1 00:00:02,002 --> 00:00:05,339 (巫女姫)タクミ様 アレン様 エレナ様➡ 2 00:00:05,339 --> 00:00:09,676 ようこそおいでくださいました。 (タクミ)おぉ。 3 00:00:09,676 --> 00:00:12,679 《おとぎ話の乙姫みたいな…》 4 00:00:12,679 --> 00:00:16,383 (エレナ/アレン)きれ~! フフッ。 5 00:01:57,551 --> 00:02:00,487 お招き ありがとうございます? 6 00:02:00,487 --> 00:02:04,157 フフフッ そう かたくならないでくださいませ。 7 00:02:04,157 --> 00:02:08,328 むしろ 私たちが 皆様を敬う立場になりますわ。 8 00:02:08,328 --> 00:02:10,998 えっ!? 水神の眷属様が➡ 9 00:02:10,998 --> 00:02:14,334 タクミ様は恩人だと おっしゃっておりましたもの。 10 00:02:14,334 --> 00:02:20,340 (ミレーナ)巫女姫様 タクミ様のおかげで 船の問題も無事片づきましたわ。 11 00:02:20,340 --> 00:02:24,177 今 別のものが サンゴを確認しにいっております。 12 00:02:24,177 --> 00:02:28,515 まあ! 本当によかったですね。 では タクミ様は➡ 13 00:02:28,515 --> 00:02:34,021 私たちにとっても恩人ですわね~。 そうですわ。 14 00:02:34,021 --> 00:02:38,191 《眷属様って… 彼女たちに何を話したんだ? 15 00:02:38,191 --> 00:02:41,361 まさか 僕たちの正体をバラしてたり…》 16 00:02:41,361 --> 00:02:43,363 (エレナ/アレン)ですわ~。 17 00:02:43,363 --> 00:02:47,367 え~っと 眷属様から 何を 聞いているかわかりませんが➡ 18 00:02:47,367 --> 00:02:51,371 そのことを知っているのは…? 安心してください。 19 00:02:51,371 --> 00:02:55,042 水神の眷属様から お言葉をいただいたこと自体➡ 20 00:02:55,042 --> 00:02:58,712 私と ここにいる2人しか 知りません。 21 00:02:58,712 --> 00:03:02,983 もちろん 口外もいたしませんわ。 そうですか…。 22 00:03:02,983 --> 00:03:05,152 ありがとうございます。 23 00:03:05,152 --> 00:03:09,489 タクミ様の人となりについて いろいろ伺っておりますわ。 24 00:03:09,489 --> 00:03:13,994 とてもお優しいお方だそうですね。 勘弁してください。 25 00:03:13,994 --> 00:03:18,498 フフッ 眷属様がおっしゃっていた とおりの方みたいですわね。 26 00:03:18,498 --> 00:03:23,170 (ガルド)巫女姫様 タクミ様が困っておいでですよ。 27 00:03:23,170 --> 00:03:27,507 あら ガルド… 私は 本当のことを言ってるだけで➡ 28 00:03:27,507 --> 00:03:30,844 タクミ様を困らせているつもりは ありませんわ。 29 00:03:30,844 --> 00:03:35,182 コホン… では 巫女姫様は初対面の方に➡ 30 00:03:35,182 --> 00:03:37,851 「巫女姫様のことは よく存じております。 31 00:03:37,851 --> 00:03:41,021 大層おてんばな毎日を 送っているとか」➡ 32 00:03:41,021 --> 00:03:44,191 などと言われても お困りにはなりませんね。 33 00:03:44,191 --> 00:03:46,193 む~っ。 34 00:03:46,193 --> 00:03:49,196 タクミ様 申し訳ございませんでしたわ。 35 00:03:49,196 --> 00:03:51,198 いいえ…。 36 00:03:51,198 --> 00:03:53,867 《巫女姫様 実は おてんばなのか…》 37 00:03:53,867 --> 00:03:56,203 紹介がまだでしたわね。 38 00:03:56,203 --> 00:04:01,308 こちらは ここに住まう人魚族を 束ねている長 ガルドです。 39 00:04:01,308 --> 00:04:06,146 長のガルドと申します。 この度は ありがとうございました。 40 00:04:06,146 --> 00:04:11,318 いえ。 あの… 蒼海宮のあるじは 巫女姫様だと聞きましたが➡ 41 00:04:11,318 --> 00:04:14,154 長は別なのですか? ええ。 42 00:04:14,154 --> 00:04:17,491 巫女姫は いわゆる名誉職ですわ。 43 00:04:17,491 --> 00:04:23,497 一族の中で 神様と相性のよい者が 代々 就任しているのです。 44 00:04:23,497 --> 00:04:26,833 まあ 実際は 能力はあまり関係なく➡ 45 00:04:26,833 --> 00:04:31,671 神聖な者の象徴として 存在するだけの ただの慣習です。 46 00:04:31,671 --> 00:04:35,675 堅苦しいから 本当は なりたくなかったんだけど…。 47 00:04:35,675 --> 00:04:38,512 巫女姫をやるのも大変なんですね。 48 00:04:38,512 --> 00:04:42,682 フフフッ… そうなのですよ。 そうそう! 49 00:04:42,682 --> 00:04:46,520 タクミ様に報酬をお渡ししないと いけませんわね! 50 00:04:46,520 --> 00:04:50,524 えっ いえ… 本当に 大したことしてないですし➡ 51 00:04:50,524 --> 00:04:54,361 大丈夫ですよ。 そういうわけにはいきませんわ。 52 00:04:54,361 --> 00:04:56,530 何か欲しいものがありましたら➡ 53 00:04:56,530 --> 00:04:58,532 なんでも おっしゃってくださいませ。 54 00:04:58,532 --> 00:05:00,467 え~ 困ったな…。 55 00:05:00,467 --> 00:05:02,469 う~ん…。 56 00:05:02,469 --> 00:05:06,306 《そういえば あれから いろいろやってみたけど➡ 57 00:05:06,306 --> 00:05:08,808 全然うまく使えないんだよな》 58 00:05:08,808 --> 00:05:11,978 あ… あの もしよろしければ➡ 59 00:05:11,978 --> 00:05:16,983 僕たちに水魔法の使い方を 教えてもらえないでしょうか? 60 00:05:16,983 --> 00:05:18,985 水魔法ですか? 61 00:05:18,985 --> 00:05:22,322 僕たち 水魔法スキルは 持っているんですが➡ 62 00:05:22,322 --> 00:05:25,158 うまく使いこなせなくて 困っているんです。 63 00:05:25,158 --> 00:05:29,329 それに この子たちは 魔法自体を 使ったことがないので…。 64 00:05:29,329 --> 00:05:33,667 なるほど。 でしたら私が お教えしましょう。 65 00:05:33,667 --> 00:05:36,503 でも 報酬は それとは別ですわ。 66 00:05:36,503 --> 00:05:40,006 いえ 教えていただけるだけで 十分です。 67 00:05:40,006 --> 00:05:42,509 これ以上は もらいすぎて…。 いいえ! 68 00:05:42,509 --> 00:05:44,844 お願いですから 受け取ってください! 69 00:05:44,844 --> 00:05:47,013 《困ったな…》 70 00:05:47,013 --> 00:05:49,849 巫女姫様…。 71 00:05:49,849 --> 00:05:53,186 そうでしたね。 んっ? タクミ様。 72 00:05:53,186 --> 00:05:56,523 私たちには不要なものでしたら いかがですか? 73 00:05:56,523 --> 00:06:00,460 不要なもの? そんなものを差し上げるなんて➡ 74 00:06:00,460 --> 00:06:02,629 失礼だと承知しておりますが➡ 75 00:06:02,629 --> 00:06:06,032 タクミ様たちには きっと役立つはずですわ。 76 00:06:07,968 --> 00:06:12,472 これ… ですか? ええ。 どうぞご覧ください。 77 00:06:14,808 --> 00:06:17,811 鑑定。 78 00:06:17,811 --> 00:06:22,148 「ブラッカの水草 温度を下げる効果があるので➡ 79 00:06:22,148 --> 00:06:26,987 解熱剤や火傷に効く 塗り薬の材料となる」。 80 00:06:26,987 --> 00:06:32,659 「ロックシェルの貝殻 粉末にすると 洗浄剤の材料となる」。 81 00:06:32,659 --> 00:06:37,998 「ジャイアントシャークの骨 武器の素材として活用される」。 82 00:06:37,998 --> 00:06:41,167 へえ~! いろいろあって おもしろいな。 83 00:06:41,167 --> 00:06:44,337 (エレナ/アレン)わ~! フフッ…。 84 00:06:44,337 --> 00:06:47,674 (アレン)おにーちゃん。 (エレナ)これな~に? 85 00:06:47,674 --> 00:06:49,676 真珠!? でかっ! 86 00:06:49,676 --> 00:06:52,012 しんじゅ~。 つやつや~。 87 00:06:52,012 --> 00:06:56,016 しかも いろんな色の… こんな真珠 初めて見た。 88 00:06:56,016 --> 00:06:58,184 実を申しますと➡ 89 00:06:58,184 --> 00:07:01,621 ここは 私どものゴミ捨て場なのです…。 90 00:07:01,621 --> 00:07:03,957 えっ!? ゴ… ゴミ捨て場!? 91 00:07:03,957 --> 00:07:07,127 ってことは 全部ゴミってことですか!? 92 00:07:07,127 --> 00:07:10,797 す… すみません! やはり失礼でしたでしょうか!? 93 00:07:10,797 --> 00:07:13,466 えっ? いや そうではなく…。 94 00:07:13,466 --> 00:07:16,803 (エレナ/アレン)ゴミ きれ~だね! ね~! 95 00:07:16,803 --> 00:07:19,806 じゃなくて! これ真珠ですよ!? 96 00:07:19,806 --> 00:07:23,643 食用の貝から たまに出てくる石ですね。 97 00:07:23,643 --> 00:07:27,480 宝石の一種ですが…。 そうなのですか? 98 00:07:27,480 --> 00:07:29,816 私も宝石は好きですが➡ 99 00:07:29,816 --> 00:07:33,653 宝石というのは もっと透明でキラキラしてますわよ? 100 00:07:33,653 --> 00:07:35,989 とうめ~? きらきら~? 101 00:07:35,989 --> 00:07:41,161 私どもには価値がなくても 人族の方には魅力的なものだと➡ 102 00:07:41,161 --> 00:07:45,165 眷属様から伺ったのを 思い出したのです。 103 00:07:45,165 --> 00:07:48,501 気に入ったみたいだね。 (笑い声) 104 00:07:48,501 --> 00:07:52,839 《結局 洞窟内にあった品々は 報酬としてもらい受け➡ 105 00:07:52,839 --> 00:07:56,543 その日は 蒼海宮で 泊めてもらうことになった》 106 00:07:58,845 --> 00:08:01,114 (エレナ/アレン)お~! おぉ! 107 00:08:01,114 --> 00:08:04,284 タクミ様 遠慮せずに食べてくださいね! 108 00:08:04,284 --> 00:08:07,287 はい… ありがとうございます。 109 00:08:07,287 --> 00:08:15,795 ♬~ 110 00:08:15,795 --> 00:08:19,632 《なんか 浦島太郎みたいじゃないか? 111 00:08:19,632 --> 00:08:22,969 陸に戻ったら おじいさんに… とかないよな?》 112 00:08:22,969 --> 00:08:25,972 おにーちゃん。 おいしいね。 113 00:08:25,972 --> 00:08:28,808 《そうか 僕がおじいさんってことは➡ 114 00:08:28,808 --> 00:08:30,810 2人も…》 115 00:08:30,810 --> 00:08:33,613 うわ~ ダメダメ! まだ早いよ~! 116 00:08:35,648 --> 00:08:39,152 (エレナ/アレン)たべないの~? 食べる…。 117 00:08:41,821 --> 00:08:43,823 おぉ! 118 00:08:43,823 --> 00:08:47,660 (エレナ/アレン)おぉ! おもしろ~い! 119 00:08:47,660 --> 00:08:51,164 ホントだね。 おさかな。 120 00:08:51,164 --> 00:08:54,000 たおす? 見てようね。 121 00:08:54,000 --> 00:08:57,003 水族館みたいなものだよ。 (アレン/エレナ)んっ? 122 00:08:57,003 --> 00:09:01,775 わかんないか。 あっ ほら あれ エイだよ。 123 00:09:01,775 --> 00:09:04,444 あれは~? クラゲだね。 124 00:09:04,444 --> 00:09:07,113 かわいい! あれは~? 125 00:09:07,113 --> 00:09:11,017 あれは… 僕も知らない。 126 00:09:13,787 --> 00:09:18,625 ここなら 思いっきり 魔法を使っても大丈夫でしょう。 127 00:09:18,625 --> 00:09:21,461 よろしくお願いします。 (エレナ/アレン)よろしく~! 128 00:09:21,461 --> 00:09:24,464 お願いします! (エレナ/アレン)おねがいします! 129 00:09:24,464 --> 00:09:29,469 (ガルド)はい お願いします。 では まず魔法を行使する際の➡ 130 00:09:29,469 --> 00:09:32,305 魔力の使い方から ご説明しましょう。 131 00:09:32,305 --> 00:09:34,307 使い方? ええ。 132 00:09:34,307 --> 00:09:37,977 これには 大きく分けて 2通りございます。 133 00:09:37,977 --> 00:09:41,314 操ることと 作り出すことです。 134 00:09:41,314 --> 00:09:44,484 地上で魔法を使う場合 土や風は➡ 135 00:09:44,484 --> 00:09:48,154 近くに存在するそれらを 操ることとなります。 136 00:09:48,154 --> 00:09:52,992 なるほど…。 しかし 水や火の魔法を使う場合➡ 137 00:09:52,992 --> 00:09:57,497 まずは 作り出さなくてはなりません。 138 00:09:57,497 --> 00:10:00,834 水のない場所で 水魔法を使う場合は➡ 139 00:10:00,834 --> 00:10:04,170 それが前提となります。 確かに。 140 00:10:04,170 --> 00:10:06,172 (エレナ/アレン)ふむふむ…。 141 00:10:06,172 --> 00:10:10,510 ですから 逆に言えば ここでなら風魔法と変わらずに➡ 142 00:10:10,510 --> 00:10:15,014 水魔法を発動できるでしょう。 一度 試してみてください。 143 00:10:15,014 --> 00:10:17,016 はい…。 144 00:10:20,854 --> 00:10:23,156 《ウォーターピラー》 145 00:10:25,525 --> 00:10:27,694 (エレナ/アレン)わ~! お見事です。 146 00:10:27,694 --> 00:10:30,864 では アレン様とエレナ様。 (アレン/エレナ)んっ? 147 00:10:30,864 --> 00:10:34,367 まだ魔法を使ったことが ないんでしたね。 148 00:10:34,367 --> 00:10:37,704 まずは魔力の流れについて お教えしましょう。 149 00:10:37,704 --> 00:10:41,708 お願いします。 お手をお借りします。 150 00:10:48,047 --> 00:10:50,049 わかりますかな? 151 00:10:50,049 --> 00:10:54,053 (アレン/エレナ)あったか~い? ええ それが魔力です。 152 00:10:54,053 --> 00:10:58,057 (アレン/エレナ)まりょく~? 魔法の源ですよ。 153 00:10:58,057 --> 00:11:00,660 ご自身の中にも魔力があります。 154 00:11:00,660 --> 00:11:04,163 それを 感じ取ることはできますか? 155 00:11:04,163 --> 00:11:06,666 (アレン/エレナ)はぁ…? 156 00:11:06,666 --> 00:11:11,337 体の中にある さっきみたいな あったかいのを探してごらん。 157 00:11:11,337 --> 00:11:13,540 (アレン/エレナ)うん…。 158 00:11:18,011 --> 00:11:22,182 《今まで 体に刷り込まれた感覚で 魔法を使ってたから➡ 159 00:11:22,182 --> 00:11:25,351 魔力がどうのなんて 気にしてなかったけど➡ 160 00:11:25,351 --> 00:11:30,023 これが魔力か。 うん 感じ取れるな》 161 00:11:30,023 --> 00:11:32,692 (アレン/エレナ)あったかいの あった~。 162 00:11:32,692 --> 00:11:35,862 ホホッ! 感じ取れたようですね。 163 00:11:35,862 --> 00:11:40,366 では 水をすくって 魔力を少し手に集め➡ 164 00:11:40,366 --> 00:11:42,869 このように…。 165 00:11:45,205 --> 00:11:48,708 (アレン/エレナ)お~! 魔力を流す量を➡ 166 00:11:48,708 --> 00:11:52,378 コントロールする練習をしてみましょう。 167 00:11:52,378 --> 00:11:55,548 (アレン/エレナ)むぅ~。 168 00:11:55,548 --> 00:11:58,217 (アレン/エレナ)できた~。 おぉ…。 169 00:11:58,217 --> 00:12:01,654 アレン エレナ 1回目でできるなんて すごいぞ! 170 00:12:01,654 --> 00:12:04,324 すごいですわ! コツをつかむまでは➡ 171 00:12:04,324 --> 00:12:07,827 なかなか難しいんですよ! そうなんですか? 172 00:12:07,827 --> 00:12:12,498 きれいな丸い形を作り出すのに 集落の優秀な子でも➡ 173 00:12:12,498 --> 00:12:15,668 半日くらいはかかりますね。 へえ~。 174 00:12:15,668 --> 00:12:18,338 《いや~ うちの子たちは すごいね》 175 00:12:18,338 --> 00:12:22,342 では次に ウォーターボールを試してみましょう。 176 00:12:22,342 --> 00:12:25,678 タクミ様が見本を見せたほうが よろしいかと。 177 00:12:25,678 --> 00:12:28,514 えっ? あの岩を的にして➡ 178 00:12:28,514 --> 00:12:32,619 お願いできますか? わかりました…。 179 00:12:35,688 --> 00:12:39,025 ウォーターボール。 180 00:12:39,025 --> 00:12:41,027 (エレナ/アレン)お~! 181 00:12:44,530 --> 00:12:46,866 できた…。 182 00:12:46,866 --> 00:12:49,369 アレンもやる~! エレナも~! 183 00:12:49,369 --> 00:12:53,039 ハハッ! では試してみましょう。 184 00:12:53,039 --> 00:12:56,876 (エレナ/アレン)ウォーターボール! 185 00:12:56,876 --> 00:12:59,379 (エレナ/アレン)えいっ! 186 00:12:59,379 --> 00:13:01,814 おぉ! (エレナ/アレン)できた~! 187 00:13:01,814 --> 00:13:03,983 2人とも上手だよ~! 188 00:13:03,983 --> 00:13:08,488 こんなにもあっさり…。 想像以上ですわね…。 189 00:13:08,488 --> 00:13:11,991 《その後 みんなが 蒼海宮に帰ったあとも➡ 190 00:13:11,991 --> 00:13:15,495 僕らは もう少し残って 練習することにした》 191 00:13:15,495 --> 00:13:18,331 そうそう! いいよ 2人とも! 192 00:13:18,331 --> 00:13:22,168 《あとはウォーターウォールとかも覚えたら 便利かな~》 193 00:13:22,168 --> 00:13:25,505 (エレナ/アレン)うっ…。 な… なんだ? どうした? 194 00:13:25,505 --> 00:13:28,508 おにーちゃん…。 あれ~…。 195 00:13:31,010 --> 00:13:33,813 何かいる…? 探知。 196 00:13:36,849 --> 00:13:40,186 あっ… うわっ! 197 00:13:40,186 --> 00:13:44,023 海が… な… なんだ!? 198 00:13:44,023 --> 00:13:46,859 (シルフィリール)ねえ これはどういうこと? 199 00:13:46,859 --> 00:13:49,195 (マイヤ)その… あの…。 200 00:13:49,195 --> 00:13:53,032 水神ウィンデルんとこの眷属長… え~っと…。 201 00:13:53,032 --> 00:13:56,369 マイヤです…。 マイヤさん。 で…? 202 00:13:56,369 --> 00:14:00,473 はい… アレン様とエレナ様の様子を 確認するために➡ 203 00:14:00,473 --> 00:14:02,642 地上をのぞいたときに➡ 204 00:14:02,642 --> 00:14:06,145 人魚族の集落の問題に 気付きまして…。 205 00:14:06,145 --> 00:14:09,982 ああ あれね。 大きい船が沈没してるなんて➡ 206 00:14:09,982 --> 00:14:13,820 驚いただろうね。 うん 確かに大変そうだった。 207 00:14:13,820 --> 00:14:15,988 で…? うぅ…。 208 00:14:15,988 --> 00:14:19,992 タクミ様が協力してくだされば 解決すると思い…。 209 00:14:19,992 --> 00:14:23,496 で… 神託をしちゃったわけ? はい…。 210 00:14:23,496 --> 00:14:28,835 はぁ…。 まあ 神託で地上に 住む人たちに助言をするのは➡ 211 00:14:28,835 --> 00:14:34,173 僕たち 神や眷属ができる 数少ない干渉の一つだけどさ…。 212 00:14:34,173 --> 00:14:37,009 どうして タクミさんを巻き込んじゃうの? 213 00:14:37,009 --> 00:14:42,181 今 僕たちは 現在進行形で 彼に お世話になりっぱなしなんだよ? 214 00:14:42,181 --> 00:14:44,517 なのに 更に頼っちゃうわけ? 215 00:14:44,517 --> 00:14:47,019 水神の眷属からの推薦なんて 言われたら➡ 216 00:14:47,019 --> 00:14:49,355 タクミさんは断れないでしょ!? 217 00:14:49,355 --> 00:14:52,692 彼に頼めば簡単に 解決できることだとしても➡ 218 00:14:52,692 --> 00:14:55,528 ほいほい頼るのは よくないよね!? 219 00:14:55,528 --> 00:14:58,030 今回はタクミさんのほうが 得るものが多かったから➡ 220 00:14:58,030 --> 00:15:01,801 目をつぶるけど 次は ちゃんと僕を通してよね! 221 00:15:01,801 --> 00:15:05,304 は… はい! 申し訳ありませんでした! 222 00:15:07,306 --> 00:15:09,642 はぁ…。 223 00:15:09,642 --> 00:15:13,045 (ヴィント)珍しくご立腹のようですね。 224 00:15:14,981 --> 00:15:19,819 はぁ… そもそも 水神ウィンデルのヤツが いろいろ ほっぽり出して! 225 00:15:19,819 --> 00:15:21,821 あちこち放浪してるから! 226 00:15:21,821 --> 00:15:25,658 彼女たちも大変なのは わかってるんだけど…。 227 00:15:25,658 --> 00:15:28,661 シルフィリール様が彼女を一喝したのは➡ 228 00:15:28,661 --> 00:15:32,331 タクミ殿に肩入れしているからかと 思っていました。 229 00:15:32,331 --> 00:15:35,001 確かに 肩入れはしているね。 230 00:15:35,001 --> 00:15:38,671 タクミさんを この世界に 招いてしまったのは僕だし…。 231 00:15:38,671 --> 00:15:42,341 あ~っ なんであんなドジを…。 232 00:15:42,341 --> 00:15:44,844 ダメかい? いいえ。 233 00:15:44,844 --> 00:15:48,014 タクミ殿は 他の者とは 比べ物にならないくらい➡ 234 00:15:48,014 --> 00:15:50,850 重要なものを抱えていますからね。 235 00:15:50,850 --> 00:15:55,354 シルフィリール様の援助くらいで 誰も文句など言いませんよ。 236 00:15:55,354 --> 00:15:57,356 だよね~! 237 00:15:57,356 --> 00:15:59,859 ところで シルフィリール様。 何? 238 00:15:59,859 --> 00:16:04,130 タクミ殿たちがピンチのようですが…。 はあ~っ!? 239 00:16:04,130 --> 00:16:06,966 う… 海が! (エレナ/アレン)わ~…。 240 00:16:06,966 --> 00:16:09,468 2人とも 僕に しっかりつかまって! 241 00:16:13,472 --> 00:16:16,776 なっ… なんだ!? (エレナ/アレン)おにーちゃん! 242 00:16:18,811 --> 00:16:22,815 鑑定! リ… リヴァイアサン!? 243 00:16:22,815 --> 00:16:27,153 へび~? リヴァイアサンは竜 水竜だよ。 244 00:16:27,153 --> 00:16:29,322 りゅー? 245 00:16:29,322 --> 00:16:32,158 攻撃… してこないのか? 246 00:16:32,158 --> 00:16:36,162 《ふむ… 変わった気配が すると思って来てみれば➡ 247 00:16:36,162 --> 00:16:38,497 風神様の眷属か…》 248 00:16:38,497 --> 00:16:40,833 しゃ… しゃべった!? 念話!? 249 00:16:40,833 --> 00:16:46,505 《それに そこにいるのは 水神様の子のようだのう。 250 00:16:46,505 --> 00:16:49,008 ふむ… あのときの子か》 251 00:16:49,008 --> 00:16:51,844 2人のことを 知っているんですか? 252 00:16:51,844 --> 00:16:55,014 というか やはり水神の子なんですね? 253 00:16:55,014 --> 00:16:57,683 《むっ 知らなかったのか》 254 00:16:57,683 --> 00:17:00,620 なんとなく 予想はしていましたが…。 255 00:17:00,620 --> 00:17:04,457 《その子らが生まれたとき 保護を求められた》 256 00:17:04,457 --> 00:17:07,460 えっ!? なぜ保護しなかったんですか? 257 00:17:07,460 --> 00:17:12,965 《なぜとな… 我が人の国へ行き 子らを保護しようなどしたら➡ 258 00:17:12,965 --> 00:17:15,134 大変な騒ぎになるだろう》 259 00:17:15,134 --> 00:17:18,137 《確かに街は半壊しそうだ…》 260 00:17:18,137 --> 00:17:21,307 《しかし ここで会ったのも 何かの縁だ。 261 00:17:21,307 --> 00:17:24,310 困ったときは 我が力を貸そう》 262 00:17:24,310 --> 00:17:26,312 あっ ありがとうございます。 263 00:17:26,312 --> 00:17:30,816 《では 我に名前をつけよ。 それが仮契約となる》 264 00:17:30,816 --> 00:17:32,818 名前? ですか? 265 00:17:32,818 --> 00:17:34,987 《うむ… 主従ではなく➡ 266 00:17:34,987 --> 00:17:37,990 あくまで縁をつなぐための契約だ。 267 00:17:37,990 --> 00:17:41,661 さすれば 我を召喚することが可能となる。 268 00:17:41,661 --> 00:17:45,164 まあ 承諾するかは 我次第だがのう》 269 00:17:45,164 --> 00:17:47,667 なるほど… 名前…。 270 00:17:47,667 --> 00:17:50,002 では カイザーというのは どうでしょう? 271 00:17:50,002 --> 00:17:52,305 《うむ。 よかろう》 272 00:17:54,674 --> 00:17:56,676 (エレナ/アレン)わ~。 おぉ? 273 00:18:03,616 --> 00:18:09,622 《無事になされたな。 我はカイザー。 これからは そう呼べ》 274 00:18:09,622 --> 00:18:13,626 (エレナ/アレン)カイザー? これからよろしく カイザー。 275 00:18:13,626 --> 00:18:17,630 《うむ。 我もお主のことはタクミと呼ぼう。 276 00:18:17,630 --> 00:18:21,634 それにしても ずいぶんと懐いておるのう。 277 00:18:21,634 --> 00:18:26,305 本当の親子のようだな》 ええ… そうですね。 278 00:18:26,305 --> 00:18:29,141 兄みたいに 思ってくれてるみたいです。 279 00:18:29,141 --> 00:18:31,143 《ふむ…》 280 00:18:31,143 --> 00:18:33,646 んっ? あの… 何か? 281 00:18:33,646 --> 00:18:36,649 《子らよ… 我と共に来い》 282 00:18:36,649 --> 00:18:39,485 (エレナ/アレン)んっ? えっ? 283 00:18:39,485 --> 00:18:43,656 《このくらい成長していれば 我といても問題あるまい。 284 00:18:43,656 --> 00:18:46,826 安全に暮らせる場所を 用意しよう》 285 00:18:46,826 --> 00:18:49,328 えっ? でも…。 《なんだ? 286 00:18:49,328 --> 00:18:52,832 我のほうが 確実に子らを守れるぞ?》 287 00:18:52,832 --> 00:18:55,167 あっ 確実に…。 288 00:18:55,167 --> 00:18:58,504 《それはそうかもしれないけど でも…》 289 00:18:58,504 --> 00:19:01,941 (アレン/エレナ)や~! おにーちゃんといる~! 290 00:19:01,941 --> 00:19:04,276 《二度と会えぬわけでは ないぞ?》 291 00:19:04,276 --> 00:19:08,280 (アレン/エレナ)いや~! 《そばを離れたくないと? 292 00:19:08,280 --> 00:19:10,783 それほど兄のことが好きか?》 293 00:19:10,783 --> 00:19:14,453 (アレン/エレナ)うん! 《アレン… エレナ…》 294 00:19:14,453 --> 00:19:19,625 《うむ。 よい関係を 築けているようだな》 えっ? 295 00:19:19,625 --> 00:19:22,962 《脅かすようなことをして すまなかったな。 296 00:19:22,962 --> 00:19:27,967 2人の言葉を聞いて 安心したわい》 297 00:19:27,967 --> 00:19:32,304 《初めから連れていく気なんて なかったんだな…。 298 00:19:32,304 --> 00:19:35,141 2人の気持ちを確かめただけか》 299 00:19:35,141 --> 00:19:37,810 大丈夫だよ 2人とも。 300 00:19:37,810 --> 00:19:42,148 カイザー 僕は確かに あなたより弱いかもしれません。 301 00:19:42,148 --> 00:19:44,483 でも どんなことがあっても➡ 302 00:19:44,483 --> 00:19:47,153 この子たちの手を 離したりしません。 303 00:19:47,153 --> 00:19:49,155 《ふむ… そうか。 304 00:19:49,155 --> 00:19:51,991 子育てに関しての助言は できぬが➡ 305 00:19:51,991 --> 00:19:54,827 それ以外のことなら 助けになれよう。 306 00:19:54,827 --> 00:19:57,163 タクミは こちらの世界に来てから➡ 307 00:19:57,163 --> 00:19:59,832 そう時間も たっておらぬだろう?》 308 00:19:59,832 --> 00:20:03,169 えっ!? 《僕が他の世界から来たことも➡ 309 00:20:03,169 --> 00:20:07,173 お見通しなのか…》 《我は長く生きておる。 310 00:20:07,173 --> 00:20:10,676 その知識が役に立つことは 多々あろう。 311 00:20:10,676 --> 00:20:13,846 困った際には念話で話しかけよ。 312 00:20:13,846 --> 00:20:17,183 離れていようとも 答えることはできる》 313 00:20:17,183 --> 00:20:22,354 助かります。 《これを持っておれ》 314 00:20:22,354 --> 00:20:25,357 うろこ? きれ~。 おっきい。 315 00:20:25,357 --> 00:20:28,527 《それには 我の魔力がこもっておる。 316 00:20:28,527 --> 00:20:34,033 身につけておれば お主の居場所を 我が把握できるようになる》 317 00:20:34,033 --> 00:20:38,204 わかりました。 《では 我は そろそろ戻る。 318 00:20:38,204 --> 00:20:42,541 お主たちも送ってやろう》 えっ!? いいんですか? 319 00:20:42,541 --> 00:20:44,877 《我の背に乗れ》 320 00:20:44,877 --> 00:20:46,879 のる? い~の? 321 00:20:46,879 --> 00:20:52,051 フフッ いいんだって。 乗せてもらおうか。 322 00:20:52,051 --> 00:20:54,053 (エレナ/アレン)わ~! 323 00:20:54,053 --> 00:20:59,658 《では…。 子らよ 落ちぬよう しっかりつかまっておるのだぞ》 324 00:21:04,330 --> 00:21:06,499 (エレナ/アレン)わあ~! 325 00:21:06,499 --> 00:21:09,835 きらきら~。 きれ~。 326 00:21:09,835 --> 00:21:12,338 マリンスノーだ…。 327 00:21:16,008 --> 00:21:18,010 (エレナ/アレン)うわ~! 328 00:21:18,010 --> 00:21:26,519 ♬~ 329 00:21:26,519 --> 00:21:28,521 すごい…。 330 00:21:28,521 --> 00:21:32,324 ⦅《我のほうが 確実に子らを守れるぞ?》⦆ 331 00:21:34,360 --> 00:21:36,695 (エレナ/アレン)アハハ… うにゅ? 332 00:21:36,695 --> 00:21:45,037 ♬~ 333 00:21:45,037 --> 00:21:47,540 (エレナ/アレン)ばいば~い! じゃあ また! 334 00:21:47,540 --> 00:21:50,843 《ああ 達者でな》 335 00:21:55,548 --> 00:21:58,551 すごかった~。 きれいだった~。 336 00:22:02,488 --> 00:22:06,158 ねえ 2人とも 本当によかったの? 337 00:22:06,158 --> 00:22:09,495 (エレナ/アレン)なにが~? おなかすいた~。 338 00:22:09,495 --> 00:22:12,164 いっぱいあそんだ。 339 00:22:12,164 --> 00:22:14,500 フッ… そうだね。 340 00:22:14,500 --> 00:22:17,002 おにーちゃん。 いこ! 341 00:22:17,002 --> 00:22:19,605 うん! 行こう!