1 00:00:34,935 --> 00:00:36,937 (ハッコン)いらっしゃいませ。 2 00:00:36,937 --> 00:00:40,607 (熊会長)ここは 迷路階層の転送陣のようだが…。 3 00:00:40,607 --> 00:00:43,777 (ヒュールミ)くそっ! 始まりの階層の転送陣に➡ 4 00:00:43,777 --> 00:00:46,780 ケリオイルが 手を加えた可能性が高えな。 5 00:00:46,780 --> 00:00:50,117 転送陣の制御を 乗っ取られたということか? 6 00:00:50,117 --> 00:00:52,452 ああ。 だが 仕掛けた側も➡ 7 00:00:52,452 --> 00:00:55,289 誰が どこに飛ばされたかは わかんねえと思う。 8 00:00:55,289 --> 00:00:58,125 清流の湖階層に戻るためには➡ 9 00:00:58,125 --> 00:01:00,294 転送陣の魔力が足りねえ。 10 00:01:00,294 --> 00:01:03,797 魔力を蓄えた魔石を 手に入れねえと。 11 00:01:03,797 --> 00:01:06,967 まずは ハンター協会に向かうとしよう。 12 00:01:06,967 --> 00:01:10,137 そうだな。 お い て く の。 13 00:01:10,137 --> 00:01:13,340 あっ…。 んっ? フフッ。 14 00:01:31,325 --> 00:01:34,928 (ハッコン)外見は 四角い鉄の箱。 内に秘めるは 人の魂。 15 00:01:34,928 --> 00:01:38,265 不思議が満ちた異世界で 相棒 ラッミスに背負われて➡ 16 00:01:38,265 --> 00:01:40,434 東へ西へ 大奔走! 17 00:01:40,434 --> 00:01:44,538 俺は ハッコン! いらっしゃいませは イエスの意味だ! 18 00:02:59,112 --> 00:03:01,948 <ハッコン:俺たちが飛ばされたのは 迷路階層だった。 19 00:03:01,948 --> 00:03:05,752 以前 俺が階層割れに巻き込まれて 墜落した場所だ> 20 00:03:08,622 --> 00:03:11,458 (迷路の会長)もうすぐ 保存食が なくなりそうだったので➡ 21 00:03:11,458 --> 00:03:14,461 ハッコンさんが来てくれて 大助かりです! 22 00:03:14,461 --> 00:03:18,632 <ハッコン:ここ 迷路階層も 魔物の襲撃に窮していた。 23 00:03:18,632 --> 00:03:22,469 災害時に 料金が無料になる 自動販売機が 実際にあるので➡ 24 00:03:22,469 --> 00:03:25,472 それを見習って 無料で提供してみた> 25 00:03:25,472 --> 00:03:29,476 迷路の会長 この度の異変には 気付いておるか? 26 00:03:29,476 --> 00:03:32,913 転送陣が 使用不可になったことですよね? 27 00:03:32,913 --> 00:03:36,917 それだけではない。 魔物が大量発生しておるんだが➡ 28 00:03:36,917 --> 00:03:38,919 それを操っているのは➡ 29 00:03:38,919 --> 00:03:42,255 魔王軍の左腕将軍である 冥府の王だ。 30 00:03:42,255 --> 00:03:44,758 そんな大ごとに なっていたのですか? 31 00:03:44,758 --> 00:03:49,262 やはり 私のような 会長の中で 最も実力がない者には➡ 32 00:03:49,262 --> 00:03:51,932 そんな情報も 回ってこないのですね。 33 00:03:51,932 --> 00:03:55,268 確かに 私は 会長の器ではありませんから…。 34 00:03:55,268 --> 00:03:58,271 《この会長 なんか ネガティブだな》 35 00:04:00,273 --> 00:04:04,611 助かった。 この料理 おいしい! ありがたい。 36 00:04:04,611 --> 00:04:07,948 《よかった! みんな 喜んでくれたようだ》 37 00:04:07,948 --> 00:04:10,450 (熊会長)道具屋に 魔石がないか確認したが➡ 38 00:04:10,450 --> 00:04:13,286 在庫はないそうだ。 そうか。 39 00:04:13,286 --> 00:04:16,790 とにかく 転送陣が動かねえと どうにもなんねえぞ。 40 00:04:16,790 --> 00:04:19,793 魔石の入手については考えがある。 41 00:04:19,793 --> 00:04:24,131 すまないが ヒュールミは 転送陣を調整してもらえるか? 42 00:04:24,131 --> 00:04:26,800 じゃあ 行ってくるぜ。 43 00:04:26,800 --> 00:04:30,303 あ そ こ に い く の。 (扉の閉まる音) 44 00:04:30,303 --> 00:04:32,472 ハッコンには ばれてしまったか。 45 00:04:32,472 --> 00:04:35,575 そうだ 迷路に入るつもりだ。 46 00:04:35,575 --> 00:04:39,079 《んっ? あれは…》 (がれきの崩れる音) 47 00:04:39,079 --> 00:04:41,414 か い ち よ う お と が。 48 00:04:41,414 --> 00:04:45,085 生き残りのハンターかもしれぬ。 49 00:04:45,085 --> 00:04:48,255 《ここは 一刻を争いそうだな》 50 00:04:48,255 --> 00:04:50,257 助かるぞ ハッコン。 51 00:04:50,257 --> 00:04:53,927 あっ! (鳴き声) 52 00:04:53,927 --> 00:04:56,429 (熊会長)力を貸すぞ! (キコユ)ありがとうござい…。 53 00:04:56,429 --> 00:04:58,765 フン! ガッ! ます。 54 00:04:58,765 --> 00:05:01,268 んっ…。 あっ…。 55 00:05:01,268 --> 00:05:04,771 《まあ 段ボール自動販売機を抱えた 熊と遭遇したら➡ 56 00:05:04,771 --> 00:05:06,773 そうなるよな》 57 00:05:06,773 --> 00:05:09,109 あっ この子は仲間です。 (ボタン)ブオッ。 58 00:05:09,109 --> 00:05:11,444 あと あの子も。 (黒八咫)クワー! 59 00:05:11,444 --> 00:05:14,281 んっ…。 60 00:05:14,281 --> 00:05:16,616 あれ? 形が変わりました? 61 00:05:16,616 --> 00:05:18,618 詳しい説明は あとでするが➡ 62 00:05:18,618 --> 00:05:21,288 そういう魔道具だと 思っておいてくれ。 63 00:05:21,288 --> 00:05:25,792 すごい… 初めまして 魔道具さん。 いらっしゃいませ。 64 00:05:25,792 --> 00:05:28,795 うわ~! お返事してくれた。 65 00:05:28,795 --> 00:05:32,299 あっ 魔物は この子たちに 任せてください。 ブオッ。 66 00:05:32,299 --> 00:05:35,569 クワー! カアー…。 67 00:05:35,569 --> 00:05:38,071 耳を塞いでください! んっ! 68 00:05:38,071 --> 00:05:41,741 キュルクワー! (うめき声) 69 00:05:41,741 --> 00:05:44,744 ブオー! ブオブオッ ブオブオッ ブオブオッ! 70 00:05:44,744 --> 00:05:48,248 《これって 助けに入らなくても 余裕だったのでは…》 71 00:05:48,248 --> 00:05:53,086 魔物を圧倒する ウナススとキリセなど 聞いたこともないが…。 72 00:05:53,086 --> 00:05:55,088 (キコユ)この子たちは 特殊なのです。 73 00:05:55,088 --> 00:05:59,259 ある方の力で強くなった とても優秀で 優しい子たちです。 74 00:05:59,259 --> 00:06:02,596 ブヒッ。 クワッ! 《ある方の力? 気になるな》 75 00:06:02,596 --> 00:06:06,600 今 処理しますので しばらく お待ちください。 76 00:06:06,600 --> 00:06:08,602 《ハッコン:なんだ? あれは》 77 00:06:13,440 --> 00:06:15,942 その 土の球は 一体…。 78 00:06:15,942 --> 00:06:17,944 お答えしてもいいのですが➡ 79 00:06:17,944 --> 00:06:21,114 皆様が どなたなのか お教え願えませんか? 80 00:06:21,114 --> 00:06:23,116 あっ これは失礼した。 81 00:06:23,116 --> 00:06:27,287 清流の湖階層で ハンター協会会長を させてもらっている者だ。 82 00:06:27,287 --> 00:06:29,623 こっちは ハッコンと呼ばれている魔道具で➡ 83 00:06:29,623 --> 00:06:31,625 人の魂が宿っておる。 84 00:06:31,625 --> 00:06:34,728 自我もあり 会話も通じる 頼もしい仲間だ。 85 00:06:34,728 --> 00:06:36,730 いらっしゃいませ。 86 00:06:36,730 --> 00:06:40,066 人の魂が 魔道具に宿っているのですね。 87 00:06:40,066 --> 00:06:42,902 ハッ… あの方に 少し似ています。 88 00:06:42,902 --> 00:06:45,739 《あの方って 誰のことだろう?》 89 00:06:45,739 --> 00:06:48,575 では こちらも 自己紹介させてもらいます。 90 00:06:48,575 --> 00:06:51,745 私は キコユで 白いウナススが ボタン。 91 00:06:51,745 --> 00:06:55,415 黒いキリセが 黒八咫です。 ブオー! クワー! 92 00:06:55,415 --> 00:06:59,419 《さっきの戦いぶりを見たかぎり この子たちは かなり強い。 93 00:06:59,419 --> 00:07:03,757 この少女も 何かしらの力が 備わっているのだろうか?》 94 00:07:03,757 --> 00:07:07,093 私の力は 微量な冷気を操ることと➡ 95 00:07:07,093 --> 00:07:10,096 気配を消して 移動することぐらいですよ。 96 00:07:10,096 --> 00:07:12,265 《へぇ~。 気配を殺せるなら➡ 97 00:07:12,265 --> 00:07:15,435 戦闘は任せて 自分は隠れていればいいのか》 98 00:07:15,435 --> 00:07:18,104 ええ そうなのです。 黒八咫とボタンには➡ 99 00:07:18,104 --> 00:07:20,440 いつも 助けられてばかりです。 100 00:07:20,440 --> 00:07:23,443 《さしずめ 動物使いといった感じか》 101 00:07:23,443 --> 00:07:25,945 動物使いではありませんよ。 102 00:07:25,945 --> 00:07:29,783 この子たちは 自分で考えて 理解する知能があります。 103 00:07:29,783 --> 00:07:32,118 私は助けてもらっているだけです。 104 00:07:32,118 --> 00:07:36,389 (熊会長)キコユよ。 んっ? お主 誰と話しておるのだ? 105 00:07:36,389 --> 00:07:38,391 《誰って 俺と会話…。 106 00:07:38,391 --> 00:07:40,393 えっ? そういや 今 声を出してないのに➡ 107 00:07:40,393 --> 00:07:42,395 返事してなかったか?》 108 00:07:42,395 --> 00:07:46,733 私は 触れた相手の心の声を 聞くことができるのです。 109 00:07:46,733 --> 00:07:51,071 《マジですか…》 マジ… ですよ。 フフフ! 110 00:07:51,071 --> 00:07:54,407 って 勝手に 心の声を読んでは 失礼でしたね。 111 00:07:54,407 --> 00:07:56,910 すみません。 (ハッコン)い い よ。 112 00:07:56,910 --> 00:07:59,579 あの よろしければ ごはんを食べながら➡ 113 00:07:59,579 --> 00:08:02,582 お話ししませんか? ああ そうしよう。 114 00:08:02,582 --> 00:08:04,584 《食事なら 俺の出番だ…》 (キコユ)では➡ 115 00:08:04,584 --> 00:08:08,421 お礼に 食べ物は こちらから提供しますね。 116 00:08:08,421 --> 00:08:10,423 んっ? 117 00:08:10,423 --> 00:08:12,592 《ハッコン:んっ? まさか 今から作物を➡ 118 00:08:12,592 --> 00:08:14,594 育てるつもりじゃないよな?》 119 00:08:16,763 --> 00:08:19,432 あっ! おっ! 《え~!》 120 00:08:19,432 --> 00:08:22,102 一体 どういう からくりなのだ? 121 00:08:22,102 --> 00:08:24,270 この 畑さんの欠片は➡ 122 00:08:24,270 --> 00:08:26,940 魔物を養分として 取り込むだけでなく➡ 123 00:08:26,940 --> 00:08:29,275 苗を植えて 水を与えると➡ 124 00:08:29,275 --> 00:08:33,380 急成長させることも 可能なのです! 125 00:08:33,380 --> 00:08:35,482 《畑さんの欠片?》 126 00:08:41,221 --> 00:08:44,391 (キコユ)焼き上がるまで 少し時間がかかりますので➡ 127 00:08:44,391 --> 00:08:47,894 私たちが何者なのか お話しします。 128 00:08:47,894 --> 00:08:51,398 信じられないような話だと お疑いになるでしょうが➡ 129 00:08:51,398 --> 00:08:54,234 すべて 事実です。 んっ…。 130 00:08:54,234 --> 00:08:57,737 これは とても優しい畑の物語です。 131 00:08:57,737 --> 00:09:02,742 とある辺境の村に おばあさんが 1人で暮らしていました。 132 00:09:02,742 --> 00:09:07,247 そんな おばあさんの畑に 突如 人の魂が宿ったのです。 133 00:09:07,247 --> 00:09:10,250 その人は 異世界から やって来たのですが➡ 134 00:09:10,250 --> 00:09:12,752 畑なので 会話するすべを持たず➡ 135 00:09:12,752 --> 00:09:15,255 日々 おばあさんに耕されていました。 136 00:09:15,255 --> 00:09:18,758 《ハッコン:えっ? 畑に魂が宿るって おかしいだろ。 137 00:09:18,758 --> 00:09:21,761 いや 自動販売機に宿った魂が 言ったら だめか。 138 00:09:21,761 --> 00:09:25,765 それに 異世界から やって来た ってことも 俺と同じ境遇》 139 00:09:25,765 --> 00:09:27,767 (キコユ) ある日 おばあさんが亡くなり➡ 140 00:09:27,767 --> 00:09:30,437 畑は 独りぼっちに なってしまいました。 141 00:09:30,437 --> 00:09:34,374 ですが そんな畑にも 動物の友達ができたのです。 142 00:09:34,374 --> 00:09:37,544 《ハッコン:動物って 黒八咫とボタンのことかな?》 143 00:09:37,544 --> 00:09:40,713 (キコユ)動物たちと 穏やかな日々を 過ごしていると➡ 144 00:09:40,713 --> 00:09:43,716 そこに 1人の少女が逃げてきました。 145 00:09:43,716 --> 00:09:47,387 ふびんに思った畑は その少女を救ったのです。 146 00:09:47,387 --> 00:09:51,057 畑は もっと多くの人を 救うために 旅に出て➡ 147 00:09:51,057 --> 00:09:53,560 北の防衛都市に たどりつきました。 148 00:09:53,560 --> 00:09:56,229 《ハッコン:畑が旅に出るって 自動販売機の俺に➡ 149 00:09:56,229 --> 00:09:59,065 言われたくないだろうが 無理があり過ぎないか?》 150 00:09:59,065 --> 00:10:01,734 (キコユ)そこでは 魔王軍との激しい攻防戦が➡ 151 00:10:01,734 --> 00:10:03,736 繰り広げられていました。 152 00:10:03,736 --> 00:10:06,739 畑は その戦いに身を投じたのです。 153 00:10:06,739 --> 00:10:10,743 《ハッコン:畑なのにな》 (キコユ)畑は なんとか 魔王軍を撃退して➡ 154 00:10:10,743 --> 00:10:13,413 防衛都市は いっときの平穏を得たのです。 155 00:10:13,413 --> 00:10:15,415 《ハッコン:すごいな 畑》 156 00:10:15,415 --> 00:10:18,251 (キコユ)そして 魔王軍の本拠地に乗り込み➡ 157 00:10:18,251 --> 00:10:21,588 激しい戦いの末に 仲間を なんとか逃がした畑は➡ 158 00:10:21,588 --> 00:10:23,590 意識を閉じました。 159 00:10:23,590 --> 00:10:27,594 《これが勇者なら 感動する物語に なるかもしれないが➡ 160 00:10:27,594 --> 00:10:29,929 畑だもんな 主役。 161 00:10:29,929 --> 00:10:33,600 まあ キコユが 畑の欠片と 呼んでいたことから察するに➡ 162 00:10:33,600 --> 00:10:37,103 キコユと動物たちが 逃がされた仲間なのだろう》 163 00:10:37,103 --> 00:10:40,273 (キコユ)私たちは 畑さんに 会いに行きたかったのですが➡ 164 00:10:40,273 --> 00:10:43,276 防衛都市から 魔王軍の領地につながる道に➡ 165 00:10:43,276 --> 00:10:46,279 巨大な壁があるため 先へ進めません。 166 00:10:46,279 --> 00:10:48,948 そんなとき とある うわさを聞きました。 167 00:10:48,948 --> 00:10:53,286 このダンジョンに 魔王軍の幹部である 左腕将軍がいると。 168 00:10:53,286 --> 00:10:57,290 その情報を頼りに 私たちは ここまで やって来たのです。 169 00:11:03,963 --> 00:11:07,634 (熊会長)ということになっている。 そうなのですか。 170 00:11:07,634 --> 00:11:09,802 それでは 冥府の王に会えても➡ 171 00:11:09,802 --> 00:11:12,972 道を教えてもらえるか 正直 怪しいですね。 172 00:11:12,972 --> 00:11:16,976 う~ん…。 あっ 焼けましたので どうぞ。 173 00:11:16,976 --> 00:11:19,646 ごちそうになる。 174 00:11:19,646 --> 00:11:21,981 熱い! あむ… んっ! 175 00:11:21,981 --> 00:11:24,317 これは うまい! しっとりとしていて➡ 176 00:11:24,317 --> 00:11:26,986 甘みが口いっぱいに広がる! 177 00:11:26,986 --> 00:11:29,656 喜んでもらえてよかった! 178 00:11:29,656 --> 00:11:34,260 でも これって 本来の 畑さんの 野菜と比べたら 10分の1…。 179 00:11:34,260 --> 00:11:36,930 いえ もっと出来の悪い味です。 180 00:11:36,930 --> 00:11:39,599 《10倍以上の味って すごいな。 181 00:11:39,599 --> 00:11:41,768 あっ そういえば 飲み物がない。 182 00:11:41,768 --> 00:11:44,604 焼き芋に合うのって これかな?》 (飲み物の落下音) 183 00:11:44,604 --> 00:11:49,108 あの 何か浮いてます。 おお… ハッコンが出した飲み物だ。 184 00:11:49,108 --> 00:11:51,611 蓋の開け方は こうやるといい。 185 00:11:54,781 --> 00:11:57,283 うわ~! 冷えていて おいしいです! 186 00:11:57,283 --> 00:11:59,953 ハッコンさんは 飲み物を出せるのですね。 187 00:11:59,953 --> 00:12:01,955 それだけではないぞ。 188 00:12:01,955 --> 00:12:06,125 食料や さまざまな商品を 出してくれる 頼れる男だ。 189 00:12:06,125 --> 00:12:09,796 畑さんは 野菜なら なんでも作ることができました。 190 00:12:09,796 --> 00:12:12,632 やっぱり ハッコンさんは似ていますよ。 191 00:12:12,632 --> 00:12:15,635 《そうだ。 キコユには ぜひ 聞きたいことがあった》 192 00:12:15,635 --> 00:12:19,138 い せ か い て ん せ い いっ し よ。 193 00:12:19,138 --> 00:12:23,977 えっ? 「異世界転生 一緒」と おっしゃいましたか? う ん。 194 00:12:23,977 --> 00:12:28,314 ハッコンの中の魂は 別の世界から 来ているそうなのだ。 195 00:12:28,314 --> 00:12:32,819 じゃあ もしかしたら 畑さんと 同じ故郷かもしれませんね。 196 00:12:32,819 --> 00:12:36,923 畑さんと再会できたら いろいろ お話ししてみてください。 197 00:12:36,923 --> 00:12:39,425 《そんなの こちらから お願いしたいぐらいだ。 198 00:12:39,425 --> 00:12:42,929 もし 同じ日本人なら 話したいことが 山ほどある》 199 00:12:42,929 --> 00:12:45,431 う ん。 200 00:12:45,431 --> 00:12:49,936 <ハッコン:俺たちは キコユたちと 行動を共にすることになり➡ 201 00:12:49,936 --> 00:12:53,439 俺は 荷台に載せられることになった> 202 00:12:53,439 --> 00:12:55,441 カアー! 203 00:12:55,441 --> 00:12:58,945 (熊会長)辺りが暗くなってきた。 204 00:12:58,945 --> 00:13:02,048 今日は ここで野営するとしよう。 205 00:13:04,951 --> 00:13:10,790 う~ん! なんですか? これ。 おいしいです! 206 00:13:10,790 --> 00:13:12,959 んっ! この丸いのも おいしい! 207 00:13:12,959 --> 00:13:15,962 《気に入ってもらえたようだが 本命は そっちじゃない。 208 00:13:15,962 --> 00:13:19,465 そう! レディーのハートを わしづかみにするのは これだ! 209 00:13:19,465 --> 00:13:21,467 フォルムチェーンジ!》 210 00:13:24,470 --> 00:13:28,141 うわ~! なんですか? これは。 お か し だ よ。 211 00:13:28,141 --> 00:13:30,543 これ 全部 お菓子なんですか!? 212 00:13:33,913 --> 00:13:37,917 う~ん おいしい! こんな食感と 喉越しは 初体験です! 213 00:13:37,917 --> 00:13:39,919 次は これを…。 214 00:13:42,255 --> 00:13:45,425 んっ… おいしい! 215 00:13:45,425 --> 00:13:48,928 でも これを畑さんの果物で作ったら➡ 216 00:13:48,928 --> 00:13:51,431 もっと とんでもない お菓子になるかも。 217 00:13:51,431 --> 00:13:54,934 《なるほど それは食べてみたい》 (せきばらい) 218 00:13:54,934 --> 00:13:58,104 すまんが こちらにも 何か もらえないだろうか。 219 00:13:58,104 --> 00:14:01,107 《会長 ごめん! すっかり忘れてた》 220 00:14:06,779 --> 00:14:10,283 フゥ… ハッコンよ キコユを どう思う? 221 00:14:10,283 --> 00:14:12,285 よ い こ だ ね。 222 00:14:12,285 --> 00:14:15,288 (熊会長)そうだな。 気遣いもできて 頭もいい。 223 00:14:15,288 --> 00:14:18,124 精神と見た目が 一致しないほどにな。 224 00:14:18,124 --> 00:14:21,127 《確かに あの年で あんなに しっかりしている子どもは➡ 225 00:14:21,127 --> 00:14:23,629 めったに… いや 皆無だろう》 226 00:14:23,629 --> 00:14:26,466 キコユは 恐らく 人の子ではあるまい。 227 00:14:26,466 --> 00:14:31,304 あの能力と外見の特徴が とある種族に一致する。 228 00:14:31,304 --> 00:14:34,407 雪童だ。 《雪童?》 229 00:14:34,407 --> 00:14:36,576 (熊会長)雪童は 成人になるまで➡ 230 00:14:36,576 --> 00:14:39,579 6歳ぐらいの子どもの姿を 保っているらしい。 231 00:14:39,579 --> 00:14:42,415 《ハッコン:見た目と実年齢が 異なるってことか》 232 00:14:42,415 --> 00:14:45,251 その雪童には 特殊な力があり➡ 233 00:14:45,251 --> 00:14:49,255 それを狙う者が後を絶たず 絶滅の危機に陥っておる。 234 00:14:49,255 --> 00:14:53,092 実際 絶滅したものだと 思っておったのだが…。 235 00:14:53,092 --> 00:14:55,928 《みんなに狙われる 特殊な能力って…》 236 00:14:55,928 --> 00:15:01,100 そして 雪童が成人になった日に 首をはねると➡ 237 00:15:01,100 --> 00:15:04,604 永遠に解けることのない 氷の彫像と化し➡ 238 00:15:04,604 --> 00:15:08,107 はねられた首は 呪詛の言葉を吐き続け➡ 239 00:15:08,107 --> 00:15:11,444 一帯は 呪いにより汚染されると 伝えられている。 240 00:15:11,444 --> 00:15:14,781 実際に それで滅びた国があったそうだ。 241 00:15:14,781 --> 00:15:18,284 《とんでもない能力だが 発動条件が ひどすぎるだろ。 242 00:15:18,284 --> 00:15:21,788 首をはねて 呪いをかけるなんて 最低な手段だ》 243 00:15:21,788 --> 00:15:24,290 実は それだけではなくてな。 244 00:15:24,290 --> 00:15:28,461 はねられた 首から下の氷の彫像は 傍らに置くだけで➡ 245 00:15:28,461 --> 00:15:33,232 どんな呪いも解くことができる 解呪の像となるようだ。 246 00:15:33,232 --> 00:15:36,235 《呪いを解ける? それって…》 247 00:15:36,235 --> 00:15:38,237 (ハッコン)だ ん ち よ う。 うん。 248 00:15:38,237 --> 00:15:41,741 ケリオイルの息子の呪いも 解くことができるだろう。 249 00:15:41,741 --> 00:15:44,744 《なんてことだ。 これを団長が知ったら…》 250 00:15:44,744 --> 00:15:48,414 故に これは 我らの胸に納めておく秘密だ。 251 00:15:48,414 --> 00:15:51,417 他言無用で頼む。 う ん。 252 00:15:51,417 --> 00:15:53,419 《ハッコン:どんな理由があろうと➡ 253 00:15:53,419 --> 00:15:57,423 この子を 犠牲にするわけにはいかない》 254 00:15:57,423 --> 00:15:59,425 (熊会長)フン! グアッ! 255 00:16:02,762 --> 00:16:04,764 《ハッコン:おっ! これって…》 256 00:16:04,764 --> 00:16:06,933 魔石だが この魔石で➡ 257 00:16:06,933 --> 00:16:10,102 転送陣が稼働するのか わからぬな。 258 00:16:10,102 --> 00:16:12,438 《あっ そっか。 ヒュールミがいないと➡ 259 00:16:12,438 --> 00:16:15,107 どれぐらい魔石が必要か わからないのか》 260 00:16:15,107 --> 00:16:18,277 (熊会長) すまぬが 一度 戻るとしよう。 261 00:16:18,277 --> 00:16:20,446 んっ…。 262 00:16:20,446 --> 00:16:24,116 あうっ! やっぱり 通れないみたいです。 263 00:16:24,116 --> 00:16:26,118 前も試してみたのですが➡ 264 00:16:26,118 --> 00:16:29,288 畑さんの欠片だけ どうしても通れなくて…。 265 00:16:29,288 --> 00:16:31,958 んっ…。 この結界は 魔物の波長を判断して➡ 266 00:16:31,958 --> 00:16:34,060 出入りを禁じてるそうだぜ。 267 00:16:34,060 --> 00:16:37,230 たぶん 通れないのは 魔物を吸収したことで➡ 268 00:16:37,230 --> 00:16:39,732 その波長が 染みついたからじゃないか? 269 00:16:39,732 --> 00:16:43,069 そうなんですね。 でも 畑さんを ここに置いて➡ 270 00:16:43,069 --> 00:16:46,239 何かあってはいけないし…。 あっ…。 271 00:16:46,239 --> 00:16:49,242 じゃあ ちょっと 試してみるか。 272 00:16:49,242 --> 00:16:52,745 キコユ こっちに渡ってくれ。 273 00:16:52,745 --> 00:16:56,249 あっ…。 274 00:16:56,249 --> 00:16:58,251 でっ… できました! おお…。 クワッ。 275 00:16:58,251 --> 00:17:00,419 お~っし! ハッコンの結界で➡ 276 00:17:00,419 --> 00:17:02,755 うまく 迷路の結界を はじけたぜ。 277 00:17:02,755 --> 00:17:06,259 改めて よろしくな! キコユ 黒八咫 ボタン! 278 00:17:06,259 --> 00:17:09,095 ヒュールミさん よろしくお願いします。 279 00:17:09,095 --> 00:17:11,264 クワクワッ! ブフー! 280 00:17:11,264 --> 00:17:13,266 《振り出しには戻ったが➡ 281 00:17:13,266 --> 00:17:16,435 頼もしい仲間を 得ることが できたから よしとしよう》 282 00:17:16,435 --> 00:17:19,939 熊会長。 転送陣の調整が終わったから➡ 283 00:17:19,939 --> 00:17:21,941 次は 俺も同行できるぜ。 284 00:17:21,941 --> 00:17:25,778 ふむ。 それは頼もしい。 いらっしゃいませ。 285 00:17:25,778 --> 00:17:29,782 <ハッコン:俺たちは 宿屋で 一晩を明かし➡ 286 00:17:29,782 --> 00:17:33,386 再び 迷路へと足を踏み入れた。 287 00:17:33,386 --> 00:17:36,055 そして しらみつぶしに探索するよりも➡ 288 00:17:36,055 --> 00:17:38,724 危険だが 溶岩人魔という魔物を倒して➡ 289 00:17:38,724 --> 00:17:42,562 その魔石を狙ったほうがいい という結論に達した。 290 00:17:42,562 --> 00:17:45,898 溶岩人魔… 階層主より危険だが➡ 291 00:17:45,898 --> 00:17:50,903 今の このメンバーなら大丈夫だと ヒュールミも熊会長も考えたようだ> 292 00:17:50,903 --> 00:17:54,740 でしたら 黒八咫に 溶岩人魔を 探してもらいましょうか? 293 00:17:54,740 --> 00:17:56,742 頼めるのか? はい! 294 00:17:56,742 --> 00:17:58,911 黒八咫 お願いできる? んっ? 295 00:17:58,911 --> 00:18:00,913 クワックワッ! 296 00:18:00,913 --> 00:18:03,582 (熊会長)ふむ… 今日の探索は ここまでとして➡ 297 00:18:03,582 --> 00:18:06,919 野営の準備を始めるか。 ああ。 298 00:18:06,919 --> 00:18:10,089 で 今日は どっちが晩飯を担当するんだ? 299 00:18:10,089 --> 00:18:12,758 昨日は ハッコンさんが 担当してくれましたので➡ 300 00:18:12,758 --> 00:18:15,928 今日は 私が! い い か ら だ す よ。 301 00:18:15,928 --> 00:18:18,431 いえいえ 今日は ゆっくりしてください。 302 00:18:18,431 --> 00:18:22,268 新鮮な野菜は 美肌や 病気の予防にもなりますので。 303 00:18:22,268 --> 00:18:25,604 お か し も だ す よ。 お菓子だと!? 304 00:18:25,604 --> 00:18:29,442 《ハッコン:ヒュールミは 頭を使うと 甘い物が欲しくなるらしく➡ 305 00:18:29,442 --> 00:18:32,611 ひそかに 甘味が好物だったりするのだ》 306 00:18:32,611 --> 00:18:36,048 ふむ…。 《熊会長の反応は鈍いが➡ 307 00:18:36,048 --> 00:18:40,052 常連さんの好みは 把握済みだ。 308 00:18:40,052 --> 00:18:42,054 熊といえば さけ! 309 00:18:42,054 --> 00:18:46,392 さあ この怒とうの さけ尽くしに 耐えられるかね?》 310 00:18:46,392 --> 00:18:48,394 ここ… これは! (せきばらい) 311 00:18:48,394 --> 00:18:51,063 今日は ハッコンの商品でよいのではないか? 312 00:18:51,063 --> 00:18:53,566 そうだな。 俺も異論はねえぜ。 313 00:18:53,566 --> 00:18:56,068 ずるいですよ ハッコンさん! 314 00:18:56,068 --> 00:18:59,772 (ハッコン)またのご利用を お待ちしています。 もう! 315 00:19:03,242 --> 00:19:08,581 《昨日は 勝利の余韻に酔いしれて 珍しく 睡眠を取ることにした。 316 00:19:08,581 --> 00:19:11,751 深夜から早朝の見張りを キコユが担当してくれたので➡ 317 00:19:11,751 --> 00:19:14,754 気持ちよく眠ることができた。 318 00:19:14,754 --> 00:19:17,590 さて そろそろ 朝ごはんの用意を…》 319 00:19:17,590 --> 00:19:19,759 おはようございます ハッコンさん! 320 00:19:19,759 --> 00:19:22,428 野菜たっぷりのスープを 作りましたよ。 321 00:19:22,428 --> 00:19:27,266 《してやられた! 初めから これが狙いだったのか!》 322 00:19:27,266 --> 00:19:29,268 うっ… うまい。 323 00:19:29,268 --> 00:19:31,604 くぅ~! 優しい味が体に染みるぜ。 324 00:19:31,604 --> 00:19:33,539 あっ…。 (翼の音) 325 00:19:33,539 --> 00:19:36,375 黒八咫 おかえりなさい。 クワー。 326 00:19:36,375 --> 00:19:38,377 そっか ありがとう。 327 00:19:38,377 --> 00:19:41,047 黒八咫が 溶岩人魔を見つけたそうです。 328 00:19:41,047 --> 00:19:43,049 居場所が わかったんなら➡ 329 00:19:43,049 --> 00:19:46,052 溶岩人魔をやっちまう いいアイデアがあるぜ。 330 00:19:48,054 --> 00:19:50,890 《この辺りのはずだが… おっ?》 331 00:19:50,890 --> 00:19:53,893 フッ! フン! 332 00:19:53,893 --> 00:19:56,896 《ハッコン:おいでなすったな 溶岩人魔》 333 00:19:56,896 --> 00:19:58,898 (うなり声) 334 00:19:58,898 --> 00:20:01,233 《ハッコン:よ~し それは 俺が コンクリート石版を➡ 335 00:20:01,233 --> 00:20:03,402 並べて作った壁だ。 336 00:20:03,402 --> 00:20:05,571 そして 実は この壁は 2枚ある。 337 00:20:05,571 --> 00:20:09,575 なぜ そんなことをしたかというと…。 338 00:20:09,575 --> 00:20:13,579 さあ 思う存分 氷水浴びを楽しんでくれ! 339 00:20:13,579 --> 00:20:16,415 キンキンに冷えた氷水を これだけ ぶっかけたら➡ 340 00:20:16,415 --> 00:20:19,085 さすがに冷えるだろう。 341 00:20:19,085 --> 00:20:21,087 表面が 固まった程度かもしれないが➡ 342 00:20:21,087 --> 00:20:23,089 それで十分だ!》 343 00:20:23,089 --> 00:20:25,257 ブオー! カアー! 344 00:20:25,257 --> 00:20:29,095 《ハッコン:ヒュールミの情報によると 溶岩人魔の急所は 喉らしい》 345 00:20:29,095 --> 00:20:31,597 グッ… グワー! 346 00:20:31,597 --> 00:20:35,501 《当たりが出たら もう1本!》 クカー! ブオー! 347 00:20:39,772 --> 00:20:41,974 《ハッコン:またのご利用を お待ちしております》 348 00:20:45,111 --> 00:20:49,281 《ハッコン:えっ 再生した? くっ… まずい! 349 00:20:49,281 --> 00:20:52,451 なっ… なんだ? 350 00:20:52,451 --> 00:20:55,121 あっ…》 (叫び声) 351 00:20:55,121 --> 00:20:57,790 《こっ… これは まさか…。 352 00:20:57,790 --> 00:21:00,793 階層割れか? っていうか あれは…》 353 00:21:00,793 --> 00:21:03,129 (ラッミス)あっ! ハハハハ! 《ハッコン:ラッミス!》 354 00:21:03,129 --> 00:21:07,133 あのばか 勝手に 俺の発明品 使いやがったな。 355 00:21:07,133 --> 00:21:10,803 ハッコーン! 356 00:21:10,803 --> 00:21:15,474 ハッコン 無事だったんだね! この鳥さんは? 357 00:21:15,474 --> 00:21:17,643 と も だ ち。 (黒八咫)クワッカ! 358 00:21:17,643 --> 00:21:20,312 よかった! ハッコンに会えて。 359 00:21:20,312 --> 00:21:23,315 こ ら。 えっ ハッコン 怒ってる? 360 00:21:23,315 --> 00:21:26,318 う ん。 い か り し ん と う。 361 00:21:26,318 --> 00:21:29,321 え~! ちちち… 違うの ハッコン。 362 00:21:29,321 --> 00:21:32,158 《下手したら 死んでいた かもしれない 無謀な行為だ》 363 00:21:32,158 --> 00:21:34,927 言い訳なら 俺たちにも聞かせてくれよ。 364 00:21:34,927 --> 00:21:38,597 あっ… あれ? ここは 会えて うれしい流れじゃ…。 365 00:21:38,597 --> 00:21:40,933 ラッミスよ。 あれから何があって➡ 366 00:21:40,933 --> 00:21:43,936 どうして 空から落ちてきたのか 教えてくれ。 367 00:21:43,936 --> 00:21:46,772 えっとね うちと始まりの会長は➡ 368 00:21:46,772 --> 00:21:50,609 運よく 清流の湖階層に 移動できたんだけど➡ 369 00:21:50,609 --> 00:21:53,612 熊会長が 階層割れは 衝撃を与えたら➡ 370 00:21:53,612 --> 00:21:57,116 また割れるかもしれないって 話してたの思い出したの。 371 00:21:57,116 --> 00:22:01,120 そしたら ヒュールミの高い所から 落ちても大丈夫な魔道具と➡ 372 00:22:01,120 --> 00:22:04,123 水を凍らせる魔道具が あったから 使っちゃった! 373 00:22:04,123 --> 00:22:06,125 ごめんなさい! 374 00:22:06,125 --> 00:22:08,794 それでね 凍った池を全力で殴ったら➡ 375 00:22:08,794 --> 00:22:12,131 階層が また割れちゃって 真っ逆さまに落ちて➡ 376 00:22:12,131 --> 00:22:15,134 こうなりました (ヒュールミ/熊会長)ハァ…。 377 00:22:15,134 --> 00:22:18,137 《そりゃ 大きな ため息も つきたくなるよ。 378 00:22:18,137 --> 00:22:20,139 あまりにも無謀すぎる!》 379 00:22:20,139 --> 00:22:22,975 ラッミス 迷路階層に 俺たちがいなかったら➡ 380 00:22:22,975 --> 00:22:24,977 どうする気だったんだ? 381 00:22:24,977 --> 00:22:28,480 えっとね なんとなく いる気がしたの。 382 00:22:28,480 --> 00:22:30,482 《まさかの勘だった!》 383 00:22:30,482 --> 00:22:34,753 無事で何よりだが ラッミスよ 皆 お主が心配だからこそ➡ 384 00:22:34,753 --> 00:22:37,756 怒っていることだけは 理解してほしい。 385 00:22:37,756 --> 00:22:41,427 うっ… うん。 みんな 心配かけて ごめんね。 386 00:22:41,427 --> 00:22:44,430 おう。 無事に会えて うれしいぜ ラッミス。 387 00:22:44,430 --> 00:22:47,433 ただいま みんな!