1 00:00:38,739 --> 00:00:41,541 《魔神:我は 魔神と呼ばれた神》 2 00:00:48,415 --> 00:00:54,087 《この身を地の底に封じた神々に 復しゅうを果たすまで➡ 3 00:00:54,087 --> 00:00:59,793 何千年 何万年かかろうとも 我は諦めぬ…》 4 00:02:40,894 --> 00:02:43,897 (笑い声) 5 00:02:43,897 --> 00:02:48,402 (ヒラク)みんな どんどん 飲んで 食べてくれ! (歓声) 6 00:02:48,402 --> 00:02:50,904 《温泉から 大樹の村に戻って➡ 7 00:02:50,904 --> 00:02:54,908 今日は 久しぶりの大宴会だ》 (ラスティ)温泉は 気持ちよかった! 8 00:02:54,908 --> 00:02:58,912 (リア)突如 地中から 巨大な 魔物が現れ…。 (リタ/リリ)え~! 9 00:02:58,912 --> 00:03:01,415 《特に 温泉調査隊のみんなには➡ 10 00:03:01,415 --> 00:03:03,917 楽しんで 疲れを取ってもらいたい》 11 00:03:06,753 --> 00:03:11,091 (フローラ)プハー! 生きてますわ…。 12 00:03:11,091 --> 00:03:14,094 (ルー) まさか 生きて帰れるなんてね。 13 00:03:14,094 --> 00:03:17,764 みんな 今回は 本当にお疲れさま。 14 00:03:17,764 --> 00:03:20,100 (ティア)ええ… 本当に。 15 00:03:20,100 --> 00:03:25,272 もう少しで 後ろから 拳を たたき込むところでした。 16 00:03:25,272 --> 00:03:29,276 フフフフッ! (グランマリア) まあまあ 飲んで 忘れましょう。 17 00:03:29,276 --> 00:03:32,379 《結局 謎の黒い岩は➡ 18 00:03:32,379 --> 00:03:34,881 ルーたちの奮闘で 7つ 発掘され➡ 19 00:03:34,881 --> 00:03:38,385 そのすべてを 神様の像に加工した。 20 00:03:38,385 --> 00:03:40,554 怪しいもやは 見えなくなったし➡ 21 00:03:40,554 --> 00:03:43,390 問題は ひとまず解決したと思いたい》 22 00:03:43,390 --> 00:03:45,392 (グランマリア)ほら ぐいっと。 23 00:03:45,392 --> 00:03:48,728 (ビーゼル)ちょっと 落ち着いてください。 んっ? 24 00:03:48,728 --> 00:03:52,065 あっ これは 村長。 25 00:03:52,065 --> 00:03:54,401 宴会に来てくれるのは 珍しいな。 26 00:03:54,401 --> 00:03:57,070 ええ。 いつも ご招待いただきながら➡ 27 00:03:57,070 --> 00:03:59,406 参加できずにいたのですが…。 28 00:03:59,406 --> 00:04:02,909 今日は 問題事が きれいに片づきまして。 29 00:04:02,909 --> 00:04:06,246 久しぶりに 一息つけます。 それは よかった。 30 00:04:06,246 --> 00:04:08,248 (グラッツ)ロナーナ殿! (ヒラク/ビーゼル)んっ? 31 00:04:08,248 --> 00:04:10,417 前線が ようやく落ち着いたので➡ 32 00:04:10,417 --> 00:04:13,420 あなたの元に 駆け戻ってまいりました! 33 00:04:13,420 --> 00:04:16,757 (ロナーナ)ご無事で何よりです。 フッ! お元気でしたか? 34 00:04:16,757 --> 00:04:20,594 彼も 手が空いたから連れていけと ねだるものですから。 35 00:04:20,594 --> 00:04:24,097 仲よくしてるみたいで ほほ笑ましいな。 36 00:04:24,097 --> 00:04:26,933 あっちで ドライムと飲んでいるのは…。 37 00:04:26,933 --> 00:04:31,605 (ビーゼル)魔王国四天王の内政担当 ランダンといいます。 38 00:04:31,605 --> 00:04:34,875 (ランダン)国内に はびこっていた よからぬ連中が➡ 39 00:04:34,875 --> 00:04:37,544 急に 態度を改めましてね。 40 00:04:37,544 --> 00:04:40,547 (ドライム)こちらも 父上と対立していた相手が➡ 41 00:04:40,547 --> 00:04:43,717 急に 頭を下げに来たらしくてな。 42 00:04:43,717 --> 00:04:46,386 理由は わからんが とにかく めでたい! 43 00:04:46,386 --> 00:04:49,990 今日は しこたま飲もう! ええ ぜひとも! 44 00:04:53,059 --> 00:04:55,562 だっ ああ…。 おっ? 45 00:04:55,562 --> 00:04:59,566 こたびの粗相 辞職して おわび申し上げます! 46 00:04:59,566 --> 00:05:02,903 こら ランダン君! 同僚が とんだ ご迷惑を。 47 00:05:02,903 --> 00:05:06,406 な~に かまわん。 実に鋭い謝罪だ。 48 00:05:06,406 --> 00:05:09,743 相当 鍛えているようだな。 (ランダン)はっ! 恐れ入ります! 49 00:05:09,743 --> 00:05:11,745 (ヴァルグライフ)やあ 村長。 んっ? 50 00:05:11,745 --> 00:05:14,581 始祖さん お疲れさまでした。 51 00:05:14,581 --> 00:05:19,252 疲れたね~。 けど 温泉で しっかり回復したよ。 52 00:05:19,252 --> 00:05:22,088 今日は 一段と にぎやかだね。 53 00:05:22,088 --> 00:05:26,092 なんだか みんな 急に 問題が片づいたとかで。 54 00:05:26,092 --> 00:05:29,429 うちの支部からも そんな話が聞こえてきたね。 55 00:05:29,429 --> 00:05:33,033 まあ よいことは 素直に喜んでおこう。 56 00:05:33,033 --> 00:05:36,536 ところで 村長 あれなんだけど。 んっ? 57 00:05:36,536 --> 00:05:39,539 ああ あれは 酒スライムといって…。 58 00:05:39,539 --> 00:05:43,877 (ヴァルグライフ)いや その隣。 えっと… 猫ですね。 59 00:05:43,877 --> 00:05:47,547 (ヴァルグライフ)猫なのは わかるけど…。 今まで いたっけ? 60 00:05:47,547 --> 00:05:50,884 それが 村に帰ってきたときに…。 61 00:05:50,884 --> 00:05:53,220 ((うん? 62 00:05:53,220 --> 00:05:56,723 猫だ。 猫だよな? 63 00:05:56,723 --> 00:05:59,226 どこから来たんだ? 64 00:05:59,226 --> 00:06:01,428 どうした? 65 00:06:05,732 --> 00:06:07,734 降参?)) 66 00:06:09,736 --> 00:06:12,405 誰かが連れてきたのかと 思ったけど➡ 67 00:06:12,405 --> 00:06:14,407 誰も知らなくて。 68 00:06:14,407 --> 00:06:18,245 へぇ~ なんだか 不思議な猫だね。 69 00:06:18,245 --> 00:06:20,914 クロたちやザブトンを見ても平気だし➡ 70 00:06:20,914 --> 00:06:23,416 このまま居ついてくれたら いいんですけど。 71 00:06:29,422 --> 00:06:41,034 ♬~ 72 00:06:41,034 --> 00:06:43,036 ((《魔神:我は 魔神。 73 00:06:43,036 --> 00:06:49,042 かつて いまいましき神々との 戦いに敗れ➡ 74 00:06:49,042 --> 00:06:52,212 この地に封じられて幾星霜…。 75 00:06:52,212 --> 00:06:56,416 この身は 大地の奥底で朽ちる定めだった》 76 00:06:59,386 --> 00:07:02,722 《だが そんなことは許さん。 77 00:07:02,722 --> 00:07:05,058 すでに 布石は打ってある。 78 00:07:05,058 --> 00:07:11,398 我が復活したときこそ 憎き神々の最期だ! 79 00:07:11,398 --> 00:07:14,401 んっ! くっ…。 80 00:07:14,401 --> 00:07:16,736 これは!》 81 00:07:16,736 --> 00:07:20,573 あ痛~! 何これ? いった~! 82 00:07:20,573 --> 00:07:23,576 《我を封印していた岩の1つが➡ 83 00:07:23,576 --> 00:07:27,747 憎むべき創造神の姿になって 力を増している! 84 00:07:27,747 --> 00:07:31,084 封印の隙間から 残り少ない力を送って➡ 85 00:07:31,084 --> 00:07:35,021 周りを扇動したり あれこれ たくらんでたのに! 86 00:07:35,021 --> 00:07:38,525 いや 落ち着け。 たった1つ 封印が強まったくらいで➡ 87 00:07:38,525 --> 00:07:40,527 くじける我では…》 88 00:07:40,527 --> 00:07:43,196 んっ! 89 00:07:43,196 --> 00:07:46,533 《半端なく いったいわ これ~! 90 00:07:46,533 --> 00:07:48,535 我は 魔神! 91 00:07:48,535 --> 00:07:53,373 しかし 神だって 痛いものは 痛い! 92 00:07:53,373 --> 00:07:57,210 あっ だんだん 意識が遠く…。 93 00:07:57,210 --> 00:08:00,046 お~…。 94 00:08:00,046 --> 00:08:02,716 おあ~! 95 00:08:02,716 --> 00:08:06,219 あっ…。 あれ?》 96 00:08:06,219 --> 00:08:09,222 どこから来たんだ? 97 00:08:09,222 --> 00:08:12,892 《気付いたときには もう 我は 猫であった。 98 00:08:12,892 --> 00:08:15,395 魔神の力は すべて失われ➡ 99 00:08:15,395 --> 00:08:21,234 ただの猫となった我に 残された道は1つ。 100 00:08:21,234 --> 00:08:23,536 もう どうにでもな~れ!》)) 101 00:08:29,409 --> 00:08:33,680 (農業神)フン… これ どうします? 102 00:08:33,680 --> 00:08:35,682 (創造神)う~ん…。 103 00:08:35,682 --> 00:08:38,351 彼が彫った像が神罰になり➡ 104 00:08:38,351 --> 00:08:41,688 更には 魔神への救済となったようだね。 105 00:08:41,688 --> 00:08:45,859 猫の姿になることが 救済ですか? 106 00:08:45,859 --> 00:08:50,029 ああ。 魔神は あの姿で 生を全うし➡ 107 00:08:50,029 --> 00:08:54,034 やがて 再び 神としての役目を 与えられるだろう。 108 00:08:54,034 --> 00:08:59,539 (農業神)街尾火楽… もはや 彼は 神の代行者とすら言えるのでは。 109 00:08:59,539 --> 00:09:01,708 本人に その気はないし➡ 110 00:09:01,708 --> 00:09:05,712 このまま 好きなように 第2の人生を生きてほしいものだ。 111 00:09:05,712 --> 00:09:09,549 そういえば 元は あなたの手違いが原因でしたね? 112 00:09:09,549 --> 00:09:12,552 うっかり 彼を 危険な 死の森に送り込んで…。 113 00:09:12,552 --> 00:09:15,889 (創造神) それは そうなんだけど…。 114 00:09:15,889 --> 00:09:19,559 今や 彼は ああやって 大活躍しているじゃないか! 115 00:09:19,559 --> 00:09:22,729 むしろ 私の お手柄だったんじゃないかな? 116 00:09:22,729 --> 00:09:27,901 だから 正座300年の刑に処された 私も 救済してくれない? 117 00:09:27,901 --> 00:09:30,069 ハァ…。 んっ? 118 00:09:30,069 --> 00:09:33,673 いいでしょう。 おっ! よっし! 119 00:09:33,673 --> 00:09:36,843 痛っ! 足が! 120 00:09:36,843 --> 00:09:39,179 人の身でありながら➡ 121 00:09:39,179 --> 00:09:42,515 神の一柱さえ救ってみせるとは…。 122 00:09:42,515 --> 00:09:47,854 彼の行く末に 運命の祝福のあらんことを。 123 00:09:47,854 --> 00:09:51,191 あっ あっ… あああ… あっ…。 そして 願わくは…。 124 00:09:51,191 --> 00:09:54,360 私の像を➡ 125 00:09:54,360 --> 00:09:57,664 彫り直してくれますように! 126 00:10:08,875 --> 00:10:12,378 (ハクレン)むぅ~…。 (ウルザ)ね~え~! 127 00:10:12,378 --> 00:10:15,882 ねえ 遊ぼう! ねえ~! 128 00:10:15,882 --> 00:10:18,885 (アン)まだ 朝食の片づけがありますので。 129 00:10:18,885 --> 00:10:21,554 (ウルザ)遊ぼうよ! ねえ! 130 00:10:21,554 --> 00:10:25,058 はい! 私 暇なんだけど! 131 00:10:27,227 --> 00:10:30,063 べぇ~! 132 00:10:30,063 --> 00:10:32,565 (ラムリアス)あとで 本を読んであげますから。 133 00:10:32,565 --> 00:10:34,567 (ウルザ)ほんと? じゃあね➡ 134 00:10:34,567 --> 00:10:37,737 塔の上のお姫様の本がいい! ん~! 135 00:10:37,737 --> 00:10:42,075 ごちそうさま! 寝る! 今 朝食 食べたのに? 136 00:10:42,075 --> 00:10:44,077 (ウルザ)あのね えっとね! んっ…。 137 00:10:44,077 --> 00:10:46,913 その姫様ね お友達なの! 138 00:10:46,913 --> 00:10:51,251 覚えてないけど! ヒヒヒッ! 139 00:10:51,251 --> 00:10:54,754 うわ~! お~! 140 00:10:54,754 --> 00:10:57,090 《大樹の村に やって来た ウルザは➡ 141 00:10:57,090 --> 00:11:00,093 記憶を失ったままでも 元気いっぱい。 142 00:11:00,093 --> 00:11:02,428 何を見ても ものおじせず➡ 143 00:11:02,428 --> 00:11:05,265 あっという間に ここでの暮らしに 順応していった》 144 00:11:05,265 --> 00:11:08,968 うわ~! (笑い声) 145 00:11:11,104 --> 00:11:13,439 スティスティ ムー? 146 00:11:13,439 --> 00:11:16,776 ラスティスムーン。 ラスティって呼んでね。 147 00:11:16,776 --> 00:11:19,779 あっ… 角! 148 00:11:19,779 --> 00:11:23,783 んっ… そうだね 角! フフン! 149 00:11:23,783 --> 00:11:26,786 角 角! フフフフフフッ! (ラスティ)ウフッ! 角! 150 00:11:26,786 --> 00:11:28,788 う~ん…。 151 00:11:28,788 --> 00:11:30,957 ねえ 変身して! 152 00:11:30,957 --> 00:11:36,563 変身? あ~ 温泉で 村長を乗せたときに見たんだね。 153 00:11:36,563 --> 00:11:39,065 よ~し。 うわっ! 154 00:11:39,065 --> 00:11:42,402 ケホッ… うわ~! 155 00:11:42,402 --> 00:11:46,406 かっこいい! エヘヘ そっかな? 156 00:11:46,406 --> 00:11:49,208 あっ! とう! 157 00:11:51,244 --> 00:11:54,581 ギャーッス! ドラゴンだぞ~! 158 00:11:54,581 --> 00:11:58,251 ガオー! ガウガウ! 159 00:11:58,251 --> 00:12:00,587 ハクレン 見なかったか? んっ? 160 00:12:00,587 --> 00:12:03,089 読み書き教室の子たちが捜してて。 161 00:12:03,089 --> 00:12:05,258 今日は 自習だそうです。 162 00:12:05,258 --> 00:12:08,761 どうして? (ラムリアス)寝る… とか。 163 00:12:08,761 --> 00:12:10,763 よく寝るな。 164 00:12:10,763 --> 00:12:15,101 ハクレンは まだ ウルザと 打ち解けられずにいるみたいだな。 165 00:12:15,101 --> 00:12:19,772 ウルザは まだ ハクレン様に 苦手意識が 残っているのでしょう。 166 00:12:19,772 --> 00:12:24,110 ずいぶん やられていましたので。 う~ん…。 167 00:12:24,110 --> 00:12:28,281 何か 仲よくなるきっかけでも あるといいんだけど…。 168 00:12:28,281 --> 00:12:30,950 ニュッ ニュッ ニュッ…。 169 00:12:30,950 --> 00:12:32,885 《そんな ある日…》 170 00:12:32,885 --> 00:12:34,887 んっ? 171 00:12:34,887 --> 00:12:36,889 う~ん…。 172 00:12:36,889 --> 00:12:38,891 何してるんだ? 173 00:12:43,896 --> 00:12:45,898 人形かな。 174 00:12:49,569 --> 00:12:51,904 おっ 動きだした! うわっ! 175 00:12:51,904 --> 00:12:55,074 お~ 起き上がる。 176 00:12:55,074 --> 00:12:57,243 あ~! う~ん…。 177 00:12:57,243 --> 00:13:01,080 崩れちゃったな。 強度が足りないとか。 178 00:13:01,080 --> 00:13:03,416 焼き物に使う土を もらってこようか? 179 00:13:03,416 --> 00:13:05,418 ニュッ ニュッ…。 180 00:13:05,418 --> 00:13:08,221 (ラムリアス)どなたか 酒スライムを見ませんでしたか!? 181 00:13:12,258 --> 00:13:14,260 今度は どうだ? ん~! 182 00:13:16,929 --> 00:13:19,599 あっ! あっ! むぅ~…。 183 00:13:19,599 --> 00:13:22,935 はかない…。 どうしたものか…。 184 00:13:22,935 --> 00:13:24,937 (ハクレン)オホン。 オッホン。 んっ…。 185 00:13:24,937 --> 00:13:27,607 んっ…。 186 00:13:27,607 --> 00:13:31,778 「私が 頭で 攻撃」? 187 00:13:31,778 --> 00:13:33,713 あ~…。 違う? 188 00:13:33,713 --> 00:13:37,050 「私に 考えが ある」。 189 00:13:37,050 --> 00:13:39,052 うん! あっ なるほど。 190 00:13:39,052 --> 00:13:42,722 ウルザ ちょっといいか? んっ? 191 00:13:42,722 --> 00:13:48,227 あのね これ 私の ウロコ。 ウロコ? 192 00:13:48,227 --> 00:13:52,231 そう。 ドラゴンの姿でいると 時々 取れるの。 193 00:13:52,231 --> 00:13:54,901 これをね➡ 194 00:13:54,901 --> 00:13:58,738 こうやって 粉にして➡ 195 00:13:58,738 --> 00:14:00,740 土に混ぜると…。 196 00:14:07,080 --> 00:14:09,082 (ヒラク/ウルザ)おっ! 197 00:14:09,082 --> 00:14:12,085 あっ! うまくいった! 198 00:14:12,085 --> 00:14:15,088 ありがと ハクレン! 199 00:14:15,088 --> 00:14:18,424 あっ…。 うん! 200 00:14:18,424 --> 00:14:20,927 フッ! 201 00:14:20,927 --> 00:14:23,596 (ウルザ/ハクレン)イェーイ! フフフフッ! フフッ! 202 00:14:23,596 --> 00:14:25,598 どれ? どれ? 203 00:14:25,598 --> 00:14:28,101 ほら! お~ すごいな! 204 00:14:28,101 --> 00:14:30,303 これ 挨拶してるの? 205 00:14:41,047 --> 00:14:43,883 お~! やる~! 206 00:14:43,883 --> 00:14:47,887 そこだ~! いけ~! 強~い! 207 00:14:47,887 --> 00:14:51,224 あれは 一体 何かしら? (ハクレン/ウルザ)うわ~! 208 00:14:51,224 --> 00:14:55,061 ウルザが ハクレンと一緒に作ったんだ。 ウロコの粉を混ぜたら…。 209 00:14:55,061 --> 00:14:57,063 ウロコって ドラゴンの? 210 00:14:57,063 --> 00:14:59,065 ああ 何か まずかったかな? 211 00:14:59,065 --> 00:15:01,067 まずいも何も➡ 212 00:15:01,067 --> 00:15:04,404 ドラゴンのウロコは 最高級の素材なの。 213 00:15:04,404 --> 00:15:07,240 魔法の効果を 高める力があるのだけど➡ 214 00:15:07,240 --> 00:15:11,744 加工するには 家ぐらいの大きさの 魔力炉が必要なのよ。 215 00:15:11,744 --> 00:15:15,248 素手で潰してたけど…。 えっ? 216 00:15:15,248 --> 00:15:19,085 ハクレンやラスティが ドラゴン姿になると ぽろぽろ落ちるから➡ 217 00:15:19,085 --> 00:15:22,922 倉庫に山積みになってるが…。 保管してあるの? 218 00:15:22,922 --> 00:15:25,424 なんか 捨てるのも もったいなくて。 219 00:15:25,424 --> 00:15:29,929 それが 一気に出回ったら 世間は 大混乱ね。 220 00:15:29,929 --> 00:15:33,699 当分 しまっておいて 処分方法を考えましょうか。 221 00:15:33,699 --> 00:15:36,369 ああ。 (ウルザ/ハクレン)うわ~! 222 00:15:36,369 --> 00:15:39,205 んっ? あっ…。 フッ! 223 00:15:39,205 --> 00:15:41,541 わ~い! 楽しそうね。 224 00:15:41,541 --> 00:15:44,443 ああ こっちは 一安心だな。 225 00:15:46,379 --> 00:15:49,549 わ~い! 行け 行け~! ハハハッ! ハハッ! 226 00:15:49,549 --> 00:15:51,551 (ハクレン/ウルザ)うわっ! 227 00:15:57,723 --> 00:15:59,725 (石を投げる音) 228 00:16:04,063 --> 00:16:06,065 何か すごい音が…。 229 00:16:06,065 --> 00:16:08,067 (ヤーたち)んっ? 何してるんだ? 230 00:16:08,067 --> 00:16:11,070 (ヤー)実験です。 石を投げ飛ばす仕掛けの。 231 00:16:11,070 --> 00:16:13,573 《完全に 投石器だ》 232 00:16:13,573 --> 00:16:17,076 何に使うつもりで? 特には。 233 00:16:17,076 --> 00:16:21,914 こういった仕掛けを使えば 重い物を飛ばせるのではと。 234 00:16:21,914 --> 00:16:25,418 (ヒテルトー)ヤー様。 んっ? なんだ? ヒテルトー。 235 00:16:25,418 --> 00:16:29,422 もっと大型化すれば 戦いで使えるかもしれません。 236 00:16:29,422 --> 00:16:32,358 敵の陣地に打ち込むとか。 そうか! 237 00:16:32,358 --> 00:16:35,361 村長 もし どこかに 攻め込む予定があったら…。 238 00:16:35,361 --> 00:16:37,363 もちろん ないぞ。 239 00:16:37,363 --> 00:16:41,200 《山エルフが 大樹の村に 移住してから しばらく➡ 240 00:16:41,200 --> 00:16:45,705 好奇心旺盛な彼女たちは➡ 241 00:16:45,705 --> 00:16:49,208 持ち前の 手先の器用さを生かして➡ 242 00:16:49,208 --> 00:16:53,045 新しい道具を 開発するようになった》 243 00:16:53,045 --> 00:16:56,883 狩りに使えば…。 動く的には当たらないのでは? 244 00:16:56,883 --> 00:17:00,386 だったら よけられないよう 小さい岩を たくさん飛ばして…。 245 00:17:00,386 --> 00:17:02,722 物騒なことには使わないように。 246 00:17:02,722 --> 00:17:05,892 あと 有人飛行は やめとこう。 247 00:17:05,892 --> 00:17:09,495 ニュッ! ニュッ! やめときなさい。 危ないから。 248 00:17:13,065 --> 00:17:15,568 (ヤー)やれば できる。 やらねば できぬ。 249 00:17:15,568 --> 00:17:17,570 やれそうだったら やってみる。 250 00:17:17,570 --> 00:17:20,273 進め 山エルフ開発部! 251 00:17:23,576 --> 00:17:27,079 今回 作ってほしいのは 調理器具なんだ。 252 00:17:27,079 --> 00:17:31,751 野菜や肉を煮るときに 蓋をすると 早く煮えるだろ? 253 00:17:31,751 --> 00:17:34,520 もし しっかり蓋ができる鍋が 作れたら➡ 254 00:17:34,520 --> 00:17:37,523 もっと 煮物が作りやすくなるんだけど。 255 00:17:37,523 --> 00:17:41,527 なるほど。 中に 熱がこもるように すればいいのですか。 256 00:17:41,527 --> 00:17:44,196 蓋を固定する仕掛けがいりますね。 257 00:17:44,196 --> 00:17:47,867 わかりました。 我々に お任せください! 258 00:17:47,867 --> 00:17:50,703 ここを改良して…。 259 00:17:50,703 --> 00:17:53,873 ふ~む…。 いくぞ~! 260 00:17:53,873 --> 00:17:56,375 トンテン トンテン トン! 261 00:17:56,375 --> 00:18:00,713 (蒸発する音) 262 00:18:00,713 --> 00:18:04,016 湯気が漏れますね。 隙間をなくします。 263 00:18:06,385 --> 00:18:09,055 何度やっても 蓋が外れます。 264 00:18:09,055 --> 00:18:11,958 足りないのは 強度だ! 265 00:18:15,561 --> 00:18:17,563 調子は どうだ? 266 00:18:17,563 --> 00:18:20,066 ちょうど 新しい試作品を試しています。 267 00:18:20,066 --> 00:18:22,568 お~… ごっついな。 268 00:18:22,568 --> 00:18:25,071 (ヤー)なんとか 湯気を 逃がさないようにしました! 269 00:18:25,071 --> 00:18:29,075 いや ある程度は逃がさないと 危ないんじゃ…。 270 00:18:29,075 --> 00:18:32,345 あ~… まだ漏れていますね。 んっ。 271 00:18:32,345 --> 00:18:34,680 (暴発音) 272 00:18:34,680 --> 00:18:36,682 あっ… うぅ…。 273 00:18:38,851 --> 00:18:42,188 攻めてきた敵を撃退するのに 使えるのでは? 274 00:18:42,188 --> 00:18:44,690 危ないから やめなさい。 275 00:18:44,690 --> 00:18:47,193 (ヤー)いつも めげない 諦めない。 276 00:18:47,193 --> 00:18:49,195 できないことは そんなにない! 277 00:18:49,195 --> 00:18:51,397 山エルフ開発部! 278 00:18:54,200 --> 00:18:58,871 村長が 以前 おっしゃっていた 体の凝りをほぐす椅子です! 279 00:18:58,871 --> 00:19:02,875 マッサージ椅子… というより 肩たたき椅子か。 280 00:19:02,875 --> 00:19:06,045 そうです! これで 疲れも吹き飛びます! 281 00:19:06,045 --> 00:19:08,214 フフッ! 282 00:19:08,214 --> 00:19:10,883 お~ 動いた! 283 00:19:10,883 --> 00:19:14,887 今日は 実験のために 協力者に来てもらっています。 284 00:19:14,887 --> 00:19:17,056 実験って 何をすれば…。 285 00:19:17,056 --> 00:19:20,726 特に 肩の負担が大きそうな2人を 選びました。 286 00:19:20,726 --> 00:19:23,062 私は 肩が凝りませんので…。 287 00:19:23,062 --> 00:19:25,898 え~い! 288 00:19:25,898 --> 00:19:27,900 ちょっと待った! 289 00:19:29,902 --> 00:19:34,340 まずは 人でないもので試そう。 (ヤー)んっ? わかりました。 290 00:19:34,340 --> 00:19:38,344 いいぞ~。 んっ! やっ! 291 00:19:38,344 --> 00:19:40,846 強い! 威力は 十分ですね! 292 00:19:40,846 --> 00:19:43,182 処刑用かな? 開発中➡ 293 00:19:43,182 --> 00:19:46,185 ひたすら 強さが足りないと ヤー様が。 294 00:19:46,185 --> 00:19:48,187 ((強く! もっと強く!)) 295 00:19:48,187 --> 00:19:50,189 んっ…。 296 00:19:50,189 --> 00:19:52,358 効き目は どうですか? 297 00:19:52,358 --> 00:19:54,860 位置が調整できると よいのですが…。 298 00:19:54,860 --> 00:19:57,697 確かに。 では…。 299 00:19:57,697 --> 00:19:59,865 いや いいんだ。 俺の肩は 間違いなく➡ 300 00:19:59,865 --> 00:20:01,867 かぼちゃより柔らかい。 301 00:20:01,867 --> 00:20:04,704 (ヤー)なんやかんや なんとかする。 302 00:20:04,704 --> 00:20:06,906 山エルフ開発部。 303 00:20:09,208 --> 00:20:12,878 これは… どういう仕掛けでしょうか? 304 00:20:12,878 --> 00:20:15,214 衝撃を和らげる仕組みだな。 305 00:20:15,214 --> 00:20:18,884 《もともと ベッドのマットレスや ソファに使おうと思って➡ 306 00:20:18,884 --> 00:20:21,220 スプリングを作ってもらったのだが➡ 307 00:20:21,220 --> 00:20:24,890 予想より大きく硬い物が 出来てしまったので➡ 308 00:20:24,890 --> 00:20:28,227 その活用法を考えてみたのだ》 309 00:20:28,227 --> 00:20:31,897 使い道は…。 何か 大きな乗り物…。 310 00:20:31,897 --> 00:20:34,734 馬車とかに使えるかも。 なるほど! 311 00:20:34,734 --> 00:20:37,069 早速 取りかかろう! (ヒテルトーたち)はい! 312 00:20:37,069 --> 00:20:39,738 (ヤー)やるぞ~! (ヒテルトーたち)おう! 313 00:20:39,738 --> 00:20:43,409 《とはいえ 村に 馬車はないし どうするのかと思ったら…》 314 00:20:43,409 --> 00:20:46,412 ((いってきます! ビューン!)) 315 00:20:46,412 --> 00:20:48,914 《あっという間に ラスティを巻き込んで➡ 316 00:20:48,914 --> 00:20:51,250 マイケルさんから 買い取ってきたらしい》 317 00:20:51,250 --> 00:20:53,753 ((ギューン)) 318 00:20:53,753 --> 00:20:56,255 買い取ってきました! (ヤー)よ~し! 319 00:20:56,255 --> 00:20:58,757 (ヒテルトー)では 車輪と車体の間に➡ 320 00:20:58,757 --> 00:21:01,427 この仕掛けを設置してみましょう。 321 00:21:01,427 --> 00:21:05,931 だめです! スプリングが弱くて 車体を支えきれません! 322 00:21:05,931 --> 00:21:09,768 くっ! 一族の蓄えをはたいて 手に入れたのに…。 323 00:21:09,768 --> 00:21:11,771 一体 どうすれば…。 324 00:21:11,771 --> 00:21:13,773 (ヤー)大丈夫。 325 00:21:13,773 --> 00:21:16,442 ヤー様。 簡単なことだ。 326 00:21:16,442 --> 00:21:21,113 弱いなら 強くすればいい。 ヤー様! 327 00:21:21,113 --> 00:21:24,950 お~ なんだか すごいな。 328 00:21:24,950 --> 00:21:27,620 完成したのか? はい。 329 00:21:27,620 --> 00:21:31,457 これから 衝撃に耐えられるか 実地試験を行います。 330 00:21:31,457 --> 00:21:34,260 村長も乗りますか? いや 任せた。 331 00:21:39,064 --> 00:21:42,468 (ポニテ) よっ! んっ…。 うっ! んっ…。 332 00:21:49,742 --> 00:21:53,245 いよいよです。 んっ! 333 00:21:53,245 --> 00:21:55,247 いきま~す! 334 00:21:55,247 --> 00:21:57,950 んっ…。 やっ! 335 00:21:59,919 --> 00:22:01,921 う~ん…。 336 00:22:09,929 --> 00:22:12,264 んっ! うわ~! 337 00:22:12,264 --> 00:22:14,266 えっ? あっ…。 338 00:22:14,266 --> 00:22:17,436 (ヤー)だぁ~! うわ~! 339 00:22:17,436 --> 00:22:19,438 どうなってるんだ? 340 00:22:19,438 --> 00:22:21,440 スプリングを補強するために➡ 341 00:22:21,440 --> 00:22:23,943 ドラゴンのウロコの粉を 使ったのですが…。 342 00:22:23,943 --> 00:22:25,945 あっ それで? 343 00:22:25,945 --> 00:22:28,113 うっ…。 344 00:22:28,113 --> 00:22:31,450 まだです。 もっと高く跳べます。 345 00:22:31,450 --> 00:22:33,719 跳ぶ必要はないんだ。 うぅ…。 346 00:22:33,719 --> 00:22:36,388 《試行錯誤の結果➡ 347 00:22:36,388 --> 00:22:40,392 馬車には スプリングではなく 板ばねを付けることになった。 348 00:22:40,392 --> 00:22:42,895 この成果は 荷車にも生かされ➡ 349 00:22:42,895 --> 00:22:45,231 引いて走りやすいと好評だ》 350 00:22:45,231 --> 00:22:48,067 (ヤー)今日も 我々の挑戦は終わらない。 351 00:22:48,067 --> 00:22:50,569 そこに改善の余地があるかぎり➡ 352 00:22:50,569 --> 00:22:54,740 進め 山エルフ開発部! 353 00:22:54,740 --> 00:22:56,742 むん!