1 00:00:02,002 --> 00:00:05,839 (シャルロッテ)あっ! 兄上さま! 怪しい人たちを発見しました! 2 00:00:05,839 --> 00:00:10,177 《ハルト:シャルちゃんったら 最近 パトロールが板についちゃって➡ 3 00:00:10,177 --> 00:00:12,346 おかげで お兄ちゃんは 大忙しです》 4 00:00:12,346 --> 00:00:15,182 (フレイ)あるじ殿~! 小娘から最近➡ 5 00:00:15,182 --> 00:00:18,852 一人で出撃していると聞き及んで はせ参じました! 6 00:00:18,852 --> 00:00:21,688 ぜひ 私も その任に就かせていただきたい! 7 00:00:21,688 --> 00:00:23,891 フレイ お疲れさまです! 8 00:00:26,026 --> 00:00:28,195 お前 いろいろ忙しいんじゃ…。 9 00:00:28,195 --> 00:00:30,197 問題ありません! 10 00:00:30,197 --> 00:00:32,699 本日の庭掃除 魔物鎮圧業務は➡ 11 00:00:32,699 --> 00:00:34,868 すべて終了いたしましたので。 12 00:00:34,868 --> 00:00:37,704 《ハルト:あ~ やること やってきちゃったのね…》 13 00:00:37,704 --> 00:00:41,608 これは もしや! フレイも出撃するのですか!? 14 00:00:43,544 --> 00:00:46,380 どのストーリーにも ヒーローがピンチになったときは➡ 15 00:00:46,380 --> 00:00:48,382 助ける仲間がいます。 16 00:00:48,382 --> 00:00:51,385 それが フレイだったということですね。 17 00:00:51,385 --> 00:00:54,721 そのとおり。 あるじには遠く及ばぬが➡ 18 00:00:54,721 --> 00:00:58,392 私が力になりうる存在だと いうことは周知のこと! 19 00:00:58,392 --> 00:01:00,327 《ハルト:お前も乗っかるな》 20 00:01:00,327 --> 00:01:03,130 兄上さまっ。 あるじ殿! 21 00:01:07,167 --> 00:01:11,672 (ハルト)いいか フレイ。 シャルの前で過激表現はNGだから! 22 00:01:11,672 --> 00:01:13,840 わかるな!? はっ。 23 00:01:13,840 --> 00:01:16,143 絶対だからな! 承知! 24 00:01:20,180 --> 00:01:23,016 (盗賊A)いや~ 今回は大漁だったぜ。 25 00:01:23,016 --> 00:01:26,520 (盗賊B)これで しばらくは 食いっぱぐれなくて済むな。 26 00:01:26,520 --> 00:01:29,189 (シヴァ)お前たち そこで何をやっている! 27 00:01:29,189 --> 00:01:31,692 (盗賊B)な… 何モンだ! 28 00:01:33,694 --> 00:01:37,364 (シヴァ)誰が言ったか 闇より暗い…。 29 00:01:37,364 --> 00:01:41,868 黒い戦士 見参! 30 00:01:41,868 --> 00:01:44,371 く… 黒い戦士だと!? 31 00:01:44,371 --> 00:01:47,541 誰が言ったか 赤より赤い…。 32 00:01:47,541 --> 00:01:54,047 私の名は 赤い戦士 フレイム・フェンリル! 33 00:01:54,047 --> 00:01:56,550 な… なんなんだ テメエら!? 34 00:01:56,550 --> 00:01:58,552 (フレイ)今からお前ら➡ 35 00:01:58,552 --> 00:02:01,822 全員 消し炭にしてやろ~う! 食らえ~! 36 00:02:01,822 --> 00:02:04,658 《シヴァ:ちょっと待って! さっきの話 聞いてた!?》 37 00:02:04,658 --> 00:02:07,494 うわぁ!? あちっ! あちいっ! 38 00:02:07,494 --> 00:02:09,496 《シヴァ:ちょちょちょ 燃えちゃう 燃えちゃう》 39 00:02:09,496 --> 00:02:11,498 フレイ ステイ! 40 00:02:11,498 --> 00:02:14,334 フハハハハハハ! 燃えろ~! 41 00:02:14,334 --> 00:02:17,337 ステイ! 42 00:02:17,337 --> 00:02:19,339 (盗賊たち)うわぁ! 43 00:02:21,341 --> 00:02:23,343 ぬっ… 効かぬだと!? 44 00:02:23,343 --> 00:02:27,514 ならば これで… どうだ~! 45 00:02:27,514 --> 00:02:29,516 ステ~イ! 46 00:02:29,516 --> 00:02:32,686 さっき 過激表現NGって 言ったよね!? 47 00:02:32,686 --> 00:02:34,688 わかっておりますが➡ 48 00:02:34,688 --> 00:02:38,191 あるじ殿の邪魔をする者は すべて敵です! 49 00:02:38,191 --> 00:02:40,360 《シヴァ:全然わかってねえ…》 50 00:02:40,360 --> 00:02:44,531 フハハハハハハハ~! 《シヴァ:やだ このポンコツ》 51 00:02:44,531 --> 00:02:46,867 ステイ ステイ。 んっ? 52 00:02:46,867 --> 00:02:50,203 もういいから。 最後のとどめは俺がやるから。 53 00:02:50,203 --> 00:02:54,708 先 帰ってくれる? なるほど。 さすが あるじ殿。 54 00:02:54,708 --> 00:02:57,210 では 見届けるとしましょう。 55 00:02:57,210 --> 00:02:59,212 《シヴァ:帰れ》 56 00:03:04,651 --> 00:03:07,821 兄上さまもフレイも すごく カッコよかったです! 57 00:03:07,821 --> 00:03:09,823 フフ~ン。 まるで➡ 58 00:03:09,823 --> 00:03:11,825 漫才というものを 見てるようでした! 59 00:03:11,825 --> 00:03:13,827 《ハルト:えっ… 漫才?》 60 00:03:13,827 --> 00:03:17,831 しかし 全力で攻撃したはずなのですが➡ 61 00:03:17,831 --> 00:03:22,169 何かに阻まれて あるじ殿の お役に立てなかったです。 62 00:03:22,169 --> 00:03:25,005 だが 次こそは必ず…! 63 00:03:25,005 --> 00:03:27,340 《ハルト:いや マジで次とかないから》 64 00:03:27,340 --> 00:03:31,178 次も漫才を見れると思うと とても楽しみですっ。 65 00:03:31,178 --> 00:03:33,680 《ハルト:えっ そっち? う~ん…。 66 00:03:33,680 --> 00:03:37,851 シャルの喜んでる姿を見ると お兄ちゃん 次もフレイと! 67 00:03:37,851 --> 00:03:39,853 って なりませんからね!?》 68 00:03:39,853 --> 00:03:42,689 フレイ 決めポーズは こうですっ。 69 00:03:42,689 --> 00:03:44,691 ぬっ こうか? 70 00:03:44,691 --> 00:03:47,527 《ハルト:ああ… 俺は いつになったら➡ 71 00:03:47,527 --> 00:03:51,331 平穏な引きこもり生活が 送れるんでしょうか…》 72 00:05:30,997 --> 00:05:34,000 (ライアス)クッソォ! なんで こんな目に! 73 00:05:34,000 --> 00:05:36,002 (ライアス)僕は王子だぞ! 74 00:05:36,002 --> 00:05:39,005 閃光姫の血を引く 次期国王だぞ!? 75 00:05:39,005 --> 00:05:41,675 それを知らしめてやろうと 思ったのに…。 76 00:05:41,675 --> 00:05:46,346 アイツ レベル2の クズのはずじゃなかったのか…? 77 00:05:46,346 --> 00:05:50,016 (近衛隊長)王子殿下 失礼いたします。 (ノック) 78 00:05:50,016 --> 00:05:52,185 (ライアス)入れ。 79 00:05:52,185 --> 00:05:55,856 (近衛隊長)そろそろ 晩さん会のご準備を。 80 00:05:55,856 --> 00:05:58,525 チッ。 81 00:05:58,525 --> 00:06:03,463 明日の視察の件ですが シャルロッテ様をお誘いください。 82 00:06:03,463 --> 00:06:06,299 はあ? なんで あのガキンチョを? 83 00:06:06,299 --> 00:06:09,135 道中 話し相手が必要かと。 84 00:06:09,135 --> 00:06:12,138 はっ そんなもん 必要ない。 85 00:06:12,138 --> 00:06:17,143 殿下 これは 王子殿下を おもんぱかってのこと➡ 86 00:06:17,143 --> 00:06:19,546 と お受け取りください。 87 00:06:21,481 --> 00:06:23,783 チッ わかったよ。 88 00:06:26,987 --> 00:06:30,323 兄上さまっ 晩さん会 終わりました! 89 00:06:30,323 --> 00:06:32,826 あっ…。 あっ すみません。 90 00:06:32,826 --> 00:06:34,995 ノックを忘れてました! 91 00:06:34,995 --> 00:06:37,330 そうね。 92 00:06:37,330 --> 00:06:42,836 おお~ 今日の料理は さすがに豪華だな~。 93 00:06:42,836 --> 00:06:45,005 あっ… 何? 94 00:06:45,005 --> 00:06:47,340 (ハルトC)俺を晩さん会に 行かせておいて➡ 95 00:06:47,340 --> 00:06:49,509 いいご身分だな。 96 00:06:49,509 --> 00:06:51,511 俺はお前なんだから➡ 97 00:06:51,511 --> 00:06:53,680 どんだけ つらかったか わかるよな? 98 00:06:53,680 --> 00:06:56,349 うん 俺なら耐えられない。 99 00:06:56,349 --> 00:06:58,685 もうね やんなっちゃうよ。 100 00:06:58,685 --> 00:07:01,621 嫌なことばっか押しつけてさ。 101 00:07:01,621 --> 00:07:04,624 俺って お前のなんなの~!? 102 00:07:07,294 --> 00:07:11,131 もう一人の兄上さまは 大丈夫でしょうか? 103 00:07:11,131 --> 00:07:14,801 明日の視察は 私もご一緒なのですが…。 104 00:07:14,801 --> 00:07:16,803 えっ なんでシャルが? 105 00:07:16,803 --> 00:07:20,473 先ほど 王子に誘われたのです。 へ~。 106 00:07:20,473 --> 00:07:23,977 《もしかして アイツ ロリコンなの?》 107 00:07:27,647 --> 00:07:31,051 しかたない 俺が行くか…。 108 00:07:33,320 --> 00:07:38,658 《う~ん… シャルも一緒なら 万全を期すべきだよな。 109 00:07:38,658 --> 00:07:41,361 視察ルートも調査しておこう》 110 00:07:46,333 --> 00:07:48,835 んっ? なんだ コイツら。 111 00:07:48,835 --> 00:07:52,672 《明らかに ここから何か出てきそう…。 112 00:07:52,672 --> 00:07:56,176 とりあえず 見に行ってみますか》 113 00:08:02,782 --> 00:08:05,452 (シヴァ)あの~ すみません。 114 00:08:05,452 --> 00:08:07,620 ここで何をしているんですか? 115 00:08:07,620 --> 00:08:10,457 (召喚士B)うわっ! (召喚士A)な… 何者だ! 116 00:08:10,457 --> 00:08:12,792 (シヴァ)あっ ただの通りすがりです。 117 00:08:12,792 --> 00:08:16,796 後で ゴルド・ゼンフィス辺境伯に 確認してもらえれば。 118 00:08:16,796 --> 00:08:19,966 貴様! 辺境伯の手の者か! 119 00:08:19,966 --> 00:08:23,803 始末しろ! 絶対に逃がすな! 120 00:08:23,803 --> 00:08:25,805 《あっ そうですか。 121 00:08:25,805 --> 00:08:30,977 でしたら こっちも容赦しなくってよ?》 122 00:08:30,977 --> 00:08:35,815 (召喚士たち)うわあ~! (爆発音) 123 00:08:35,815 --> 00:08:40,820 こんなところで やられるわけには…。 124 00:08:40,820 --> 00:08:43,823 いでよ! ナイトスケルトン! 125 00:08:46,993 --> 00:08:49,662 《うわ~ 骸骨兵 初めて見た。 126 00:08:49,662 --> 00:08:53,666 ゲームだとカッチョいいけど 実物は ちょっと怖いね!》 127 00:08:53,666 --> 00:08:55,835 ヤツを倒せ~! 128 00:08:55,835 --> 00:08:58,671 ♬~ 129 00:08:58,671 --> 00:09:00,673 ふっ! 130 00:09:03,109 --> 00:09:07,781 《あ~ やっぱ そうなりますよね…》 131 00:09:07,781 --> 00:09:11,117 もっとだ! 動きを封じるんだ! 132 00:09:11,117 --> 00:09:19,793 ♬~ 133 00:09:19,793 --> 00:09:23,630 《う~ん…。 これじゃ キリがないな。 134 00:09:23,630 --> 00:09:28,301 んっ? あの胸の赤いのって もしかして…?》 135 00:09:28,301 --> 00:09:30,804 もう一度だ! 136 00:09:30,804 --> 00:09:34,808 どうした? 何をしている! 137 00:09:37,811 --> 00:09:40,146 うわっ! ヒイ~! 138 00:09:40,146 --> 00:09:42,315 (逃げ惑う声) 139 00:09:42,315 --> 00:09:44,317 急に どうしたんだ!? 140 00:09:44,317 --> 00:09:48,822 こうなったら いでよ! ゴーレム! 141 00:09:48,822 --> 00:09:56,162 ♬~ 142 00:09:56,162 --> 00:09:59,499 《うわ~っ 生ゴーレム すっごい強い! 143 00:09:59,499 --> 00:10:01,501 威力 半端ないわ~!》 144 00:10:01,501 --> 00:10:06,339 ♬~ 145 00:10:06,339 --> 00:10:09,509 うっ… うう…。 146 00:10:09,509 --> 00:10:11,511 やった 効いてるぞ! 147 00:10:11,511 --> 00:10:13,513 そのまま潰してしまえ! 148 00:10:13,513 --> 00:10:15,682 《さすが ゴーレムさん…。 149 00:10:15,682 --> 00:10:18,351 防御の強度 甘く見てたわ。 150 00:10:18,351 --> 00:10:23,189 さて どう攻略しようか。 151 00:10:23,189 --> 00:10:25,692 んっ? よく見たら➡ 152 00:10:25,692 --> 00:10:28,895 ゴーレムさんの胸の中心にも 何かあるな》 153 00:10:30,864 --> 00:10:34,033 ほっ! 154 00:10:34,033 --> 00:10:36,336 はあっ! 155 00:10:39,372 --> 00:10:41,374 ふあっ! 156 00:10:41,374 --> 00:10:48,047 ♬~ 157 00:10:48,047 --> 00:10:51,217 なっ… 急に動きが止まった!? 158 00:10:51,217 --> 00:10:54,220 おい 動け! 動くんだ! 159 00:10:56,723 --> 00:10:58,725 (召喚士A)んっ!? 160 00:10:58,725 --> 00:11:02,495 (逃げ惑う声) 161 00:11:02,495 --> 00:11:05,498 なぜ急に 我々を攻撃するんだ…。 162 00:11:05,498 --> 00:11:09,168 あ~ すみません。 たぶん 俺のせいです。 はっ!? 163 00:11:09,168 --> 00:11:11,170 動きを止めようと思って➡ 164 00:11:11,170 --> 00:11:13,840 くい状の結界を 打ち込んだんですけど➡ 165 00:11:13,840 --> 00:11:16,843 俺の術式に 変換されちゃったみたいです。 166 00:11:16,843 --> 00:11:20,013 なっ… 術式を乗っ取っただと!? 167 00:11:20,013 --> 00:11:22,849 まあ できちゃったんで なんとも…。 168 00:11:22,849 --> 00:11:27,854 あの~ すみません この中でリーダーって誰ですか? 169 00:11:35,528 --> 00:11:38,331 (シヴァ)あなたの名前と所属を 教えてください。 170 00:11:40,867 --> 00:11:42,869 (シヴァ)どうして ここに? 171 00:11:45,038 --> 00:11:48,374 あっ もしかして俺 なれなれしいですかね? 172 00:11:48,374 --> 00:11:51,377 人と話すのが苦手で…。 173 00:11:51,377 --> 00:11:54,714 う~ん 困ったなあ…。 174 00:11:54,714 --> 00:11:56,716 しかたない。 (指を鳴らす音) 175 00:11:59,886 --> 00:12:01,988 あっ あっ あ~っ! 176 00:12:01,988 --> 00:12:04,657 助けて 助けて~! 177 00:12:04,657 --> 00:12:06,659 た… 隊長~! 178 00:12:06,659 --> 00:12:10,830 このまま埋められるか 俺に真実を話すか➡ 179 00:12:10,830 --> 00:12:12,832 選んでください。 180 00:12:12,832 --> 00:12:15,335 ⚟隊長~! くっ…。 181 00:12:17,503 --> 00:12:23,176 わ… 私は 王妃様直属の召喚士部隊だ。 182 00:12:23,176 --> 00:12:28,348 明日の農地視察へ向かう一行を 召喚獣に襲わせるため➡ 183 00:12:28,348 --> 00:12:30,850 ここで準備していた。 184 00:12:30,850 --> 00:12:37,023 王妃… って自国の…? なんで? 185 00:12:37,023 --> 00:12:39,692 ぐっ…。 目的は何? 186 00:12:39,692 --> 00:12:42,362 も… 目的は…。 187 00:12:42,362 --> 00:12:46,532 シャルロッテ・ゼンフィスの暗殺。 188 00:12:46,532 --> 00:12:49,702 なっ…。 189 00:12:49,702 --> 00:12:51,871 なんで… 王妃が? 190 00:12:51,871 --> 00:12:54,374 シャルロッテを狙うんだよ…? 191 00:12:54,374 --> 00:12:58,378 (召喚士A)彼女の素質は いずれ王妃様をも超える。 192 00:12:58,378 --> 00:13:00,980 辺境伯の後ろ盾があれば➡ 193 00:13:00,980 --> 00:13:04,817 将来 国が2つに分かれると 危惧してのことだ。 194 00:13:04,817 --> 00:13:07,654 かねてから 帝国兵に 手を回していたが➡ 195 00:13:07,654 --> 00:13:09,822 2度の失敗により➡ 196 00:13:09,822 --> 00:13:13,159 我々 王妃様直属の部隊が 遣わされた。 197 00:13:13,159 --> 00:13:15,995 えっ… ちょっと待って? 198 00:13:15,995 --> 00:13:20,166 《帝国兵を操って 父さんを攻撃したのも➡ 199 00:13:20,166 --> 00:13:23,336 母さんとシャルを襲わせたのも➡ 200 00:13:23,336 --> 00:13:28,508 全部 あの女が仕組んだこと!?》 201 00:13:28,508 --> 00:13:32,178 ああ なるほど。 202 00:13:32,178 --> 00:13:36,849 そういやあ 俺を捨てたときも そうだったじゃないか。 203 00:13:36,849 --> 00:13:42,355 あの女は 自分の地位のためなら なんでもするヤツだったんだ…。 204 00:13:44,357 --> 00:13:46,559 許せねえ…。 205 00:13:48,861 --> 00:13:51,531 う… ああ… うわ~っ! 206 00:13:51,531 --> 00:13:56,703 (悲鳴) 207 00:13:56,703 --> 00:13:59,539 止まれ。 208 00:13:59,539 --> 00:14:04,043 《ふぅ… 危うく力を 暴走させるところだった》 209 00:14:06,145 --> 00:14:08,481 《シヴァ:俺の大切な者たちを 奪うヤツは➡ 210 00:14:08,481 --> 00:14:11,651 絶対に許さない。 211 00:14:11,651 --> 00:14:15,355 たとえ それが 実の親だとしても》 212 00:14:17,323 --> 00:14:22,128 《さあて どうしてくれようかな》 213 00:14:39,679 --> 00:14:43,349 ライアスさま 兄上さまに 負けたからといって➡ 214 00:14:43,349 --> 00:14:45,518 落ち込む必要はありません。 215 00:14:45,518 --> 00:14:48,187 そもそも 勝てるはずなど ないのですから! 216 00:14:48,187 --> 00:14:51,023 ぐっ…。 むしろ 一騎打ちを挑んだことを➡ 217 00:14:51,023 --> 00:14:54,193 誇るべきだと思うのです! ぐぬ…。 218 00:14:54,193 --> 00:14:57,864 (マリアンヌ)そうですよ。 それに 敗北は恥ではありません。 219 00:14:57,864 --> 00:15:01,801 ぐんぬ! お二方 その辺に…。 220 00:15:01,801 --> 00:15:04,303 お前にだけは 同情されたくない! 221 00:15:04,303 --> 00:15:07,974 だいたい お前 あのとき 魔法なんて使ってなかっただろ。 222 00:15:07,974 --> 00:15:10,143 いったい 何をやったんだよ。 223 00:15:10,143 --> 00:15:12,645 「強くな~れ」って感じの 詠唱をしたら➡ 224 00:15:12,645 --> 00:15:16,315 自己強化できるんです。 (ライアス/マリアンヌ)んっ! 225 00:15:16,315 --> 00:15:18,484 なんだよ それ! なんですか それ!? 226 00:15:18,484 --> 00:15:20,486 《あれ おかしいな…。 227 00:15:20,486 --> 00:15:23,656 父さんたちは この説明で 納得してくれたのに…》 228 00:15:23,656 --> 00:15:25,825 さすがです! 兄上さま! 229 00:15:25,825 --> 00:15:30,830 お前 それ… 魔族返りなんじゃね? 230 00:15:30,830 --> 00:15:33,666 ライアス! でも コイツの場合➡ 231 00:15:33,666 --> 00:15:35,668 そう考えないと おかしいだろ。 232 00:15:35,668 --> 00:15:37,837 魔族返りって何? 233 00:15:37,837 --> 00:15:40,339 魔族と人間が結婚した際➡ 234 00:15:40,339 --> 00:15:44,010 その子孫に まれに 魔族の特徴が出ることです。 235 00:15:44,010 --> 00:15:48,347 確かに 魔族返りは 常人を超える運動能力や➡ 236 00:15:48,347 --> 00:15:52,018 高い魔力を備えている とはいいますが…。 237 00:15:52,018 --> 00:15:57,523 角はないし 耳や目も 変じゃないので なんとも…。 238 00:15:57,523 --> 00:16:01,627 兄上さまのお体は つるつるすべすべですよ。 えっ? 239 00:16:01,627 --> 00:16:05,131 一緒にお風呂に入っている 私が言うのですから➡ 240 00:16:05,131 --> 00:16:08,467 間違いないですっ。 えっ!? 241 00:16:08,467 --> 00:16:12,138 いいいい 妹と一緒に風呂だと!? 242 00:16:12,138 --> 00:16:14,140 そそそ そんな破廉恥な! 243 00:16:14,140 --> 00:16:17,643 《言っとくけど 俺が誘った わけじゃないからね》 244 00:16:17,643 --> 00:16:20,146 いけないことなのですか? 245 00:16:20,146 --> 00:16:22,815 えっ いや ダメっていうか…。 246 00:16:22,815 --> 00:16:26,486 普通は誰もしないっていうか…。 247 00:16:26,486 --> 00:16:30,323 そ… そもそも男女が お互いに肌をさらすというのは➡ 248 00:16:30,323 --> 00:16:32,825 特別な意味があってですね…。 249 00:16:32,825 --> 00:16:35,661 子孫繁栄の崇高な営みが…! 250 00:16:35,661 --> 00:16:38,497 《ハルト:ちょ… お姉ちゃん いったん落ち着こ》 251 00:16:38,497 --> 00:16:42,001 おっ… 着いたみたい。 (馬のいななき) 252 00:16:42,001 --> 00:16:49,509 ♬~ 253 00:16:49,509 --> 00:16:51,677 (マリアンヌ)立派な麦畑ですね。 254 00:16:51,677 --> 00:16:55,681 《ハルト:へぇ… 麦畑って初めて見たわ。 255 00:16:55,681 --> 00:16:58,017 日本は田んぼだったもんね》 256 00:16:58,017 --> 00:17:01,954 すごいですっ 畑にたくさん草が生えてます。 257 00:17:01,954 --> 00:17:05,291 マリアンヌお姉さま あちらも見に行きましょう。 258 00:17:05,291 --> 00:17:08,995 ああっ シャルロッテちゃん 走ると危ないですよ! 259 00:17:11,297 --> 00:17:14,634 フン。 ガルルルルル…! 260 00:17:14,634 --> 00:17:22,141 ♬~ 261 00:17:22,141 --> 00:17:25,144 (ハルト)父さん ちょっといいかな。 262 00:17:25,144 --> 00:17:27,146 (ゴルド)どうした ハルト。 263 00:17:27,146 --> 00:17:30,349 うん ちょっと 聞きたいことがあって。 264 00:17:36,155 --> 00:17:39,325 珍しくお前が ワシのもとに来たんだ。 265 00:17:39,325 --> 00:17:42,161 何か大事な話があるんだろう? 266 00:17:42,161 --> 00:17:47,500 あのさ… もし仮にだよ? 267 00:17:47,500 --> 00:17:50,836 王妃がシャルの命を狙う なんてことがあったら➡ 268 00:17:50,836 --> 00:17:53,506 どうする? 269 00:17:53,506 --> 00:17:57,009 あっ いや 急に変なこと聞いてごめん。 270 00:17:57,009 --> 00:18:01,614 いや お前も何かを 感じ取っていたようだな。 271 00:18:01,614 --> 00:18:06,285 昨晩 黒い戦士から また手紙が届いてな。 272 00:18:06,285 --> 00:18:08,621 内容どおり向かった先に➡ 273 00:18:08,621 --> 00:18:11,624 王妃の子飼いの魔法使いが 倒れていた。 274 00:18:11,624 --> 00:18:15,628 ヤツがワシを敵視していることは 知っていたが➡ 275 00:18:15,628 --> 00:18:18,631 まさか シャルロッテが狙いだったとはな…。 276 00:18:18,631 --> 00:18:22,301 ヤツは確実にワシらを 潰しにかかってきている。 277 00:18:22,301 --> 00:18:24,470 だが 自国の王妃だ…。 278 00:18:24,470 --> 00:18:26,639 こちらから手を出すことができん。 279 00:18:26,639 --> 00:18:29,308 (ハルト)そんなひどい王妃なんて➡ 280 00:18:29,308 --> 00:18:33,145 いなくなっちゃえばいいのに。 281 00:18:33,145 --> 00:18:35,147 フフ…。 んっ! ああ…。 282 00:18:35,147 --> 00:18:37,984 めったなことを言うもんじゃない。 283 00:18:37,984 --> 00:18:42,488 今の王都には ヤツがいないと 困るのも事実なんだ。 284 00:18:42,488 --> 00:18:44,991 えっ なんで? 285 00:18:44,991 --> 00:18:47,159 情けない話だが➡ 286 00:18:47,159 --> 00:18:50,997 ジルク国王陛下の権威は 失墜して久しい。 287 00:18:50,997 --> 00:18:55,668 その次を狙わんとする貴族どもは 大勢いてな。 288 00:18:55,668 --> 00:19:00,773 連中がおとなしくしているのは 王妃の存在が絶対だからだ。 289 00:19:00,773 --> 00:19:06,112 《つまり… 王妃が死ぬと 内乱が起こるってことか》 290 00:19:06,112 --> 00:19:08,447 (ゴルド)お前が生まれる2年前…。 291 00:19:08,447 --> 00:19:12,952 当時 国王率いる 魔王討伐部隊が編成され➡ 292 00:19:12,952 --> 00:19:15,621 その中に ギーゼロッテがいた。 293 00:19:15,621 --> 00:19:20,459 そして アヤツが単独で 魔王の首を討ち取ったのだ。 294 00:19:20,459 --> 00:19:25,464 ギーゼロッテは英雄となり 皆から 「閃光姫」と呼ばれるようになる。 295 00:19:25,464 --> 00:19:31,137 その後 国民の強い後押しもあり 国王と婚姻を結び➡ 296 00:19:31,137 --> 00:19:34,306 より一層の人気を 博することになった。 297 00:19:34,306 --> 00:19:39,512 そして今では 閃光姫が 国を手にしようとしているのだ。 298 00:19:41,480 --> 00:19:44,483 《アイツ そんな すごいヤツだったんだ…。 299 00:19:44,483 --> 00:19:47,486 あの親に関わりたくなかったから 調べなかったけど➡ 300 00:19:47,486 --> 00:19:49,488 失敗したな》 301 00:19:49,488 --> 00:19:53,492 まあ 王妃に代わる 力の持ち主が現れれば➡ 302 00:19:53,492 --> 00:19:55,494 話は別なのだがな。 303 00:19:55,494 --> 00:19:58,831 ならさ いっそ父さんが 王様になっちゃえば? 304 00:19:58,831 --> 00:20:03,669 ワシは政治に疎いからな その器ではないよ。 305 00:20:03,669 --> 00:20:07,673 だが そうだな…。 306 00:20:07,673 --> 00:20:11,677 当てはある。 しかし まだ幼すぎる。 307 00:20:11,677 --> 00:20:15,014 せめて成人までは待ちたい。 んっ? 308 00:20:15,014 --> 00:20:17,016 さとい子だ。 309 00:20:17,016 --> 00:20:20,519 いずれ国を動かすほどの傑物に 成長するだろう。 310 00:20:20,519 --> 00:20:23,022 《シャルロッテのことだな!?》 311 00:20:23,022 --> 00:20:26,025 それに実力の底が知れん。 312 00:20:26,025 --> 00:20:28,527 本人は自覚していないようだが➡ 313 00:20:28,527 --> 00:20:32,031 力は閃光姫を 優に超えていると思う。 314 00:20:32,031 --> 00:20:36,035 《あ~ うん。 王妃より 素質あるって言ってたよね》 315 00:20:36,035 --> 00:20:38,037 (ゴルド)ここまで言えば➡ 316 00:20:38,037 --> 00:20:41,207 ワシがお前に 何を期待しているか わかるな? 317 00:20:41,207 --> 00:20:43,209 うん。 318 00:20:43,209 --> 00:20:46,912 やってくれるな? ああ もちろんだよ。 319 00:20:49,381 --> 00:20:52,384 《ハルト:俺がやるべきことは シャルが立派な女王になるまで➡ 320 00:20:52,384 --> 00:20:54,553 守り抜くこと。 321 00:20:54,553 --> 00:20:57,223 そうすれば 俺は安心して➡ 322 00:20:57,223 --> 00:21:00,926 異世界引きこもり生活を エンジョイできるってわけだ》 323 00:21:03,162 --> 00:21:07,833 ハルト様 私めが王妃の首など 取ってご覧に入れましょう。 324 00:21:07,833 --> 00:21:10,503 前世のあるじの敵討ちを…。 325 00:21:10,503 --> 00:21:15,174 いや すまないが これは 俺とアイツの問題だし➡ 326 00:21:15,174 --> 00:21:18,344 俺が自ら手を下さないと 意味がないからね。 327 00:21:18,344 --> 00:21:21,347 なるほど。 さすがハルト様。 328 00:21:21,347 --> 00:21:25,518 では ぜひ 私めも その場に 立ち会わせていただきたい。 329 00:21:25,518 --> 00:21:28,354 んっ…。 330 00:21:28,354 --> 00:21:30,856 《あの女は絶対に➡ 331 00:21:30,856 --> 00:21:33,359 今後も ちょっかいを出してくる。 332 00:21:33,359 --> 00:21:36,529 守ってばかりを考えてちゃダメだ》 333 00:21:36,529 --> 00:21:38,531 フッ ウフフ…! 334 00:21:40,866 --> 00:21:45,871 《ハルト:さて 10年ぶりの 親子再会といこうじゃないか》