1 00:00:06,974 --> 00:00:09,476 《タクミ:僕の名前は 茅野巧。 2 00:00:09,476 --> 00:00:11,478 つい数時間ほど前までは➡ 3 00:00:11,478 --> 00:00:15,315 ごく普通の日本人として 生活していた。 4 00:00:15,315 --> 00:00:17,317 でも 今は…》 5 00:00:17,317 --> 00:00:19,319 (レッドウルフ)グルルルルル…。 6 00:00:19,319 --> 00:00:21,321 グルルルルル…。 7 00:00:23,323 --> 00:00:27,327 《異世界で魔物に囲まれている…。 8 00:00:27,327 --> 00:00:30,998 レッドウルフ ランクCの魔物!》 9 00:00:30,998 --> 00:00:32,100 グオー! 10 00:00:32,100 --> 00:00:35,836 エアショット! ギャン。 11 00:00:35,836 --> 00:00:39,172 グフッ。 12 00:00:39,172 --> 00:00:41,174 ギャー。 13 00:00:41,174 --> 00:00:45,012 ふぅ… しょっぱなから これかよ。 14 00:00:45,012 --> 00:00:47,314 《インベントリ》 15 00:00:51,184 --> 00:00:55,856 《なぜ こんなことに なっているかというと…》 16 00:00:55,856 --> 00:00:58,859 ⦅シルフィリール:大変 申し訳ございません! 17 00:00:58,859 --> 00:01:01,295 本当に申し訳ございません! 18 00:01:01,295 --> 00:01:04,798 あっ いや… いきなり土下座されても…。 19 00:01:04,798 --> 00:01:07,968 あなたは誰で ここはどこですか? 20 00:01:07,968 --> 00:01:09,970 《えっ? え~っ? 21 00:01:09,970 --> 00:01:12,139 どういう状況だよ これ! 22 00:01:12,139 --> 00:01:16,310 なんか 僕が悪いことした みたいじゃないか…》 23 00:01:16,310 --> 00:01:18,979 僕は シルフィリールと申します。 24 00:01:18,979 --> 00:01:22,649 あ… 僕は茅野巧です。 はじめまして。 25 00:01:22,649 --> 00:01:27,154 タクミさんの立場から見ると 僕は 一応 神になります。 26 00:01:27,154 --> 00:01:30,490 はあ? そして ここは神域の一画です。 27 00:01:30,490 --> 00:01:32,826 《なんだこれ? 新手の詐欺か?》 28 00:01:32,826 --> 00:01:34,995 詐欺じゃありません。 えっ。 29 00:01:34,995 --> 00:01:38,498 その 心を読むことはできますが 今は読んでません! 30 00:01:38,498 --> 00:01:40,834 じゃ なんで 僕の思ったことが わかるのさ! 31 00:01:40,834 --> 00:01:44,504 なんとなくです! 《なんだ この人…》 32 00:01:44,504 --> 00:01:46,840 でさ えっと…。 33 00:01:46,840 --> 00:01:49,176 あっ 僕のことは シルと呼んでください。 34 00:01:49,176 --> 00:01:52,512 シル… この状況を 簡潔に説明してくれる? 35 00:01:52,512 --> 00:01:54,514 あっ すみません。 36 00:01:54,514 --> 00:01:57,851 僕 誤って タクミさんのこと 殺しちゃいまして…。 37 00:01:57,851 --> 00:02:01,855 はっ!? はああああ!?⦆ 38 00:02:04,624 --> 00:02:09,796 《シルが言うには 時空の裂け目を 修復しようと力を使ったときに➡ 39 00:02:09,796 --> 00:02:13,300 力加減を間違って 裂け目の向こう側にいた僕を➡ 40 00:02:13,300 --> 00:02:17,471 直撃してしまったとか…。 どうやら28歳にして➡ 41 00:02:17,471 --> 00:02:20,641 僕の人生は 終わってしまったらしい…。 42 00:02:20,641 --> 00:02:23,310 今の体はシルが作ったもので➡ 43 00:02:23,310 --> 00:02:27,814 シルが管理する世界 エーテルディアに転生することになった。 44 00:02:27,814 --> 00:02:30,817 この世界の 簡単な知識や言語に加えて➡ 45 00:02:30,817 --> 00:02:35,322 さまざまなスキルも この体に刷り込まれている。 46 00:02:35,322 --> 00:02:39,993 これが 僕のステータスってわけか。 若返ってるし…。 47 00:02:39,993 --> 00:02:43,830 レベル3? さっき レッドウルフを倒したからか? 48 00:02:43,830 --> 00:02:47,000 んっ!? 魔物!? 49 00:02:47,000 --> 00:02:49,102 子ども!?》 50 00:04:31,304 --> 00:04:34,808 《男の子と女の子の双子か? 51 00:04:34,808 --> 00:04:38,645 迷子かな…》 52 00:04:38,645 --> 00:04:42,315 こんにちは。 誰かと一緒じゃないの? 53 00:04:42,315 --> 00:04:44,651 お父さんやお母さんは? 54 00:04:44,651 --> 00:04:47,821 《どうする? ここに 置いていくわけにもいかないし》 55 00:04:47,821 --> 00:04:49,990 (おなかが鳴る音) 56 00:04:49,990 --> 00:04:53,660 おなかすいてるのか? ちょっと待ってて。 57 00:04:53,660 --> 00:04:56,163 《たしか シルが インベントリに いろいろ食べ物を➡ 58 00:04:56,163 --> 00:05:00,367 入れておいてくれたはず…。 これがいいか》 59 00:05:03,103 --> 00:05:07,274 ほら 食べてごらん。 60 00:05:07,274 --> 00:05:12,779 おいしいよ。 モグ… う~ん! 61 00:05:20,620 --> 00:05:23,456 《服もボロボロだな》 62 00:05:23,456 --> 00:05:27,961 おっ 届いた。 はい バンザイして~。 63 00:05:33,300 --> 00:05:37,137 僕は この森を出て 街に行くつもりなんだけど➡ 64 00:05:37,137 --> 00:05:39,306 君たちも一緒に来るかい? 65 00:05:39,306 --> 00:05:41,641 僕はタクミ。 よろしく! 66 00:05:41,641 --> 00:05:45,145 君たちの名前は? 年はいくつ? 67 00:05:45,145 --> 00:05:51,151 《全然しゃべってくれないな…。 鑑定でステータスを見てみるか。 68 00:05:51,151 --> 00:05:55,822 年は5歳… でも名前がない?》 69 00:05:55,822 --> 00:06:00,760 よし 決めた。 君がアレン。 そして 君がエレナ。 70 00:06:00,760 --> 00:06:02,963 さあ おいで! 71 00:06:08,435 --> 00:06:12,105 《ちゃんとついてこれてるし 体力はあるんだな。 72 00:06:12,105 --> 00:06:15,108 でも まだ子どもだし 休み休み行くとするか…》 73 00:06:15,108 --> 00:06:17,777 えっ!? 待って アレン エレナ! 急にどうし…。 74 00:06:17,777 --> 00:06:19,779 《魔物!?》 75 00:06:19,779 --> 00:06:22,282 危ない! 戻って 2人とも! 76 00:06:22,282 --> 00:06:24,451 《そうだ 魔法で! 77 00:06:24,451 --> 00:06:27,621 いや この位置からじゃ 2人を巻き込んでしまう! 78 00:06:27,621 --> 00:06:29,623 どうすれば…》 79 00:06:29,623 --> 00:06:32,626 (ジャイアントボア)ギャー。 あぁ…。 80 00:06:36,463 --> 00:06:38,965 《強っ! 何 この5歳児!》 81 00:06:40,967 --> 00:06:45,972 2人とも 魔物がいるのがわかって 走りだしたの? 82 00:06:45,972 --> 00:06:49,643 う~んとね… 今度から何か見つけたら➡ 83 00:06:49,643 --> 00:06:51,645 僕に教えてくれるかな? 84 00:06:51,645 --> 00:06:54,047 お兄ちゃん ビックリしちゃうから。 85 00:06:56,149 --> 00:06:58,985 《そういや こんな危険な森の中に➡ 86 00:06:58,985 --> 00:07:03,256 2人でいて無事だったんだもんな。 そりゃ強いわけだ》 87 00:07:03,256 --> 00:07:06,259 んっ? 88 00:07:06,259 --> 00:07:08,261 (クマ型魔物)ガオー。 89 00:07:08,261 --> 00:07:12,933 ああ うん… 魔物を見つけたから 教えてくれたんだね! 90 00:07:12,933 --> 00:07:15,535 偉いね。 よしよし! 91 00:07:18,271 --> 00:07:21,441 《か… かわいい。 92 00:07:21,441 --> 00:07:24,778 その後も2人は ガンガン魔物を倒し➡ 93 00:07:24,778 --> 00:07:27,781 僕の出る幕はなかった…》 94 00:07:27,781 --> 00:07:31,785 日も暮れてきたし この辺で夕ごはんにするか。 95 00:07:31,785 --> 00:07:35,588 アレン エレナ 枯れ木集めを手伝って! 96 00:07:51,304 --> 00:07:56,643 《最初は警戒してたけど ずいぶん 笑ってくれるようになったな。 97 00:07:56,643 --> 00:07:59,846 懐いてくれたってことかな?》 98 00:08:04,918 --> 00:08:08,755 アレン エレナ おいで。 99 00:08:08,755 --> 00:08:14,094 《これが 僕のエーテルディアでの 冒険の始まりだった》 100 00:08:14,094 --> 00:08:19,099 アレン エレナ 街に着いたぞ! 101 00:08:19,099 --> 00:08:22,602 (グランヴァルト)なんだって? ガヤの森から来たっていうのか? 102 00:08:22,602 --> 00:08:24,604 はい そうです。 103 00:08:26,606 --> 00:08:31,277 《そうか。 ガヤの森はAランク推奨の危険な森。 104 00:08:31,277 --> 00:08:34,447 子連れじゃあ 怪しまれるのも無理ないか…》 105 00:08:34,447 --> 00:08:37,951 欲しい薬草があって 田舎から出てきました。 106 00:08:37,951 --> 00:08:40,286 森の奥までは行ってませんし➡ 107 00:08:40,286 --> 00:08:43,456 この子たちも自衛できる程度には 強いので。 108 00:08:43,456 --> 00:08:45,959 で? 薬草はとれたのか? 109 00:08:45,959 --> 00:08:49,129 ええ。 運よく近場で手に入りました。 110 00:08:49,129 --> 00:08:53,800 そうか。 あまり無理はするなよ。 では 身分証を見せてくれ。 111 00:08:53,800 --> 00:08:56,803 身分証? 街に入るんだろう? 112 00:08:56,803 --> 00:09:00,073 えっと… 田舎のほうから出てきたので➡ 113 00:09:00,073 --> 00:09:03,076 まだ持っていなくて…。 そうか。 114 00:09:03,076 --> 00:09:05,578 なら こっちで検査と手続きを。 115 00:09:05,578 --> 00:09:08,248 まずは この水晶を持ってくれ。 116 00:09:08,248 --> 00:09:11,418 《犯罪歴を調べる魔道具か…。 117 00:09:11,418 --> 00:09:14,254 僕も この子たちも 犯罪歴はないだろうけど➡ 118 00:09:14,254 --> 00:09:17,757 何せ 正体不明だし 大丈夫かな…》 119 00:09:17,757 --> 00:09:19,926 よし 問題ないな。 120 00:09:19,926 --> 00:09:21,928 《よかった…》 121 00:09:21,928 --> 00:09:24,597 では これが仮の身分証だ。 122 00:09:24,597 --> 00:09:29,102 滞在が長くなるようなら ギルドで正式な身分証を作ってくれ。 123 00:09:29,102 --> 00:09:31,304 わかりました。 124 00:09:34,941 --> 00:09:37,243 うっ…。 ハハハ…。 125 00:09:45,118 --> 00:09:48,621 《見知らぬ人たちを 怖がってるんだな》 126 00:09:57,297 --> 00:10:00,600 2人は ここで少し待っててね。 127 00:10:08,641 --> 00:10:11,544 聞こえるか シル? 128 00:10:13,480 --> 00:10:16,649 聞こえていますよ タクミさん。 129 00:10:16,649 --> 00:10:19,152 そちらの生活は いかがですか? 130 00:10:19,152 --> 00:10:23,823 それがさ 森の中で 双子の子どもと遭遇してさ➡ 131 00:10:23,823 --> 00:10:29,496 放っておけないから とりあえず この街まで連れてきたんだけど➡ 132 00:10:29,496 --> 00:10:33,333 僕一人じゃ面倒見きれないから 施設にでも入れようかと。 133 00:10:33,333 --> 00:10:37,504 わあ! 待って 待って! やっぱり シルの差し金か。 134 00:10:37,504 --> 00:10:40,006 おかしいと思ったんだよ。 135 00:10:40,006 --> 00:10:43,009 最初からAランク推奨の森に 送られて➡ 136 00:10:43,009 --> 00:10:45,845 そのわりに 僕に倒せない魔物は 現れなかったり➡ 137 00:10:45,845 --> 00:10:49,015 森の中に子どもがいたり…。 ごめんなさい! 138 00:10:49,015 --> 00:10:53,019 土下座はいいから説明してくれ。 あの子たちのこと。 139 00:10:53,019 --> 00:10:56,189 それは… 僕の口からは言えません。 140 00:10:56,189 --> 00:10:58,191 えっ? どういうこと? 141 00:10:58,191 --> 00:11:02,295 この世界は 風神 火神 水神 土神と➡ 142 00:11:02,295 --> 00:11:06,466 創造神マリアノーラの 5人の神様がいるんだよね? 143 00:11:06,466 --> 00:11:09,802 で その風神のシルが 言えないってことは➡ 144 00:11:09,802 --> 00:11:12,138 神様が関係してるってこと? 145 00:11:12,138 --> 00:11:14,807 タクミさん すごいですね! そのとお…。 146 00:11:14,807 --> 00:11:16,809 あっ いえ これ以上は…。 147 00:11:16,809 --> 00:11:19,646 ただ あの子たちは 普通の子ではなく➡ 148 00:11:19,646 --> 00:11:21,981 あのままにしておくことは 危険だった。 149 00:11:21,981 --> 00:11:24,817 それだけは言えます。 わかった。 150 00:11:24,817 --> 00:11:27,320 これ以上は 今は聞かないでおくよ。 151 00:11:27,320 --> 00:11:30,657 僕は これからも あの子たちに 干渉していいんだな? 152 00:11:30,657 --> 00:11:33,660 はい! そうしていただけると 助かります! 153 00:11:33,660 --> 00:11:38,164 はぁ…。 つまり僕の存在は 渡りに船だったってことか。 154 00:11:38,164 --> 00:11:40,500 怒ってます? いや。 155 00:11:40,500 --> 00:11:43,336 最初から言ってくれればとは 思ってるけど。 156 00:11:43,336 --> 00:11:45,672 す… すみません。 157 00:11:45,672 --> 00:11:50,009 でも 初めから 施設に 入れるつもりなんてなかったし。 158 00:11:50,009 --> 00:11:52,011 えっ? 159 00:11:54,013 --> 00:11:56,849 お待たせ。 アレン エレナ! 160 00:11:56,849 --> 00:12:00,787 さあ 宿に行こうか! 2人とも疲れたろ? 161 00:12:00,787 --> 00:12:03,990 今夜は ベッドで眠れるぞ! 162 00:12:10,630 --> 00:12:12,632 フフッ。 163 00:12:14,968 --> 00:12:20,073 ほら ふっかふかだぞ~。 気持ちいいな~。 164 00:12:39,492 --> 00:12:41,995 んっ? 165 00:12:45,164 --> 00:12:47,333 おはよう。 166 00:12:47,333 --> 00:12:49,669 (アレン/エレナ)おは… よ…。 167 00:12:49,669 --> 00:12:53,840 《しゃべった! 初めて声を聞いたぞ!》 168 00:12:53,840 --> 00:12:57,010 うん。 アレン エレナ おはよう! 169 00:12:57,010 --> 00:12:59,012 《街に来てから元気なくて➡ 170 00:12:59,012 --> 00:13:01,447 怖がってるみたいで 心配だったけど➡ 171 00:13:01,447 --> 00:13:03,449 これは大きな進歩だ!》 172 00:13:03,449 --> 00:13:06,786 よし! じゃあ 今日は 冒険者ギルドに行ってみようか! 173 00:13:06,786 --> 00:13:08,988 (アレン/エレナ)うん。 174 00:13:10,957 --> 00:13:14,627 (ルーナ)こんにちは。 受付担当のルーナと申します。 175 00:13:14,627 --> 00:13:16,796 ご用件をお伺いします。 176 00:13:16,796 --> 00:13:20,800 冒険者登録をお願いします。 この子たちも。 177 00:13:20,800 --> 00:13:23,636 登録に年齢制限はないですよね? 178 00:13:23,636 --> 00:13:26,806 あ… はい 年齢制限はありませんので➡ 179 00:13:26,806 --> 00:13:30,309 登録は可能ですが…。 よろしくお願いします。 180 00:13:30,309 --> 00:13:35,114 では こちらの用紙に必要事項を 記入してお待ちください。 181 00:13:41,654 --> 00:13:44,657 なるほど これがギルドか…。 182 00:13:44,657 --> 00:13:46,659 んっ? 183 00:13:48,661 --> 00:13:52,332 知らない人がいっぱいだね。 でも大丈夫。 184 00:13:52,332 --> 00:13:55,001 怖くないよ! (アレン/エレナ)うん…。 185 00:13:55,001 --> 00:13:58,838 お待たせしました。 こちらがギルドカードになります。 186 00:13:58,838 --> 00:14:01,774 身分証明書としても お使いいただけるので➡ 187 00:14:01,774 --> 00:14:03,776 大切にお持ちください。 188 00:14:03,776 --> 00:14:08,614 レベル11になってる! 少しは魔物倒したしな…。 189 00:14:08,614 --> 00:14:10,783 あと ちゃんと人族になってる。 190 00:14:10,783 --> 00:14:13,453 では ギルドの説明をいたします。 191 00:14:13,453 --> 00:14:18,958 ランクは Fの新人から始まり Sの英雄へと上がっていきます。 192 00:14:18,958 --> 00:14:21,961 Sランクの上には SSランクが存在しますが➡ 193 00:14:21,961 --> 00:14:25,465 現在は そのランクの実力者はいません。 194 00:14:25,465 --> 00:14:29,135 また 複数人で依頼をこなす パーティというものがありますが➡ 195 00:14:29,135 --> 00:14:33,139 その場合は メンバーの平均値が パーティのランクになります。 196 00:14:33,139 --> 00:14:35,141 お仕事の流れとしては➡ 197 00:14:35,141 --> 00:14:38,144 ボードに貼られた依頼書を 受付に持ってきて➡ 198 00:14:38,144 --> 00:14:41,647 手続きを行ってから 依頼をこなしていただきます。 199 00:14:41,647 --> 00:14:47,153 その他に 依頼品以外の採取品や 魔物の素材などをギルド内で査定➡ 200 00:14:47,153 --> 00:14:50,156 売却することもできます。 以上となります。 201 00:14:50,156 --> 00:14:53,826 何かご質問はございますか? いえ 大丈夫です。 202 00:14:53,826 --> 00:14:56,829 じゃあ パーティでの登録をお願いします。 203 00:14:56,829 --> 00:14:59,932 はい。 では パーティ名を決めてください。 204 00:14:59,932 --> 00:15:03,603 パーティ名? そうだな~。 205 00:15:03,603 --> 00:15:08,107 《神様の関係者ってことで➡ 206 00:15:08,107 --> 00:15:12,445 天使… 羽… 白い…》 207 00:15:12,445 --> 00:15:15,948 白き翼! (アレン/エレナ)うん うん! 208 00:15:15,948 --> 00:15:18,785 では 白き翼で登録いたしますね! 209 00:15:18,785 --> 00:15:21,788 早速 依頼をお受けになりますか? 210 00:15:21,788 --> 00:15:26,959 採取依頼… 薬草や魔物の素材を とってくる仕事。 211 00:15:26,959 --> 00:15:30,630 討伐依頼… 指定の魔物を倒す仕事➡ 212 00:15:30,630 --> 00:15:34,967 討伐の証明として 魔物の体の一部を提出する。 213 00:15:34,967 --> 00:15:38,971 護衛依頼… 街から街へ移動する人や物➡ 214 00:15:38,971 --> 00:15:41,974 または 特定の場所を守る仕事か…》 215 00:15:41,974 --> 00:15:45,478 とりあえず初めてだし 簡単な薬草の採取依頼を➡ 216 00:15:45,478 --> 00:15:48,981 受けてみようか? (アレン/エレナ)うん うん! 217 00:15:48,981 --> 00:15:51,317 リリエ草の採取ですね! 218 00:15:51,317 --> 00:15:54,654 リリエ草は 10本で1回分の仕事になります。 219 00:15:54,654 --> 00:15:58,825 期限は3日間です。 お気をつけて 行ってらっしゃいませ! 220 00:15:58,825 --> 00:16:03,129 よ~し! 僕ら 「白き翼」の初仕事だ! 221 00:16:07,767 --> 00:16:10,269 (アレン/エレナ)あっ! スライムだな。 222 00:16:10,269 --> 00:16:13,105 弱い魔物だから大丈夫だよ。 223 00:16:13,105 --> 00:16:16,943 EかFランク程度の魔物しか出ない 安全な森か。 224 00:16:16,943 --> 00:16:20,446 初仕事には ちょうどいいな。 225 00:16:20,446 --> 00:16:24,116 おっ! アレン エレナ 見てごらん。 226 00:16:24,116 --> 00:16:27,620 これが リリエ草な。 (エレナ/アレン)はぁ~。 227 00:16:27,620 --> 00:16:32,625 見つけたら こうやって… とる。 わかった? 228 00:16:37,797 --> 00:16:40,633 (アレン/エレナ)これ? もう見つけたの? 229 00:16:40,633 --> 00:16:44,637 そう これだよ。 よくできたな! (アレン/エレナ)フフフ…。 230 00:16:44,637 --> 00:16:48,808 さあ もっとたくさん採取しよう! (アレン/エレナ)は~い! 231 00:16:48,808 --> 00:16:59,318 ♬~ 232 00:16:59,318 --> 00:17:03,589 これは す… すごい量ですね。 233 00:17:03,589 --> 00:17:07,593 半日で これだけ採取するのは なかなか難しいですよ! 234 00:17:07,593 --> 00:17:11,597 子どもたちも頑張りましたから。 235 00:17:11,597 --> 00:17:15,101 はい。 問題ありませんね。 236 00:17:15,101 --> 00:17:17,436 これが今回の報酬です。 237 00:17:17,436 --> 00:17:21,274 これはアレンとエレナが稼いだお金だよ。 すごいね! 238 00:17:21,274 --> 00:17:24,477 (ドミニク)なんで ガキがここにいんだよ! 239 00:17:27,780 --> 00:17:31,951 この子たちは 僕の連れですが 何か問題でも? 240 00:17:31,951 --> 00:17:35,955 あぁ~? ここは ガキの遊び場じゃねえんだよ! 241 00:17:35,955 --> 00:17:39,292 いや… 2人とも おとなしくしているでしょう? 242 00:17:39,292 --> 00:17:41,961 あなたに迷惑はおかけしてないと 思いますが。 243 00:17:41,961 --> 00:17:45,631 いるだけで迷惑っつってんだよ! ドミニクさん! 244 00:17:45,631 --> 00:17:49,302 《どこの世界でも こういう人間っているんだな。 245 00:17:49,302 --> 00:17:51,971 できれば穏便に…》 おい! 無視してんじゃねえよ! 246 00:17:51,971 --> 00:17:55,474 テメエ ナメてんのか コラァ! 247 00:17:55,474 --> 00:17:58,311 《やっ… ヤバッ!》 248 00:17:58,311 --> 00:18:03,249 わ~ ストップ ストップ! 待って! アレン エレナ! ふぅ~。 249 00:18:03,249 --> 00:18:07,753 あの こういう場合 処罰とかあるんでしょうか…? 250 00:18:07,753 --> 00:18:10,590 いえ 今のは正当防衛かと…。 251 00:18:10,590 --> 00:18:16,429 おう 邪魔するぜ。 あっ? なんだ? 何かあったのか? 252 00:18:16,429 --> 00:18:21,434 《あれ? この人 たしか 門のところで会った騎士様だ》 253 00:18:21,434 --> 00:18:23,936 あの タクミさん。 はい? 254 00:18:23,936 --> 00:18:26,105 その 子どもたちが…。 255 00:18:26,105 --> 00:18:29,942 んっ? (泣き声) 256 00:18:29,942 --> 00:18:31,944 へっ? なんで泣いてるんだ!? 257 00:18:31,944 --> 00:18:35,614 ケガとかは… してないよな? どうした? 258 00:18:35,614 --> 00:18:38,284 (アレン)置いて…。 (エレナ)いかないで…。 259 00:18:38,284 --> 00:18:40,453 置いていく? なんで? 260 00:18:40,453 --> 00:18:43,289 《さっき 2人に大声出したから? 261 00:18:43,289 --> 00:18:45,958 僕が怒ってるとでも 思ったんだろうか…》 262 00:18:45,958 --> 00:18:49,629 (泣き声) 263 00:18:49,629 --> 00:18:53,833 置いていかないよ。 大丈夫だから。 なっ? 264 00:18:55,968 --> 00:18:58,471 で 結局 なんだったんだ? 265 00:18:58,471 --> 00:19:02,408 実は ドミニクという冒険者に 絡まれてしまって。 266 00:19:02,408 --> 00:19:06,078 あっ 改めまして 僕は タクミ・カヤノといいます。 267 00:19:06,078 --> 00:19:10,583 おう。 俺は ガディア国騎士団 シーリン支部の第二隊長➡ 268 00:19:10,583 --> 00:19:14,587 グランヴァルト・ルーウェンだ。 そりゃ災難だったな。 269 00:19:14,587 --> 00:19:17,590 じゃあ この子たちは 怖くて泣いていたのか? 270 00:19:17,590 --> 00:19:21,427 いえ… どうやら僕に捨てられると 思ったみたいで。 271 00:19:21,427 --> 00:19:23,929 はあ? お前 そんなことすんのかよ。 272 00:19:23,929 --> 00:19:28,768 しませんよ! 人聞きの悪い! だったら なんでそう思うんだよ? 273 00:19:28,768 --> 00:19:30,936 自信ないんですけど➡ 274 00:19:30,936 --> 00:19:33,773 初めて2人と 出会ったときのことを思うと➡ 275 00:19:33,773 --> 00:19:36,275 そうかなって。 276 00:19:36,275 --> 00:19:40,112 お前の子ども… じゃないよな。 きょうだいか何かだろ? 277 00:19:40,112 --> 00:19:44,450 いえ… この子たちには 会ったばかりです。 278 00:19:44,450 --> 00:19:48,788 ガヤの森にいたんです。 (2人)えっ!? 279 00:19:48,788 --> 00:19:52,625 森に捨てられたか 迷い込んだか まではわかりませんが…。 280 00:19:52,625 --> 00:19:56,295 (グランヴァルト)マジか。 ここ最近 ガヤの森周辺で➡ 281 00:19:56,295 --> 00:19:59,965 馬車が襲われたとか そういう話はありませんか? 282 00:19:59,965 --> 00:20:03,636 そういえば… アルゴ王国から この街に向かってた➡ 283 00:20:03,636 --> 00:20:06,138 奴隷商の一団が 街道で➡ 284 00:20:06,138 --> 00:20:08,808 ガヤの森から出てきた魔物に 襲われています。 285 00:20:08,808 --> 00:20:11,811 やっぱり…。 じゃあ 2人は おとりとして➡ 286 00:20:11,811 --> 00:20:13,979 馬車から 降ろされたっていうのか? 287 00:20:13,979 --> 00:20:17,483 (ルーナ)こんな子どもを…。 288 00:20:17,483 --> 00:20:21,153 こういう場合 僕が引き取っても 問題ありませんよね? 289 00:20:21,153 --> 00:20:23,989 その子たちは お前に懐いてるようだし➡ 290 00:20:23,989 --> 00:20:28,160 俺が隊長の名のもとに お前が保護者と保証してやるよ。 291 00:20:28,160 --> 00:20:30,996 ありがとうございます! ルーウェン様! 292 00:20:30,996 --> 00:20:34,500 ああ 俺のことは ヴァルトでいい。 そうだ タクミさん! 293 00:20:34,500 --> 00:20:38,170 ガヤの森に行ったんですよね! は… はい 行きましたけど。 294 00:20:38,170 --> 00:20:41,173 ということは ガヤの森でとった 素材をお持ちでは? 295 00:20:41,173 --> 00:20:43,676 どうなんですか!? えっ えっと➡ 296 00:20:43,676 --> 00:20:46,679 そういえば レッドウルフの素材とか…。 レッドウルフ! 297 00:20:46,679 --> 00:20:50,349 売ってやれ タクミ。 この人 素材に目がねえから。 298 00:20:50,349 --> 00:20:54,687 まいど~。 うわ 大金だ。 299 00:20:54,687 --> 00:20:58,858 そういえば ヴァルト様は ギルドマスターと 話しに来たんですよね? 300 00:20:58,858 --> 00:21:02,128 ああ 遠征についてな。 遠征? 301 00:21:02,128 --> 00:21:06,132 定期的にガヤの森に行って 魔物を間引いてくるんだよ。 302 00:21:06,132 --> 00:21:09,468 野放しにして 魔物が あふれ出したら困るからな。 303 00:21:09,468 --> 00:21:13,639 なるほど そうやって 街の人を守ってるんですね。 304 00:21:13,639 --> 00:21:16,475 あの森はAランクで 連れていけるヤツも➡ 305 00:21:16,475 --> 00:21:19,311 限られてるから 人手が足りなくてな。 306 00:21:19,311 --> 00:21:21,981 だから お前も参加な タクミ。 307 00:21:21,981 --> 00:21:25,484 えぇっ!? いやいやいや 僕 Fランクですよ? 308 00:21:25,484 --> 00:21:28,821 一人でガヤの森に行って レッドウルフを狩ってこられるなら➡ 309 00:21:28,821 --> 00:21:30,990 問題ないだろ? うっ…。 310 00:21:30,990 --> 00:21:34,994 《しまった… レッドウルフのこと 言うんじゃなかった》 311 00:21:34,994 --> 00:21:37,663 じゃ 俺はギルドマスターと 話してくるから! 312 00:21:37,663 --> 00:21:40,833 ちょ… ちょっと。 改めて正式に依頼してやるから➡ 313 00:21:40,833 --> 00:21:44,170 逃げるなよ! じゃあな! 314 00:21:44,170 --> 00:21:48,674 《あぁ… いきなり 面倒なことになったなぁ。 315 00:21:48,674 --> 00:21:51,010 2人は大丈夫かな》 お金~。 316 00:21:51,010 --> 00:21:53,345 こらこら 食べちゃダメ! 317 00:21:53,345 --> 00:21:58,184 マスター 忙しいときにすみません。 (ギルドマスター)遠征の話ですかな? 318 00:21:58,184 --> 00:22:01,620 ええ いつもどおり冒険者の手配を。 319 00:22:01,620 --> 00:22:06,125 それと… 今回は タクミ・カヤノという人物にも➡ 320 00:22:06,125 --> 00:22:10,796 指名依頼をお願いします。 ふむ 聞き覚えのない名だが? 321 00:22:10,796 --> 00:22:16,468 この街に来たばかりの新人です。 新人を遠征に? 322 00:22:16,468 --> 00:22:21,574 (グランヴァルト)新人といっても 素人とは限りませんから。