1 00:00:33,302 --> 00:00:53,072 ♪♪~ (オープニング・テーマ) 2 00:00:53,072 --> 00:01:28,624 ♪♪~ 3 00:01:28,624 --> 00:02:03,324 ♪♪~ 4 00:02:08,964 --> 00:02:14,470 (陽子)<才国 芭山 翠微洞の 鈴は 主 梨耀に咎められ→ 5 00:02:14,470 --> 00:02:21,170 罰で 断崖絶壁に生える 甘蕈を 採ってくる事を 命じられた> 6 00:02:23,062 --> 00:02:26,298 (鈴)<芳国 新道に 預けられた 祥瓊は→ 7 00:02:26,298 --> 00:02:28,968 「前 国王の娘」と 知られ→ 8 00:02:28,968 --> 00:02:34,668 憎しみに かられた 里の人々に 囚われて しまいました> 9 00:02:36,575 --> 00:02:41,797 (祥瓊)<慶国の王・陽子は 官僚の 間で 翻弄されるうち→ 10 00:02:41,797 --> 00:02:48,070 天官長と 三公という 身近な 官僚たちの反乱を 招いてしまう> 11 00:02:48,070 --> 00:02:51,123 (陽子)離せ!! 12 00:02:51,123 --> 00:02:54,323 (鶯嬌) ああっ!(中将軍)逆賊! 放て!! 13 00:02:56,562 --> 00:02:59,262 (水に 落ちる音) 14 00:03:10,242 --> 00:03:12,842 (鶯嬌)…主上…… 15 00:03:17,733 --> 00:03:21,904 (中将軍)天官長の家から 大量の冬器が 発見され→ 16 00:03:21,904 --> 00:03:25,624 今夕 直ちに 天官長一味を 捕縛。 17 00:03:25,624 --> 00:03:28,894 …蜂起を 企んでいた三公の うち→ 18 00:03:28,894 --> 00:03:33,394 太傅・太保も 左将軍が 既に 拘禁して おります。 19 00:03:35,401 --> 00:03:38,971 なぜ 天官長と 三公が…。 20 00:03:38,971 --> 00:03:42,708 天官長は 宮中の 警備責任者だろう? 21 00:03:42,708 --> 00:03:46,895 (中将軍)麦州候・浩瀚が 糸を 引いておる 可能性が…。→ 22 00:03:46,895 --> 00:03:52,795 昨夜 護送の馬車が襲われ 浩瀚は行方を くらまして ございます。 23 00:03:56,238 --> 00:04:00,292 (秋官長)天官長らは 主上を 金波宮から おびき出して→ 24 00:04:00,292 --> 00:04:06,632 主上を 亡き者とし 王宮に乱入…玉座を つかむ つもりでした。 25 00:04:06,632 --> 00:04:11,971 (秋官長)…天官長は 宮中の諸事を 司る 官でしたから…。 26 00:04:11,971 --> 00:04:17,960 主上… これは お伝えすべきかどうか 迷ったのですが…。 27 00:04:17,960 --> 00:04:23,565 天官長の嘉熈は 浩瀚と同じ塾に学んでいた事が あるとか…。 28 00:04:23,565 --> 00:04:27,736 だから 天官長は 浩瀚を かばって いたのか?! 29 00:04:27,736 --> 00:04:30,623 私情で 私の処分を 不満と したのか?! 30 00:04:30,623 --> 00:04:36,228 (秋官長)証は …天官長に ありませんが。 直接 質す! 31 00:04:36,228 --> 00:04:41,228 (兵士)なぜ!? 先程までは 確かに…。 何だ? 32 00:04:43,569 --> 00:04:49,269 (秋官長)主上! 天官長が 死んで おります!! なに?! 33 00:04:55,297 --> 00:04:57,297 (景麒)主上…。 34 00:04:59,301 --> 00:05:03,572 天官長は…… 自殺だそうだ。 35 00:05:03,572 --> 00:05:09,745 自分の罪を 認めたという事だな。 (ため息)ハァ…。 36 00:05:09,745 --> 00:05:13,799 もっと早く 話を 聞き入れて下されば…。 37 00:05:13,799 --> 00:05:18,237 私のせいで 天官長と 三公が謀反を企んだと いうのか? 38 00:05:18,237 --> 00:05:24,460 確かに 浩瀚と昔なじみの 天官長とすれば 文句もあった だろう。 39 00:05:24,460 --> 00:05:29,965 だが 浩瀚が 玉座を狙っていたと言う者が 多いのも 事実だ。 40 00:05:29,965 --> 00:05:34,803 浩瀚は ここに 来れば 罪は明らかになると おそれた。 41 00:05:34,803 --> 00:05:40,576 だから 天官長と 三公に 武器を手配させ 私の命を狙った。 42 00:05:40,576 --> 00:05:47,132 浩瀚が逃げた今 そうとしか考えられない。 …浩瀚は…… 43 00:05:47,132 --> 00:05:52,905 それとも 浩瀚を 最初から 処刑して おくべきだった とでも? 44 00:05:52,905 --> 00:05:55,290 …主上…。 45 00:05:55,290 --> 00:05:58,290 だが 殺すなと 言ったのは 誰だ?! 46 00:06:04,249 --> 00:06:09,638 ハァ… ハァ… ハァ… 47 00:06:09,638 --> 00:06:13,625 主上… そういう意味では ありません。 48 00:06:13,625 --> 00:06:17,629 お分かりで ないと 思いますが……分からないとも!! 49 00:06:17,629 --> 00:06:24,069 私が 女王だから… 私が 胎果だから…… 50 00:06:24,069 --> 00:06:29,708 何も 分かってない主上…私が 悪いんだ! そのような…。 51 00:06:29,708 --> 00:06:36,732 天官長に 不満を持つ者は 浩瀚や 三公に 断固とした処置を迫ろう。 52 00:06:36,732 --> 00:06:43,639 私は 彼らに 何を言ったら いい? (ため息)ハァ~ 53 00:06:43,639 --> 00:06:46,909 初勅で ため息を禁じようか?! 54 00:06:46,909 --> 00:06:51,063 主上… それは… 下がれ! 55 00:06:51,063 --> 00:06:54,063 朝議まで 少し 眠りたい。 56 00:07:08,397 --> 00:07:13,001 (女教師)…広い所に 来たんだからもっと大きな物を 描いたら? 57 00:07:13,001 --> 00:07:16,001 え……? 58 00:07:17,806 --> 00:07:19,806 ああ……。 59 00:07:30,135 --> 00:07:32,235 (火打ちの音) 60 00:07:34,289 --> 00:07:38,560 (祥瓊)凍え死んだ方が ましよ。 今さら 哀れみ なんて…。 61 00:07:38,560 --> 00:07:43,966 (冱姆)哀れむ?! …恵候に 申し訳ない だけだ。 62 00:07:43,966 --> 00:07:47,302 「月渓に 申し訳ない」?! 63 00:07:47,302 --> 00:07:51,740 あの 簒奪者! およし!! 64 00:07:51,740 --> 00:07:55,727 天命なくして 玉座に座るのを 「簒奪」と言うの。 65 00:07:55,727 --> 00:08:01,433 あの男は お父様だけでなく 私の目の前で お母様を…→ 66 00:08:01,433 --> 00:08:05,933 その上 峯麟にまで 手をかけて 玉座を 盗んだのよ! 67 00:08:07,806 --> 00:08:14,796 そうか… お前の目の前で 王后を お斬りになったか。 68 00:08:14,796 --> 00:08:19,568 逆賊なのよ あいつは! 分かった? 69 00:08:19,568 --> 00:08:22,070 分かったとも…。→ 70 00:08:22,070 --> 00:08:28,794 お前が 骨の髄まで 腐っている事が よく分かった。 71 00:08:28,794 --> 00:08:31,797 自分が 恥を 知らないから といって→ 72 00:08:31,797 --> 00:08:36,969 他の人間まで 恥知らずだとは 思わないが よかろうよ。 73 00:08:36,969 --> 00:08:41,290 (冱姆)恵候は 周りの官たちに 鷹隼宮に居てくれと 言われ→ 74 00:08:41,290 --> 00:08:47,062 今も 恵州城に おられる。 玉座など お望みでは ないのだ。 75 00:08:47,062 --> 00:08:52,301 (少女)どうして 恵候は 公主の首を 取らなかったの? 76 00:08:52,301 --> 00:08:56,801 私が 何の罪も 犯して ないからよ!! 77 00:09:10,736 --> 00:09:17,459 (祥瓊) やめてよ!! (村人A)お前の 父親の やり方だ! 78 00:09:17,459 --> 00:09:20,796 やめて! …お願い! 79 00:09:20,796 --> 00:09:23,298 離して! いや~~っ!! 80 00:09:23,298 --> 00:09:26,234 (村人B)おれの女房は これで 殺された。→ 81 00:09:26,234 --> 00:09:30,405 たかが 髪飾りを つけて 町に出た だけで! 82 00:09:30,405 --> 00:09:34,559 (村人B)女房と 同じ目に 遭わせ ても 溜飲は下がらないが→ 83 00:09:34,559 --> 00:09:38,797 これ以上の罰を 思いつけない んだから しかたねぇ。 84 00:09:38,797 --> 00:09:41,900 い… いや! お願い…→ 85 00:09:41,900 --> 00:09:46,238 こんなの ウソでしょ! ねぇ 誰か 止めて! 86 00:09:46,238 --> 00:09:51,838 いやよ こんなの! …お願いだから やめ…ウッ…… 87 00:09:53,962 --> 00:09:56,462 (牛)モォ~~! 88 00:10:23,575 --> 00:10:26,275 (祥瓊)いや~~~~っ!! 89 00:10:28,230 --> 00:10:30,230 (妖鳥)ギャ~~~~ッ 90 00:10:38,807 --> 00:10:43,807 (老人A)州師…。 (村人A)恵候の 兵たちだ…。 91 00:10:46,732 --> 00:10:49,634 (将軍)お前たちの恨みは分かるが→ 92 00:10:49,634 --> 00:10:54,623 公主は 諸官諸候の合議 (村人B) にて 裁かれている。 三年前→ 93 00:10:54,623 --> 00:10:59,628 あの一年だけで 三十万人の民が 殺されたそうじゃ ないですか! 94 00:10:59,628 --> 00:11:02,964 その王の娘が 生きていて いい訳がない!! 95 00:11:02,964 --> 00:11:07,135 (将軍)裁きが不満だから と 民が 人を裁き 殺しては→ 96 00:11:07,135 --> 00:11:11,456 国の理が 傾く。 …我々は 国を守り→ 97 00:11:11,456 --> 00:11:15,060 恥じる事なく 新王に お渡し しなければ…。 98 00:11:15,060 --> 00:11:23,568 私情で 人を殺すような 荒れた 国を 新たな王に 差し出せようか。 99 00:11:23,568 --> 00:11:27,956 (村人B)う…。 (妖鳥)クワ~~ッ 100 00:11:27,956 --> 00:11:31,960 (将軍)お前たちの恨み 恵候も よく お分かりだから→ 101 00:11:31,960 --> 00:11:36,360 汚名を着て 仲韃を討たれたのだ。 102 00:11:42,471 --> 00:11:48,293 (祥瓊)<私と同様に 才国の鈴も 死の淵を のぞき込んでいた> 103 00:11:48,293 --> 00:11:53,081 (赤虎の うなり声) (鈴)…分かったわ。 104 00:11:53,081 --> 00:11:56,134 (赤虎)ウウウ~~ 105 00:11:56,134 --> 00:11:59,934 うあ~~~~~!! 106 00:12:04,793 --> 00:12:07,562 キャ~~!! おろしてぇ~!! 107 00:12:07,562 --> 00:12:10,232 あっ… あ~~~~ 108 00:12:10,232 --> 00:12:16,138 う… うう… なんで……? 109 00:12:16,138 --> 00:12:20,742 どうして あんたの主人は こんな事させるの?! 110 00:12:20,742 --> 00:12:24,563 もう たくさんよ! …たくさん だわ! 111 00:12:24,563 --> 00:12:28,300 放り出しなさいよ! 殺せば いいじゃない!! 112 00:12:28,300 --> 00:12:30,802 (泣き声)う… うぅ… 113 00:12:30,802 --> 00:12:36,792 逃げ出してやる… 逃げて 景王に訴えて…… 114 00:12:36,792 --> 00:12:41,292 あんたの主人なんか 罰を当てて やるんだ!! 115 00:12:43,231 --> 00:12:45,300 …そうだ…… 116 00:12:45,300 --> 00:12:51,239 エイッ! …お行き! 揖寧へ!! 117 00:12:51,239 --> 00:12:56,411 王宮へ! 長閑宮へ (赤虎) 行くのよ! ウ~~~ 118 00:12:56,411 --> 00:12:59,231 お行き! お行きったら! 119 00:12:59,231 --> 00:13:02,231 (赤虎)ウウ~~~ 120 00:13:10,742 --> 00:13:15,130 (鈴)お願い 助けて下さい! 私は 琶山 翠微洞の者です。 121 00:13:15,130 --> 00:13:19,330 私は 洞主様に 殺される!! 122 00:13:28,059 --> 00:13:33,559  陽子の夢  (女教師)…この子は 私の期待したとおりに 応えてくれるわ。 123 00:13:42,741 --> 00:13:45,541 (陽子)分かっている…朝議だな。 124 00:13:47,629 --> 00:13:51,233 (地官長)…浩瀚を 罷免するだけ では 手ぬるかったのだ。 125 00:13:51,233 --> 00:13:55,637 (秋官長)あの時 冢宰は 浩瀚を 即刻 処刑すべきと言われた。→ 126 00:13:55,637 --> 00:14:01,726 今 思えば そのとおり… 主上は 冢宰の言葉に 耳を傾けてほしい。 127 00:14:01,726 --> 00:14:08,233 (春官長)…罪なき身で 州候を罷免され 浩瀚は 不満を持ったのだ。 128 00:14:08,233 --> 00:14:12,470 (秋官長)…主上の やり方に 問題があった と? (春官長) いや…。 129 00:14:12,470 --> 00:14:17,809 (地官長)…浩瀚が 無罪なら なぜ 逃走した? …説明 願いたい。 130 00:14:17,809 --> 00:14:20,309 (春官長) それは… 私は…… 131 00:14:25,800 --> 00:14:27,800 (靖共の ため息) 132 00:14:29,804 --> 00:14:32,574 ≪これでは 同じだ…≫ 133 00:14:32,574 --> 00:14:38,230 (女教師)この子は 私の期待した とおりの事を……… 134 00:14:38,230 --> 00:14:41,866 ≪私は 皆の顔色を うかがって いる≫ 135 00:14:41,866 --> 00:14:49,291 ≪景麒や 官たちの ため息を恐れて彼らの満足する答えを 探してる≫ 136 00:14:49,291 --> 00:14:56,231 ≪彼らに 媚びようと している≫ 137 00:14:56,231 --> 00:14:59,231 ≪これでは 同じだ…≫ 138 00:15:02,237 --> 00:15:08,560 分かった…。 三公は 罷免。 太傅 太保に 国外追放を命じる。 139 00:15:08,560 --> 00:15:13,465 浩瀚も 捕らえしだい (靖共) 国外追放と する。 主上→ 140 00:15:13,465 --> 00:15:17,035 …大逆の罪としては それは 余りにも…。 141 00:15:17,035 --> 00:15:19,804 冢宰の役儀は 六官を 取りまとめる事。 142 00:15:19,804 --> 00:15:24,576 六官から 大逆のあった責に より靖共は 冢宰の任を 解く。 143 00:15:24,576 --> 00:15:27,963 太宰として 天官を治めよ。 (靖共)あ…。 144 00:15:27,963 --> 00:15:31,800 春官長 秋官長 それに 地官長! 145 00:15:31,800 --> 00:15:35,737 六官長の 任を解き (地官長) 三公に 叙す。 お待ちを。→ 146 00:15:35,737 --> 00:15:40,075 私も… 後の人選は ですか?! 各官府に 任せる! 147 00:15:40,075 --> 00:15:43,962 ただし 冢宰は 景麒が兼任する!! 主上?! 148 00:15:43,962 --> 00:15:47,565 勅命で ある! 149 00:15:47,565 --> 00:15:51,803 フッフッフッ… よくも あれだけ スルスルと…。 150 00:15:51,803 --> 00:15:55,123 主上! 何という事をなさるのです?! 151 00:15:55,123 --> 00:16:00,729 冢宰派も その反対者も 政治力を 持たない三公に 格下げだ。 152 00:16:00,729 --> 00:16:04,966 …どうなるか その事では 楽しみだな。 ありません。 153 00:16:04,966 --> 00:16:10,739 宰輔に 実権を 与える など…。 景麒…。 154 00:16:10,739 --> 00:16:14,743 私は 王宮を 出ようと思う。 155 00:16:14,743 --> 00:16:17,243 主上……。 156 00:16:28,807 --> 00:16:31,743 (鈴)夢みたい…。 157 00:16:31,743 --> 00:16:34,062 ハァ~ 158 00:16:34,062 --> 00:16:36,965 ウフフフフ… 159 00:16:36,965 --> 00:16:43,805 梨耀様の お部屋の 何倍も 立派だわ。 ……はっ?! 160 00:16:43,805 --> 00:16:48,960 (采麟)どこも 苦しい あ… ところは ない? はい…。 161 00:16:48,960 --> 00:16:53,360 よかった…。 では 行きましょう。 162 00:16:55,900 --> 00:16:59,637 (采王)随分と 若い 娘さんだこと。 163 00:16:59,637 --> 00:17:03,408 (采王)おかけなさい。 …台輔も 一緒に。 164 00:17:03,408 --> 00:17:08,229 タイホ…… あ! 麒麟?! 165 00:17:08,229 --> 00:17:11,299 じゃあ…… …采王…?! 166 00:17:11,299 --> 00:17:15,403 主上で あらせ られますか?そうですよ。 167 00:17:15,403 --> 00:17:18,903 さっ… 顔を お上げなさい。 168 00:17:20,959 --> 00:17:26,297  夢  (祥瓊)ああ… みんな 夢だったんだわ。 …そうよ→ 169 00:17:26,297 --> 00:17:29,401 お父様や お母様が 亡くなる はずがない…。→ 170 00:17:29,401 --> 00:17:32,301 私が 醜く 老いる事など…。 171 00:17:34,239 --> 00:17:37,839 (足音) 172 00:17:39,894 --> 00:17:46,201 ……月渓! (月渓)服を 着なさい。 173 00:17:46,201 --> 00:17:49,170 (月渓)里家の閭胥に 感謝するが いい。 174 00:17:49,170 --> 00:17:53,575 雪の中を この州城まで 知らせに来て くれたのだ。 175 00:17:53,575 --> 00:17:59,464 (祥瓊)冱姆…? あの 偽善者! 176 00:17:59,464 --> 00:18:04,235 二度と お会いする事は ないと 思っていた。 満足? 177 00:18:04,235 --> 00:18:07,739 私が こんな 惨めな 姿になって うれしい? 178 00:18:07,739 --> 00:18:11,743 本当に… まことに 醜い。 179 00:18:11,743 --> 00:18:17,899 お前が こう したんだ! ボロを 纏い 土にまみれて 暮らすように。 180 00:18:17,899 --> 00:18:22,470 民の多くは お前が 「ボロ」と 呼んだ衣服を 着ている。 181 00:18:22,470 --> 00:18:26,324 それを 蔑む心根が 醜いと 申し上げた。 182 00:18:26,324 --> 00:18:29,227 そう言う お前はどこに 居る? 183 00:18:29,227 --> 00:18:35,633 城の奥で 絹を纏い 国権を玩んで 道に外れた愉しみに 耽っている。 184 00:18:35,633 --> 00:18:38,236 王の ふりは楽しいか?! 185 00:18:38,236 --> 00:18:42,624 公主を 芳に 置いておくと いたずらに 民を惑わす。 186 00:18:42,624 --> 00:18:47,629 芳を 出られた方が 追放しよう よかろう。 というの? 187 00:18:47,629 --> 00:18:54,736 王を殺し 国を傾け それを 後悔 まだ 私を…。 した事は ない。 188 00:18:54,736 --> 00:18:59,741 あのまま 仲韃を 生かしておけば 芳国に 民は いなくなっていた。 189 00:18:59,741 --> 00:19:03,294 天の決裁を 待つ事は 出来なかった…。 190 00:19:03,294 --> 00:19:07,131 あと数年で 新しい台輔が王の選定に 入るわ。 191 00:19:07,131 --> 00:19:10,735 そうしたら 昇山して天意を 問うがいい。 192 00:19:10,735 --> 00:19:14,739 殺戮者の お前に 天は 雷を落とすやも しれぬぞ。 193 00:19:14,739 --> 00:19:18,293 自分が 王に なりたかっただけじゃない!! 194 00:19:18,293 --> 00:19:20,795 王が 妬ましかった?! 195 00:19:20,795 --> 00:19:24,795 誰も 彼も 私が 妬ましいんじゃない!! 196 00:19:27,135 --> 00:19:33,808 (冱姆)私は 許せませんでした。 …あの娘の父が 息子を殺した。 197 00:19:33,808 --> 00:19:37,395 目の前に いれば あたらずに おれなかった。 198 00:19:37,395 --> 00:19:41,299 悔しくて… 憤ろしくて…。 199 00:19:41,299 --> 00:19:48,072 しかも あの娘は 告白したんだ! 自分は 公主だ… と。 200 00:19:48,072 --> 00:19:51,059 私は これが 許せなかった…。 201 00:19:51,059 --> 00:19:54,963 公主にも 責任が あったのでは ありませんか? 202 00:19:54,963 --> 00:19:58,967 それを ほったらかして 情けを請う 卑しさが…。 203 00:19:58,967 --> 00:20:04,072 (月渓)公主には 芳を 出て頂く事に なった。 どこへ? 204 00:20:04,072 --> 00:20:09,794 それは 言えぬが 二度と 芳に戻られる事は なかろう。 205 00:20:09,794 --> 00:20:15,066 目の前で 親を殺された痛みは 自分だけの ものだと 思ってる。 206 00:20:15,066 --> 00:20:18,303 たくさんの人間が 同じ思いを してた時→ 207 00:20:18,303 --> 00:20:23,575 自分は 王宮で笑っていた とは 少しも 分かってない。 …なのに→ 208 00:20:23,575 --> 00:20:30,131 国を 出すだけ 恨みは 人に ですか?! 何も 与えない…。 209 00:20:30,131 --> 00:20:33,801 我々は もう 仲韃を 忘れても いいだろう。 210 00:20:33,801 --> 00:20:37,805 違うか? ……はい…。 211 00:20:37,805 --> 00:20:42,560 お前が 知らせて くれた事で 里人は 罪を犯さずに すんだ。 212 00:20:42,560 --> 00:20:47,560 礼を 言う。(泣き声)はい…。 213 00:20:51,736 --> 00:20:58,126 (祥瓊)♪♪「私の かわいい 人形」… 214 00:20:58,126 --> 00:21:00,795 (小庸)恭国から 青鳥が 参りました。→ 215 00:21:00,795 --> 00:21:03,564 公主を お預かり 下さるそうです。 216 00:21:03,564 --> 00:21:07,135 恭国との 間の海には既に 妖魔が出る。 217 00:21:07,135 --> 00:21:12,240 無事に 着いて 下されば よいが…。 月渓殿…→ 218 00:21:12,240 --> 00:21:16,227 やはり 鷹隼宮に戻って もらえない のですか? 219 00:21:16,227 --> 00:21:20,231 今の芳には かりそめでも 王が 必要です。 220 00:21:20,231 --> 00:21:25,136 (月渓)仲韃・冽王は 賄賂を取る 官吏を 決して許さず→ 221 00:21:25,136 --> 00:21:28,740 受け取った者も 差し出した者も 処罰なされた。 222 00:21:28,740 --> 00:21:34,228 腐敗を嫌い それでも 罪が 無くならず 次々に 法を増やした。 223 00:21:34,228 --> 00:21:40,635 そうすれば いつか 誤った事をしなくなると 信じていた。 224 00:21:40,635 --> 00:21:45,623 そして 公主を 後宮から外にお出しに ならなかった。 225 00:21:45,623 --> 00:21:52,230 人に 罪など ないように ひたすら白いまま お育てになった。 226 00:21:52,230 --> 00:21:56,234 自分の理想が そこに あるように…。 227 00:21:56,234 --> 00:22:01,334 私は かつて 公主の この歌が 好きだった。 228 00:22:08,062 --> 00:22:11,132 (部下A)出ました! 蠱雕です! 229 00:22:11,132 --> 00:22:16,237 (蠱雕の鳴き声) 230 00:22:16,237 --> 00:22:22,226 (将軍)公主を 必ず 霜楓宮に! (部下B)将軍! 231 00:22:22,226 --> 00:22:27,131 (将軍)ご無事で。 …恵候は 必ず 公主を送り届けよと 申された。 232 00:22:27,131 --> 00:22:30,234 公主を 守れなくては恵候の恥と なる。 233 00:22:30,234 --> 00:22:33,534 私が 引き寄せたら 一気に 行け!! 234 00:22:40,728 --> 00:22:45,983 (蠱雕たち)ギャ~~~ 235 00:22:45,983 --> 00:22:47,983 (部下)うわあっ! 236 00:22:49,637 --> 00:22:51,837 (部下)ああ~~~~っ!! 237 00:23:02,567 --> 00:23:08,406 (鈴)<芳に隣接する 恭州国の王は在位 九十年に及ぶ女王。→ 238 00:23:08,406 --> 00:23:11,292 …それしか 祥瓊は 知りません でした> 239 00:23:11,292 --> 00:23:16,130 (部下B)公主の身柄を お引き受け 下さるとの 供王の ご厚情に→ 240 00:23:16,130 --> 00:23:19,801 恵候 および 臣下一同 伏して 御礼 申し上げます。 241 00:23:19,801 --> 00:23:23,404 (供王)大した事じゃないわ。 お隣ですもの。→ 242 00:23:23,404 --> 00:23:26,474 それで そちらが 孫紹ですね。 243 00:23:26,474 --> 00:23:32,874 (祥瓊)≪これが供王… 若い… 私より ずっと 若い声…≫ 244 00:23:34,732 --> 00:23:39,732 (供王)孫紹の身柄 確かに 私が 預かりました。 245 00:23:42,306 --> 00:23:53,801 ♪♪~ (エンディング・テーマ) 246 00:23:53,801 --> 00:24:38,296 ♪♪~ 247 00:24:38,296 --> 00:25:13,296 ♪♪~ 248 00:25:16,300 --> 00:25:19,971 この小娘は 言うのだ。 公主の自分に 奚になれ と。 249 00:25:19,971 --> 00:25:26,371 祥瓊の顔色を 察したのか 少女はクスリと笑う。 十二国記 第二十七話。 250 00:25:33,217 --> 00:25:53,054 ♪♪~ (オープニング・テーマ)