1 00:00:02,002 --> 00:00:04,004 (ハルト)えっ? 試験? (ハルトC)ああ。 いきなり➡ 2 00:00:04,004 --> 00:00:06,006 部屋に職員がやって来て➡ 3 00:00:06,006 --> 00:00:08,675 入学前の実力審査を受けろとか 言ってきた。 4 00:00:08,675 --> 00:00:12,512 だが今回 俺はやらんぞ。 えっ なんで? 5 00:00:12,512 --> 00:00:16,183 数日間 この部屋で我慢した 俺の身にもなってくれ。 6 00:00:16,183 --> 00:00:20,854 ああ…。 まあ 免除じゃ なかったのは誤算だったな。 7 00:00:20,854 --> 00:00:23,690 待てよ? これは チャンスかもしれない。 8 00:00:23,690 --> 00:00:27,194 ⦅なんだ この解答は 帰りたまえ!⦆ 9 00:00:27,194 --> 00:00:30,364 試験で これでもかと ふがいなさを見せつければ。 10 00:00:30,364 --> 00:00:35,369 入学式前 退学コースもありえるか。 なるほど。 11 00:00:35,369 --> 00:00:38,872 これが済めば ここに用はなくなるし➡ 12 00:00:38,872 --> 00:00:42,576 わかった 俺が さくっと片づけてくる! 13 00:00:45,545 --> 00:00:52,219 ♬~ 14 00:00:52,219 --> 00:00:54,421 さささささ さささ…。 15 00:00:56,723 --> 00:00:59,226 ふう…。 《無事 入り口まで到着!》 16 00:00:59,226 --> 00:01:01,662 ⚟おや 君は…。 うっ! 17 00:01:01,662 --> 00:01:05,832 (ポルコス)あの もしかして ゼンフィス卿の ご子息の ハルトくんですか? 18 00:01:05,832 --> 00:01:08,035 あ… はい。 19 00:01:11,338 --> 00:01:15,042 お待ちしておりました。 ささ こちらへ。 20 00:01:20,681 --> 00:01:22,683 《ハルト:すっご~い。 21 00:01:22,683 --> 00:01:26,019 この教室だけで 100人は入れるんじゃない? 22 00:01:26,019 --> 00:01:28,188 春から この教室に? 23 00:01:28,188 --> 00:01:31,858 もしかして 友達いっぱい つくれるかな? 24 00:01:31,858 --> 00:01:35,696 そんな恐ろしい現実… 耐えられないっ》 えっ➡ 25 00:01:35,696 --> 00:01:38,031 どうされました? 大丈夫ですか? 26 00:01:38,031 --> 00:01:40,033 あ… はい…。 27 00:01:40,033 --> 00:01:43,870 《ヤバい。 パリピ空間に当てられて ライフが削られていく。 28 00:01:43,870 --> 00:01:47,574 この試験 なんとしても 失敗しなくては!》 29 00:01:49,710 --> 00:01:52,212 お気を楽に臨んでください。 30 00:01:52,212 --> 00:01:57,050 《よ~し 間違いまくって さっさと退散するぜ!》 31 00:01:57,050 --> 00:02:02,155 ん…。 んっ? ん~? 32 00:02:02,155 --> 00:02:04,324 《さっぱり わからん。 33 00:02:04,324 --> 00:02:09,162 困ったな… 何が書いてあるかも さっぱりだ。 34 00:02:09,162 --> 00:02:11,665 ん~ なら ここは…。 35 00:02:11,665 --> 00:02:14,368 「わからない」でいこう》 36 00:02:16,670 --> 00:02:19,006 《3分の1は埋まったぞ。 37 00:02:19,006 --> 00:02:21,842 次は 結界魔法か。 38 00:02:21,842 --> 00:02:25,512 さすがに全部わからないだと 勘ぐられそうだし。 39 00:02:25,512 --> 00:02:27,681 ある程度は解答しておくか。 40 00:02:27,681 --> 00:02:31,518 え~と 作った結界は動かせるよ。 41 00:02:31,518 --> 00:02:33,854 なんなら色もつけちゃえる。 42 00:02:33,854 --> 00:02:36,523 維持に魔力は必要ない。 43 00:02:36,523 --> 00:02:41,028 よし。 こんな適当じゃ 加点はされないだろ。 44 00:02:41,028 --> 00:02:44,531 最後は古代魔法ね。 45 00:02:44,531 --> 00:02:49,536 昔 引きこもるための方便で 勉強したことがあるんだよね。 46 00:02:49,536 --> 00:02:53,707 そういえば やたら長い名前の 著者さんが書いた話は➡ 47 00:02:53,707 --> 00:02:56,043 おもしろかったな~。 48 00:02:56,043 --> 00:02:58,045 はっ しまった! 49 00:02:58,045 --> 00:03:00,313 つい筆が乗ってしまった!》 50 00:03:00,313 --> 00:03:04,484 では 部屋を移動して 魔法レベルの測定を…。 51 00:03:04,484 --> 00:03:07,821 えっ? あの 俺 魔法レベルは 「2」なので➡ 52 00:03:07,821 --> 00:03:10,157 わざわざ測定しなくても…。 53 00:03:10,157 --> 00:03:13,493 すみません そういう指示ですので…。 54 00:03:13,493 --> 00:03:15,495 《ハルト:まあ 直接確かめれば➡ 55 00:03:15,495 --> 00:03:19,332 俺が いかにダメ人間かってことが わかるか》 56 00:03:19,332 --> 00:03:23,670 博士 お連れしましたよ。 57 00:03:23,670 --> 00:03:28,341 (ティア)うむ ご苦労であった ポルコスくん。 58 00:03:28,341 --> 00:03:31,678 んっ? 誰もいないのに 声が聞こえたぞ? 59 00:03:31,678 --> 00:03:34,181 (ティア)下を見たまえ 下を。 60 00:03:34,181 --> 00:03:39,519 ♬~ 61 00:03:39,519 --> 00:03:43,623 (ティア)君が ハルトくんだね。 62 00:05:14,160 --> 00:05:17,490 (ティア)ふむ。 ふむ。 ふむ。 63 00:05:17,490 --> 00:05:22,000 うん 黒髪はイイネ! 顔も好みだ! 64 00:05:22,000 --> 00:05:25,000 《ハルト:な… なんだ このお子様は…》 65 00:05:27,000 --> 00:05:30,170 私は ティアリエッタ・ルセイヤンネルだ。 66 00:05:30,170 --> 00:05:33,170 ここでは 古代魔法の研究をしている。 67 00:05:33,170 --> 00:05:37,510 「えっ こんなお子様が教授?」 とか思っているだろう? 68 00:05:37,510 --> 00:05:41,020 失礼だね 君は! 《ハルト:人の心を読むな!》 69 00:05:41,020 --> 00:05:46,020 さて いくら国王の推薦であっても 私の機嫌を損ねたら➡ 70 00:05:46,020 --> 00:05:49,360 入学式に出席せずに お帰りいただくことに…。 71 00:05:49,360 --> 00:05:51,860 マジで!? おっ おう!? 72 00:05:51,860 --> 00:05:54,300 今の食いつきは 恐れおののくというより➡ 73 00:05:54,300 --> 00:05:56,800 期待に満ち満ちたようだけど? 74 00:05:56,800 --> 00:05:58,800 《ハルト:まったくもって そのとおりです》 75 00:05:58,800 --> 00:06:01,640 おかしな男は嫌いじゃない。 76 00:06:01,640 --> 00:06:05,810 これは期待に胸が膨らむなぁ…。 77 00:06:05,810 --> 00:06:07,810 って 今 どこを見た!? 78 00:06:07,810 --> 00:06:11,150 「ちっとも膨らんでない」とか 思っただろう!? 《うん…》 79 00:06:11,150 --> 00:06:13,480 しかし 君のような少年に➡ 80 00:06:13,480 --> 00:06:16,480 そのような目で見られるのも 悪くない! 81 00:06:16,480 --> 00:06:19,650 《この茶番 いつまで続くんです?》 82 00:06:19,650 --> 00:06:22,820 博士 そろそろ本題に…。 83 00:06:22,820 --> 00:06:25,130 おっと そうだったね! 84 00:06:27,160 --> 00:06:31,100 では 君の魔法知識を確認しよう。 ふむふむ。 85 00:06:31,100 --> 00:06:34,000 はっ! 86 00:06:36,000 --> 00:06:38,010 測定を行おうか。 87 00:06:38,010 --> 00:06:42,310 《ハルト:おっ さすがに俺の デタラメ解答にお怒りですか?》 88 00:06:45,350 --> 00:06:48,520 《まあ 結果は 「2」に 変わりないんだけどね。 89 00:06:48,520 --> 00:06:51,520 さあ 来い!》 90 00:06:51,520 --> 00:06:53,520 わっ! 91 00:06:57,130 --> 00:07:00,630 (割れる音) 92 00:07:00,630 --> 00:07:03,800 (2人)ああ…。 93 00:07:03,800 --> 00:07:06,970 えっ。 何これ? 粗悪品? 94 00:07:06,970 --> 00:07:11,470 《ウッソ~ン…。 この水晶玉って 貴重品じゃなかったっけ? 95 00:07:11,470 --> 00:07:13,810 それを壊したってことは…。 96 00:07:13,810 --> 00:07:16,310 さぞお怒りではないですか? 97 00:07:16,310 --> 00:07:18,650 さあ さあ! 怒りに任せて➡ 98 00:07:18,650 --> 00:07:20,820 「お帰りください!」と 告げるのです!》 99 00:07:20,820 --> 00:07:23,480 す…。 《ハルト:はい どうぞ》 100 00:07:23,480 --> 00:07:26,820 すばらしい! 《はっ?》 101 00:07:26,820 --> 00:07:30,490 見たかね ポルコスくん! 「ミージャの水晶」が割れたぞ! 102 00:07:30,490 --> 00:07:32,490 これは 水晶が耐えきれないほどの➡ 103 00:07:32,490 --> 00:07:35,000 魔力を有していることの 証拠だよ! 104 00:07:35,000 --> 00:07:38,000 し… しかし博士。 彼の魔法レベルは➡ 105 00:07:38,000 --> 00:07:40,840 最大でも 「2」との話ですが…。 106 00:07:40,840 --> 00:07:46,010 いいや 私は信じないね。 何事にも例外はあるものさ。 107 00:07:46,010 --> 00:07:50,680 そもそも ミージャの水晶は 作成技術のわからない遺物。 108 00:07:50,680 --> 00:07:52,950 魔法研究者としては そこを追求してから➡ 109 00:07:52,950 --> 00:07:55,280 彼の力を語るべきだろう! ヒイイ…。 110 00:07:55,280 --> 00:07:58,120 (ティア)それに これだけではないよ。 111 00:07:58,120 --> 00:08:02,290 うん。 さすがに宮廷魔法師レベルには 手が出せなかったか。 112 00:08:02,290 --> 00:08:04,290 《ハルト:んっ? 宮廷?》 113 00:08:04,290 --> 00:08:07,800 (ティア)それをすべて 「わからない」と解答する潔さ。 114 00:08:07,800 --> 00:08:11,630 いっそ すがすがしい! 嫌いじゃないよ! 115 00:08:11,630 --> 00:08:15,470 そして 結界魔法の解釈が秀逸だ! 116 00:08:15,470 --> 00:08:18,470 それに古代魔法の解答もいいね~。 117 00:08:18,470 --> 00:08:22,140 まるで 私の著書から 書き写したような内容じゃないか。 118 00:08:22,140 --> 00:08:24,650 《「私の著書」? 119 00:08:24,650 --> 00:08:29,820 あ~ コイツが あのやたら長い名前の 著者の正体か!》 120 00:08:29,820 --> 00:08:31,990 (ティア)決めたぞ ポルコスくん! 121 00:08:31,990 --> 00:08:35,990 彼は私が引き受けよう! こんな おもしろい少年を➡ 122 00:08:35,990 --> 00:08:38,990 他の教授連中に 渡してなるものか! 123 00:08:38,990 --> 00:08:41,830 この件は他言無用だ いいね! 124 00:08:41,830 --> 00:08:45,330 最初から博士が 独断でやったことじゃないですか。 125 00:08:45,330 --> 00:08:48,170 《おい ちょっと待て。 もしかして俺は➡ 126 00:08:48,170 --> 00:08:51,010 コイツらの道楽に つきあわされたのか?》 127 00:08:51,010 --> 00:08:55,780 オッホホ~ というわけで ハルトくん。 私の研究室へ来なさ~い。 128 00:08:55,780 --> 00:08:57,780 嫌です。 129 00:09:00,110 --> 00:09:03,280 いやいや 古代魔法専門の研究室だぞ? 130 00:09:03,280 --> 00:09:05,290 きっと満足のいく5年間に…。 131 00:09:05,290 --> 00:09:07,290 絶対 嫌です。 132 00:09:09,620 --> 00:09:12,460 では失礼。 あ… 待ちたまえ。 133 00:09:12,460 --> 00:09:16,300 ハルトく~ん! 134 00:09:16,300 --> 00:09:21,970 ♬~ 135 00:09:21,970 --> 00:09:24,810 …ということになった。 あとは頼んだぞ。 136 00:09:24,810 --> 00:09:26,970 何が 「頼んだぞ」だ。 137 00:09:26,970 --> 00:09:30,780 初っぱなから高評価を受けたヤツが よくも言えたな。 うっ。 138 00:09:32,810 --> 00:09:34,980 くっ! 今回は失敗したが…。 139 00:09:34,980 --> 00:09:37,590 まだ諦めたわけじゃないぞ…! 140 00:09:42,990 --> 00:09:49,660 ♬~ 141 00:09:49,660 --> 00:09:53,170 (シャルロッテ)コピーの兄上さま。 兄上さまから こちらを。 142 00:09:53,170 --> 00:09:56,670 ご立派にお勤めを 果たされますよう…。 143 00:09:56,670 --> 00:09:59,170 う~ん…。 144 00:09:59,170 --> 00:10:01,180 フッ…。 145 00:10:01,180 --> 00:10:05,180 はあ~ 行きたくないな~ 入学式。 146 00:10:05,180 --> 00:10:07,350 《ハルトC:俺はハルトC。 147 00:10:07,350 --> 00:10:10,850 今日は アイツの代わりに 入学式に出ることになっている。 148 00:10:10,850 --> 00:10:13,690 本体と俺は 過去の記憶を共有している。 149 00:10:13,690 --> 00:10:18,030 だが 俺は魔力を持たないし 中身も空っぽだ。 150 00:10:18,030 --> 00:10:20,530 防御用魔法は かけてもらったけど…。 151 00:10:20,530 --> 00:10:23,530 で これは護身用ってわけね。 152 00:10:23,530 --> 00:10:28,200 所詮 俺はコピーだ。 選択の自由なんてないのさ》 153 00:10:28,200 --> 00:10:30,870 いってくる…。 154 00:10:30,870 --> 00:10:41,380 ♬~ 155 00:10:41,380 --> 00:10:44,220 《ハルトC:ふう… 今日の行事が終わった! 156 00:10:44,220 --> 00:10:46,550 さっさと寮に戻るぞ~!》 157 00:10:46,550 --> 00:10:48,560 あっ!? (生徒たちの笑い声) 158 00:10:48,560 --> 00:10:50,730 (生徒たちの笑い声) 159 00:10:50,730 --> 00:10:52,830 (シュナイダル)ハハハハハハ…。 160 00:10:52,830 --> 00:10:55,500 《パ… パリピ軍団…! 161 00:10:55,500 --> 00:10:57,500 俺の直感が告げている…! 162 00:10:57,500 --> 00:11:00,800 あれに関わると ろくなことにならないと…!》 163 00:11:05,170 --> 00:11:08,010 おい そこのお前。 ひっ! 164 00:11:08,010 --> 00:11:11,180 そこの白い髪の女! おっ? 165 00:11:11,180 --> 00:11:14,680 《ハルトC:俺じゃなかったか。 じゃあ さっさと退散しよう》 166 00:11:16,680 --> 00:11:19,190 んっ? 167 00:11:19,190 --> 00:11:23,360 んっ? (イリス)あ…。 168 00:11:23,360 --> 00:11:26,190 《えっ なんでコイツが この学院に?》 169 00:11:26,190 --> 00:11:28,200 君は…。 170 00:11:28,200 --> 00:11:31,200 おい お前たち。 171 00:11:31,200 --> 00:11:36,700 私に一礼もなく通り過ぎるとは どういうことだ!? 172 00:11:36,700 --> 00:11:40,040 それは失礼をした。 だが 学院規則には➡ 173 00:11:40,040 --> 00:11:43,380 そのようなことは 書かれていなかったが? 174 00:11:43,380 --> 00:11:46,210 違う! 副会長である このシュナイダルに➡ 175 00:11:46,210 --> 00:11:48,550 一礼しろと言ったのだ! 176 00:11:48,550 --> 00:11:51,890 すまない。 この学院には 今日 来たばかりで…。 177 00:11:51,890 --> 00:11:54,160 そういうルールなのか? 178 00:11:54,160 --> 00:11:56,820 はぁ… なるほど。 179 00:11:56,820 --> 00:11:59,830 ならば そこのお前 説明してやれ。 180 00:11:59,830 --> 00:12:02,500 《え~ 知るわけないじゃん。 181 00:12:02,500 --> 00:12:05,330 てか これ以上 この人たちに 関わりたくないから➡ 182 00:12:05,330 --> 00:12:08,340 適当な理由をつけて 退散しよう》 183 00:12:08,340 --> 00:12:12,010 うっ! あっ いたたたたたたたた! 184 00:12:12,010 --> 00:12:15,680 急に おなかが! 漏れそうなんで 失礼してもいいっすか!? 185 00:12:15,680 --> 00:12:20,350 き… 貴様ぁ! 下品なウソで 私を愚弄したな! 186 00:12:20,350 --> 00:12:25,190 許さん! 私がじきじきに 礼儀を教えてやる! 187 00:12:25,190 --> 00:12:28,690 《えっ 魔法!? 当たったら 死んじゃうやつじゃん!》 188 00:12:28,690 --> 00:12:32,190 この期に及んで 逃亡を図るとは! 189 00:12:34,360 --> 00:12:36,560 うあっ! 190 00:12:42,700 --> 00:12:47,910 ふん。 自分の行いを 後悔するがいい。 191 00:12:50,710 --> 00:12:53,150 あ~ ビックリした~! 192 00:12:53,150 --> 00:12:56,320 《よかった~。 防御用結界 効いてた。 193 00:12:56,320 --> 00:13:00,320 本体に感謝だな~。 しかし 服がボロボロだ…》 194 00:13:00,320 --> 00:13:03,320 な… あれを食らって無傷だと…? 195 00:13:03,320 --> 00:13:06,830 《ハルトC:あっ しまった。 ここは痛がるところだったか!》 196 00:13:06,830 --> 00:13:10,000 うっ… 遅ればせながら痛みが。 197 00:13:10,000 --> 00:13:13,670 ぐわ~ 痛い! 痛すぎるぅ~! 198 00:13:13,670 --> 00:13:16,340 バカな! なぜ立ち上がれる!? 199 00:13:16,340 --> 00:13:18,670 《ハルトC:演技以前の問題でした》 200 00:13:18,670 --> 00:13:25,680 ♬~ 201 00:13:25,680 --> 00:13:29,850 状況を整理して 何をすべきかを考えたのだが➡ 202 00:13:29,850 --> 00:13:33,520 この場合 君をトラブルに巻き込んだことを➡ 203 00:13:33,520 --> 00:13:35,860 わびるのが第一だと思った。 204 00:13:35,860 --> 00:13:38,530 すまなかった。 《えっ 今更?》 205 00:13:38,530 --> 00:13:42,700 第二候補として 彼の怒りを静める案が浮かんだ。 206 00:13:42,700 --> 00:13:47,400 けど 彼が何に怒っているのか いまだ理解が及ばない。 207 00:13:49,370 --> 00:13:51,970 《ハルトC:俺は他人とのコミュニケーションを とるのが苦手という➡ 208 00:13:51,970 --> 00:13:54,140 自覚があるが…。 209 00:13:54,140 --> 00:13:57,650 コイツ 俺以上に 空気読めないぞ…!》 210 00:13:57,650 --> 00:14:02,820 お… おのれ おのれ おのれぇ~! 211 00:14:02,820 --> 00:14:05,150 この私を さんざんコケにしおって! 212 00:14:05,150 --> 00:14:08,320 いけません シュナイダル様! 殺してしまいます! 213 00:14:08,320 --> 00:14:11,830 うるさい! 《おいおい あれはまずいだろ!》 214 00:14:11,830 --> 00:14:14,830 逃げろ! 早く! 食らえ! 215 00:14:14,830 --> 00:14:19,330 ♬~ 216 00:14:19,330 --> 00:14:21,500 ぐっ! 217 00:14:21,500 --> 00:14:28,680 ♬~ 218 00:14:28,680 --> 00:14:31,350 (シュナイダル)うわあ~! 腕が…。 《今は逃げるに撤する!》 219 00:14:31,350 --> 00:14:33,350 (シュナイダル)腕がぁ~! 220 00:14:37,180 --> 00:14:40,020 うう…。 221 00:14:40,020 --> 00:14:43,360 それは大変だったな…。 222 00:14:43,360 --> 00:14:47,190 《ハルトC:あのあと ちびっこ教授 にも追いかけ回された…》 223 00:14:47,190 --> 00:14:49,860 ⦅おや? ハルトくんじゃないか! 224 00:14:49,860 --> 00:14:52,970 ちょっと 私の部屋で お茶しないかい!? 225 00:14:52,970 --> 00:14:56,070 ハ~ル~ト~くん! (ハルトC)ああ…⦆ 226 00:14:58,310 --> 00:15:01,810 今日は ゆっくり休んでくれ…。 うん…。 227 00:15:04,310 --> 00:15:06,980 《てか いきなり 魔法バトル仕掛けてくるとか➡ 228 00:15:06,980 --> 00:15:09,580 どうなってんのよ この学院》 229 00:15:11,650 --> 00:15:18,490 ♬~ 230 00:15:18,490 --> 00:15:20,830 お断りします。 231 00:15:20,830 --> 00:15:25,500 はぁ… あなたね 貴族の礼儀にのっとった決闘よ? 232 00:15:25,500 --> 00:15:29,500 拒否すれば ゼンフィス卿にも 汚名を着せることになるけど? 233 00:15:29,500 --> 00:15:31,840 《マジかよ》 それと➡ 234 00:15:31,840 --> 00:15:33,840 わざと負けるようなことを したら➡ 235 00:15:33,840 --> 00:15:36,510 拒否した以上のことが待ってるわ。 236 00:15:36,510 --> 00:15:39,110 とにかく全力を尽くすことね。 237 00:15:48,690 --> 00:15:51,530 面倒くさいことに なっちゃったなぁ~。 238 00:15:51,530 --> 00:15:53,790 相手は副会長でしょ? 239 00:15:53,790 --> 00:15:56,960 なら相当な実力者と 考えたほうがいい。 240 00:15:56,960 --> 00:16:01,140 《コピーが無傷だったのも きっと 手加減してくれたんだろう。 241 00:16:01,140 --> 00:16:04,640 しかし 現段階では 俺が ぶざまに負ける案しか➡ 242 00:16:04,640 --> 00:16:07,640 思い浮かばない…! けど 痛いのは嫌だ!》 243 00:16:11,150 --> 00:16:14,550 《ハルト:んっ? 何してんの アイツ?》 244 00:16:19,820 --> 00:16:23,120 《ハルト:えっ? 貴公子の家に 行くつもり…?》 245 00:16:25,160 --> 00:16:38,840 ♬~ 246 00:16:38,840 --> 00:16:42,340 なに? 決闘をやめてくれだと? 247 00:16:42,340 --> 00:16:45,680 そうだ 事の原因は すべて僕にある。 248 00:16:45,680 --> 00:16:48,520 見たところ 君は彼から受けた攻撃で➡ 249 00:16:48,520 --> 00:16:50,520 深手を負っている。 250 00:16:50,520 --> 00:16:52,620 いずれにせよ 決闘できる状態では…。 251 00:16:52,620 --> 00:16:55,290 黙れ! ぐっ…。 252 00:16:55,290 --> 00:16:57,630 もっと早く治せんのか! グズめ! 253 00:16:57,630 --> 00:17:00,130 申し訳ありません! 254 00:17:00,130 --> 00:17:02,130 《なんなの コイツ? 255 00:17:02,130 --> 00:17:04,470 絵に描いたようなクズじゃないか! 256 00:17:04,470 --> 00:17:07,800 っていうか アイツ 一人で あんなところ行くなんて➡ 257 00:17:07,800 --> 00:17:09,800 何考えてんの?》 258 00:17:09,800 --> 00:17:13,640 そもそも お前 謝罪もなしに頼み事をするとは➡ 259 00:17:13,640 --> 00:17:15,640 身の程をわきまえろ! 260 00:17:15,640 --> 00:17:20,810 そうか 世間知らずで失礼した。 このとおりだ。 261 00:17:20,810 --> 00:17:23,650 つまらん 実に つまらん。 262 00:17:23,650 --> 00:17:27,150 お前が恥辱を感じないのなら なんの意味もない! 263 00:17:27,150 --> 00:17:29,490 では どうすれば? 264 00:17:29,490 --> 00:17:31,490 そうだな…。 265 00:17:31,490 --> 00:17:35,830 ハッ! ここで 裸踊りでもしてみせろ。 266 00:17:35,830 --> 00:17:40,000 そ… それは さすがに… 抵抗がある…。 267 00:17:40,000 --> 00:17:43,340 どうした? これで俺の気が収まるなら➡ 268 00:17:43,340 --> 00:17:45,340 安いものだろう? 269 00:17:48,180 --> 00:17:50,340 わかった。 《ハルト:はっ?》 270 00:17:50,340 --> 00:17:52,280 フッ…。 271 00:17:52,280 --> 00:17:55,450 《えっ? 本気じゃないよね?》 272 00:17:55,450 --> 00:18:02,960 ♬~ 273 00:18:02,960 --> 00:18:05,790 (取り巻きたち)おお…。 274 00:18:05,790 --> 00:18:08,600 くっ…。 275 00:18:12,800 --> 00:18:16,140 どうした? 手が震えているぞ? 276 00:18:16,140 --> 00:18:19,140 なんなら コイツに手伝わせてもいいぞ? 277 00:18:19,140 --> 00:18:22,810 い… いや 遠慮しておく…。 278 00:18:22,810 --> 00:18:32,150 ♬~ 279 00:18:32,150 --> 00:18:34,320 (取り巻きたち)おお…。 ハッハッハッハッハッ! 280 00:18:34,320 --> 00:18:37,830 《あ~! なんで ここまで やっちゃうかな~! 281 00:18:37,830 --> 00:18:40,160 天然にも程があるだろ!》 282 00:18:40,160 --> 00:18:42,560 (ざわめき) 283 00:18:45,100 --> 00:18:49,170 えっ? なんだ? いったい何が? 284 00:18:49,170 --> 00:18:51,510 わっ。 285 00:18:51,510 --> 00:18:54,610 き… 君は… あのときの。 286 00:18:57,610 --> 00:19:00,780 (シヴァ)もっと自分を 大事にしなさいっ! わ~! 287 00:19:00,780 --> 00:19:03,950 まったく! 無防備すぎるぞ お前! 288 00:19:03,950 --> 00:19:07,290 寮まで飛ばすから さっさと服を着て帰りなさい! 289 00:19:07,290 --> 00:19:09,790 えっ あっ ちょっ。 じゃあな! 290 00:19:09,790 --> 00:19:11,960 あ…。 291 00:19:11,960 --> 00:19:15,630 おい! どうなってる! 早く明かりをともせ! 292 00:19:15,630 --> 00:19:17,630 誰かいないのか! 293 00:19:17,630 --> 00:19:20,470 ここは特別な空間だから 誰も来ないぞ。 294 00:19:20,470 --> 00:19:23,800 だ… 誰だ お前。 いったい どうやって? 295 00:19:23,800 --> 00:19:28,480 俺は正義の執行者シヴァ! 罪を裁きに来た! 296 00:19:28,480 --> 00:19:32,310 罪だと!? ふざけたヤツめ! 297 00:19:32,310 --> 00:19:37,150 ぐ… ぐああ~! ああ… ああ…! 298 00:19:37,150 --> 00:19:39,990 なっ なんだ これは…! 299 00:19:39,990 --> 00:19:42,990 き… 貴様~ 何をした! 300 00:19:42,990 --> 00:19:47,160 お前は罪を犯したので 「万力ブロック」をつけました。 301 00:19:47,160 --> 00:19:49,830 今から その罪を3つ挙げます。 302 00:19:49,830 --> 00:19:51,830 ぐっ…。 303 00:19:51,830 --> 00:19:55,000 1つ目は 新入生に理不尽な因縁をつけて➡ 304 00:19:55,000 --> 00:19:57,000 騒ぎを起こしたこと。 305 00:19:57,000 --> 00:20:00,840 私はハーフェン家の次期当主で 副会長だ。 306 00:20:00,840 --> 00:20:05,180 上級生が下級生に指導するのは 認められている。 307 00:20:05,180 --> 00:20:11,850 指導… ね。 ってことは お前の勝手な判断ってわけだ。 308 00:20:11,850 --> 00:20:16,860 2つ目は決闘。 下級生に いきなり公開処刑とか汚すぎ。 309 00:20:16,860 --> 00:20:21,360 バ… バカな! それは貴族の誇りを 守るための まっとうな…! 310 00:20:21,360 --> 00:20:25,200 だからさ。 今は俺がダメだって言ったらダメです。 311 00:20:25,200 --> 00:20:27,200 そんな横暴な話があるか! 312 00:20:27,200 --> 00:20:29,870 えっ? お前も似たようなこと してたじゃん? 313 00:20:29,870 --> 00:20:33,040 くっ…。 で 最後は…。 314 00:20:33,040 --> 00:20:35,380 女の子にセクハラはいけません。 315 00:20:35,380 --> 00:20:39,180 裸踊りとかさ~。 言ってて恥ずかしくないの? 316 00:20:41,550 --> 00:20:45,550 ってなわけで お前には しばらく そのままでいてもらう。 317 00:20:45,550 --> 00:20:47,890 くっ! (シヴァ)魔法を使ったり➡ 318 00:20:47,890 --> 00:20:51,390 外そうとすると グリグリくるから 注意しろよ。 319 00:20:51,390 --> 00:20:55,330 エクストロパトロ… ぐっ ぐああ~っ! 320 00:20:55,330 --> 00:20:57,660 (シヴァ)言ったそばから 何やってんだよ。 321 00:20:57,660 --> 00:21:00,000 そんなんじゃ あさっての決闘も無理だから➡ 322 00:21:00,000 --> 00:21:04,170 取り下げておけ。 ちゃんと 反省したら解放してやる。 323 00:21:04,170 --> 00:21:06,370 じゃあな。 324 00:21:10,680 --> 00:21:12,850 (取り巻きたち)あっ。 325 00:21:12,850 --> 00:21:14,850 部屋に戻った!? えっ!? 326 00:21:14,850 --> 00:21:17,350 シュナイダル様!? いったい何が!? 327 00:21:17,350 --> 00:21:21,360 すぐ治療だ! 早くしろ! 328 00:21:21,360 --> 00:21:23,360 や… やめろ! ギャア~! 329 00:21:23,360 --> 00:21:26,360 シュナイダル様…。 330 00:21:26,360 --> 00:21:29,700 プッ。 ⚟ちょっ お前やめろって。 331 00:21:29,700 --> 00:21:31,900 だってよお…。 332 00:21:34,200 --> 00:21:38,710 シヴァ… 絶対に許さん!