1 00:00:02,002 --> 00:00:04,004 (ハッコン)いらっしゃいませ。 2 00:00:04,004 --> 00:00:06,506 (ラッミス)おはよう ハッコン! (ハッコン)いらっしゃいませ。 3 00:00:06,506 --> 00:00:09,176 (カリオス)おう おはよう ラッミス! んっ…。 4 00:00:09,176 --> 00:00:12,846 カリオスさん ゴルスさん 今日も 見張り お疲れさま! 5 00:00:12,846 --> 00:00:17,017 (ゴルス)おう。 夜勤明けの甘いお茶は格別だ! 6 00:00:17,017 --> 00:00:19,853 またのご利用を お待ちしています。 フフッ。 7 00:00:19,853 --> 00:00:23,190 <ハッコン:死んで 自動販売機に 生まれ変わるという➨ 8 00:00:23,190 --> 00:00:25,526 とんでもない事態に なってしまった 俺だったが…> 9 00:00:25,526 --> 00:00:27,527 おはよう! フフフ! フフッ! 10 00:00:27,527 --> 00:00:30,531 <ハッコン:なんだかんだで それなりに楽しくやっている> 11 00:00:49,416 --> 00:00:53,086 (ハッコン)外見は 四角い鉄の箱。 内に秘めるは 人の魂。 12 00:00:53,086 --> 00:00:56,256 不思議が満ちた異世界で 相棒 ラッミスに背負われて➨ 13 00:00:56,256 --> 00:00:58,592 東へ西へ 大奔走! 14 00:00:58,592 --> 00:01:02,663 俺は ハッコン! いらっしゃいませは イエスの意味だ! 15 00:02:17,004 --> 00:02:21,041 (ヒュールミ)んっ んっ… プハー! もう 夏だね~。 16 00:02:21,041 --> 00:02:24,711 いらっしゃいませ。 ああ。 早いもんだな。 17 00:02:24,711 --> 00:02:26,880 《そうか。 ここは 空もあるし➨ 18 00:02:26,880 --> 00:02:29,716 季節も変わるから つい忘れがちだが➨ 19 00:02:29,716 --> 00:02:33,220 複数の階層がある 迷宮の中なんだ。 20 00:02:33,220 --> 00:02:36,556 もっと暑くなったら アイスの販売を始めて…》 21 00:02:36,556 --> 00:02:39,059 (ミシュエル)ハッコンさん! 《ハッコン:おや ミシュエル》 22 00:02:39,059 --> 00:02:41,395 今日は 折り入って お願いがあります。 23 00:02:41,395 --> 00:02:43,397 《ハッコン:なんだ? 改まった顔して》 24 00:02:43,397 --> 00:02:46,566 実は 前々から ずっと 思っていたことがあるのです。 25 00:02:46,566 --> 00:02:50,237 ハッコンさん! 鉄の体でありながら 高潔で 優しく➨ 26 00:02:50,237 --> 00:02:52,906 鉄壁の防御だけではなく 蘇生も こなせる…。 27 00:02:52,906 --> 00:02:55,075 魔道具であるとか そんなことは関係なく➨ 28 00:02:55,075 --> 00:02:57,244 あなたに ほれました! (ヒュールミ/ラッミス)あっ…。 29 00:02:57,244 --> 00:03:00,180 《えっ? ほっ… ほれたって?》 ハッコンさん! 30 00:03:00,180 --> 00:03:03,016 今日から 師匠と 呼ばせてもらっていいですか!? 31 00:03:03,016 --> 00:03:06,019 《ほれたって 人としてって意味だよな?》 32 00:03:06,019 --> 00:03:08,355 だっ… だめでしょうか? 33 00:03:08,355 --> 00:03:12,025 《ハッコン:ミシュエルは すご腕の ハンターだけど 高度のコミュ障だ。 34 00:03:12,025 --> 00:03:15,195 きっと 勇気を出して 言ってくれたに違いない。 35 00:03:15,195 --> 00:03:17,197 ここは 大人として…》 36 00:03:17,197 --> 00:03:20,701 いらっしゃいませ。 タハッ! いいということですね。 37 00:03:20,701 --> 00:03:23,370 ありがとうございます! ハッコン師匠! 38 00:03:23,370 --> 00:03:27,374 《こっ… このハグに深い意味は なっ… ないよな? 39 00:03:27,374 --> 00:03:29,543 んっ?》 (ラッミス/ヒュールミ)ふ~ん。 40 00:03:29,543 --> 00:03:31,712 弟子ができてよかったね。 フフッ。 41 00:03:31,712 --> 00:03:34,214 すごいじゃねえか ハッコン。 《ハッコン:あっ いや➨ 42 00:03:34,214 --> 00:03:37,718 弟子といっても 何も教えることなんかないよ!?》 43 00:03:37,718 --> 00:03:41,388 では ハッコン師匠 早速 お体 拭かせてもらいます。 44 00:03:41,388 --> 00:03:44,725 もう ミシュエル! ハッコンの体を拭くのは うちやの! 45 00:03:44,725 --> 00:03:47,394 しなくていいの! そうでしたか。 46 00:03:47,394 --> 00:03:50,731 差し出がましいまねをしてしまい 申し訳ありません。 47 00:03:50,731 --> 00:03:53,900 (熊会長)ちょうどいい。 皆 そろっているな。 48 00:03:53,900 --> 00:03:58,071 熊会長! ハッコン ラッミス ヒュールミ ミシュエル。 49 00:03:58,071 --> 00:04:01,808 これから 亡者の嘆き階層で 重大な会議がある。 50 00:04:01,808 --> 00:04:03,810 ぜひ 同行してほしい。 51 00:04:13,487 --> 00:04:15,822 彼らと 魔道具であるハッコンは➨ 52 00:04:15,822 --> 00:04:19,159 冥府の王と遭遇し 生き延びた者たちだ。 53 00:04:19,159 --> 00:04:21,161 (始まりの会長) その魔道具が うわさの➨ 54 00:04:21,161 --> 00:04:24,664 金で 未知の物を 購入することができる箱か。 55 00:04:24,664 --> 00:04:27,667 (熊会長)ああ。 他にも 有能な能力を保有し➨ 56 00:04:27,667 --> 00:04:31,171 何度も助けられている。 ほう…。 57 00:04:31,171 --> 00:04:34,674 《各階層の ハンター協会の会長たちが 集まっている➨ 58 00:04:34,674 --> 00:04:37,010 重大な会議とは…》 59 00:04:37,010 --> 00:04:39,179 早速 本題だが➨ 60 00:04:39,179 --> 00:04:44,851 先日 現れた 冥府の王は 魔王軍の左腕将軍で間違いない。 61 00:04:44,851 --> 00:04:47,187 んっ…。 (灼熱の会長)やっかいだな。 62 00:04:47,187 --> 00:04:49,189 《冥府の王。 63 00:04:49,189 --> 00:04:52,359 亡者の嘆き階層の階層主を倒した 俺たちの前に➨ 64 00:04:52,359 --> 00:04:56,029 突然 現れた 謎の4本腕骸骨。 65 00:04:56,029 --> 00:04:59,533 ヒュールミとシュイが 魔法で心臓を止められたが➨ 66 00:04:59,533 --> 00:05:02,335 AEDになった 俺の電気ショックが功を奏し➨ 67 00:05:02,335 --> 00:05:05,505 2人は 息を吹き返した。 68 00:05:05,505 --> 00:05:07,841 誰も死なずに済んで ほっとしてるが➨ 69 00:05:07,841 --> 00:05:10,510 あんなやつを このまま 野放しにしておけない。 70 00:05:10,510 --> 00:05:13,013 んっ? 表情は見えないが➨ 71 00:05:13,013 --> 00:05:18,518 愚者の奇行団のケリオイル団長からも いつにない すごみを感じる》 72 00:05:18,518 --> 00:05:22,022 あの… 左腕将軍って なんですか? 73 00:05:22,022 --> 00:05:25,358 うん。 このダンジョンの外 はるか北方に➨ 74 00:05:25,358 --> 00:05:29,029 魔王が治める国がある。 《ハッコン:魔王がいるのか! 75 00:05:29,029 --> 00:05:33,033 まあ この世界観でいないほうが 不自然とも言えるが》 76 00:05:33,033 --> 00:05:35,368 魔王は 自らを頭とし➨ 77 00:05:35,368 --> 00:05:41,374 上から順に 右腕 左腕 右脚 左脚 という序列になっている。 78 00:05:41,374 --> 00:05:45,879 つまり 左腕将軍は 魔王軍のナンバー3ということだ。 79 00:05:45,879 --> 00:05:47,881 ナンバー3…。 80 00:05:47,881 --> 00:05:50,884 魔王軍の幹部が なぜ あんな場所に? 81 00:05:50,884 --> 00:05:53,386 魔王軍とは やっかいだな。 82 00:05:53,386 --> 00:05:55,555 (犬岩山の会長) 防衛都市や帝国を越えて➨ 83 00:05:55,555 --> 00:05:59,059 魔王軍が侵攻してきたとは 考えにくいな。 84 00:05:59,059 --> 00:06:02,629 (灼熱の会長)で どうすんだ? 我らが管理するダンジョン内で➨ 85 00:06:02,629 --> 00:06:05,131 協会の一員に手を出したのだ。 86 00:06:05,131 --> 00:06:09,135 当然 総力を挙げて たたき潰す! 87 00:06:09,135 --> 00:06:11,304 おっ 珍しく やる気じゃねえか。 88 00:06:11,304 --> 00:06:14,140 なめられたままじゃ 商売が成り立たねえ。 89 00:06:14,140 --> 00:06:16,977 腕の立つのを参戦させるぜ! 90 00:06:16,977 --> 00:06:19,145 始まりの階層からも出そう。 91 00:06:19,145 --> 00:06:21,147 (ケリオイル) 団員を あんな目に遭わせて➨ 92 00:06:21,147 --> 00:06:23,149 ただで済ますわけがねえ! 93 00:06:23,149 --> 00:06:27,654 私も参戦させていただきたい。 雪辱を果たすためにも ぜひ! 94 00:06:27,654 --> 00:06:31,491 うちも参加するよ! ヒュールミとシュイを あんな目に…。 95 00:06:31,491 --> 00:06:33,827 1発 殴らないと 気が済まない! 96 00:06:33,827 --> 00:06:36,830 ねえ? ハッコン。 いらっしゃいませ。 97 00:06:36,830 --> 00:06:40,500 ヒュールミは 後ろから 作戦で支援して。 98 00:06:40,500 --> 00:06:43,837 冗談じゃねえ。 こっちは やられた当人だ。 99 00:06:43,837 --> 00:06:46,172 借りは 直接 この手で返す。 100 00:06:46,172 --> 00:06:48,842 ヒュールミ…。 うん! 101 00:06:48,842 --> 00:06:52,178 うん。 その熱い思い 受け取った。 102 00:06:52,178 --> 00:06:55,348 清流の湖は 最高の人材を用意する! 103 00:06:55,348 --> 00:06:59,185 皆で 力を合わせて 冥府の王を討伐しようぞ! 104 00:06:59,185 --> 00:07:01,154 (一同)お~! 105 00:07:01,154 --> 00:07:06,493 《このときばかりは 腕があればと 思わずにいられなかった。 106 00:07:06,493 --> 00:07:08,495 そうこうするうちに➨ 107 00:07:08,495 --> 00:07:11,264 各階層から 腕利きたちが やって来た》 108 00:07:14,334 --> 00:07:17,671 よう ラッミス ヒュールミ ハッコン! 109 00:07:17,671 --> 00:07:20,674 2人も討伐隊に? おうよ! 110 00:07:20,674 --> 00:07:23,677 (ユミテ)こんにちは ハッコンさん。 111 00:07:23,677 --> 00:07:26,846 (シメライ)おらんと思ったら こっちに来ておったのか。 112 00:07:26,846 --> 00:07:29,683 どれ いつもの水とスープを 買うとするか。 113 00:07:29,683 --> 00:07:32,185 今日こそ 数字を そろえてみせようぞ。 114 00:07:32,185 --> 00:07:35,689 《あれ? 門番ズは 討伐隊に参加として➨ 115 00:07:35,689 --> 00:07:38,858 早朝常連組の老夫婦が どうして?》 116 00:07:41,695 --> 00:07:45,865 (ホクシー)ハッコンさん ラッミスさん。 園長先生! 117 00:07:45,865 --> 00:07:49,369 シュイが お世話になったみたいで ありがとね。 118 00:07:49,369 --> 00:07:52,539 《ハッコン:始まりの階層の 孤児院の園長先生だ。 119 00:07:52,539 --> 00:07:55,709 確か シュイの 弓の先生だったよな》 120 00:07:55,709 --> 00:07:58,878 なんだ ホクシー。 お前さんも 参加するのか。 121 00:07:58,878 --> 00:08:03,817 元気にしとったのかい? はい。 シメライ先輩 ユミテ先輩。 122 00:08:03,817 --> 00:08:06,319 《3人は 知り合いだったのか! 123 00:08:06,319 --> 00:08:08,988 まさか この2人も すご腕?》 124 00:08:08,988 --> 00:08:11,825 <ハッコン:その日 各階層から駆けつけた➨ 125 00:08:11,825 --> 00:08:14,160 腕利きのハンターたちが集まって➨ 126 00:08:14,160 --> 00:08:17,831 冥府の王 討伐の 決起集会が行われた> 127 00:08:17,831 --> 00:08:19,833 (ラッミス)いろんな人がいるね! 128 00:08:19,833 --> 00:08:24,003 恐らく どいつも 強力な加護の所有者だろうぜ。 129 00:08:24,003 --> 00:08:27,007 (ニルクワ)なんだ? この年寄りの集まりは。 130 00:08:27,007 --> 00:08:30,343 介護施設じゃねえぞ。 やる気あるのかよ? 131 00:08:30,343 --> 00:08:32,345 おい あんた。 あんまり 下手なことは➨ 132 00:08:32,345 --> 00:08:34,848 口に出さないほうが身のためだぜ。 133 00:08:34,848 --> 00:08:38,351 なんだと? 誰に向かって 生意気な口を利いてんだ。 134 00:08:38,351 --> 00:08:41,521 俺たちはな…。 《あっ…》 いらっしゃいませ。 135 00:08:41,521 --> 00:08:43,523 どうした? もめ事か? 136 00:08:43,523 --> 00:08:46,693 おい ラッミス 軽く小突いて 気絶させてやれ。 137 00:08:46,693 --> 00:08:49,529 なんだ? おっさん。 てめえも こいつらの仲間か? 138 00:08:49,529 --> 00:08:53,199 おう 仲間だぜ。 といっても うちの団に入ってもらおうと➨ 139 00:08:53,199 --> 00:08:57,037 目下 口説き中なんだがな。 ケリオイル団長。 140 00:08:57,037 --> 00:08:59,539 うっ! ケッ… ケリオイルって➨ 141 00:08:59,539 --> 00:09:03,276 まさか 愚者の奇行団のケリオイル団長? 142 00:09:03,276 --> 00:09:06,780 だったら どうする? ひっ… ひぃ~! 143 00:09:06,780 --> 00:09:11,785 なっ… なんでもございませ~ん! 144 00:09:11,785 --> 00:09:14,120 愚者の奇行団で 団長を やらせてもらってます。 145 00:09:14,120 --> 00:09:16,122 ケリオイルです。 146 00:09:16,122 --> 00:09:20,627 今回は 団員のこともありますので 力を貸していただきたい。 147 00:09:20,627 --> 00:09:24,464 《お~! 丁寧な口調で 挨拶する団長って レアだな。 148 00:09:24,464 --> 00:09:28,134 ちなみに シュイや紅白双子は まだ 本調子じゃないらしく➨ 149 00:09:28,134 --> 00:09:30,136 今回は 不参加らしい。 150 00:09:30,136 --> 00:09:33,807 本人たちは 来たがったらしいけど》 151 00:09:33,807 --> 00:09:36,810 ミシュエルと申します。 若輩者ではありますが➨ 152 00:09:36,810 --> 00:09:40,146 ご指導 ごべんたつのほど よろしくお願いします! 153 00:09:40,146 --> 00:09:44,818 始まりの階層のホクシーと申します。 ユミテと申します。 154 00:09:44,818 --> 00:09:49,823 加護に 癒しの光と 剣術を少々 たしなんでおります。 155 00:09:49,823 --> 00:09:54,828 わしは シメライ。 魔法と いくつかの加護を所有しておる。 156 00:09:54,828 --> 00:09:58,331 今更だが カリオスだ。 ゴルスです。 157 00:09:58,331 --> 00:10:02,502 俺は ヒュールミ。 ラッミスの幼なじみで 魔道具技師だ。 158 00:10:02,502 --> 00:10:06,339 うちは ラッミス! そして 相棒のハッコンです! 159 00:10:06,339 --> 00:10:08,341 いらっしゃいませ。 160 00:10:08,341 --> 00:10:12,679 《ハッコン:う~ん! 前衛 後衛 回復役。 161 00:10:12,679 --> 00:10:15,014 かなり バランスのいい パーティーだな。 162 00:10:15,014 --> 00:10:18,184 年配陣の実力は未知数だが➨ 163 00:10:18,184 --> 00:10:22,355 ケリオイル団長なら 適切な判断を 下してくれるだろう》 164 00:10:22,355 --> 00:10:25,024 (ケリオイル) 早速 あしたから捜索開始だ。 165 00:10:25,024 --> 00:10:28,027 あの骨野郎に 復しゅうといこうぜ! 166 00:10:28,027 --> 00:10:30,029 (一同)お~! 167 00:10:38,738 --> 00:10:41,241 <ハッコン:翌日 いくつかのチームに分かれ➨ 168 00:10:41,241 --> 00:10:44,577 それぞれの探索地点へ 向かうことになった> 169 00:10:44,577 --> 00:10:47,914 皆 危険な役割を任せて 申し訳ない。 170 00:10:47,914 --> 00:10:50,083 お前さんは 変わらんのう。 171 00:10:50,083 --> 00:10:53,253 堅苦しいところなんぞ 昔のままじゃ。 172 00:10:53,253 --> 00:10:57,423 そうですよ。 仲間なのですから わびる必要ありませんよ。 173 00:10:57,423 --> 00:10:59,425 フフッ…。 174 00:10:59,425 --> 00:11:01,828 懐かしい光景ですわね。 175 00:11:01,828 --> 00:11:05,999 んっ? 皆さん 前方に 魔物が待ち構えています。 176 00:11:05,999 --> 00:11:10,003 (シメライ)ふん… わしと ばあさんと ホクシーで やるとするか。 177 00:11:10,003 --> 00:11:13,840 先輩との共同作業 久しぶりで ワクワクします。 178 00:11:13,840 --> 00:11:16,142 光よ 鏃を包め。 179 00:11:19,512 --> 00:11:22,015 あら 3体 まとめて。 はぁ~。 180 00:11:22,015 --> 00:11:24,017 お見事です。 相変わらず➨ 181 00:11:24,017 --> 00:11:26,186 えげつない腕してやがる。 182 00:11:26,186 --> 00:11:28,188 え~! そうなんだ。 183 00:11:28,188 --> 00:11:30,189 (シメライ)やれやれ 遠すぎて➨ 184 00:11:30,189 --> 00:11:33,192 魔物が わしらに まだ 気付いておらんようじゃ。 185 00:11:33,192 --> 00:11:35,895 ならば 呼ぶか! かぁ~! 186 00:11:41,701 --> 00:11:43,703 フッ! 187 00:11:48,207 --> 00:11:50,210 うわ~! 188 00:11:50,210 --> 00:11:53,713 (熊会長)さすがですね お三方。 腕は 衰えてないようだ。 189 00:11:53,713 --> 00:11:56,883 いや~ 練度が落ちておるのう。 190 00:11:56,883 --> 00:12:00,019 やれやれ 魔力を練り直さんといかんな。 191 00:12:00,019 --> 00:12:02,689 切れ味が鈍くなっています。 192 00:12:02,689 --> 00:12:06,025 ハァ… 年は取りたくないですね。 193 00:12:06,025 --> 00:12:09,195 これは シュイに 偉そうなことは言えませんね。 194 00:12:09,195 --> 00:12:11,197 反省しなければ。 195 00:12:11,197 --> 00:12:14,701 すっごいな! ハッコン うちらも負けてられないね! 196 00:12:14,701 --> 00:12:16,703 いらっしゃいませ。 197 00:12:16,703 --> 00:12:21,040 んっ… うん。 ヘヘッ。 198 00:12:21,040 --> 00:12:23,710 (カリオス)いや~ うめえ! 199 00:12:23,710 --> 00:12:25,878 シュイも羨ましがってるでしょう。 200 00:12:25,878 --> 00:12:29,549 この遠征で 全メニュー 制覇してみたいのう。 201 00:12:29,549 --> 00:12:32,051 毎回 ハッコンの料理が 食べられるだけで➨ 202 00:12:32,051 --> 00:12:36,222 やる気が出るってもんだぜ! ああ 全くだ。 203 00:12:36,222 --> 00:12:40,226 《お代わりは いくらでもあるから 十分 英気を養ってくれ》 204 00:12:40,226 --> 00:12:44,230 ハッ! やぁ! たっ! 205 00:12:44,230 --> 00:12:48,067 あっ…。 ラッミスさん もっと 重心を落として。 206 00:12:48,067 --> 00:12:52,238 そのほうが楽になるし 威力も正確さも増しますよ。 207 00:12:52,238 --> 00:12:56,576 重心を… わかりました! んっ…。 208 00:12:56,576 --> 00:12:59,979 はいや~! 209 00:12:59,979 --> 00:13:03,149 今の感じ! いい感じでしたよ。 210 00:13:03,149 --> 00:13:05,485 ハッコンさんがいない状態での 立ち回りに➨ 211 00:13:05,485 --> 00:13:09,989 慣れておきましょうね。 んっ… はい! 212 00:13:09,989 --> 00:13:13,993 《怪力の加護により 有り余る力を得ているラッミスは➨ 213 00:13:13,993 --> 00:13:16,663 自分を操るのに苦心している。 214 00:13:16,663 --> 00:13:19,999 ふだんは 俺というハンデを背負って ちょうどいいくらいだ。 215 00:13:19,999 --> 00:13:23,336 もし 俺なしで 十分に 力を引き出せたら…》 216 00:13:23,336 --> 00:13:27,173 はぁ~! ハッ! 217 00:13:27,173 --> 00:13:29,876 《頑張れ! ラッミス》 やぁ! 218 00:13:34,347 --> 00:13:37,850 んっ… ハァ…。 219 00:13:37,850 --> 00:13:42,355 なあ ハッコン ちょっといいか? いらっしゃいませ。 220 00:13:42,355 --> 00:13:44,857 どうも ふに落ちねえんだ。 221 00:13:44,857 --> 00:13:48,695 冥府の王は どうやら わざと ラッミスを見逃したようだ。 222 00:13:48,695 --> 00:13:50,697 《ヒュールミ…》 223 00:13:50,697 --> 00:13:54,200 (ヒュールミ)あのとき 俺たちが全滅していたら➨ 224 00:13:54,200 --> 00:13:56,202 連絡未達や捜索やらで➨ 225 00:13:56,202 --> 00:13:59,872 今回の討伐作戦は まだ 実行されてないだろう。 226 00:13:59,872 --> 00:14:03,009 つまり やつの目的は 自分を おとりに➨ 227 00:14:03,009 --> 00:14:07,180 腕利きのハンターを この階層に 集めることじゃねえのか? 228 00:14:07,180 --> 00:14:11,684 《その考えが当たっているなら 俺たちは まんまと…》 229 00:14:11,684 --> 00:14:15,688 ハァ… う~ん! よっと。 230 00:14:15,688 --> 00:14:18,191 だがな その先が わからない。 231 00:14:18,191 --> 00:14:20,193 まさかと思うことはあるが➨ 232 00:14:20,193 --> 00:14:23,696 みんなに臆測を話して 混乱させるわけにもいかねえ。 233 00:14:23,696 --> 00:14:25,865 ハッコンにしか話せなくてな。 234 00:14:25,865 --> 00:14:28,034 いらっしゃいませ。 (飲み物の落下音) 235 00:14:28,034 --> 00:14:32,205 おっ 悪いな。 頂くぜ。 236 00:14:32,205 --> 00:14:35,575 《温かいミルクティーでも飲んで リラックスしてもらおう》 237 00:14:38,211 --> 00:14:41,214 (シメライ) 魔力の流れが おかしいのう。 238 00:14:41,214 --> 00:14:43,883 魔力が増大して 荒れておる。 239 00:14:43,883 --> 00:14:46,552 これは 一波乱ありそうじゃ。 240 00:14:46,552 --> 00:14:49,222 《ハッコン:おじいさんの 言うとおりだった。 241 00:14:49,222 --> 00:14:54,193 その後 すぐ 別のハンターチームから 冥府の王発見の知らせが届いた》 242 00:14:59,399 --> 00:15:02,168 うお~! てい! 243 00:15:02,168 --> 00:15:04,137 はぁ~! 244 00:15:13,012 --> 00:15:16,182 (ハンターたち)フッ! おりゃ~! 245 00:15:16,182 --> 00:15:19,685 たぁ~! 246 00:15:19,685 --> 00:15:21,654 (ハンターたち)うっ! 247 00:15:24,524 --> 00:15:27,193 (熊会長) よし 後方に回り込めたな。 248 00:15:27,193 --> 00:15:31,197 ホクシー シメライは ここから援護攻撃。 心得た。 249 00:15:31,197 --> 00:15:33,699 カリオス ゴルスは 護衛を頼みたい。 250 00:15:33,699 --> 00:15:35,701 おう! 承った。 251 00:15:35,701 --> 00:15:38,371 ラッミス 腕利きが山ほどいるんだ。 252 00:15:38,371 --> 00:15:41,040 無理は するな。 うん 頑張るよ! 253 00:15:41,040 --> 00:15:44,377 ハッコンも頼んだぞ。 いらっしゃいませ。 254 00:15:44,377 --> 00:15:46,379 残りは 突撃する。 255 00:15:46,379 --> 00:15:48,548 冥府の王を討ち取ることが 目的だが➨ 256 00:15:48,548 --> 00:15:52,051 決して むちゃはするな。 時間を稼げば 援軍が増える。 257 00:15:52,051 --> 00:15:54,053 はい! おう。 お任せを。 258 00:15:54,053 --> 00:15:58,891 我らの力を見せつけようぞ! (ユミテ/ミシュエル/ケリオイル)フッ! 259 00:15:58,891 --> 00:16:00,860 はぁ~! 260 00:16:03,796 --> 00:16:05,798 うお~! 261 00:16:09,468 --> 00:16:12,271 フッ…。 うお~! 262 00:16:15,641 --> 00:16:18,477 うりゃ~! 263 00:16:18,477 --> 00:16:21,481 《フォルムチェーンジ! 264 00:16:21,481 --> 00:16:23,649 高圧洗浄機! 265 00:16:23,649 --> 00:16:27,653 続けて この前の戦いで手に入れた 新たな加護 念動力で…。 266 00:16:27,653 --> 00:16:32,158 毎夜 自主練を繰り返し 更に 筋力と器用さを上げたおかげで➨ 267 00:16:32,158 --> 00:16:34,827 こういうことも できるようになったのだ! 268 00:16:34,827 --> 00:16:37,997 これ もう 自動販売機じゃないよな。 269 00:16:37,997 --> 00:16:40,166 今更か》 270 00:16:40,166 --> 00:16:43,669 すごいね ハッコン! 大当たり! 271 00:16:43,669 --> 00:16:45,671 んっ! 272 00:16:47,673 --> 00:16:49,675 んっ… はい! 273 00:17:00,486 --> 00:17:03,990 やはり 冥府の王を倒さねば らちが明かぬようだ。 274 00:17:03,990 --> 00:17:08,327 そうですね。 なんらかの術を 施しているようですし。 275 00:17:08,327 --> 00:17:10,296 んっ! 276 00:17:12,331 --> 00:17:14,834 全員 そこから離れろ! 277 00:17:14,834 --> 00:17:17,837 膨大な魔力が 冥府の王に集まっておる! 278 00:17:17,837 --> 00:17:21,340 恐らく 爆炎系の大魔法じゃ! 279 00:17:21,340 --> 00:17:25,011 引くぞ! ええ。 でも 他のハンターたちが! 280 00:17:25,011 --> 00:17:28,014 わかっておる。 281 00:17:28,014 --> 00:17:30,516 手で 耳を塞いだほうがええよ。 (ミシュエル/ラッミス)んっ…。 282 00:17:30,516 --> 00:17:32,685 《塞ぐ手がないのですが!? 283 00:17:32,685 --> 00:17:35,354 ああ… 耳も鼓膜もないか》 284 00:17:35,354 --> 00:17:39,692 大魔法が来る! 引け~! (ハンターたち)んっ…。 285 00:17:39,692 --> 00:17:43,563 (冥府の王)余計なまねを…。 だが 間に合うかな? 286 00:17:46,699 --> 00:17:48,701 うぅ~! 287 00:17:48,701 --> 00:17:50,670 《結界発動!》 288 00:17:59,946 --> 00:18:02,448 うぅ…。 うっ…。 289 00:18:02,448 --> 00:18:04,784 (2人)ハァハァハァ…。 290 00:18:04,784 --> 00:18:07,453 んっ…。 291 00:18:07,453 --> 00:18:10,456 ほう… これで 死者がおらぬとは。 292 00:18:10,456 --> 00:18:13,626 精鋭のハンターとは侮れぬものだ。 293 00:18:13,626 --> 00:18:19,632 魔物どもは朽ちてしまったが なに 補充は いくらでもある。 294 00:18:19,632 --> 00:18:22,969 《ハッコン:これを繰り返されると 勝ち目がない。 295 00:18:22,969 --> 00:18:27,807 戦況を覆す可能性があるのは… 俺だよな》 296 00:18:27,807 --> 00:18:29,976 ほう…。 297 00:18:29,976 --> 00:18:33,312 魔道具を背負いし 怪力娘か。 298 00:18:33,312 --> 00:18:36,482 我まで たどりつけば 相手をしてやろう。 299 00:18:36,482 --> 00:18:38,484 《ハッコン:よし 腹をくくるか》 300 00:18:40,486 --> 00:18:43,990 《ハッコン:実際の俺は 今 戦場の はるか上空にいる。 301 00:18:43,990 --> 00:18:46,325 爆発魔法の どさくさに紛れて➨ 302 00:18:46,325 --> 00:18:48,828 ラッミスに投げ飛ばしてもらったのだ。 303 00:18:48,828 --> 00:18:51,330 ラッミスが背負っているのは ヒュールミが作った魔道具➨ 304 00:18:51,330 --> 00:18:53,332 ガワだけの俺だ。 305 00:18:53,332 --> 00:18:56,502 本物の俺は 変身して 風船を念動力で操って➨ 306 00:18:56,502 --> 00:18:58,838 冥府の王の頭上を確保! 307 00:18:58,838 --> 00:19:02,842 いくぞ! フォルムチェーンジ!》 308 00:19:05,144 --> 00:19:08,648 《とある漁港に置かれている 日本一 巨大な 自動販売機。 309 00:19:08,648 --> 00:19:13,319 テレビでも紹介され 話題となった 全高18mを超える それこそが➨ 310 00:19:13,319 --> 00:19:15,488 この氷自動販売機だ!》 311 00:19:15,488 --> 00:19:17,657 あがくがいい ハンターたち。 312 00:19:17,657 --> 00:19:20,659 我が元に たどりつくのは 果たして…。 313 00:19:20,659 --> 00:19:23,662 んっ? なっ… なんだ? あれは。 314 00:19:23,662 --> 00:19:25,665 《自動販売機だよ!》 315 00:19:25,665 --> 00:19:28,334 ぐお~! 316 00:19:32,338 --> 00:19:35,007 ぬっ… ぬお~! 317 00:19:35,007 --> 00:19:37,476 《一発で潰せないのも 考慮済み!》 318 00:19:39,678 --> 00:19:42,548 うぅ~… お~! 319 00:19:46,352 --> 00:19:48,320 《ハッコン:巨大な この体になる前に➨ 320 00:19:48,320 --> 00:19:52,525 一度 いつもの自動販売機に戻って これを用意していたんだ。 321 00:19:52,525 --> 00:19:55,361 筋力を上げたことで 電気ショックの最大出力も➨ 322 00:19:55,361 --> 00:19:59,365 とんでもないことになっているぞ。 食らえ!》 323 00:19:59,365 --> 00:20:05,337 ぐあ~!! 《ぬあ~!》 がっ…。 324 00:20:16,716 --> 00:20:18,717 んっ… ハッコーン! 325 00:20:18,717 --> 00:20:21,887 大丈夫? けがは? けがはない~!? 326 00:20:21,887 --> 00:20:25,224 《大丈夫だよ ラッミス。 このとおり… ハッ!》 327 00:20:25,224 --> 00:20:27,893 残念 残念 残念。 328 00:20:30,062 --> 00:20:32,064 《ハッコン:やつは まだ 生きている!》 329 00:20:32,064 --> 00:20:34,567 (ヒュールミ/ラッミス)あっ…。 330 00:20:34,567 --> 00:20:38,904 これは 貴重な つえでね。 回収させてもらう。 331 00:20:38,904 --> 00:20:43,409 とはいえ 我の左腕を変化させた 分体とはいえ➨ 332 00:20:43,409 --> 00:20:46,412 よくぞ 討伐を成功させた。 333 00:20:46,412 --> 00:20:48,581 称賛に値する。 334 00:20:48,581 --> 00:20:50,916 《左腕? 冗談だろ?》 あっ…。 335 00:20:50,916 --> 00:20:53,252 分体は討伐されたが➨ 336 00:20:53,252 --> 00:20:56,922 まあ 本来の目的は達したので よしとしよう。 337 00:20:56,922 --> 00:20:58,924 《本来の目的?》 本来の目的? 338 00:20:58,924 --> 00:21:04,196 フフフフフ… それは 有能なハンターを ここに集めることだ。 339 00:21:04,196 --> 00:21:06,866 《ヒュールミの予想は的中か》 340 00:21:06,866 --> 00:21:11,203 (冥府の王)このダンジョン内部では ハンターや魔物が死亡すると➨ 341 00:21:11,203 --> 00:21:16,876 死んだ者の力に応じて ダンジョン自体に力が蓄積される。 342 00:21:16,876 --> 00:21:21,213 それを利用すれば また 新たな魔物を生み出せる。 343 00:21:21,213 --> 00:21:24,383 それが このダンジョンの仕組みなのだ。 344 00:21:24,383 --> 00:21:26,385 《俺も ポイントで動いている。 345 00:21:26,385 --> 00:21:28,554 それも同じようなものなのか?》 346 00:21:28,554 --> 00:21:32,892 だから 我は このダンジョンにいる すべての者を殺し➨ 347 00:21:32,892 --> 00:21:37,062 新たな魔物の群れを 生み出そうと考えた。 348 00:21:37,062 --> 00:21:39,565 さて 察しのいい者なら➨ 349 00:21:39,565 --> 00:21:42,067 そろそろ 気付いたのではないか? 350 00:21:42,067 --> 00:21:44,737 ハッ! まずいぜ。 腕利きたちが➨ 351 00:21:44,737 --> 00:21:47,573 ここに集まっている ということは…。 あっ…。 352 00:21:47,573 --> 00:21:50,242 (ヒュールミ)各階層の防衛が 手薄になっている。 353 00:21:50,242 --> 00:21:53,412 今 襲われたら…。 《最悪だ!》 354 00:21:53,412 --> 00:21:57,583 さあ 急いで戻ったほうが いいのではないのかね? 355 00:21:57,583 --> 00:22:00,152 各階層への転移は可能だ。 356 00:22:00,152 --> 00:22:04,156 だが ダンジョン外への移動は 不可とさせてもらう。 357 00:22:04,156 --> 00:22:06,492 では 2回戦 開始だ。 あっ…。 358 00:22:06,492 --> 00:22:08,494 (冥府の王)せいぜい あがいて➨ 359 00:22:08,494 --> 00:22:12,498 良質な力を ダンジョンに与えてくれたまえ。