1 00:00:11,678 --> 00:00:17,184 聞こえねえのか! 小僧! その子たちは うちの商品だ。 2 00:00:17,184 --> 00:00:21,855 返してもらおうか!? さっさと こっちへ渡せ! 3 00:00:21,855 --> 00:00:24,191 (タクミ)商品? 4 00:00:24,191 --> 00:00:26,193 《鑑定…。 5 00:00:26,193 --> 00:00:28,195 奴隷商人…!》 6 00:00:28,195 --> 00:00:30,531 聞こえねえのか! 小僧! 7 00:00:30,531 --> 00:00:32,633 (アレン/エレナ)うぅ…。 8 00:00:36,036 --> 00:00:38,705 大丈夫だから。 9 00:00:38,705 --> 00:00:41,541 この子たちは僕のきょうだいです。 10 00:00:41,541 --> 00:00:45,045 失礼なことを言わないでください。 そんなはずはない! 11 00:00:45,045 --> 00:00:49,349 こんな特徴的な子どもを 見間違うはずがない! 12 00:00:52,719 --> 00:00:56,723 《僕が 2人と森で 出会ったときの状況からして➡ 13 00:00:56,723 --> 00:00:59,893 コイツが 魔物から自分の身を守るために➡ 14 00:00:59,893 --> 00:01:04,665 アレンとエレナをおとりにしようと 捨てていったんだろう…。 15 00:01:04,665 --> 00:01:09,002 確かに エーテルディアには 奴隷の制度がある。 16 00:01:09,002 --> 00:01:14,174 奴隷には その証しとして 契約魔法の紋章が刻まれるが➡ 17 00:01:14,174 --> 00:01:17,010 アレンとエレナに それはない…。 18 00:01:17,010 --> 00:01:23,350 いや。 そもそも こんな子どもを 奴隷にするなんて許せない》 19 00:01:23,350 --> 00:01:27,020 ふざけないでもらえます? うるさい! 20 00:01:27,020 --> 00:01:29,523 さっさとよこせと言ってるだろう。 21 00:01:29,523 --> 00:01:33,827 《コイツ… 即刻叩き潰してやろうか》 22 00:03:04,830 --> 00:03:08,670 (ざわめき) 23 00:03:08,670 --> 00:03:14,340 《落ち着け… 僕がすべきことは コイツを倒すことじゃない。 24 00:03:14,340 --> 00:03:18,680 アレンとエレナを守ることだ》 25 00:03:18,680 --> 00:03:23,350 おい なんの騒ぎだ。 《警ら… ちょうどいいところに》 26 00:03:23,350 --> 00:03:27,350 ぬすっとだ! コイツは うちの商品を盗んだんだ! 27 00:03:27,350 --> 00:03:30,350 とっとと捕まえてくれ! 事実か? 28 00:03:30,350 --> 00:03:33,860 いいえ。 僕はそんなことはしていません。 29 00:03:33,860 --> 00:03:37,530 何をしている! さっさとコイツを捕まえんか! 30 00:03:37,530 --> 00:03:40,030 その人が盗まれたと 言っているものは➡ 31 00:03:40,030 --> 00:03:43,870 なんだと思いますか? 盗まれた商品とは なんですか? 32 00:03:43,870 --> 00:03:48,040 その子どもだ! この子どもたちが 「商品」と…? 33 00:03:48,040 --> 00:03:51,640 さっきから そう言ってるだろう! ですが…。 34 00:03:51,640 --> 00:03:55,650 じゃあ 証拠は!? この子たちが あなたの奴隷というのなら➡ 35 00:03:55,650 --> 00:03:58,650 証拠を見せてください! 何っ!? 36 00:03:58,650 --> 00:04:02,820 言っておきますが この子たちに 奴隷の紋章はありませんよ。 37 00:04:02,820 --> 00:04:07,320 フン そんなもの…。 あなたは! 奴隷だと偽って➡ 38 00:04:07,320 --> 00:04:10,160 子どもを誘拐しようとしている 犯罪者だ! 39 00:04:10,160 --> 00:04:12,830 ぐっ…。 40 00:04:12,830 --> 00:04:17,330 (アイザック)タクミさん? (グランヴァルト)何かあったのか? 41 00:04:17,330 --> 00:04:19,840 放せ! いいから来い! 42 00:04:19,840 --> 00:04:21,840 話は詰め所で聞く! 43 00:04:26,180 --> 00:04:28,180 ありがとうございます。 44 00:04:28,180 --> 00:04:31,350 ヴァルト様とリスナー様のおかげで 助かりました。 45 00:04:31,350 --> 00:04:34,520 いや 俺たちは タクミを見送りに来ただけさ。 46 00:04:34,520 --> 00:04:37,350 警らには 子どもたちは間違いなく➡ 47 00:04:37,350 --> 00:04:40,360 タクミさんのきょうだいだと 証言しておきましたから➡ 48 00:04:40,360 --> 00:04:44,190 もう2人が 奴隷呼ばわり されることはないでしょう。 49 00:04:44,190 --> 00:04:46,860 (エレナ/アレン)おにーちゃん…。 50 00:04:46,860 --> 00:04:52,300 大丈夫だよ。 アレンとエレナが僕と 一緒にいたいって思ってる間は➡ 51 00:04:52,300 --> 00:04:57,810 ずっとそばにいるから…。 (エレナ/アレン)うぅ…。 52 00:04:57,810 --> 00:04:59,810 (エレナ/アレン)うん…。 53 00:05:05,980 --> 00:05:09,150 タクミさん これを…。 これは? 54 00:05:09,150 --> 00:05:12,320 ベイリーの領主への紹介状です。 えっ? 55 00:05:12,320 --> 00:05:16,330 ベイリーの領主とは知り合いでして 連絡しておきますので➡ 56 00:05:16,330 --> 00:05:21,330 街に着きましたら訪ねてください。 面倒事の後始末でもなんでも➡ 57 00:05:21,330 --> 00:05:23,830 押しつけてくださって かまいませんので。 58 00:05:23,830 --> 00:05:26,670 えぇっ…? わ… わかりました。 59 00:05:26,670 --> 00:05:29,670 困ったことがあったときは 頼らせていただきます。 60 00:05:29,670 --> 00:05:31,680 ぜひ そうしてください。 61 00:05:31,680 --> 00:05:34,510 またシーリンに来ることがあったら 顔出せよ。 62 00:05:34,510 --> 00:05:37,510 はい! じゃあ 行こうか。 63 00:05:37,510 --> 00:05:40,520 (エレナ/アレン)うん…。 ほら 元気出して。 64 00:05:40,520 --> 00:05:44,520 ヴァルト様とリスナー様に さよならを言おうね。 65 00:05:44,520 --> 00:05:48,360 (エレナ/アレン)さよなら…。 無理しなくていいですよ。 66 00:05:48,360 --> 00:05:51,630 あんなことがあった あとですからね。 あぁ! 67 00:05:51,630 --> 00:05:55,630 次会うときは また元気な姿を 見せてくれればいいさ! 68 00:05:55,630 --> 00:06:00,340 ありがとうございます。 それではまた お元気で。 69 00:06:09,150 --> 00:06:13,150 《どうしたら 元気になってくれるかな…》 70 00:06:13,150 --> 00:06:17,350 そうだ! ガヤの森を抜けていくことにしよう。 71 00:06:25,000 --> 00:06:27,500 誰もいないな… よし! 72 00:06:27,500 --> 00:06:29,800 みんな 出てきていいぞ! 73 00:06:33,000 --> 00:06:35,840 (アレン)あっ ジュール…。 (エレナ)フィート ボルト…。 74 00:06:35,840 --> 00:06:37,840 お~ よしよし。 75 00:06:37,840 --> 00:06:40,180 《ジュール:お兄ちゃん 会いたかった~!》 76 00:06:40,180 --> 00:06:42,850 《フィート:アレンちゃん エレナちゃん 元気だった?》 77 00:06:42,850 --> 00:06:47,850 (エレナ/アレン)あ… うん…。 《どうしたの? 何かあった?》 78 00:06:47,850 --> 00:06:51,960 ジュールとフィートには僕たちを乗せて 移動してほしいんだ。 79 00:06:51,960 --> 00:06:54,460 少し遠出だけどいいかい? 80 00:06:54,460 --> 00:06:56,630 《もちろん!》 《任せて!》 81 00:06:56,630 --> 00:07:00,630 ボルトは上空を飛んで 人の気配があったら教えてくれ。 82 00:07:00,630 --> 00:07:02,630 《ボルト:はいです! 兄上!》 83 00:07:02,630 --> 00:07:04,970 Sランクの魔物に乗って 移動してるところを➡ 84 00:07:04,970 --> 00:07:08,810 誰かに見られたら ちょっとした 騒ぎになっちゃうからね。 85 00:07:08,810 --> 00:07:11,140 ピー! よし 行こう! 86 00:07:11,140 --> 00:07:13,140 《うん!》 《はい!》 87 00:07:18,150 --> 00:07:20,320 ピー! 88 00:07:20,320 --> 00:07:22,320 あれは! (ブラッディベアー)グガア~ッ! 89 00:07:22,320 --> 00:07:24,320 ブラッディベアーか。 90 00:07:24,320 --> 00:07:26,990 《お兄ちゃん ここは僕たちに任せて!》 91 00:07:26,990 --> 00:07:30,660 ああ頼む! ピィィ。 92 00:07:30,660 --> 00:07:32,830 グアア! 93 00:07:32,830 --> 00:07:36,000 ガオー! シャー! ギャー。 94 00:07:36,000 --> 00:07:40,170 一撃だ! いや~ 強いわ うちの子たちは! 95 00:07:40,170 --> 00:07:42,340 あっちにも。 いる~。 グルル…。 96 00:07:42,340 --> 00:07:44,340 ガァー! シャー! ピー! 97 00:07:44,340 --> 00:07:46,340 ギャー。 《ジュール:たおした~!》 98 00:07:46,340 --> 00:07:49,180 (アレン/エレナ)おかえり~。 《フィート:褒めて 褒めて》 99 00:07:49,180 --> 00:07:52,120 《ジュール:僕も~》 (エレナ/アレン)いいこ いいこ~。 100 00:07:52,120 --> 00:07:54,620 《わ~い》 《うれしい》 101 00:07:54,620 --> 00:07:56,790 わ~ ちょっと待った! 102 00:07:56,790 --> 00:08:01,120 ダメだよ。 お前たち ブラッディベアーをかんでしとめたよな? 103 00:08:01,120 --> 00:08:04,130 口の中が汚いだろ。 (ジュール/フィート)あっ。 104 00:08:04,130 --> 00:08:07,300 今 きれいにしてあげるから じっとして。 105 00:08:07,300 --> 00:08:10,970 ウォッシング! 106 00:08:10,970 --> 00:08:14,140 《わ~ きれいになった》 《では 改めて》 107 00:08:14,140 --> 00:08:17,640 アハ アハハ。 くすぐった~い! 108 00:08:17,640 --> 00:08:20,140 (笑い声) 109 00:08:20,140 --> 00:08:24,980 2人とも元気になってよかった。 110 00:08:24,980 --> 00:08:28,820 《僕たちは 日が暮れるまでに ガヤの森を抜け➡ 111 00:08:28,820 --> 00:08:31,320 野営することにした》 112 00:08:37,160 --> 00:08:39,830 アレン エレナ 何が食べたい? 113 00:08:39,830 --> 00:08:43,170 (エレナ/アレン)ん~… クリームパン! 114 00:08:43,170 --> 00:08:46,840 う~ん…。 クリームパンは夕食向きじゃないから➡ 115 00:08:46,840 --> 00:08:49,340 明日の朝ごはんか おやつにしようよ。 116 00:08:49,340 --> 00:08:51,940 (アレン/エレナ)は~い。 素直でよろしい。 117 00:08:51,940 --> 00:08:54,610 そうだな 親子丼なんてどうだ。 118 00:08:54,610 --> 00:08:56,610 おやこ? どん? 119 00:08:56,610 --> 00:08:58,950 ごはんに卵がのっかったやつだよ。 120 00:08:58,950 --> 00:09:00,950 (エレナ/アレン)のっかった? 121 00:09:00,950 --> 00:09:03,620 おもしろ~い! たべる~! 122 00:09:03,620 --> 00:09:06,460 (アレン/エレナ)のっかった! のっかった! 123 00:09:06,460 --> 00:09:09,130 《ねぇ~ 僕もそれ食べたい》 124 00:09:09,130 --> 00:09:12,300 《兄様 私も》 《僕もぜひ!》 125 00:09:12,300 --> 00:09:15,300 えっ? 君たちも親子丼食べたいの? 126 00:09:15,300 --> 00:09:18,800 そっか了解! みんなで食べよう! 127 00:09:21,640 --> 00:09:24,810 ジャーン! できたぞ 親子丼! 128 00:09:24,810 --> 00:09:27,640 なんかちがう。 たまご のっかってない。 129 00:09:27,640 --> 00:09:30,650 えっ。 (エレナ/アレン)でも たべる~。 130 00:09:30,650 --> 00:09:33,050 《ジュール/フィート:いただきま~す!》 131 00:09:38,990 --> 00:09:41,990 そうか 大きい姿のままだと➡ 132 00:09:41,990 --> 00:09:44,090 一口で 終わっちゃいそうだもんな~。 133 00:09:47,160 --> 00:09:49,330 (エレナ/アレン)おいしい~。 134 00:09:49,330 --> 00:09:51,530 それは よかった。 135 00:09:57,170 --> 00:10:01,180 《こうして夜空を見上げるのは 久しぶりだな…。 136 00:10:01,180 --> 00:10:04,180 この世界に来て 何度も野営したけど。 137 00:10:04,180 --> 00:10:08,350 森の中か迷宮の中だったし…》 138 00:10:08,350 --> 00:10:12,020 あ… 月だ。 139 00:10:12,020 --> 00:10:17,190 《エーテルディアには 赤 黄 青の3つの月がある。 140 00:10:17,190 --> 00:10:21,530 今の季節に見えるのは 赤色と黄色の月だ。 141 00:10:21,530 --> 00:10:25,030 やっぱり ここは異世界なんだな…》 142 00:10:25,030 --> 00:10:29,040 ここに来て2か月か…。 143 00:10:29,040 --> 00:10:31,540 《いろんなことがありすぎて➡ 144 00:10:31,540 --> 00:10:34,540 今日まで あっという間だったなあ…》 145 00:10:34,540 --> 00:10:46,060 ♬~ 146 00:10:46,060 --> 00:10:48,220 (エレナ/アレン)あさ~! 147 00:10:48,220 --> 00:10:52,160 《簡単に朝食を済ませた僕たちは 先を急いだ。 148 00:10:52,160 --> 00:10:54,160 そして…》 149 00:10:54,160 --> 00:10:56,330 (エレナ/アレン)わ~! 150 00:10:56,330 --> 00:10:58,640 海だ! 151 00:11:04,670 --> 00:11:08,340 アレン エレナ これが海だよ。 152 00:11:08,340 --> 00:11:12,180 うわ~! おっきい! 153 00:11:12,180 --> 00:11:17,520 おみず あっち~。 こっち~ きゃ~。 154 00:11:17,520 --> 00:11:20,020 《フフ… とてもうれしそう》 155 00:11:20,020 --> 00:11:23,530 《そっか 2人は海を見るのが 初めてなんだね》 156 00:11:23,530 --> 00:11:26,860 アレン エレナ。 これは全部 しょっぱいお水なんだよ。 157 00:11:26,860 --> 00:11:29,200 しょっぱい? おいしい? 158 00:11:29,200 --> 00:11:33,370 おいしくはないかな。 飲んじゃダメだよ。 159 00:11:33,370 --> 00:11:35,570 きれいだな~。 160 00:11:43,050 --> 00:11:45,720 (エレナ/アレン)おにーちゃん。 うん? 161 00:11:45,720 --> 00:11:47,720 (エレナ/アレン)のんでいい? 162 00:11:47,720 --> 00:11:50,820 あれ~? 飲んじゃダメって 言ったばっかりだけどな~。 163 00:11:50,820 --> 00:11:53,820 そんなにお水が気になるの? (アレン/エレナ)うん。 164 00:11:53,820 --> 00:11:58,330 じゃあ 指先に少しつけて なめるだけならいいよ。 165 00:12:05,500 --> 00:12:09,510 (アレン/エレナ)しょっぱ~い! ハハハ 飲まなくてよかったね。 166 00:12:09,510 --> 00:12:12,180 《わぁ~》 《僕もまぜて~》 167 00:12:12,180 --> 00:12:16,850 《初めての海 楽しそうだな。 連れてきてよかった…》 168 00:12:16,850 --> 00:12:19,020 (ミレーナ)あの。 んっ? 169 00:12:19,020 --> 00:12:23,190 なんか今 声が聞こえたような…。 170 00:12:23,190 --> 00:12:26,590 (ミレーナ)あの… こちらです。 171 00:12:32,200 --> 00:12:34,360 《えっ!? 人が溺れてる!?》 172 00:12:34,360 --> 00:12:37,700 い… 今 助けます! インベントリ! 173 00:12:37,700 --> 00:12:40,870 えっと… 何か浮き輪みたいなもの なかったかな。 174 00:12:40,870 --> 00:12:43,710 (ミレーナ)あの…。 ちょ ちょっと待っててください! 175 00:12:43,710 --> 00:12:46,040 (ミレーナ)タクミ様で いらっしゃいますか? 176 00:12:46,040 --> 00:12:49,210 は… はいそうです。 タクミで…。 えっ? 177 00:12:49,210 --> 00:12:54,820 (ミレーナ)お初にお目にかかります。 私 人魚族のミレーナと申します。 178 00:12:54,820 --> 00:12:56,990 人魚族! 179 00:12:56,990 --> 00:12:59,990 《うわぁ ホントだ。 人魚だ。 180 00:12:59,990 --> 00:13:03,660 じゃあ 海の中の足はヒレとかなのかな…》 181 00:13:03,660 --> 00:13:06,000 とある水神の眷属様から➡ 182 00:13:06,000 --> 00:13:08,500 あなたのことを 教えていただきました。 183 00:13:08,500 --> 00:13:11,500 えっ? 水神の眷属様? 184 00:13:11,500 --> 00:13:15,670 《シルを通して アイテムやジュールを 送ってくれた人だろうか…?》 185 00:13:15,670 --> 00:13:17,670 (アレン/エレナ)おにーちゃ~ん。 186 00:13:17,670 --> 00:13:19,680 あれ~? だれ~? 187 00:13:19,680 --> 00:13:22,350 人魚さんだって。 にんぎょさん? 188 00:13:22,350 --> 00:13:27,850 うみに たべられちゃった? たぶん海に住んでるんだと思うよ。 189 00:13:27,850 --> 00:13:31,020 (アレン/エレナ)こんにちは~。 こんにちは。 190 00:13:31,020 --> 00:13:34,520 アレンくんとエレナちゃんですね。 聞き及んでいます。 191 00:13:34,520 --> 00:13:37,030 しってる!? なんで。 192 00:13:37,030 --> 00:13:41,860 ええと… それで なんで 水神の眷属様が僕のことを…。 193 00:13:41,860 --> 00:13:45,540 タクミ様でしたら 我々が直面している問題を➡ 194 00:13:45,540 --> 00:13:49,370 解決してくださると 助言いただいたのです。 195 00:13:49,370 --> 00:13:55,480 タクミ様 ぜひとも ご助力を お願いできませんでしょうか? 196 00:13:55,480 --> 00:13:58,980 えっと… 助力と言われても…。 197 00:13:58,980 --> 00:14:03,490 (ミレーナ)まずは 私たちの集落へ おいでいただけないでしょうか。 198 00:14:03,490 --> 00:14:06,990 そこで詳しいお話を…。 《集落…》 199 00:14:06,990 --> 00:14:09,990 ちょっと待ってください。 あなたたちの集落って➡ 200 00:14:09,990 --> 00:14:14,160 もしかしなくても海の中ですよね。 はい! 201 00:14:14,160 --> 00:14:16,330 では 行きましょう! いやいやいや! 202 00:14:16,330 --> 00:14:19,000 海の中には行けないです! んっ? 203 00:14:19,000 --> 00:14:22,340 僕たちは 水中では呼吸できないので…。 204 00:14:22,340 --> 00:14:27,510 《というか 僕は泳げないんだ~》 んっ? 205 00:14:27,510 --> 00:14:31,680 《日本にいた頃から僕は泳げない。 206 00:14:31,680 --> 00:14:34,350 泳ぎ方自体は 知ってるつもりだけど➡ 207 00:14:34,350 --> 00:14:39,020 運動神経がどうにも…》 ⦅ブクブク 沈んじゃうんだけど~⦆ 208 00:14:39,020 --> 00:14:44,690 《待てよ? シルに いろいろ 底上げしてもらってるから➡ 209 00:14:44,690 --> 00:14:49,200 もしかして 今の僕なら泳げるか? 210 00:14:49,200 --> 00:14:52,470 アレンとエレナに関しては 泳がせてみれば➡ 211 00:14:52,470 --> 00:14:55,140 すぐに マスターするかもしれないけど…》 212 00:14:55,140 --> 00:14:58,810 あ… 呼吸のことでしたら 問題ありません。 213 00:14:58,810 --> 00:15:01,510 こちらをご用意しております。 214 00:15:04,480 --> 00:15:06,820 と… 遠い…。 215 00:15:06,820 --> 00:15:09,120 少々お待ちください。 216 00:15:13,160 --> 00:15:16,560 んっ? ブレスレット? 217 00:15:18,490 --> 00:15:23,670 「人魚の腕輪 人魚の鱗が使われたブレスレット。 218 00:15:23,670 --> 00:15:27,170 身に着けた者は 水中での呼吸が可能になる」。 219 00:15:27,170 --> 00:15:32,180 体全体に薄い膜が張られるので 衣服は濡れない。 220 00:15:32,180 --> 00:15:36,010 確かに これがあれば大丈夫かな。 では! 221 00:15:36,010 --> 00:15:40,520 人魚族の集落は見てみたいし 行くのは かまわないですが➡ 222 00:15:40,520 --> 00:15:43,020 その問題とやらが 解決できるかどうかは➡ 223 00:15:43,020 --> 00:15:46,360 わかりませんよ? ええ 大丈夫です! 224 00:15:46,360 --> 00:15:50,290 ぜひともお願いいたします。 じゃあ ジュール フィート ボルトは➡ 225 00:15:50,290 --> 00:15:52,460 いったん影に戻ってくれる? 226 00:15:52,460 --> 00:15:54,760 わふ! がう! ピィ。 227 00:15:57,130 --> 00:16:00,340 アレン エレナ これをつけるよ。 228 00:16:02,640 --> 00:16:04,970 わ~! きれい~! 229 00:16:04,970 --> 00:16:08,310 うみ いくの~? そうだよ。 怖い? 230 00:16:08,310 --> 00:16:10,480 (アレン/エレナ)たのしそう! 231 00:16:10,480 --> 00:16:13,650 (エレナ/アレン)わ~い! よし じゃあ行こう! 232 00:16:13,650 --> 00:16:18,320 (エレナ/アレン)おみず! おみず! おぉ 本当だ 濡れてない。 233 00:16:18,320 --> 00:16:21,320 じゃあ アレン エレナ 潜るよ! 234 00:16:30,330 --> 00:16:32,840 呼吸のほうは大丈夫でしょうか? 235 00:16:32,840 --> 00:16:36,170 あっ… つい息を止めてしまいました。 236 00:16:36,170 --> 00:16:41,510 《って 水中で会話できる!? 2人は…》 237 00:16:41,510 --> 00:16:45,350 2人とも大丈夫か~? (エレナ/アレン)たのしい~! 238 00:16:45,350 --> 00:16:48,520 《初めての海なのに もう泳いでる。 239 00:16:48,520 --> 00:16:53,120 やっぱり 飲み込み早いな》 240 00:16:53,120 --> 00:16:57,290 よし 僕も! え~と 平泳ぎ? クロール? 241 00:16:57,290 --> 00:17:00,960 進んでるのか これ…! 242 00:17:00,960 --> 00:17:03,970 大丈夫そうですか? あぁ…。 243 00:17:03,970 --> 00:17:07,640 フフッ… 大丈夫そうですね。 244 00:17:07,640 --> 00:17:11,140 《お~っ! 間違いなく人魚だ! 245 00:17:11,140 --> 00:17:13,640 鱗ついてるし…》 246 00:17:16,310 --> 00:17:18,650 フフッ…。 247 00:17:18,650 --> 00:17:21,480 はっ! 《じっくり観察してしまった!》 248 00:17:21,480 --> 00:17:24,650 だ… 大丈夫です。 お待たせしました。 249 00:17:24,650 --> 00:17:27,990 では参りましょう。 250 00:17:27,990 --> 00:17:32,330 ミレーナさん ここら辺の魔物って どんなものがいるんですか? 251 00:17:32,330 --> 00:17:35,830 この辺りは サンドクラブやハンマーフィッシュなど➡ 252 00:17:35,830 --> 00:17:40,670 あまり強くない魔物が主です。 あ… うわさをすれば。 253 00:17:40,670 --> 00:17:42,670 ハンマーフィッシュです。 254 00:17:42,670 --> 00:17:47,340 《頭の鈍器にさえ気をつければ それほど苦労せずに倒せるはず》 255 00:17:47,340 --> 00:17:49,510 (エレナ/アレン)たおす~! あっ。 256 00:17:49,510 --> 00:17:51,450 (エレナ/アレン)やあっ! (ハンマーフィッシュ)ギャー。 257 00:17:51,450 --> 00:17:53,450 まあ! 《特に水中ということでの➡ 258 00:17:53,450 --> 00:17:55,450 ハンデもなさそうだな》 259 00:17:55,450 --> 00:17:58,290 おにーちゃん。 おさかな~。 260 00:17:58,290 --> 00:18:00,460 ありがとう。 261 00:18:00,460 --> 00:18:03,130 (エレナ/アレン)あっ! へんなの きた~! 262 00:18:03,130 --> 00:18:06,630 サンドクラブか? (エレナ/アレン)たおす~! 263 00:18:06,630 --> 00:18:10,630 ハサミに気をつけるんだよ! ケガしないようにな! 264 00:18:10,630 --> 00:18:13,040 (エレナ/アレン)は~い! 265 00:18:17,810 --> 00:18:21,640 お強いですわね。 ええ まあ… ハハハ。 266 00:18:21,640 --> 00:18:24,810 (エレナ/アレン)これ な~に? サンドクラブ。 カニだよ。 267 00:18:24,810 --> 00:18:28,320 (エレナ/アレン)かに~? ゆでて食べたらおいしいよ。 268 00:18:28,320 --> 00:18:31,820 今度食べようか。 (エレナ/アレン)たべる~! 269 00:18:40,330 --> 00:18:42,830 うん? ようこそ。 270 00:18:45,330 --> 00:18:47,500 ようこそいらっしゃいました。 271 00:18:47,500 --> 00:18:53,280 こちらが私どもの集落です。 ここが…。 272 00:18:53,280 --> 00:18:55,780 きらきら~! きれ~! 273 00:18:55,780 --> 00:18:59,280 そうだね。 とてもきれいだ。 274 00:18:59,280 --> 00:19:04,620 「海晶石 海そのものが 結晶化したといわれる水晶。 275 00:19:04,620 --> 00:19:07,290 海の力を秘めている」か…。 276 00:19:07,290 --> 00:19:11,790 蒼い海という意味で 私どもは 「蒼海宮」と呼んでいます。 277 00:19:11,790 --> 00:19:14,300 後で中をご案内しますが➡ 278 00:19:14,300 --> 00:19:17,970 その前に 蒼海宮の裏手へ 回っていただけますか? 279 00:19:17,970 --> 00:19:20,140 あっ はい。 280 00:19:20,140 --> 00:19:24,640 問題というのは他でもありません。 あっ…。 281 00:19:24,640 --> 00:19:27,140 これをどうにかしてほしいのです。 282 00:19:27,140 --> 00:19:31,150 (アレン/エレナ)これ な~に? 沈没船… だね。 283 00:19:31,150 --> 00:19:35,480 この船の奥に サンゴを育てている場所へと続く➡ 284 00:19:35,480 --> 00:19:38,320 洞窟の入り口があるのですが➡ 285 00:19:38,320 --> 00:19:41,160 ご覧のとおり 塞がってしまいまして…。 286 00:19:41,160 --> 00:19:43,660 この奥に? はい。 287 00:19:43,660 --> 00:19:47,160 集落の者が総出で なんとかしようとしましたが➡ 288 00:19:47,160 --> 00:19:49,170 びくともせず…。 289 00:19:49,170 --> 00:19:53,170 確かに思いっきり塞がってますね。 ええ…。 290 00:19:53,170 --> 00:19:58,670 そうして困り果てていたところ 蒼海宮のあるじ 巫女姫様が➡ 291 00:19:58,670 --> 00:20:02,510 水神の眷属様から お言葉を授かったのです。 292 00:20:02,510 --> 00:20:06,680 タクミ様なら解決してくださると。 僕なら? 293 00:20:06,680 --> 00:20:11,850 《あっ! そうか。 沈没船を インベントリに入れればいいだけか。 294 00:20:11,850 --> 00:20:16,190 入る… よな…》 どうでしょう。 295 00:20:16,190 --> 00:20:20,400 大丈夫です。 これならすぐ終わると思います。 296 00:20:22,530 --> 00:20:25,130 インベントリ。 297 00:20:31,210 --> 00:20:36,210 (エレナ/アレン)お~! すごい! あんな大きなものが! 298 00:20:36,210 --> 00:20:39,380 沈没船 ディートリンデ号。 299 00:20:39,380 --> 00:20:44,050 よかった。 船員はみんな 脱出していたみたいだな。 300 00:20:44,050 --> 00:20:46,720 これで大丈夫ですか? 301 00:20:46,720 --> 00:20:49,890 わっ! 302 00:20:49,890 --> 00:20:53,160 にんぎょさん。 いっぱ~い! 303 00:20:53,160 --> 00:20:56,500 《人魚って男性もいるんだな…》 304 00:20:56,500 --> 00:20:59,670 タクミ様 本当にありがとうございます! 305 00:20:59,670 --> 00:21:03,510 いえ それより サンゴを 見に行かなくて大丈夫ですか? 306 00:21:03,510 --> 00:21:08,010 私たちが見てきますね。 よろしくお願いします。 307 00:21:08,010 --> 00:21:10,680 大切なサンゴなんですか? ええ。 308 00:21:10,680 --> 00:21:13,350 いろいろな薬の材料になります。 309 00:21:13,350 --> 00:21:19,360 特に人魚族がかかる病の特効薬に 絶対に必要なものですから➡ 310 00:21:19,360 --> 00:21:22,360 あのサンゴを失うわけには いかないのです。 311 00:21:22,360 --> 00:21:24,360 無事だといいけど…。 312 00:21:24,360 --> 00:21:27,860 出入りできなくなってから それほどたっていませんので➡ 313 00:21:27,860 --> 00:21:33,200 枯れたりはしていないはずです。 それならよかったです。 314 00:21:33,200 --> 00:21:36,870 では 巫女姫様のところへ ご案内します。 315 00:21:36,870 --> 00:21:41,080 あ… はい。 アレン エレナ 行くよ~! (エレナ/アレン)は~い! 316 00:21:49,050 --> 00:21:51,490 (ノック) 317 00:21:51,490 --> 00:21:56,490 巫女姫様。 タクミ様とアレン様 エレナ様を お連れしました。 318 00:21:56,490 --> 00:22:00,600 (巫女姫)入ってください。 (ミレーナ)失礼します。 319 00:22:03,500 --> 00:22:08,170 (巫女姫)タクミ様 アレン様 エレナ様➡ 320 00:22:08,170 --> 00:22:11,340 ようこそいらっしゃいました。 321 00:22:11,340 --> 00:22:13,540 フフッ。