1 00:00:03,337 --> 00:00:06,506 ⦅ルリ:おじいちゃん? ⚟しつこい! 2 00:00:06,506 --> 00:00:09,843 これは売らんと 言ってるじゃろうが。 3 00:00:09,843 --> 00:00:14,515 うちの商品はな 一つ一つが 職人のプライドを込めた➡ 4 00:00:14,515 --> 00:00:17,351 よそでは買えない逸品なんじゃ! 5 00:00:17,351 --> 00:00:20,854 価値のわからん若造に 売るものはないわ! 6 00:00:20,854 --> 00:00:23,523 わかったら さっさと出ていけい! 7 00:00:23,523 --> 00:00:26,693 (セツ)めんどくせぇ じいさんだな。 8 00:00:26,693 --> 00:00:30,030 だったら いくら出せばいいのか 教えてくれよ。 9 00:00:30,030 --> 00:00:33,700 フン! 金の問題じゃあな… お? 10 00:00:33,700 --> 00:00:36,703 おじいちゃん クレーマー? 11 00:00:36,703 --> 00:00:38,705 そうじゃ。 (セツ)違うわ。 12 00:00:38,705 --> 00:00:42,542 まったく 商売の邪魔をされて かなわん! 13 00:00:42,542 --> 00:00:45,212 じゃあ これなら文句ねえだろ。 14 00:00:45,212 --> 00:00:49,883 フン! だから はした金じゃ… ん? (金属音) 15 00:00:49,883 --> 00:00:52,886 売った~! 16 00:00:57,724 --> 00:01:03,830 おじいちゃん 職人にとって 大事なのは プライドじゃないの? 17 00:01:03,830 --> 00:01:09,169 ん~ そうじゃ。 職人にとって大切なものは➡ 18 00:01:09,169 --> 00:01:16,677 こだわりと プライドじゃ。 それを忘れては なんにもならん。 19 00:01:16,677 --> 00:01:20,681 じゃがな ルリ…。 20 00:01:20,681 --> 00:01:22,683 フフフフ…。 21 00:01:25,686 --> 00:01:30,023 世の中 例外もある。 22 00:01:30,023 --> 00:01:34,695 フフン… それが これじゃ⦆ 23 00:01:34,695 --> 00:02:02,656 ♬~ 24 00:02:02,656 --> 00:02:06,326 《ルリ:大好きなおじいちゃんの 最後の仕事➡ 25 00:02:06,326 --> 00:02:09,129 ルリが必ず やり遂げてみせます》 26 00:02:19,840 --> 00:02:25,178 (遠吠え) 27 00:02:25,178 --> 00:02:27,514 (馬のいななき) 28 00:02:27,514 --> 00:02:31,618 あっ! ちょ ちょっと…。 29 00:02:36,023 --> 00:02:39,526 どうしたんですか 進んでください! 30 00:02:44,531 --> 00:02:48,869 まさか…。 (うなり声) 31 00:02:48,869 --> 00:02:50,871 ひっ! 32 00:02:50,871 --> 00:02:53,874 (魔物の鳴き声) 33 00:02:53,874 --> 00:02:58,045 きゃあ~! 34 00:02:58,045 --> 00:03:01,648 うっ! 35 00:03:01,648 --> 00:03:03,850 ブローチが! 36 00:03:10,323 --> 00:03:15,128 ハァ。 よかった。 37 00:03:17,998 --> 00:03:20,500 まったく これがなくなったら➡ 38 00:03:20,500 --> 00:03:23,503 おじいちゃんに たたられるところでしたよ。 39 00:03:23,503 --> 00:03:26,339 もう… じゃあ そういうことで…。 40 00:03:26,339 --> 00:03:29,676 (うなり声) 41 00:03:29,676 --> 00:03:35,515 あっ あのですね ルリ 骨ばってて あんまりおいしくないですし➡ 42 00:03:35,515 --> 00:03:38,018 食べ物なら いくらでもあげますから➡ 43 00:03:38,018 --> 00:03:42,189 えっと どうか その 見逃しては…。 44 00:03:42,189 --> 00:03:45,192 そうだ! お金あります。 お金で解決しま…。 45 00:03:45,192 --> 00:03:50,097 (ルリ)あぁ~! (魔物の鳴き声) 46 00:05:25,992 --> 00:05:29,663 (魔物の鳴き声) 47 00:05:29,663 --> 00:05:32,332 うっ…。 48 00:05:32,332 --> 00:05:35,502 (金属音) 49 00:05:35,502 --> 00:05:38,672 あっ。 50 00:05:38,672 --> 00:05:42,008 (セツ)おいおい こりゃひでぇな。 51 00:05:42,008 --> 00:05:44,844 大丈夫か? 52 00:05:44,844 --> 00:05:47,681 あっ お お金ですか? 53 00:05:47,681 --> 00:05:51,351 その 実は今 この荷物を納品しないと➡ 54 00:05:51,351 --> 00:05:53,353 手持ちがなくてですね。 55 00:05:53,353 --> 00:05:56,356 売掛金という扱いでなら 請求書を…。 56 00:05:56,356 --> 00:05:59,860 いらねえよ。 通りすがりついでだ。 57 00:05:59,860 --> 00:06:01,962 お前が無事ならいい。 58 00:06:01,962 --> 00:06:05,966 でも おじいちゃんからは 「タダより高いものはないから➡ 59 00:06:05,966 --> 00:06:10,637 困ったときは お金で解決しろ」 と教えられてまして…。 60 00:06:10,637 --> 00:06:15,475 そのじいさん ぜってぇ ろくでもねえぞ。 61 00:06:15,475 --> 00:06:17,477 あっ。 62 00:06:19,980 --> 00:06:22,983 ん? なんだ? 63 00:06:22,983 --> 00:06:27,320 あ いえ! なんでもないです。 64 00:06:27,320 --> 00:06:31,992 お前みたいなのが 護衛も雇わずに 荷運びとか 無理あんだろ。 65 00:06:31,992 --> 00:06:37,497 急な出発で 受けてくださる方が 見つからなくて… アハハハ。 66 00:06:37,497 --> 00:06:40,333 まっ 金があっても 死んじまったら終わり➡ 67 00:06:40,333 --> 00:06:44,838 ってことだけは覚えとけよ。 じゃあな。 68 00:06:44,838 --> 00:06:47,507 ま 待ってください! それなら➡ 69 00:06:47,507 --> 00:06:50,176 私の護衛を 請けてもらえませんか? 70 00:06:50,176 --> 00:06:52,512 報酬は ちゃんと出しますから! 71 00:06:52,512 --> 00:06:56,850 わりぃな。 俺は ヤボ用があるから 他をあたってくれ。 72 00:06:56,850 --> 00:07:01,288 お願いします。 途中まででもいいですから。 73 00:07:01,288 --> 00:07:05,292 私は どうしても この荷物を 届けないといけないんです。 74 00:07:05,292 --> 00:07:10,964 お願いします。 え~ ん~…。 75 00:07:10,964 --> 00:07:15,302 ハァ。 じゃあ この先の港町までな。 76 00:07:15,302 --> 00:07:18,972 (セツ)金も いらねえから。 わぁ! 77 00:07:18,972 --> 00:07:21,274 (馬の鳴き声) 78 00:07:23,476 --> 00:07:28,648 あ~ 私の商品たちが…。 諦めろ。 79 00:07:28,648 --> 00:07:32,652 俺が請けたのは 護衛であって 荷物持ちじゃねえ。 80 00:07:32,652 --> 00:07:38,491 そうなんですけど… うぅ。 81 00:07:38,491 --> 00:07:41,494 そいつが 大事な届け物ってやつか? 82 00:07:41,494 --> 00:07:44,831 見せません! 見るつもりねえよ。 83 00:07:44,831 --> 00:07:47,667 (ルリ)これは 本当に 大事な品物なんです! 84 00:07:47,667 --> 00:07:51,171 いくら護衛のセツさんであっても 見せられません! 85 00:07:51,171 --> 00:07:54,574 (セツ)だから 見せろって 言ってねえだろ。 86 00:07:56,843 --> 00:07:59,512 (にぎやかな声) 87 00:07:59,512 --> 00:08:02,115 新鮮だよ~! 88 00:08:08,621 --> 00:08:13,626 (セツ)この町も こんなに栄えたんだな~。 89 00:08:13,626 --> 00:08:19,132 5年前に戦争が終わってから 交易が盛んになりましたから。 90 00:08:19,132 --> 00:08:21,468 セツさんは 来たことあるんですか? 91 00:08:21,468 --> 00:08:26,139 交易が盛んじゃない頃にな。 92 00:08:26,139 --> 00:08:30,143 さて ここからは 船を手配してありますので! 93 00:08:30,143 --> 00:08:33,480 ⚟魔族大陸への船? 94 00:08:33,480 --> 00:08:36,983 出るわけないだろ。 えぇ~! 95 00:08:36,983 --> 00:08:40,487 そんな~! 戦争中なんだから➡ 96 00:08:40,487 --> 00:08:44,991 船なんか 当面運休だよ。 うぅ どうすれば…。 97 00:08:44,991 --> 00:08:47,827 お前 こんなご時世に 魔族大陸なんか➡ 98 00:08:47,827 --> 00:08:49,996 行こうとしてたのかよ。 99 00:08:49,996 --> 00:08:54,501 (セツ)そりゃ無理に決まってんだろ。 (ルリ)でも 荷物が…。 100 00:08:57,003 --> 00:08:59,105 お? 101 00:09:02,442 --> 00:09:05,612 あの 魔族大陸まで お願いできませんか!? 102 00:09:05,612 --> 00:09:09,783 正気か 嬢ちゃん。 行けるわけねえだろ。 103 00:09:09,783 --> 00:09:13,119 魔族大陸まで 船に乗せてもらえませんか? 104 00:09:13,119 --> 00:09:17,290 冗談 キツいぜ。 仕事の邪魔だ 帰りな。 105 00:09:17,290 --> 00:09:20,794 お願いします。 わりぃけど 無理なもんは無理だ。 106 00:09:31,638 --> 00:09:36,142 あ~ ったく しようがねえなぁ。 107 00:09:36,142 --> 00:09:38,478 ⚟おい そこのお前 止まれ! 108 00:09:38,478 --> 00:09:41,781 (ルリ)は はい。 あん? 109 00:09:43,983 --> 00:09:49,823 我々は ディスティニア騎士団だ。 港の警備のため 査察をしている。 110 00:09:49,823 --> 00:09:54,027 商人ならば身分証を提示しろ。 あ は はい。 111 00:09:57,997 --> 00:10:02,836 フン! 我々 王国兵が 命を懸けて戦ってるというのに➡ 112 00:10:02,836 --> 00:10:05,672 こんなときにも 金稼ぎとはな。 113 00:10:05,672 --> 00:10:09,342 女 子どもが 遊び半分で 商売人のマネ事とは➡ 114 00:10:09,342 --> 00:10:11,511 まったく いいご身分だぜ。 115 00:10:11,511 --> 00:10:15,815 アハハ すみません。 おかげさまで なんとか…。 116 00:10:18,852 --> 00:10:24,190 おい! その革袋も見せろ。 こ これはダメです! 117 00:10:24,190 --> 00:10:27,694 ふ~ん。 ち 違うんです。 118 00:10:27,694 --> 00:10:30,530 これは とっても大事な商品でして…。 119 00:10:30,530 --> 00:10:33,533 商品なら どうして 隠す必要がある? 120 00:10:33,533 --> 00:10:37,704 怪しいな。 我々 騎士団に 逆らうなら その荷物は➡ 121 00:10:37,704 --> 00:10:40,039 没収で決まりだな~! 122 00:10:40,039 --> 00:10:42,141 あっ! 123 00:10:45,378 --> 00:10:48,715 こんな真っ昼間に 往来で荷物検査たぁ➡ 124 00:10:48,715 --> 00:10:52,719 お前らのほうこそ 国の許可証は 持ってんだろうな? 125 00:10:52,719 --> 00:10:56,723 なんだ? 貴様! 護衛だよ 文句あっか。 126 00:10:56,723 --> 00:11:02,662 ほう たかが護衛の冒険者ごときが 王国騎士団に逆らうのか。 127 00:11:02,662 --> 00:11:07,167 飼い主の前でも かみつく相手は 選んだほうがいいぞ。 128 00:11:07,167 --> 00:11:11,337 おもしれぇ。 抜けるもんなら抜いてみろよ。 129 00:11:11,337 --> 00:11:14,173 セツさん! 130 00:11:14,173 --> 00:11:16,676 ⚟お おい こっちだ! 131 00:11:16,676 --> 00:11:20,013 ⚟おい 憲兵の連中が また もめてるみたいだぞ。 132 00:11:20,013 --> 00:11:24,183 ⚟あれ 剣抜こうとしてない? 本気? 133 00:11:24,183 --> 00:11:28,688 チッ。 覚えておけよ。 行くぞ。 134 00:11:28,688 --> 00:11:31,024 怪しい動きの一つでもしてみろ。 135 00:11:31,024 --> 00:11:33,860 すぐに 牢にぶちこんでやるからな。 136 00:11:33,860 --> 00:11:37,197 フッ。 137 00:11:37,197 --> 00:11:40,700 あんな連中の面倒 見なきゃなんねぇとは➡ 138 00:11:40,700 --> 00:11:43,369 エルカと グレインも大変だな。 139 00:11:43,369 --> 00:11:48,374 (ルリ)セツさ~ん! ありがとうございます~! 140 00:11:48,374 --> 00:11:50,376 うわっ! だはっ! テテ…。 141 00:11:50,376 --> 00:11:53,713 (ルリ)この すてきなサービスは おいくらでしょうか~! 142 00:11:53,713 --> 00:11:58,217 (セツ)やめろって おい! うっ… わかった わかった…。 143 00:12:12,665 --> 00:12:17,670 いや~ さっきのセツさん 本当に カッコよかったですよ~! 144 00:12:17,670 --> 00:12:21,507 いくらでも食べてくださいね。 サービスしますから! 145 00:12:21,507 --> 00:12:28,681 お前もすげぇよ。 あんな ウザ絡みに 愛想笑いで返して。 プロだな。 146 00:12:28,681 --> 00:12:32,685 エヘヘ 褒められちゃいました。 147 00:12:32,685 --> 00:12:36,522 でも セツさん 荷物検査に 許可証が必要なんて➡ 148 00:12:36,522 --> 00:12:40,193 よく知ってましたね。 記章付きの兵以外は➡ 149 00:12:40,193 --> 00:12:43,196 民間人への取り調べは ダメなんだって。 150 00:12:43,196 --> 00:12:48,368 昔の仲間が 詳しいうえに 口うるさかったんだよ。 151 00:12:48,368 --> 00:12:53,206 でも 船が出ないとなると これ以上は無理だろ。 152 00:12:53,206 --> 00:12:55,208 どうすんだよ? 153 00:12:57,377 --> 00:12:59,712 (ルリ)船を 出してくれる人がいないか➡ 154 00:12:59,712 --> 00:13:03,983 町じゅうを探してみます。 それでも ダメなら…。 155 00:13:03,983 --> 00:13:07,487 (セツ)ダメなら? 船を買います。 156 00:13:07,487 --> 00:13:11,324 無理だろ。 いったい いくらすると思ってんだよ。 157 00:13:11,324 --> 00:13:15,028 いくらだとしてもです。 158 00:13:19,832 --> 00:13:24,337 俺に一つ アテがある。 えっ!? ほ 本当ですか!? 159 00:13:24,337 --> 00:13:26,839 それって おいくら払えば…。 160 00:13:26,839 --> 00:13:30,009 どうせ俺も 魔族大陸に 行くつもりだったし➡ 161 00:13:30,009 --> 00:13:32,845 金は いらねえ。 162 00:13:32,845 --> 00:13:36,182 ただしだ。 今日は ちゃんと宿で休め。 163 00:13:36,182 --> 00:13:40,520 (セツ)それが条件だ。 お気遣いは ありがたいのですが。 164 00:13:40,520 --> 00:13:42,522 メシも食えねえほど 疲れてるくせに➡ 165 00:13:42,522 --> 00:13:45,024 無理すんじゃねえよ。 166 00:13:49,862 --> 00:13:52,198 セツさん。 167 00:13:52,198 --> 00:13:56,369 じゃあ 行くか。 はい! あっ 一つだけ…。 168 00:13:56,369 --> 00:14:00,973 なんだ? 宿代は 割り勘でいいですか? 169 00:14:00,973 --> 00:14:18,491 ♬~ 170 00:14:18,491 --> 00:14:21,160 フゥ 気持ちよかった。 171 00:14:21,160 --> 00:14:23,162 風呂 空いたから ルリも入れよ。 172 00:14:23,162 --> 00:14:25,164 はい。 173 00:14:27,166 --> 00:14:30,002 ハァ 極楽 極楽。 174 00:14:30,002 --> 00:14:33,005 (ルリ)あの セツさん。 お? 175 00:14:33,005 --> 00:14:35,341 えっと…。 176 00:14:35,341 --> 00:14:37,844 私が お風呂に入ってる間➡ 177 00:14:37,844 --> 00:14:41,681 これをお願いしても いいでしょうか? 178 00:14:41,681 --> 00:14:45,017 いいのか? 大事なものなんだろ? 179 00:14:45,017 --> 00:14:48,121 はい。 セツさんなら…。 180 00:14:51,691 --> 00:14:57,597 これは 私のおじいちゃんが 最後に請けた仕事なんです。 181 00:15:00,466 --> 00:15:02,568 《この ブローチ…》 182 00:15:04,804 --> 00:15:09,008 少し 私のおじいちゃんの話を させてください。 183 00:15:15,314 --> 00:15:21,154 <ルリ:おじいちゃんは 有名な宝石職人でした。 184 00:15:21,154 --> 00:15:25,992 ディスティニアでは おじいちゃんと 同じものを作れる職人は➡ 185 00:15:25,992 --> 00:15:30,496 他に いなかったそうです。 186 00:15:30,496 --> 00:15:34,167 ある日 おじいちゃんの いちばんの自信作だったブローチの➡ 187 00:15:34,167 --> 00:15:38,504 修理依頼が届いたんです。 188 00:15:38,504 --> 00:15:42,008 でも➡ 189 00:15:42,008 --> 00:15:46,679 おじいちゃんは もう 長くはありませんでした> 190 00:15:46,679 --> 00:15:51,384 ⦅ハァ ハァ ハァ…。 191 00:15:54,854 --> 00:15:59,692 ルリ ワシは 金が大事だと教えたな。 192 00:15:59,692 --> 00:16:04,797 でも それは 本当に大事なものを 守るためじゃ。 193 00:16:04,797 --> 00:16:09,635 金がなければ 大事なものも守れん。 194 00:16:09,635 --> 00:16:13,139 何よりも大事なものを 守るためなら➡ 195 00:16:13,139 --> 00:16:18,311 それ以外を捨てられることこそ 本当の誇りなんじゃ。 196 00:16:18,311 --> 00:16:22,315 おじいちゃん…。 ルリ…。 あっ。 197 00:16:22,315 --> 00:16:27,019 ワシの 最後の仕事を 頼んでもいいか。 198 00:16:32,491 --> 00:16:37,663 うん! 大丈夫 大丈夫だから。 199 00:16:37,663 --> 00:16:41,567 私が ちゃんと届けるから…⦆ 200 00:16:44,170 --> 00:16:48,007 だから 私は おじいちゃんの弟子としても➡ 201 00:16:48,007 --> 00:16:53,179 孫としても このブローチを 無事 届けたいんです。 202 00:16:53,179 --> 00:16:55,681 お願いします。 203 00:17:00,453 --> 00:17:04,457 お風呂 入ってきますね。 204 00:17:04,457 --> 00:17:07,560 私のお金 とらないでくださいよ。 205 00:17:11,130 --> 00:17:14,467 《おじいちゃん 優しい方のおかげで➡ 206 00:17:14,467 --> 00:17:17,270 約束が果たせそうです》 207 00:17:30,483 --> 00:17:33,152 《やっぱり 俺が 加護の魔法を付与した➡ 208 00:17:33,152 --> 00:17:38,057 ブローチだよな。 これが壊れた?》 209 00:17:43,496 --> 00:17:46,499 《アイツに 何事もなければ いいんだけど…》 210 00:17:51,170 --> 00:17:54,507 ん~…。 ムニャア…。 211 00:17:54,507 --> 00:18:00,112 う う う… い い~…。 212 00:18:00,112 --> 00:18:02,114 ん? 213 00:18:02,114 --> 00:18:04,283 け 憲兵様方? 214 00:18:04,283 --> 00:18:07,286 このたびは どのような御用向きで? 215 00:18:07,286 --> 00:18:10,289 商人の娘と 黒い大剣を持った護衛は➡ 216 00:18:10,289 --> 00:18:12,291 どこにいる!? ソイツらは➡ 217 00:18:12,291 --> 00:18:14,794 魔族国の密偵の疑いがある! 218 00:18:14,794 --> 00:18:17,463 かばいだてをすると ためにならんぞ! 219 00:18:17,463 --> 00:18:21,634 (足音) 220 00:18:21,634 --> 00:18:24,804 おいおい マジでここまでやるか? 221 00:18:24,804 --> 00:18:29,308 うぅ 朝ごはんですか? 222 00:18:29,308 --> 00:18:32,311 いたぞ! この部屋だ! あぁ は… ぴぃ~!? 223 00:18:32,311 --> 00:18:34,313 うぅ うぅ~…。 ちょっとばかし➡ 224 00:18:34,313 --> 00:18:36,816 出発時間の変更だ。 行くぞ! 225 00:18:36,816 --> 00:18:38,818 ガクガク ガクガク ガクガク…。 226 00:18:38,818 --> 00:18:43,155 えぇ~! 227 00:18:43,155 --> 00:18:45,658 フフッ。 わぁ~! 228 00:18:45,658 --> 00:18:49,829 窓から逃げたぞ! ひっ捕らえろ! 229 00:18:49,829 --> 00:18:51,831 ⚟いたぞ! こっちだ! ⚟いや あっちだ! 230 00:18:51,831 --> 00:18:53,833 ⚟いや そこだろ! ⚟いやいや こっちだ! 231 00:18:53,833 --> 00:18:56,135 ⚟いや あっちだ! ⚟どっちだ!? 232 00:18:59,338 --> 00:19:01,273 いたぞ~! こっちだ! 233 00:19:01,273 --> 00:19:04,443 お~ お~ こんな深夜まで 真面目だね。 234 00:19:04,443 --> 00:19:08,280 ふっ! どぉっ! 235 00:19:08,280 --> 00:19:11,283 ハハハハハッ! イヤ~! 236 00:19:11,283 --> 00:19:14,286 ⚟路地に入ったぞ! 追い詰めろ! 237 00:19:16,288 --> 00:19:19,458 うお~! おわっ! うおぁ~! 238 00:19:19,458 --> 00:19:21,627 ひぇ~。 おっと この辺➡ 239 00:19:21,627 --> 00:19:26,032 ゴミが多いみてぇだな。 フフッ。 240 00:19:32,638 --> 00:19:35,141 ハァー。 あれ? 241 00:19:35,141 --> 00:19:39,311 (ルリ)セ セツさん! ここ 行き止まりですよ! 242 00:19:39,311 --> 00:19:42,648 どうするんですか? ヤバいな。 243 00:19:42,648 --> 00:19:46,152 ⚟見つけたぞ! ぴっ! 244 00:19:46,152 --> 00:19:50,990 もう逃げ場はないぞ! さんざん 手間取らせやがって! 245 00:19:50,990 --> 00:19:53,659 もう 謝っても遅いからな。 246 00:19:53,659 --> 00:19:57,163 テメェらに下げる頭なんざ 一つもねえな! 247 00:19:57,163 --> 00:19:59,331 ビビッてねえで かかってこいよ。 248 00:19:59,331 --> 00:20:04,170 ひぃ~! なんで挑発しちゃうんですか!? 249 00:20:04,170 --> 00:20:07,173 さて じゃあ そろそろ行くとするか。 250 00:20:07,173 --> 00:20:10,176 えっ? そろそろって…。 251 00:20:10,176 --> 00:20:14,013 うわぁ! お おい! 252 00:20:14,013 --> 00:20:16,182 よっと! 253 00:20:16,182 --> 00:20:19,185 私 今 飛んでぇ~! 254 00:20:19,185 --> 00:20:21,187 ウソだろ? 死ぬぞ! 255 00:20:21,187 --> 00:20:24,023 おぉ お 落ち お 落ち 落ち う…。 256 00:20:24,023 --> 00:20:27,326 久しぶりだな! 戻ってきたぜ! 257 00:20:29,361 --> 00:20:31,363 あっ! 258 00:20:31,363 --> 00:20:34,867 あっ あ…。 259 00:20:34,867 --> 00:20:38,537 リヴァイア! 260 00:20:38,537 --> 00:20:41,373 (3人)あぁ…。 261 00:20:41,373 --> 00:20:44,710 急にすまねぇな リヴァイア。 事情は あとで話すから➡ 262 00:20:44,710 --> 00:20:49,715 ちょっくら魔族大陸まで頼む。 えぇ~! 263 00:20:49,715 --> 00:20:53,219 (ほうこう) 264 00:20:58,724 --> 00:21:02,161 あの これは どう報告をすれば…。 265 00:21:02,161 --> 00:21:05,331 お 俺たちは夢を見てたんだ。 266 00:21:05,331 --> 00:21:11,637 だから 報告は 必要ない… だろ。 アハハハハ…。 267 00:21:21,013 --> 00:21:26,619 リヴァイアって 海の神様 リヴァイアサン!? 268 00:21:30,689 --> 00:21:33,359 《もしかして 私 とんでもない人に➡ 269 00:21:33,359 --> 00:21:36,529 護衛を 依頼しちゃったんじゃ…》 270 00:21:36,529 --> 00:21:38,531 うっ。 271 00:21:38,531 --> 00:21:44,036 あ… あぁ…。 272 00:21:44,036 --> 00:21:48,541 わぁ~。 見えてきたぜ。 273 00:21:48,541 --> 00:21:52,545 (セツ)お待ちかねの 魔族大陸だ。