1 00:00:06,840 --> 00:00:09,643 《魔神:我は 魔神と呼ばれた神》 2 00:00:16,517 --> 00:00:22,189 《この身を地の底に封じた神々に 復しゅうを果たすまで➨ 3 00:00:22,189 --> 00:00:27,895 何千年 何万年かかろうとも 我は諦めぬ…》 4 00:02:08,996 --> 00:02:11,999 (笑い声) 5 00:02:11,999 --> 00:02:16,503 (ヒラク)みんな どんどん 飲んで 食べてくれ! (歓声) 6 00:02:16,503 --> 00:02:19,006 《温泉から 大樹の村に戻って➨ 7 00:02:19,006 --> 00:02:23,010 今日は 久しぶりの大宴会だ》 (ラスティ)温泉は 気持ちよかった! 8 00:02:23,010 --> 00:02:27,014 (リア)突如 地中から 巨大な 魔物が現れ…。 (リタ/リリ)え~! 9 00:02:27,014 --> 00:02:29,516 《特に 温泉調査隊のみんなには➨ 10 00:02:29,516 --> 00:02:32,019 楽しんで 疲れを取ってもらいたい》 11 00:02:34,855 --> 00:02:39,192 (フローラ)プハー! 生きてますわ…。 12 00:02:39,192 --> 00:02:42,195 (ルー) まさか 生きて帰れるなんてね。 13 00:02:42,195 --> 00:02:45,866 みんな 今回は 本当にお疲れさま。 14 00:02:45,866 --> 00:02:48,201 (ティア)ええ… 本当に。 15 00:02:48,201 --> 00:02:53,373 もう少しで 後ろから 拳を たたき込むところでした。 16 00:02:53,373 --> 00:02:57,377 フフフフッ! (グランマリア) まあまあ 飲んで 忘れましょう。 17 00:02:57,377 --> 00:03:00,480 《結局 謎の黒い岩は➨ 18 00:03:00,480 --> 00:03:02,983 ルーたちの奮闘で 7つ 発掘され➨ 19 00:03:02,983 --> 00:03:06,486 そのすべてを 神様の像に加工した。 20 00:03:06,486 --> 00:03:08,655 怪しいもやは 見えなくなったし➨ 21 00:03:08,655 --> 00:03:11,491 問題は ひとまず解決したと思いたい》 22 00:03:11,491 --> 00:03:13,493 (グランマリア)ほら ぐいっと。 23 00:03:13,493 --> 00:03:16,830 (ビーゼル)ちょっと 落ち着いてください。 んっ? 24 00:03:16,830 --> 00:03:20,167 あっ これは 村長。 25 00:03:20,167 --> 00:03:22,502 宴会に来てくれるのは 珍しいな。 26 00:03:22,502 --> 00:03:25,172 ええ。 いつも ご招待いただきながら➨ 27 00:03:25,172 --> 00:03:27,507 参加できずにいたのですが…。 28 00:03:27,507 --> 00:03:31,011 今日は 問題事が きれいに片づきまして。 29 00:03:31,011 --> 00:03:34,347 久しぶりに 一息つけます。 それは よかった。 30 00:03:34,347 --> 00:03:36,349 (グラッツ)ロナーナ殿! (ヒラク/ビーゼル)んっ? 31 00:03:36,349 --> 00:03:38,518 前線が ようやく落ち着いたので➨ 32 00:03:38,518 --> 00:03:41,521 あなたの元に 駆け戻ってまいりました! 33 00:03:41,521 --> 00:03:44,858 (ロナーナ)ご無事で何よりです。 フッ! お元気でしたか? 34 00:03:44,858 --> 00:03:48,695 彼も 手が空いたから連れていけと ねだるものですから。 35 00:03:48,695 --> 00:03:52,199 仲よくしてるみたいで ほほ笑ましいな。 36 00:03:52,199 --> 00:03:55,035 あっちで ドライムと飲んでいるのは…。 37 00:03:55,035 --> 00:03:59,706 (ビーゼル)魔王国四天王の内政担当 ランダンといいます。 38 00:03:59,706 --> 00:04:02,976 (ランダン)国内に はびこっていた よからぬ連中が➨ 39 00:04:02,976 --> 00:04:05,645 急に 態度を改めましてね。 40 00:04:05,645 --> 00:04:08,648 (ドライム)こちらも 父上と対立していた相手が➨ 41 00:04:08,648 --> 00:04:11,818 急に 頭を下げに来たらしくてな。 42 00:04:11,818 --> 00:04:14,488 理由は わからんが とにかく めでたい! 43 00:04:14,488 --> 00:04:18,091 今日は しこたま飲もう! ええ ぜひとも! 44 00:04:21,161 --> 00:04:23,663 だっ ああ…。 おっ? 45 00:04:23,663 --> 00:04:27,667 こたびの粗相 辞職して おわび申し上げます! 46 00:04:27,667 --> 00:04:31,004 こら ランダン君! 同僚が とんだ ご迷惑を。 47 00:04:31,004 --> 00:04:34,508 な~に かまわん。 実に鋭い謝罪だ。 48 00:04:34,508 --> 00:04:37,844 相当 鍛えているようだな。 (ランダン)はっ! 恐れ入ります! 49 00:04:37,844 --> 00:04:39,846 (ヴァルグライフ)やあ 村長。 んっ? 50 00:04:39,846 --> 00:04:42,682 始祖さん お疲れさまでした。 51 00:04:42,682 --> 00:04:47,354 疲れたね~。 けど 温泉で しっかり回復したよ。 52 00:04:47,354 --> 00:04:50,190 今日は 一段と にぎやかだね。 53 00:04:50,190 --> 00:04:54,194 なんだか みんな 急に 問題が片づいたとかで。 54 00:04:54,194 --> 00:04:57,531 うちの支部からも そんな話が聞こえてきたね。 55 00:04:57,531 --> 00:05:01,134 まあ よいことは 素直に喜んでおこう。 56 00:05:01,134 --> 00:05:04,638 ところで 村長 あれなんだけど。 んっ? 57 00:05:04,638 --> 00:05:07,641 ああ あれは 酒スライムといって…。 58 00:05:07,641 --> 00:05:11,978 (ヴァルグライフ)いや その隣。 えっと… 猫ですね。 59 00:05:11,978 --> 00:05:15,649 (ヴァルグライフ)猫なのは わかるけど…。 今まで いたっけ? 60 00:05:15,649 --> 00:05:18,985 それが 村に帰ってきたときに…。 61 00:05:18,985 --> 00:05:21,321 ⸨うん? 62 00:05:21,321 --> 00:05:24,825 猫だ。 猫だよな? 63 00:05:24,825 --> 00:05:27,327 どこから来たんだ? 64 00:05:27,327 --> 00:05:29,529 どうした? 65 00:05:33,834 --> 00:05:35,836 降参?⸩ 66 00:05:37,837 --> 00:05:40,507 誰かが連れてきたのかと 思ったけど➨ 67 00:05:40,507 --> 00:05:42,509 誰も知らなくて。 68 00:05:42,509 --> 00:05:46,346 へぇ~ なんだか 不思議な猫だね。 69 00:05:46,346 --> 00:05:49,015 クロたちやザブトンを見ても平気だし➨ 70 00:05:49,015 --> 00:05:51,518 このまま居ついてくれたら いいんですけど。 71 00:05:57,524 --> 00:06:09,135 ♬~ 72 00:06:09,135 --> 00:06:11,137 ⸨《魔神:我は 魔神。 73 00:06:11,137 --> 00:06:17,143 かつて いまいましき神々との 戦いに敗れ➨ 74 00:06:17,143 --> 00:06:20,313 この地に封じられて幾星霜…。 75 00:06:20,313 --> 00:06:24,517 この身は 大地の奥底で朽ちる定めだった》 76 00:06:27,487 --> 00:06:30,824 《だが そんなことは許さん。 77 00:06:30,824 --> 00:06:33,159 すでに 布石は打ってある。 78 00:06:33,159 --> 00:06:39,499 我が復活したときこそ 憎き神々の最期だ! 79 00:06:39,499 --> 00:06:42,502 んっ! くっ…。 80 00:06:42,502 --> 00:06:44,838 これは!》 81 00:06:44,838 --> 00:06:48,675 あ痛~! 何これ? いった~! 82 00:06:48,675 --> 00:06:51,678 《我を封印していた岩の1つが➨ 83 00:06:51,678 --> 00:06:55,849 憎むべき創造神の姿になって 力を増している! 84 00:06:55,849 --> 00:06:59,185 封印の隙間から 残り少ない力を送って➨ 85 00:06:59,185 --> 00:07:03,123 周りを扇動したり あれこれ たくらんでたのに! 86 00:07:03,123 --> 00:07:06,626 いや 落ち着け。 たった1つ 封印が強まったくらいで➨ 87 00:07:06,626 --> 00:07:08,628 くじける我では…》 88 00:07:08,628 --> 00:07:11,298 んっ! 89 00:07:11,298 --> 00:07:14,634 《半端なく いったいわ これ~! 90 00:07:14,634 --> 00:07:16,636 我は 魔神! 91 00:07:16,636 --> 00:07:21,474 しかし 神だって 痛いものは 痛い! 92 00:07:21,474 --> 00:07:25,312 あっ だんだん 意識が遠く…。 93 00:07:25,312 --> 00:07:28,148 お~…。 94 00:07:28,148 --> 00:07:30,817 おあ~! 95 00:07:30,817 --> 00:07:34,321 あっ…。 あれ?》 96 00:07:34,321 --> 00:07:37,324 どこから来たんだ? 97 00:07:37,324 --> 00:07:40,994 《気付いたときには もう 我は 猫であった。 98 00:07:40,994 --> 00:07:43,496 魔神の力は すべて失われ➨ 99 00:07:43,496 --> 00:07:49,336 ただの猫となった我に 残された道は1つ。 100 00:07:49,336 --> 00:07:51,638 もう どうにでもな~れ!》⸩ 101 00:07:57,510 --> 00:08:01,781 (農業神)フン… これ どうします? 102 00:08:01,781 --> 00:08:03,783 (創造神)う~ん…。 103 00:08:03,783 --> 00:08:06,453 彼が彫った像が神罰になり➨ 104 00:08:06,453 --> 00:08:09,789 更には 魔神への救済となったようだね。 105 00:08:09,789 --> 00:08:13,960 猫の姿になることが 救済ですか? 106 00:08:13,960 --> 00:08:18,131 ああ。 魔神は あの姿で 生を全うし➨ 107 00:08:18,131 --> 00:08:22,135 やがて 再び 神としての役目を 与えられるだろう。 108 00:08:22,135 --> 00:08:27,640 (農業神)街尾火楽… もはや 彼は 神の代行者とすら言えるのでは。 109 00:08:27,640 --> 00:08:29,809 本人に その気はないし➨ 110 00:08:29,809 --> 00:08:33,813 このまま 好きなように 第2の人生を生きてほしいものだ。 111 00:08:33,813 --> 00:08:37,650 そういえば 元は あなたの手違いが原因でしたね? 112 00:08:37,650 --> 00:08:40,653 うっかり 彼を 危険な 死の森に送り込んで…。 113 00:08:40,653 --> 00:08:43,990 (創造神) それは そうなんだけど…。 114 00:08:43,990 --> 00:08:47,660 今や 彼は ああやって 大活躍しているじゃないか! 115 00:08:47,660 --> 00:08:50,830 むしろ 私の お手柄だったんじゃないかな? 116 00:08:50,830 --> 00:08:56,002 だから 正座300年の刑に処された 私も 救済してくれない? 117 00:08:56,002 --> 00:08:58,171 ハァ…。 んっ? 118 00:08:58,171 --> 00:09:01,775 いいでしょう。 おっ! よっし! 119 00:09:01,775 --> 00:09:04,944 痛っ! 足が! 120 00:09:04,944 --> 00:09:07,280 人の身でありながら➨ 121 00:09:07,280 --> 00:09:10,617 神の一柱さえ救ってみせるとは…。 122 00:09:10,617 --> 00:09:15,955 彼の行く末に 運命の祝福のあらんことを。 123 00:09:15,955 --> 00:09:19,292 あっ あっ… あああ… あっ…。 そして 願わくは…。 124 00:09:19,292 --> 00:09:22,462 私の像を➨ 125 00:09:22,462 --> 00:09:25,765 彫り直してくれますように! 126 00:09:36,976 --> 00:09:40,480 (ハクレン)むぅ~…。 (ウルザ)ね~え~! 127 00:09:40,480 --> 00:09:43,983 ねえ 遊ぼう! ねえ~! 128 00:09:43,983 --> 00:09:46,986 (アン)まだ 朝食の片づけがありますので。 129 00:09:46,986 --> 00:09:49,656 (ウルザ)遊ぼうよ! ねえ! 130 00:09:49,656 --> 00:09:53,159 はい! 私 暇なんだけど! 131 00:09:55,328 --> 00:09:58,164 べぇ~! 132 00:09:58,164 --> 00:10:00,667 (ラムリアス)あとで 本を読んであげますから。 133 00:10:00,667 --> 00:10:02,669 (ウルザ)ほんと? じゃあね➨ 134 00:10:02,669 --> 00:10:05,839 塔の上のお姫様の本がいい! ん~! 135 00:10:05,839 --> 00:10:10,176 ごちそうさま! 寝る! 今 朝食 食べたのに? 136 00:10:10,176 --> 00:10:12,178 (ウルザ)あのね えっとね! んっ…。 137 00:10:12,178 --> 00:10:15,014 その姫様ね お友達なの! 138 00:10:15,014 --> 00:10:19,352 覚えてないけど! ヒヒヒッ! 139 00:10:19,352 --> 00:10:22,856 うわ~! お~! 140 00:10:22,856 --> 00:10:25,191 《大樹の村に やって来た ウルザは➨ 141 00:10:25,191 --> 00:10:28,194 記憶を失ったままでも 元気いっぱい。 142 00:10:28,194 --> 00:10:30,530 何を見ても ものおじせず➨ 143 00:10:30,530 --> 00:10:33,366 あっという間に ここでの暮らしに 順応していった》 144 00:10:33,366 --> 00:10:37,070 うわ~! (笑い声) 145 00:10:39,205 --> 00:10:41,541 スティスティ ムー? 146 00:10:41,541 --> 00:10:44,878 ラスティスムーン。 ラスティって呼んでね。 147 00:10:44,878 --> 00:10:47,881 あっ… 角! 148 00:10:47,881 --> 00:10:51,885 んっ… そうだね 角! フフン! 149 00:10:51,885 --> 00:10:54,888 角 角! フフフフフフッ! (ラスティ)ウフッ! 角! 150 00:10:54,888 --> 00:10:56,890 う~ん…。 151 00:10:56,890 --> 00:10:59,058 ねえ 変身して! 152 00:10:59,058 --> 00:11:04,664 変身? あ~ 温泉で 村長を乗せたときに見たんだね。 153 00:11:04,664 --> 00:11:07,167 よ~し。 うわっ! 154 00:11:07,167 --> 00:11:10,503 ケホッ… うわ~! 155 00:11:10,503 --> 00:11:14,507 かっこいい! エヘヘ そっかな? 156 00:11:14,507 --> 00:11:17,310 あっ! とう! 157 00:11:19,345 --> 00:11:22,682 ギャーッス! ドラゴンだぞ~! 158 00:11:22,682 --> 00:11:26,352 ガオー! ガウガウ! 159 00:11:26,352 --> 00:11:28,688 ハクレン 見なかったか? んっ? 160 00:11:28,688 --> 00:11:31,191 読み書き教室の子たちが捜してて。 161 00:11:31,191 --> 00:11:33,359 今日は 自習だそうです。 162 00:11:33,359 --> 00:11:36,863 どうして? (ラムリアス)寝る… とか。 163 00:11:36,863 --> 00:11:38,865 よく寝るな。 164 00:11:38,865 --> 00:11:43,202 ハクレンは まだ ウルザと 打ち解けられずにいるみたいだな。 165 00:11:43,202 --> 00:11:47,874 ウルザは まだ ハクレン様に 苦手意識が 残っているのでしょう。 166 00:11:47,874 --> 00:11:52,212 ずいぶん やられていましたので。 う~ん…。 167 00:11:52,212 --> 00:11:56,382 何か 仲よくなるきっかけでも あるといいんだけど…。 168 00:11:56,382 --> 00:11:59,052 ニュッ ニュッ ニュッ…。 169 00:11:59,052 --> 00:12:00,987 《そんな ある日…》 170 00:12:00,987 --> 00:12:02,989 んっ? 171 00:12:02,989 --> 00:12:04,991 う~ん…。 172 00:12:04,991 --> 00:12:06,993 何してるんだ? 173 00:12:11,998 --> 00:12:13,100 人形かな。 174 00:12:17,670 --> 00:12:20,006 おっ 動きだした! うわっ! 175 00:12:20,006 --> 00:12:23,176 お~ 起き上がる。 176 00:12:23,176 --> 00:12:25,345 あ~! う~ん…。 177 00:12:25,345 --> 00:12:29,182 崩れちゃったな。 強度が足りないとか。 178 00:12:29,182 --> 00:12:31,517 焼き物に使う土を もらってこようか? 179 00:12:31,517 --> 00:12:33,519 ニュッ ニュッ…。 180 00:12:33,519 --> 00:12:36,322 (ラムリアス)どなたか 酒スライムを見ませんでしたか!? 181 00:12:40,360 --> 00:12:42,362 今度は どうだ? ん~! 182 00:12:45,031 --> 00:12:47,700 あっ! あっ! むぅ~…。 183 00:12:47,700 --> 00:12:51,037 はかない…。 どうしたものか…。 184 00:12:51,037 --> 00:12:53,039 (ハクレン)オホン。 オッホン。 んっ…。 185 00:12:53,039 --> 00:12:55,708 んっ…。 186 00:12:55,708 --> 00:12:59,879 「私が 頭で 攻撃」? 187 00:12:59,879 --> 00:13:01,814 あ~…。 違う? 188 00:13:01,814 --> 00:13:05,151 「私に 考えが ある」。 189 00:13:05,151 --> 00:13:07,153 うん! あっ なるほど。 190 00:13:07,153 --> 00:13:10,823 ウルザ ちょっといいか? んっ? 191 00:13:10,823 --> 00:13:16,329 あのね これ 私の ウロコ。 ウロコ? 192 00:13:16,329 --> 00:13:20,333 そう。 ドラゴンの姿でいると 時々 取れるの。 193 00:13:20,333 --> 00:13:23,002 これをね➨ 194 00:13:23,002 --> 00:13:26,839 こうやって 粉にして➨ 195 00:13:26,839 --> 00:13:28,841 土に混ぜると…。 196 00:13:35,181 --> 00:13:37,183 (ヒラク/ウルザ)おっ! 197 00:13:37,183 --> 00:13:40,186 あっ! うまくいった! 198 00:13:40,186 --> 00:13:43,189 ありがと ハクレン! 199 00:13:43,189 --> 00:13:46,526 あっ…。 うん! 200 00:13:46,526 --> 00:13:49,028 フッ! 201 00:13:49,028 --> 00:13:51,698 (ウルザ/ハクレン)イェーイ! フフフフッ! フフッ! 202 00:13:51,698 --> 00:13:53,700 どれ? どれ? 203 00:13:53,700 --> 00:13:56,202 ほら! お~ すごいな! 204 00:13:56,202 --> 00:13:58,404 これ 挨拶してるの? 205 00:14:09,148 --> 00:14:11,984 お~! やる~! 206 00:14:11,984 --> 00:14:15,988 そこだ~! いけ~! 強~い! 207 00:14:15,988 --> 00:14:19,325 あれは 一体 何かしら? (ハクレン/ウルザ)うわ~! 208 00:14:19,325 --> 00:14:23,162 ウルザが ハクレンと一緒に作ったんだ。 ウロコの粉を混ぜたら…。 209 00:14:23,162 --> 00:14:25,164 ウロコって ドラゴンの? 210 00:14:25,164 --> 00:14:27,166 ああ 何か まずかったかな? 211 00:14:27,166 --> 00:14:29,168 まずいも何も➨ 212 00:14:29,168 --> 00:14:32,505 ドラゴンのウロコは 最高級の素材なの。 213 00:14:32,505 --> 00:14:35,341 魔法の効果を 高める力があるのだけど➨ 214 00:14:35,341 --> 00:14:39,846 加工するには 家ぐらいの大きさの 魔力炉が必要なのよ。 215 00:14:39,846 --> 00:14:43,349 素手で潰してたけど…。 えっ? 216 00:14:43,349 --> 00:14:47,186 ハクレンやラスティが ドラゴン姿になると ぽろぽろ落ちるから➨ 217 00:14:47,186 --> 00:14:51,023 倉庫に山積みになってるが…。 保管してあるの? 218 00:14:51,023 --> 00:14:53,526 なんか 捨てるのも もったいなくて。 219 00:14:53,526 --> 00:14:58,030 それが 一気に出回ったら 世間は 大混乱ね。 220 00:14:58,030 --> 00:15:01,801 当分 しまっておいて 処分方法を考えましょうか。 221 00:15:01,801 --> 00:15:04,470 ああ。 (ウルザ/ハクレン)うわ~! 222 00:15:04,470 --> 00:15:07,306 んっ? あっ…。 フッ! 223 00:15:07,306 --> 00:15:09,642 わ~い! 楽しそうね。 224 00:15:09,642 --> 00:15:12,545 ああ こっちは 一安心だな。 225 00:15:14,480 --> 00:15:17,650 わ~い! 行け 行け~! ハハハッ! ハハッ! 226 00:15:17,650 --> 00:15:19,652 (ハクレン/ウルザ)うわっ! 227 00:15:25,825 --> 00:15:27,827 (石を投げる音) 228 00:15:32,165 --> 00:15:34,167 何か すごい音が…。 229 00:15:34,167 --> 00:15:36,169 (ヤーたち)んっ? 何してるんだ? 230 00:15:36,169 --> 00:15:39,172 (ヤー)実験です。 石を投げ飛ばす仕掛けの。 231 00:15:39,172 --> 00:15:41,674 《完全に 投石器だ》 232 00:15:41,674 --> 00:15:45,178 何に使うつもりで? 特には。 233 00:15:45,178 --> 00:15:50,016 こういった仕掛けを使えば 重い物を飛ばせるのではと。 234 00:15:50,016 --> 00:15:53,519 (ヒテルトー)ヤー様。 んっ? なんだ? ヒテルトー。 235 00:15:53,519 --> 00:15:57,523 もっと大型化すれば 戦いで使えるかもしれません。 236 00:15:57,523 --> 00:16:00,460 敵の陣地に打ち込むとか。 そうか! 237 00:16:00,460 --> 00:16:03,462 村長 もし どこかに 攻め込む予定があったら…。 238 00:16:03,462 --> 00:16:05,465 もちろん ないぞ。 239 00:16:05,465 --> 00:16:09,302 《山エルフが 大樹の村に 移住してから しばらく➨ 240 00:16:09,302 --> 00:16:13,806 好奇心旺盛な彼女たちは➨ 241 00:16:13,806 --> 00:16:17,310 持ち前の 手先の器用さを生かして➨ 242 00:16:17,310 --> 00:16:21,147 新しい道具を 開発するようになった》 243 00:16:21,147 --> 00:16:24,984 狩りに使えば…。 動く的には当たらないのでは? 244 00:16:24,984 --> 00:16:28,487 だったら よけられないよう 小さい岩を たくさん飛ばして…。 245 00:16:28,487 --> 00:16:30,823 物騒なことには使わないように。 246 00:16:30,823 --> 00:16:33,993 あと 有人飛行は やめとこう。 247 00:16:33,993 --> 00:16:37,597 ニュッ! ニュッ! やめときなさい。 危ないから。 248 00:16:41,167 --> 00:16:43,669 (ヤー)やれば できる。 やらねば できぬ。 249 00:16:43,669 --> 00:16:45,671 やれそうだったら やってみる。 250 00:16:45,671 --> 00:16:48,374 進め 山エルフ開発部! 251 00:16:51,677 --> 00:16:55,181 今回 作ってほしいのは 調理器具なんだ。 252 00:16:55,181 --> 00:16:59,852 野菜や肉を煮るときに 蓋をすると 早く煮えるだろ? 253 00:16:59,852 --> 00:17:02,622 もし しっかり蓋ができる鍋が 作れたら➨ 254 00:17:02,622 --> 00:17:05,625 もっと 煮物が作りやすくなるんだけど。 255 00:17:05,625 --> 00:17:09,629 なるほど。 中に 熱がこもるように すればいいのですか。 256 00:17:09,629 --> 00:17:12,298 蓋を固定する仕掛けがいりますね。 257 00:17:12,298 --> 00:17:15,968 わかりました。 我々に お任せください! 258 00:17:15,968 --> 00:17:18,804 ここを改良して…。 259 00:17:18,804 --> 00:17:21,974 ふ~む…。 いくぞ~! 260 00:17:21,974 --> 00:17:24,477 トンテン トンテン トン! 261 00:17:24,477 --> 00:17:28,814 (蒸発する音) 262 00:17:28,814 --> 00:17:32,118 湯気が漏れますね。 隙間をなくします。 263 00:17:34,487 --> 00:17:37,156 何度やっても 蓋が外れます。 264 00:17:37,156 --> 00:17:40,059 足りないのは 強度だ! 265 00:17:43,663 --> 00:17:45,665 調子は どうだ? 266 00:17:45,665 --> 00:17:48,167 ちょうど 新しい試作品を試しています。 267 00:17:48,167 --> 00:17:50,670 お~… ごっついな。 268 00:17:50,670 --> 00:17:53,172 (ヤー)なんとか 湯気を 逃がさないようにしました! 269 00:17:53,172 --> 00:17:57,176 いや ある程度は逃がさないと 危ないんじゃ…。 270 00:17:57,176 --> 00:18:00,446 あ~… まだ漏れていますね。 んっ。 271 00:18:00,446 --> 00:18:02,782 (暴発音) 272 00:18:02,782 --> 00:18:04,784 あっ… うぅ…。 273 00:18:06,953 --> 00:18:10,289 攻めてきた敵を撃退するのに 使えるのでは? 274 00:18:10,289 --> 00:18:12,792 危ないから やめなさい。 275 00:18:12,792 --> 00:18:15,294 (ヤー)いつも めげない 諦めない。 276 00:18:15,294 --> 00:18:17,296 できないことは そんなにない! 277 00:18:17,296 --> 00:18:19,498 山エルフ開発部! 278 00:18:22,301 --> 00:18:26,973 村長が 以前 おっしゃっていた 体の凝りをほぐす椅子です! 279 00:18:26,973 --> 00:18:30,977 マッサージ椅子… というより 肩たたき椅子か。 280 00:18:30,977 --> 00:18:34,146 そうです! これで 疲れも吹き飛びます! 281 00:18:34,146 --> 00:18:36,315 フフッ! 282 00:18:36,315 --> 00:18:38,985 お~ 動いた! 283 00:18:38,985 --> 00:18:42,989 今日は 実験のために 協力者に来てもらっています。 284 00:18:42,989 --> 00:18:45,157 実験って 何をすれば…。 285 00:18:45,157 --> 00:18:48,828 特に 肩の負担が大きそうな2人を 選びました。 286 00:18:48,828 --> 00:18:51,163 私は 肩が凝りませんので…。 287 00:18:51,163 --> 00:18:53,100 え~い! 288 00:18:53,100 --> 00:18:56,002 ちょっと待った! 289 00:18:58,004 --> 00:19:02,441 まずは 人でないもので試そう。 (ヤー)んっ? わかりました。 290 00:19:02,441 --> 00:19:06,445 いいぞ~。 んっ! やっ! 291 00:19:06,445 --> 00:19:08,948 強い! 威力は 十分ですね! 292 00:19:08,948 --> 00:19:11,283 処刑用かな? 開発中➨ 293 00:19:11,283 --> 00:19:14,286 ひたすら 強さが足りないと ヤー様が。 294 00:19:14,286 --> 00:19:16,288 ⸨強く! もっと強く!⸩ 295 00:19:16,288 --> 00:19:18,290 んっ…。 296 00:19:18,290 --> 00:19:20,459 効き目は どうですか? 297 00:19:20,459 --> 00:19:22,962 位置が調整できると よいのですが…。 298 00:19:22,962 --> 00:19:25,798 確かに。 では…。 299 00:19:25,798 --> 00:19:27,967 いや いいんだ。 俺の肩は 間違いなく➨ 300 00:19:27,967 --> 00:19:29,969 かぼちゃより柔らかい。 301 00:19:29,969 --> 00:19:32,805 (ヤー)なんやかんや なんとかする。 302 00:19:32,805 --> 00:19:35,007 山エルフ開発部。 303 00:19:37,309 --> 00:19:40,980 これは… どういう仕掛けでしょうか? 304 00:19:40,980 --> 00:19:43,315 衝撃を和らげる仕組みだな。 305 00:19:43,315 --> 00:19:46,986 《もともと ベッドのマットレスや ソファに使おうと思って➨ 306 00:19:46,986 --> 00:19:49,321 スプリングを作ってもらったのだが➨ 307 00:19:49,321 --> 00:19:52,992 予想より大きく硬い物が 出来てしまったので➨ 308 00:19:52,992 --> 00:19:56,328 その活用法を考えてみたのだ》 309 00:19:56,328 --> 00:19:59,999 使い道は…。 何か 大きな乗り物…。 310 00:19:59,999 --> 00:20:02,835 馬車とかに使えるかも。 なるほど! 311 00:20:02,835 --> 00:20:05,171 早速 取りかかろう! (ヒテルトーたち)はい! 312 00:20:05,171 --> 00:20:07,840 (ヤー)やるぞ~! (ヒテルトーたち)おう! 313 00:20:07,840 --> 00:20:11,510 《とはいえ 村に 馬車はないし どうするのかと思ったら…》 314 00:20:11,510 --> 00:20:14,513 ⸨いってきます! ビューン!⸩ 315 00:20:14,513 --> 00:20:17,016 《あっという間に ラスティを巻き込んで➨ 316 00:20:17,016 --> 00:20:19,351 マイケルさんから 買い取ってきたらしい》 317 00:20:19,351 --> 00:20:21,854 ⸨ギューン⸩ 318 00:20:21,854 --> 00:20:24,356 買い取ってきました! (ヤー)よ~し! 319 00:20:24,356 --> 00:20:26,859 (ヒテルトー)では 車輪と車体の間に➨ 320 00:20:26,859 --> 00:20:29,528 この仕掛けを設置してみましょう。 321 00:20:29,528 --> 00:20:34,033 だめです! スプリングが弱くて 車体を支えきれません! 322 00:20:34,033 --> 00:20:37,870 くっ! 一族の蓄えをはたいて 手に入れたのに…。 323 00:20:37,870 --> 00:20:39,872 一体 どうすれば…。 324 00:20:39,872 --> 00:20:41,874 (ヤー)大丈夫。 325 00:20:41,874 --> 00:20:44,543 ヤー様。 簡単なことだ。 326 00:20:44,543 --> 00:20:49,215 弱いなら 強くすればいい。 ヤー様! 327 00:20:49,215 --> 00:20:53,052 お~ なんだか すごいな。 328 00:20:53,052 --> 00:20:55,721 完成したのか? はい。 329 00:20:55,721 --> 00:20:59,558 これから 衝撃に耐えられるか 実地試験を行います。 330 00:20:59,558 --> 00:21:02,361 村長も乗りますか? いや 任せた。 331 00:21:07,166 --> 00:21:10,569 (ポニテ) よっ! んっ…。 うっ! んっ…。 332 00:21:17,843 --> 00:21:21,347 いよいよです。 んっ! 333 00:21:21,347 --> 00:21:23,349 いきま~す! 334 00:21:23,349 --> 00:21:26,051 んっ…。 やっ! 335 00:21:28,020 --> 00:21:30,022 う~ん…。 336 00:21:38,030 --> 00:21:40,366 んっ! うわ~! 337 00:21:40,366 --> 00:21:42,368 えっ? あっ…。 338 00:21:42,368 --> 00:21:45,538 (ヤー)だぁ~! うわ~! 339 00:21:45,538 --> 00:21:47,540 どうなってるんだ? 340 00:21:47,540 --> 00:21:49,542 スプリングを補強するために➨ 341 00:21:49,542 --> 00:21:52,044 ドラゴンのウロコの粉を 使ったのですが…。 342 00:21:52,044 --> 00:21:54,046 あっ それで? 343 00:21:54,046 --> 00:21:56,215 うっ…。 344 00:21:56,215 --> 00:21:59,552 まだです。 もっと高く跳べます。 345 00:21:59,552 --> 00:22:01,821 跳ぶ必要はないんだ。 うぅ…。 346 00:22:01,821 --> 00:22:04,490 《試行錯誤の結果➨ 347 00:22:04,490 --> 00:22:08,494 馬車には スプリングではなく 板ばねを付けることになった。 348 00:22:08,494 --> 00:22:10,996 この成果は 荷車にも生かされ➨ 349 00:22:10,996 --> 00:22:13,332 引いて走りやすいと好評だ》 350 00:22:13,332 --> 00:22:16,168 (ヤー)今日も 我々の挑戦は終わらない。 351 00:22:16,168 --> 00:22:18,671 そこに改善の余地があるかぎり➨ 352 00:22:18,671 --> 00:22:22,841 進め 山エルフ開発部! 353 00:22:22,841 --> 00:22:24,843 むん!