1 00:00:08,340 --> 00:00:11,510 ((ルリ:おじいちゃん? ⚟しつこい! 2 00:00:11,510 --> 00:00:14,840 これは売らんと 言ってるじゃろうが。 3 00:00:14,840 --> 00:00:19,520 うちの商品はな 一つ一つが 職人のプライドを込めた→ 4 00:00:19,520 --> 00:00:22,350 よそでは買えない逸品なんじゃ! 5 00:00:22,350 --> 00:00:25,850 価値のわからん若造に 売るものはないわ! 6 00:00:25,850 --> 00:00:28,520 わかったら さっさと出ていけい! 7 00:00:28,520 --> 00:00:31,690 (セツ)めんどくせぇ じいさんだな。 8 00:00:31,690 --> 00:00:35,030 だったら いくら出せばいいのか 教えてくれよ。 9 00:00:35,030 --> 00:00:38,700 フン! 金の問題じゃあな… お? 10 00:00:38,700 --> 00:00:41,700 おじいちゃん クレーマー? 11 00:00:41,700 --> 00:00:43,710 そうじゃ。 (セツ)違うわ。 12 00:00:43,710 --> 00:00:47,540 まったく 商売の邪魔をされて かなわん! 13 00:00:47,540 --> 00:00:50,210 じゃあ これなら文句ねえだろ。 14 00:00:50,210 --> 00:00:54,880 フン! だから はした金じゃ… ん? (金属音) 15 00:00:54,880 --> 00:00:57,890 売った~! 16 00:01:02,720 --> 00:01:08,830 おじいちゃん 職人にとって 大事なのは プライドじゃないの? 17 00:01:08,830 --> 00:01:14,170 ん~ そうじゃ。 職人にとって大切なものは→ 18 00:01:14,170 --> 00:01:21,680 こだわりと プライドじゃ。 それを忘れては なんにもならん。 19 00:01:21,680 --> 00:01:25,680 じゃがな ルリ…。 20 00:01:25,680 --> 00:01:27,680 フフフフ…。 21 00:01:30,690 --> 00:01:35,020 世の中 例外もある。 22 00:01:35,020 --> 00:01:39,700 フフン… それが これじゃ)) 23 00:01:39,700 --> 00:02:07,660 ♬~ 24 00:02:07,660 --> 00:02:11,330 《ルリ:大好きなおじいちゃんの 最後の仕事→ 25 00:02:11,330 --> 00:02:14,130 ルリが必ず やり遂げてみせます》 26 00:02:24,840 --> 00:02:30,180 (遠吠え) 27 00:02:30,180 --> 00:02:32,510 (馬のいななき) 28 00:02:32,510 --> 00:02:36,620 あっ! ちょ ちょっと…。 29 00:02:41,020 --> 00:02:44,530 どうしたんですか 進んでください! 30 00:02:49,530 --> 00:02:53,870 まさか…。 (うなり声) 31 00:02:53,870 --> 00:02:55,870 ひっ! 32 00:02:55,870 --> 00:02:58,870 (魔物の鳴き声) 33 00:02:58,870 --> 00:03:03,050 きゃあ~! 34 00:03:03,050 --> 00:03:06,650 うっ! 35 00:03:06,650 --> 00:03:08,850 ブローチが! 36 00:03:15,320 --> 00:03:20,130 ハァ。 よかった。 37 00:03:23,000 --> 00:03:25,500 まったく これがなくなったら→ 38 00:03:25,500 --> 00:03:28,500 おじいちゃんに たたられるところでしたよ。 39 00:03:28,500 --> 00:03:31,340 もう… じゃあ そういうことで…。 40 00:03:31,340 --> 00:03:34,680 (うなり声) 41 00:03:34,680 --> 00:03:40,520 あっ あのですね ルリ 骨ばってて あんまりおいしくないですし→ 42 00:03:40,520 --> 00:03:43,020 食べ物なら いくらでもあげますから→ 43 00:03:43,020 --> 00:03:47,190 えっと どうか その 見逃しては…。 44 00:03:47,190 --> 00:03:50,190 そうだ! お金あります。 お金で解決しま…。 45 00:03:50,190 --> 00:03:55,100 (ルリ)あぁ~! (魔物の鳴き声) 46 00:05:30,990 --> 00:05:34,660 (魔物の鳴き声) 47 00:05:34,660 --> 00:05:37,330 うっ…。 48 00:05:37,330 --> 00:05:40,500 (金属音) 49 00:05:40,500 --> 00:05:43,670 あっ。 50 00:05:43,670 --> 00:05:47,010 (セツ)おいおい こりゃひでぇな。 51 00:05:47,010 --> 00:05:49,840 大丈夫か? 52 00:05:49,840 --> 00:05:52,680 あっ お お金ですか? 53 00:05:52,680 --> 00:05:56,350 その 実は今 この荷物を納品しないと→ 54 00:05:56,350 --> 00:05:58,350 手持ちがなくてですね。 55 00:05:58,350 --> 00:06:01,360 売掛金という扱いでなら 請求書を…。 56 00:06:01,360 --> 00:06:04,860 いらねえよ。 通りすがりついでだ。 57 00:06:04,860 --> 00:06:06,960 お前が無事ならいい。 58 00:06:06,960 --> 00:06:10,970 でも おじいちゃんからは 「タダより高いものはないから→ 59 00:06:10,970 --> 00:06:15,640 困ったときは お金で解決しろ」 と教えられてまして…。 60 00:06:15,640 --> 00:06:20,480 そのじいさん ぜってぇ ろくでもねえぞ。 61 00:06:20,480 --> 00:06:22,480 あっ。 62 00:06:24,980 --> 00:06:27,980 ん? なんだ? 63 00:06:27,980 --> 00:06:32,320 あ いえ! なんでもないです。 64 00:06:32,320 --> 00:06:36,990 お前みたいなのが 護衛も雇わずに 荷運びとか 無理あんだろ。 65 00:06:36,990 --> 00:06:42,500 急な出発で 受けてくださる方が 見つからなくて… アハハハ。 66 00:06:42,500 --> 00:06:45,330 まっ 金があっても 死んじまったら終わり→ 67 00:06:45,330 --> 00:06:49,840 ってことだけは覚えとけよ。 じゃあな。 68 00:06:49,840 --> 00:06:52,510 ま 待ってください! それなら→ 69 00:06:52,510 --> 00:06:55,180 私の護衛を 請けてもらえませんか? 70 00:06:55,180 --> 00:06:57,510 報酬は ちゃんと出しますから! 71 00:06:57,510 --> 00:07:01,850 わりぃな。 俺は ヤボ用があるから 他をあたってくれ。 72 00:07:01,850 --> 00:07:06,290 お願いします。 途中まででもいいですから。 73 00:07:06,290 --> 00:07:10,290 私は どうしても この荷物を 届けないといけないんです。 74 00:07:10,290 --> 00:07:15,960 お願いします。 え~ ん~…。 75 00:07:15,960 --> 00:07:20,300 ハァ。 じゃあ この先の港町までな。 76 00:07:20,300 --> 00:07:23,970 (セツ)金も いらねえから。 わぁ! 77 00:07:23,970 --> 00:07:26,270 (馬の鳴き声) 78 00:07:28,480 --> 00:07:33,650 あ~ 私の商品たちが…。 諦めろ。 79 00:07:33,650 --> 00:07:37,650 俺が請けたのは 護衛であって 荷物持ちじゃねえ。 80 00:07:37,650 --> 00:07:43,490 そうなんですけど… うぅ。 81 00:07:43,490 --> 00:07:46,490 そいつが 大事な届け物ってやつか? 82 00:07:46,490 --> 00:07:49,830 見せません! 見るつもりねえよ。 83 00:07:49,830 --> 00:07:52,670 (ルリ)これは 本当に 大事な品物なんです! 84 00:07:52,670 --> 00:07:56,170 いくら護衛のセツさんであっても 見せられません! 85 00:07:56,170 --> 00:07:59,570 (セツ)だから 見せろって 言ってねえだろ。 86 00:08:01,840 --> 00:08:04,510 (にぎやかな声) 87 00:08:04,510 --> 00:08:07,120 新鮮だよ~! 88 00:08:13,620 --> 00:08:18,630 (セツ)この町も こんなに栄えたんだな~。 89 00:08:18,630 --> 00:08:24,130 5年前に戦争が終わってから 交易が盛んになりましたから。 90 00:08:24,130 --> 00:08:26,470 セツさんは 来たことあるんですか? 91 00:08:26,470 --> 00:08:31,140 交易が盛んじゃない頃にな。 92 00:08:31,140 --> 00:08:35,140 さて ここからは 船を手配してありますので! 93 00:08:35,140 --> 00:08:38,480 ⚟魔族大陸への船? 94 00:08:38,480 --> 00:08:41,980 出るわけないだろ。 えぇ~! 95 00:08:41,980 --> 00:08:45,490 そんな~! 戦争中なんだから→ 96 00:08:45,490 --> 00:08:49,990 船なんか 当面運休だよ。 うぅ どうすれば…。 97 00:08:49,990 --> 00:08:52,830 お前 こんなご時世に 魔族大陸なんか→ 98 00:08:52,830 --> 00:08:55,000 行こうとしてたのかよ。 99 00:08:55,000 --> 00:08:59,500 (セツ)そりゃ無理に決まってんだろ。 (ルリ)でも 荷物が…。 100 00:09:02,000 --> 00:09:04,110 お? 101 00:09:07,440 --> 00:09:10,610 あの 魔族大陸まで お願いできませんか!? 102 00:09:10,610 --> 00:09:14,780 正気か 嬢ちゃん。 行けるわけねえだろ。 103 00:09:14,780 --> 00:09:18,120 魔族大陸まで 船に乗せてもらえませんか? 104 00:09:18,120 --> 00:09:22,290 冗談 キツいぜ。 仕事の邪魔だ 帰りな。 105 00:09:22,290 --> 00:09:25,790 お願いします。 わりぃけど 無理なもんは無理だ。 106 00:09:36,640 --> 00:09:41,140 あ~ ったく しようがねえなぁ。 107 00:09:41,140 --> 00:09:43,480 ⚟おい そこのお前 止まれ! 108 00:09:43,480 --> 00:09:46,780 (ルリ)は はい。 あん? 109 00:09:48,980 --> 00:09:54,820 我々は ディスティニア騎士団だ。 港の警備のため 査察をしている。 110 00:09:54,820 --> 00:09:59,030 商人ならば身分証を提示しろ。 あ は はい。 111 00:10:03,000 --> 00:10:07,840 フン! 我々 王国兵が 命を懸けて戦ってるというのに→ 112 00:10:07,840 --> 00:10:10,670 こんなときにも 金稼ぎとはな。 113 00:10:10,670 --> 00:10:14,340 女 子どもが 遊び半分で 商売人のマネ事とは→ 114 00:10:14,340 --> 00:10:16,510 まったく いいご身分だぜ。 115 00:10:16,510 --> 00:10:20,820 アハハ すみません。 おかげさまで なんとか…。 116 00:10:23,850 --> 00:10:29,190 おい! その革袋も見せろ。 こ これはダメです! 117 00:10:29,190 --> 00:10:32,690 ふ~ん。 ち 違うんです。 118 00:10:32,690 --> 00:10:35,530 これは とっても大事な商品でして…。 119 00:10:35,530 --> 00:10:38,530 商品なら どうして 隠す必要がある? 120 00:10:38,530 --> 00:10:42,700 怪しいな。 我々 騎士団に 逆らうなら その荷物は→ 121 00:10:42,700 --> 00:10:45,040 没収で決まりだな~! 122 00:10:45,040 --> 00:10:47,140 あっ! 123 00:10:50,380 --> 00:10:53,720 こんな真っ昼間に 往来で荷物検査たぁ→ 124 00:10:53,720 --> 00:10:57,720 お前らのほうこそ 国の許可証は 持ってんだろうな? 125 00:10:57,720 --> 00:11:01,720 なんだ? 貴様! 護衛だよ 文句あっか。 126 00:11:01,720 --> 00:11:07,660 ほう たかが護衛の冒険者ごときが 王国騎士団に逆らうのか。 127 00:11:07,660 --> 00:11:12,170 飼い主の前でも かみつく相手は 選んだほうがいいぞ。 128 00:11:12,170 --> 00:11:16,340 おもしれぇ。 抜けるもんなら抜いてみろよ。 129 00:11:16,340 --> 00:11:19,170 セツさん! 130 00:11:19,170 --> 00:11:21,680 ⚟お おい こっちだ! 131 00:11:21,680 --> 00:11:25,010 ⚟おい 憲兵の連中が また もめてるみたいだぞ。 132 00:11:25,010 --> 00:11:29,180 ⚟あれ 剣抜こうとしてない? 本気? 133 00:11:29,180 --> 00:11:33,690 チッ。 覚えておけよ。 行くぞ。 134 00:11:33,690 --> 00:11:36,020 怪しい動きの一つでもしてみろ。 135 00:11:36,020 --> 00:11:38,860 すぐに 牢にぶちこんでやるからな。 136 00:11:38,860 --> 00:11:42,200 フッ。 137 00:11:42,200 --> 00:11:45,700 あんな連中の面倒 見なきゃなんねぇとは→ 138 00:11:45,700 --> 00:11:48,370 エルカと グレインも大変だな。 139 00:11:48,370 --> 00:11:53,370 (ルリ)セツさ~ん! ありがとうございます~! 140 00:11:53,370 --> 00:11:55,380 うわっ! だはっ! テテ…。 141 00:11:55,380 --> 00:11:58,710 (ルリ)この すてきなサービスは おいくらでしょうか~! 142 00:11:58,710 --> 00:12:03,220 (セツ)やめろって おい! うっ… わかった わかった…。 143 00:12:17,670 --> 00:12:22,670 いや~ さっきのセツさん 本当に カッコよかったですよ~! 144 00:12:22,670 --> 00:12:26,510 いくらでも食べてくださいね。 サービスしますから! 145 00:12:26,510 --> 00:12:33,680 お前もすげぇよ。 あんな ウザ絡みに 愛想笑いで返して。 プロだな。 146 00:12:33,680 --> 00:12:37,690 エヘヘ 褒められちゃいました。 147 00:12:37,690 --> 00:12:41,520 でも セツさん 荷物検査に 許可証が必要なんて→ 148 00:12:41,520 --> 00:12:45,190 よく知ってましたね。 記章付きの兵以外は→ 149 00:12:45,190 --> 00:12:48,200 民間人への取り調べは ダメなんだって。 150 00:12:48,200 --> 00:12:53,370 昔の仲間が 詳しいうえに 口うるさかったんだよ。 151 00:12:53,370 --> 00:12:58,210 でも 船が出ないとなると これ以上は無理だろ。 152 00:12:58,210 --> 00:13:00,210 どうすんだよ? 153 00:13:02,380 --> 00:13:04,710 (ルリ)船を 出してくれる人がいないか→ 154 00:13:04,710 --> 00:13:08,980 町じゅうを探してみます。 それでも ダメなら…。 155 00:13:08,980 --> 00:13:12,490 (セツ)ダメなら? 船を買います。 156 00:13:12,490 --> 00:13:16,320 無理だろ。 いったい いくらすると思ってんだよ。 157 00:13:16,320 --> 00:13:20,030 いくらだとしてもです。 158 00:13:24,830 --> 00:13:29,340 俺に一つ アテがある。 えっ!? ほ 本当ですか!? 159 00:13:29,340 --> 00:13:31,840 それって おいくら払えば…。 160 00:13:31,840 --> 00:13:35,010 どうせ俺も 魔族大陸に 行くつもりだったし→ 161 00:13:35,010 --> 00:13:37,850 金は いらねえ。 162 00:13:37,850 --> 00:13:41,180 ただしだ。 今日は ちゃんと宿で休め。 163 00:13:41,180 --> 00:13:45,520 (セツ)それが条件だ。 お気遣いは ありがたいのですが。 164 00:13:45,520 --> 00:13:47,520 メシも食えねえほど 疲れてるくせに→ 165 00:13:47,520 --> 00:13:50,020 無理すんじゃねえよ。 166 00:13:54,860 --> 00:13:57,200 セツさん。 167 00:13:57,200 --> 00:14:01,370 じゃあ 行くか。 はい! あっ 一つだけ…。 168 00:14:01,370 --> 00:14:05,970 なんだ? 宿代は 割り勘でいいですか? 169 00:14:05,970 --> 00:14:23,490 ♬~ 170 00:14:23,490 --> 00:14:26,160 フゥ 気持ちよかった。 171 00:14:26,160 --> 00:14:28,160 風呂 空いたから ルリも入れよ。 172 00:14:28,160 --> 00:14:30,160 はい。 173 00:14:32,170 --> 00:14:35,000 ハァ 極楽 極楽。 174 00:14:35,000 --> 00:14:38,010 (ルリ)あの セツさん。 お? 175 00:14:38,010 --> 00:14:40,340 えっと…。 176 00:14:40,340 --> 00:14:42,840 私が お風呂に入ってる間→ 177 00:14:42,840 --> 00:14:46,680 これをお願いしても いいでしょうか? 178 00:14:46,680 --> 00:14:50,020 いいのか? 大事なものなんだろ? 179 00:14:50,020 --> 00:14:53,120 はい。 セツさんなら…。 180 00:14:56,690 --> 00:15:02,600 これは 私のおじいちゃんが 最後に請けた仕事なんです。 181 00:15:05,470 --> 00:15:07,570 《この ブローチ…》 182 00:15:09,800 --> 00:15:14,010 少し 私のおじいちゃんの話を させてください。 183 00:15:20,310 --> 00:15:26,150 <ルリ:おじいちゃんは 有名な宝石職人でした。 184 00:15:26,150 --> 00:15:30,990 ディスティニアでは おじいちゃんと 同じものを作れる職人は→ 185 00:15:30,990 --> 00:15:35,500 他に いなかったそうです。 186 00:15:35,500 --> 00:15:39,170 ある日 おじいちゃんの いちばんの自信作だったブローチの→ 187 00:15:39,170 --> 00:15:43,500 修理依頼が届いたんです。 188 00:15:43,500 --> 00:15:47,010 でも→ 189 00:15:47,010 --> 00:15:51,680 おじいちゃんは もう 長くはありませんでした> 190 00:15:51,680 --> 00:15:56,380 ((ハァ ハァ ハァ…。 191 00:15:59,850 --> 00:16:04,690 ルリ ワシは 金が大事だと教えたな。 192 00:16:04,690 --> 00:16:09,800 でも それは 本当に大事なものを 守るためじゃ。 193 00:16:09,800 --> 00:16:14,640 金がなければ 大事なものも守れん。 194 00:16:14,640 --> 00:16:18,140 何よりも大事なものを 守るためなら→ 195 00:16:18,140 --> 00:16:23,310 それ以外を捨てられることこそ 本当の誇りなんじゃ。 196 00:16:23,310 --> 00:16:27,320 おじいちゃん…。 ルリ…。 あっ。 197 00:16:27,320 --> 00:16:32,020 ワシの 最後の仕事を 頼んでもいいか。 198 00:16:37,490 --> 00:16:42,660 うん! 大丈夫 大丈夫だから。 199 00:16:42,660 --> 00:16:46,570 私が ちゃんと届けるから…)) 200 00:16:49,170 --> 00:16:53,010 だから 私は おじいちゃんの弟子としても→ 201 00:16:53,010 --> 00:16:58,180 孫としても このブローチを 無事 届けたいんです。 202 00:16:58,180 --> 00:17:00,680 お願いします。 203 00:17:05,450 --> 00:17:09,460 お風呂 入ってきますね。 204 00:17:09,460 --> 00:17:12,560 私のお金 とらないでくださいよ。 205 00:17:16,130 --> 00:17:19,470 《おじいちゃん 優しい方のおかげで→ 206 00:17:19,470 --> 00:17:22,270 約束が果たせそうです》 207 00:17:35,480 --> 00:17:38,150 《やっぱり 俺が 加護の魔法を付与した→ 208 00:17:38,150 --> 00:17:43,060 ブローチだよな。 これが壊れた?》 209 00:17:48,500 --> 00:17:51,500 《アイツに 何事もなければ いいんだけど…》 210 00:17:56,170 --> 00:17:59,510 ん~…。 ムニャア…。 211 00:17:59,510 --> 00:18:05,110 う う う… い い~…。 212 00:18:05,110 --> 00:18:07,110 ん? 213 00:18:07,110 --> 00:18:09,280 け 憲兵様方? 214 00:18:09,280 --> 00:18:12,290 このたびは どのような御用向きで? 215 00:18:12,290 --> 00:18:15,290 商人の娘と 黒い大剣を持った護衛は→ 216 00:18:15,290 --> 00:18:17,290 どこにいる!? ソイツらは→ 217 00:18:17,290 --> 00:18:19,790 魔族国の密偵の疑いがある! 218 00:18:19,790 --> 00:18:22,460 かばいだてをすると ためにならんぞ! 219 00:18:22,460 --> 00:18:26,630 (足音) 220 00:18:26,630 --> 00:18:29,800 おいおい マジでここまでやるか? 221 00:18:29,800 --> 00:18:34,310 うぅ 朝ごはんですか? 222 00:18:34,310 --> 00:18:37,310 いたぞ! この部屋だ! あぁ は… ぴぃ~!? 223 00:18:37,310 --> 00:18:39,310 うぅ うぅ~…。 ちょっとばかし→ 224 00:18:39,310 --> 00:18:41,820 出発時間の変更だ。 行くぞ! 225 00:18:41,820 --> 00:18:43,820 ガクガク ガクガク ガクガク…。 226 00:18:43,820 --> 00:18:48,160 えぇ~! 227 00:18:48,160 --> 00:18:50,660 フフッ。 わぁ~! 228 00:18:50,660 --> 00:18:54,830 窓から逃げたぞ! ひっ捕らえろ! 229 00:18:54,830 --> 00:18:56,830 ⚟いたぞ! こっちだ! ⚟いや あっちだ! 230 00:18:56,830 --> 00:18:58,830 ⚟いや そこだろ! ⚟いやいや こっちだ! 231 00:18:58,830 --> 00:19:01,140 ⚟いや あっちだ! ⚟どっちだ!? 232 00:19:04,340 --> 00:19:06,270 いたぞ~! こっちだ! 233 00:19:06,270 --> 00:19:09,440 お~ お~ こんな深夜まで 真面目だね。 234 00:19:09,440 --> 00:19:13,280 ふっ! どぉっ! 235 00:19:13,280 --> 00:19:16,280 ハハハハハッ! イヤ~! 236 00:19:16,280 --> 00:19:19,290 ⚟路地に入ったぞ! 追い詰めろ! 237 00:19:21,290 --> 00:19:24,460 うお~! おわっ! うおぁ~! 238 00:19:24,460 --> 00:19:26,630 ひぇ~。 おっと この辺→ 239 00:19:26,630 --> 00:19:31,030 ゴミが多いみてぇだな。 フフッ。 240 00:19:37,640 --> 00:19:40,140 ハァー。 あれ? 241 00:19:40,140 --> 00:19:44,310 (ルリ)セ セツさん! ここ 行き止まりですよ! 242 00:19:44,310 --> 00:19:47,650 どうするんですか? ヤバいな。 243 00:19:47,650 --> 00:19:51,150 ⚟見つけたぞ! ぴっ! 244 00:19:51,150 --> 00:19:55,990 もう逃げ場はないぞ! さんざん 手間取らせやがって! 245 00:19:55,990 --> 00:19:58,660 もう 謝っても遅いからな。 246 00:19:58,660 --> 00:20:02,160 テメェらに下げる頭なんざ 一つもねえな! 247 00:20:02,160 --> 00:20:04,330 ビビッてねえで かかってこいよ。 248 00:20:04,330 --> 00:20:09,170 ひぃ~! なんで挑発しちゃうんですか!? 249 00:20:09,170 --> 00:20:12,170 さて じゃあ そろそろ行くとするか。 250 00:20:12,170 --> 00:20:15,180 えっ? そろそろって…。 251 00:20:15,180 --> 00:20:19,010 うわぁ! お おい! 252 00:20:19,010 --> 00:20:21,180 よっと! 253 00:20:21,180 --> 00:20:24,190 私 今 飛んでぇ~! 254 00:20:24,190 --> 00:20:26,190 ウソだろ? 死ぬぞ! 255 00:20:26,190 --> 00:20:29,020 おぉ お 落ち お 落ち 落ち う…。 256 00:20:29,020 --> 00:20:32,330 久しぶりだな! 戻ってきたぜ! 257 00:20:34,360 --> 00:20:36,360 あっ! 258 00:20:36,360 --> 00:20:39,870 あっ あ…。 259 00:20:39,870 --> 00:20:43,540 リヴァイア! 260 00:20:43,540 --> 00:20:46,370 (3人)あぁ…。 261 00:20:46,370 --> 00:20:49,710 急にすまねぇな リヴァイア。 事情は あとで話すから→ 262 00:20:49,710 --> 00:20:54,720 ちょっくら魔族大陸まで頼む。 えぇ~! 263 00:20:54,720 --> 00:20:58,220 (ほうこう) 264 00:21:03,720 --> 00:21:07,160 あの これは どう報告をすれば…。 265 00:21:07,160 --> 00:21:10,330 お 俺たちは夢を見てたんだ。 266 00:21:10,330 --> 00:21:16,640 だから 報告は 必要ない… だろ。 アハハハハ…。 267 00:21:26,010 --> 00:21:31,620 リヴァイアって 海の神様 リヴァイアサン!? 268 00:21:35,690 --> 00:21:38,360 《もしかして 私 とんでもない人に→ 269 00:21:38,360 --> 00:21:41,530 護衛を 依頼しちゃったんじゃ…》 270 00:21:41,530 --> 00:21:43,530 うっ。 271 00:21:43,530 --> 00:21:49,040 あ… あぁ…。 272 00:21:49,040 --> 00:21:53,540 わぁ~。 見えてきたぜ。 273 00:21:53,540 --> 00:21:57,550 (セツ)お待ちかねの 魔族大陸だ。