1 00:00:01,904 --> 00:00:03,906 《創造神:あれから彼は… 街尾火楽は 2 00:00:03,906 --> 00:00:05,908 うまくやっているだろうか…。 3 00:00:05,908 --> 00:00:10,245 ふと思い出した私は 彼の様子を見てみることにした。 4 00:00:10,245 --> 00:00:13,582 私は神 魂の救済は 5 00:00:13,582 --> 00:00:15,584 私の仕事のひとつだ。 6 00:00:15,584 --> 00:00:18,587 だが 神だってミスはする。 7 00:00:18,587 --> 00:00:22,257 本来 罪人に課されるべき 苦行に満ちた人生を 8 00:00:22,257 --> 00:00:26,261 誤って罪のない 彼に与えてしまったのだ。 9 00:00:26,261 --> 00:00:29,932 一度 人生を歩み出した者に 手を出すのはルール違反。 10 00:00:29,932 --> 00:00:32,101 せめてもの 埋め合わせとして 11 00:00:32,101 --> 00:00:35,604 希望に満ちた 第二の人生を与えたのだが…》 12 00:00:35,604 --> 00:00:37,606 あっ。 13 00:00:37,606 --> 00:00:41,777 《この森って ヤバい魔物だらけの 危険地帯じゃなかったか? 14 00:00:41,777 --> 00:00:44,279 たしか 「死の森」とかいう…。 15 00:00:44,279 --> 00:00:47,783 ここに独りで放り込まれて 農業やって生きていけって? 16 00:00:47,783 --> 00:00:50,786 なんの罰ゲームだ! すぐに呼び戻して…。 17 00:00:50,786 --> 00:00:54,623 いや! だからそれは ルール違反だって言ったろ自分で! 18 00:00:54,623 --> 00:00:58,627 また魂になって ここに戻ってくるかもしれない。 19 00:00:58,627 --> 00:01:00,729 その時 謝らせてくれ。 20 00:01:00,729 --> 00:01:05,029 神だって ミスはするのだ…》 (ヒラク)ほっ! 21 00:02:45,934 --> 00:02:48,437 《しばらく 万能農具を使ってみた結果 22 00:02:48,437 --> 00:02:50,939 わかってきたことが いくつかある。 23 00:02:50,939 --> 00:02:55,110 まず 種も蒔かずに 生えてきた この作物たち。 24 00:02:55,110 --> 00:02:58,447 ジャガイモや タマネギ 25 00:02:58,447 --> 00:03:01,550 トマトに キャベツなど。 26 00:03:01,550 --> 00:03:04,386 これらはちょうど 畑を耕していた時に 27 00:03:04,386 --> 00:03:06,889 頭の中で 描いていた種類と一致している。 28 00:03:06,889 --> 00:03:10,392 作りたいものを想像しながら 万能農具で耕すと 29 00:03:10,392 --> 00:03:12,392 種が蒔かれた状態になる。 30 00:03:14,396 --> 00:03:17,232 この仮説を証明するために 試してみたのが 31 00:03:17,232 --> 00:03:19,568 これだ。 32 00:03:19,568 --> 00:03:21,904 目が出てすぐ 何かわかるものとして 33 00:03:21,904 --> 00:03:24,072 モヤシを念じながら 耕したところ 34 00:03:24,072 --> 00:03:26,241 見事に そのものが生えてきた》 35 00:03:26,241 --> 00:03:28,243 モヤシ…。 36 00:03:28,243 --> 00:03:30,412 《このまま育つと 大豆になるのだろうか…。 37 00:03:30,412 --> 00:03:33,248 しばらく様子を見てみよう。 38 00:03:33,248 --> 00:03:37,085 万能農具で植えた作物は とても早く成長する。 39 00:03:37,085 --> 00:03:41,423 が やってから しまった と思うことも時々ある。 40 00:03:41,423 --> 00:03:45,928 このジャガイモだが 日に当たった 部分が緑色になっている。 41 00:03:45,928 --> 00:03:49,264 ジャガイモの芽って 毒があったはずだし 42 00:03:49,264 --> 00:03:51,934 これは食べるのが ちょっと怖い。 43 00:03:51,934 --> 00:03:54,102 こうならないよう あらかじめ 44 00:03:54,102 --> 00:03:57,105 根元に土をかぶせて やったほうがよさそうだ。 45 00:03:57,105 --> 00:04:00,042 元の世界で畑を見ても 何もわからなかったが 46 00:04:00,042 --> 00:04:02,544 農家の皆さんの 47 00:04:02,544 --> 00:04:05,547 いろんな知恵が 詰まっていたんだろうな…。 48 00:04:05,547 --> 00:04:08,217 失敗しながらでも 覚えていくしかない》 49 00:04:08,217 --> 00:04:10,219 んん…。 50 00:04:10,219 --> 00:04:13,388 《そんな こんなで ここで のんびり農業ができるのも 51 00:04:13,388 --> 00:04:16,225 神様のおかげ ということで 52 00:04:16,225 --> 00:04:18,227 神様の像を作った。 53 00:04:18,227 --> 00:04:22,397 ちなみに左は 農業の管轄の神様のつもりだ。 54 00:04:22,397 --> 00:04:25,400 なんだか 文化的になった気がする。 55 00:04:25,400 --> 00:04:27,400 神様に 感謝》 56 00:04:29,404 --> 00:04:31,907 《こちらは 極めて原始的だ。 57 00:04:31,907 --> 00:04:35,077 昼食はウサギ肉と産地直送 58 00:04:35,077 --> 00:04:37,579 無農薬栽培の野菜シチュー。 59 00:04:37,579 --> 00:04:41,083 要するに 水煮だ 調味料がないのだ。 60 00:04:41,083 --> 00:04:43,252 う~ん オーガニック。 61 00:04:43,252 --> 00:04:45,587 なお獣肉は 狩ってすぐに 62 00:04:45,587 --> 00:04:47,589 血抜きをすると 食べやすくなるようだ。 63 00:04:47,589 --> 00:04:51,093 クロたちも 血抜きした肉を好んで食べる。 64 00:04:51,093 --> 00:04:54,429 贅沢を覚えさせて しまったかもしれないが 65 00:04:54,429 --> 00:04:58,100 まぁ 喜んでくれるなら よしとしよう。 66 00:04:58,100 --> 00:05:02,204 ああ せめて塩が欲しい。 67 00:05:02,204 --> 00:05:05,040 新たな 挑戦もしてみる。 (オノを振る音) 68 00:05:05,040 --> 00:05:08,210 わかりづらいが 果物のなる樹を植えてみた。 69 00:05:08,210 --> 00:05:12,047 上手くいけば 食糧事情が一気に改善するが…》 70 00:05:12,047 --> 00:05:15,884 ナシ ナシ! 《桃栗三年 柿八年という》 71 00:05:15,884 --> 00:05:19,054 柿~! 《気長に待つことにしよう》 72 00:05:19,054 --> 00:05:21,723 それ! 73 00:05:21,723 --> 00:05:25,394 よ~し よしよしよしよし よ~し ハッハハハ。 74 00:05:25,394 --> 00:05:27,896 《犬たちとの生活は とても楽しい。 75 00:05:27,896 --> 00:05:30,399 もしずっと ひとりきりだったら…。 76 00:05:30,399 --> 00:05:32,401 もっと寂しかったんだろうな…》 77 00:05:32,401 --> 00:05:34,736 んっ? 《角? 78 00:05:34,736 --> 00:05:37,906 まぁ… 異世界だし 犬に角くらいあるか》 79 00:05:37,906 --> 00:05:39,906 んっ? 80 00:05:41,910 --> 00:05:44,079 《順番待ち? 81 00:05:44,079 --> 00:05:47,416 クロたちがいて 助かることが もうひとつある》 82 00:05:47,416 --> 00:05:49,751 ふんふん。 《彼らは 83 00:05:49,751 --> 00:05:52,087 森の中を迷わず 移動できるのだ。 84 00:05:52,087 --> 00:05:55,257 おかげで探索範囲が 大きく広がり…。 85 00:05:55,257 --> 00:05:57,259 ようやく》 86 00:05:57,259 --> 00:05:59,261 おぉ~! 87 00:05:59,261 --> 00:06:01,196 《水源となる 川を見つけた。 88 00:06:01,196 --> 00:06:04,199 上流には 一段 高くなった滝がある。 89 00:06:04,199 --> 00:06:07,869 そこから水を引いて 水路を作れないだろうか。 90 00:06:07,869 --> 00:06:11,039 歩いて30分はあるから 結構な距離だが 91 00:06:11,039 --> 00:06:13,875 まぁ コツコツとやっていくか。 92 00:06:13,875 --> 00:06:16,545 工事のために 通うことを見越して 93 00:06:16,545 --> 00:06:18,547 とりあえず トイレを作った。 94 00:06:18,547 --> 00:06:20,716 うんうん 文化的》 95 00:06:20,716 --> 00:06:22,718 いえ~い! 96 00:06:22,718 --> 00:06:26,221 うお~! (クロ)ワオ~ン! 97 00:06:26,221 --> 00:06:29,057 《万能農具を 手押しの一輪車にしてみた。 98 00:06:29,057 --> 00:06:31,893 万能農具は使っている間 いっさい疲れない。 99 00:06:31,893 --> 00:06:34,396 こいつがあれば 移動も疲れず 100 00:06:34,396 --> 00:06:36,732 土木工事もはかどるはずだ》 101 00:06:36,732 --> 00:06:39,234 わあぁ~! 102 00:06:39,234 --> 00:06:41,570 ハッハッハッハッハッ。 あっはは。 103 00:06:41,570 --> 00:06:44,072 《先に道の整備が必要だな。 104 00:06:44,072 --> 00:06:46,074 (耕す音) 105 00:06:46,074 --> 00:06:48,076 はぁ…。 106 00:06:48,076 --> 00:06:50,579 拠点では 更に森を切り開いて 107 00:06:50,579 --> 00:06:52,914 畑の拡張を進めている。 108 00:06:52,914 --> 00:06:55,083 油を採るために アブラナ。 109 00:06:55,083 --> 00:06:57,085 菜の花ともいう。 110 00:06:57,085 --> 00:06:59,254 小麦 保存が効きそうだし 111 00:06:59,254 --> 00:07:01,523 小麦粉にできれば いろいろ使えるはず。 112 00:07:01,523 --> 00:07:04,693 サトウキビ 甘いものが欲しい…。 113 00:07:04,693 --> 00:07:06,695 ちなみに モヤシは 114 00:07:06,695 --> 00:07:08,697 いつの間にか 大豆になっていた。 115 00:07:08,697 --> 00:07:10,866 枝豆が食べたかったんだが。 116 00:07:10,866 --> 00:07:13,034 ああ 塩ゆで枝豆…。 117 00:07:13,034 --> 00:07:15,036 塩ないけど。 118 00:07:15,036 --> 00:07:17,236 どこかに 岩塩とかないだろうか…》 119 00:07:19,207 --> 00:07:21,207 異世界のんびり農家。 120 00:07:23,211 --> 00:07:26,882 《ここに住むようになって どれくらい経っただろう》 121 00:07:26,882 --> 00:07:30,218 ハァ~。 ひっくしゅん! 122 00:07:30,218 --> 00:07:33,555 《いつの間にか 気温が下がってきた。 123 00:07:33,555 --> 00:07:36,558 正直 この格好では もう肌寒い。 124 00:07:36,558 --> 00:07:39,394 遠くの山は 雪景色だ。 125 00:07:39,394 --> 00:07:42,230 ここの冬は どれほど冷え込むのだろう。 126 00:07:42,230 --> 00:07:45,567 寒さ対策を しなくてはならないが 127 00:07:45,567 --> 00:07:49,738 巨大ウサギの毛皮を 利用しようとしたものの 128 00:07:49,738 --> 00:07:52,073 とんでもなく臭うし 129 00:07:52,073 --> 00:07:54,910 腐って ダメになりそうで諦めた》 臭い…。 130 00:07:54,910 --> 00:07:57,913 《焚き火をたいて 小屋に籠るしかないな。 131 00:07:57,913 --> 00:07:59,848 薪を集めて 132 00:07:59,848 --> 00:08:01,850 食料も貯めなくては》 133 00:08:01,850 --> 00:08:04,150 ワン! んっ? 134 00:08:07,355 --> 00:08:09,691 《巨大な黒い 座布団? 135 00:08:09,691 --> 00:08:12,694 いや… クモか?》 136 00:08:12,694 --> 00:08:14,694 おっ? 137 00:08:16,698 --> 00:08:19,367 おぉ… おお! 138 00:08:19,367 --> 00:08:21,369 おおぉ~! 139 00:08:21,369 --> 00:08:24,706 《すごく 高級そうな布だ ハンカチかな。 140 00:08:24,706 --> 00:08:26,708 刺繍まで入っている》 141 00:08:26,708 --> 00:08:29,711 すごいな ありがとう。 142 00:08:29,711 --> 00:08:33,381 《クモは 拠点の大きな木の上に 住むことになった。 143 00:08:33,381 --> 00:08:35,884 好物は ジャガイモらしい。 144 00:08:35,884 --> 00:08:37,886 布を作れるだけではなく 145 00:08:37,886 --> 00:08:40,222 器用に 服まで作ってくれる。 146 00:08:40,222 --> 00:08:44,059 更に 俺が諦めた 毛皮の加工まで。 147 00:08:44,059 --> 00:08:46,728 これで寒さをしのげる!》 148 00:08:46,728 --> 00:08:48,730 フッ。 149 00:08:48,730 --> 00:08:51,066 《葉っぱを詰めた布団! 150 00:08:51,066 --> 00:08:53,735 風を防ぐカーテン。 151 00:08:53,735 --> 00:08:55,904 布製品があるだけで 152 00:08:55,904 --> 00:08:58,573 飛躍的に文化が発展した! 153 00:08:58,573 --> 00:09:00,509 ちなみに名前もつけた。 154 00:09:00,509 --> 00:09:03,178 ファーストインパクトから「ザブトン」。 155 00:09:03,178 --> 00:09:06,515 新たな 頼れる同居人だ。 156 00:09:06,515 --> 00:09:08,517 (風の音) 157 00:09:08,517 --> 00:09:10,685 《ついに冬がやってきた。 158 00:09:10,685 --> 00:09:13,021 外は 結構な冷え込みだが 159 00:09:13,021 --> 00:09:16,024 対策をしておいたおかげで なんとかなっている。 160 00:09:16,024 --> 00:09:19,027 クロたちは 小屋に籠っているようだ。 161 00:09:19,027 --> 00:09:23,198 ザブトンは冬眠でもしているのか 樹の上から降りてこない》 162 00:09:23,198 --> 00:09:25,367 とっとと…。 163 00:09:25,367 --> 00:09:28,870 《雪は降るが 高くは 積もらないようで助かった。 164 00:09:28,870 --> 00:09:31,206 これが豪雪地帯だったら 165 00:09:31,206 --> 00:09:33,208 とっくに小屋はぺしゃんこだ》 166 00:09:33,208 --> 00:09:35,210 (雪の落ちる音) 167 00:09:35,210 --> 00:09:38,213 《やや不安は残る。 168 00:09:38,213 --> 00:09:41,550 食料は 貯蔵分で なんとかなりそうだ。 169 00:09:41,550 --> 00:09:44,386 日々の暮らしに問題はないが 170 00:09:44,386 --> 00:09:46,388 塩は欲しいが。 171 00:09:46,388 --> 00:09:48,723 どうしてだろう。 172 00:09:48,723 --> 00:09:51,560 なんとなく もの寂しい》 173 00:09:51,560 --> 00:09:55,230 はぁ~ 寒…。 174 00:09:55,230 --> 00:09:57,566 《いつだっけ…。 175 00:09:57,566 --> 00:09:59,901 最後に他人と会話をしたのは。 176 00:09:59,901 --> 00:10:03,238 このままだと しゃべり方を忘れそうだ》 177 00:10:03,238 --> 00:10:05,240 あん。 178 00:10:05,240 --> 00:10:07,909 《やがて寒さも和らぎ 179 00:10:07,909 --> 00:10:09,911 積もった雪は融け 180 00:10:09,911 --> 00:10:12,411 春らしさを 感じるようになった頃》 181 00:10:14,583 --> 00:10:16,751 (クロイチたち)ウォン! んっ? 182 00:10:16,751 --> 00:10:19,754 《クロイチたちが 改まってどうしたと思ったら 183 00:10:19,754 --> 00:10:22,257 それぞれが森へ入っていった。 184 00:10:22,257 --> 00:10:24,259 巣立ちの時期なのだろか。 185 00:10:24,259 --> 00:10:28,259 立派に育って 嬉しくもあり 寂しくもあり…》 186 00:10:30,265 --> 00:10:32,434 《などと 感慨にふけっていたら…》 187 00:10:32,434 --> 00:10:34,436 大自然…。 (クロイチたち)ウォン! 188 00:10:34,436 --> 00:10:37,105 《数日後に帰ってきた。 189 00:10:37,105 --> 00:10:40,108 どうやら パートナーを探しに行っていたようだ。 190 00:10:40,108 --> 00:10:43,612 ライバルと 戦ったりしたのだろうか…。 191 00:10:43,612 --> 00:10:46,781 犬の世界も大変だ。 192 00:10:46,781 --> 00:10:48,783 更に 驚いたことに》 193 00:10:48,783 --> 00:10:50,952 んっ? えっ? 194 00:10:50,952 --> 00:10:53,121 《久しぶりに 姿を見せたザブトンが 195 00:10:53,121 --> 00:10:55,123 たくさん 子どもを連れていた. 196 00:10:55,123 --> 00:10:57,792 メスだったのか? 197 00:10:57,792 --> 00:11:00,895 まぁ なんにせよ いいことだ。 198 00:11:00,895 --> 00:11:05,066 みんな家族が増えて 正直 うらやましいぞ》 199 00:11:05,066 --> 00:11:07,068 ほっ! 200 00:11:07,068 --> 00:11:10,238 《というわけで 食い扶持も増えたし 201 00:11:10,238 --> 00:11:12,907 畑の更なる拡張に 精を出していると…》 202 00:11:12,907 --> 00:11:14,909 おっ? (警報音) 203 00:11:14,909 --> 00:11:17,412 (警報音) 204 00:11:17,412 --> 00:11:19,412 《これは…》 205 00:11:21,583 --> 00:11:23,585 《ザブトンからの警報…。 206 00:11:23,585 --> 00:11:25,587 何か ヤバいヤツでも来るのか? 207 00:11:25,587 --> 00:11:27,589 ウォン! んっ! 208 00:11:27,589 --> 00:11:29,591 (クロイチ)ウォン ウォン! 209 00:11:29,591 --> 00:11:32,260 ハァハァハァ… おっ! 210 00:11:32,260 --> 00:11:35,430 《クロに連れられ やって来た森の中。 211 00:11:35,430 --> 00:11:39,100 出会いは いつも突然である》 212 00:11:39,100 --> 00:11:41,102 (ルー)うぅ…。 213 00:11:41,102 --> 00:11:43,438 あっ…。 214 00:11:43,438 --> 00:11:45,440 《どう見ても 215 00:11:45,440 --> 00:11:47,442 女の子だ。 216 00:11:47,442 --> 00:11:49,444 どうしてこんな 森の真ん中に。 217 00:11:49,444 --> 00:11:51,613 なぜそんな格好で…》 (クロイチ)グルルル…。 218 00:11:51,613 --> 00:11:54,449 グルルル…。 219 00:11:54,449 --> 00:11:57,118 うっ うぅ…。 220 00:11:57,118 --> 00:11:59,120 ちょっ 待て待て! 221 00:11:59,120 --> 00:12:01,056 助けて お願い! 222 00:12:01,056 --> 00:12:03,892 《言葉が通じる…!》 わかった。 223 00:12:03,892 --> 00:12:06,227 《状況は よくわからないが 224 00:12:06,227 --> 00:12:09,564 他人の声を聞いたのは 225 00:12:09,564 --> 00:12:11,900 いつ以来だろう…》 226 00:12:11,900 --> 00:12:13,902 フン…。 227 00:12:13,902 --> 00:12:16,404 (かみつく音) 228 00:12:16,404 --> 00:12:19,741 《あっ!?》 229 00:12:19,741 --> 00:12:21,743 うっ! 230 00:12:21,743 --> 00:12:23,743 あっ…! 231 00:12:26,581 --> 00:12:28,581 おっ? 232 00:12:30,585 --> 00:12:33,755 フッ…。 おぉ…。 233 00:12:33,755 --> 00:12:35,757 《成長した?》 234 00:12:35,757 --> 00:12:38,927 ウッフフ… おかげで助かったわ。 235 00:12:38,927 --> 00:12:41,096 《いったい 何者なんだ? 236 00:12:41,096 --> 00:12:44,432 実は 魔物とか そういう危険な何かで…》 237 00:12:44,432 --> 00:12:46,434 (クロイチ)ウォン! うっ! 238 00:12:46,434 --> 00:12:48,436 ブォフッ! 239 00:12:48,436 --> 00:12:50,939 キャアァ~ オッフ! 240 00:12:50,939 --> 00:12:53,274 ちょまっ やめっ! 241 00:12:53,274 --> 00:12:55,944 キャア~! 待て待て おかわり いやお座り! 242 00:12:55,944 --> 00:12:57,946 クゥン…。 243 00:12:57,946 --> 00:13:00,882 うぅ…。 《また 小さくなった》 244 00:13:00,882 --> 00:13:03,051 あ~… その なんだ。 245 00:13:03,051 --> 00:13:06,054 君は… 敵なのか? 246 00:13:06,054 --> 00:13:08,056 俺たちに 危害を…。 247 00:13:08,056 --> 00:13:11,226 違うの アイツらを けしかけるのをやめて! 248 00:13:11,226 --> 00:13:13,728 さっき 血を吸われたが…。 うっ…。 249 00:13:13,728 --> 00:13:17,732 悪かったわよ でも仕方なかったの アイツらのせいで! 250 00:13:17,732 --> 00:13:20,735 グルル…。 うっ… やめてってば! 251 00:13:20,735 --> 00:13:23,238 む~…。 252 00:13:23,238 --> 00:13:26,074 フッ…。 《まぁ 害はなさそうか…。 253 00:13:26,074 --> 00:13:30,245 彼女いわく 俺たちと 出会ったのは ただの偶然。 254 00:13:30,245 --> 00:13:33,915 血を吸ったのは 力を回復するため。 255 00:13:33,915 --> 00:13:38,419 消耗しすぎて 体も衣服も 維持できなくなっていたらしい。 256 00:13:38,419 --> 00:13:40,755 そもそも なぜ 257 00:13:40,755 --> 00:13:43,091 クロイチたちに 襲われていたのか…》 258 00:13:43,091 --> 00:13:46,928 一匹なら 追い払えるかと思ったのに。 259 00:13:46,928 --> 00:13:49,764 《はい 先に手を出したのは 向こうでした。 260 00:13:49,764 --> 00:13:54,102 とはいえ あそこまで フルボッコにしたのも 気が咎めるし 261 00:13:54,102 --> 00:13:57,772 回復のため もう一度 血を吸わせることにした》 262 00:13:57,772 --> 00:14:00,208 えっ…。 263 00:14:00,208 --> 00:14:03,545 《結構な量 吸われている気がするが…。 264 00:14:03,545 --> 00:14:06,214 まるで 影響を感じない。 265 00:14:06,214 --> 00:14:08,883 これも健康な体の おかげだろうか》 266 00:14:08,883 --> 00:14:10,885 (吸う音) 267 00:14:10,885 --> 00:14:13,054 おっ! 268 00:14:13,054 --> 00:14:15,390 ふぅ~。 269 00:14:15,390 --> 00:14:18,226 こんなに 生気に満ちた血は初めて。 270 00:14:18,226 --> 00:14:20,728 よほど いい暮らしをしてるのね。 271 00:14:20,728 --> 00:14:23,231 ふむ…。 何よ。 272 00:14:23,231 --> 00:14:26,067 なんだか前より 小さくないか? 273 00:14:26,067 --> 00:14:29,237 えっ でも これ以上 血を吸ったら命が…。 274 00:14:29,237 --> 00:14:31,406 平気だ どんどん吸ってくれ。 275 00:14:31,406 --> 00:14:33,406 そっ そう? 276 00:14:35,743 --> 00:14:37,745 へぇ~! 277 00:14:37,745 --> 00:14:41,249 この森の中に こんな場所があるなんて。 278 00:14:41,249 --> 00:14:43,918 これ みんな あなたが育ててるの? 279 00:14:43,918 --> 00:14:48,089 うわ~ こんな植物 見たことないわ! 280 00:14:48,089 --> 00:14:50,758 あっ ねぇ こっちの 281 00:14:50,758 --> 00:14:52,760 この赤い実は? 282 00:14:52,760 --> 00:14:55,763 すごくキレイね 観賞用かしら? 283 00:14:55,763 --> 00:14:58,433 トマトだけど 見たことない? 284 00:14:58,433 --> 00:15:00,368 ええ 初めてよ。 285 00:15:00,368 --> 00:15:05,039 そうなのか… ここじゃ珍しいのかな。 286 00:15:05,039 --> 00:15:07,041 あっ…。 287 00:15:07,041 --> 00:15:09,377 よいしょっと どれ…。 288 00:15:09,377 --> 00:15:12,213 ほら 食べるか? 289 00:15:12,213 --> 00:15:15,383 そのまま 食用になるのね…。 290 00:15:15,383 --> 00:15:17,385 お…。 291 00:15:17,385 --> 00:15:19,554 はん。 292 00:15:19,554 --> 00:15:23,057 んっ 変わった食感ね。 293 00:15:23,057 --> 00:15:25,059 でも あん。 294 00:15:25,059 --> 00:15:28,062 んん~ おいしいわ みずみずしくて! 295 00:15:28,062 --> 00:15:30,732 ふっ。 《やっぱり 嬉しいな。 296 00:15:30,732 --> 00:15:33,067 褒められると》 フフッ。 297 00:15:33,067 --> 00:15:36,571 ねっ 他の畑も見たいわ! 298 00:15:36,571 --> 00:15:38,573 ああ。 299 00:15:38,573 --> 00:15:53,922 ~ 300 00:15:53,922 --> 00:15:56,925 はぁ… ふっ。 301 00:15:56,925 --> 00:16:05,867 ~ 302 00:16:05,867 --> 00:16:08,536 はぁ~ 今日だけで 303 00:16:08,536 --> 00:16:12,206 こんなに新しい品種に 出会えるなんて 思わなかった。 304 00:16:12,206 --> 00:16:15,710 んん? 《あれは 魔法だろうか? 305 00:16:15,710 --> 00:16:17,712 さすが 異世界…。 306 00:16:17,712 --> 00:16:20,548 彼女の名前は ルールーシー・ルー。 307 00:16:20,548 --> 00:16:22,550 バンパイアとのこと。 308 00:16:22,550 --> 00:16:24,552 まぁ ガッツリ血を吸われたし 309 00:16:24,552 --> 00:16:26,554 今更 不思議でもないが。 310 00:16:26,554 --> 00:16:30,058 どうやら 彼女は 薬草の研究をしているらしい。 311 00:16:30,058 --> 00:16:32,727 この森に来た理由は…》 312 00:16:32,727 --> 00:16:34,896 ちょっと貴族と モメたのよ。 313 00:16:34,896 --> 00:16:37,732 私の研究を 横取りしようとするんだもの。 314 00:16:37,732 --> 00:16:39,901 それで抜け出してきたら 315 00:16:39,901 --> 00:16:42,070 物騒な 追手まで寄越してきてね。 316 00:16:42,070 --> 00:16:44,739 仕方なく どこかで ほとぼりが冷めるまで 317 00:16:44,739 --> 00:16:46,741 やり過ごそうとしてたら 318 00:16:46,741 --> 00:16:49,243 この森の話を聞いて… 319 00:16:49,243 --> 00:16:53,414 研究にも役立つかも って来てみたら この収穫。 320 00:16:53,414 --> 00:16:57,085 全部 調べようと思ったら 何日かかるかしら。 321 00:16:57,085 --> 00:16:59,087 ホント 興味深いわ! 322 00:16:59,087 --> 00:17:03,524 まぁ さっきは 危うく消滅しそうになったけど 323 00:17:03,524 --> 00:17:06,694 ホント 噂どおりの物騒な場所ね。 324 00:17:06,694 --> 00:17:08,696 んっ ウワサって? 325 00:17:08,696 --> 00:17:11,032 んっ 知らないの? 326 00:17:11,032 --> 00:17:13,534 ここに住んでるのに? ああ…。 327 00:17:13,534 --> 00:17:16,037 あんな連中を 従えておいて? 328 00:17:16,037 --> 00:17:19,207 んん? なんだか よくわからんが。 ハァ~。 329 00:17:19,207 --> 00:17:22,877 それに あの あなたの使う魔法! 330 00:17:22,877 --> 00:17:25,213 見たことない 技術体系だわ。 331 00:17:25,213 --> 00:17:27,215 何かの 魔道具かしら? 332 00:17:27,215 --> 00:17:30,051 マドウグ… なのか? 333 00:17:30,051 --> 00:17:32,553 もう なんて一日よ。 334 00:17:32,553 --> 00:17:35,390 それなりに 長く生きてきたけど 335 00:17:35,390 --> 00:17:37,725 まだまだ 知らないことだらけね。 336 00:17:37,725 --> 00:17:39,727 んん…。 337 00:17:39,727 --> 00:17:42,063 《たしかに 338 00:17:42,063 --> 00:17:44,399 今日は 驚きの一日だ。 339 00:17:44,399 --> 00:17:47,199 こんな出会いがあるなんて》 340 00:17:49,237 --> 00:17:51,739 《そうだ こんな偶然 341 00:17:51,739 --> 00:17:53,741 二度とあるか わからない》 342 00:17:53,741 --> 00:17:56,744 ねぇ あなたは ずっと ここに住んでるの? 343 00:17:56,744 --> 00:17:59,580 よかったら また訪ねて来てもいいかしら? 344 00:17:59,580 --> 00:18:01,682 頼む! えっ? 345 00:18:01,682 --> 00:18:03,684 もしだ 346 00:18:03,684 --> 00:18:05,686 もし よかったら 347 00:18:05,686 --> 00:18:08,022 このまま ここにいてくれないか! 348 00:18:08,022 --> 00:18:10,525 えぇ? それは… 研究のために 349 00:18:10,525 --> 00:18:13,528 しばらく滞在できれば ありがたいけど…。 350 00:18:13,528 --> 00:18:15,530 俺と一緒に 暮らしてほしい! 351 00:18:15,530 --> 00:18:17,698 できれば ずっと! 352 00:18:17,698 --> 00:18:20,535 えっ!? ちょっ それって! 353 00:18:20,535 --> 00:18:22,870 このとお~り! ええぇ~!? 354 00:18:22,870 --> 00:18:24,872 ちょちょっ 待って! 355 00:18:24,872 --> 00:18:27,041 その… 随分 急ね!? 356 00:18:27,041 --> 00:18:29,544 この機会を 逃したくないんだ! 357 00:18:29,544 --> 00:18:32,547 でも… だって 言ったでしょ 358 00:18:32,547 --> 00:18:34,715 私 追われる身だし…。 359 00:18:34,715 --> 00:18:37,218 構わない! バンパイアだし! 360 00:18:37,218 --> 00:18:39,387 問題ない! あっ…。 361 00:18:39,387 --> 00:18:41,889 あぁ…。 362 00:18:41,889 --> 00:18:43,891 んっ…。 363 00:18:43,891 --> 00:18:46,561 自分でも 驚いてるんだ。 364 00:18:46,561 --> 00:18:48,563 あっ…。 365 00:18:48,563 --> 00:18:50,731 元々 人付き合いが苦手で 366 00:18:50,731 --> 00:18:53,401 他人のいないところで 暮らしたくて 367 00:18:53,401 --> 00:18:55,403 ここに来たんだが…。 368 00:18:55,403 --> 00:18:58,573 それでも 独りでは 369 00:18:58,573 --> 00:19:01,843 あと 何年も 耐えられる気がしない。 370 00:19:01,843 --> 00:19:04,843 おぉ…。 371 00:19:06,848 --> 00:19:09,517 わかったわよ…。 372 00:19:09,517 --> 00:19:11,519 あっ…。 373 00:19:11,519 --> 00:19:13,521 わかったけど…。 374 00:19:13,521 --> 00:19:16,190 ちょっと 急すぎて…。 375 00:19:16,190 --> 00:19:18,192 つまり! つまり!? 376 00:19:18,192 --> 00:19:20,361 えっと ここに住むのは わかったわよ! 377 00:19:20,361 --> 00:19:22,697 どのみち 行く当てもないし。 ホントか! 378 00:19:22,697 --> 00:19:26,033 でも 私たちホントに 出会って間もないし…。 379 00:19:26,033 --> 00:19:29,036 それは これから一緒に 暮らしていけば。 380 00:19:29,036 --> 00:19:31,536 なのに いきなり…。 381 00:19:33,541 --> 00:19:38,212 いきなり プロポーズだなんて…。 382 00:19:38,212 --> 00:19:40,214 プロポーズ? 383 00:19:40,214 --> 00:19:42,550 一緒に住めって 言ったでしょ? 384 00:19:42,550 --> 00:19:46,220 ああ 一人は寂しいし 一緒に暮らせたらいいなって。 385 00:19:46,220 --> 00:19:49,390 ずっと一緒にいろって それって そういうことでしょ!? 386 00:19:49,390 --> 00:19:51,559 うっ…。 387 00:19:51,559 --> 00:19:54,562 今更 照れるの!? いや そうか 388 00:19:54,562 --> 00:19:56,564 これじゃ プロポーズだよな。 389 00:19:56,564 --> 00:19:58,566 はっ 違うっていうの? 390 00:19:58,566 --> 00:20:01,068 違わない むしろ 望むところだ! 391 00:20:01,068 --> 00:20:03,070 是非 頼む! えぇ~!? 392 00:20:03,070 --> 00:20:05,072 やめっ わかったから! 393 00:20:05,072 --> 00:20:07,072 あぁ…。 394 00:20:09,911 --> 00:20:13,915 もぉ… わかったって 言ってるのよ。 395 00:20:13,915 --> 00:20:15,917 はっ! 396 00:20:15,917 --> 00:20:19,420 はっ ふっ! 397 00:20:19,420 --> 00:20:21,923 やったあぁ~! むっふ~! 398 00:20:21,923 --> 00:20:24,926 ありがとう~! だから 急すぎるのよ! 399 00:20:24,926 --> 00:20:28,429 もおぉ~! 400 00:20:28,429 --> 00:20:41,609 ~ 401 00:20:41,609 --> 00:20:43,611 おはよ。 402 00:20:43,611 --> 00:20:46,948 おっ おはよう。 403 00:20:46,948 --> 00:20:50,618 《何気ない挨拶が こんなに ありがたいとは》 404 00:20:50,618 --> 00:20:53,454 んっ? なぜ また縮んでいる。 405 00:20:53,454 --> 00:20:57,792 自衛のためよ こうしていれば 手を出そうと思わないでしょ。 406 00:20:57,792 --> 00:21:01,062 あっ あぁ… 自重します。 407 00:21:01,062 --> 00:21:03,231 でっ 今は何をしてるの? 408 00:21:03,231 --> 00:21:06,400 ああ 次は サツマイモを作ろうかと思ってな。 409 00:21:06,400 --> 00:21:09,403 へえ? 食べやすいし 保存もきくし 410 00:21:09,403 --> 00:21:11,405 住人も増えたし。 411 00:21:11,405 --> 00:21:14,742 そうか ルーは初めての住人か。 412 00:21:14,742 --> 00:21:16,911 さしずめ 第一村人だな。 413 00:21:16,911 --> 00:21:19,747 何それ ここは村なの? 414 00:21:19,747 --> 00:21:23,084 あ~いや まだ そんな規模ではないか。 415 00:21:23,084 --> 00:21:25,086 (クロ)ウォン! んっ? 416 00:21:25,086 --> 00:21:27,922 ああ 住み始めたのは お前たちが先だな。 417 00:21:27,922 --> 00:21:31,092 ザブトンたちもいるし なんか 子どももいたし 418 00:21:31,092 --> 00:21:35,429 ルーは… なんだ 第30村人くらいだ。 419 00:21:35,429 --> 00:21:38,599 フフッ 何その肩書 意味あるの? 420 00:21:38,599 --> 00:21:43,104 そうだ この畑で薬草を 育てることって できるかしら? 421 00:21:43,104 --> 00:21:46,607 おっ? どうだろうな 試してみようか。 422 00:21:46,607 --> 00:21:50,111 ええ 種をどこかから 調達しないとね。 423 00:21:50,111 --> 00:21:52,947 いや実は 種は必要なくてだな…。 424 00:21:52,947 --> 00:21:54,947 えっ どうして? 425 00:23:32,580 --> 00:23:34,915 (店主)ああ たしかに 426 00:23:34,915 --> 00:23:37,918 山向こうの 「死の森」の話をしたが。 427 00:23:37,918 --> 00:23:39,920 (ティア)そうですか…。 428 00:23:39,920 --> 00:23:43,924 (店主)まったく 最近は 物好きなヤツが 多いもんだ。 429 00:23:43,924 --> 00:23:46,427 人探しかなんか知らんが 諦めな。 430 00:23:46,427 --> 00:23:48,929 空でも 飛べるんじゃなきゃな。 431 00:23:48,929 --> 00:23:52,099 (ティア)なるほど わかりました。 432 00:23:52,099 --> 00:23:54,299 ご親切に ありがとうございます。