1 00:00:02,002 --> 00:00:05,839 (ネマ)この子いじめちゃ め~なの! 2 00:00:05,839 --> 00:00:08,508 子ども!? どういうことだ!? 3 00:00:08,508 --> 00:00:10,677 《よしっ これで少しは…》 4 00:00:10,677 --> 00:00:13,180 (ソル)子どもの出る幕ではないぞ。 5 00:00:16,517 --> 00:00:19,853 《しゃべった。 ってことは 寿命の長い正統派だ。 6 00:00:19,853 --> 00:00:21,855 話も通じるかも!》 7 00:00:21,855 --> 00:00:24,191 えんりゅうしゃんも めっなの! 8 00:00:24,191 --> 00:00:26,526 (ソル)強制的によばれ➡ 9 00:00:26,526 --> 00:00:29,863 いわれのない殺意を向けられれば 黙っておれぬ。 10 00:00:29,863 --> 00:00:32,199 でも ケンカちたら痛いよ? 11 00:00:32,199 --> 00:00:34,701 《ネマ:いくら丈夫そうな その鱗だって➡ 12 00:00:34,701 --> 00:00:36,870 強い水魔法を浴びたら…。 13 00:00:36,870 --> 00:00:39,539 鱗 どんな手触りだろ…》 14 00:00:39,539 --> 00:00:42,376 なでなで ちたいなあ…。 15 00:00:42,376 --> 00:00:46,046 (ソル)なんじは 我に触りたいのか? 16 00:00:46,046 --> 00:00:49,049 (ネマ)えっ! うん なでなでちたい。 17 00:00:49,049 --> 00:00:51,218 我が恐ろしくないと? 18 00:00:51,218 --> 00:00:53,387 ないよお。 19 00:00:53,387 --> 00:00:55,689 (ソル)変わった子よの。 20 00:00:57,891 --> 00:01:00,827 炎竜が! 攻撃用意! 21 00:01:00,827 --> 00:01:02,829 (ヴィル)待て! 22 00:01:04,865 --> 00:01:13,040 ♬~ 23 00:01:13,040 --> 00:01:15,375 なでなで…➡ 24 00:01:15,375 --> 00:01:17,644 きもち~ね。 25 00:03:02,849 --> 00:03:05,185 (ヴィル)なんということだ。 26 00:03:05,185 --> 00:03:09,022 《熱いかと思ったら ひんやり すべすべだあ》 27 00:03:09,022 --> 00:03:13,193 (ソル)なんじが大きくなり 我を必要とするならば➡ 28 00:03:13,193 --> 00:03:15,562 そのときは あるじと認めよう。 29 00:03:17,864 --> 00:03:19,866 帰りゅのや~あ。 30 00:03:19,866 --> 00:03:23,036 ならば これを預ける。 31 00:03:26,006 --> 00:03:28,708 あっ… 何? 32 00:03:28,708 --> 00:03:33,714 (ソル)竜玉だ。 なんじと我をつなぐもの。 33 00:03:33,714 --> 00:03:36,183 肌身離さず持っておれ。 34 00:03:36,183 --> 00:03:40,087 なんじが思えば それは姿を変える。 35 00:03:44,057 --> 00:03:47,894 《毎日持ち歩くとしたら 何がいいかな。 36 00:03:47,894 --> 00:03:50,063 う~ん…》 37 00:03:50,063 --> 00:03:52,032 そうだ! 38 00:03:58,572 --> 00:04:01,641 よし! こりぇでいいの~! 39 00:04:01,641 --> 00:04:03,643 面妖じゃの。 40 00:04:03,643 --> 00:04:06,847 エヘヘヘヘ。 (ソル)竜玉には➡ 41 00:04:06,847 --> 00:04:10,650 我と持ち主の精神をつなげる 作用がある。 42 00:04:10,650 --> 00:04:15,155 我が魔法も 竜玉を通じ 使うことができるゆえ➡ 43 00:04:15,155 --> 00:04:17,657 危機にあるときは力になろう。 44 00:04:17,657 --> 00:04:19,659 ありあとう! 45 00:04:19,659 --> 00:04:22,329 えんりゅ~しゃん 名前は? 46 00:04:22,329 --> 00:04:25,665 我のことは ソルとでも呼べ。 47 00:04:25,665 --> 00:04:31,505 私は ネマよ。 ソリュ… そル よろしくね! 48 00:04:31,505 --> 00:04:33,507 ではな。 49 00:04:33,507 --> 00:04:44,184 ♬~ 50 00:04:44,184 --> 00:04:47,020 (デールラント)ネマ! (カーナ)ケガはない? 51 00:04:47,020 --> 00:04:49,523 へっ? うん ない。 52 00:04:49,523 --> 00:04:54,361 くっ… くるち…。 (カーナ)すっごく心配したんだから! 53 00:04:54,361 --> 00:04:57,364 (カーナ)ネマ~! まったく お前は…。 54 00:04:57,364 --> 00:05:00,167 《また~!》 55 00:05:00,167 --> 00:05:03,303 まあ 無事でよかったな。 56 00:05:03,303 --> 00:05:07,140 《鬼畜王子なりに 心配してくれてたのかな》 57 00:05:07,140 --> 00:05:11,812 オスフェ公爵 この件は 宮廷魔術師に調べさせるように。 58 00:05:11,812 --> 00:05:14,815 はっ。 それと…。 59 00:05:14,815 --> 00:05:19,119 王宮は ソイツを欲するだろう。 対処を考えておくといい。 60 00:05:21,188 --> 00:05:26,193 かわいいネマが 権力亡者どもに いやらしい目で見られるなんて。 61 00:05:26,193 --> 00:05:28,862 ああ もう 抹殺しちゃおうかな。 62 00:05:28,862 --> 00:05:30,830 《ネマ:もしかして➡ 63 00:05:30,830 --> 00:05:35,001 なんか めんどくさいことに なっちゃった?》 64 00:05:35,001 --> 00:05:47,214 ♬~ 65 00:05:47,214 --> 00:05:50,183 (近衛騎士)宰相デールラント・オスフェ公爵。 66 00:05:50,183 --> 00:05:56,723 王立魔術研究所魔法工学局長 セルリア・オスフェ公爵夫人➡ 67 00:05:56,723 --> 00:06:00,894 ならびに ご令嬢 ネフェルティマ様 ご到着! 68 00:06:03,797 --> 00:06:07,300 《ネマ:なんか偉そうな人 たくさんいる!》 69 00:06:07,300 --> 00:06:09,636 (ガルディー)呼びたてて すまないな。 70 00:06:09,636 --> 00:06:13,640 (ガルディー)用件は 先日 学院で起きた炎竜の件だ。 71 00:06:13,640 --> 00:06:19,479 ネフェルティマが炎竜と契約を交わしたと 聞くが まことか。 72 00:06:19,479 --> 00:06:22,082 《早速 本題キタ~!》 (ざわめき) 73 00:06:24,150 --> 00:06:26,486 (デールラント)正式な契約では ありません。 74 00:06:26,486 --> 00:06:30,490 だが娘は 炎竜の力を 使うことができるのであろう? 75 00:06:30,490 --> 00:06:34,494 確かに 娘が望めば力を貸すでしょう。 76 00:06:34,494 --> 00:06:37,664 しかし 「聖獣の恩恵」を 受けてはおりません。 77 00:06:37,664 --> 00:06:41,001 《せいじゅうの恩恵…? って なんだろ》 78 00:06:41,001 --> 00:06:45,672 では 炎竜の力で 我が国に あだなす恐れはないと。 79 00:06:45,672 --> 00:06:50,343 はい。 デールラント・オスフェの名に誓って。 80 00:06:50,343 --> 00:06:53,013 《真名の誓い…。 81 00:06:53,013 --> 00:06:57,350 たがえれば死をもたらす この世界で最も重い言葉…》 82 00:06:57,350 --> 00:07:01,121 (ガルディー)信じよう。 して 原因はわかったか? 83 00:07:01,121 --> 00:07:03,790 (サザール)それにつきましては わしから。 84 00:07:03,790 --> 00:07:08,161 召喚の魔法陣に 間違いはございませんでした。 85 00:07:08,161 --> 00:07:11,998 誤詠唱の際の防止策も 作用しておりましたし➡ 86 00:07:11,998 --> 00:07:16,336 現に間違った詠唱では 発動しませんでした。 87 00:07:16,336 --> 00:07:20,140 魔術師には非はないということか。 はい。 88 00:07:20,140 --> 00:07:23,977 (ガルディー)では 炎竜召喚の事実は どう説明する? 89 00:07:23,977 --> 00:07:28,815 人外的な力… 「神の意志」やもしれませぬ。 90 00:07:28,815 --> 00:07:30,817 (一同)神!? 91 00:07:30,817 --> 00:07:33,486 《アイツか~! ありうる! 92 00:07:33,486 --> 00:07:37,657 この世界の者と関わらせるため とか言って!》 93 00:07:37,657 --> 00:07:39,659 なるほど。 94 00:07:39,659 --> 00:07:43,663 (ガルディー)神官長は どう考える? (神官長)はい。 95 00:07:43,663 --> 00:07:49,002 私は 創造の神のお導きだと感じます。 96 00:07:49,002 --> 00:07:51,338 この国に聖獣が集うのも➡ 97 00:07:51,338 --> 00:07:54,507 神が陛下に 期待なさっておいでなのですよ。 98 00:07:54,507 --> 00:07:57,711 この世界を 人が統べる安寧の地へと➡ 99 00:07:57,711 --> 00:08:01,948 陛下がお導きになることを。 100 00:08:01,948 --> 00:08:07,454 《はっは~ん… コイツらが 神様の言ってた原因の一端? 101 00:08:07,454 --> 00:08:10,290 神の代弁者を気取って 人々を洗脳し➡ 102 00:08:10,290 --> 00:08:13,960 政治にまで口を出してくるって パターンかな。 103 00:08:13,960 --> 00:08:17,330 でも まだ 決めつけはよくないよね。 104 00:08:17,330 --> 00:08:21,334 私が死ぬまで判断の猶予は あるってことだろうし➡ 105 00:08:21,334 --> 00:08:26,139 そもそも一番の目的は もふもふで 癒やされることだしな~》 106 00:08:26,139 --> 00:08:28,641 プッ 飽きたか? 107 00:08:28,641 --> 00:08:30,810 《ずっと見てた!? 108 00:08:30,810 --> 00:08:34,814 それで笑うとか この鬼畜王子め~!》 109 00:08:34,814 --> 00:08:37,650 退屈ならば 隅で ラースと遊んでいるか? 110 00:08:37,650 --> 00:08:39,652 えっ! ああ。 111 00:08:39,652 --> 00:08:43,656 ネフェルティマには難しい話ばっかり だったな。 遊んできなさい。 112 00:08:43,656 --> 00:08:45,692 《やった~!》 113 00:08:45,692 --> 00:08:47,861 (ヴィル)ラース。 114 00:08:50,330 --> 00:08:53,333 《ラースくんと もふなでタイムだ~!》 115 00:08:53,333 --> 00:08:56,136 (ささやく声) 116 00:08:58,872 --> 00:09:01,107 《ひょ~! かわええ! 117 00:09:01,107 --> 00:09:03,109 らーしゅくん…》 118 00:09:06,780 --> 00:09:09,282 わっ わっ わっ…。 119 00:09:09,282 --> 00:09:13,286 わあ~! ここで あしょんでいいの? (ラース)ガァウ。 120 00:09:13,286 --> 00:09:16,589 《ネマ:あのお肉は ラースくんのおやつかな?》 121 00:09:23,463 --> 00:09:26,966 らーしゅくん はい あ~ん。 122 00:09:30,804 --> 00:09:33,473 アウ。 《ネマ:ハッハハ~! 123 00:09:33,473 --> 00:09:36,142 こうやってみると 猫そっくりだな~》 124 00:09:36,142 --> 00:09:38,645 天虎に素手で食事を…? 125 00:09:38,645 --> 00:09:42,649 およ…。 (侍女)ネフェルティマ様 どうぞ。 126 00:09:42,649 --> 00:09:44,651 ありあと~。 127 00:09:46,653 --> 00:09:50,323 もっ もったいなき お言葉。 128 00:09:50,323 --> 00:09:52,992 どしたんだろうねぇ。 129 00:09:52,992 --> 00:09:54,994 《まあ いっか。 しばらくは ここで➡ 130 00:09:54,994 --> 00:09:57,664 もふもふ 堪能させてもらお~っと》 131 00:09:57,664 --> 00:10:01,501 フフッ… くしゅぐったあい。 132 00:10:01,501 --> 00:10:04,337 わあ…。 133 00:10:04,337 --> 00:10:07,674 フフフフッ。 134 00:10:07,674 --> 00:10:09,676 (あくび) 135 00:10:13,680 --> 00:10:18,084 ああ ネマよ なんて愛らしい寝姿なんだ。 136 00:10:20,687 --> 00:10:23,189 しかし…。 天虎の傍らで すやすやと…。 137 00:10:23,189 --> 00:10:25,358 やはり あの娘 ただ者ではない。 138 00:10:25,358 --> 00:10:27,861 《ラース殿が寝かしつけてくれて 助かった》 139 00:10:27,861 --> 00:10:30,864 炎竜は 我が国に 多大な利益をもたらしますぞ。 140 00:10:30,864 --> 00:10:35,702 うむ 国民の生活は もちろん 争いの際には大きな戦力になる。 141 00:10:35,702 --> 00:10:39,038 ぜひ 炎竜と 正式な契約を結んでいただき…。 142 00:10:39,038 --> 00:10:41,541 しかし そうなると ネフェルティマ様を➡ 143 00:10:41,541 --> 00:10:44,043 常に我々の監視の目が 届くところに…。 144 00:10:44,043 --> 00:10:46,713 《こんな私利私欲に まみれた会話など➡ 145 00:10:46,713 --> 00:10:48,882 聞かせたくないからな。 146 00:10:48,882 --> 00:10:52,051 さて この状況を どう切り抜けるか…》 147 00:10:52,051 --> 00:10:54,220 (オリヴィエ)ネマは大丈夫なの? 148 00:10:54,220 --> 00:10:58,057 魔力がないことで 体に影響は出てはいない? 149 00:10:58,057 --> 00:11:01,528 (デールラント)今のところは。 (オリヴィエ)天虎殿が懐いているのも➡ 150 00:11:01,528 --> 00:11:03,863 炎竜が関係しているのかしら。 151 00:11:03,863 --> 00:11:07,033 (ゴーシュ)ネマに 専属の警備をつけるべきでは? 152 00:11:07,033 --> 00:11:10,036 今後 命を狙われる危険性もある。 153 00:11:10,036 --> 00:11:12,505 力になれることがあったら 言ってくれ。 154 00:11:12,505 --> 00:11:17,510 そう言ってくれると心強い。 まだ不明なことばかりで…。 155 00:11:17,510 --> 00:11:20,880 将軍殿のお力 ぜひとも お借りしたい。 156 00:11:20,880 --> 00:11:23,216 《さすが 「建国の英雄たち」》 157 00:11:23,216 --> 00:11:25,385 (神官長)オスフェ公。 158 00:11:25,385 --> 00:11:30,056 ご息女を 我が創聖教で お世話させていただきたく。 159 00:11:30,056 --> 00:11:32,225 なんといっても 我々には➡ 160 00:11:32,225 --> 00:11:36,029 「聖女」様教育の実績が ありますからな。 161 00:11:36,029 --> 00:11:39,532 いやいや うちのネマには そんな… ハハハハ…。 162 00:11:39,532 --> 00:11:43,202 《というか お前ら 創聖教が やっている聖女教育は➡ 163 00:11:43,202 --> 00:11:47,373 ただの洗脳だろ! 虐待によって かいらいにされた者の➡ 164 00:11:47,373 --> 00:11:49,375 どこが「聖女」なのだ!》 165 00:11:49,375 --> 00:11:51,878 私どもに任せていただければ➡ 166 00:11:51,878 --> 00:11:55,682 ネフェルティマ様も立派な聖女様に…。 167 00:11:58,051 --> 00:12:02,989 申し訳ないが あの子は天真爛漫で 自由奔放であるがゆえ➡ 168 00:12:02,989 --> 00:12:05,325 万物に愛されている。 169 00:12:05,325 --> 00:12:08,661 貴殿に預け 万が一 人形同然になれば➡ 170 00:12:08,661 --> 00:12:12,999 炎竜や殿下の聖獣も 黙っていないと思うが? 171 00:12:12,999 --> 00:12:18,004 人形とは… さすがに聞き捨てなりませんな。 172 00:12:18,004 --> 00:12:20,173 ググ…。 173 00:12:20,173 --> 00:12:26,012 しっ 失礼ながら ネフェルティマ様は 本当に貴殿の娘御か? 174 00:12:26,012 --> 00:12:28,881 なっ!? どういう意味ですか? 175 00:12:28,881 --> 00:12:33,353 いや 何。 そういううわさを 耳にしただけですがな。 176 00:12:33,353 --> 00:12:35,688 しかし 確かに…➡ 177 00:12:35,688 --> 00:12:40,693 上の2人のお子様とネフェルティマ様は 似ていないですなあ。 178 00:12:40,693 --> 00:12:42,695 (セルリア)あら。 179 00:12:42,695 --> 00:12:46,032 (セルリア)私たちは 「真名の誓い」を 交わしておりますのよ。 180 00:12:46,032 --> 00:12:51,037 不貞を働けば 神の怒りを買い 「堕落の烙印」が現れます。 181 00:12:51,037 --> 00:12:54,040 それが 私にありまして? 182 00:12:54,040 --> 00:12:58,211 公爵が ほれ込んでいるのは 有名ですからな。 183 00:12:58,211 --> 00:13:02,015 オスフェ公のみ 真名に誓ったという 可能性も…。 184 00:13:02,015 --> 00:13:05,685 誓いの儀式は 陛下も立ち会ってくださいました。 185 00:13:05,685 --> 00:13:09,489 陛下をお疑いになるということ? 186 00:13:09,489 --> 00:13:11,824 ぐっ…。 187 00:13:11,824 --> 00:13:15,828 ですが ここは やはりネフェルティマ様の 将来のことを考えると➡ 188 00:13:15,828 --> 00:13:17,830 神官長の意見に賛成ですな。 《結局…➡ 189 00:13:17,830 --> 00:13:22,535 妻と その師 サザール老 そして 兄弟子である陛下の擁護もあり➡ 190 00:13:22,535 --> 00:13:26,873 反対派は 次々と論破されていった》 191 00:13:26,873 --> 00:13:35,181 ♬~ 192 00:13:35,181 --> 00:13:37,183 う~ん…。 193 00:13:39,185 --> 00:13:41,354 わっ わわっ…。 194 00:13:41,354 --> 00:13:43,356 らーしゅくん? 195 00:13:43,356 --> 00:13:47,026 審議が終わったよ。 おと~しゃん おか~しゃん。 196 00:13:47,026 --> 00:13:49,028 どこからも おとがめなしだ。 197 00:13:49,028 --> 00:13:52,532 ホント!? 怒られたり怖いことないの? 198 00:13:52,532 --> 00:13:56,703 ええ。 ネマの力は 「神様の御意志」だそうだから。 199 00:13:56,703 --> 00:14:00,807 (ガルディー)ネフェルティマ。 お~しゃま。 200 00:14:00,807 --> 00:14:04,510 これからは 王宮のどこでも 行き来してよいぞ。 201 00:14:04,510 --> 00:14:07,346 責任者が必要な場所もあるがな。 202 00:14:07,346 --> 00:14:09,649 いいの!? ああ。 203 00:14:09,649 --> 00:14:12,151 動物が好きなのだろう? あいっ! 204 00:14:12,151 --> 00:14:17,990 王宮には お前の好きそうな 生き物が たくさんいるな。 205 00:14:17,990 --> 00:14:19,992 例えば…。 206 00:14:24,330 --> 00:14:26,833 少し落ち着いたらどうだ? 207 00:14:26,833 --> 00:14:29,836 らっ らって…。 (ノック) 208 00:14:29,836 --> 00:14:33,172 来たな。 入れ。 (ドアの開く音) 209 00:14:33,172 --> 00:14:38,010 (グウェン)宮廷近衛師団第二部隊 隊長 グウェン・フィールズ➡ 210 00:14:38,010 --> 00:14:40,513 参りました。 211 00:14:40,513 --> 00:14:43,850 《ほえ~ きれいな人!》 212 00:14:43,850 --> 00:14:49,188 楽にしてくれ。 こちらは オスフェ公の娘 ネフェルティマだ。 213 00:14:49,188 --> 00:14:52,692 はじめまして お嬢様。 214 00:14:52,692 --> 00:14:57,196 デーりゅらント・オすふぇの次女 ネふぇるティマでしゅ。 215 00:14:57,196 --> 00:15:01,634 謁見の間で見たかりゃ 初めてじゃないよ! 216 00:15:01,634 --> 00:15:05,638 ネマ 王宮で何かあったときは このグウェンを頼れ。 217 00:15:05,638 --> 00:15:08,808 あい。 グうぇん よろしくなの~。 218 00:15:08,808 --> 00:15:11,644 こちらこそ よろしくお願いいたします。 219 00:15:11,644 --> 00:15:14,647 今日は頼みたいことがあってな。 220 00:15:14,647 --> 00:15:16,983 ネマを竜舎へ連れていってほしい。 221 00:15:16,983 --> 00:15:18,985 は… い? 222 00:15:25,525 --> 00:15:30,363 なぜ私が しかも よりによって アイツのいる竜舎だと…。 223 00:15:30,363 --> 00:15:33,699 《う~ん 心の声が だだ漏れ…。 224 00:15:33,699 --> 00:15:39,205 まあ 宮廷近衛師団の隊長が 子守りなんて やだよね。 225 00:15:39,205 --> 00:15:44,710 でもでも 今日はリアルファンタジーな竜を 思う存分 なでなでしたい! 226 00:15:44,710 --> 00:15:48,047 そのためには お供してもらわないと…》 227 00:15:48,047 --> 00:15:50,883 (ダン)おっ 来たか。 228 00:15:50,883 --> 00:15:53,052 (ダン)殿下から聞いてるぜ。 229 00:15:53,052 --> 00:15:56,322 そっちが 竜舎見学希望のお嬢さんかい。 230 00:15:59,859 --> 00:16:02,628 《子ども相手に 目線合わせてくれるなんて➡ 231 00:16:02,628 --> 00:16:05,631 この世界では珍しい! いい人!》 232 00:16:05,631 --> 00:16:09,468 デーりゅらント・オすふぇの次女 ネふぇるティマでしゅ。 233 00:16:09,468 --> 00:16:12,471 ちっさいのに偉いな! 234 00:16:12,471 --> 00:16:17,476 竜騎部隊の隊長をやってる ダン・イェーツだ。 よろしくな。 235 00:16:17,476 --> 00:16:20,146 まったく 相変わらずだな。 236 00:16:20,146 --> 00:16:22,481 ああ? 王宮にいる以上➡ 237 00:16:22,481 --> 00:16:26,152 いつ上の者に会うかもわからない。 もっと きちんとしたら どうだ。 238 00:16:26,152 --> 00:16:30,056 竜の世話をするときは 動きやすさ重視なんだよ。 239 00:16:33,159 --> 00:16:35,328 《な… 何?》 240 00:16:35,328 --> 00:16:37,330 (隊員)また始まった。 241 00:16:37,330 --> 00:16:40,666 あの2人 王立学院の同学年なんですよ。 242 00:16:40,666 --> 00:16:44,003 そのときから 何かにつけて 競っていたらしくて。 243 00:16:44,003 --> 00:16:47,006 (グウェン)そう言いつつ 遊んでいるだけじゃないのか? 244 00:16:47,006 --> 00:16:49,008 竜と遊ぶのも仕事だ。 245 00:16:49,008 --> 00:16:51,177 気に入られないと 乗ることもできん。 246 00:16:51,177 --> 00:16:53,346 お前も知ってるだろ。 247 00:16:53,346 --> 00:16:56,015 仕事なら 掃除くらい ちゃんとしておけ。 248 00:16:56,015 --> 00:16:59,519 ここは いつも獣臭い。 なんだと…。 249 00:16:59,519 --> 00:17:03,155 《あ~ もうっ これじゃ 何しに来たかわかんないよ!》 250 00:17:03,155 --> 00:17:06,459 ね~ね~ 竜しゃんに会ってもい~い? 251 00:17:06,459 --> 00:17:08,794 あっ… ああ。 252 00:17:08,794 --> 00:17:11,664 すまなかったな。 こっちだ。 253 00:17:11,664 --> 00:17:14,667 見るだけだぞ? 手を出したら 食われちまうからな。 254 00:17:14,667 --> 00:17:16,636 (ネマ)あい! 255 00:17:16,636 --> 00:17:28,014 ♬~ 256 00:17:28,014 --> 00:17:32,184 ほわあ~。 257 00:17:32,184 --> 00:17:34,353 (ダン)小型の飛竜は リンドブルム➡ 258 00:17:34,353 --> 00:17:38,658 その亜種で 翼を持たないのが 地竜と呼ばれるリンドドレイクだ。 259 00:17:38,658 --> 00:17:40,693 ここは草原の区域だが➡ 260 00:17:40,693 --> 00:17:44,030 砂漠や荒野 森や湖の区域もある。 261 00:17:44,030 --> 00:17:46,532 すご~い! 広~い! 262 00:17:46,532 --> 00:17:49,535 魔法で管理しているから 砂漠は ちゃんと暑いし➡ 263 00:17:49,535 --> 00:17:51,537 森は涼しいぞ。 264 00:17:51,537 --> 00:17:53,839 逃げないの? ああ。 265 00:17:53,839 --> 00:17:56,008 真名で縛ってあるから大丈夫だ。 266 00:17:56,008 --> 00:18:00,112 わあ… かあいいね。 267 00:18:02,281 --> 00:18:04,283 だろ? 268 00:18:04,283 --> 00:18:08,621 《ダンさん ホントに竜が好きなんだなあ。 269 00:18:08,621 --> 00:18:11,490 なでなでしたいなあ。 270 00:18:11,490 --> 00:18:14,660 お願いしても ダメだろうなあ。 271 00:18:14,660 --> 00:18:17,163 どうやったら触れるんだろ…。 272 00:18:17,163 --> 00:18:20,333 う~ん う~ん…》 273 00:18:24,303 --> 00:18:32,845 ♬~ 274 00:18:32,845 --> 00:18:34,814 こちらへ。 275 00:18:40,653 --> 00:18:42,822 あ…。 276 00:18:42,822 --> 00:18:44,824 《ダメだ やられる!》 277 00:18:44,824 --> 00:18:46,826 ネフェルティマ様! 278 00:18:48,995 --> 00:18:52,164 あなた ギゼりゅってゆ~の? 279 00:18:52,164 --> 00:18:55,167 私は ネマよ。 (ギゼル)グルルル…。 280 00:18:55,167 --> 00:18:58,337 うん。 ソルのオーブ 持ってりゅよ。 281 00:18:58,337 --> 00:19:02,341 ギゼりゅ なでなでさせて。 キャーア! 282 00:19:05,611 --> 00:19:08,781 ダンしゃん この子たちと あしょんでい~い? 283 00:19:08,781 --> 00:19:10,783 あっ ああ…。 284 00:19:10,783 --> 00:19:14,120 やった~! 285 00:19:14,120 --> 00:19:17,456 ほいっ…。 286 00:19:17,456 --> 00:19:19,458 ふう~。 287 00:19:19,458 --> 00:19:21,761 い~よ~! 288 00:19:24,296 --> 00:19:26,999 (ネマ)いってきま~しゅ! 289 00:19:29,802 --> 00:19:32,638 しゅご~い 気持ちい~ね。 290 00:19:32,638 --> 00:19:35,641 (ギゼル)人間の娘…。 291 00:19:35,641 --> 00:19:40,146 そなたから 炎竜殿の気配を 感じるが 契約者ではないな? 292 00:19:40,146 --> 00:19:42,148 うん そうみたい。 293 00:19:42,148 --> 00:19:44,316 さっき おーぶから そルの声がしたの。 294 00:19:44,316 --> 00:19:46,485 おーぶがあれば➡ 295 00:19:46,485 --> 00:19:49,155 しゅべてのりゅ~ぞくと お話 できるって。 296 00:19:49,155 --> 00:19:51,657 うむ。 竜の娘として➡ 297 00:19:51,657 --> 00:19:54,326 我々の群れは そなたを歓迎しよう。 298 00:19:54,326 --> 00:20:07,673 ♬~ 299 00:20:07,673 --> 00:20:10,342 おいし~。 こ… こら~! 300 00:20:10,342 --> 00:20:12,845 エヘヘヘ! 待て~! 301 00:20:12,845 --> 00:20:17,183 何 何 追いかけっこ? 僕も 僕も! 302 00:20:17,183 --> 00:20:19,685 (笑い声) 303 00:20:23,522 --> 00:20:27,126 ふわ~あ 気持ち~の。 304 00:20:29,528 --> 00:20:32,198 (鼻歌) 305 00:20:32,198 --> 00:20:34,200 えい! 306 00:20:42,208 --> 00:20:44,210 反撃ら~! 307 00:20:44,210 --> 00:20:46,378 キャ~ッ! 308 00:20:46,378 --> 00:20:49,715 (笑い声) 309 00:20:49,715 --> 00:20:52,551 (ダン)ネフェルティマ様が 一発で名前を当てた 「ギゼル」は➡ 310 00:20:52,551 --> 00:20:54,553 群れの長だ。 311 00:20:54,553 --> 00:20:58,057 誇り高く 誰一人として その背中に乗せない。 312 00:20:58,057 --> 00:21:01,994 それがどうだ。 ネフェルティマ様には ああも おとなしく…。 313 00:21:01,994 --> 00:21:04,497 ああっ 立ち直れそうにない! 314 00:21:04,497 --> 00:21:07,166 炎竜事件は知っているな。 315 00:21:07,166 --> 00:21:10,669 ああ。 学院の試験で 炎竜が召喚された件だろ。 316 00:21:10,669 --> 00:21:15,174 北の山脈へ帰っていく後ろ姿が ここからも見えた。 317 00:21:15,174 --> 00:21:17,676 俺たちも現場に行きたかったぜ。 318 00:21:17,676 --> 00:21:21,180 しかも炎竜と契約した 女の子がいるって…。 319 00:21:21,180 --> 00:21:27,186 あれ? さっき ネフェルティマ様 竜玉って言ってなかったか? 320 00:21:27,186 --> 00:21:30,523 竜と意思疎通できる 伝説の魔道具。 321 00:21:30,523 --> 00:21:33,559 伝説で語られている 原竜のみが作り出せる➡ 322 00:21:33,559 --> 00:21:35,561 「竜玉」を持っているってことは…。 323 00:21:35,561 --> 00:21:39,198 あのとき 炎竜のあるじになったと 言われたのが ネフェルティマ様だ。 324 00:21:39,198 --> 00:21:41,200 やっぱりか!? 325 00:21:41,200 --> 00:21:44,870 もっとも 正式な契約を したわけではないようだが。 326 00:21:44,870 --> 00:21:48,040 信じられないぜ あんな小さい子が。 327 00:21:48,040 --> 00:21:51,043 私も半信半疑だった。 しかし…。 328 00:21:51,043 --> 00:21:53,045 (ネマ)たらいま~! 329 00:21:55,214 --> 00:21:57,550 なっ なぜ ラース殿が!? 330 00:21:57,550 --> 00:22:01,320 迎えにきてくえたの~。 331 00:22:01,320 --> 00:22:06,492 (ダン)殿下の聖獣に リンドブルムとリンドドレイクを従えて➡ 332 00:22:06,492 --> 00:22:09,662 この少女は いったい何者なんだ? 333 00:22:09,662 --> 00:22:11,997 いっぱい もふもふ なでなでできて➡ 334 00:22:11,997 --> 00:22:14,600 たのちかったの~!