1 00:01:41,094 --> 00:01:44,765 (リア)わぁ 立派~。 (ざわめき) 2 00:01:44,765 --> 00:01:48,769 《ヒラク:今日もまた 平和な朝がやってきた》 3 00:01:48,769 --> 00:01:52,105 大樹の村もずいぶん にぎやかになったものだ》 4 00:01:52,105 --> 00:01:54,441 ん~。 5 00:01:54,441 --> 00:01:56,443 おいっちに~。 《俺の一日は 6 00:01:56,443 --> 00:02:00,447 陽が完全に昇る頃に 起きるところから始まる》 7 00:02:00,447 --> 00:02:02,883 ふ~。 (ルー)おはよう。 8 00:02:02,883 --> 00:02:05,385 んっ? ああ おはよう。 9 00:02:05,385 --> 00:02:07,387 身体は大丈夫か? 10 00:02:07,387 --> 00:02:10,557 もう 顔を見るたび そればっかり。 11 00:02:10,557 --> 00:02:12,726 えっ そうだっけ? 12 00:02:12,726 --> 00:02:14,895 でも いろいろ大変だろうし…。 13 00:02:14,895 --> 00:02:17,397 《ルーに子どもができたと わかったときは… 14 00:02:17,397 --> 00:02:20,400 村中 上を下への大さわぎ》 (さわぎ声) 15 00:02:20,400 --> 00:02:23,570 だから変身しようとしても できなかったのね。 16 00:02:23,570 --> 00:02:25,906 そ そういうものか… 17 00:02:25,906 --> 00:02:28,241 《本人が一番落ち着いていた》 18 00:02:28,241 --> 00:02:31,078 そんなに心配しなくても大丈夫。 19 00:02:31,078 --> 00:02:33,246 きっと何とかなるわ。 20 00:02:33,246 --> 00:02:35,415 ん… そっか。 21 00:02:35,415 --> 00:02:37,417 そう。 22 00:02:37,417 --> 00:02:40,087 じゃあ私は薬草畑を見てくるわね。 23 00:02:40,087 --> 00:02:42,756 うん。 ひとりで平気か? また~。 24 00:02:42,756 --> 00:02:44,758 あ~ すまん…。 ウフフ。 25 00:02:44,758 --> 00:02:47,761 《朝の日課を再開する。 26 00:02:47,761 --> 00:02:49,763 アンたち いわく 27 00:02:49,763 --> 00:02:52,766 家の中の見回りをするのが 俺の役目らしい》 28 00:02:52,766 --> 00:02:54,768 (アン)おはようございます。 29 00:02:54,768 --> 00:02:57,270 ああ おはよう。 《ちなみに 30 00:02:57,270 --> 00:02:59,940 俺が早起きをしないのには 理由がある》 31 00:02:59,940 --> 00:03:02,876 ん… 《アンたち鬼人族メイドは 32 00:03:02,876 --> 00:03:05,879 俺よりも意地でも 早起きしようとするので 33 00:03:05,879 --> 00:03:08,381 彼女たちに無理をさせないためだ。 34 00:03:08,381 --> 00:03:11,051 決してだらけているわけではない。 35 00:03:11,051 --> 00:03:15,222 顔を合わせた際に 連絡事項があれば交換する》 36 00:03:15,222 --> 00:03:18,225 昨晩 酒スライムが食料庫に侵入。 37 00:03:18,225 --> 00:03:20,227 1樽やられました。 38 00:03:20,227 --> 00:03:23,396 酒スライム対策に 小分けにしていた分か? 39 00:03:23,396 --> 00:03:26,066 はい。 目論見どおりと喜ぶべきか 40 00:03:26,066 --> 00:03:29,736 侵入を許した ふがいなさを 嘆くべきか 悩みます。 41 00:03:29,736 --> 00:03:32,405 まあ そこは 目論見どおりとしよう。 42 00:03:32,405 --> 00:03:35,242 《家の見回りを終えたら朝食だ。 43 00:03:35,242 --> 00:03:37,744 全員は食堂に入りきらないので 44 00:03:37,744 --> 00:03:39,746 3回に分けて行われる》 45 00:03:39,746 --> 00:03:41,915 (アン)今日の朝食のメインは 46 00:03:41,915 --> 00:03:45,085 大根とほうれん草 キャベツのスープに 47 00:03:45,085 --> 00:03:47,587 キラーラビットの燻製を あぶったものです。 48 00:03:47,587 --> 00:03:50,924 ああ ありがとう。 うまそうだ。 49 00:03:50,924 --> 00:03:53,260 んっ? フローラ? 50 00:03:53,260 --> 00:03:55,929 (フローラ)ビセイブツが2匹…。 もしかして寝てないのか? 51 00:03:55,929 --> 00:03:58,431 ミソの改良が進まなくて…。 52 00:03:58,431 --> 00:04:01,701 まだ2割くらいの出来かな。 なぁ~!? 53 00:04:01,701 --> 00:04:04,371 (フローラ)村長が あんなこと言うからです。 54 00:04:04,371 --> 00:04:06,373 きっと火薬が足りないんです。 55 00:04:06,373 --> 00:04:09,209 すまなかった 頼むから寝てくれ。 56 00:04:09,209 --> 00:04:12,045 《朝食の2回目は メイドたち。 57 00:04:12,045 --> 00:04:16,383 3回目が 1回目 2回目に 間に合わなかった者たちだ。 58 00:04:16,383 --> 00:04:22,389 ハクレンは時々 この3回目にさえ 間に合わない時があるようだ》 59 00:04:22,389 --> 00:04:25,892 (グランマリア)村長 報告です。 何かあったのか? 60 00:04:25,892 --> 00:04:30,564 昨日 キラーラビットが3匹ほど 村に近づこうとしましたが 61 00:04:30,564 --> 00:04:32,566 クロさんたちが排除しました。 62 00:04:32,566 --> 00:04:35,402 そうか あのウサギは懲りないな。 63 00:04:35,402 --> 00:04:39,739 まあ 我々としては 食料とさせてもらっているので 64 00:04:39,739 --> 00:04:42,576 ありがたいのですが。 たしかに。 65 00:04:42,576 --> 00:04:44,578 《それにしても 66 00:04:44,578 --> 00:04:47,414 こんなに普段は しっかりしているグランマリアたちが 67 00:04:47,414 --> 00:04:51,084 私生活になると だらけモードなのは意外だった》 68 00:04:51,084 --> 00:04:53,086 グランマリアたち:わぁ~! 《家事も まるで苦手で 69 00:04:53,086 --> 00:04:55,088 食事は アンたちメイドに。 70 00:04:55,088 --> 00:04:59,759 掃除洗濯は ダガたちリザードマンに 頼りっきりらしい。 71 00:04:59,759 --> 00:05:01,862 まあ その分 72 00:05:01,862 --> 00:05:04,531 頑張って村の警護に あたってくれているので 73 00:05:04,531 --> 00:05:07,367 十分ありがたいのだが》 んっ? 74 00:05:07,367 --> 00:05:09,867 お~ おはよう。 75 00:05:12,038 --> 00:05:15,208 《腹ごしらえをしたら 畑仕事をはじめる》 76 00:05:15,208 --> 00:05:18,378 あっ またコイツか。 77 00:05:18,378 --> 00:05:21,715 《この辺りで 俺が知っている ような害虫は見かけないが 78 00:05:21,715 --> 00:05:24,551 代わりに この黒い何かが 79 00:05:24,551 --> 00:05:27,554 作物について 葉っぱを食べていることがある。 80 00:05:27,554 --> 00:05:30,557 幸い ザブトンの子どもたちや クロたちが 81 00:05:30,557 --> 00:05:32,559 気づくと 知らせてくれるので 82 00:05:32,559 --> 00:05:35,228 今のところ 大きな被害はない。 83 00:05:35,228 --> 00:05:37,564 対処法は…》 84 00:05:37,564 --> 00:05:39,566 (悲鳴) 85 00:05:39,566 --> 00:05:42,736 《万能農具のじょうろで 水をやるのが一番だ。 86 00:05:42,736 --> 00:05:46,740 どうやら 害虫駆除の効果まであるらしい。 87 00:05:46,740 --> 00:05:50,911 コツコツ拡張を続けてきた畑は かなりの広さになったので 88 00:05:50,911 --> 00:05:53,079 見回るのも大変だが…。 89 00:05:53,079 --> 00:05:56,416 しっかりと成長している 作物を見ていると 90 00:05:56,416 --> 00:05:59,252 頑張ってきたかいがあったと うれしくなる》 91 00:05:59,252 --> 00:06:01,187 フッ。 (風の音) 92 00:06:01,187 --> 00:06:04,190 《そうこうしているうちに 昼食となる。 93 00:06:04,190 --> 00:06:06,192 アンたちが用意してくれたものを 94 00:06:06,192 --> 00:06:08,194 仕事の合間に食べる形だ》 95 00:06:08,194 --> 00:06:10,530 (食べる音) 96 00:06:10,530 --> 00:06:12,532 《どうやら この世界では 97 00:06:12,532 --> 00:06:15,869 昼食をとるのは 珍しいことだったようで…》 98 00:06:15,869 --> 00:06:19,706 ティア:お昼に食事? 朝 食べたばかりですよ? 99 00:06:19,706 --> 00:06:22,876 私もここに来るまで そう思ってたわ 100 00:06:22,876 --> 00:06:24,878 《リアたち ハイエルフは 101 00:06:24,878 --> 00:06:27,380 昼食どころか 朝食にも戸惑っていた》 102 00:06:27,380 --> 00:06:29,382 リア:今日も食べていいんですか? 103 00:06:29,382 --> 00:06:31,718 この先 食料はもつんですか? 104 00:06:31,718 --> 00:06:35,555 《ここに来るまでは 1日1回の 食事も怪しかったらしい》 105 00:06:35,555 --> 00:06:38,224 セナ:毎日食事がもらえるなんて 106 00:06:38,224 --> 00:06:41,561 やっぱり私たちここから 追い出されちゃうんでしょうか! 107 00:06:41,561 --> 00:06:43,563 どうしてそうなる 108 00:06:43,563 --> 00:06:45,899 《ここで暮らしている間は 109 00:06:45,899 --> 00:06:48,902 食事の心配は させないようにしたいな》 110 00:06:48,902 --> 00:06:50,904 (ダガ)村長。 んっ? 111 00:06:50,904 --> 00:06:53,073 牛に子どもができました。 112 00:06:53,073 --> 00:06:55,408 餌を増やしてあげようと思います。 113 00:06:55,408 --> 00:06:57,410 ああ そうしてくれ。 114 00:06:57,410 --> 00:07:01,014 村長 穀物の倉庫が いっぱいになりそうです。 115 00:07:01,014 --> 00:07:04,684 マイケルさんに頼んで 売る量を増やしましょうか。 116 00:07:04,684 --> 00:07:07,687 ああ フラウと相談して決めよう。 117 00:07:07,687 --> 00:07:09,856 よっと…。 118 00:07:09,856 --> 00:07:12,856 《昼食が終わったら仕事の続き。 119 00:07:15,028 --> 00:07:18,031 人手が増えて農作業は ずいぶん楽になったが…》 120 00:07:18,031 --> 00:07:20,700 んっ? 121 00:07:20,700 --> 00:07:24,704 《畑を耕したり 新しい作物を植えるのは 122 00:07:24,704 --> 00:07:27,204 万能農具を使える俺の仕事だ》 123 00:07:30,543 --> 00:07:33,380 《今まで食べるものばかり 育ててきたが 124 00:07:33,380 --> 00:07:37,717 こういう彩りも 文化的な生活には必要だな。 125 00:07:37,717 --> 00:07:40,220 畑仕事以外にも…。 126 00:07:40,220 --> 00:07:44,557 村人からの頼みで いろいろな小物を作っている。 127 00:07:44,557 --> 00:07:47,560 これも「万能農具」のおかげで 128 00:07:47,560 --> 00:07:50,563 工作なんて したことなかった俺でも 129 00:07:50,563 --> 00:07:52,565 何とかなっている。 130 00:07:52,565 --> 00:07:54,734 改めて神様に感謝》 131 00:07:54,734 --> 00:07:57,737 (グランマリア)ふっ…。 《そして》 はあっ! 132 00:07:57,737 --> 00:08:01,007 《たまには 戦闘訓練に顔を出してみる。 133 00:08:01,007 --> 00:08:04,344 この村には 必要ないと思いたいが 134 00:08:04,344 --> 00:08:07,847 万が一の備えと アンたちに強く勧められ 135 00:08:07,847 --> 00:08:09,849 定期的に行っている。 136 00:08:09,849 --> 00:08:13,686 まあ 適度に身体を動かすのは 健康にいいだろうし…》 137 00:08:13,686 --> 00:08:15,688 (アン)たああ~! んっ? 138 00:08:15,688 --> 00:08:18,525 ハァ… さぁ立つのです! (荒い息遣い) 139 00:08:18,525 --> 00:08:22,529 このまま漫然と この村で食事を続けていたら 140 00:08:22,529 --> 00:08:27,033 いずれ我々は 神聖なるメイド服を 着られなくなってしまう。 141 00:08:27,033 --> 00:08:31,204 (アン)実際 ちょっとキツくなった気も するのですよ!? さぁ! 142 00:08:31,204 --> 00:08:33,304 《運動も必要か…》 143 00:08:36,876 --> 00:08:40,547 ん…。 144 00:08:40,547 --> 00:08:44,551 とうあ~! やあ! とう! えい! 145 00:08:44,551 --> 00:08:47,220 もはや これまで… んっ! 146 00:08:47,220 --> 00:08:50,390 それならできそうな気がする! 借りていいか? 147 00:08:50,390 --> 00:08:52,559 (ヤー)はあ かまいませんが…。 148 00:08:52,559 --> 00:08:55,895 えい! とう! なんと手ごわい…。 149 00:08:55,895 --> 00:08:58,565 フフン。 おおう!? 150 00:08:58,565 --> 00:09:02,168 《どうやら 俺に 普通の武器は向かないようだ》 151 00:09:02,168 --> 00:09:04,170 でも このヤリなら! 152 00:09:04,170 --> 00:09:06,840 とう! ええ~!? 153 00:09:06,840 --> 00:09:10,510 (住民たち)わぁ!? すごいです! どうやったんですか!? 154 00:09:10,510 --> 00:09:14,514 《これはこれで 使いどころに困る…。 155 00:09:14,514 --> 00:09:18,184 陽が沈み始めると 作業を片付けて家に帰る》 156 00:09:18,184 --> 00:09:20,854 お これは見たことないな。 157 00:09:20,854 --> 00:09:23,189 今日の料理当番の新作 158 00:09:23,189 --> 00:09:28,027 「キラーラビットのグツグツ煮込み焼き 甘い蜜を添えて」 です。 159 00:09:28,027 --> 00:09:30,697 自信は? 2割だそうです。 160 00:09:30,697 --> 00:09:33,199 低いな…。 甘っ! 161 00:09:33,199 --> 00:09:37,036 できれば 自信5割くらいに なってから出してもらえると…。 162 00:09:37,036 --> 00:09:39,038 (アン)できかねます。 163 00:09:39,038 --> 00:09:41,207 食材をムダにはできません。 164 00:09:41,207 --> 00:09:43,543 たしかに…。 165 00:09:43,543 --> 00:09:47,046 うっ!? 《なんとか 頑張って食事を楽しむ》 166 00:09:47,046 --> 00:09:49,048 んっ。 167 00:09:49,048 --> 00:09:52,552 《夕食はテーブルを囲む人数も ぐっと増えるので 168 00:09:52,552 --> 00:09:55,221 ここでもいろいろな報告を 受けることになる》 169 00:09:55,221 --> 00:09:59,225 (フラウレム)村長 ユーリ様から 手紙が来ていまして。 170 00:09:59,225 --> 00:10:02,061 んっ? なんだろ え~っと。 171 00:10:02,061 --> 00:10:04,731 「この村のリンゴをもう一度食べたい。 172 00:10:04,731 --> 00:10:07,734 あと ドレスがほしい」 なんでだ? 173 00:10:07,734 --> 00:10:11,404 ザブトンさんの作った服が とても気に入ったそうで。 174 00:10:11,404 --> 00:10:13,907 また新しく作ってほしいと…。 175 00:10:13,907 --> 00:10:16,242 なるほど。 すみません。 176 00:10:16,242 --> 00:10:19,412 あまりわがままを言わないよう 伝えておきますので。 177 00:10:19,412 --> 00:10:22,912 まあ ザブトンなら喜んで 作ってくれると思うけど。 178 00:10:25,084 --> 00:10:28,755 《食後は ちょっとくつろいだ後 風呂に入る。 179 00:10:28,755 --> 00:10:30,757 (風呂に入る音) 180 00:10:30,757 --> 00:10:33,092 《男湯はだいたい貸し切り状態だ。 181 00:10:33,092 --> 00:10:36,763 風呂が1つのときは どうにも落ち着けなかった。 182 00:10:36,763 --> 00:10:41,434 やはり 無理にでも 男湯を作ってよかった。 183 00:10:41,434 --> 00:10:45,271 あ~ 極楽 極楽。 184 00:10:45,271 --> 00:10:47,440 風呂上りは まったりタイム…。 185 00:10:47,440 --> 00:10:49,943 と言いたいところだが 186 00:10:49,943 --> 00:10:53,112 この辺りから 緊張感が漂い始める》 187 00:10:53,112 --> 00:10:57,116 ん…。 188 00:10:57,116 --> 00:10:59,118 まもなく家に入る。 189 00:10:59,118 --> 00:11:01,554 (リーフ)こちらでも目標を確認した。 190 00:11:01,554 --> 00:11:04,224 (リリ)まっすぐ寝室に向かっている。 191 00:11:04,224 --> 00:11:06,226 (リタ)了解。 192 00:11:06,226 --> 00:11:08,728 ん…。 193 00:11:08,728 --> 00:11:10,730 《なぜだろう…。 194 00:11:10,730 --> 00:11:13,566 部屋の中でも視線を感じる》 195 00:11:13,566 --> 00:11:18,571 ん… わぁ~ 助けてくれ~。 196 00:11:18,571 --> 00:11:20,573 (リアたち)はっ。 (リーフ)偵察がバレました! 197 00:11:20,573 --> 00:11:23,576 (リア)一時撤退! 《きっと 俺の身の安全を守るために 198 00:11:23,576 --> 00:11:27,580 警備をしてくれているのだろう。 そう思うことにする》 199 00:11:27,580 --> 00:11:31,584 んっ。 《まあ なんだかんだで 200 00:11:31,584 --> 00:11:34,754 最高に楽しい毎日を 送っている自分がいる。 201 00:11:34,754 --> 00:11:40,426 神様 第二の人生をくれて 本当にありがとう。 202 00:11:40,426 --> 00:11:43,263 明日も頑張るぞ…。 203 00:11:43,263 --> 00:11:47,263 あと あの謎の隠し扉は ふさいでもらおう…》 204 00:11:53,773 --> 00:11:56,109 《村の酒蔵では昼夜を問わず 205 00:11:56,109 --> 00:11:59,612 ドノバンたちドワーフが 酒造りに励んでいる。 206 00:11:59,612 --> 00:12:01,547 ドワーフといえば…。 207 00:12:01,547 --> 00:12:05,885 常に酒を飲んで酔っ払っている イメージだったのだが…》 208 00:12:05,885 --> 00:12:10,056 (ドノバン)酔った状態で作業して いい酒ができるわけなかろう。 209 00:12:10,056 --> 00:12:12,392 ごもっとも…。 ドワーフたち:ワッハッハ 210 00:12:12,392 --> 00:12:14,727 《酒造りで使う 火の番をしていても…》 211 00:12:14,727 --> 00:12:17,730 火の番が酒を飲むなど 言語道断。 212 00:12:17,730 --> 00:12:20,900 火事になったらどうする! ごもっとも…。 213 00:12:20,900 --> 00:12:24,404 《と 大変熱心に 働いてくれている》 214 00:12:24,404 --> 00:12:28,241 ん~ うん よくできてるんじゃないか? 215 00:12:28,241 --> 00:12:31,077 いや この酒はダメだ。 216 00:12:31,077 --> 00:12:33,413 えっ? 香りが飛んでる。 217 00:12:33,413 --> 00:12:36,916 これじゃ 喉を焼くだけの ダメな酒だな。 218 00:12:36,916 --> 00:12:39,419 じゃあ これは捨てるのか? 219 00:12:39,419 --> 00:12:42,922 いや これはこれで使い道がある。 220 00:12:42,922 --> 00:12:47,093 更に蒸留して 果物の汁で割ったりな。 221 00:12:47,093 --> 00:12:49,095 (ドノバン)さぁ 作り直しだ。 222 00:12:49,095 --> 00:12:51,264 蒸留のやり方を見直すぞ。 223 00:12:51,264 --> 00:12:55,601 《彼らの酒造りへの情熱には 頭が下がる思いだ》 224 00:12:55,601 --> 00:12:57,603 (ドノバン)あ~ 村長。 んっ? 225 00:12:57,603 --> 00:13:00,440 ブドウの収穫量を 増やしてくれないか? 226 00:13:00,440 --> 00:13:02,542 今の3倍ぐらいに。 227 00:13:02,542 --> 00:13:05,211 おう… なるべく頑張る。 228 00:13:05,211 --> 00:13:08,881 《収穫量を増やす… 3倍…。 229 00:13:08,881 --> 00:13:10,883 えっ 3倍か…。 230 00:13:10,883 --> 00:13:13,219 みんなワイン大好きだしな…》 231 00:13:13,219 --> 00:13:15,221 (セナ)村長~! んっ? 232 00:13:15,221 --> 00:13:17,890 ハァハァ…。 どうした? 233 00:13:17,890 --> 00:13:20,893 なんだか 変な人が…。 234 00:13:20,893 --> 00:13:22,893 変な人? 235 00:13:26,566 --> 00:13:29,235 《変な人だ! 236 00:13:29,235 --> 00:13:32,238 そもそも どうやって ここまで入ったんだ?》 237 00:13:32,238 --> 00:13:34,240 (グランマリアたち)ん…。 《グランマリアたちや 238 00:13:34,240 --> 00:13:36,242 ザブトンにさえ 気づかれずに…》 239 00:13:36,242 --> 00:13:39,078 あれ? 始祖様。 240 00:13:39,078 --> 00:13:41,080 (ヴァルグライフ)ルールーシー! 241 00:13:41,080 --> 00:13:44,380 えっと… 始祖様? 242 00:13:46,919 --> 00:13:49,088 (フローラ)始祖様 お久しぶりです。 243 00:13:49,088 --> 00:13:51,924 フローラも元気そうだな。 はい! 244 00:13:51,924 --> 00:13:54,427 ルールーシーに 子どもができたと聞いてね。 245 00:13:54,427 --> 00:13:58,931 最初は何かの間違いかと 思ったんだけど… 本当なんだね。 246 00:13:58,931 --> 00:14:01,868 ええ。 自分でもビックリ。 247 00:14:01,868 --> 00:14:04,537 そうだろう。 本来ヴァンパイアは 248 00:14:04,537 --> 00:14:07,206 血の契約で血族を 増やすものだから… 249 00:14:07,206 --> 00:14:09,208 稀有なことさ。 250 00:14:09,208 --> 00:14:12,879 それでも 子どもは宝だ。 大事にするように。 251 00:14:12,879 --> 00:14:15,715 はい ありがとうございます。 252 00:14:15,715 --> 00:14:17,717 始祖様 というと? 253 00:14:17,717 --> 00:14:20,052 あ~ 簡単に言うと 254 00:14:20,052 --> 00:14:23,389 私たちの おじいさま みたいなものかしらね。 255 00:14:23,389 --> 00:14:25,892 おじい さま? そうだね。 256 00:14:25,892 --> 00:14:27,894 今は四千歳くらいかな? 257 00:14:27,894 --> 00:14:31,397 四千っ…。 細かい数字は忘れちゃったよ。 258 00:14:31,397 --> 00:14:34,901 《どうみても 近所のお兄さん くらいにしか見えない…》 259 00:14:34,901 --> 00:14:39,071 長く生きるコツはね 時々 記憶を消すことなんだ。 260 00:14:39,071 --> 00:14:41,908 記憶を? 名前とか血族とか 261 00:14:41,908 --> 00:14:44,410 大事なことは 忘れないようにして 262 00:14:44,410 --> 00:14:47,246 そのほかのことを さく~っと忘れるんだ。 263 00:14:47,246 --> 00:14:50,583 さくっと… って 結構 怖くないですか? 264 00:14:50,583 --> 00:14:54,587 まあ最初は不安だけど 1回やると慣れるよ。 265 00:14:54,587 --> 00:14:57,089 前に消したのが 200年前くらいだから 266 00:14:57,089 --> 00:15:00,092 まだちょっと 若い感じになっちゃうのかな。 267 00:15:00,092 --> 00:15:03,362 ヴァンパイアには そんな能力もあるんですね…。 268 00:15:03,362 --> 00:15:05,698 いや そういう魔法があるんだ。 269 00:15:05,698 --> 00:15:08,367 《ほんと便利だな 魔法…》 270 00:15:08,367 --> 00:15:12,705 あ~ そうそう 挨拶もなく 村に入ったのは申し訳ない。 271 00:15:12,705 --> 00:15:16,209 様子を見たら黙って 帰るつもりだったんだけど 272 00:15:16,209 --> 00:15:18,711 興味を引く気配に つられちゃってね。 273 00:15:18,711 --> 00:15:22,048 気配? 大きな木の下にあった像だよ! 274 00:15:22,048 --> 00:15:24,050 あれは すばらしい。 275 00:15:24,050 --> 00:15:26,886 創造神様のお姿を 見事に現している! 276 00:15:26,886 --> 00:15:28,888 思わず ひれ伏してしまったよ。 277 00:15:28,888 --> 00:15:30,890 あ~ それで…。 278 00:15:30,890 --> 00:15:33,726 もしかして 神様に 会ったことがあるんですか? 279 00:15:33,726 --> 00:15:36,896 うん。 僕が生まれたときに一度ね。 280 00:15:36,896 --> 00:15:40,233 ちょっと変わった体質だけど 頑張るようにって。 281 00:15:40,233 --> 00:15:42,735 変わった体質がヴァンパイア? 282 00:15:42,735 --> 00:15:46,072 そうみたい。 おかげでいろいろと苦労したし 283 00:15:46,072 --> 00:15:49,242 いろいろと助かったような 気もするんだけど…。 284 00:15:49,242 --> 00:15:52,078 いや~ 消しちゃったからね記憶! 285 00:15:52,078 --> 00:15:54,747 まあなんとか 頑張ったんじゃないかな 僕! 286 00:15:54,747 --> 00:15:57,250 アハハハッ! お~! はあ…。 287 00:15:57,250 --> 00:16:00,586 けど創造神様のことは覚えている。 288 00:16:00,586 --> 00:16:04,357 ただ なぜだか姿が はっきり思い出せないんだ。 289 00:16:04,357 --> 00:16:08,027 (ヴァルグライフ)老人の姿だったのか あるいは若かったのか…。 290 00:16:08,027 --> 00:16:10,196 目の色は? 髪の色は? 291 00:16:10,196 --> 00:16:13,366 僕も形にしようと 何度か挑戦してみたけど 292 00:16:13,366 --> 00:16:16,702 あの像ほどには体現できなかった。 293 00:16:16,702 --> 00:16:19,372 あんな傑作がそばにあったら…。 294 00:16:19,372 --> 00:16:22,542 きっと最高の日々が 送れるんだろうなぁ…。 295 00:16:22,542 --> 00:16:26,212 いいなぁ うらやましいなぁ…。 296 00:16:26,212 --> 00:16:28,548 欲しいんだよな? うん…。 297 00:16:28,548 --> 00:16:30,883 (ヴァルグライフ)な~ な~。 あ~ あの像ですが…。 298 00:16:30,883 --> 00:16:32,885 はっ! 村のものなので 299 00:16:32,885 --> 00:16:35,221 差し上げるのは ちょっと…。 300 00:16:35,221 --> 00:16:38,891 だよね… わかってるよ 残念だけど…。 301 00:16:38,891 --> 00:16:40,893 残念だけど…。 302 00:16:40,893 --> 00:16:43,563 残念だなぁ…。 う…。 303 00:16:43,563 --> 00:16:45,565 (フローラ/ルー)ん…。 ん…。 304 00:16:45,565 --> 00:16:47,900 残念だ…。 もしよければ…。 あっ? 305 00:16:47,900 --> 00:16:49,902 新しく彫りましょうか? 306 00:16:49,902 --> 00:16:51,904 俺 彫刻家じゃないので 307 00:16:51,904 --> 00:16:53,906 気に入ってもらえるか わかりませんが…。 308 00:16:53,906 --> 00:16:56,909 本当!? ぜひお願いしたい! 309 00:16:56,909 --> 00:16:59,245 いや うれしいな ありがとう。 310 00:16:59,245 --> 00:17:01,347 アハハ…。 311 00:17:01,347 --> 00:17:05,518 ふぅ… こんな感じでどうですか? 312 00:17:05,518 --> 00:17:08,521 気に入ったみたいね。 そうですね。 313 00:17:08,521 --> 00:17:11,023 (ヴァルグライフ)いや~ 急に悪かったね。 314 00:17:11,023 --> 00:17:13,025 代金は いかほどかな? 315 00:17:13,025 --> 00:17:15,861 いえ 受け取ることはできません。 316 00:17:15,861 --> 00:17:19,031 なんだか神様を売るみたいな 気分になるので。 317 00:17:19,031 --> 00:17:23,869 そうか… じゃあお礼は 別のものを考えておくとしよう。 318 00:17:23,869 --> 00:17:26,706 ルー 元気な子を産むんだよ。 319 00:17:26,706 --> 00:17:29,542 はい。 フローラも元気でな。 320 00:17:29,542 --> 00:17:31,544 はい 始祖様も。 321 00:17:31,544 --> 00:17:35,214 フッ… 村長 いろいろとありがとう。 322 00:17:35,214 --> 00:17:39,385 この像も ルーのことも 本当に感謝してる。 323 00:17:39,385 --> 00:17:41,554 彼女のことを よろしく頼むよ。 324 00:17:41,554 --> 00:17:43,556 はい。 325 00:17:43,556 --> 00:17:46,058 (鼻歌) 326 00:17:46,058 --> 00:17:48,060 最初は驚いたけど 327 00:17:48,060 --> 00:17:50,563 気さくな人だったな。 そうね。 328 00:17:50,563 --> 00:17:54,066 あれだけ ものすごい 立場の方ですのにね…。 329 00:17:54,066 --> 00:17:57,737 んっ? そんなに偉い人だったのか…。 330 00:17:57,737 --> 00:18:00,673 (神殿長)おおっ! 宗主様! 331 00:18:00,673 --> 00:18:02,675 お帰りなさいませ! 332 00:18:02,675 --> 00:18:05,177 久しいな 何年ぶりだろう。 333 00:18:05,177 --> 00:18:08,014 (神殿長)かれこれ 50年は経ったかと。 334 00:18:08,014 --> 00:18:11,350 今や私も このような年寄りです。 335 00:18:11,350 --> 00:18:13,853 (ヴァルグライフ)お前が神殿長を? 336 00:18:13,853 --> 00:18:16,856 (神殿長)ええ 30年ほど前に。 337 00:18:16,856 --> 00:18:19,191 (ヴァルグライフ)昔から 信心深かったからな。 338 00:18:19,191 --> 00:18:21,193 妥当な人選だよ。 339 00:18:21,193 --> 00:18:23,195 (神殿長)ありがとうございます。 340 00:18:23,195 --> 00:18:25,865 (ヴァルグライフ)変わったことは? (神殿長)ございません。 341 00:18:25,865 --> 00:18:28,701 いつもどおり 昔のままです。 342 00:18:28,701 --> 00:18:31,370 そうか それは喜ばしいが 343 00:18:31,370 --> 00:18:33,372 今日は大きな変化がある。 344 00:18:33,372 --> 00:18:35,708 と 申されますと? 345 00:18:35,708 --> 00:18:38,377 本殿にこの像を祀ってほしい。 346 00:18:38,377 --> 00:18:41,047 なんと… いったいどのような? 347 00:18:41,047 --> 00:18:45,051 見てのお楽しみだ。 一番いい場所を空けてくれ。 348 00:18:45,051 --> 00:18:47,386 ふむ それですと…。 349 00:18:47,386 --> 00:18:50,890 名工ツールークの作った 創造神像を 350 00:18:50,890 --> 00:18:53,225 移動させることになりますが…。 351 00:18:53,225 --> 00:18:57,897 この神殿で最も敬愛されている 像を動かすわけにも…。 352 00:18:57,897 --> 00:19:00,066 ああ それでもだ。 353 00:19:00,066 --> 00:19:02,001 はぁ…。 354 00:19:02,001 --> 00:19:04,503 (神殿長)おお! 355 00:19:04,503 --> 00:19:09,508 これはなんという 威厳あるお姿…。 356 00:19:09,508 --> 00:19:12,511 さぞ名だたる方が 彫られたのでしょう。 357 00:19:12,511 --> 00:19:15,681 大いなる名誉をもって たたえなくては…。 358 00:19:15,681 --> 00:19:17,683 やめておいたほうがいいだろう。 359 00:19:17,683 --> 00:19:22,188 彼はあまり そういうことが 好きじゃなさそうに見えたし…。 360 00:19:22,188 --> 00:19:25,858 せっかくの 穏やかな生活を 邪魔したくはないからね。 361 00:19:25,858 --> 00:19:28,360 むぅ それは残念です…。 362 00:19:28,360 --> 00:19:32,031 だが 陰ながら応援する程度なら 問題あるまい。 363 00:19:32,031 --> 00:19:35,367 ええ。 早速 各支部に伝えるんだ。 364 00:19:35,367 --> 00:19:38,537 (ヴァルグライフ)彼に… そして大樹の村に 365 00:19:38,537 --> 00:19:40,539 敬意を払うように と。 366 00:19:40,539 --> 00:19:42,541 (神殿長)ははっ。 367 00:19:42,541 --> 00:19:44,877 大丈夫ですか? (くしゃみ) 368 00:19:44,877 --> 00:19:48,380 あ ああ… 自分でもビックリした。 369 00:19:48,380 --> 00:19:50,549 《くしゃみなんて ずいぶん久しぶりだ》 370 00:19:50,549 --> 00:19:53,886 (2人)んっ? (ピアノ) 371 00:19:53,886 --> 00:19:57,389 《始祖様から 立派なピアノが送られてきた。 372 00:19:57,389 --> 00:19:59,892 彫刻の代金を断ったので 373 00:19:59,892 --> 00:20:02,228 ルーの子どものお祝いにとのこと。 374 00:20:02,228 --> 00:20:04,730 偉い人らしいのに 律儀だ》 375 00:20:04,730 --> 00:20:06,732 (ピアノ) 376 00:20:06,732 --> 00:20:08,901 《設置場所は いろいろ話し合った結果…》 377 00:20:08,901 --> 00:20:10,903 (ダガたち)よいしょっと…。 378 00:20:10,903 --> 00:20:13,739 《村の宿の 食堂ということになった》 379 00:20:13,739 --> 00:20:16,242 ありがとう お疲れ。 (ダガ)お疲れさまでした。 380 00:20:16,242 --> 00:20:18,911 (3人)ん…。 (ロザリンド)あのピアノって…。 381 00:20:18,911 --> 00:20:22,248 (クラカッセ)もしかして 大きな神殿に置かれる系? 382 00:20:22,248 --> 00:20:26,252 (ロアージュ)そう。 大きな儀式の時 にしか使わない系のやつよね。 383 00:20:26,252 --> 00:20:28,587 ねぇねぇ 弾かせてもらう? 384 00:20:28,587 --> 00:20:30,589 そうね めったにない… 385 00:20:30,589 --> 00:20:33,926 いえ 普通に生きていたら めぐりあえない機会だわ。 386 00:20:33,926 --> 00:20:37,763 ん… だったら 今のうちに弾かせてもらえば 387 00:20:37,763 --> 00:20:40,063 一生自慢できる ってことじゃない!? 388 00:20:42,768 --> 00:20:44,770 (3人)わぁ~! 389 00:20:44,770 --> 00:20:46,939 あなたからどうぞ。 えっ? 390 00:20:46,939 --> 00:20:49,942 私もあとでいいから…。 ええ!? 391 00:20:49,942 --> 00:20:52,945 (3人)ん…。 392 00:20:52,945 --> 00:20:56,282 こんなの恐くて 触れるわけないじゃない! 393 00:20:56,282 --> 00:20:58,284 すっごい手汗なんですけど! 394 00:20:58,284 --> 00:21:01,220 壊したりしたら それこそ一生終わりだわ! 395 00:21:01,220 --> 00:21:04,056 えっ? ピアノをもう1台? 396 00:21:04,056 --> 00:21:06,058 れ 練習用に…。 397 00:21:06,058 --> 00:21:09,562 お願いします ボロボロのでも構いませんから…。 398 00:21:09,562 --> 00:21:12,231 むしろ ボロボロのほうがいいです…。 399 00:21:12,231 --> 00:21:14,233 あのピアノじゃダメなのか? 400 00:21:14,233 --> 00:21:16,235 (ロアージュたち)ダメなんです~。 401 00:21:16,235 --> 00:21:19,071 お おう… 泣くほど? 402 00:21:19,071 --> 00:21:21,240 《マイケルさんに頼んで 403 00:21:21,240 --> 00:21:23,540 練習用のピアノを 取り寄せてもらった》 404 00:21:25,578 --> 00:21:27,580 う~ん…。 405 00:21:27,580 --> 00:21:29,748 《詳しいことはわからないが 406 00:21:29,748 --> 00:21:32,418 始祖様から もらったほうが 高級そうだ。 407 00:21:32,418 --> 00:21:36,589 高価なものを もらってしまって 申し訳なかったかな…》 408 00:21:36,589 --> 00:21:40,426 (ピアノ) 409 00:21:40,426 --> 00:21:44,763 《ピアノは人気で みんな弾きたがった。 410 00:21:44,763 --> 00:21:50,603 上手に弾けるのは フラウレムたち 魔王国の面々だったが 411 00:21:50,603 --> 00:21:54,440 他のみんなも 練習しながら 楽しんでいるようだ》 412 00:21:54,440 --> 00:22:14,894 (ピアノ) 413 00:22:14,894 --> 00:22:19,064 (ピアノの不協和音) 414 00:22:19,064 --> 00:22:21,066 う~ん…。 415 00:22:21,066 --> 00:22:23,235 《夜はやめてほしいな…》 416 00:22:23,235 --> 00:22:25,335 (ピアノの不協和音)