 00:12:28,014 --> 00:12:31,184 それで 水が湧く場所は 見つかりましたが➨ 212 00:12:31,184 --> 00:12:34,520 これから どうしますか? そうだな…。 213 00:12:34,520 --> 00:12:39,025 近くに 熱くない水場はないか? 川がありましたが。 214 00:12:39,025 --> 00:12:43,129 よし それなら うまくいくかもしれないぞ。 215 00:12:55,708 --> 00:12:58,211 んっ! フッ…。 216 00:12:58,211 --> 00:13:00,980 何かいるかな? 217 00:13:00,980 --> 00:13:04,317 いたって いなくたって一緒。 218 00:13:04,317 --> 00:13:06,319 ちょっと! やめてよ! 219 00:13:06,319 --> 00:13:08,488 これ以上は 息ができなくなるわ! 220 00:13:08,488 --> 00:13:10,657 うっ…。 221 00:13:10,657 --> 00:13:15,662 熱っ! こここ… これ 焼け… 焼けますわ~! 222 00:13:15,662 --> 00:13:17,830 ちょっと 助けてくださいまし! このままでは 我々が先に➨ 223 00:13:17,830 --> 00:13:19,832 蒸し焼きになります。 (フローラ)誰か! 224 00:13:19,832 --> 00:13:23,503 そういうわけだから 火は なるべく遠慮してほしいかな。 225 00:13:23,503 --> 00:13:25,672 (フローラ)焼けちゃいますわ! は~い。 226 00:13:25,672 --> 00:13:27,674 飛んだらいいじゃない。 227 00:13:29,676 --> 00:13:33,179 どうやら もともとあった この横穴が➨ 228 00:13:33,179 --> 00:13:36,349 たまたま ダンジョンの崩落で つながってしまったようだね。 229 00:13:36,349 --> 00:13:38,685 アースラットが掘ったのでしょうか? 230 00:13:38,685 --> 00:13:43,189 だとしたら 何か目的地があって 進んでいたようだ。 231 00:13:43,189 --> 00:13:45,191 寄り道もせず まっすぐに。 232 00:13:45,191 --> 00:13:50,697 あっちが西で こっちが東かな。 さて どうするか。 233 00:13:50,697 --> 00:13:55,034 ラスティは あっち。 私は こっち。 あっ…。 234 00:13:55,034 --> 00:13:57,704 じゃあ 二手に分かれようか。 235 00:13:57,704 --> 00:14:00,306 ルーとフローラは 西に向かってくれるかな? 236 00:14:00,306 --> 00:14:03,643 はい。 ラスティと一緒ね。 フッ…。 237 00:14:03,643 --> 00:14:05,645 どうか 気を付けてください。 238 00:14:05,645 --> 00:14:07,647 皆様も どうか ご無事で。 239 00:14:07,647 --> 00:14:10,483 やっかいな敵がいないよう 祈るよ。 240 00:14:10,483 --> 00:14:12,485 あるいは…。 241 00:14:12,485 --> 00:14:14,487 いてくれたほうがいいのかな? 242 00:14:21,661 --> 00:14:24,664 よ~し うまくいきそうだぞ。 243 00:14:24,664 --> 00:14:26,833 《湧いている水が熱すぎるので➨ 244 00:14:26,833 --> 00:14:29,502 川の水を引いて混ぜることにする。 245 00:14:29,502 --> 00:14:32,004 温度は 水路に流れ込む量を変えれば➨ 246 00:14:32,004 --> 00:14:34,006 調節できるはず》 247 00:14:34,006 --> 00:14:36,175 早速 風呂場作りを始めよう。 248 00:14:36,175 --> 00:14:39,011 温泉とは お風呂のことだったのですか。 249 00:14:39,011 --> 00:14:41,180 ああ 温泉は いいぞ。 250 00:14:41,180 --> 00:14:45,017 よ~し! 脱衣所や休憩所なんかも 作らなきゃな。 251 00:14:45,017 --> 00:14:47,353 ヤッホー! よ~し やるぞ! ずいぶんな張り切り方ですね。 252 00:14:47,353 --> 00:14:50,523 お風呂なら 村に 立派なものがありますし➨ 253 00:14:50,523 --> 00:14:52,525 こんな遠くに作らなくても…。 254 00:14:52,525 --> 00:14:55,361 と 昔の私も きっと そう思ったはずですが➨ 255 00:14:55,361 --> 00:14:57,363 お風呂のよさを知った今は➨ 256 00:14:57,363 --> 00:14:59,365 期待しかありません。 はぁ…。 257 00:14:59,365 --> 00:15:02,135 (キアービット)あ~ いたいた! (リア/グランマリア/ティア)んっ? 258 00:15:02,135 --> 00:15:05,138 (ティア)キアービット? 259 00:15:05,138 --> 00:15:08,141 ようやく見つけたわ。 どうしたんです? 260 00:15:08,141 --> 00:15:12,145 別に。 村長が 大勢を連れて 出かけてるっていうから➨ 261 00:15:12,145 --> 00:15:15,314 様子を見に来たのよ。 ただの やじ馬ですか。 262 00:15:15,314 --> 00:15:19,652 いいじゃない。 それより 何をしてるのかしら? 263 00:15:19,652 --> 00:15:23,489 んっ? お~ キアービット ちょうどいいところに。 264 00:15:23,489 --> 00:15:26,492 ティアたちと 川の向こうから 木を運んでくれないか? 265 00:15:26,492 --> 00:15:28,828 え~ なんで 私が? 266 00:15:28,828 --> 00:15:32,331 手伝ってくれたら きっと あとで いい思いができますよ。 267 00:15:32,331 --> 00:15:36,169 何よ? 体よく こき使う つもりじゃないでしょうね? 268 00:15:36,169 --> 00:15:39,071 フッ… よっ! 269 00:15:42,008 --> 00:15:44,010 フッ! 270 00:15:44,010 --> 00:15:54,020 ♬~ 271 00:15:54,020 --> 00:16:06,332 ♬~ 272 00:16:11,471 --> 00:16:14,307 この洞窟は 一体 なんなのでしょう? 273 00:16:14,307 --> 00:16:16,809 ひたすら まっすぐ 続いていますが…。 274 00:16:16,809 --> 00:16:20,480 距離的には まだ 死の森の下よね。 275 00:16:20,480 --> 00:16:25,651 餌があるわけでもないのに ひたすら 穴を掘り続けるなんて。 276 00:16:25,651 --> 00:16:28,321 何かに 操られでも してたのかしら? 277 00:16:28,321 --> 00:16:32,325 いつまでも先が見えませんし 引き返しますか? 278 00:16:32,325 --> 00:16:34,327 そうね。 だめ! 279 00:16:34,327 --> 00:16:37,163 このまま 何もわからずに 帰れない! 280 00:16:37,163 --> 00:16:41,167 どんな敵が出てきても 全部 やっつけるんだから! 281 00:16:41,167 --> 00:16:43,669 フンフン! んっ…。 282 00:16:49,008 --> 00:16:51,844 あっ 何かありそうですわ。 283 00:16:51,844 --> 00:16:54,847 (カメラさん)みっ。 284 00:16:54,847 --> 00:16:57,350 んっ…。 285 00:16:57,350 --> 00:17:01,554 ほんと いかにも意味ありげな岩ね。 286 00:17:03,456 --> 00:17:05,458 何か刻まれてる…。 287 00:17:05,458 --> 00:17:07,793 文字みたいな…。 288 00:17:07,793 --> 00:17:09,962 かなり古いものみたい。 289 00:17:09,962 --> 00:17:12,298 岩だけ? 何もいないの? 290 00:17:12,298 --> 00:17:14,300 この上から 外に出られそうですね。 291 00:17:14,300 --> 00:17:16,302 みぃ~。 292 00:17:16,302 --> 00:17:19,639 (フローラ)一度 脱出して 態勢を立て直したほうが…。 293 00:17:19,639 --> 00:17:22,808 あっ? 何か…。 294 00:17:22,808 --> 00:17:24,810 みぃ~!! 295 00:17:24,810 --> 00:17:27,813 みっ… みみみみみみみみみ…。 うようよと 気色悪いですわ! 296 00:17:27,813 --> 00:17:30,650 アンデッド? やっかいね。 297 00:17:30,650 --> 00:17:34,153 下がって! ラスティ 火は だめ! 298 00:17:34,153 --> 00:17:36,355 上に吹くなら いいよね!? 299 00:17:41,827 --> 00:17:43,996 うっ… うっ…。 うぅ…。 みみみみみみみみ…。 300 00:17:43,996 --> 00:17:49,335 もう! やめなさい ラスティ! 上は 森なんだから! 301 00:17:49,335 --> 00:17:52,004 んっ? (噴火音) 302 00:17:52,004 --> 00:17:54,106 なんだ? 303 00:17:56,676 --> 00:17:58,844 んっ…。 何事ですか? 304 00:17:58,844 --> 00:18:01,113 ティア! 消火を手伝って! 305 00:18:01,113 --> 00:18:03,282 はい。 306 00:18:03,282 --> 00:18:10,790 あ~! 消えないよ! うわ~! 307 00:18:14,126 --> 00:18:16,796 それで 火は収まったのか? 308 00:18:16,796 --> 00:18:18,798 はい なんとか…。 309 00:18:18,798 --> 00:18:21,801 だめって言ったじゃない。 ごめんなさい。 310 00:18:21,801 --> 00:18:23,970 まあまあ そのくらいで。 311 00:18:23,970 --> 00:18:26,806 それより 温泉が なんとか形になったんだ。 312 00:18:26,806 --> 00:18:28,808 今晩は みんなで楽しもう。 313 00:18:28,808 --> 00:18:31,143 んっ? はぁ…。 314 00:18:31,143 --> 00:18:34,814 へぇ~ すてきじゃない。 315 00:18:34,814 --> 00:18:38,317 急いで作ったにしては 立派だろ。 316 00:18:38,317 --> 00:18:40,820 男湯と女湯に分かれてるから➨ 317 00:18:40,820 --> 00:18:42,822 それぞれ 自由に使ってくれ。 318 00:18:42,822 --> 00:18:44,824 (ルーたち)うわ~! 319 00:18:52,999 --> 00:18:55,001 あ~…。 320 00:18:55,001 --> 00:18:59,171 これ もう 最高ね。 321 00:18:59,171 --> 00:19:04,276 はぁ~… 本当ですわ。 みぃ~…。 322 00:19:04,276 --> 00:19:10,282 屋内と違って 風が気持ちいいですね。 323 00:19:10,282 --> 00:19:12,785 村では こうはいかないわね。 324 00:19:12,785 --> 00:19:15,454 こちらにも 研究小屋を作れば➨ 325 00:19:15,454 --> 00:19:18,791 毎日 研究と温泉三昧ですわ。 326 00:19:18,791 --> 00:19:20,793 (リア)村ごと 引っ越しますか。 327 00:19:20,793 --> 00:19:25,464 毎日じゃなくても たまに来られたら いいわね。 328 00:19:25,464 --> 00:19:28,467 ん~…。 329 00:19:30,469 --> 00:19:34,974 あ~! 330 00:19:34,974 --> 00:19:38,310 暑い! 331 00:19:38,310 --> 00:19:40,813 うぅ…。 これしきで 音を上げるのですか? 332 00:19:40,813 --> 00:19:42,982 もちろん 平気よ! 333 00:19:42,982 --> 00:19:46,652 にしても これって なんの修行かしら? 334 00:19:46,652 --> 00:19:48,821 お肌が きれいになるらしいですよ。 335 00:19:48,821 --> 00:19:52,658 本当? それなら 我慢するわ。 336 00:19:52,658 --> 00:19:55,494 天使族の次期族長として➨ 337 00:19:55,494 --> 00:19:58,998 ふさわしい夫を 捕まえなくちゃならないもの。 338 00:19:58,998 --> 00:20:01,167 まだ しきたりに こだわりを? 339 00:20:01,167 --> 00:20:03,169 しきたりが どうであれ➨ 340 00:20:03,169 --> 00:20:06,338 変な男とは 結婚したくないでしょ。 341 00:20:06,338 --> 00:20:10,176 正直ですね。 もし あの村長が相手だったら➨ 342 00:20:10,176 --> 00:20:12,178 完璧なんだけど…。 343 00:20:12,178 --> 00:20:14,847 今更 手出しはできないわよね。 344 00:20:14,847 --> 00:20:18,017 私だって 命は惜しいもの。 345 00:20:18,017 --> 00:20:22,354 今からなら ありかしら。 村長の息子さん。 346 00:20:22,354 --> 00:20:25,357 ウフッ! 節操なさすぎでしょ! うっ… あっ…。 347 00:20:25,357 --> 00:20:28,360 だっこさせてもらった赤ん坊を 狙うんですか? 348 00:20:28,360 --> 00:20:32,698 (キアービット)何よ? 超が付くほど有望株じゃない! 349 00:20:32,698 --> 00:20:36,702 それは そうですけど…。 村で そんなことを口走ったら➨ 350 00:20:36,702 --> 00:20:39,205 命がいくつあっても足りませんよ。 351 00:20:39,205 --> 00:20:42,875 これは アルフレート様の警護を 見直すべきですね。 352 00:20:42,875 --> 00:20:46,045 悪い虫が飛び込まないよう 窓に わなを仕掛けて…。 353 00:20:46,045 --> 00:20:48,714 何よ もう! 勝手に言ってなさい! 354 00:20:48,714 --> 00:20:50,716 むぅ~! (グランマリア/ティアの笑い声) 355 00:20:52,718 --> 00:20:55,054 はぁ~…。 356 00:20:55,054 --> 00:20:57,890 《やはり 温泉は すばらしい。 357 00:20:57,890 --> 00:21:01,160 無理を言って連れてきてもらって 正解だった。 358 00:21:01,160 --> 00:21:03,496 村のみんなにも 楽しんでもらえるように➨ 359 00:21:03,496 --> 00:21:06,999 もっと 設備を充実させたいな。 360 00:21:06,999 --> 00:21:10,302 そういえば 始祖さんたちは…》 361 00:21:21,347 --> 00:21:24,183 (死霊王)我の邪魔をするな。 362 00:21:24,183 --> 00:21:26,852 立ち去れ。 363 00:21:26,852 --> 00:21:29,855 (ハクレン)フッ! うっ! 364 00:21:29,855 --> 00:21:32,358 せ~い! 365 00:21:34,527 --> 00:21:36,529 フゥ…。 366 00:21:36,529 --> 00:21:38,531 立ち去れ。 367 00:21:38,531 --> 00:21:40,699 立ち去…。 (ハクレン)え~い! 368 00:21:40,699 --> 00:21:42,701 (悲鳴) 369 00:21:42,701 --> 00:21:48,040 アースラットの次は 武装したアンデッドの大群とはね。 370 00:21:48,040 --> 00:21:50,209 なんだって こんな地下深くに。 371 00:21:50,209 --> 00:21:52,211 ブッ… うぅ… あっ…。 372 00:21:52,211 --> 00:21:54,713 (アン)何か言いたそうですが 止めますか? 373 00:21:54,713 --> 00:21:56,882 (ヴァルグライフ) どうかな? 止められる? 374 00:21:56,882 --> 00:21:59,185 (アン)いえ。 聞いてててててててて…。 375 00:22:01,821 --> 00:22:04,323 え~い!! 376 00:22:04,323 --> 00:22:08,494 《なんだか楽しそうだからと ついてきたけれど➨ 377 00:22:08,494 --> 00:22:12,498 今回の一件 ただならぬ陰謀に つながっているようだ》 378 00:22:12,498 --> 00:22:14,500 うわ~! 379 00:22:14,500 --> 00:22:16,669 《まあ とりあえず…》 380 00:22:16,669 --> 00:22:20,673 うわ~!! はぁ~!! 381 00:22:20,673 --> 00:22:22,875 《気の済むまで やらせておこう》