1 00:00:03,089 --> 00:00:06,576 2 00:00:06,576 --> 00:00:09,562 あぁ~ 暑ぃ~ 3 00:00:09,562 --> 00:00:12,565 あぁ~あ だらしない格好 ん? 4 00:00:12,565 --> 00:00:16,569 そんなことだから妖怪以外の 女の人にはモテないのよ 5 00:00:16,569 --> 00:00:21,574 先生宛の冷え冷え宅急便 預かってきたよ 6 00:00:21,574 --> 00:00:23,576 俺に? 7 00:00:23,576 --> 00:00:27,564 早めにお召し上がりくださいって 何だろう? 8 00:00:27,564 --> 00:00:31,568 水ようかんかな? ふふっ やった~ 9 00:00:31,568 --> 00:00:34,568 ん? うわ~! 10 00:00:36,573 --> 00:00:38,573 ひぃ~ 11 00:00:47,567 --> 00:00:50,567 あっ!ん? 12 00:00:52,572 --> 00:00:54,574 はぁ~ き… 君は 13 00:00:54,574 --> 00:01:00,580 鵺野先生 お久しぶりで~す 雪女のゆきめで~す 14 00:01:00,580 --> 00:01:05,480 さあ たんと召し上がれ あぁ… 15 00:01:11,574 --> 00:01:17,580 この世には目には見えない 闇の住人たちがいる 16 00:01:17,580 --> 00:01:24,571 やつらは時として牙をむき 君たちを襲ってくる 17 00:01:24,571 --> 00:01:29,576 彼は そんなやつらから 君たちを守るため 18 00:01:29,576 --> 00:01:37,476 地獄の底からやって来た 正義の使者なのかもしれない 19 00:01:41,571 --> 00:01:43,571 「ぬ~べ~」 20 00:03:24,557 --> 00:03:27,560 どうして今頃ここに? 21 00:03:27,560 --> 00:03:29,562 故郷の山に帰ったんじゃ なかったのか? 22 00:03:29,562 --> 00:03:31,564 どうしてって先生 23 00:03:31,564 --> 00:03:36,569 雪女は一度好きになった男性を 一生 愛し続けるもの 24 00:03:36,569 --> 00:03:39,569 そう簡単に忘れたりしませんわ 25 00:03:42,558 --> 00:03:44,560 ゆ… ゆきめ君 26 00:03:44,560 --> 00:03:47,563 ぬ~べ~ 気をつけて そうだよ 27 00:03:47,563 --> 00:03:52,563 雪女は愛した男を氷漬けにして 連れ去ってしまうんだろ 28 00:03:56,572 --> 00:04:00,560 愛し合いましょう 氷の中でいつまでも 29 00:04:00,560 --> 00:04:04,564 やられる! それは永遠の愛 30 00:04:04,564 --> 00:04:06,566 そんなことはさせないわよ 31 00:04:06,566 --> 00:04:10,570 諦めて山に帰りなさいよ! そうだ そうだ 32 00:04:10,570 --> 00:04:13,573 それが そうもいかなくなったのよ 33 00:04:13,573 --> 00:04:17,577 私の住んでいる山の神に 言われたのです 34 00:04:17,577 --> 00:04:21,564 ゆきめよ 雪女は大人になったら 35 00:04:21,564 --> 00:04:25,568 人間の男を氷漬けにして 傍らに置かねばならぬおきてだ 36 00:04:25,568 --> 00:04:28,568 それまでは山に帰ることは許さん 37 00:04:37,563 --> 00:04:39,565 山に帰れないだって? 38 00:04:39,565 --> 00:04:42,568 だからって ぬ~べ~を 連れていかせはしないぞ 39 00:04:42,568 --> 00:04:44,570 あなたたちの気持ちは わかっています 40 00:04:44,570 --> 00:04:48,574 それに鵺野先生が あなたたち生徒を見捨てて 41 00:04:48,574 --> 00:04:50,576 山に来てくれるわけが ありませんもの 42 00:04:50,576 --> 00:04:53,563 ん? だから私 43 00:04:53,563 --> 00:04:57,567 この町で鵺野先生と暮らします! 山に帰れないなら 44 00:04:57,567 --> 00:05:00,570 人間として あなたのおそばに えぇ~! 45 00:05:00,570 --> 00:05:03,573 それって いわゆる同せいってやつ? 46 00:05:03,573 --> 00:05:05,575 冗談じゃないわよ! 47 00:05:05,575 --> 00:05:08,578 妖怪と一緒に暮らすなんて ぬ~べ~だって迷惑… 48 00:05:08,578 --> 00:05:13,566 いや その 困るよ 君と僕とは 妖怪と人間だし うははっ 49 00:05:13,566 --> 00:05:16,569 僕の部屋は狭いし 散らかってるし 50 00:05:16,569 --> 00:05:20,573 すっげぇうれしそうだけど あぁ~あ 鼻の下 伸ばしちゃって 51 00:05:20,573 --> 00:05:22,575 しょうがないんだから …ったく 52 00:05:22,575 --> 00:05:26,579 と… とにかく今夜は 宿直室に泊まりなさい 53 00:05:26,579 --> 00:05:28,579 今後のことは それから考えよう 54 00:05:34,570 --> 00:05:40,576 先生 大丈夫かな? 何たって 相手は妖怪なんだからなっと 55 00:05:40,576 --> 00:05:44,580 くふふふっ ぬ~べ~ 雪女と 過ごす2人っきりの熱い夜 56 00:05:44,580 --> 00:05:47,583 このうわさ話 みんなにしゃべってやろうっと 57 00:05:47,583 --> 00:05:51,571 そうだ 律子先生にも だめよ 美樹 58 00:05:51,571 --> 00:05:54,571 ぬ~べ~にも きっと何か考えがあるんだろうし 59 00:05:56,576 --> 00:05:59,576 ぬ~べ~ しっかりしてよ 60 00:06:03,583 --> 00:06:05,585 トゥルットゥットゥ シュビドゥバ~ 61 00:06:05,585 --> 00:06:09,585 会い 会いたいね~ ふふふっ 62 00:06:14,577 --> 00:06:19,582 うふふっ こうして鵺野先生の ごはんを作っていると 63 00:06:19,582 --> 00:06:21,582 本当に結婚したみたい 64 00:06:28,574 --> 00:06:30,574 うぅ~ 65 00:06:33,579 --> 00:06:36,582 あぁ~ 寒い~ 66 00:06:36,582 --> 00:06:40,586 いくら夏だからって クーラーを最強にした部屋で 67 00:06:40,586 --> 00:06:44,574 南極の旅のビデオを見せながら 冷やしそうめんはないだろう~! 68 00:06:44,574 --> 00:06:48,578 先生 ゆきめの手作りビーフシチューが 出来ましたわ 69 00:06:48,578 --> 00:06:51,578 うお~ やっと温かいものが 食べられるぞ~ 70 00:06:58,588 --> 00:07:01,574 えっ… あぁ~! 71 00:07:01,574 --> 00:07:03,576 何がビーフシチューだ! 72 00:07:03,576 --> 00:07:06,579 カチンカチンに 凍ってるじゃないか! 73 00:07:06,579 --> 00:07:09,582 あら とってもおいしいんですよ 74 00:07:09,582 --> 00:07:13,586 君に合わせてたら 凍え死んじゃうよ 75 00:07:13,586 --> 00:07:16,589 すみません 私 それでも暑いぐらいで 76 00:07:16,589 --> 00:07:20,576 あっ そうそう お風呂が沸いてますけど 77 00:07:20,576 --> 00:07:22,578 一緒に入ります? 78 00:07:22,578 --> 00:07:25,581 な… 何を言ってるんだ! 79 00:07:25,581 --> 00:07:33,589 んんっ!き… 君から入りたまえ そ… そうですか じゃ お先に 80 00:07:33,589 --> 00:07:37,576 あぁ~ もう 本人に悪気がないだけに 81 00:07:37,576 --> 00:07:40,579 無理に追い返すのも気が引けるし 82 00:07:40,579 --> 00:07:45,584 う~ん!生き返る~ はい おいしいや 83 00:07:45,584 --> 00:07:49,588 あぁ~ いいお湯でしたわ 先生 どうぞ 84 00:07:49,588 --> 00:07:52,591 はいはい よいしょっと 85 00:07:52,591 --> 00:07:56,579 なんとか彼女を説得する方法は ないもんかなぁ 86 00:07:56,579 --> 00:08:00,579 まっ 風呂で温まりながら ゆっくり考えるとするか 87 00:08:02,585 --> 00:08:05,588 ふぅ~ 88 00:08:05,588 --> 00:08:08,591 ん? うっ! 89 00:08:08,591 --> 00:08:11,594 うぎゃ~! 90 00:08:11,594 --> 00:08:14,580 あら まだ熱かったですか? 91 00:08:14,580 --> 00:08:18,584 私の体温で 少し冷ましておいたんですけど 92 00:08:18,584 --> 00:08:23,589 冷 ま し す ぎ じゃ うぅ~ 93 00:08:23,589 --> 00:08:27,593 さあ 湯冷めしないうちに 早く寝ましょう 94 00:08:27,593 --> 00:08:31,580 今夜は熱帯夜ですって でも 私と同じ部屋にいれば 95 00:08:31,580 --> 00:08:34,583 きっと涼しくって よく眠れますわ 96 00:08:34,583 --> 00:08:38,587 そりゃ雪女といりゃ 涼しいだろうな 97 00:08:38,587 --> 00:08:43,592 そんでもって 涼しすぎて 凍え死ぬのが落ちだよ! 98 00:08:43,592 --> 00:08:45,592 あぁ… 99 00:09:02,595 --> 00:09:08,584 なあ ゆきめ君 やっぱり君が 人間と暮らすなんて無理だよ 100 00:09:08,584 --> 00:09:11,587 なんとか その山の神とやらを 説得しよう 101 00:09:11,587 --> 00:09:15,587 そして 君は山に帰って… ううっ… 102 00:09:17,593 --> 00:09:20,596 ゆきめ君? 103 00:09:20,596 --> 00:09:24,583 鵺野先生 そんなに私がお嫌いですか? 104 00:09:24,583 --> 00:09:26,585 ぬお~! 105 00:09:26,585 --> 00:09:29,588 私は こんなに先生のことが 好きなのに 106 00:09:29,588 --> 00:09:33,592 先生にとっては ただの暑苦しい女なんですね 107 00:09:33,592 --> 00:09:38,597 ゆきめ君 いや そういうわけじゃ… 108 00:09:38,597 --> 00:09:40,597 ゆき… 109 00:09:44,587 --> 00:09:48,591 お… 己 妖怪め! それが君の正体か! 110 00:09:48,591 --> 00:09:51,594 違います~ 雪女は熱くて 体温が上がると 111 00:09:51,594 --> 00:09:55,598 雪で体を包んで冷やすんです~ 112 00:09:55,598 --> 00:09:59,602 はぁ~ すっとした え~っと 何の話でしたっけ? 113 00:09:59,602 --> 00:10:03,602 いや おやすみ はぁ… 114 00:10:05,591 --> 00:10:09,591 えっ 山へ帰れですって? 115 00:10:11,597 --> 00:10:14,600 そうだ 昨日1日で 116 00:10:14,600 --> 00:10:16,602 一緒に暮らせないことが よくわかっただろ? 117 00:10:16,602 --> 00:10:18,587 大体 無理して そんな山の神の所へ 118 00:10:18,587 --> 00:10:22,591 帰ることはないんだ 本気? 119 00:10:22,591 --> 00:10:26,595 山なんか いくらでもあるんだし アルプスでもヒマラヤでも 120 00:10:26,595 --> 00:10:30,599 あっ そうそう ごみの山 試験のヤマなんてのもな 121 00:10:30,599 --> 00:10:33,602 ふふっ ははははっ! 122 00:10:33,602 --> 00:10:36,589 はははっ… 123 00:10:36,589 --> 00:10:40,593 ひどい… ううっ ううっ… 124 00:10:40,593 --> 00:10:44,597 わかりました 私 山に帰ります 125 00:10:44,597 --> 00:10:47,600 適当に男を見つけて 氷漬けにして! 126 00:10:47,600 --> 00:10:51,600 あぁ そうしろ ガラガラ… 127 00:10:53,606 --> 00:10:55,591 うっ! 128 00:10:55,591 --> 00:10:59,595 でも さっき… あっ 129 00:10:59,595 --> 00:11:01,595 待つんだ ゆきめ君! 130 00:11:04,600 --> 00:11:09,605 ゆきめさん 泣いてたみたいだけど どうしたの? ぬ~べ~ 131 00:11:09,605 --> 00:11:13,605 ふふふっ もう夫婦げんかしたの? ふふふっ 132 00:11:15,594 --> 00:11:17,594 ゆきめ君… 133 00:11:32,645 --> 00:11:36,649 ばか 鵺野先生のばかばか ばか! いいわよ 134 00:11:36,649 --> 00:11:41,637 何も鵺野先生だけが世界一 優しい男ってわけじゃないんだし 135 00:11:41,637 --> 00:11:44,640 優しい人は他にいくらでも… 136 00:11:44,640 --> 00:11:46,642 おっ あぁ! 137 00:11:46,642 --> 00:11:48,644 ご… ごめんなさい 138 00:11:48,644 --> 00:11:53,649 どうしたの? 彼女 彼氏にでも振られたのかい? 139 00:11:53,649 --> 00:11:57,653 君みたいな かわいい子を 泣かせるなんて悪いやつだな 140 00:11:57,653 --> 00:11:59,638 きっと罰が当たるよ 141 00:11:59,638 --> 00:12:03,642 どうだい 俺たちと一緒に 遊びにいかないか? 142 00:12:03,642 --> 00:12:08,647 なっ いいだろ? い… いえ 結構です 143 00:12:08,647 --> 00:12:11,650 おっと 冷たいこと言うなよ 144 00:12:11,650 --> 00:12:14,653 一緒に楽しいことしよう 145 00:12:14,653 --> 00:12:17,640 あぁ! どうせ一人なんだろ 146 00:12:17,640 --> 00:12:20,643 やめて やめてください! 147 00:12:20,643 --> 00:12:23,646 何だよ 一人で寂しそうにしてっから 148 00:12:23,646 --> 00:12:25,648 俺たちが相手してやろうって 言ってんじゃねぇか! 149 00:12:25,648 --> 00:12:28,651 えぇ? へへへっ 150 00:12:28,651 --> 00:12:31,651 ひひひっ… ふふふっ… 151 00:12:33,656 --> 00:12:40,646 こんな時 鵺野先生がいてくれたら でも 先生はもう… 152 00:12:40,646 --> 00:12:43,649 へっへへへっ ちょっとぐらい つきあえよ 153 00:12:43,649 --> 00:12:48,654 先生のばか~!! 154 00:12:48,654 --> 00:12:50,656 うわ~! 155 00:12:50,656 --> 00:12:54,643 ひっ ひぃ~!おぉ… 156 00:12:54,643 --> 00:12:58,647 うおっ ど… どうしたんだよ 157 00:12:58,647 --> 00:13:03,647 カチンカチンに凍ってるぞ 超冷てぇよ 助けてくれ~! 158 00:13:07,656 --> 00:13:10,659 もう鵺野先生のことなんか どうでもいいんだから 159 00:13:10,659 --> 00:13:14,647 きっと誰か他に愛せる人を 見つけてみせるわ 160 00:13:14,647 --> 00:13:17,650 女の子がいるぞ! ちゃんと連絡したのか? 161 00:13:17,650 --> 00:13:19,652 こりゃ消えないぞ! 162 00:13:19,652 --> 00:13:21,654 火事だわ! 163 00:13:21,654 --> 00:13:25,658 助けて~! 164 00:13:25,658 --> 00:13:31,647 お母さ~ん 熱いよ~!助けて! 165 00:13:31,647 --> 00:13:33,649 どうして誰も助けないんですか! 166 00:13:33,649 --> 00:13:36,652 ばか言うなよ すごい火だぞ 167 00:13:36,652 --> 00:13:38,654 助けにいったら こっちまで焼け死んじまうよ 168 00:13:38,654 --> 00:13:41,654 消防車が来るまで待つしかないな 169 00:13:44,660 --> 00:13:46,662 何て ふぬけたやつらなの 170 00:13:46,662 --> 00:13:50,649 これだけ男がいて 一人も 助けにいく勇気がないなんて 171 00:13:50,649 --> 00:13:53,649 いいわ 私が助ける! 172 00:13:59,658 --> 00:14:01,658 あぁ~! 173 00:14:17,660 --> 00:14:22,665 すごい熱… 夏場で弱った 私の妖力じゃ消しきれない 174 00:14:22,665 --> 00:14:26,665 うぅ… はぁ~! 175 00:14:31,657 --> 00:14:37,663 助けて 熱いよ~… はぁ はぁ… 176 00:14:37,663 --> 00:14:40,666 お嬢ちゃん! えっ 177 00:14:40,666 --> 00:14:46,666 あぁ~ おねえちゃ~ん! もう大丈夫よ 安心しなさい 178 00:14:51,660 --> 00:14:55,664 熱い… 体が溶けそうだわ 179 00:14:55,664 --> 00:14:59,664 頑張るのよ 必ず助けてあげるから うん 180 00:15:01,653 --> 00:15:04,653 あぁ~! 181 00:15:07,659 --> 00:15:11,663 あんまり心配かけるなよ 人一倍 熱に弱いくせに 182 00:15:11,663 --> 00:15:14,666 このおてんば娘! 183 00:15:14,666 --> 00:15:17,566 うぅ… うぅ~! 184 00:15:20,656 --> 00:15:24,660 ぐっ! あぁ… 185 00:15:24,660 --> 00:15:27,663 うぅ!やぁ~! 186 00:15:27,663 --> 00:15:30,666 はぁ はぁ… 187 00:15:30,666 --> 00:15:33,666 さあ おじさんにつかまるんだ うん 188 00:15:36,655 --> 00:15:38,655 はぁ~! 189 00:15:42,661 --> 00:15:44,663 あぁ… 190 00:15:44,663 --> 00:15:47,666 大丈夫か? 191 00:15:47,666 --> 00:15:49,666 さあ 192 00:15:52,671 --> 00:15:58,660 先生 背中が… 何してる 早くしろ! 193 00:15:58,660 --> 00:16:00,660 しっかりつかまってろ 194 00:16:04,666 --> 00:16:07,669 やっぱり あなたは最高の人 195 00:16:07,669 --> 00:16:09,671 私は もうあなたしか愛せない 196 00:16:09,671 --> 00:16:14,671 あなたに全てをささげます 身も心も全て 197 00:16:20,666 --> 00:16:22,666 先生 198 00:16:32,661 --> 00:16:37,666 ママ ママ~ よかった ありがとうございます 199 00:16:37,666 --> 00:16:42,671 本当にありがとうございます いや 礼なら 200 00:16:42,671 --> 00:16:45,674 あの子に言ってやってください 201 00:16:45,674 --> 00:16:48,660 あの子のすごい勇気が あったからなんです 202 00:16:48,660 --> 00:16:50,662 まったく 大した子ですよ 203 00:16:50,662 --> 00:16:53,665 彼女が僕より先に この子を助けにいったんだ 204 00:16:53,665 --> 00:16:57,669 おねえちゃんに助けてもらって よかったね 洋子ちゃん 205 00:16:57,669 --> 00:17:00,672 うん 206 00:17:00,672 --> 00:17:03,675 あっ 207 00:17:03,675 --> 00:17:05,675 あぁ! 208 00:17:07,663 --> 00:17:10,666 ゆき… ゆきめさんが 209 00:17:10,666 --> 00:17:13,666 まさか… くっ… 210 00:17:15,671 --> 00:17:19,675 ぐっ… 211 00:17:19,675 --> 00:17:24,663 あぁ~!! 212 00:17:24,663 --> 00:17:28,667 俺は最低の男だ 213 00:17:28,667 --> 00:17:30,669 君が山にも帰れず 214 00:17:30,669 --> 00:17:32,671 人間として暮らすこともできずに 悩んでいたのに 215 00:17:32,671 --> 00:17:34,673 何もしてやれなかった 216 00:17:34,673 --> 00:17:38,673 それどころか冷たく 突き放すようなことまでして 217 00:17:40,679 --> 00:17:46,668 俺は… 俺は取り返しの つかないことをしてしまった 218 00:17:46,668 --> 00:17:51,673 こんなことなら俺の ちっぽけな命など くれてやって 219 00:17:51,673 --> 00:17:55,673 氷漬けになって 一緒に山へ行ってやればよかった 220 00:17:57,679 --> 00:18:05,579 許してくれ ゆきめ君 ううっ… 221 00:18:29,678 --> 00:18:32,678 うぅ… はぁ~ 222 00:18:35,684 --> 00:18:38,670 相当ショックを受けたみたいだな 223 00:18:38,670 --> 00:18:42,674 こりゃしばらく 立ち直れそうにもないぜ ぬ~べ~ 224 00:18:42,674 --> 00:18:45,677 ゆきめさんが死んだ責任は 全部 自分のせいだって 225 00:18:45,677 --> 00:18:49,681 思い込んでんのよ でも ぬ~べ~は 226 00:18:49,681 --> 00:18:53,685 できるかぎりのこと したんだもの 私は立派だと思うわ 227 00:18:53,685 --> 00:18:55,671 うん ん? 228 00:18:55,671 --> 00:18:58,674 ぬ~べ~ 一緒に来て どうした? 美樹 229 00:18:58,674 --> 00:19:01,677 美樹ちゃんの大スクープ 大スクープよ 230 00:19:01,677 --> 00:19:04,680 お前 こんな時に 何 ばかなこと言ってんだよ 231 00:19:04,680 --> 00:19:07,683 そうよ 美樹 ぬ~べ~の気持ちも 考えてあげなさいよ 232 00:19:07,683 --> 00:19:12,688 へへっ あなたたちも一緒に来れば わかるって 233 00:19:12,688 --> 00:19:15,674 うふふっ さあ 行きましょう ぬ~べ~ 234 00:19:15,674 --> 00:19:18,674 お… おい ちょっと いいから いいから 235 00:19:24,683 --> 00:19:27,686 な~んだよ 美樹 アイススケートでもして 236 00:19:27,686 --> 00:19:29,688 ぬ~べ~を 励まそうっていうのか? 237 00:19:29,688 --> 00:19:31,673 こんな寒い所に来たら 238 00:19:31,673 --> 00:19:35,677 ぬ~べ~が余計 ゆきめさんのこと 思い出すじゃない 239 00:19:35,677 --> 00:19:38,680 うぅ… へへっ それはどうかしら? 240 00:19:38,680 --> 00:19:43,685 美樹 お前の気持ちはうれしいが しばらく 一人にしておいてくれ 241 00:19:43,685 --> 00:19:47,685 ん? あぁ~! くふっ 242 00:19:49,691 --> 00:19:51,691 あぁ… 243 00:19:57,683 --> 00:20:00,683 あはっ 先生 244 00:20:06,692 --> 00:20:09,678 ゆ… ゆきめ君 これはいったい? 245 00:20:09,678 --> 00:20:11,680 体が溶けそうになった瞬間 246 00:20:11,680 --> 00:20:15,684 冷凍車の中に逃げ込んで 助かったんだって 247 00:20:15,684 --> 00:20:20,689 そういうわけで私 ここでアルバイトを して 暮らすことになりました 248 00:20:20,689 --> 00:20:27,679 先生のこと 絶対に諦めませんから 覚悟してくださいね うふふっ 249 00:20:27,679 --> 00:20:31,683 見かけによらず たくましいのね さすが妖怪 250 00:20:31,683 --> 00:20:36,688 生きててうれしいような 先が思いやられるような 251 00:20:36,688 --> 00:20:41,610 まあ とにかく無事でよかった あはっ はははっ… 252 00:20:41,610 --> 00:20:44,610 うふふふっ うふふっ…