1 00:02:14,635 --> 00:02:18,805 ♬(エルフたち)「シェンガー カーニデイ バェーラス ォゼー スタンパス デリラ バェール」 2 00:02:18,805 --> 00:02:22,976 ♬「ラデイセン ブラッディレン ロディメメン ファォーーー ヌ タンパス ヴィクラ メーール」 3 00:02:22,976 --> 00:02:26,980 ♬「ローミン ヴェー オ バルカス メ バェール ヌ ブレンスル オラメー パェール」 4 00:02:26,980 --> 00:02:33,887 ♬(エルフたちの歌声) 5 00:02:35,756 --> 00:02:38,425 (ラファ)ただいま戻りました。 (ラスティ/ハクレン)フン! 6 00:02:38,425 --> 00:02:40,927 (ヒラク)ああ おかえり。 お疲れさま。 7 00:02:40,927 --> 00:02:45,599 《以前 発見した 北のダンジョンから 調査隊が帰ってきた》 8 00:02:45,599 --> 00:02:47,601 しかし…。 9 00:02:47,601 --> 00:02:50,771 ピーヒョロ…。 すごい獲物だな。 10 00:02:50,771 --> 00:02:54,107 (ハクレン)いや~ 大猟だね。 (ラスティ)楽勝だよ。 11 00:02:54,107 --> 00:02:58,111 (一同)うわ~! ふむふむ。 なるほど。 12 00:02:58,111 --> 00:03:00,280 すごい! 13 00:03:00,280 --> 00:03:02,282 豪華ですわね。 14 00:03:05,118 --> 00:03:07,954 (ティア)ほんとに すごく…。 15 00:03:07,954 --> 00:03:10,123 (ルー)ほんと たまらないわね。 16 00:03:10,123 --> 00:03:14,294 たくさん食べてくれよ。 アンたちが 頑張って さばいてくれたからな。 17 00:03:14,294 --> 00:03:16,296 (アン)恐れ入ります。 18 00:03:16,296 --> 00:03:18,298 何せ 蛇って ほら➡ 19 00:03:18,298 --> 00:03:20,634 どこ 切っても 肋骨だから。 20 00:03:20,634 --> 00:03:23,970 たくさん狩ってきてもらったから しばらく 蛇三昧だな。 21 00:03:23,970 --> 00:03:26,973 あっ 急いで食べなくても 平気らしいです。 22 00:03:26,973 --> 00:03:30,977 生命力が強くて 肉も なかなか 腐らないみたいで。 23 00:03:30,977 --> 00:03:33,747 (リア)ブラッディバイパーって 頭が残っていれば➡ 24 00:03:33,747 --> 00:03:36,583 丸ごと 再生するんですよ。 25 00:03:36,583 --> 00:03:39,252 なかなか 想像したくない絵面だな。 26 00:03:39,252 --> 00:03:42,923 それで ブラッディバイパーは まだまだ 取れそうでしたか? 27 00:03:42,923 --> 00:03:46,760 残念ながら 大きい個体は もう いなさそうで。 28 00:03:46,760 --> 00:03:49,096 一族再興計画に 支障が…。 29 00:03:49,096 --> 00:03:51,264 あっという間に やっつけちゃったよね。 30 00:03:51,264 --> 00:03:53,433 肩慣らしにもならなかった。 31 00:03:53,433 --> 00:03:56,269 まあ 危ない目に遭うより いいじゃないか。 32 00:03:56,269 --> 00:03:59,940 お2人のおかげで ブラッディバイパーに襲われていた住人を➡ 33 00:03:59,940 --> 00:04:01,942 助けることもできましたし。 34 00:04:01,942 --> 00:04:04,611 ダンジョンに 誰か住んでたのか? はい。 35 00:04:04,611 --> 00:04:07,948 巨人族と呼ばれる種族らしいです。 なんと! 36 00:04:07,948 --> 00:04:09,950 《なんだか 秘境を探検する番組に➡ 37 00:04:09,950 --> 00:04:12,619 登場しそうな…。 38 00:04:12,619 --> 00:04:14,788 考えてみると➡ 39 00:04:14,788 --> 00:04:18,458 今 俺は 病院のテレビで 見ていた番組よりも➡ 40 00:04:18,458 --> 00:04:21,962 よほど不思議な世界で 暮らしてるんだよな》 41 00:04:21,962 --> 00:04:24,631 他に 何か 変わったことはなかったか? 42 00:04:24,631 --> 00:04:26,633 珍しいものとか。 43 00:04:26,633 --> 00:04:28,969 珍しいかは わかりませんが➡ 44 00:04:28,969 --> 00:04:31,138 巨人族が言うには ダンジョンの北に➡ 45 00:04:31,138 --> 00:04:33,740 熱い水の湧く場所があるそうです。 46 00:04:33,740 --> 00:04:37,844 熱い水… つまり…。 47 00:04:41,748 --> 00:04:43,750 すぐに 調査に向かおう。 48 00:04:43,750 --> 00:04:46,419 その湧き水の所にですか? 49 00:04:46,419 --> 00:04:49,256 水でしたら 十分 足りているような。 50 00:04:49,256 --> 00:04:52,759 違うんだ。 温泉は 特別なんだ! 51 00:04:52,759 --> 00:04:55,929 温泉というのはだな ただ 熱いだけの水ではなく➡ 52 00:04:55,929 --> 00:05:00,267 とても健康で 文化的な こう… 血行とかにいいんだ! 53 00:05:00,267 --> 00:05:02,435 《というわけで みんなを説得して➡ 54 00:05:02,435 --> 00:05:04,771 温泉へ向かう調査隊を結成した》 55 00:05:04,771 --> 00:05:07,941 あなたも参加するの? 珍しいわね。 56 00:05:07,941 --> 00:05:09,943 そっ… そうかな。 57 00:05:09,943 --> 00:05:12,946 外に出かけるのが 苦手なのかと思ってたわ。 58 00:05:12,946 --> 00:05:15,115 別に そういうわけでは…。 59 00:05:15,115 --> 00:05:17,117 なんだかんだ 忙しくて。 60 00:05:17,117 --> 00:05:20,453 でも 二ノ村や三ノ村も落ち着いたし➡ 61 00:05:20,453 --> 00:05:23,123 新しい場所に ちょっと 興味が湧いてな。 62 00:05:23,123 --> 00:05:26,459 ふ~ん? 「ちょっと」ね。 ああ…。 63 00:05:26,459 --> 00:05:28,795 ザブトンに 衣装まで頼んじゃって。 64 00:05:28,795 --> 00:05:30,964 いや せっかくだし! 探検隊だし! 65 00:05:30,964 --> 00:05:33,400 秘境の温泉に 巨人族までいるんだぞ! 66 00:05:33,400 --> 00:05:35,402 しっかり備えないと。 67 00:05:35,402 --> 00:05:38,738 (グランマリア)しかし 巨人族と 会うために こちらから➡ 68 00:05:38,738 --> 00:05:40,907 しかも 村長自ら出向くのは➡ 69 00:05:40,907 --> 00:05:43,243 あまり よくないのではないでしょうか。 70 00:05:43,243 --> 00:05:46,246 まずは 向こうから 挨拶に来させるべきでは? 71 00:05:46,246 --> 00:05:50,250 それで呼びつけるのは 結構 失礼な気がするが…。 72 00:05:50,250 --> 00:05:53,253 それにだな 向こうから来てもらったら➡ 73 00:05:53,253 --> 00:05:56,756 せっかくの探検隊スペシャルの ありがたみが薄れるというか…。 74 00:05:56,756 --> 00:05:58,758 スペシャル? 75 00:05:58,758 --> 00:06:02,095 とにかく この先 何が 待ち受けているか わからないし➡ 76 00:06:02,095 --> 00:06:04,097 安全第一で行こう。 77 00:06:04,097 --> 00:06:06,433 (ヴァルグライフ)いや~ 楽しみだな。 78 00:06:06,433 --> 00:06:08,768 始祖さん いつの間に…。 79 00:06:08,768 --> 00:06:11,771 創造神様の像を 拝みに来たんだけど➡ 80 00:06:11,771 --> 00:06:13,940 おもしろそうなことをしているね。 81 00:06:13,940 --> 00:06:17,944 僕も交ぜてくれないかな。 はぁ… かまいませんが…。 82 00:06:17,944 --> 00:06:21,448 改めて 温泉調査隊 出発だ! 83 00:06:21,448 --> 00:06:23,450 (一同)お~! 84 00:06:23,450 --> 00:06:25,785 んじゃ 転移魔法で行こうか。 85 00:06:25,785 --> 00:06:27,787 えっ? うっ… はい。 86 00:06:34,728 --> 00:06:37,397 これ 結構 勇気いりますね。 んっ…。 87 00:06:37,397 --> 00:06:40,066 (ヴァルグライフ) 平気だよ。 思い切って ほら。 88 00:06:40,066 --> 00:06:43,069 あっ! うっ…。 あっ… あっ? 89 00:06:43,069 --> 00:06:47,741 これが 転移魔法。 あっという間に 別の場所。 90 00:06:47,741 --> 00:06:51,411 へぇ~。 お~ 楽ちん。 《本当に 一瞬で着いてしまった。 91 00:06:51,411 --> 00:06:53,747 まあ 歩いてくるわけにもいかないが➡ 92 00:06:53,747 --> 00:06:56,249 ずいぶん 山が近い。 93 00:06:56,249 --> 00:06:58,752 村の近くとは 雰囲気が違うな》 94 00:06:58,752 --> 00:07:00,754 みんな 通ったかな? 95 00:07:00,754 --> 00:07:03,089 (フローラ)はい。 よ~し。 96 00:07:03,089 --> 00:07:07,260 あの岩山… というか 石造りの山は? 97 00:07:07,260 --> 00:07:10,930 あれが ダンジョンの入り口。 そうか。 98 00:07:10,930 --> 00:07:13,600 早速 巨人族と会えるかな。 (地響き) 99 00:07:13,600 --> 00:07:15,602 (ラスティ/ルー)あっ…。 なんだ? 100 00:07:15,602 --> 00:07:19,105 (巨人族たち)ハァハァ ハァハァ…。 何か 近づいて…。 101 00:07:19,105 --> 00:07:21,107 (巨人族たち)ハァハァ ハァハァ…。 102 00:07:21,107 --> 00:07:23,777 あれが 巨人族だけど…。 えっ! 103 00:07:23,777 --> 00:07:25,945 思ったより もこもことした…。 104 00:07:25,945 --> 00:07:29,282 様子が おかしくない? ずいぶん 慌ててるみたい。 105 00:07:29,282 --> 00:07:32,385 あの ちょっと話をしたいんだけど…。 106 00:07:32,385 --> 00:07:34,721 (巨人族たち)うわ~! 何か 問題でも…。 107 00:07:34,721 --> 00:07:37,557 あったんだろうな。 あっ 見て! 108 00:07:37,557 --> 00:07:39,559 (巨人族たち)うわ~! (威嚇する声) 109 00:07:39,559 --> 00:07:41,561 ブラッディバイパー! 110 00:07:41,561 --> 00:07:43,563 大きいのは やっつけたはずなのに。 111 00:07:43,563 --> 00:07:45,565 まだいたんですね! 112 00:07:45,565 --> 00:07:48,568 (鳴き声) 113 00:07:48,568 --> 00:07:50,737 えっ! どうしたんだ? 114 00:07:50,737 --> 00:07:56,743 (うなり声) 115 00:07:56,743 --> 00:07:59,079 なんだ? あれ! アースラットです。 116 00:07:59,079 --> 00:08:02,749 気を付けてください! 117 00:08:02,749 --> 00:08:04,751 うわっ! (ハクレン/ラスティ)んっ! 118 00:08:07,087 --> 00:08:09,089 (ラスティ/ハクレン)フッ! 119 00:08:16,429 --> 00:08:21,434 いや~ 派手に飛んだね。 やり過ぎのような…。 んっ? 120 00:08:21,434 --> 00:08:23,436 (クロの うなり声) 121 00:08:23,436 --> 00:08:25,438 おっ! 122 00:08:25,438 --> 00:08:28,108 あっ! 《まだいたのか!》 123 00:08:28,108 --> 00:08:30,110 んっ! 124 00:08:30,110 --> 00:08:32,112 はぁ! 125 00:08:34,881 --> 00:08:37,550 大丈夫か? (鳴き声) 126 00:08:37,550 --> 00:08:40,887 おっ…。 よしよし。 127 00:08:40,887 --> 00:08:43,089 お~ ベトベトだな。 128 00:08:45,058 --> 00:08:48,228 この度は 助けていただき ありがとうございます。 129 00:08:48,228 --> 00:08:50,230 あっ ああ…。 130 00:08:50,230 --> 00:08:55,235 《改めて見ると 巨人というより 子ども番組の着ぐるみっぽい》 131 00:08:55,235 --> 00:08:57,570 うぅ…。 ああ… えっと➡ 132 00:08:57,570 --> 00:09:00,573 さっきのアースラットは この辺りに たくさんいるのかな? 133 00:09:00,573 --> 00:09:03,410 いえ ふだんは見かけないのですが…。 134 00:09:03,410 --> 00:09:07,247 我々が住んでいるダンジョンの中が 一部 崩落しまして➡ 135 00:09:07,247 --> 00:09:09,249 その穴から出てきたのです。 136 00:09:09,249 --> 00:09:11,584 崩落? アースラットが やったのか? 137 00:09:11,584 --> 00:09:16,423 いえ 先日 ブラッディバイパーを 退治してもらったときに その…。 138 00:09:16,423 --> 00:09:18,758 戦いの余波で…。 139 00:09:18,758 --> 00:09:21,594 それって…。 (ラスティ/ハクレン)んっ…。 140 00:09:21,594 --> 00:09:23,596 事情は わかった。 141 00:09:23,596 --> 00:09:26,099 うちの村の者が 迷惑をかけたようだ。 142 00:09:26,099 --> 00:09:28,101 (2人)あっ…。 143 00:09:28,101 --> 00:09:30,437 申し訳ない。 144 00:09:30,437 --> 00:09:33,373 たまたま居合わせたから よかったものの➡ 145 00:09:33,373 --> 00:09:36,042 もっと 大変なことに なっていたかも…。 146 00:09:36,042 --> 00:09:40,880 そんな! とんでもありません。 頭を上げてください。 147 00:09:40,880 --> 00:09:42,882 そちらのせいではありませんから。 148 00:09:42,882 --> 00:09:45,885 崩落がなくても いずれ 遭遇していたでしょうし…。 149 00:09:45,885 --> 00:09:49,389 んっ…。 フッ…。 150 00:09:49,389 --> 00:09:51,891 それで どうするの? 151 00:09:51,891 --> 00:09:54,227 巨人族たちは こちらに責任はないと➡ 152 00:09:54,227 --> 00:09:57,730 言ってくれているが 危険な魔物が出てくる穴を➡ 153 00:09:57,730 --> 00:10:00,066 放っておくわけにもいかないよな。 154 00:10:00,066 --> 00:10:03,403 穴を塞ぐだけでは また掘り返されそうですし➡ 155 00:10:03,403 --> 00:10:06,239 ちゃんと駆除したほうが よさそうですね。 156 00:10:06,239 --> 00:10:09,075 (ハクレン)私が行く。 んっ…。 157 00:10:09,075 --> 00:10:11,077 ああ 助かるが…。 158 00:10:11,077 --> 00:10:13,079 任せておいて。 159 00:10:13,079 --> 00:10:15,748 んっ… 私も! 160 00:10:15,748 --> 00:10:18,251 《話し合いの結果➡ 161 00:10:18,251 --> 00:10:20,587 手分けして 穴の調査と温泉の調査を➡ 162 00:10:20,587 --> 00:10:23,590 同時に行うことになった》 163 00:10:23,590 --> 00:10:25,592 じゃあ 行ってくるよ。 164 00:10:25,592 --> 00:10:29,262 俺も 穴の調査に 参加したほうがいいのでは? 165 00:10:29,262 --> 00:10:33,933 平気さ。 もともとの目的は 温泉の調査なんだから➡ 166 00:10:33,933 --> 00:10:36,603 気にせず そっちに専念してよ。 167 00:10:36,603 --> 00:10:39,939 んっ! あっ! うっ… 待って! 168 00:10:39,939 --> 00:10:41,941 大丈夫かな? 169 00:10:46,613 --> 00:10:49,616 んっ… んっと! フゥー…。 170 00:10:49,616 --> 00:10:53,453 山が近いからか 地形も起伏が大きいな。 171 00:10:53,453 --> 00:10:57,123 (水の音) 172 00:10:57,123 --> 00:10:59,626 水源に かなり近づいたと思います。 173 00:10:59,626 --> 00:11:01,794 水の音が はっきりしてきました。 174 00:11:01,794 --> 00:11:06,799 んっ! グランマリアが 上空から 正確な場所を調べているので➡ 175 00:11:06,799 --> 00:11:09,636 戻ってきたら 出発しましょ…。 176 00:11:09,636 --> 00:11:12,338 んっ? この木に 何か? 177 00:11:14,307 --> 00:11:16,809 んっ! うん? 178 00:11:16,809 --> 00:11:20,480 爪痕ですよね。 179 00:11:20,480 --> 00:11:22,982 あんな高さにあるということは…。 180 00:11:22,982 --> 00:11:25,485 つまり…。 傷を付けたのは➡ 181 00:11:25,485 --> 00:11:29,489 とてつもない大物だということで。 (うなり声) 182 00:11:29,489 --> 00:11:31,491 (咆哮) 183 00:11:31,491 --> 00:11:33,426 うっ…。 ん~! 184 00:11:33,426 --> 00:11:37,263 なぁ~! そい! 185 00:11:37,263 --> 00:11:40,767 お待たせしました。 もう少しで 目的地に…。 186 00:11:40,767 --> 00:11:42,936 うわっ! なんです? これ。 187 00:11:42,936 --> 00:11:46,839 村長が やりました。 ハァ… びっくりした。 188 00:11:50,610 --> 00:11:52,946 確かに 温泉のようだが➡ 189 00:11:52,946 --> 00:11:55,114 ずいぶん 熱そうだな。 190 00:11:55,114 --> 00:11:58,785 触るのは ためらわれますね。 191 00:11:58,785 --> 00:12:01,454 立ちこめている湯気に 毒はなさそうです。 192 00:12:01,454 --> 00:12:04,624 うっ…。 有毒ガスが出てる 可能性があったか。 193 00:12:04,624 --> 00:12:07,627 なんの用心もしてなかった。 194 00:12:07,627 --> 00:12:10,129 しかし どうして ここまで熱い湯が➡ 195 00:12:10,129 --> 00:12:13,967 湧き出しているんだろう? 近くで 火山が噴火してたり? 196 00:12:13,967 --> 00:12:16,302 その様子はなさそうですが…。 197 00:12:16,302 --> 00:12:19,305 きっと この辺りの石の性質です。 198 00:12:19,305 --> 00:12:22,108 性質? ええ 試してみましょう。 199 00:12:25,645 --> 00:12:29,482 フッ…。 んっ…。 200 00:12:29,482 --> 00:12:31,484 触ってみてください。 201 00:12:31,484 --> 00:12:33,586 えっ? いやいや 熱いだろう。 202 00:12:33,586 --> 00:12:36,255 これ ほら 熱っ! 203 00:12:36,255 --> 00:12:39,425 うっ… くない? んっ? 204 00:12:39,425 --> 00:12:41,594 じんわり 温かい。 205 00:12:41,594 --> 00:12:44,264 ホットストーンですか? はい。 206 00:12:44,264 --> 00:12:46,432 与えられた熱を蓄えて➡ 207 00:12:46,432 --> 00:12:49,269 少しずつ放出する性質が あるんです。 208 00:12:49,269 --> 00:12:52,438 それで 湧き水が ずっと 熱いままなんだな。 209 00:12:52,438 --> 00:12:55,942 ホットストーンって 冬場に暖をとるのに いいみたいですよ。 210 00:12:55,942 --> 00:13:00,279 懐炉か! 温室とか料理を 温めるのにも使えるかもな。 211 00:13:00,279 --> 00:13:03,449 それで 水が湧く場所は 見つかりましたが➡ 212 00:13:03,449 --> 00:13:06,786 これから どうしますか? そうだな…。 213 00:13:06,786 --> 00:13:11,290 近くに 熱くない水場はないか? 川がありましたが。 214 00:13:11,290 --> 00:13:15,395 よし それなら うまくいくかもしれないぞ。 215 00:13:27,974 --> 00:13:30,476 んっ! フッ…。 216 00:13:30,476 --> 00:13:33,246 何かいるかな? 217 00:13:33,246 --> 00:13:36,582 いたって いなくたって一緒。 218 00:13:36,582 --> 00:13:38,584 ちょっと! やめてよ! 219 00:13:38,584 --> 00:13:40,753 これ以上は 息ができなくなるわ! 220 00:13:40,753 --> 00:13:42,922 うっ…。 221 00:13:42,922 --> 00:13:47,927 熱っ! こここ… これ 焼け… 焼けますわ~! 222 00:13:47,927 --> 00:13:50,096 ちょっと 助けてくださいまし! このままでは 我々が先に➡ 223 00:13:50,096 --> 00:13:52,098 蒸し焼きになります。 (フローラ)誰か! 224 00:13:52,098 --> 00:13:55,768 そういうわけだから 火は なるべく遠慮してほしいかな。 225 00:13:55,768 --> 00:13:57,937 (フローラ)焼けちゃいますわ! は~い。 226 00:13:57,937 --> 00:13:59,939 飛んだらいいじゃない。 227 00:14:01,941 --> 00:14:05,445 どうやら もともとあった この横穴が➡ 228 00:14:05,445 --> 00:14:08,614 たまたま ダンジョンの崩落で つながってしまったようだね。 229 00:14:08,614 --> 00:14:10,950 アースラットが掘ったのでしょうか? 230 00:14:10,950 --> 00:14:15,455 だとしたら 何か目的地があって 進んでいたようだ。 231 00:14:15,455 --> 00:14:17,457 寄り道もせず まっすぐに。 232 00:14:17,457 --> 00:14:22,962 あっちが西で こっちが東かな。 さて どうするか。 233 00:14:22,962 --> 00:14:27,300 ラスティは あっち。 私は こっち。 あっ…。 234 00:14:27,300 --> 00:14:29,969 じゃあ 二手に分かれようか。 235 00:14:29,969 --> 00:14:32,572 ルーとフローラは 西に向かってくれるかな? 236 00:14:32,572 --> 00:14:35,908 はい。 ラスティと一緒ね。 フッ…。 237 00:14:35,908 --> 00:14:37,910 どうか 気を付けてください。 238 00:14:37,910 --> 00:14:39,912 皆様も どうか ご無事で。 239 00:14:39,912 --> 00:14:42,749 やっかいな敵がいないよう 祈るよ。 240 00:14:42,749 --> 00:14:44,751 あるいは…。 241 00:14:44,751 --> 00:14:46,753 いてくれたほうがいいのかな? 242 00:14:53,926 --> 00:14:56,929 よ~し うまくいきそうだぞ。 243 00:14:56,929 --> 00:14:59,098 《湧いている水が熱すぎるので➡ 244 00:14:59,098 --> 00:15:01,768 川の水を引いて混ぜることにする。 245 00:15:01,768 --> 00:15:04,270 温度は 水路に流れ込む量を変えれば➡ 246 00:15:04,270 --> 00:15:06,272 調節できるはず》 247 00:15:06,272 --> 00:15:08,441 早速 風呂場作りを始めよう。 248 00:15:08,441 --> 00:15:11,277 温泉とは お風呂のことだったのですか。 249 00:15:11,277 --> 00:15:13,446 ああ 温泉は いいぞ。 250 00:15:13,446 --> 00:15:17,283 よ~し! 脱衣所や休憩所なんかも 作らなきゃな。 251 00:15:17,283 --> 00:15:19,619 ヤッホー! よ~し やるぞ! ずいぶんな張り切り方ですね。 252 00:15:19,619 --> 00:15:22,789 お風呂なら 村に 立派なものがありますし➡ 253 00:15:22,789 --> 00:15:24,791 こんな遠くに作らなくても…。 254 00:15:24,791 --> 00:15:27,627 と 昔の私も きっと そう思ったはずですが➡ 255 00:15:27,627 --> 00:15:29,629 お風呂のよさを知った今は➡ 256 00:15:29,629 --> 00:15:31,631 期待しかありません。 はぁ…。 257 00:15:31,631 --> 00:15:34,400 (キアービット)あ~ いたいた! (リア/グランマリア/ティア)んっ? 258 00:15:34,400 --> 00:15:37,403 (ティア)キアービット? 259 00:15:37,403 --> 00:15:40,406 ようやく見つけたわ。 どうしたんです? 260 00:15:40,406 --> 00:15:44,410 別に。 村長が 大勢を連れて 出かけてるっていうから➡ 261 00:15:44,410 --> 00:15:47,580 様子を見に来たのよ。 ただの やじ馬ですか。 262 00:15:47,580 --> 00:15:51,918 いいじゃない。 それより 何をしてるのかしら? 263 00:15:51,918 --> 00:15:55,755 んっ? お~ キアービット ちょうどいいところに。 264 00:15:55,755 --> 00:15:58,758 ティアたちと 川の向こうから 木を運んでくれないか? 265 00:15:58,758 --> 00:16:01,093 え~ なんで 私が? 266 00:16:01,093 --> 00:16:04,597 手伝ってくれたら きっと あとで いい思いができますよ。 267 00:16:04,597 --> 00:16:08,434 何よ? 体よく こき使う つもりじゃないでしょうね? 268 00:16:08,434 --> 00:16:11,337 フッ… よっ! 269 00:16:14,273 --> 00:16:16,275 フッ! 270 00:16:16,275 --> 00:16:26,285 ♬~ 271 00:16:26,285 --> 00:16:38,598 ♬~ 272 00:16:43,736 --> 00:16:46,572 この洞窟は 一体 なんなのでしょう? 273 00:16:46,572 --> 00:16:49,075 ひたすら まっすぐ 続いていますが…。 274 00:16:49,075 --> 00:16:52,745 距離的には まだ 死の森の下よね。 275 00:16:52,745 --> 00:16:57,917 餌があるわけでもないのに ひたすら 穴を掘り続けるなんて。 276 00:16:57,917 --> 00:17:00,586 何かに 操られでも してたのかしら? 277 00:17:00,586 --> 00:17:04,590 いつまでも先が見えませんし 引き返しますか? 278 00:17:04,590 --> 00:17:06,592 そうね。 だめ! 279 00:17:06,592 --> 00:17:09,428 このまま 何もわからずに 帰れない! 280 00:17:09,428 --> 00:17:13,432 どんな敵が出てきても 全部 やっつけるんだから! 281 00:17:13,432 --> 00:17:15,935 フンフン! んっ…。 282 00:17:21,274 --> 00:17:24,110 あっ 何かありそうですわ。 283 00:17:24,110 --> 00:17:27,113 (カメラさん)みっ。 284 00:17:27,113 --> 00:17:29,615 んっ…。 285 00:17:29,615 --> 00:17:33,819 ほんと いかにも意味ありげな岩ね。 286 00:17:35,721 --> 00:17:37,723 何か刻まれてる…。 287 00:17:37,723 --> 00:17:40,059 文字みたいな…。 288 00:17:40,059 --> 00:17:42,228 かなり古いものみたい。 289 00:17:42,228 --> 00:17:44,563 岩だけ? 何もいないの? 290 00:17:44,563 --> 00:17:46,565 この上から 外に出られそうですね。 291 00:17:46,565 --> 00:17:48,568 みぃ~。 292 00:17:48,568 --> 00:17:51,904 (フローラ)一度 脱出して 態勢を立て直したほうが…。 293 00:17:51,904 --> 00:17:55,074 あっ? 何か…。 294 00:17:55,074 --> 00:17:57,076 みぃ~!! 295 00:17:57,076 --> 00:18:00,079 みっ… みみみみみみみみみ…。 うようよと 気色悪いですわ! 296 00:18:00,079 --> 00:18:02,915 アンデッド? やっかいね。 297 00:18:02,915 --> 00:18:06,419 下がって! ラスティ 火は だめ! 298 00:18:06,419 --> 00:18:08,621 上に吹くなら いいよね!? 299 00:18:14,093 --> 00:18:16,262 うっ… うっ…。 うぅ…。 みみみみみみみみ…。 300 00:18:16,262 --> 00:18:21,601 もう! やめなさい ラスティ! 上は 森なんだから! 301 00:18:21,601 --> 00:18:24,270 んっ? (噴火音) 302 00:18:24,270 --> 00:18:26,372 なんだ? 303 00:18:28,941 --> 00:18:31,110 んっ…。 何事ですか? 304 00:18:31,110 --> 00:18:33,379 ティア! 消火を手伝って! 305 00:18:33,379 --> 00:18:35,548 はい。 306 00:18:35,548 --> 00:18:43,055 あ~! 消えないよ! うわ~! 307 00:18:46,392 --> 00:18:49,061 それで 火は収まったのか? 308 00:18:49,061 --> 00:18:51,063 はい なんとか…。 309 00:18:51,063 --> 00:18:54,066 だめって言ったじゃない。 ごめんなさい。 310 00:18:54,066 --> 00:18:56,235 まあまあ そのくらいで。 311 00:18:56,235 --> 00:18:59,071 それより 温泉が なんとか形になったんだ。 312 00:18:59,071 --> 00:19:01,073 今晩は みんなで楽しもう。 313 00:19:01,073 --> 00:19:03,409 んっ? はぁ…。 314 00:19:03,409 --> 00:19:07,079 へぇ~ すてきじゃない。 315 00:19:07,079 --> 00:19:10,583 急いで作ったにしては 立派だろ。 316 00:19:10,583 --> 00:19:13,085 男湯と女湯に分かれてるから➡ 317 00:19:13,085 --> 00:19:15,087 それぞれ 自由に使ってくれ。 318 00:19:15,087 --> 00:19:17,089 (ルーたち)うわ~! 319 00:19:25,264 --> 00:19:27,266 あ~…。 320 00:19:27,266 --> 00:19:31,437 これ もう 最高ね。 321 00:19:31,437 --> 00:19:36,542 はぁ~… 本当ですわ。 みぃ~…。 322 00:19:36,542 --> 00:19:42,548 屋内と違って 風が気持ちいいですね。 323 00:19:42,548 --> 00:19:45,051 村では こうはいかないわね。 324 00:19:45,051 --> 00:19:47,720 こちらにも 研究小屋を作れば➡ 325 00:19:47,720 --> 00:19:51,057 毎日 研究と温泉三昧ですわ。 326 00:19:51,057 --> 00:19:53,059 (リア)村ごと 引っ越しますか。 327 00:19:53,059 --> 00:19:57,730 毎日じゃなくても たまに来られたら いいわね。 328 00:19:57,730 --> 00:20:00,733 ん~…。 329 00:20:02,735 --> 00:20:07,239 あ~! 330 00:20:07,239 --> 00:20:10,576 暑い! 331 00:20:10,576 --> 00:20:13,079 うぅ…。 これしきで 音を上げるのですか? 332 00:20:13,079 --> 00:20:15,247 もちろん 平気よ! 333 00:20:15,247 --> 00:20:18,918 にしても これって なんの修行かしら? 334 00:20:18,918 --> 00:20:21,087 お肌が きれいになるらしいですよ。 335 00:20:21,087 --> 00:20:24,924 本当? それなら 我慢するわ。 336 00:20:24,924 --> 00:20:27,760 天使族の次期族長として➡ 337 00:20:27,760 --> 00:20:31,263 ふさわしい夫を 捕まえなくちゃならないもの。 338 00:20:31,263 --> 00:20:33,432 まだ しきたりに こだわりを? 339 00:20:33,432 --> 00:20:35,434 しきたりが どうであれ➡ 340 00:20:35,434 --> 00:20:38,604 変な男とは 結婚したくないでしょ。 341 00:20:38,604 --> 00:20:42,441 正直ですね。 もし あの村長が相手だったら➡ 342 00:20:42,441 --> 00:20:44,443 完璧なんだけど…。 343 00:20:44,443 --> 00:20:47,113 今更 手出しはできないわよね。 344 00:20:47,113 --> 00:20:50,282 私だって 命は惜しいもの。 345 00:20:50,282 --> 00:20:54,620 今からなら ありかしら。 村長の息子さん。 346 00:20:54,620 --> 00:20:57,623 ウフッ! 節操なさすぎでしょ! うっ… あっ…。 347 00:20:57,623 --> 00:21:00,626 だっこさせてもらった赤ん坊を 狙うんですか? 348 00:21:00,626 --> 00:21:04,964 (キアービット)何よ? 超が付くほど有望株じゃない! 349 00:21:04,964 --> 00:21:08,968 それは そうですけど…。 村で そんなことを口走ったら➡ 350 00:21:08,968 --> 00:21:11,470 命がいくつあっても足りませんよ。 351 00:21:11,470 --> 00:21:15,141 これは アルフレート様の警護を 見直すべきですね。 352 00:21:15,141 --> 00:21:18,310 悪い虫が飛び込まないよう 窓に わなを仕掛けて…。 353 00:21:18,310 --> 00:21:20,980 何よ もう! 勝手に言ってなさい! 354 00:21:20,980 --> 00:21:22,982 むぅ~! (グランマリア/ティアの笑い声) 355 00:21:24,984 --> 00:21:27,319 はぁ~…。 356 00:21:27,319 --> 00:21:30,156 《やはり 温泉は すばらしい。 357 00:21:30,156 --> 00:21:33,425 無理を言って連れてきてもらって 正解だった。 358 00:21:33,425 --> 00:21:35,761 村のみんなにも 楽しんでもらえるように➡ 359 00:21:35,761 --> 00:21:39,265 もっと 設備を充実させたいな。 360 00:21:39,265 --> 00:21:42,568 そういえば 始祖さんたちは…》 361 00:21:53,612 --> 00:21:56,448 (死霊王)我の邪魔をするな。 362 00:21:56,448 --> 00:21:59,118 立ち去れ。 363 00:21:59,118 --> 00:22:02,121 (ハクレン)フッ! うっ! 364 00:22:02,121 --> 00:22:04,623 せ~い! 365 00:22:06,792 --> 00:22:08,794 フゥ…。 366 00:22:08,794 --> 00:22:10,796 立ち去れ。 367 00:22:10,796 --> 00:22:12,965 立ち去…。 (ハクレン)え~い! 368 00:22:12,965 --> 00:22:14,967 (悲鳴) 369 00:22:14,967 --> 00:22:20,306 アースラットの次は 武装したアンデッドの大群とはね。 370 00:22:20,306 --> 00:22:22,474 なんだって こんな地下深くに。 371 00:22:22,474 --> 00:22:24,476 ブッ… うぅ… あっ…。 372 00:22:24,476 --> 00:22:26,979 (アン)何か言いたそうですが 止めますか? 373 00:22:26,979 --> 00:22:29,148 (ヴァルグライフ) どうかな? 止められる? 374 00:22:29,148 --> 00:22:31,450 (アン)いえ。 聞いてててててててて…。 375 00:22:34,086 --> 00:22:36,589 え~い!! 376 00:22:36,589 --> 00:22:40,759 《なんだか楽しそうだからと ついてきたけれど➡ 377 00:22:40,759 --> 00:22:44,763 今回の一件 ただならぬ陰謀に つながっているようだ》 378 00:22:44,763 --> 00:22:46,765 うわ~! 379 00:22:46,765 --> 00:22:48,934 《まあ とりあえず…》 380 00:22:48,934 --> 00:22:52,938 うわ~!! はぁ~!! 381 00:22:52,938 --> 00:22:55,140 《気の済むまで やらせておこう》