1 00:02:19,406 --> 00:02:22,743 《ヒラク:トラブルは 突然 やって来る。 2 00:02:22,743 --> 00:02:26,413 知ってはいるが 大抵の場合は忘れている。 3 00:02:26,413 --> 00:02:29,416 思い出すのは トラブルに直面したときだ》 4 00:02:29,416 --> 00:02:31,418 ん~? 5 00:02:31,418 --> 00:02:35,856 確かに 何か 浮いてるみたいだけど➡ 6 00:02:35,856 --> 00:02:38,025 遠くて わからないな。 7 00:02:38,025 --> 00:02:41,028 (ルー)あっ それなら…。 8 00:02:41,028 --> 00:02:44,531 はい。 んっ…。 9 00:02:44,531 --> 00:02:49,536 おっ… あれは 岩? の上に 何か載ってるような…。 10 00:02:49,536 --> 00:02:51,538 城? 11 00:02:51,538 --> 00:02:54,541 (ティア)はい。 浮遊する岩塊に載った城は➡ 12 00:02:54,541 --> 00:02:56,877 森の上空を移動していて…。 13 00:02:56,877 --> 00:03:00,380 昨日は ここ。 今朝は この辺りです。 14 00:03:00,380 --> 00:03:03,550 こっちに向かってる? 今のところは。 15 00:03:03,550 --> 00:03:06,720 (グランマリア)距離を取って 監視を続けているのですが…。 16 00:03:06,720 --> 00:03:09,056 城は かなり古い建物で➡ 17 00:03:09,056 --> 00:03:13,060 廃虚なのか 誰かが 乗っているのかは 不明です。 18 00:03:13,060 --> 00:03:17,564 んっ…。 ティア様 恐らく あの城は かつての…。 19 00:03:17,564 --> 00:03:19,733 まだ そうとは決まってはいません。 20 00:03:19,733 --> 00:03:24,237 詳しく調べたいところだけど うかつに近づくのも危険かしら? 21 00:03:24,237 --> 00:03:26,239 う~ん そうか…。 22 00:03:26,239 --> 00:03:29,076 《空飛ぶ城なんて いかにも わくわくする存在だし➡ 23 00:03:29,076 --> 00:03:31,578 乗り込んで 観光してみたい! 24 00:03:31,578 --> 00:03:34,014 そんな のんきなことを考えられるのは➡ 25 00:03:34,014 --> 00:03:37,184 それが無害なうちだけで…》 26 00:03:37,184 --> 00:03:39,853 (クズデン)ハーッハッハッハッハッハッ! 27 00:03:39,853 --> 00:03:43,690 愚かな人間どもよ! 我が名はクズデン! 28 00:03:43,690 --> 00:03:47,194 この空飛ぶ城は 我々が占拠している! 29 00:03:47,194 --> 00:03:49,863 貴様らの希望はついえたのだ! 30 00:03:49,863 --> 00:03:53,366 フハハハハ! ハーッハッハッハッハッ…。 あれは 敵だな? そうですね。 31 00:03:53,366 --> 00:03:57,370 ハハハハハハ! フハハハハハ アハハハ…。 あれで 敵じゃなかったら びっくりよ。 32 00:03:57,370 --> 00:04:00,540 じゃあ これ以上 村に近づく前に…。 33 00:04:00,540 --> 00:04:03,210 方角は このくらいだったよな。 はい。 34 00:04:03,210 --> 00:04:05,545 ハハハハ! ハッ…。 あっ? 35 00:04:05,545 --> 00:04:07,547 あれ? フッ! 36 00:04:10,050 --> 00:04:12,886 どうだ? 岩の下部に当たりました! 37 00:04:12,886 --> 00:04:15,889 じゃあ もう少し上だな。 んっ! 38 00:04:15,889 --> 00:04:18,558 すみません! 勘弁してください! 39 00:04:18,558 --> 00:04:20,560 え~? 40 00:04:20,560 --> 00:04:24,231 《クズデンと名乗った 悪魔族の男によると…》 41 00:04:24,231 --> 00:04:26,233 かくかくしかじか…。 42 00:04:26,233 --> 00:04:29,903 《あの 空飛ぶ岩に載った城は 太陽城というそうだ。 43 00:04:29,903 --> 00:04:35,675 1,000年ほど昔 人間と悪魔族が 戦争をしていたときに➡ 44 00:04:35,675 --> 00:04:37,844 人間側に味方した➡ 45 00:04:37,844 --> 00:04:41,181 神人族と呼ばれる者たちが 使っていたらしい》 46 00:04:41,181 --> 00:04:47,020 長い戦いの末 悪魔族が神人族を 追い出し 城を占拠しました。 47 00:04:47,020 --> 00:04:51,358 以降 そこに住み着いて…。 我々は その子孫なのです。 48 00:04:51,358 --> 00:04:53,360 それは それとして➡ 49 00:04:53,360 --> 00:04:56,029 どうして 急に この村に向かってきたんだ? 50 00:04:56,029 --> 00:04:59,699 わかりません。 えっ? 城は 自動操縦なので。 51 00:04:59,699 --> 00:05:01,701 いにしえの契約に従い➡ 52 00:05:01,701 --> 00:05:05,705 人間に味方するために移動すると アナウンスがあって。 53 00:05:05,705 --> 00:05:08,041 ((皆様 これより 太陽城は➡ 54 00:05:08,041 --> 00:05:10,210 戦いに向けて移動を開始します)) 55 00:05:10,210 --> 00:05:12,712 《テーマパークの乗り物みたいだ》 56 00:05:12,712 --> 00:05:16,550 その状況で よく あのノリで宣戦布告できたな。 57 00:05:16,550 --> 00:05:19,386 いや~ こんな機会 めったにないんで ええ。 58 00:05:19,386 --> 00:05:21,388 がつんと決めてやろうと… はい。 うん…。 59 00:05:21,388 --> 00:05:23,723 反省の色 まるでなしね。 60 00:05:23,723 --> 00:05:26,059 すみません。 61 00:05:26,059 --> 00:05:28,228 もう 正体もわかったことですし➡ 62 00:05:28,228 --> 00:05:30,564 あんなのは 早く 撃ち落としてしまいましょう! 63 00:05:30,564 --> 00:05:33,834 う~ん…。 でも 一応 降伏してるしな。 64 00:05:33,834 --> 00:05:37,003 《更に詳しく 事情を聴いたところ➡ 65 00:05:37,003 --> 00:05:40,173 城の大半は 魔物の住みからしい》 66 00:05:40,173 --> 00:05:45,011 うかつに撃墜すると 中の魔物が 周りに あふれ出してしまうかも。 67 00:05:45,011 --> 00:05:49,516 (2人)ん~…。 しかし このまま 城が 村の上空に居座るのも困る。 68 00:05:49,516 --> 00:05:52,853 こっちから乗り込んで 制御する方法を探すべきね。 69 00:05:52,853 --> 00:05:54,854 それしかないか。 70 00:05:54,854 --> 00:05:59,526 でしたら 制御方法を探すのは 私たちに お任せください。 71 00:05:59,526 --> 00:06:04,197 太陽城の制御には 天使族の認証が 必要かもしれないので。 72 00:06:04,197 --> 00:06:06,366 んっ? そうなのか? 73 00:06:06,366 --> 00:06:12,372 実は 神人族というのは 天使族の 過去の呼び名でして…。 74 00:06:12,372 --> 00:06:14,374 どうして 名前が変わったんだ? 75 00:06:14,374 --> 00:06:17,210 変わったというか 変えたというか…。 76 00:06:17,210 --> 00:06:19,379 昔の天使族は 少々…。 77 00:06:19,379 --> 00:06:22,549 多少 思い上がっていた面が あったので。 78 00:06:22,549 --> 00:06:25,719 いまだに その名で呼ぶ者が 残っているとは。 79 00:06:25,719 --> 00:06:29,389 ええ… きっちり 始末をつけないといけませんね。 80 00:06:29,389 --> 00:06:31,892 《あまり詮索しないでおこう。 81 00:06:31,892 --> 00:06:35,829 相談の結果 太陽城に乗り込むチームは➡ 82 00:06:35,829 --> 00:06:38,331 城の上部から侵入する 第一部隊と➡ 83 00:06:38,331 --> 00:06:40,333 下部から侵入する 第二部隊に➡ 84 00:06:40,333 --> 00:06:42,335 分かれることになった》 85 00:06:42,335 --> 00:06:44,671 何かあったら 知らせるから。 ああ。 86 00:06:44,671 --> 00:06:47,173 いいですか? 失敗は許されません。 87 00:06:47,173 --> 00:06:50,510 (ラスティ)任せておいて! 気を付けてな。 88 00:06:50,510 --> 00:06:53,913 《じゃあ こちらも準備をするか》 89 00:06:58,518 --> 00:07:00,520 《特にすることはないが》 90 00:07:00,520 --> 00:07:02,522 (ラムリアス)どうぞ。 おっ ありがとう。 91 00:07:02,522 --> 00:07:04,524 《そもそも あのメンツが➡ 92 00:07:04,524 --> 00:07:06,693 かなわないような事態が 起きても➡ 93 00:07:06,693 --> 00:07:08,862 俺には 何もできる気がしない。 94 00:07:08,862 --> 00:07:11,364 おっ やってるな》 (攻撃音) 95 00:07:11,364 --> 00:07:15,201 《改めて見ると ソフトクリームみたいな形だ。 96 00:07:15,201 --> 00:07:18,038 そして 今 コーンの下のほうで爆発。 97 00:07:18,038 --> 00:07:20,874 ラスティたちが 魔物をやっつけているんだろう》 98 00:07:20,874 --> 00:07:23,710 (ウルザ)あ~! 何してるの? 99 00:07:23,710 --> 00:07:26,713 あ~ 作戦の指揮をだな…。 100 00:07:26,713 --> 00:07:29,215 暇そう! (ブロン)暇なの? (ゴール)暇だって! 101 00:07:29,215 --> 00:07:31,217 そう言えなくもない。 102 00:07:31,217 --> 00:07:35,655 だるまさんが… 転んだ! 103 00:07:35,655 --> 00:07:38,658 おっ おっ おっ! お~ 頑張るな。 104 00:07:38,658 --> 00:07:40,827 よ~し! だるまさんが…。 105 00:07:40,827 --> 00:07:45,832 (ブロン)だるまさんって 誰? んっ? 昔の偉い人かな? 106 00:07:45,832 --> 00:07:48,168 到着! あれ? 素早い。 107 00:07:48,168 --> 00:07:51,671 (ゴール)村長の負け? だよな。 よ~し もう1回だ! 108 00:07:51,671 --> 00:07:53,673 (ウルザたち)うわ~! 109 00:07:53,673 --> 00:07:55,675 うわ~! 110 00:07:55,675 --> 00:07:59,346 これ ちっちゃ~い! 夕食 食べられなくなるぞ。 111 00:07:59,346 --> 00:08:01,848 (ウルザ)頑張るもん! また焼いてあげますから。 112 00:08:01,848 --> 00:08:03,850 んっ…。 (攻撃音) 113 00:08:03,850 --> 00:08:06,353 《ずいぶん 高度が下がったな。 114 00:08:06,353 --> 00:08:09,189 あそこまで傾いて ひっくり返らないのか。 115 00:08:09,189 --> 00:08:11,191 あっ 立て直した。 116 00:08:11,191 --> 00:08:14,861 夕方になって みんなが いったん 帰ってきた。 117 00:08:14,861 --> 00:08:18,531 先ほどは映像だった クズデン本人を連れて》 118 00:08:18,531 --> 00:08:20,700 本当に すみませんでした! 119 00:08:20,700 --> 00:08:24,537 自分 調子乗ってました。 いや もういいから…。 120 00:08:24,537 --> 00:08:27,707 まさか あんな目に遭うなんて…。 うっ…。 121 00:08:27,707 --> 00:08:30,377 《裸で土下座されても 誰も幸せにならないので➡ 122 00:08:30,377 --> 00:08:32,379 止めさせてもらう。 123 00:08:32,379 --> 00:08:35,148 みんな 腹が減っているだろうから➡ 124 00:08:35,148 --> 00:08:37,650 すぐに食べられる食事を 用意しておいた》 125 00:08:37,650 --> 00:08:41,821 んな! こんな! こんな うまい物があるなんて! 126 00:08:41,821 --> 00:08:45,325 太陽城では ふだん 何を食べてたんだ? 127 00:08:45,325 --> 00:08:47,327 あっ ダンジョンイモです。 128 00:08:47,327 --> 00:08:49,662 魔物に囲まれ 城から出られず➡ 129 00:08:49,662 --> 00:08:52,665 その場にあったイモを 育てるしかなくて。 130 00:08:52,665 --> 00:08:54,834 じゃあ 食べ物は それだけ? 131 00:08:54,834 --> 00:08:57,003 あっ はい。 生まれてから ずっと。 132 00:08:57,003 --> 00:09:00,006 イモだけを? イモだけを。 133 00:09:00,006 --> 00:09:04,844 ほら たくさん食べてくれ。 ありがとうございます! 134 00:09:04,844 --> 00:09:08,181 できたら 太陽城に残っている仲間にも➡ 135 00:09:08,181 --> 00:09:10,183 食べさせてやりたいんですが。 136 00:09:10,183 --> 00:09:12,352 箱ごと持っていきなさい。 137 00:09:12,352 --> 00:09:14,354 ありがとうございまふ! 138 00:09:14,354 --> 00:09:17,023 全く 敵に対して 甘いですね。 139 00:09:17,023 --> 00:09:19,526 すぐ降参したんだし もう敵じゃないさ。 140 00:09:19,526 --> 00:09:21,528 太陽城は どうだった? 141 00:09:21,528 --> 00:09:25,365 想定よりも入り組んでいて 時間がかかりそうです。 142 00:09:25,365 --> 00:09:28,368 制御方法は すぐ見つかりそうにないか。 143 00:09:28,368 --> 00:09:31,204 んっ…。 それなんですけど…。 んっ? 144 00:09:31,204 --> 00:09:33,973 たぶん そちらの神人族の方がいれば…。 145 00:09:33,973 --> 00:09:37,811 ひっ! クズデンさん? 先ほど お話ししましたよね? 146 00:09:37,811 --> 00:09:40,980 はい! では 私たちは? 天使族です! 147 00:09:40,980 --> 00:09:43,149 神人族は? 滅びました! 148 00:09:43,149 --> 00:09:46,319 そのとおりです。 どうぞ お食事を続けてください。 149 00:09:46,319 --> 00:09:48,321 んっ… うん…。 150 00:09:48,321 --> 00:09:50,824 《どんな 話し合いだったのだろう…》 151 00:09:52,826 --> 00:09:55,929 《太陽城 制圧作戦 2日目》 152 00:09:57,997 --> 00:10:00,333 《疲れて帰ってくるだろう みんなのために➡ 153 00:10:00,333 --> 00:10:02,335 甘い物を用意しておこう。 154 00:10:02,335 --> 00:10:06,673 ジャムとクリームを包んだクレープにするか。 食べやすそうだし。 155 00:10:06,673 --> 00:10:11,177 さて 作戦の様子は…。 んっ?》 156 00:10:11,177 --> 00:10:13,346 あれ? ビーゼル? 157 00:10:13,346 --> 00:10:15,682 (ビーゼル)あっ 村長! 158 00:10:15,682 --> 00:10:18,184 何やら 攻撃しているようでしたので➡ 159 00:10:18,184 --> 00:10:20,854 一応の確認に。 160 00:10:20,854 --> 00:10:25,525 おや これは いいですね。 お茶に 果物の香りが合わさって。 161 00:10:25,525 --> 00:10:27,694 作りたてのジャムの試食なんだ。 162 00:10:27,694 --> 00:10:30,530 まだ おやつ時には早いから。 163 00:10:30,530 --> 00:10:34,033 お茶に入れてみたんだが…。 ん~! 164 00:10:34,033 --> 00:10:36,035 なかなか いける。 165 00:10:36,035 --> 00:10:40,373 すごく今更だけど あの城って 魔王国の物だったり? 166 00:10:40,373 --> 00:10:43,877 (ビーゼル)いえ どちらかというと 敵方ですね。 167 00:10:43,877 --> 00:10:46,212 悪魔族が占領したとか…。 168 00:10:46,212 --> 00:10:49,215 特に こちらの記録には ありませんでした。 169 00:10:49,215 --> 00:10:53,052 魔王国以外にも 悪魔族はおりますので。 170 00:10:53,052 --> 00:10:56,389 それでは 失礼いたします。 171 00:10:56,389 --> 00:10:59,058 《ビーゼルは ジャムを 瓶に詰めて 帰った。 172 00:10:59,058 --> 00:11:01,728 問題なさそうなので 作戦続行だな》 173 00:11:01,728 --> 00:11:04,063 んっ? (ビーム音) 174 00:11:04,063 --> 00:11:10,403 《攻撃? いや ハクレンとラスティからの 合図みたいだ。 175 00:11:10,403 --> 00:11:14,407 なるほど。 そこを狙えと》 176 00:11:14,407 --> 00:11:16,409 んっ! 177 00:11:16,409 --> 00:11:18,411 んっ! 178 00:11:18,411 --> 00:11:22,081 《お~ 岩が崩れて…。 179 00:11:22,081 --> 00:11:24,751 ひっくり返… らない。 180 00:11:24,751 --> 00:11:27,420 ソフトクリームのコーンが すっかりなくなったが➡ 181 00:11:27,420 --> 00:11:29,422 問題なく飛んでいるようだ》 182 00:11:33,259 --> 00:11:35,695 (ハクレン)村長! んっ? 183 00:11:35,695 --> 00:11:40,199 っと…。 大体 片づいたから 村長 連れてきてって。 184 00:11:40,199 --> 00:11:42,202 えっ ほんとか? 185 00:11:44,704 --> 00:11:47,207 んっ…。 186 00:11:47,207 --> 00:11:52,045 《お~… すごい! 本当に 空飛ぶ城だ! 187 00:11:52,045 --> 00:11:54,047 んっ?》 188 00:11:54,047 --> 00:11:57,050 うっ! あっ…。 189 00:11:57,050 --> 00:11:59,552 《なんだか 空気が変わった? 190 00:11:59,552 --> 00:12:01,721 というか 暖かくなった? 191 00:12:01,721 --> 00:12:03,890 高い所を飛ぶために➡ 192 00:12:03,890 --> 00:12:07,393 城の周りの空気を 魔法でコントロールしているのかも…》 193 00:12:13,733 --> 00:12:15,735 お~! 194 00:12:15,735 --> 00:12:17,904 《あれが 中心部の城か。 195 00:12:17,904 --> 00:12:20,073 確かに 報告のとおり➡ 196 00:12:20,073 --> 00:12:23,910 かなり古くて 人けのない廃虚みたいだ》 197 00:12:23,910 --> 00:12:26,412 待ってたわよ。 ああ。 198 00:12:26,412 --> 00:12:28,414 ここは…。 199 00:12:28,414 --> 00:12:31,084 城の前の広場か。 200 00:12:31,084 --> 00:12:34,687 ずいぶん ぼろぼろだな。 んっ? 201 00:12:34,687 --> 00:12:36,856 クズデンの言ってた 悪魔族かな。 (2人)んっ! 202 00:12:36,856 --> 00:12:39,192 んっ…。 んっ? お願い やめて! 203 00:12:39,192 --> 00:12:42,195 かばってはならん! 《何か 始まった》 204 00:12:42,195 --> 00:12:44,530 この子は暴れたりしないわ! 205 00:12:44,530 --> 00:12:47,367 魔物とは 共に生きられぬのだ。 206 00:12:47,367 --> 00:12:49,535 あっ! だめよ 出てきちゃ! ペロッ! 207 00:12:49,535 --> 00:12:51,704 《なんだ? あれ》 ペロン! 208 00:12:51,704 --> 00:12:54,707 魔物は 人に災いをもたらす。 いつから やってるんだ? 209 00:12:54,707 --> 00:12:57,043 何も 悪いこと してないわ! あなたが来てからよ。 210 00:12:57,043 --> 00:13:00,213 《まあ 明らかに こちらをうかがっていたが…》 211 00:13:00,213 --> 00:13:02,382 この子を連れていかないで! 212 00:13:02,382 --> 00:13:07,220 いつまで続くのかな? あなたが止めるまででしょ。 213 00:13:07,220 --> 00:13:09,222 えっと 退治しなくても➡ 214 00:13:09,222 --> 00:13:11,224 飼いたいなら 飼えばいいんじゃないかな。 215 00:13:11,224 --> 00:13:13,226 あっ! ペロン! 216 00:13:13,226 --> 00:13:15,228 よかったな! うん! 217 00:13:15,228 --> 00:13:17,897 《こちらに 城の魔物退治をさせた手前➡ 218 00:13:17,897 --> 00:13:20,900 素直に 聞きづらかったのだろうか》 219 00:13:20,900 --> 00:13:23,236 おっ ヒラク村長! 220 00:13:23,236 --> 00:13:25,405 よくぞ おいでくださいました。 221 00:13:25,405 --> 00:13:27,907 どうぞ 謁見の間へ お越しください。 222 00:13:27,907 --> 00:13:29,909 ああ わかった。 223 00:13:36,849 --> 00:13:38,851 (ゴウ)待っていたぞ。 224 00:13:38,851 --> 00:13:41,521 そなたが 我があるじとなる者か? 225 00:13:41,521 --> 00:13:44,357 今の声って その水晶? 226 00:13:44,357 --> 00:13:48,861 はい。 この城の制御をつかさどる 精霊のような存在です。 227 00:13:48,861 --> 00:13:51,864 だったら それに頼めば 城を操縦できるんじゃ…。 228 00:13:51,864 --> 00:13:55,368 そうなのですが 制御権を得るためには➡ 229 00:13:55,368 --> 00:13:57,870 あるじと 認められなくてはならず…。 230 00:13:57,870 --> 00:14:00,373 これまで 何度も説得しましたが➡ 231 00:14:00,373 --> 00:14:03,376 どうしても うんと言ってくれなくて。 232 00:14:03,376 --> 00:14:09,882 我が あるじと認め 仕えるのは 唯一 選ばれし民 神人族のみ。 233 00:14:09,882 --> 00:14:13,720 そういえば 元の持ち主は 神人族って言ってたな。 234 00:14:13,720 --> 00:14:15,888 じゃあ…。 あれ? 235 00:14:15,888 --> 00:14:18,558 できることなら お手伝いしたいのですが➡ 236 00:14:18,558 --> 00:14:21,227 あいにく 私たちは 神人族ではないので➡ 237 00:14:21,227 --> 00:14:24,897 そこのところを どうか…。 そうだったな。 238 00:14:24,897 --> 00:14:29,235 えっと… 水晶さん? 名前とかあるかな? 239 00:14:29,235 --> 00:14:31,571 名を問うなら 自分から名乗らんか。 240 00:14:31,571 --> 00:14:34,674 ああ… ヒラクだ。 我が名は 太陽城。 241 00:14:34,674 --> 00:14:36,676 栄光の太陽城である。 242 00:14:36,676 --> 00:14:38,678 《面倒そうな相手だ》 243 00:14:38,678 --> 00:14:42,682 では 栄光の太陽城様。 あっ 栄光は名前じゃなくて…。 244 00:14:42,682 --> 00:14:45,852 あちらの天使族に 制御権を与えてもらえるかな。 245 00:14:45,852 --> 00:14:48,020 (ゴウ)はて 天使族? (ティアたち)んっ…。 246 00:14:48,020 --> 00:14:50,356 なんだ いるではないか 神人族が。 247 00:14:50,356 --> 00:14:52,358 あっ! それが 今は その名前で➡ 248 00:14:52,358 --> 00:14:55,695 呼ばれたくないみたいで。 何を ばかな。 249 00:14:55,695 --> 00:14:59,365 神人族は 神人族ではない… か~! 250 00:14:59,365 --> 00:15:01,868 私たちは 天使族です。 251 00:15:01,868 --> 00:15:04,203 神人族は滅びました。 252 00:15:04,203 --> 00:15:06,205 あっ あっ あ~! 253 00:15:06,205 --> 00:15:09,542 そうか~ 天使族だったね。 我ったら うっかり者! 254 00:15:09,542 --> 00:15:11,544 わかり合えて 何よりです。 255 00:15:11,544 --> 00:15:14,046 《話し合いって そういう…》 256 00:15:14,046 --> 00:15:16,716 ちょちょ… クズさん! あっ なんだ? 257 00:15:16,716 --> 00:15:19,051 あの人たちが 城に巣くってた悪魔 倒したの? 258 00:15:19,051 --> 00:15:21,053 (クズデン)ああ そうだよ。 259 00:15:21,053 --> 00:15:23,389 城の下の岩を破壊したのは? 260 00:15:23,389 --> 00:15:26,058 それは 村長。 すごいよな。 261 00:15:26,058 --> 00:15:28,261 (ゴウ)えっ? あのヒラクのこと? 262 00:15:32,565 --> 00:15:34,500 あっ! 263 00:15:34,500 --> 00:15:36,502 新しい城主は クズさんに決定! 264 00:15:36,502 --> 00:15:39,338 えっ? 今まで ずっと認めてくれなかったのに! 265 00:15:39,338 --> 00:15:41,674 はい 登録完了! 266 00:15:41,674 --> 00:15:43,843 もう 変更できません! (クズデン)え~!? 267 00:15:43,843 --> 00:15:47,346 これで 城の制御が できるようになったんだよな? 268 00:15:47,346 --> 00:15:50,349 はい! 要望は なんでも クズさんに言ってもらえれば! 269 00:15:50,349 --> 00:15:53,019 面倒なら じかに 我宛てでも かまいません! 270 00:15:53,019 --> 00:15:55,855 じゃあ 太陽城様 事情を聴きたいんですが…。 271 00:15:55,855 --> 00:15:58,191 様は不要です。 なんなら 石ころとでも! 272 00:15:58,191 --> 00:16:00,193 《急に 卑屈になったな》 273 00:16:00,193 --> 00:16:03,196 かくかくしかじか…。 《太陽城の説明によると➡ 274 00:16:03,196 --> 00:16:06,532 竜の巫女の元に ドラゴン族が集まると…。 275 00:16:06,532 --> 00:16:08,701 太陽城が向かっていって➡ 276 00:16:08,701 --> 00:16:10,703 力を貸す契約に なっていたらしい》 277 00:16:10,703 --> 00:16:12,705 ((まもなく到着いたします)) 278 00:16:12,705 --> 00:16:15,374 《ゲームのイベントフラグみたいなものか》 279 00:16:15,374 --> 00:16:18,211 まあ 力を貸すっていっても 時代遅れっていうか…。 280 00:16:18,211 --> 00:16:21,714 えっ! お前が 世界を救う戦いが 始まるとかって➡ 281 00:16:21,714 --> 00:16:24,217 俺たちを たきつけたんだろ! はて? 282 00:16:24,217 --> 00:16:26,219 (クズデン)だから 宣戦布告したのに! 283 00:16:26,219 --> 00:16:28,888 そのような記録は 残されておりません。 284 00:16:28,888 --> 00:16:32,558 え~っと その契約ってのは この先も有効なのか? 285 00:16:32,558 --> 00:16:35,828 いえ! もう達成したってことで 破棄でいいかと! 286 00:16:35,828 --> 00:16:37,830 《とりあえず これで 村の上に➡ 287 00:16:37,830 --> 00:16:39,832 城が居座ることは なくなったかな》 288 00:16:39,832 --> 00:16:41,834 アハハ…。 フフッ! 289 00:16:41,834 --> 00:16:44,003 《問題が解決したので➡ 290 00:16:44,003 --> 00:16:46,505 城を観光させてもらう。 291 00:16:46,505 --> 00:16:50,176 城内は とても広く 立派な造りだが➡ 292 00:16:50,176 --> 00:16:53,846 あちこちに畑があるのが 妙な感じだ。 293 00:16:53,846 --> 00:16:57,650 話に聞いた ダンジョンイモを育てているんだろう》 294 00:17:00,686 --> 00:17:04,524 《悪魔族たちは 城の一角に 集まって住んでいる。 295 00:17:04,524 --> 00:17:08,194 みんな 痩せていて 大変な暮らしをしているようだ》 296 00:17:08,194 --> 00:17:11,531 ラスティとハクレンに 村から 食料を運んでもらおう。 297 00:17:11,531 --> 00:17:13,533 あっ 助かります。 298 00:17:13,533 --> 00:17:15,534 (夢魔族たち)あらあら… ウフフ! んっ? 299 00:17:15,534 --> 00:17:18,871 《城には 悪魔族以外の住人もいた》 300 00:17:18,871 --> 00:17:20,873 (クズデン)彼女たちは 夢魔族です。 301 00:17:20,873 --> 00:17:24,877 あら~。 《悪魔族に比べて 妙に血色がよいのは➡ 302 00:17:24,877 --> 00:17:29,215 彼らの夢の中で 愛を食べて 生きているからだそうだ。 303 00:17:29,215 --> 00:17:33,052 ロマンチックな種族だな。 深くは考えないようにしよう》 304 00:17:33,052 --> 00:17:34,987 んっ…。 305 00:17:34,987 --> 00:17:38,324 来る途中に 少し見えたけど➡ 306 00:17:38,324 --> 00:17:40,493 城の周りは どうなってるのかな? 307 00:17:40,493 --> 00:17:43,829 建物が 街みたいに集まってたりとか。 308 00:17:43,829 --> 00:17:46,666 へぇ~ 城下町みたいなものか。 309 00:17:46,666 --> 00:17:50,670 (ハクレン)ぼろぼろの噴水とか かれた池の跡とか。 310 00:17:50,670 --> 00:17:53,172 昔の戦いで そうなったのかもな。 311 00:17:53,172 --> 00:17:56,008 《今は すっかり剥がれてしまったが➡ 312 00:17:56,008 --> 00:17:58,177 城の下に付いていた大岩は➡ 313 00:17:58,177 --> 00:18:02,014 昔 悪魔族が行った 妨害工作の跡らしい。 314 00:18:02,014 --> 00:18:06,519 岩の中に 魔物の卵を潜ませて 送り込んだはいいものの…。 315 00:18:06,519 --> 00:18:09,855 そのせいで 自分たちが 城に閉じ込められるとは➡ 316 00:18:09,855 --> 00:18:12,692 思わなかっただろう》 ((や~!)) 317 00:18:12,692 --> 00:18:15,194 たくさんいたけど もう みんな やっつけたよ! 318 00:18:15,194 --> 00:18:17,363 ああ お疲れさま。 319 00:18:17,363 --> 00:18:19,699 《しかし この巨大な城は➡ 320 00:18:19,699 --> 00:18:21,867 どうやって 浮かんでいるのだろう? 321 00:18:21,867 --> 00:18:23,869 仕組みが気になるが➡ 322 00:18:23,869 --> 00:18:27,873 城の下の部分に 何かあるんだろうか。 323 00:18:27,873 --> 00:18:30,543 気になるといえば 城内を見て回っていて➡ 324 00:18:30,543 --> 00:18:32,545 引っ掛かる場所があった》 325 00:18:32,545 --> 00:18:36,482 ここに 何かあるの? 行き止まりのようですが…。 326 00:18:36,482 --> 00:18:38,484 どうも気になるんだ。 327 00:18:38,484 --> 00:18:42,488 謎の行き止まりに いかにも意味ありげなつぼ。 328 00:18:42,488 --> 00:18:46,158 古いけど 価値があるようには 見えないわね。 329 00:18:46,158 --> 00:18:49,495 う~ん…。 実は 魔物だったりしないよな? 330 00:18:49,495 --> 00:18:53,833 (ティア)そのつぼは 違いますよ。 よそにはいるのか。 331 00:18:53,833 --> 00:18:55,835 んっ? 332 00:18:55,835 --> 00:18:58,504 おっ! (ルー/ティア)あっ…。 333 00:18:58,504 --> 00:19:00,506 やっぱり 仕掛けがあったな。 334 00:19:00,506 --> 00:19:04,176 ここは 書斎か? 335 00:19:04,176 --> 00:19:09,181 『実用百科事典』 『流行の装い』 『恋愛論大全』? 336 00:19:09,181 --> 00:19:11,183 俗っぽい本ばっかり。 337 00:19:11,183 --> 00:19:13,853 隠し部屋にしては 平凡ですね。 338 00:19:13,853 --> 00:19:17,023 何か 怪しい所は…。 339 00:19:17,023 --> 00:19:19,025 あった。 340 00:19:23,029 --> 00:19:25,531 ここは 城の前の広場だよな。 341 00:19:25,531 --> 00:19:28,534 隠し部屋からの逃げ道だったのね。 342 00:19:28,534 --> 00:19:30,703 よく あんな仕掛けに気付けますね。 343 00:19:30,703 --> 00:19:32,705 う~ん…。 (ティア/ルー)あっ? 344 00:19:32,705 --> 00:19:35,641 まだ このつぼが気になるの? 345 00:19:35,641 --> 00:19:38,978 う~ん…。 入り口で もう ばれてるんだから➡ 346 00:19:38,978 --> 00:19:42,181 同じ仕掛けを 出口にも置く 意味がないような…。 347 00:19:44,483 --> 00:19:46,485 おっ? おっ! 348 00:19:46,485 --> 00:19:48,487 (ティア/ヒラク)あっ! 349 00:19:55,161 --> 00:19:57,663 お~! なんです? これ。 350 00:19:57,663 --> 00:20:01,167 んっ…。 どんどん 降りていくわね。 351 00:20:04,503 --> 00:20:06,505 止まった? んっ…。 352 00:20:06,505 --> 00:20:08,507 ここは…。 353 00:20:11,844 --> 00:20:15,681 (ベル)『予言の書』より 10年ほど早いですが…。 354 00:20:15,681 --> 00:20:17,850 よく 参られました。 355 00:20:17,850 --> 00:20:20,186 どうぞ こちらへ。 356 00:20:20,186 --> 00:20:22,188 あっ…。 357 00:20:24,523 --> 00:20:29,695 私は 太陽城 城主補佐筆頭 ベル=フォーグマと申します。 358 00:20:29,695 --> 00:20:31,864 えっと… 補佐筆頭? 359 00:20:31,864 --> 00:20:36,702 太陽城の運行管理を行う 責任者と お思いください。 360 00:20:36,702 --> 00:20:39,538 どうか 警戒なさらず。 361 00:20:39,538 --> 00:20:42,374 玉座にいた水晶も 責任者って…。 362 00:20:42,374 --> 00:20:44,376 「我は太陽城」とか言ってたが。 363 00:20:44,376 --> 00:20:46,378 彼は代理です。 364 00:20:46,378 --> 00:20:50,216 私が 長い間 ここに籠もりきりでしたので。 365 00:20:50,216 --> 00:20:53,886 早速ですが お渡しする物を お渡しし➡ 366 00:20:53,886 --> 00:20:56,055 伝えるべきことを お伝えして➡ 367 00:20:56,055 --> 00:21:00,893 予言を完遂させたいと思います。 予言? 368 00:21:00,893 --> 00:21:05,397 万難を退け ここまでたどりついた あなたに➡ 369 00:21:05,397 --> 00:21:08,400 この 太陽の剣を授けます。 370 00:21:08,400 --> 00:21:11,237 受け取りなさい 勇者よ。 371 00:21:11,237 --> 00:21:13,906 えっ? 勇者って…。 372 00:21:13,906 --> 00:21:18,077 魔王の弱点は 背中に1枚あるウロコです。 373 00:21:18,077 --> 00:21:21,413 そこを狙えば 必ずや しとめられるでしょう。 374 00:21:21,413 --> 00:21:25,417 あっ いや あの…。 さあ 早く 剣を手にするのです。 375 00:21:25,417 --> 00:21:27,586 善は急げですよ 勇者。 376 00:21:27,586 --> 00:21:30,756 人違いでは? 俺は 勇者じゃないですけど。 377 00:21:30,756 --> 00:21:32,758 知ってます。 えっ? 378 00:21:32,758 --> 00:21:36,695 でも 『予言の書』では 勇者が 来ることになっているんです。 379 00:21:36,695 --> 00:21:39,198 なので ここに来た あなたは 勇者です。 380 00:21:39,198 --> 00:21:42,868 いや そう言われても…。 魔王を倒す気もないし。 381 00:21:42,868 --> 00:21:44,870 (ベル)その辺は お任せします。 382 00:21:44,870 --> 00:21:47,540 いいから 受け取ってください。 おっ…。 383 00:21:47,540 --> 00:21:50,042 こちとら 余計な役目を押しつけられて➡ 384 00:21:50,042 --> 00:21:52,545 とても迷惑してたんです。 385 00:21:52,545 --> 00:21:55,214 受け取ってくださったら お役御免なので➡ 386 00:21:55,214 --> 00:21:58,217 どうか よろしくお願いします。 はい…。 387 00:21:58,217 --> 00:22:01,554 これ 呪われたりしないよな? もちろん。 388 00:22:01,554 --> 00:22:04,056 この剣は 俺が自由にしても? はい。 389 00:22:04,056 --> 00:22:06,058 捨てても? もちろん! 390 00:22:06,058 --> 00:22:08,460 えっ? んっ…。 391 00:22:10,396 --> 00:22:13,566 うおっ… 重い。 (ベル)お~ 勇者よ! 392 00:22:13,566 --> 00:22:20,239 世界の命運は その手に託された! 393 00:22:20,239 --> 00:22:22,241 はい ありがとうございます! 394 00:22:22,241 --> 00:22:24,410 これで 役目が果たせました。 395 00:22:24,410 --> 00:22:27,079 ここに閉じ込められてから 軽く 1,000年。 396 00:22:27,079 --> 00:22:30,249 もう 二度と 出られないんじゃないかと…。 397 00:22:30,249 --> 00:22:32,918 なんというか お疲れさまでした。 398 00:22:32,918 --> 00:22:35,187 では お言葉に甘えて…。 399 00:22:35,187 --> 00:22:37,356 くわ! 400 00:22:37,356 --> 00:22:40,693 《剣は 耕して 土にした》 401 00:22:40,693 --> 00:22:44,863 あ~あ もったいない。 ちょっと 使ってみたかったです。 402 00:22:44,863 --> 00:22:47,533 知り合いを倒す剣なんて 不要だ。 403 00:22:47,533 --> 00:22:51,537 《とはいえ 重要な物を 目の前で壊されるのは➡ 404 00:22:51,537 --> 00:22:54,039 さすがに不愉快だったかな》 405 00:22:54,039 --> 00:22:57,943 んっ! 《よほど 役目が嫌だったらしい》