1 00:00:02,002 --> 00:00:04,004 (ハッコン)いらっしゃいませ。 2 00:00:04,004 --> 00:00:07,674 (熊会長)ここは 迷路階層の転送陣のようだが…。 3 00:00:07,674 --> 00:00:10,844 (ヒュールミ)くそっ! 始まりの階層の転送陣に➡️ 4 00:00:10,844 --> 00:00:13,847 ケリオイルが 手を加えた可能性が高えな。 5 00:00:13,847 --> 00:00:17,184 転送陣の制御を 乗っ取られたということか? 6 00:00:17,184 --> 00:00:19,520 ああ。 だが 仕掛けた側も➡️ 7 00:00:19,520 --> 00:00:22,356 誰が どこに飛ばされたかは わかんねえと思う。 8 00:00:22,356 --> 00:00:25,192 清流の湖階層に戻るためには➡️ 9 00:00:25,192 --> 00:00:27,361 転送陣の魔力が足りねえ。 10 00:00:27,361 --> 00:00:30,864 魔力を蓄えた魔石を 手に入れねえと。 11 00:00:30,864 --> 00:00:34,034 まずは ハンター協会に向かうとしよう。 12 00:00:34,034 --> 00:00:37,204 そうだな。 お い て く の。 13 00:00:37,204 --> 00:00:40,407 あっ…。 んっ? フフッ。 14 00:00:58,392 --> 00:01:01,995 (ハッコン)外見は 四角い鉄の箱。 内に秘めるは 人の魂。 15 00:01:01,995 --> 00:01:05,332 不思議が満ちた異世界で 相棒 ラッミスに背負われて➡️ 16 00:01:05,332 --> 00:01:07,501 東へ西へ 大奔走! 17 00:01:07,501 --> 00:01:11,605 俺は ハッコン! いらっしゃいませは イエスの意味だ! 18 00:02:26,179 --> 00:02:29,016 <ハッコン:俺たちが飛ばされたのは 迷路階層だった。 19 00:02:29,016 --> 00:02:32,819 以前 俺が階層割れに巻き込まれて 墜落した場所だ> 20 00:02:35,689 --> 00:02:38,525 (迷路の会長)もうすぐ 保存食が なくなりそうだったので➡️ 21 00:02:38,525 --> 00:02:41,528 ハッコンさんが来てくれて 大助かりです! 22 00:02:41,528 --> 00:02:45,699 <ハッコン:ここ 迷路階層も 魔物の襲撃に窮していた。 23 00:02:45,699 --> 00:02:49,536 災害時に 料金が無料になる 自動販売機が 実際にあるので➡️ 24 00:02:49,536 --> 00:02:52,539 それを見習って 無料で提供してみた> 25 00:02:52,539 --> 00:02:56,543 迷路の会長 この度の異変には 気付いておるか? 26 00:02:56,543 --> 00:02:59,980 転送陣が 使用不可になったことですよね? 27 00:02:59,980 --> 00:03:03,984 それだけではない。 魔物が大量発生しておるんだが➡️ 28 00:03:03,984 --> 00:03:05,986 それを操っているのは➡️ 29 00:03:05,986 --> 00:03:09,322 魔王軍の左腕将軍である 冥府の王だ。 30 00:03:09,322 --> 00:03:11,825 そんな大ごとに なっていたのですか? 31 00:03:11,825 --> 00:03:16,329 やはり 私のような 会長の中で 最も実力がない者には➡️ 32 00:03:16,329 --> 00:03:18,999 そんな情報も 回ってこないのですね。 33 00:03:18,999 --> 00:03:22,335 確かに 私は 会長の器ではありませんから…。 34 00:03:22,335 --> 00:03:25,338 《この会長 なんか ネガティブだな》 35 00:03:27,340 --> 00:03:31,678 助かった。 この料理 おいしい! ありがたい。 36 00:03:31,678 --> 00:03:35,015 《よかった! みんな 喜んでくれたようだ》 37 00:03:35,015 --> 00:03:37,517 (熊会長)道具屋に 魔石がないか確認したが➡️ 38 00:03:37,517 --> 00:03:40,353 在庫はないそうだ。 そうか。 39 00:03:40,353 --> 00:03:43,857 とにかく 転送陣が動かねえと どうにもなんねえぞ。 40 00:03:43,857 --> 00:03:46,860 魔石の入手については考えがある。 41 00:03:46,860 --> 00:03:51,198 すまないが ヒュールミは 転送陣を調整してもらえるか? 42 00:03:51,198 --> 00:03:53,867 じゃあ 行ってくるぜ。 43 00:03:53,867 --> 00:03:57,370 あ そ こ に い く の。 (扉の閉まる音) 44 00:03:57,370 --> 00:03:59,539 ハッコンには ばれてしまったか。 45 00:03:59,539 --> 00:04:02,642 そうだ 迷路に入るつもりだ。 46 00:04:02,642 --> 00:04:06,146 《んっ? あれは…》 (がれきの崩れる音) 47 00:04:06,146 --> 00:04:08,482 か い ち よ う お と が。 48 00:04:08,482 --> 00:04:12,152 生き残りのハンターかもしれぬ。 49 00:04:12,152 --> 00:04:15,322 《ここは 一刻を争いそうだな》 50 00:04:15,322 --> 00:04:17,324 助かるぞ ハッコン。 51 00:04:17,324 --> 00:04:20,994 あっ! (鳴き声) 52 00:04:20,994 --> 00:04:23,497 (熊会長)力を貸すぞ! (キコユ)ありがとうござい…。 53 00:04:23,497 --> 00:04:25,832 フン! ガッ! ます。 54 00:04:25,832 --> 00:04:28,335 んっ…。 あっ…。 55 00:04:28,335 --> 00:04:31,838 《まあ 段ボール自動販売機を抱えた 熊と遭遇したら➡️ 56 00:04:31,838 --> 00:04:33,840 そうなるよな》 57 00:04:33,840 --> 00:04:36,176 あっ この子は仲間です。 (ボタン)ブオッ。 58 00:04:36,176 --> 00:04:38,512 あと あの子も。 (黒八咫)クワー! 59 00:04:38,512 --> 00:04:41,348 んっ…。 60 00:04:41,348 --> 00:04:43,683 あれ? 形が変わりました? 61 00:04:43,683 --> 00:04:45,685 詳しい説明は あとでするが➡️ 62 00:04:45,685 --> 00:04:48,355 そういう魔道具だと 思っておいてくれ。 63 00:04:48,355 --> 00:04:52,859 すごい… 初めまして 魔道具さん。 いらっしゃいませ。 64 00:04:52,859 --> 00:04:55,862 うわ~! お返事してくれた。 65 00:04:55,862 --> 00:04:59,366 あっ 魔物は この子たちに 任せてください。 ブオッ。 66 00:04:59,366 --> 00:05:02,636 クワー! カアー…。 67 00:05:02,636 --> 00:05:05,138 耳を塞いでください! んっ! 68 00:05:05,138 --> 00:05:08,808 キュルクワー! (うめき声) 69 00:05:08,808 --> 00:05:11,812 ブオー! ブオブオッ ブオブオッ ブオブオッ! 70 00:05:11,812 --> 00:05:15,315 《これって 助けに入らなくても 余裕だったのでは…》 71 00:05:15,315 --> 00:05:20,153 魔物を圧倒する ウナススとキリセなど 聞いたこともないが…。 72 00:05:20,153 --> 00:05:22,155 (キコユ)この子たちは 特殊なのです。 73 00:05:22,155 --> 00:05:26,326 ある方の力で強くなった とても優秀で 優しい子たちです。 74 00:05:26,326 --> 00:05:29,663 ブヒッ。 クワッ! 《ある方の力? 気になるな》 75 00:05:29,663 --> 00:05:33,667 今 処理しますので しばらく お待ちください。 76 00:05:33,667 --> 00:05:35,669 《ハッコン:なんだ? あれは》 77 00:05:40,507 --> 00:05:43,009 その 土の球は 一体…。 78 00:05:43,009 --> 00:05:45,011 お答えしてもいいのですが➡️ 79 00:05:45,011 --> 00:05:48,181 皆様が どなたなのか お教え願えませんか? 80 00:05:48,181 --> 00:05:50,183 あっ これは失礼した。 81 00:05:50,183 --> 00:05:54,354 清流の湖階層で ハンター協会会長を させてもらっている者だ。 82 00:05:54,354 --> 00:05:56,690 こっちは ハッコンと呼ばれている魔道具で➡️ 83 00:05:56,690 --> 00:05:58,692 人の魂が宿っておる。 84 00:05:58,692 --> 00:06:01,795 自我もあり 会話も通じる 頼もしい仲間だ。 85 00:06:01,795 --> 00:06:03,797 いらっしゃいませ。 86 00:06:03,797 --> 00:06:07,133 人の魂が 魔道具に宿っているのですね。 87 00:06:07,133 --> 00:06:09,970 ハッ… あの方に 少し似ています。 88 00:06:09,970 --> 00:06:12,806 《あの方って 誰のことだろう?》 89 00:06:12,806 --> 00:06:15,642 では こちらも 自己紹介させてもらいます。 90 00:06:15,642 --> 00:06:18,812 私は キコユで 白いウナススが ボタン。 91 00:06:18,812 --> 00:06:22,482 黒いキリセが 黒八咫です。 ブオー! クワー! 92 00:06:22,482 --> 00:06:26,486 《さっきの戦いぶりを見たかぎり この子たちは かなり強い。 93 00:06:26,486 --> 00:06:30,824 この少女も 何かしらの力が 備わっているのだろうか?》 94 00:06:30,824 --> 00:06:34,160 私の力は 微量な冷気を操ることと➡️ 95 00:06:34,160 --> 00:06:37,163 気配を消して 移動することぐらいですよ。 96 00:06:37,163 --> 00:06:39,332 《へぇ~。 気配を殺せるなら➡️ 97 00:06:39,332 --> 00:06:42,502 戦闘は任せて 自分は隠れていればいいのか》 98 00:06:42,502 --> 00:06:45,171 ええ そうなのです。 黒八咫とボタンには➡️ 99 00:06:45,171 --> 00:06:47,507 いつも 助けられてばかりです。 100 00:06:47,507 --> 00:06:50,510 《さしずめ 動物使いといった感じか》 101 00:06:50,510 --> 00:06:53,013 動物使いではありませんよ。 102 00:06:53,013 --> 00:06:56,850 この子たちは 自分で考えて 理解する知能があります。 103 00:06:56,850 --> 00:06:59,185 私は助けてもらっているだけです。 104 00:06:59,185 --> 00:07:03,456 (熊会長)キコユよ。 んっ? お主 誰と話しておるのだ? 105 00:07:03,456 --> 00:07:05,458 《誰って 俺と会話…。 106 00:07:05,458 --> 00:07:07,460 えっ? そういや 今 声を出してないのに➡️ 107 00:07:07,460 --> 00:07:09,462 返事してなかったか?》 108 00:07:09,462 --> 00:07:13,800 私は 触れた相手の心の声を 聞くことができるのです。 109 00:07:13,800 --> 00:07:18,138 《マジですか…》 マジ… ですよ。 フフフ! 110 00:07:18,138 --> 00:07:21,474 って 勝手に 心の声を読んでは 失礼でしたね。 111 00:07:21,474 --> 00:07:23,977 すみません。 (ハッコン)い い よ。 112 00:07:23,977 --> 00:07:26,646 あの よろしければ ごはんを食べながら➡️ 113 00:07:26,646 --> 00:07:29,649 お話ししませんか? ああ そうしよう。 114 00:07:29,649 --> 00:07:31,651 《食事なら 俺の出番だ…》 (キコユ)では➡️ 115 00:07:31,651 --> 00:07:35,488 お礼に 食べ物は こちらから提供しますね。 116 00:07:35,488 --> 00:07:37,490 んっ? 117 00:07:37,490 --> 00:07:39,659 《ハッコン:んっ? まさか 今から作物を➡️ 118 00:07:39,659 --> 00:07:41,661 育てるつもりじゃないよな?》 119 00:07:43,830 --> 00:07:46,499 あっ! おっ! 《え~!》 120 00:07:46,499 --> 00:07:49,169 一体 どういう からくりなのだ? 121 00:07:49,169 --> 00:07:51,338 この 畑さんの欠片は➡️ 122 00:07:51,338 --> 00:07:54,007 魔物を養分として 取り込むだけでなく➡️ 123 00:07:54,007 --> 00:07:56,343 苗を植えて 水を与えると➡️ 124 00:07:56,343 --> 00:08:00,447 急成長させることも 可能なのです! 125 00:08:00,447 --> 00:08:02,549 《畑さんの欠片?》 126 00:08:08,288 --> 00:08:11,458 (キコユ)焼き上がるまで 少し時間がかかりますので➡️ 127 00:08:11,458 --> 00:08:14,961 私たちが何者なのか お話しします。 128 00:08:14,961 --> 00:08:18,465 信じられないような話だと お疑いになるでしょうが➡️ 129 00:08:18,465 --> 00:08:21,301 すべて 事実です。 んっ…。 130 00:08:21,301 --> 00:08:24,804 これは とても優しい畑の物語です。 131 00:08:24,804 --> 00:08:29,809 とある辺境の村に おばあさんが 1人で暮らしていました。 132 00:08:29,809 --> 00:08:34,314 そんな おばあさんの畑に 突如 人の魂が宿ったのです。 133 00:08:34,314 --> 00:08:37,317 その人は 異世界から やって来たのですが➡️ 134 00:08:37,317 --> 00:08:39,819 畑なので 会話するすべを持たず➡️ 135 00:08:39,819 --> 00:08:42,322 日々 おばあさんに耕されていました。 136 00:08:42,322 --> 00:08:45,825 《ハッコン:えっ? 畑に魂が宿るって おかしいだろ。 137 00:08:45,825 --> 00:08:48,828 いや 自動販売機に宿った魂が 言ったら だめか。 138 00:08:48,828 --> 00:08:52,832 それに 異世界から やって来た ってことも 俺と同じ境遇》 139 00:08:52,832 --> 00:08:54,834 (キコユ) ある日 おばあさんが亡くなり➡️ 140 00:08:54,834 --> 00:08:57,504 畑は 独りぼっちに なってしまいました。 141 00:08:57,504 --> 00:09:01,441 ですが そんな畑にも 動物の友達ができたのです。 142 00:09:01,441 --> 00:09:04,611 《ハッコン:動物って 黒八咫とボタンのことかな?》 143 00:09:04,611 --> 00:09:07,781 (キコユ)動物たちと 穏やかな日々を 過ごしていると➡️ 144 00:09:07,781 --> 00:09:10,784 そこに 1人の少女が逃げてきました。 145 00:09:10,784 --> 00:09:14,454 ふびんに思った畑は その少女を救ったのです。 146 00:09:14,454 --> 00:09:18,124 畑は もっと多くの人を 救うために 旅に出て➡️ 147 00:09:18,124 --> 00:09:20,627 北の防衛都市に たどりつきました。 148 00:09:20,627 --> 00:09:23,296 《ハッコン:畑が旅に出るって 自動販売機の俺に➡️ 149 00:09:23,296 --> 00:09:26,132 言われたくないだろうが 無理があり過ぎないか?》 150 00:09:26,132 --> 00:09:28,802 (キコユ)そこでは 魔王軍との激しい攻防戦が➡️ 151 00:09:28,802 --> 00:09:30,804 繰り広げられていました。 152 00:09:30,804 --> 00:09:33,807 畑は その戦いに身を投じたのです。 153 00:09:33,807 --> 00:09:37,811 《ハッコン:畑なのにな》 (キコユ)畑は なんとか 魔王軍を撃退して➡️ 154 00:09:37,811 --> 00:09:40,480 防衛都市は いっときの平穏を得たのです。 155 00:09:40,480 --> 00:09:42,482 《ハッコン:すごいな 畑》 156 00:09:42,482 --> 00:09:45,318 (キコユ)そして 魔王軍の本拠地に乗り込み➡️ 157 00:09:45,318 --> 00:09:48,655 激しい戦いの末に 仲間を なんとか逃がした畑は➡️ 158 00:09:48,655 --> 00:09:50,657 意識を閉じました。 159 00:09:50,657 --> 00:09:54,661 《これが勇者なら 感動する物語に なるかもしれないが➡️ 160 00:09:54,661 --> 00:09:56,996 畑だもんな 主役。 161 00:09:56,996 --> 00:10:00,667 まあ キコユが 畑の欠片と 呼んでいたことから察するに➡️ 162 00:10:00,667 --> 00:10:04,170 キコユと動物たちが 逃がされた仲間なのだろう》 163 00:10:04,170 --> 00:10:07,340 (キコユ)私たちは 畑さんに 会いに行きたかったのですが➡️ 164 00:10:07,340 --> 00:10:10,343 防衛都市から 魔王軍の領地につながる道に➡️ 165 00:10:10,343 --> 00:10:13,346 巨大な壁があるため 先へ進めません。 166 00:10:13,346 --> 00:10:16,015 そんなとき とある うわさを聞きました。 167 00:10:16,015 --> 00:10:20,353 このダンジョンに 魔王軍の幹部である 左腕将軍がいると。 168 00:10:20,353 --> 00:10:24,357 その情報を頼りに 私たちは ここまで やって来たのです。 169 00:10:31,030 --> 00:10:34,701 (熊会長)ということになっている。 そうなのですか。 170 00:10:34,701 --> 00:10:36,870 それでは 冥府の王に会えても➡️ 171 00:10:36,870 --> 00:10:40,039 道を教えてもらえるか 正直 怪しいですね。 172 00:10:40,039 --> 00:10:44,043 う~ん…。 あっ 焼けましたので どうぞ。 173 00:10:44,043 --> 00:10:46,713 ごちそうになる。 174 00:10:46,713 --> 00:10:49,048 熱い! あむ… んっ! 175 00:10:49,048 --> 00:10:51,384 これは うまい! しっとりとしていて➡️ 176 00:10:51,384 --> 00:10:54,053 甘みが口いっぱいに広がる! 177 00:10:54,053 --> 00:10:56,723 喜んでもらえてよかった! 178 00:10:56,723 --> 00:11:01,327 でも これって 本来の 畑さんの 野菜と比べたら 10分の1…。 179 00:11:01,327 --> 00:11:03,997 いえ もっと出来の悪い味です。 180 00:11:03,997 --> 00:11:06,666 《10倍以上の味って すごいな。 181 00:11:06,666 --> 00:11:08,835 あっ そういえば 飲み物がない。 182 00:11:08,835 --> 00:11:11,671 焼き芋に合うのって これかな?》 (飲み物の落下音) 183 00:11:11,671 --> 00:11:16,176 あの 何か浮いてます。 おお… ハッコンが出した飲み物だ。 184 00:11:16,176 --> 00:11:18,678 蓋の開け方は こうやるといい。 185 00:11:21,848 --> 00:11:24,350 うわ~! 冷えていて おいしいです! 186 00:11:24,350 --> 00:11:27,020 ハッコンさんは 飲み物を出せるのですね。 187 00:11:27,020 --> 00:11:29,022 それだけではないぞ。 188 00:11:29,022 --> 00:11:33,192 食料や さまざまな商品を 出してくれる 頼れる男だ。 189 00:11:33,192 --> 00:11:36,863 畑さんは 野菜なら なんでも作ることができました。 190 00:11:36,863 --> 00:11:39,699 やっぱり ハッコンさんは似ていますよ。 191 00:11:39,699 --> 00:11:42,702 《そうだ。 キコユには ぜひ 聞きたいことがあった》 192 00:11:42,702 --> 00:11:46,206 い せ か い て ん せ い いっ し よ。 193 00:11:46,206 --> 00:11:51,044 えっ? 「異世界転生 一緒」と おっしゃいましたか? う ん。 194 00:11:51,044 --> 00:11:55,381 ハッコンの中の魂は 別の世界から 来ているそうなのだ。 195 00:11:55,381 --> 00:11:59,886 じゃあ もしかしたら 畑さんと 同じ故郷かもしれませんね。 196 00:11:59,886 --> 00:12:03,990 畑さんと再会できたら いろいろ お話ししてみてください。 197 00:12:03,990 --> 00:12:06,492 《そんなの こちらから お願いしたいぐらいだ。 198 00:12:06,492 --> 00:12:09,996 もし 同じ日本人なら 話したいことが 山ほどある》 199 00:12:09,996 --> 00:12:12,498 う ん。 200 00:12:12,498 --> 00:12:17,003 <ハッコン:俺たちは キコユたちと 行動を共にすることになり➡️ 201 00:12:17,003 --> 00:12:20,506 俺は 荷台に載せられることになった> 202 00:12:20,506 --> 00:12:22,508 カアー! 203 00:12:22,508 --> 00:12:26,012 (熊会長)辺りが暗くなってきた。 204 00:12:26,012 --> 00:12:29,115 今日は ここで野営するとしよう。 205 00:12:32,018 --> 00:12:37,857 う~ん! なんですか? これ。 おいしいです! 206 00:12:37,857 --> 00:12:40,026 んっ! この丸いのも おいしい! 207 00:12:40,026 --> 00:12:43,029 《気に入ってもらえたようだが 本命は そっちじゃない。 208 00:12:43,029 --> 00:12:46,532 そう! レディーのハートを わしづかみにするのは これだ! 209 00:12:46,532 --> 00:12:48,534 フォルムチェーンジ!》 210 00:12:51,537 --> 00:12:55,208 うわ~! なんですか? これは。 お か し だ よ。 211 00:12:55,208 --> 00:12:57,610 これ 全部 お菓子なんですか!? 212 00:13:00,980 --> 00:13:04,984 う~ん おいしい! こんな食感と 喉越しは 初体験です! 213 00:13:04,984 --> 00:13:06,986 次は これを…。 214 00:13:09,322 --> 00:13:12,492 んっ… おいしい! 215 00:13:12,492 --> 00:13:15,995 でも これを畑さんの果物で作ったら➡️ 216 00:13:15,995 --> 00:13:18,498 もっと とんでもない お菓子になるかも。 217 00:13:18,498 --> 00:13:22,001 《なるほど それは食べてみたい》 (せきばらい) 218 00:13:22,001 --> 00:13:25,171 すまんが こちらにも 何か もらえないだろうか。 219 00:13:25,171 --> 00:13:28,174 《会長 ごめん! すっかり忘れてた》 220 00:13:33,846 --> 00:13:37,350 フゥ… ハッコンよ キコユを どう思う? 221 00:13:37,350 --> 00:13:39,352 よ い こ だ ね。 222 00:13:39,352 --> 00:13:42,355 (熊会長)そうだな。 気遣いもできて 頭もいい。 223 00:13:42,355 --> 00:13:45,191 精神と見た目が 一致しないほどにな。 224 00:13:45,191 --> 00:13:48,194 《確かに あの年で あんなに しっかりしている子どもは➡️ 225 00:13:48,194 --> 00:13:50,697 めったに… いや 皆無だろう》 226 00:13:50,697 --> 00:13:53,533 キコユは 恐らく 人の子ではあるまい。 227 00:13:53,533 --> 00:13:58,371 あの能力と外見の特徴が とある種族に一致する。 228 00:13:58,371 --> 00:14:01,474 雪童だ。 《雪童?》 229 00:14:01,474 --> 00:14:03,643 (熊会長)雪童は 成人になるまで➡️ 230 00:14:03,643 --> 00:14:06,646 6歳ぐらいの子どもの姿を 保っているらしい。 231 00:14:06,646 --> 00:14:09,482 《ハッコン:見た目と実年齢が 異なるってことか》 232 00:14:09,482 --> 00:14:12,318 その雪童には 特殊な力があり➡️ 233 00:14:12,318 --> 00:14:16,322 それを狙う者が後を絶たず 絶滅の危機に陥っておる。 234 00:14:16,322 --> 00:14:20,159 実際 絶滅したものだと 思っておったのだが…。 235 00:14:20,159 --> 00:14:22,995 《みんなに狙われる 特殊な能力って…》 236 00:14:22,995 --> 00:14:28,167 そして 雪童が成人になった日に 首をはねると➡️ 237 00:14:28,167 --> 00:14:31,671 永遠に解けることのない 氷の彫像と化し➡️ 238 00:14:31,671 --> 00:14:35,174 はねられた首は 呪詛の言葉を吐き続け➡️ 239 00:14:35,174 --> 00:14:38,511 一帯は 呪いにより汚染されると 伝えられている。 240 00:14:38,511 --> 00:14:41,848 実際に それで滅びた国があったそうだ。 241 00:14:41,848 --> 00:14:45,351 《とんでもない能力だが 発動条件が ひどすぎるだろ。 242 00:14:45,351 --> 00:14:48,855 首をはねて 呪いをかけるなんて 最低な手段だ》 243 00:14:48,855 --> 00:14:51,357 実は それだけではなくてな。 244 00:14:51,357 --> 00:14:55,528 はねられた 首から下の氷の彫像は 傍らに置くだけで➡️ 245 00:14:55,528 --> 00:15:00,299 どんな呪いも解くことができる 解呪の像となるようだ。 246 00:15:00,299 --> 00:15:03,302 《呪いを解ける? それって…》 247 00:15:03,302 --> 00:15:05,304 (ハッコン)だ ん ち よ う。 うん。 248 00:15:05,304 --> 00:15:08,808 ケリオイルの息子の呪いも 解くことができるだろう。 249 00:15:08,808 --> 00:15:11,811 《なんてことだ。 これを団長が知ったら…》 250 00:15:11,811 --> 00:15:15,481 故に これは 我らの胸に納めておく秘密だ。 251 00:15:15,481 --> 00:15:18,484 他言無用で頼む。 う ん。 252 00:15:18,484 --> 00:15:20,486 《ハッコン:どんな理由があろうと➡️ 253 00:15:20,486 --> 00:15:24,490 この子を 犠牲にするわけにはいかない》 254 00:15:24,490 --> 00:15:26,492 (熊会長)フン! グアッ! 255 00:15:29,829 --> 00:15:31,831 《ハッコン:おっ! これって…》 256 00:15:31,831 --> 00:15:33,100 魔石だが この魔石で➡️ 257 00:15:33,100 --> 00:15:37,170 転送陣が稼働するのか わからぬな。 258 00:15:37,170 --> 00:15:39,505 《あっ そっか。 ヒュールミがいないと➡️ 259 00:15:39,505 --> 00:15:42,175 どれぐらい魔石が必要か わからないのか》 260 00:15:42,175 --> 00:15:45,344 (熊会長) すまぬが 一度 戻るとしよう。 261 00:15:45,344 --> 00:15:47,513 んっ…。 262 00:15:47,513 --> 00:15:51,184 あうっ! やっぱり 通れないみたいです。 263 00:15:51,184 --> 00:15:53,186 前も試してみたのですが➡️ 264 00:15:53,186 --> 00:15:56,355 畑さんの欠片だけ どうしても通れなくて…。 265 00:15:56,355 --> 00:15:59,025 んっ…。 この結界は 魔物の波長を判断して➡️ 266 00:15:59,025 --> 00:16:01,127 出入りを禁じてるそうだぜ。 267 00:16:01,127 --> 00:16:04,297 たぶん 通れないのは 魔物を吸収したことで➡️ 268 00:16:04,297 --> 00:16:06,799 その波長が 染みついたからじゃないか? 269 00:16:06,799 --> 00:16:10,136 そうなんですね。 でも 畑さんを ここに置いて➡️ 270 00:16:10,136 --> 00:16:13,306 何かあってはいけないし…。 あっ…。 271 00:16:13,306 --> 00:16:16,309 じゃあ ちょっと 試してみるか。 272 00:16:16,309 --> 00:16:19,812 キコユ こっちに渡ってくれ。 273 00:16:19,812 --> 00:16:23,316 あっ…。 274 00:16:23,316 --> 00:16:25,318 でっ… できました! おお…。 クワッ。 275 00:16:25,318 --> 00:16:27,486 お~っし! ハッコンの結界で➡️ 276 00:16:27,486 --> 00:16:29,822 うまく 迷路の結界を はじけたぜ。 277 00:16:29,822 --> 00:16:33,326 改めて よろしくな! キコユ 黒八咫 ボタン! 278 00:16:33,326 --> 00:16:36,162 ヒュールミさん よろしくお願いします。 279 00:16:36,162 --> 00:16:38,331 クワクワッ! ブフー! 280 00:16:38,331 --> 00:16:40,333 《振り出しには戻ったが➡️ 281 00:16:40,333 --> 00:16:43,503 頼もしい仲間を 得ることが できたから よしとしよう》 282 00:16:43,503 --> 00:16:47,006 熊会長。 転送陣の調整が終わったから➡️ 283 00:16:47,006 --> 00:16:49,008 次は 俺も同行できるぜ。 284 00:16:49,008 --> 00:16:52,845 ふむ。 それは頼もしい。 いらっしゃいませ。 285 00:16:52,845 --> 00:16:56,849 <ハッコン:俺たちは 宿屋で 一晩を明かし➡️ 286 00:16:56,849 --> 00:17:00,453 再び 迷路へと足を踏み入れた。 287 00:17:00,453 --> 00:17:03,122 そして しらみつぶしに探索するよりも➡️ 288 00:17:03,122 --> 00:17:05,791 危険だが 溶岩人魔という魔物を倒して➡️ 289 00:17:05,791 --> 00:17:09,629 その魔石を狙ったほうがいい という結論に達した。 290 00:17:09,629 --> 00:17:12,965 溶岩人魔… 階層主より危険だが➡️ 291 00:17:12,965 --> 00:17:17,970 今の このメンバーなら大丈夫だと ヒュールミも熊会長も考えたようだ> 292 00:17:17,970 --> 00:17:21,807 でしたら 黒八咫に 溶岩人魔を 探してもらいましょうか? 293 00:17:21,807 --> 00:17:23,809 頼めるのか? はい! 294 00:17:23,809 --> 00:17:25,978 黒八咫 お願いできる? んっ? 295 00:17:25,978 --> 00:17:27,980 クワックワッ! 296 00:17:27,980 --> 00:17:30,650 (熊会長)ふむ… 今日の探索は ここまでとして➡️ 297 00:17:30,650 --> 00:17:33,986 野営の準備を始めるか。 ああ。 298 00:17:33,986 --> 00:17:37,156 で 今日は どっちが晩飯を担当するんだ? 299 00:17:37,156 --> 00:17:39,825 昨日は ハッコンさんが 担当してくれましたので➡️ 300 00:17:39,825 --> 00:17:42,995 今日は 私が! い い か ら だ す よ。 301 00:17:42,995 --> 00:17:45,498 いえいえ 今日は ゆっくりしてください。 302 00:17:45,498 --> 00:17:49,335 新鮮な野菜は 美肌や 病気の予防にもなりますので。 303 00:17:49,335 --> 00:17:52,672 お か し も だ す よ。 お菓子だと!? 304 00:17:52,672 --> 00:17:56,509 《ハッコン:ヒュールミは 頭を使うと 甘い物が欲しくなるらしく➡️ 305 00:17:56,509 --> 00:17:59,679 ひそかに 甘味が好物だったりするのだ》 306 00:17:59,679 --> 00:18:03,115 ふむ…。 《熊会長の反応は鈍いが➡️ 307 00:18:03,115 --> 00:18:07,119 常連さんの好みは 把握済みだ。 308 00:18:07,119 --> 00:18:09,121 熊といえば さけ! 309 00:18:09,121 --> 00:18:13,459 さあ この怒とうの さけ尽くしに 耐えられるかね?》 310 00:18:13,459 --> 00:18:15,461 ここ… これは! (せきばらい) 311 00:18:15,461 --> 00:18:18,130 今日は ハッコンの商品でよいのではないか? 312 00:18:18,130 --> 00:18:20,633 そうだな。 俺も異論はねえぜ。 313 00:18:20,633 --> 00:18:23,135 ずるいですよ ハッコンさん! 314 00:18:23,135 --> 00:18:26,839 (ハッコン)またのご利用を お待ちしています。 もう! 315 00:18:30,309 --> 00:18:35,648 《昨日は 勝利の余韻に酔いしれて 珍しく 睡眠を取ることにした。 316 00:18:35,648 --> 00:18:38,818 深夜から早朝の見張りを キコユが担当してくれたので➡️ 317 00:18:38,818 --> 00:18:41,821 気持ちよく眠ることができた。 318 00:18:41,821 --> 00:18:44,657 さて そろそろ 朝ごはんの用意を…》 319 00:18:44,657 --> 00:18:46,826 おはようございます ハッコンさん! 320 00:18:46,826 --> 00:18:49,495 野菜たっぷりのスープを 作りましたよ。 321 00:18:49,495 --> 00:18:54,333 《してやられた! 初めから これが狙いだったのか!》 322 00:18:54,333 --> 00:18:56,335 うっ… うまい。 323 00:18:56,335 --> 00:18:58,671 くぅ~! 優しい味が体に染みるぜ。 324 00:18:58,671 --> 00:19:00,606 あっ…。 (翼の音) 325 00:19:00,606 --> 00:19:03,442 黒八咫 おかえりなさい。 クワー。 326 00:19:03,442 --> 00:19:05,444 そっか ありがとう。 327 00:19:05,444 --> 00:19:08,114 黒八咫が 溶岩人魔を見つけたそうです。 328 00:19:08,114 --> 00:19:10,116 居場所が わかったんなら➡️ 329 00:19:10,116 --> 00:19:13,119 溶岩人魔をやっちまう いいアイデアがあるぜ。 330 00:19:15,121 --> 00:19:17,957 《この辺りのはずだが… おっ?》 331 00:19:17,957 --> 00:19:20,960 フッ! フン! 332 00:19:20,960 --> 00:19:23,963 《ハッコン:おいでなすったな 溶岩人魔》 333 00:19:23,963 --> 00:19:25,965 (うなり声) 334 00:19:25,965 --> 00:19:28,300 《ハッコン:よ~し それは 俺が コンクリート石版を➡️ 335 00:19:28,300 --> 00:19:30,469 並べて作った壁だ。 336 00:19:30,469 --> 00:19:32,638 そして 実は この壁は 2枚ある。 337 00:19:32,638 --> 00:19:36,642 なぜ そんなことをしたかというと…。 338 00:19:36,642 --> 00:19:40,646 さあ 思う存分 氷水浴びを楽しんでくれ! 339 00:19:40,646 --> 00:19:43,482 キンキンに冷えた氷水を これだけ ぶっかけたら➡️ 340 00:19:43,482 --> 00:19:46,152 さすがに冷えるだろう。 341 00:19:46,152 --> 00:19:48,154 表面が 固まった程度かもしれないが➡️ 342 00:19:48,154 --> 00:19:50,156 それで十分だ!》 343 00:19:50,156 --> 00:19:52,324 ブオー! カアー! 344 00:19:52,324 --> 00:19:56,162 《ハッコン:ヒュールミの情報によると 溶岩人魔の急所は 喉らしい》 345 00:19:56,162 --> 00:19:58,664 グッ… グワー! 346 00:19:58,664 --> 00:20:02,568 《当たりが出たら もう1本!》 クカー! ブオー! 347 00:20:06,839 --> 00:20:09,041 《ハッコン:またのご利用を お待ちしております》 348 00:20:12,178 --> 00:20:16,348 《ハッコン:えっ 再生した? くっ… まずい! 349 00:20:16,348 --> 00:20:19,518 なっ… なんだ? 350 00:20:19,518 --> 00:20:22,188 あっ…》 (叫び声) 351 00:20:22,188 --> 00:20:24,857 《こっ… これは まさか…。 352 00:20:24,857 --> 00:20:27,860 階層割れか? っていうか あれは…》 353 00:20:27,860 --> 00:20:30,196 (ラッミス)あっ! ハハハハ! 《ハッコン:ラッミス!》 354 00:20:30,196 --> 00:20:34,200 あのばか 勝手に 俺の発明品 使いやがったな。 355 00:20:34,200 --> 00:20:37,870 ハッコーン! 356 00:20:37,870 --> 00:20:42,541 ハッコン 無事だったんだね! この鳥さんは? 357 00:20:42,541 --> 00:20:44,710 と も だ ち。 (黒八咫)クワッカ! 358 00:20:44,710 --> 00:20:47,379 よかった! ハッコンに会えて。 359 00:20:47,379 --> 00:20:50,382 こ ら。 えっ ハッコン 怒ってる? 360 00:20:50,382 --> 00:20:53,385 う ん。 い か り し ん と う。 361 00:20:53,385 --> 00:20:56,388 え~! ちちち… 違うの ハッコン。 362 00:20:56,388 --> 00:20:59,225 《下手したら 死んでいた かもしれない 無謀な行為だ》 363 00:20:59,225 --> 00:21:01,994 言い訳なら 俺たちにも聞かせてくれよ。 364 00:21:01,994 --> 00:21:05,664 あっ… あれ? ここは 会えて うれしい流れじゃ…。 365 00:21:05,664 --> 00:21:08,000 ラッミスよ。 あれから何があって➡️ 366 00:21:08,000 --> 00:21:11,003 どうして 空から落ちてきたのか 教えてくれ。 367 00:21:11,003 --> 00:21:13,839 えっとね うちと始まりの会長は➡️ 368 00:21:13,839 --> 00:21:17,676 運よく 清流の湖階層に 移動できたんだけど➡️ 369 00:21:17,676 --> 00:21:20,679 熊会長が 階層割れは 衝撃を与えたら➡️ 370 00:21:20,679 --> 00:21:24,183 また割れるかもしれないって 話してたの思い出したの。 371 00:21:24,183 --> 00:21:28,187 そしたら ヒュールミの高い所から 落ちても大丈夫な魔道具と➡️ 372 00:21:28,187 --> 00:21:31,190 水を凍らせる魔道具が あったから 使っちゃった! 373 00:21:31,190 --> 00:21:33,192 ごめんなさい! 374 00:21:33,192 --> 00:21:35,861 それでね 凍った池を全力で殴ったら➡️ 375 00:21:35,861 --> 00:21:39,198 階層が また割れちゃって 真っ逆さまに落ちて➡️ 376 00:21:39,198 --> 00:21:42,201 こうなりました (ヒュールミ/熊会長)ハァ…。 377 00:21:42,201 --> 00:21:45,204 《そりゃ 大きな ため息も つきたくなるよ。 378 00:21:45,204 --> 00:21:47,206 あまりにも無謀すぎる!》 379 00:21:47,206 --> 00:21:50,042 ラッミス 迷路階層に 俺たちがいなかったら➡️ 380 00:21:50,042 --> 00:21:52,044 どうする気だったんだ? 381 00:21:52,044 --> 00:21:55,548 えっとね なんとなく いる気がしたの。 382 00:21:55,548 --> 00:21:57,550 《まさかの勘だった!》 383 00:21:57,550 --> 00:22:01,821 無事で何よりだが ラッミスよ 皆 お主が心配だからこそ➡️ 384 00:22:01,821 --> 00:22:04,823 怒っていることだけは 理解してほしい。 385 00:22:04,823 --> 00:22:08,494 うっ… うん。 みんな 心配かけて ごめんね。 386 00:22:08,494 --> 00:22:11,497 おう。 無事に会えて うれしいぜ ラッミス。 387 00:22:11,497 --> 00:22:14,500 ただいま みんな!