1 00:00:02,970 --> 00:00:05,973 <本物の魔王は死んだ。 2 00:00:05,973 --> 00:00:09,977 世界の敵を 何者かが倒した。 3 00:00:09,977 --> 00:00:14,982 だが 今もなお 残された力が 数多く うごめいている。 4 00:00:14,982 --> 00:00:18,318 尋常の力では 討伐もあたわぬ➡ 5 00:00:18,318 --> 00:00:21,989 修羅のごとき 百鬼魔人が。 6 00:00:21,989 --> 00:00:28,328 世界最大の都市 黄都が 勇者の選定を進める中➡ 7 00:00:28,328 --> 00:00:31,999 リチア新公国を率いる 警めのタレンは➡ 8 00:00:31,999 --> 00:00:37,004 新たな秩序 恐怖による統治を求めていた> 9 00:02:42,162 --> 00:02:44,331 (ニヒロ)フフフフフフ…。 10 00:02:44,331 --> 00:02:47,667 ウフフ ウフフフ…。 11 00:02:47,667 --> 00:02:49,669 うっ ハァハァ…。 12 00:02:49,669 --> 00:02:51,838 よくも メイジを! ひぃっ! ぐあっ…。 13 00:02:51,838 --> 00:02:54,841 ぐっ… んっ? くそっ! 14 00:02:54,841 --> 00:02:58,345 俺たちのメイジを焼きやがったな! 死ね! 15 00:03:01,281 --> 00:03:05,118 (キア)ハァ… 先生! こっちのほうまで燃えてる。 16 00:03:05,118 --> 00:03:08,455 《エレア:この火は メイジ市兵の暴走か➡ 17 00:03:08,455 --> 00:03:10,791 それとも 他の何者かが…》 (キア)先生! 18 00:03:10,791 --> 00:03:12,793 (エレア)あっ…。 19 00:03:15,629 --> 00:03:18,965 あっ… おい 女がいるぞ。 20 00:03:18,965 --> 00:03:22,469 リチアのやつだよな? やめとけ 兵士じゃないだろ。 21 00:03:22,469 --> 00:03:24,971 知るかよ ちくしょう! ハッ…。 22 00:03:24,971 --> 00:03:28,975 俺らの街は こいつらに やられたんだ。 同罪だろうが! 23 00:03:28,975 --> 00:03:31,645 《メイジ市兵は 黄都側。 24 00:03:31,645 --> 00:03:36,483 始末するにしても ある程度の言い訳が必要になる》 25 00:03:36,483 --> 00:03:39,820 いいか お前ら 動くなよ。 26 00:03:39,820 --> 00:03:44,324 先生…。 待ってください キア。 先生が まず 話を…。 27 00:03:44,324 --> 00:03:46,326 (シャルク)なんだ? (2人)あっ…。 28 00:03:46,326 --> 00:03:48,662 んっ…。 (市兵たち)ああ? 29 00:03:48,662 --> 00:03:53,500 こんなときに 女の子を誘う 相談でもしてるのか? 30 00:03:53,500 --> 00:03:58,338 楽しそうだな。 俺も交ぜてくれ。 31 00:03:58,338 --> 00:04:01,541 邪魔をするな! 魔族風情が…。 32 00:04:06,780 --> 00:04:08,782 (2人)あっ…。 33 00:04:08,782 --> 00:04:14,988 さて あんたたちも リチアのやつじゃないな。 何者だ? 34 00:04:16,957 --> 00:04:19,760 (シャルク)だんまりか… フフフフ。 35 00:04:21,795 --> 00:04:25,799 死人より 口なしだ。 んっ…。 36 00:04:25,799 --> 00:04:29,803 《エレア:キアに 「死ね」と 言わせることさえできれば➡ 37 00:04:29,803 --> 00:04:32,806 魔族だって 殺すことができる。 38 00:04:32,806 --> 00:04:37,477 けれど あの動きより速く それが できるだろうか》 39 00:04:37,477 --> 00:04:39,479 わっ… 私…。 あっ…。 40 00:04:39,479 --> 00:04:42,983 イッ… イータ樹海道から 勉強に来たの。 41 00:04:42,983 --> 00:04:45,652 この人は 私の先生で➡ 42 00:04:45,652 --> 00:04:47,654 だから その…。 43 00:04:47,654 --> 00:04:52,159 はぁ? (キア)助けてくれた… のよね? 44 00:04:52,159 --> 00:04:55,328 ありがとう。 けれど…。 45 00:04:55,328 --> 00:04:58,832 殺すことまでは なかったと思うわ。 46 00:04:58,832 --> 00:05:01,268 キア! だって そうじゃない! 47 00:05:01,268 --> 00:05:03,436 まだ 何もしてなかった。 48 00:05:03,436 --> 00:05:05,772 私だったら もっと うまくやれたわ。 49 00:05:05,772 --> 00:05:07,774 フッ フフフフフ…。 あっ…。 50 00:05:07,774 --> 00:05:11,444 ハハハハハハハ! そうだな。 51 00:05:11,444 --> 00:05:14,247 そこのお嬢さんの 言うとおりだった。 52 00:05:16,783 --> 00:05:20,453 東側で リチアの兵が避難誘導をしている。 53 00:05:20,453 --> 00:05:24,791 逃がしてもらえ。 あっちは 火の勢いも まだ 弱い。 54 00:05:24,791 --> 00:05:27,460 あなた 名前は? 55 00:05:27,460 --> 00:05:32,465 もう ない。 生きていたころの名前はな。 56 00:05:32,465 --> 00:05:35,468 こっちだ 急げ! 早く。 57 00:05:35,468 --> 00:05:38,638 早く 街を出ろ! 女 子どもが 先だ! 58 00:05:38,638 --> 00:05:40,640 押すな! 男は 後だ! 59 00:05:40,640 --> 00:05:43,810 キア やっぱり 先生と 街を出ましょう。 60 00:05:43,810 --> 00:05:45,812 でも…。 61 00:05:45,812 --> 00:05:48,315 ラナさんが心配なのは わかります。 62 00:05:48,315 --> 00:05:51,651 けれど さっきのことで わかったでしょう? 63 00:05:51,651 --> 00:05:55,155 そうね。 64 00:05:55,155 --> 00:05:57,991 《キアは 何も知らない。 65 00:05:57,991 --> 00:06:01,595 もしも かつての私が この子のようだったら…》 66 00:06:04,264 --> 00:06:07,267 《エレア:誰か1人でも 信じられる大人がいて➡ 67 00:06:07,267 --> 00:06:11,271 世界の悪意に 無頓着でいられてたら…。 68 00:06:11,271 --> 00:06:14,441 いえ… 本当は 誰だって➡ 69 00:06:14,441 --> 00:06:17,277 自分の力で戦うしかない。 70 00:06:17,277 --> 00:06:20,280 私は 私自身の手で 幸せを…》 71 00:06:20,280 --> 00:06:22,616 それでも 助けさせてよ。 72 00:06:22,616 --> 00:06:24,951 あっ… キア。 73 00:06:24,951 --> 00:06:27,254 私 なんだって できるのに…。 74 00:06:29,289 --> 00:06:32,792 友達も助けられないなんて 絶対に嫌だから! 75 00:06:32,792 --> 00:06:35,595 こっちだ! 急げ! 76 00:06:37,797 --> 00:06:41,468 もしも ここで 何もしないままだったら➡ 77 00:06:41,468 --> 00:06:44,070 大人になってから きっと 後悔するから…。 78 00:06:46,640 --> 00:06:51,478 あっ…。 だから 一緒に来て 先生。 79 00:06:51,478 --> 00:06:54,481 正しいことをするのを見ていて。 80 00:06:54,481 --> 00:06:58,485 私は 無敵だから。 幸せでいたいの。 81 00:06:58,485 --> 00:07:00,487 あっ…。 82 00:07:02,923 --> 00:07:06,926 《エレア:もう 月嵐のラナを 始末する理由はない。 83 00:07:06,926 --> 00:07:11,932 私と世界詞のつながりを 誰かに伝える機会もないはず。 84 00:07:11,932 --> 00:07:14,768 むしろ キアのわがままに つきあえば➡ 85 00:07:14,768 --> 00:07:18,471 世界詞の実在が 他の誰かに 知られるかもしれない》 86 00:07:21,775 --> 00:07:24,110 キア お願いだから 先生の言うこと…。 87 00:07:24,110 --> 00:07:27,314 一緒にいてくれないと 嫌なの! エレア! 88 00:07:30,617 --> 00:07:34,287 フッ… ええ そうですね。 89 00:07:34,287 --> 00:07:38,625 あっ…。 うぅっ…。 90 00:07:38,625 --> 00:07:41,461 逆に 教えられてしまいましたね。 91 00:07:41,461 --> 00:07:45,465 キアは 先生の 自慢の生徒です。 92 00:07:48,134 --> 00:07:51,638 (キア)ハァハァ ハァハァ ハァハァ ハァハァ…。 93 00:07:53,807 --> 00:07:55,809 ハッ… キア! 94 00:07:55,809 --> 00:07:58,311 あっ…。 95 00:07:58,311 --> 00:08:02,515 来ないで! ハァハァ ハァハァハァ…。 96 00:08:09,255 --> 00:08:12,926 ねえ 先生。 また 戻れるわよね? 97 00:08:12,926 --> 00:08:15,929 また 平和だったときみたいに。 それは…。 98 00:08:15,929 --> 00:08:19,599 だって ラナの好きな街が こんなふうになって…。 99 00:08:19,599 --> 00:08:22,936 ハァハァ… ラナだって ひどい目に遭ってばかりで。 100 00:08:22,936 --> 00:08:27,107 ハァハァ ハァハァハァ… かわいそうじゃない! 101 00:08:27,107 --> 00:08:30,010 ええ 本当に。 102 00:08:32,445 --> 00:08:36,449 (エレア)みんな 元どおりに戻れると いいですよね。 103 00:08:43,123 --> 00:08:46,626 (ダカイ)あの噴水 気に入ってたんだけどな。 104 00:08:52,465 --> 00:08:54,467 🔊すでに ワイバーン部隊は壊滅! 105 00:08:54,467 --> 00:08:56,803 🔊市街部の防衛線も すべてが…。 負けるな。 106 00:08:56,803 --> 00:09:00,573 🔊甚大な被害を被っています! 特に 火災の状況がひどく➡ 107 00:09:00,573 --> 00:09:02,575 消火の見込みは 立っておりません! 108 00:09:02,575 --> 00:09:06,079 🔊また 侵入したメイジ市の市兵が 虐殺行為…。 109 00:09:14,421 --> 00:09:18,425 ここの部隊は もう 撤退したぞ。 俺だけだ。 110 00:09:18,425 --> 00:09:20,427 🔊(ニヒロ)そうかい。 111 00:09:20,427 --> 00:09:23,263 ご親切に どうも ありがとう。 112 00:09:23,263 --> 00:09:25,598 君も そうするべきだったね。 113 00:09:25,598 --> 00:09:29,602 何 言ってんだか… 兵を引かせたのは➡ 114 00:09:29,602 --> 00:09:31,604 邪魔をさせないためだ。 115 00:09:31,604 --> 00:09:33,606 こんな おもしろい世界で➡ 116 00:09:33,606 --> 00:09:36,776 逃げるなんて もったいないまね するわけないだろ? 117 00:09:36,776 --> 00:09:40,780 全部 俺のもんだ。 🔊(ニヒロ)ウフフ… そう。 118 00:09:40,780 --> 00:09:43,783 🔊それなら 最後に よく眺めておくといい。 119 00:09:43,783 --> 00:09:47,487 全部 粉みじんに なってしまうだろうから。 120 00:09:53,293 --> 00:09:55,295 んっ…。 121 00:09:58,298 --> 00:10:02,469 《魔族だな。 ナガンで見た連中と同じように➡ 122 00:10:02,469 --> 00:10:06,473 このタランチュラの野郎を 生かしている核がある。 123 00:10:06,473 --> 00:10:08,575 胴体の中か?》 124 00:10:14,314 --> 00:10:16,983 《ダカイ:こいつの中身を殺す。 125 00:10:16,983 --> 00:10:20,487 さて… どうする?》 126 00:10:20,487 --> 00:10:38,505 ♬~ 127 00:10:38,505 --> 00:10:41,341 おいおい… 硬すぎるだろ。 128 00:10:41,341 --> 00:10:45,178 いい腕だね 剣士さん。 129 00:10:45,178 --> 00:10:47,514 でも 私には勝てないよ。 130 00:10:47,514 --> 00:10:51,851 剣士… 剣士ね。 131 00:10:51,851 --> 00:10:56,856 《斬れねえな。 剣以外の攻撃も 試してみたんだが…》 132 00:10:56,856 --> 00:11:13,139 ♬~ 133 00:11:13,139 --> 00:11:15,141 剣士か…。 134 00:11:15,141 --> 00:11:18,044 《ダカイ:どこの誰が斬った?》 135 00:11:27,320 --> 00:11:30,490 ああ そこ… その噴水だけどさ➡ 136 00:11:30,490 --> 00:11:32,492 結構 気に入ってたんだよ。 137 00:11:32,492 --> 00:11:36,296 景色とか 建物とかは好きなんだ。 盗めないから。 138 00:11:41,834 --> 00:11:43,836 ハハッ。 139 00:11:46,172 --> 00:11:51,344 《突進? いや さっきとは動きが…》 140 00:11:51,344 --> 00:11:53,846 んっ…。 141 00:11:53,846 --> 00:11:55,848 んっ! 142 00:11:57,850 --> 00:11:59,852 《やっぱり 糸か》 143 00:12:05,291 --> 00:12:07,493 巣の中ってことね。 144 00:12:09,796 --> 00:12:12,298 さあ 死んでよ。 145 00:12:12,298 --> 00:12:14,801 フッ… どっちがだ? 146 00:12:14,801 --> 00:12:26,145 ♬~ 147 00:12:26,145 --> 00:12:28,147 あっ…。 148 00:12:28,147 --> 00:12:44,330 ♬~ 149 00:12:44,330 --> 00:12:47,634 🔊ダカイ殿 指示どおり 冷たい星を照射しました。 150 00:12:57,010 --> 00:12:59,012 ぐっ… くっ…。 151 00:13:09,455 --> 00:13:11,457 🔊(ニヒロ)フッ…。 んっ? 152 00:13:11,457 --> 00:13:16,295 フフフフ… ウフフフフフフ…。 153 00:13:16,295 --> 00:13:18,298 ハァ…。 154 00:13:23,303 --> 00:13:26,306 🔊(ニヒロ)フフフフフフ… ウフフフフフ…。 155 00:13:26,306 --> 00:13:29,308 🔊ハハハ! ウフフフ… ハハッ…。 156 00:13:33,980 --> 00:13:35,982 冗談だろ…。 157 00:13:37,984 --> 00:13:40,987 うっ…。 158 00:13:40,987 --> 00:13:42,989 ぐっ…。 159 00:13:46,993 --> 00:13:50,330 🔊(ニヒロ)熱も衝撃も ヘルネテンには効かない。 160 00:13:50,330 --> 00:13:53,332 あんな物で 倒せると思ったのかい? 161 00:13:55,501 --> 00:13:57,503 《まずいな。 162 00:13:57,503 --> 00:14:01,441 やつを誘導して あえて 水を浴びさせた。 163 00:14:01,441 --> 00:14:06,779 空気が熱されれば 装甲の隙間が 泡立つかと思ったが…。 164 00:14:06,779 --> 00:14:11,117 完全密閉だ。 空気孔すら ないのか? 165 00:14:11,117 --> 00:14:13,619 中のやつは どうやって生きてるんだ?》 166 00:14:15,621 --> 00:14:19,459 《ダカイ:窒息は狙えない。 水没も無意味。 167 00:14:19,459 --> 00:14:23,796 魔剣のやいばも通らない。 埋めても出てくる。 168 00:14:23,796 --> 00:14:27,800 糸で ねじ切る小細工も 関節を狙っても…。 169 00:14:27,800 --> 00:14:30,603 冷たい星も 何も効かない》 170 00:14:32,805 --> 00:14:37,810 ハハッ どうやって斬ったんだ? こんなやつ。 171 00:14:37,810 --> 00:14:40,980 フゥ… 君は➡ 172 00:14:40,980 --> 00:14:42,982 邪魔だ! 173 00:14:48,321 --> 00:14:52,158 んっ… フッ…。 174 00:14:52,158 --> 00:14:56,329 《楽しい… この世界は楽しい》 175 00:14:56,329 --> 00:14:59,332 よし… 試しに やってみるか。 176 00:15:05,104 --> 00:15:08,608 生きているの? なぜか… ゲホッ。 177 00:15:08,608 --> 00:15:11,511 わかってくれるやつが いないんだけどさ。 178 00:15:14,447 --> 00:15:19,452 俺 剣士じゃなくて 盗賊なんだよな。 179 00:15:19,452 --> 00:15:23,456 🔊(ニヒロ)ああ… それは 気が合いそうだね。 180 00:15:23,456 --> 00:15:26,292 私も ミニアと仲よくしたいのに➡ 181 00:15:26,292 --> 00:15:28,294 わかってもらえないのさ! 182 00:15:28,294 --> 00:15:30,630 フッ… ハハッ そっか。 183 00:15:30,630 --> 00:15:34,300 初めて あんたと 世間話できたな! 184 00:15:34,300 --> 00:15:37,637 あっ! 185 00:15:37,637 --> 00:15:41,641 糸…。 俺が 本当に得意なのはさ➡ 186 00:15:41,641 --> 00:15:44,043 こうやって 武器を盗むとか…。 187 00:15:47,647 --> 00:15:49,649 鍵を開けるとか。 188 00:15:53,486 --> 00:15:55,488 フッ…。 189 00:15:55,488 --> 00:15:58,591 あっ… なっ! (ハッチの開く音) 190 00:16:03,429 --> 00:16:05,598 なっ… 何を…。 191 00:16:05,598 --> 00:16:08,100 (ダカイ)想像どおり かわいい顔だったな。 192 00:16:08,100 --> 00:16:10,937 くっ…。 (ダカイ)考えたんだよ。 193 00:16:10,937 --> 00:16:15,274 そいつが 生体戦車なら 動かすのは 神経だ。 194 00:16:15,274 --> 00:16:19,779 搭乗口を動かすのだって 神経からの指令なんだろう。 195 00:16:19,779 --> 00:16:23,616 だとしたら ぶっ壊せるんじゃないかって。 196 00:16:23,616 --> 00:16:27,119 神経から はじける マンドレイクの毒で…。 197 00:16:29,121 --> 00:16:35,962 <ダカイは ヒグアレが体内に隠し持つ 毒剣の1本を盗んでいた。 198 00:16:35,962 --> 00:16:39,632 それは 神経の流れすらも把握する➡ 199 00:16:39,632 --> 00:16:42,468 世界逸脱の観察力。 200 00:16:42,468 --> 00:16:46,973 神経に作用する毒で 脳の どの部分を侵し➡ 201 00:16:46,973 --> 00:16:52,311 どこを不全にすれば 開閉機能を解錠できるか➡ 202 00:16:52,311 --> 00:16:55,314 観察によって 確かめていた。 203 00:16:55,314 --> 00:16:59,819 柳の剣のソウジロウによって 刻まれた傷口は➡ 204 00:16:59,819 --> 00:17:03,756 鵲のダカイにとっての 鍵穴であった> 205 00:17:03,756 --> 00:17:09,095 フフフフ… 本当に 世間話が好きなんだね。 206 00:17:09,095 --> 00:17:11,597 俺の話は おもしろいだろ? 207 00:17:11,597 --> 00:17:13,933 ハァ… そうかもね。 208 00:17:13,933 --> 00:17:24,543 ♬~ 209 00:17:45,464 --> 00:17:51,637 (ラナ)ハァハァ ハァハァハァ… うぅっ…。 210 00:17:51,637 --> 00:17:56,642 ハァ… ヒッ… ヒグアレが やられた。 211 00:17:56,642 --> 00:18:00,079 世界詞なのか? 212 00:18:00,079 --> 00:18:04,083 あれが 世界詞の力か? 213 00:18:04,083 --> 00:18:09,755 ハァ… あっ…。 214 00:18:09,755 --> 00:18:12,558 ハァ… あっ! 215 00:18:14,760 --> 00:18:18,431 《ラナ:こいつらだって 強者だった。 216 00:18:18,431 --> 00:18:22,601 倒さなきゃ 黄都を滅ぼすような 連中だったんだ。 217 00:18:22,601 --> 00:18:25,438 なのに こんな簡単に…》 218 00:18:25,438 --> 00:18:32,445 ハァハァ ハァハァハァ…。 219 00:18:32,445 --> 00:18:34,613 ハッ… うっ…。 220 00:18:34,613 --> 00:18:36,616 ハァ…。 221 00:18:36,616 --> 00:18:39,118 《こんな ごみみたいに 踏みにじる 化け物がいて➡ 222 00:18:39,118 --> 00:18:41,120 いいわけないだろ!》 223 00:18:49,128 --> 00:18:51,130 あっ…。 224 00:19:01,073 --> 00:19:03,776 (エレア)ラナ 何をやっているの? あっ…。 225 00:19:07,246 --> 00:19:09,749 エレア キア…。 226 00:19:17,423 --> 00:19:20,926 こんなの ひどすぎる。 227 00:19:20,926 --> 00:19:22,928 化け物ばかりだ。 228 00:19:22,928 --> 00:19:26,932 手を貸してくれ! (逃げ惑う声) 229 00:19:26,932 --> 00:19:29,435 ぜっ… 全部 殺してやる。 230 00:19:29,435 --> 00:19:31,437 ラナ! うっ…。 あっ! 231 00:19:31,437 --> 00:19:34,273 この街も お前らも➡ 232 00:19:34,273 --> 00:19:36,942 冷たい星で 消し飛ばしちまえばいい! 233 00:19:36,942 --> 00:19:41,113 誰かが… 誰かがやらなきゃ 終わらないだろ! 234 00:19:41,113 --> 00:19:43,516 ラナ! ハッ…。 235 00:19:48,788 --> 00:19:50,790 止まって! 236 00:19:52,792 --> 00:19:55,294 (エレア/ラナ)あっ…。 237 00:19:55,294 --> 00:19:57,296 散って。 238 00:19:59,298 --> 00:20:02,968 あっ… ああ… あっ…。 239 00:20:02,968 --> 00:20:04,970 (冷たい星を落とす音) 240 00:20:04,970 --> 00:20:07,473 落ち着いて ラナ。 241 00:20:07,473 --> 00:20:11,644 あなた たぶん 怖すぎて おかしくなってるんだわ。 242 00:20:11,644 --> 00:20:13,979 私の知ってる ラナじゃないもの。 243 00:20:13,979 --> 00:20:19,585 ねっ? そうでしょ? あっ… ああ…。 244 00:20:23,322 --> 00:20:26,992 (キア)こんな ひどいことなんてあるから…。 245 00:20:26,992 --> 00:20:29,829 ねえ 先生。 246 00:20:29,829 --> 00:20:33,165 私の力は 人を幸せにするための力って➡ 247 00:20:33,165 --> 00:20:36,001 言ってたわよね。 あっ… キア! 248 00:20:36,001 --> 00:20:38,337 いけない! 249 00:20:38,337 --> 00:20:40,339 力を見せては…。 250 00:20:44,677 --> 00:20:46,679 消えて。 251 00:20:54,353 --> 00:20:56,355 ハッ…。 252 00:21:00,626 --> 00:21:04,130 ラナ… もう これで 怖がることなんてないわ。 253 00:21:04,130 --> 00:21:06,966 なっ… なんなんだ? 254 00:21:06,966 --> 00:21:08,968 なんなんだよ!? お前らは! えっ…。 255 00:21:08,968 --> 00:21:12,471 ラナさん もう 帰りましょう。 256 00:21:12,471 --> 00:21:14,974 ハッ… ああ…。 257 00:21:16,976 --> 00:21:20,980 私を… 私を殺す気なのか。 258 00:21:20,980 --> 00:21:23,983 やめてくれ。 頼む。 259 00:21:23,983 --> 00:21:26,318 キアの前だろ? 260 00:21:26,318 --> 00:21:28,320 ねえ あの…。 261 00:21:30,322 --> 00:21:33,526 (キア)本当は 私 なんだって できて…。 262 00:21:35,995 --> 00:21:38,497 隠してて ごめん。 263 00:21:38,497 --> 00:21:42,501 もっと早く あなたの街を 助けてあげられなくて…。 264 00:21:42,501 --> 00:21:46,338 たとえ そいつが化け物でも➡ 265 00:21:46,338 --> 00:21:49,175 キアの前でだけは きれいで➡ 266 00:21:49,175 --> 00:21:51,577 お優しい先生で いたいんじゃないのか? 267 00:21:53,512 --> 00:21:55,514 頼む…。 268 00:22:00,619 --> 00:22:02,621 ラナさん。 269 00:22:08,961 --> 00:22:10,963 そんなこと➡ 270 00:22:10,963 --> 00:22:13,966 先生が するわけないじゃないですか。