1 00:00:35,168 --> 00:00:37,170 (ハッコン)いらっしゃいませ。 2 00:00:37,170 --> 00:00:39,673 (ラッミス)おはよう ハッコン! (ハッコン)いらっしゃいませ。 3 00:00:39,673 --> 00:00:42,342 (カリオス)おう おはよう ラッミス! んっ…。 4 00:00:42,342 --> 00:00:46,013 カリオスさん ゴルスさん 今日も 見張り お疲れさま! 5 00:00:46,013 --> 00:00:50,183 (ゴルス)おう。 夜勤明けの甘いお茶は格別だ! 6 00:00:50,183 --> 00:00:53,020 またのご利用を お待ちしています。 フフッ。 7 00:00:53,020 --> 00:00:56,356 <ハッコン:死んで 自動販売機に 生まれ変わるという➡ 8 00:00:56,356 --> 00:00:58,692 とんでもない事態に なってしまった 俺だったが…> 9 00:00:58,692 --> 00:01:00,694 おはよう! フフフ! フフッ! 10 00:01:00,694 --> 00:01:03,697 <ハッコン:なんだかんだで それなりに楽しくやっている> 11 00:01:22,582 --> 00:01:26,253 (ハッコン)外見は 四角い鉄の箱。 内に秘めるは 人の魂。 12 00:01:26,253 --> 00:01:29,423 不思議が満ちた異世界で 相棒 ラッミスに背負われて➡ 13 00:01:29,423 --> 00:01:31,758 東へ西へ 大奔走! 14 00:01:31,758 --> 00:01:35,829 俺は ハッコン! いらっしゃいませは イエスの意味だ! 15 00:02:50,170 --> 00:02:54,207 (ヒュールミ)んっ んっ… プハー! もう 夏だね~。 16 00:02:54,207 --> 00:02:57,878 いらっしゃいませ。 ああ。 早いもんだな。 17 00:02:57,878 --> 00:03:00,047 《そうか。 ここは 空もあるし➡ 18 00:03:00,047 --> 00:03:02,883 季節も変わるから つい忘れがちだが➡ 19 00:03:02,883 --> 00:03:06,386 複数の階層がある 迷宮の中なんだ。 20 00:03:06,386 --> 00:03:09,723 もっと暑くなったら アイスの販売を始めて…》 21 00:03:09,723 --> 00:03:12,225 (ミシュエル)ハッコンさん! 《ハッコン:おや ミシュエル》 22 00:03:12,225 --> 00:03:14,561 今日は 折り入って お願いがあります。 23 00:03:14,561 --> 00:03:16,563 《ハッコン:なんだ? 改まった顔して》 24 00:03:16,563 --> 00:03:19,733 実は 前々から ずっと 思っていたことがあるのです。 25 00:03:19,733 --> 00:03:23,403 ハッコンさん! 鉄の体でありながら 高潔で 優しく➡ 26 00:03:23,403 --> 00:03:26,073 鉄壁の防御だけではなく 蘇生も こなせる…。 27 00:03:26,073 --> 00:03:28,241 魔道具であるとか そんなことは関係なく➡ 28 00:03:28,241 --> 00:03:30,410 あなたに ほれました! (ヒュールミ/ラッミス)あっ…。 29 00:03:30,410 --> 00:03:33,346 《えっ? ほっ… ほれたって?》 ハッコンさん! 30 00:03:33,346 --> 00:03:36,183 今日から 師匠と 呼ばせてもらっていいですか!? 31 00:03:36,183 --> 00:03:39,186 《ほれたって 人としてって意味だよな?》 32 00:03:39,186 --> 00:03:41,521 だっ… だめでしょうか? 33 00:03:41,521 --> 00:03:45,192 《ハッコン:ミシュエルは すご腕の ハンターだけど 高度のコミュ障だ。 34 00:03:45,192 --> 00:03:48,361 きっと 勇気を出して 言ってくれたに違いない。 35 00:03:48,361 --> 00:03:50,363 ここは 大人として…》 36 00:03:50,363 --> 00:03:53,867 いらっしゃいませ。 タハッ! いいということですね。 37 00:03:53,867 --> 00:03:56,536 ありがとうございます! ハッコン師匠! 38 00:03:56,536 --> 00:04:00,540 《こっ… このハグに深い意味は なっ… ないよな? 39 00:04:00,540 --> 00:04:02,709 んっ?》 (ラッミス/ヒュールミ)ふ~ん。 40 00:04:02,709 --> 00:04:04,878 弟子ができてよかったね。 フフッ。 41 00:04:04,878 --> 00:04:07,380 すごいじゃねえか ハッコン。 《ハッコン:あっ いや➡ 42 00:04:07,380 --> 00:04:10,884 弟子といっても 何も教えることなんかないよ!?》 43 00:04:10,884 --> 00:04:14,554 では ハッコン師匠 早速 お体 拭かせてもらいます。 44 00:04:14,554 --> 00:04:17,891 もう ミシュエル! ハッコンの体を拭くのは うちやの! 45 00:04:17,891 --> 00:04:20,560 しなくていいの! そうでしたか。 46 00:04:20,560 --> 00:04:23,897 差し出がましいまねをしてしまい 申し訳ありません。 47 00:04:23,897 --> 00:04:27,067 (熊会長)ちょうどいい。 皆 そろっているな。 48 00:04:27,067 --> 00:04:31,238 熊会長! ハッコン ラッミス ヒュールミ ミシュエル。 49 00:04:31,238 --> 00:04:34,975 これから 亡者の嘆き階層で 重大な会議がある。 50 00:04:34,975 --> 00:04:36,977 ぜひ 同行してほしい。 51 00:04:46,653 --> 00:04:48,989 彼らと 魔道具であるハッコンは➡ 52 00:04:48,989 --> 00:04:52,325 冥府の王と遭遇し 生き延びた者たちだ。 53 00:04:52,325 --> 00:04:54,327 (始まりの会長) その魔道具が うわさの➡ 54 00:04:54,327 --> 00:04:57,831 金で 未知の物を 購入することができる箱か。 55 00:04:57,831 --> 00:05:00,834 (熊会長)ああ。 他にも 有能な能力を保有し➡ 56 00:05:00,834 --> 00:05:04,337 何度も助けられている。 ほう…。 57 00:05:04,337 --> 00:05:07,841 《各階層の ハンター協会の会長たちが 集まっている➡ 58 00:05:07,841 --> 00:05:10,177 重大な会議とは…》 59 00:05:10,177 --> 00:05:12,345 早速 本題だが➡ 60 00:05:12,345 --> 00:05:18,018 先日 現れた 冥府の王は 魔王軍の左腕将軍で間違いない。 61 00:05:18,018 --> 00:05:20,353 んっ…。 (灼熱の会長)やっかいだな。 62 00:05:20,353 --> 00:05:22,355 《冥府の王。 63 00:05:22,355 --> 00:05:25,525 亡者の嘆き階層の階層主を倒した 俺たちの前に➡ 64 00:05:25,525 --> 00:05:29,196 突然 現れた 謎の4本腕骸骨。 65 00:05:29,196 --> 00:05:32,699 ヒュールミとシュイが 魔法で心臓を止められたが➡ 66 00:05:32,699 --> 00:05:35,502 AEDになった 俺の電気ショックが功を奏し➡ 67 00:05:35,502 --> 00:05:38,672 2人は 息を吹き返した。 68 00:05:38,672 --> 00:05:41,007 誰も死なずに済んで ほっとしてるが➡ 69 00:05:41,007 --> 00:05:43,677 あんなやつを このまま 野放しにしておけない。 70 00:05:43,677 --> 00:05:46,179 んっ? 表情は見えないが➡ 71 00:05:46,179 --> 00:05:51,685 愚者の奇行団のケリオイル団長からも いつにない すごみを感じる》 72 00:05:51,685 --> 00:05:55,188 あの… 左腕将軍って なんですか? 73 00:05:55,188 --> 00:05:58,525 うん。 このダンジョンの外 はるか北方に➡ 74 00:05:58,525 --> 00:06:02,195 魔王が治める国がある。 《ハッコン:魔王がいるのか! 75 00:06:02,195 --> 00:06:06,199 まあ この世界観でいないほうが 不自然とも言えるが》 76 00:06:06,199 --> 00:06:08,535 魔王は 自らを頭とし➡ 77 00:06:08,535 --> 00:06:14,541 上から順に 右腕 左腕 右脚 左脚 という序列になっている。 78 00:06:14,541 --> 00:06:19,045 つまり 左腕将軍は 魔王軍のナンバー3ということだ。 79 00:06:19,045 --> 00:06:21,047 ナンバー3…。 80 00:06:21,047 --> 00:06:24,050 魔王軍の幹部が なぜ あんな場所に? 81 00:06:24,050 --> 00:06:26,553 魔王軍とは やっかいだな。 82 00:06:26,553 --> 00:06:28,722 (犬岩山の会長) 防衛都市や帝国を越えて➡ 83 00:06:28,722 --> 00:06:32,225 魔王軍が侵攻してきたとは 考えにくいな。 84 00:06:32,225 --> 00:06:35,795 (灼熱の会長)で どうすんだ? 我らが管理するダンジョン内で➡ 85 00:06:35,795 --> 00:06:38,298 協会の一員に手を出したのだ。 86 00:06:38,298 --> 00:06:42,302 当然 総力を挙げて たたき潰す! 87 00:06:42,302 --> 00:06:44,471 おっ 珍しく やる気じゃねえか。 88 00:06:44,471 --> 00:06:47,307 なめられたままじゃ 商売が成り立たねえ。 89 00:06:47,307 --> 00:06:50,143 腕の立つのを参戦させるぜ! 90 00:06:50,143 --> 00:06:52,312 始まりの階層からも出そう。 91 00:06:52,312 --> 00:06:54,314 (ケリオイル) 団員を あんな目に遭わせて➡ 92 00:06:54,314 --> 00:06:56,316 ただで済ますわけがねえ! 93 00:06:56,316 --> 00:07:00,820 私も参戦させていただきたい。 雪辱を果たすためにも ぜひ! 94 00:07:00,820 --> 00:07:04,658 うちも参加するよ! ヒュールミとシュイを あんな目に…。 95 00:07:04,658 --> 00:07:06,993 1発 殴らないと 気が済まない! 96 00:07:06,993 --> 00:07:09,996 ねえ? ハッコン。 いらっしゃいませ。 97 00:07:09,996 --> 00:07:13,667 ヒュールミは 後ろから 作戦で支援して。 98 00:07:13,667 --> 00:07:17,003 冗談じゃねえ。 こっちは やられた当人だ。 99 00:07:17,003 --> 00:07:19,339 借りは 直接 この手で返す。 100 00:07:19,339 --> 00:07:22,008 ヒュールミ…。 うん! 101 00:07:22,008 --> 00:07:25,345 うん。 その熱い思い 受け取った。 102 00:07:25,345 --> 00:07:28,515 清流の湖は 最高の人材を用意する! 103 00:07:28,515 --> 00:07:32,352 皆で 力を合わせて 冥府の王を討伐しようぞ! 104 00:07:32,352 --> 00:07:34,321 (一同)お~! 105 00:07:34,321 --> 00:07:39,659 《このときばかりは 腕があればと 思わずにいられなかった。 106 00:07:39,659 --> 00:07:41,661 そうこうするうちに➡ 107 00:07:41,661 --> 00:07:44,431 各階層から 腕利きたちが やって来た》 108 00:07:47,500 --> 00:07:50,837 よう ラッミス ヒュールミ ハッコン! 109 00:07:50,837 --> 00:07:53,840 2人も討伐隊に? おうよ! 110 00:07:53,840 --> 00:07:56,843 (ユミテ)こんにちは ハッコンさん。 111 00:07:56,843 --> 00:08:00,013 (シメライ)おらんと思ったら こっちに来ておったのか。 112 00:08:00,013 --> 00:08:02,849 どれ いつもの水とスープを 買うとするか。 113 00:08:02,849 --> 00:08:05,352 今日こそ 数字を そろえてみせようぞ。 114 00:08:05,352 --> 00:08:08,855 《あれ? 門番ズは 討伐隊に参加として➡ 115 00:08:08,855 --> 00:08:12,025 早朝常連組の老夫婦が どうして?》 116 00:08:14,861 --> 00:08:19,032 (ホクシー)ハッコンさん ラッミスさん。 園長先生! 117 00:08:19,032 --> 00:08:22,535 シュイが お世話になったみたいで ありがとね。 118 00:08:22,535 --> 00:08:25,705 《ハッコン:始まりの階層の 孤児院の園長先生だ。 119 00:08:25,705 --> 00:08:28,875 確か シュイの 弓の先生だったよな》 120 00:08:28,875 --> 00:08:32,045 なんだ ホクシー。 お前さんも 参加するのか。 121 00:08:32,045 --> 00:08:36,983 元気にしとったのかい? はい。 シメライ先輩 ユミテ先輩。 122 00:08:36,983 --> 00:08:39,486 《3人は 知り合いだったのか! 123 00:08:39,486 --> 00:08:42,155 まさか この2人も すご腕?》 124 00:08:42,155 --> 00:08:44,991 <ハッコン:その日 各階層から駆けつけた➡ 125 00:08:44,991 --> 00:08:47,327 腕利きのハンターたちが集まって➡ 126 00:08:47,327 --> 00:08:50,997 冥府の王 討伐の 決起集会が行われた> 127 00:08:50,997 --> 00:08:52,999 (ラッミス)いろんな人がいるね! 128 00:08:52,999 --> 00:08:57,170 恐らく どいつも 強力な加護の所有者だろうぜ。 129 00:08:57,170 --> 00:09:00,173 (ニルクワ)なんだ? この年寄りの集まりは。 130 00:09:00,173 --> 00:09:03,510 介護施設じゃねえぞ。 やる気あるのかよ? 131 00:09:03,510 --> 00:09:05,512 おい あんた。 あんまり 下手なことは➡ 132 00:09:05,512 --> 00:09:08,014 口に出さないほうが身のためだぜ。 133 00:09:08,014 --> 00:09:11,518 なんだと? 誰に向かって 生意気な口を利いてんだ。 134 00:09:11,518 --> 00:09:14,687 俺たちはな…。 《あっ…》 いらっしゃいませ。 135 00:09:14,687 --> 00:09:16,689 どうした? もめ事か? 136 00:09:16,689 --> 00:09:19,859 おい ラッミス 軽く小突いて 気絶させてやれ。 137 00:09:19,859 --> 00:09:22,695 なんだ? おっさん。 てめえも こいつらの仲間か? 138 00:09:22,695 --> 00:09:26,366 おう 仲間だぜ。 といっても うちの団に入ってもらおうと➡ 139 00:09:26,366 --> 00:09:30,203 目下 口説き中なんだがな。 ケリオイル団長。 140 00:09:30,203 --> 00:09:32,705 うっ! ケッ… ケリオイルって➡ 141 00:09:32,705 --> 00:09:36,443 まさか 愚者の奇行団のケリオイル団長? 142 00:09:36,443 --> 00:09:39,946 だったら どうする? ひっ… ひぃ~! 143 00:09:39,946 --> 00:09:44,951 なっ… なんでもございませ~ん! 144 00:09:44,951 --> 00:09:47,287 愚者の奇行団で 団長を やらせてもらってます。 145 00:09:47,287 --> 00:09:49,289 ケリオイルです。 146 00:09:49,289 --> 00:09:53,793 今回は 団員のこともありますので 力を貸していただきたい。 147 00:09:53,793 --> 00:09:57,630 《お~! 丁寧な口調で 挨拶する団長って レアだな。 148 00:09:57,630 --> 00:10:01,301 ちなみに シュイや紅白双子は まだ 本調子じゃないらしく➡ 149 00:10:01,301 --> 00:10:03,303 今回は 不参加らしい。 150 00:10:03,303 --> 00:10:06,973 本人たちは 来たがったらしいけど》 151 00:10:06,973 --> 00:10:09,976 ミシュエルと申します。 若輩者ではありますが➡ 152 00:10:09,976 --> 00:10:13,313 ご指導 ごべんたつのほど よろしくお願いします! 153 00:10:13,313 --> 00:10:17,984 始まりの階層のホクシーと申します。 ユミテと申します。 154 00:10:17,984 --> 00:10:22,989 加護に 癒しの光と 剣術を少々 たしなんでおります。 155 00:10:22,989 --> 00:10:27,994 わしは シメライ。 魔法と いくつかの加護を所有しておる。 156 00:10:27,994 --> 00:10:31,498 今更だが カリオスだ。 ゴルスです。 157 00:10:31,498 --> 00:10:35,668 俺は ヒュールミ。 ラッミスの幼なじみで 魔道具技師だ。 158 00:10:35,668 --> 00:10:39,506 うちは ラッミス! そして 相棒のハッコンです! 159 00:10:39,506 --> 00:10:41,508 いらっしゃいませ。 160 00:10:41,508 --> 00:10:45,845 《ハッコン:う~ん! 前衛 後衛 回復役。 161 00:10:45,845 --> 00:10:48,181 かなり バランスのいい パーティーだな。 162 00:10:48,181 --> 00:10:51,351 年配陣の実力は未知数だが➡ 163 00:10:51,351 --> 00:10:55,522 ケリオイル団長なら 適切な判断を 下してくれるだろう》 164 00:10:55,522 --> 00:10:58,191 (ケリオイル) 早速 あしたから捜索開始だ。 165 00:10:58,191 --> 00:11:01,194 あの骨野郎に 復しゅうといこうぜ! 166 00:11:01,194 --> 00:11:03,196 (一同)お~! 167 00:11:11,905 --> 00:11:14,407 <ハッコン:翌日 いくつかのチームに分かれ➡ 168 00:11:14,407 --> 00:11:17,744 それぞれの探索地点へ 向かうことになった> 169 00:11:17,744 --> 00:11:21,080 皆 危険な役割を任せて 申し訳ない。 170 00:11:21,080 --> 00:11:23,249 お前さんは 変わらんのう。 171 00:11:23,249 --> 00:11:26,419 堅苦しいところなんぞ 昔のままじゃ。 172 00:11:26,419 --> 00:11:30,590 そうですよ。 仲間なのですから わびる必要ありませんよ。 173 00:11:30,590 --> 00:11:32,592 フフッ…。 174 00:11:32,592 --> 00:11:34,994 懐かしい光景ですわね。 175 00:11:34,994 --> 00:11:39,165 んっ? 皆さん 前方に 魔物が待ち構えています。 176 00:11:39,165 --> 00:11:43,169 (シメライ)ふん… わしと ばあさんと ホクシーで やるとするか。 177 00:11:43,169 --> 00:11:47,006 先輩との共同作業 久しぶりで ワクワクします。 178 00:11:47,006 --> 00:11:49,309 光よ 鏃を包め。 179 00:11:52,679 --> 00:11:55,181 あら 3体 まとめて。 はぁ~。 180 00:11:55,181 --> 00:11:57,183 お見事です。 相変わらず➡ 181 00:11:57,183 --> 00:11:59,352 えげつない腕してやがる。 182 00:11:59,352 --> 00:12:01,354 え~! そうなんだ。 183 00:12:01,354 --> 00:12:03,356 (シメライ)やれやれ 遠すぎて➡ 184 00:12:03,356 --> 00:12:06,359 魔物が わしらに まだ 気付いておらんようじゃ。 185 00:12:06,359 --> 00:12:09,062 ならば 呼ぶか! かぁ~! 186 00:12:14,867 --> 00:12:16,869 フッ! 187 00:12:21,374 --> 00:12:23,376 うわ~! 188 00:12:23,376 --> 00:12:26,879 (熊会長)さすがですね お三方。 腕は 衰えてないようだ。 189 00:12:26,879 --> 00:12:30,049 いや~ 練度が落ちておるのう。 190 00:12:30,049 --> 00:12:33,186 やれやれ 魔力を練り直さんといかんな。 191 00:12:33,186 --> 00:12:35,855 切れ味が鈍くなっています。 192 00:12:35,855 --> 00:12:39,192 ハァ… 年は取りたくないですね。 193 00:12:39,192 --> 00:12:42,362 これは シュイに 偉そうなことは言えませんね。 194 00:12:42,362 --> 00:12:44,364 反省しなければ。 195 00:12:44,364 --> 00:12:47,867 すっごいな! ハッコン うちらも負けてられないね! 196 00:12:47,867 --> 00:12:49,869 いらっしゃいませ。 197 00:12:49,869 --> 00:12:54,207 んっ… うん。 ヘヘッ。 198 00:12:54,207 --> 00:12:56,876 (カリオス)いや~ うめえ! 199 00:12:56,876 --> 00:12:59,045 シュイも羨ましがってるでしょう。 200 00:12:59,045 --> 00:13:02,715 この遠征で 全メニュー 制覇してみたいのう。 201 00:13:02,715 --> 00:13:05,218 毎回 ハッコンの料理が 食べられるだけで➡ 202 00:13:05,218 --> 00:13:09,389 やる気が出るってもんだぜ! ああ 全くだ。 203 00:13:09,389 --> 00:13:13,393 《お代わりは いくらでもあるから 十分 英気を養ってくれ》 204 00:13:13,393 --> 00:13:17,397 ハッ! やぁ! たっ! 205 00:13:17,397 --> 00:13:21,234 あっ…。 ラッミスさん もっと 重心を落として。 206 00:13:21,234 --> 00:13:25,405 そのほうが楽になるし 威力も正確さも増しますよ。 207 00:13:25,405 --> 00:13:29,742 重心を… わかりました! んっ…。 208 00:13:29,742 --> 00:13:33,146 はいや~! 209 00:13:33,146 --> 00:13:36,316 今の感じ! いい感じでしたよ。 210 00:13:36,316 --> 00:13:38,651 ハッコンさんがいない状態での 立ち回りに➡ 211 00:13:38,651 --> 00:13:43,156 慣れておきましょうね。 んっ… はい! 212 00:13:43,156 --> 00:13:47,160 《怪力の加護により 有り余る力を得ているラッミスは➡ 213 00:13:47,160 --> 00:13:49,829 自分を操るのに苦心している。 214 00:13:49,829 --> 00:13:53,166 ふだんは 俺というハンデを背負って ちょうどいいくらいだ。 215 00:13:53,166 --> 00:13:56,502 もし 俺なしで 十分に 力を引き出せたら…》 216 00:13:56,502 --> 00:14:00,340 はぁ~! ハッ! 217 00:14:00,340 --> 00:14:03,042 《頑張れ! ラッミス》 やぁ! 218 00:14:07,513 --> 00:14:11,017 んっ… ハァ…。 219 00:14:11,017 --> 00:14:15,521 なあ ハッコン ちょっといいか? いらっしゃいませ。 220 00:14:15,521 --> 00:14:18,024 どうも ふに落ちねえんだ。 221 00:14:18,024 --> 00:14:21,861 冥府の王は どうやら わざと ラッミスを見逃したようだ。 222 00:14:21,861 --> 00:14:23,863 《ヒュールミ…》 223 00:14:23,863 --> 00:14:27,366 (ヒュールミ)あのとき 俺たちが全滅していたら➡ 224 00:14:27,366 --> 00:14:29,369 連絡未達や捜索やらで➡ 225 00:14:29,369 --> 00:14:33,039 今回の討伐作戦は まだ 実行されてないだろう。 226 00:14:33,039 --> 00:14:36,175 つまり やつの目的は 自分を おとりに➡ 227 00:14:36,175 --> 00:14:40,346 腕利きのハンターを この階層に 集めることじゃねえのか? 228 00:14:40,346 --> 00:14:44,851 《その考えが当たっているなら 俺たちは まんまと…》 229 00:14:44,851 --> 00:14:48,855 ハァ… う~ん! よっと。 230 00:14:48,855 --> 00:14:51,357 だがな その先が わからない。 231 00:14:51,357 --> 00:14:53,359 まさかと思うことはあるが➡ 232 00:14:53,359 --> 00:14:56,863 みんなに臆測を話して 混乱させるわけにもいかねえ。 233 00:14:56,863 --> 00:14:59,031 ハッコンにしか話せなくてな。 234 00:14:59,031 --> 00:15:01,200 いらっしゃいませ。 (飲み物の落下音) 235 00:15:01,200 --> 00:15:05,371 おっ 悪いな。 頂くぜ。 236 00:15:05,371 --> 00:15:08,741 《温かいミルクティーでも飲んで リラックスしてもらおう》 237 00:15:11,377 --> 00:15:14,380 (シメライ) 魔力の流れが おかしいのう。 238 00:15:14,380 --> 00:15:17,049 魔力が増大して 荒れておる。 239 00:15:17,049 --> 00:15:19,719 これは 一波乱ありそうじゃ。 240 00:15:19,719 --> 00:15:22,388 《ハッコン:おじいさんの 言うとおりだった。 241 00:15:22,388 --> 00:15:27,360 その後 すぐ 別のハンターチームから 冥府の王発見の知らせが届いた》 242 00:15:32,565 --> 00:15:35,334 うお~! てい! 243 00:15:35,334 --> 00:15:37,303 はぁ~! 244 00:15:46,179 --> 00:15:49,348 (ハンターたち)フッ! おりゃ~! 245 00:15:49,348 --> 00:15:52,852 たぁ~! 246 00:15:52,852 --> 00:15:54,821 (ハンターたち)うっ! 247 00:15:57,690 --> 00:16:00,359 (熊会長) よし 後方に回り込めたな。 248 00:16:00,359 --> 00:16:04,363 ホクシー シメライは ここから援護攻撃。 心得た。 249 00:16:04,363 --> 00:16:06,866 カリオス ゴルスは 護衛を頼みたい。 250 00:16:06,866 --> 00:16:08,868 おう! 承った。 251 00:16:08,868 --> 00:16:11,537 ラッミス 腕利きが山ほどいるんだ。 252 00:16:11,537 --> 00:16:14,207 無理は するな。 うん 頑張るよ! 253 00:16:14,207 --> 00:16:17,543 ハッコンも頼んだぞ。 いらっしゃいませ。 254 00:16:17,543 --> 00:16:19,545 残りは 突撃する。 255 00:16:19,545 --> 00:16:21,714 冥府の王を討ち取ることが 目的だが➡ 256 00:16:21,714 --> 00:16:25,218 決して むちゃはするな。 時間を稼げば 援軍が増える。 257 00:16:25,218 --> 00:16:27,220 はい! おう。 お任せを。 258 00:16:27,220 --> 00:16:32,058 我らの力を見せつけようぞ! (ユミテ/ミシュエル/ケリオイル)フッ! 259 00:16:32,058 --> 00:16:34,026 はぁ~! 260 00:16:36,963 --> 00:16:38,965 うお~! 261 00:16:42,635 --> 00:16:45,438 フッ…。 うお~! 262 00:16:48,808 --> 00:16:51,644 うりゃ~! 263 00:16:51,644 --> 00:16:54,647 《フォルムチェーンジ! 264 00:16:54,647 --> 00:16:56,816 高圧洗浄機! 265 00:16:56,816 --> 00:17:00,820 続けて この前の戦いで手に入れた 新たな加護 念動力で…。 266 00:17:00,820 --> 00:17:05,324 毎夜 自主練を繰り返し 更に 筋力と器用さを上げたおかげで➡ 267 00:17:05,324 --> 00:17:07,994 こういうことも できるようになったのだ! 268 00:17:07,994 --> 00:17:11,163 これ もう 自動販売機じゃないよな。 269 00:17:11,163 --> 00:17:13,332 今更か》 270 00:17:13,332 --> 00:17:16,836 すごいね ハッコン! 大当たり! 271 00:17:16,836 --> 00:17:18,838 んっ! 272 00:17:20,840 --> 00:17:22,842 んっ… はい! 273 00:17:33,653 --> 00:17:37,156 やはり 冥府の王を倒さねば らちが明かぬようだ。 274 00:17:37,156 --> 00:17:41,494 そうですね。 なんらかの術を 施しているようですし。 275 00:17:41,494 --> 00:17:43,462 んっ! 276 00:17:45,498 --> 00:17:48,000 全員 そこから離れろ! 277 00:17:48,000 --> 00:17:51,003 膨大な魔力が 冥府の王に集まっておる! 278 00:17:51,003 --> 00:17:54,507 恐らく 爆炎系の大魔法じゃ! 279 00:17:54,507 --> 00:17:58,177 引くぞ! ええ。 でも 他のハンターたちが! 280 00:17:58,177 --> 00:18:01,180 わかっておる。 281 00:18:01,180 --> 00:18:03,683 手で 耳を塞いだほうがええよ。 (ミシュエル/ラッミス)んっ…。 282 00:18:03,683 --> 00:18:05,851 《塞ぐ手がないのですが!? 283 00:18:05,851 --> 00:18:08,521 ああ… 耳も鼓膜もないか》 284 00:18:08,521 --> 00:18:12,858 大魔法が来る! 引け~! (ハンターたち)んっ…。 285 00:18:12,858 --> 00:18:16,729 (冥府の王)余計なまねを…。 だが 間に合うかな? 286 00:18:19,865 --> 00:18:21,867 うぅ~! 287 00:18:21,867 --> 00:18:23,836 《結界発動!》 288 00:18:33,112 --> 00:18:35,614 うぅ…。 うっ…。 289 00:18:35,614 --> 00:18:37,950 (2人)ハァハァハァ…。 290 00:18:37,950 --> 00:18:40,620 んっ…。 291 00:18:40,620 --> 00:18:43,622 ほう… これで 死者がおらぬとは。 292 00:18:43,622 --> 00:18:46,792 精鋭のハンターとは侮れぬものだ。 293 00:18:46,792 --> 00:18:52,798 魔物どもは朽ちてしまったが なに 補充は いくらでもある。 294 00:18:52,798 --> 00:18:56,135 《ハッコン:これを繰り返されると 勝ち目がない。 295 00:18:56,135 --> 00:19:00,973 戦況を覆す可能性があるのは… 俺だよな》 296 00:19:00,973 --> 00:19:03,142 ほう…。 297 00:19:03,142 --> 00:19:06,479 魔道具を背負いし 怪力娘か。 298 00:19:06,479 --> 00:19:09,649 我まで たどりつけば 相手をしてやろう。 299 00:19:09,649 --> 00:19:11,650 《ハッコン:よし 腹をくくるか》 300 00:19:13,652 --> 00:19:17,156 《ハッコン:実際の俺は 今 戦場の はるか上空にいる。 301 00:19:17,156 --> 00:19:19,492 爆発魔法の どさくさに紛れて➡ 302 00:19:19,492 --> 00:19:21,994 ラッミスに投げ飛ばしてもらったのだ。 303 00:19:21,994 --> 00:19:24,497 ラッミスが背負っているのは ヒュールミが作った魔道具➡ 304 00:19:24,497 --> 00:19:26,499 ガワだけの俺だ。 305 00:19:26,499 --> 00:19:29,668 本物の俺は 変身して 風船を念動力で操って➡ 306 00:19:29,668 --> 00:19:32,004 冥府の王の頭上を確保! 307 00:19:32,004 --> 00:19:36,008 いくぞ! フォルムチェーンジ!》 308 00:19:38,310 --> 00:19:41,814 《とある漁港に置かれている 日本一 巨大な 自動販売機。 309 00:19:41,814 --> 00:19:46,485 テレビでも紹介され 話題となった 全高18mを超える それこそが➡ 310 00:19:46,485 --> 00:19:48,654 この氷自動販売機だ!》 311 00:19:48,654 --> 00:19:50,823 あがくがいい ハンターたち。 312 00:19:50,823 --> 00:19:53,826 我が元に たどりつくのは 果たして…。 313 00:19:53,826 --> 00:19:56,829 んっ? なっ… なんだ? あれは。 314 00:19:56,829 --> 00:19:58,831 《自動販売機だよ!》 315 00:19:58,831 --> 00:20:01,500 ぐお~! 316 00:20:05,504 --> 00:20:08,174 ぬっ… ぬお~! 317 00:20:08,174 --> 00:20:10,643 《一発で潰せないのも 考慮済み!》 318 00:20:12,845 --> 00:20:15,715 うぅ~… お~! 319 00:20:19,518 --> 00:20:21,487 《ハッコン:巨大な この体になる前に➡ 320 00:20:21,487 --> 00:20:25,691 一度 いつもの自動販売機に戻って これを用意していたんだ。 321 00:20:25,691 --> 00:20:28,527 筋力を上げたことで 電気ショックの最大出力も➡ 322 00:20:28,527 --> 00:20:32,531 とんでもないことになっているぞ。 食らえ!》 323 00:20:32,531 --> 00:20:38,504 ぐあ~!! 《ぬあ~!》 がっ…。 324 00:20:49,882 --> 00:20:51,884 んっ… ハッコーン! 325 00:20:51,884 --> 00:20:55,054 大丈夫? けがは? けがはない~!? 326 00:20:55,054 --> 00:20:58,390 《大丈夫だよ ラッミス。 このとおり… ハッ!》 327 00:20:58,390 --> 00:21:01,060 残念 残念 残念。 328 00:21:03,229 --> 00:21:05,231 《ハッコン:やつは まだ 生きている!》 329 00:21:05,231 --> 00:21:07,733 (ヒュールミ/ラッミス)あっ…。 330 00:21:07,733 --> 00:21:12,071 これは 貴重な つえでね。 回収させてもらう。 331 00:21:12,071 --> 00:21:16,575 とはいえ 我の左腕を変化させた 分体とはいえ➡ 332 00:21:16,575 --> 00:21:19,578 よくぞ 討伐を成功させた。 333 00:21:19,578 --> 00:21:21,747 称賛に値する。 334 00:21:21,747 --> 00:21:24,083 《左腕? 冗談だろ?》 あっ…。 335 00:21:24,083 --> 00:21:26,418 分体は討伐されたが➡ 336 00:21:26,418 --> 00:21:30,089 まあ 本来の目的は達したので よしとしよう。 337 00:21:30,089 --> 00:21:32,091 《本来の目的?》 本来の目的? 338 00:21:32,091 --> 00:21:37,363 フフフフフ… それは 有能なハンターを ここに集めることだ。 339 00:21:37,363 --> 00:21:40,032 《ヒュールミの予想は的中か》 340 00:21:40,032 --> 00:21:44,370 (冥府の王)このダンジョン内部では ハンターや魔物が死亡すると➡ 341 00:21:44,370 --> 00:21:50,042 死んだ者の力に応じて ダンジョン自体に力が蓄積される。 342 00:21:50,042 --> 00:21:54,380 それを利用すれば また 新たな魔物を生み出せる。 343 00:21:54,380 --> 00:21:57,550 それが このダンジョンの仕組みなのだ。 344 00:21:57,550 --> 00:21:59,552 《俺も ポイントで動いている。 345 00:21:59,552 --> 00:22:01,720 それも同じようなものなのか?》 346 00:22:01,720 --> 00:22:06,058 だから 我は このダンジョンにいる すべての者を殺し➡ 347 00:22:06,058 --> 00:22:10,229 新たな魔物の群れを 生み出そうと考えた。 348 00:22:10,229 --> 00:22:12,731 さて 察しのいい者なら➡ 349 00:22:12,731 --> 00:22:15,234 そろそろ 気付いたのではないか? 350 00:22:15,234 --> 00:22:17,903 ハッ! まずいぜ。 腕利きたちが➡ 351 00:22:17,903 --> 00:22:20,739 ここに集まっている ということは…。 あっ…。 352 00:22:20,739 --> 00:22:23,409 (ヒュールミ)各階層の防衛が 手薄になっている。 353 00:22:23,409 --> 00:22:26,579 今 襲われたら…。 《最悪だ!》 354 00:22:26,579 --> 00:22:30,749 さあ 急いで戻ったほうが いいのではないのかね? 355 00:22:30,749 --> 00:22:33,319 各階層への転移は可能だ。 356 00:22:33,319 --> 00:22:37,323 だが ダンジョン外への移動は 不可とさせてもらう。 357 00:22:37,323 --> 00:22:39,658 では 2回戦 開始だ。 あっ…。 358 00:22:39,658 --> 00:22:41,660 (冥府の王)せいぜい あがいて➡ 359 00:22:41,660 --> 00:22:45,664 良質な力を ダンジョンに与えてくれたまえ。