1 00:00:04,650 --> 00:00:07,152 (664)以上となります。 2 00:00:07,152 --> 00:00:09,655 (アルファ)ナンバーズが3人がかりで…。 3 00:00:09,655 --> 00:00:12,491 (ガンマ)ジョン・スミス 知らない名です。 4 00:00:12,491 --> 00:00:15,161 新たなネームド・チルドレンでしょうか? 5 00:00:15,161 --> 00:00:17,163 (アルファ)どうかしら。 6 00:00:17,163 --> 00:00:19,164 無法都市の住人の可能性もあるわ。 7 00:00:19,164 --> 00:00:21,166 黒の塔が勢力を…。 8 00:00:21,166 --> 00:00:23,335 (666)ジョン・スミスの技量は 突出していました! 9 00:00:23,335 --> 00:00:25,671 まるで我々の動きを 読み切っているみたいに! 10 00:00:25,671 --> 00:00:28,173 (664)ちょっとやめなさい! あの力は七陰である➡ 11 00:00:28,173 --> 00:00:30,342 あなたたちにも匹敵する…。 もう黙って! 12 00:00:30,342 --> 00:00:33,012 もう一度 私が行って…。 お願いだから空気を読んでよ。 13 00:00:33,012 --> 00:00:35,347 (664)665 手伝いなさい! (665)はいほ~い。 14 00:00:35,347 --> 00:00:39,018 (666)離してください! (664)どんだけ命知らずか! 15 00:00:39,018 --> 00:00:41,720 (665)おやすみなさ~い。 (664)いいかげんにしなさい! 16 00:00:43,689 --> 00:00:47,860 はぁ… あちらの問題も 片付けないとね。 17 00:00:47,860 --> 00:00:51,363 (ガンマ)例の物の捜索は ゼータに任せていますが…。 18 00:00:51,363 --> 00:00:54,867 (アルファ)便りがないのは 順調な証拠と思いたいけど。 19 00:00:54,867 --> 00:00:58,537 (ガンマ)教団の抵抗も ずいぶん激しいようです。 20 00:00:58,537 --> 00:01:00,639 早くすべてを終わらせて➡ 21 00:01:00,639 --> 00:01:02,975 みんなでゆっくりしたいわね。 22 00:01:02,975 --> 00:01:05,177 アルファ様…。 23 00:01:07,980 --> 00:01:11,150 ジョン・スミスには デルタを当てるわ。 24 00:01:11,150 --> 00:01:14,753 そうですね それが最善です。 25 00:03:04,195 --> 00:03:06,197 (デルタ)ヴヴ~! 26 00:03:08,533 --> 00:03:11,536 ヴァウ! 27 00:03:11,536 --> 00:03:13,938 グルル…。 28 00:03:18,543 --> 00:03:20,878 はっ はっ…。 29 00:03:20,878 --> 00:03:22,980 ヴガァアア~! 30 00:03:28,052 --> 00:03:30,388 (ジョン)我が頭上を獲ったか。 31 00:03:30,388 --> 00:03:32,890 ヴヴ… ウガァア! (ジョン)だが無意味だ。 32 00:03:35,560 --> 00:03:39,464 ヴァアアア~! 33 00:03:44,402 --> 00:03:47,071 うう…。 34 00:03:47,071 --> 00:03:49,407 ぐう… はっ! 35 00:03:49,407 --> 00:03:52,176 (ジョン)獣は地に はいつくばるのが運命だ。 36 00:03:52,176 --> 00:03:54,178 ヴヴ…。 37 00:03:54,178 --> 00:03:56,347 (ジョン)最初に気付くのは お前たちだということは➡ 38 00:03:56,347 --> 00:03:58,349 わかっていた。 39 00:03:58,349 --> 00:04:01,185 だがまだ はや… んっ? 40 00:04:01,185 --> 00:04:05,356 ボス~! 41 00:04:05,356 --> 00:04:07,458 えぇ…。 42 00:04:10,862 --> 00:04:12,864 (シド)デルタはどうしてここにいるの? 43 00:04:12,864 --> 00:04:16,367 (デルタ)デルタは狩りをしていたの! (シド)何を狩っていたの? 44 00:04:16,367 --> 00:04:18,369 ジョン・スミス! 45 00:04:18,369 --> 00:04:21,038 ん~? ボスが ジョン・スミス? 46 00:04:21,038 --> 00:04:23,875 (シド)そだね~。 うう…。 47 00:04:23,875 --> 00:04:26,210 デルタじゃ ジョン・スミスに勝てない。 48 00:04:26,210 --> 00:04:28,379 アルファ様に知らせる~! 49 00:04:28,379 --> 00:04:31,048 待て待て よ~く聞くんだデルタ。 50 00:04:31,048 --> 00:04:34,385 僕は今 秘密のシークレット任務中なんだ。 51 00:04:34,385 --> 00:04:36,721 ひみつのし~くれっとにんむ? 52 00:04:36,721 --> 00:04:39,891 そう スゥパァエリィトエージェントだけができる➡ 53 00:04:39,891 --> 00:04:41,893 秘密で シークレットな任務だ。 54 00:04:41,893 --> 00:04:43,895 (デルタ)かっこいい~! 55 00:04:43,895 --> 00:04:45,897 ふっ! デルタもする! 56 00:04:45,897 --> 00:04:48,399 (シド)い~や これは僕にしかできない。 57 00:04:48,399 --> 00:04:52,003 そしてデルタが アルファにジョン・スミスの ことを報告してしまうと➡ 58 00:04:52,003 --> 00:04:55,506 秘密のシークレット任務は 失敗してしまう。 59 00:04:55,506 --> 00:04:58,509 (デルタ)なんで? 秘密でなくなってしまうからさ。 60 00:04:58,509 --> 00:05:01,345 だから誰にも話しちゃダメだよ。 61 00:05:01,345 --> 00:05:04,181 でもデルタはアルファ様の任務が…。 62 00:05:04,181 --> 00:05:07,351 (シド)大丈夫 僕が新たな任務を出そう。 63 00:05:07,351 --> 00:05:11,188 シャドウガーデンのルールは覚えているね? 覚えてない! 64 00:05:11,188 --> 00:05:14,859 僕が与えた任務は 何よりも優先されるんだ。 65 00:05:14,859 --> 00:05:16,861 アルファの任務よりね。 66 00:05:16,861 --> 00:05:18,863 アルファ様に怒られない? 67 00:05:18,863 --> 00:05:21,532 怒られない。 ほんとに怒られない? 68 00:05:21,532 --> 00:05:23,701 本当に怒られないさ。 69 00:05:23,701 --> 00:05:25,703 何しろ世界のためだからね。 70 00:05:25,703 --> 00:05:28,706 世界のため! そうそう 世界のため。 71 00:05:28,706 --> 00:05:32,710 だからごめんね 任務が終わったら ご褒美に何かあげるから。 72 00:05:32,710 --> 00:05:35,379 ご褒美! ボスがなんでもする~! 73 00:05:35,379 --> 00:05:38,382 何でもはしない。 僕にできる範囲で➡ 74 00:05:38,382 --> 00:05:40,551 かつ あまり手のかからない範囲で➡ 75 00:05:40,551 --> 00:05:42,553 かつ お金もかからない範囲で➡ 76 00:05:42,553 --> 00:05:45,723 前向きに善処するだけだ んっ。 77 00:05:45,723 --> 00:05:48,392 ボスが言うこと聞く~! 今言った範囲でね。 78 00:05:48,392 --> 00:05:51,329 なんでも言うこと聞く~! 今言った範囲でね。 79 00:05:51,329 --> 00:05:54,332 やったぁ! 任務する~! エヘヘッ。 80 00:05:54,332 --> 00:05:57,001 じゃあ任務は そうだなぁ。 81 00:05:57,001 --> 00:06:00,171 ここから まっすぐ行くと 無法都市って街があるから➡ 82 00:06:00,171 --> 00:06:05,009 そこの黒い塔にいる ジャガノート? って悪いオッサンを 狩っておいで。 83 00:06:05,009 --> 00:06:08,846 むほ~ 黒い ジャガジャンガ。 84 00:06:08,846 --> 00:06:10,848 そうそう 黒いジャガジャガ。 85 00:06:10,848 --> 00:06:12,850 それを狩ってくる。 そうそう。 86 00:06:12,850 --> 00:06:16,020 ボスが言うことを聞く! さっき言った範囲でね。 87 00:06:16,020 --> 00:06:19,190 なんでも言うことを聞く! さっき言った範囲でね。 88 00:06:19,190 --> 00:06:22,193 わかった! 狩ってくる~! 89 00:06:22,193 --> 00:06:24,862 エヘヘッ! ハァハァ…。 90 00:06:24,862 --> 00:06:29,533 なんか違ってたけど まあ世界平和のためってことで。 91 00:06:29,533 --> 00:06:32,370 アルファには… いいか。 92 00:06:32,370 --> 00:06:34,672 暖かくなる頃には帰るでしょ。 93 00:06:38,876 --> 00:06:41,045 デルタが? 94 00:06:41,045 --> 00:06:43,714 (ガンマ)現場には激しい戦闘の跡と➡ 95 00:06:43,714 --> 00:06:49,220 そのとき 切断されたと思われる これが…。 96 00:06:51,656 --> 00:06:53,658 はっ! 97 00:06:53,658 --> 00:06:57,495 任務を… 放棄したとは考えられません。 98 00:06:57,495 --> 00:07:01,165 アイツは あのバカは! バカだけど…。 99 00:07:01,165 --> 00:07:05,169 絶対 アルファ様の言うことは…。 100 00:07:09,006 --> 00:07:11,342 捜索は続けて。 101 00:07:11,342 --> 00:07:13,944 せめて遺体の回収だけでも…。 102 00:07:16,347 --> 00:07:20,851 アルファ様 偽札の流通量は 増え続けています。 103 00:07:20,851 --> 00:07:25,189 このままでは 市民は紙幣の価値 そのものに疑問を抱き➡ 104 00:07:25,189 --> 00:07:29,694 いずれ 我々ミツゴシ商会へも 換金の波が押し寄せるでしょう。 105 00:07:29,694 --> 00:07:32,863 予測される換金量に 対処する資産は➡ 106 00:07:32,863 --> 00:07:36,033 商会には… 対策は急務です。 107 00:07:36,033 --> 00:07:39,203 ヤツを ジョン・スミスを排除して…。 108 00:07:39,203 --> 00:07:41,539 最初からこれが狙いだったのよ。 109 00:07:41,539 --> 00:07:43,541 (ガンマ)えっ? 110 00:07:43,541 --> 00:07:47,044 偽札で小銭を稼ぐような 底の浅い計画ではない。 111 00:07:47,044 --> 00:07:51,315 我々と大商会連合が 商業戦争に かまけている間に➡ 112 00:07:51,315 --> 00:07:53,651 ヤツは種をまいていた。 113 00:07:53,651 --> 00:07:56,153 意図的に信用崩壊を起こし➡ 114 00:07:56,153 --> 00:08:00,157 我らの両方を破綻させ すべてを奪い取るために。 115 00:08:00,157 --> 00:08:02,326 市場が生み出す利益ではなく➡ 116 00:08:02,326 --> 00:08:05,329 利益を生み続ける 市場そのものこそが狙い! 117 00:08:05,329 --> 00:08:08,499 そんな 遠大な計画を!? 118 00:08:08,499 --> 00:08:12,002 ジョン・スミス…。 119 00:08:12,002 --> 00:08:15,840 ⚟教団は現在の状況を 非常に憂慮しています。 120 00:08:15,840 --> 00:08:19,176 このまま 出所不明の偽札の流通が続けば➡ 121 00:08:19,176 --> 00:08:23,848 信用崩壊が早まり 教団も 多大な損失を負うこととなる。 122 00:08:23,848 --> 00:08:28,185 月丹殿 ことは貴殿の責任問題だけでは。 123 00:08:28,185 --> 00:08:30,187 なっ!? 124 00:08:30,187 --> 00:08:32,189 は…。 125 00:08:32,189 --> 00:08:34,525 (月丹)ジョン・スミス だったか? 126 00:08:34,525 --> 00:08:38,529 あ はい! 偽札の出所を探ろうとすると➡ 127 00:08:38,529 --> 00:08:41,365 ジョン・スミスと名乗る男が妨害を…。 128 00:08:41,365 --> 00:08:43,701 ガーター。 (ガーター)は はい! 129 00:08:43,701 --> 00:08:47,705 検問を敷け。 王都に出入りする すべての荷を改めろ。 130 00:08:47,705 --> 00:08:49,874 はっ? はっ? い いえ そんな! 131 00:08:49,874 --> 00:08:54,645 いくら我らといっても そんなことをすれば王国が…。 132 00:08:54,645 --> 00:08:56,647 ひぃ~! 133 00:08:56,647 --> 00:08:59,483 何としても偽札の出所を探れ。 134 00:08:59,483 --> 00:09:01,819 (ガーター)は はい! 135 00:09:01,819 --> 00:09:05,823 ⚟お聞きになりましたか? 大商会連合の。 136 00:09:05,823 --> 00:09:09,994 ⚟荷止めの件か。 運輸大臣も 騎士団長も怒り狂っているわ。 137 00:09:09,994 --> 00:09:12,663 ⚟いよいよ なりふり構わず だな。 138 00:09:12,663 --> 00:09:15,166 ⚟ふん 好景気だからと 甘く見ていたが…。 139 00:09:15,166 --> 00:09:17,168 (アレクシア)この… された…。 140 00:09:17,168 --> 00:09:19,170 (アイリス)アレクシア? 141 00:09:19,170 --> 00:09:22,339 (アレクシア)んっ? アイリス姉様。 142 00:09:22,339 --> 00:09:26,177 (アイリス)休日とはいえ 城に 戻っているのは 珍しいですね。 143 00:09:26,177 --> 00:09:28,846 学園の建て替えが まだ終わらないんで➡ 144 00:09:28,846 --> 00:09:32,516 専門書を探すなら 城の書庫のほうがいいかなって。 145 00:09:32,516 --> 00:09:35,853 専門書? いろいろです。 146 00:09:35,853 --> 00:09:38,355 法政 工学 経済 金融。 147 00:09:38,355 --> 00:09:41,025 あと 古代言語学とか。 148 00:09:41,025 --> 00:09:44,028 剣を置いて 学士にでもなるんですか。 149 00:09:44,028 --> 00:09:48,532 いえ むしろ振るうべき場所で 剣を振るうためです。 150 00:09:48,532 --> 00:09:52,870 春先からこっち いろいろと 気付かされることが多くて。 151 00:09:52,870 --> 00:09:55,372 ただ闇雲に 剣を振っているだけじゃ➡ 152 00:09:55,372 --> 00:09:57,875 いつまでたっても何も変わらない。 153 00:09:57,875 --> 00:10:00,377 部外者のままでしかない。 154 00:10:00,377 --> 00:10:03,047 (アレクシア)望む場所で 剣を振るいたいのなら➡ 155 00:10:03,047 --> 00:10:05,549 その場所へ立つための 資格を得ることから➡ 156 00:10:05,549 --> 00:10:08,552 始めないといけない。 そしてその道は➡ 157 00:10:08,552 --> 00:10:11,555 剣を振る以外の場所からも つながっている。 158 00:10:11,555 --> 00:10:14,391 そんなことに気付かされました。 159 00:10:14,391 --> 00:10:17,561 おかげで最近は 時間が全然足りなくて。 160 00:10:17,561 --> 00:10:19,897 もちろん鍛錬も欠かせないですし。 161 00:10:19,897 --> 00:10:21,899 んっ? 162 00:10:24,235 --> 00:10:27,238 姉様? っとと…。 163 00:10:27,238 --> 00:10:29,406 (ベータ)偽札のウワサは もはや王都じゅうに➡ 164 00:10:29,406 --> 00:10:32,409 広まりつつあります。 (シャドウ)ふむ… ックシュン。 165 00:10:32,409 --> 00:10:35,579 (ベータ)王宮が 重い腰をあげるのも間近かと。 166 00:10:35,579 --> 00:10:38,582 (ベータ)やはり 勝手な検問の設置は悪手でした。 167 00:10:38,582 --> 00:10:42,286 市場への悪影響は測り切れず もはや… んっ! 168 00:10:44,421 --> 00:10:46,423 どうした? あ いえ。 169 00:10:46,423 --> 00:10:48,926 その… あるじ様 メモを…。 170 00:10:48,926 --> 00:10:50,861 今後につながることだからな。 171 00:10:50,861 --> 00:10:53,864 (ベータ)ことはそれほど重要だと…。 172 00:10:53,864 --> 00:10:57,034 すみません 続けます。 (シャドウ)手短にな。 173 00:10:57,034 --> 00:11:00,037 (ベータ)この状況は インフレーションを招く要因として➡ 174 00:11:00,037 --> 00:11:02,039 もはや国家レベルでも 無視できない状況になりつつ…。 175 00:11:02,039 --> 00:11:04,375 (シャドウ)少し… わからないな。 176 00:11:04,375 --> 00:11:06,544 (ベータ)はっ 報告に誤りが!? 177 00:11:06,544 --> 00:11:08,546 すぐに調査と解析をやり直して…。 178 00:11:08,546 --> 00:11:12,550 (シャドウ)いや 時間が惜しい。 このまま進めてしまうとしよう。 179 00:11:12,550 --> 00:11:14,885 申し訳ありません。 180 00:11:14,885 --> 00:11:17,888 あの… 本日はもう1つ…。 181 00:11:17,888 --> 00:11:22,560 んっ? 大事な 報告が…。 182 00:11:22,560 --> 00:11:25,062 ジョン・スミスへの対策のため➡ 183 00:11:25,062 --> 00:11:28,565 我々は デルタを派遣しました。 184 00:11:28,565 --> 00:11:33,070 結果 彼女の消息は 途絶えて…。 185 00:11:33,070 --> 00:11:35,573 死亡したものと 思われます…。 186 00:11:35,573 --> 00:11:37,575 えっ? えっ? 187 00:11:37,575 --> 00:11:39,743 (シャドウ)いや なんでも…。 188 00:11:39,743 --> 00:11:43,580 いや 待て… いやぁ デルタは…。 189 00:11:43,580 --> 00:11:46,417 そう デルタは…。 190 00:11:46,417 --> 00:11:48,919 少し遠いところへ行っただけだ。 191 00:11:48,919 --> 00:11:52,022 はっ! 192 00:11:52,022 --> 00:11:54,358 そう ですね…。 193 00:11:54,358 --> 00:11:58,529 デルタは少し 遠いところに 行ってしまっただけ…。 194 00:11:58,529 --> 00:12:01,198 冬眠でもしてるのかな…。 195 00:12:01,198 --> 00:12:03,534 (ベータ)ジョン・スミスは相当な手練れです。 196 00:12:03,534 --> 00:12:05,869 もし可能ならば シャドウ様に…。 197 00:12:05,869 --> 00:12:08,205 (シャドウ)すまないが やることがある。 198 00:12:08,205 --> 00:12:10,207 いえ わかっています。 199 00:12:10,207 --> 00:12:12,209 ご無理を言って申し訳ありません。 200 00:12:12,209 --> 00:12:15,045 (ベータ)あ…。 んっ? 201 00:12:15,045 --> 00:12:17,381 その… メモなのですが➡ 202 00:12:17,381 --> 00:12:20,718 ご存じのとおり 機密文書はすぐに処分するか➡ 203 00:12:20,718 --> 00:12:23,220 暗号化しなければならない 規則があり…。 204 00:12:23,220 --> 00:12:25,222 フッ。 んっ? 205 00:12:25,222 --> 00:12:27,558 読んでみろ。 (ベータ)これは…。 206 00:12:27,558 --> 00:12:29,560 なんて複雑な暗号! 207 00:12:29,560 --> 00:12:31,562 シャドウ様が独自にこれを? 208 00:12:31,562 --> 00:12:35,733 平仮名 片仮名 漢字 アラビア数字 ローマ字。 209 00:12:35,733 --> 00:12:38,569 独自に開発した 5つの言語を用いている。 210 00:12:38,569 --> 00:12:40,738 ぜ ぜひ教えてください! 211 00:12:40,738 --> 00:12:43,407 そうだな…。 はっ! 212 00:12:43,407 --> 00:12:47,411 この文章の意味を解読できたなら 開示してやろう。 213 00:12:47,411 --> 00:12:50,214 我が叡智の一端を ぶえっくしゅ! 214 00:12:58,188 --> 00:13:00,190 (ナツ)ジョン様。 んっ? 215 00:13:00,190 --> 00:13:02,993 (ナツ)大商会連合の検問に さしかかります。 216 00:13:05,529 --> 00:13:07,531 (ジョン)そのまま進め。 217 00:13:07,531 --> 00:13:09,533 ⚟ホントにやっちまって いいんですか!? 218 00:13:09,533 --> 00:13:13,037 ⚟止まらなければ事故らせろ ってのが 上のお達しだよ。 219 00:13:13,037 --> 00:13:15,039 んなことしたら 騎士団が黙っちゃ…。 220 00:13:15,039 --> 00:13:17,207 しかたねえだろ! ヤツらに逆らったら➡ 221 00:13:17,207 --> 00:13:19,209 裏では生きていけねえんだ! 222 00:13:19,209 --> 00:13:22,546 いくらデカくても ガーターなんざ所詮は商人でしょう? 223 00:13:22,546 --> 00:13:25,883 ガーターじゃねえ! クソが 野郎のバックには…。 224 00:13:25,883 --> 00:13:28,552 んっ! あっ! 225 00:13:28,552 --> 00:13:30,754 (2人)うっ! 226 00:13:33,390 --> 00:13:36,894 兄貴…。 身を隠すぞ。 227 00:13:36,894 --> 00:13:39,063 運がよきゃ 生き延びられる。 228 00:13:39,063 --> 00:13:41,965 ⚟化け物どもに見つからなきゃな。 229 00:13:44,401 --> 00:13:46,503 んっ? 230 00:13:50,507 --> 00:13:53,177 はじめまして ジョン・スミス。 231 00:13:53,177 --> 00:13:55,379 そして さようなら。 232 00:13:58,182 --> 00:14:02,019 おとりの糸の中に 本命の細い糸をまぜる それは…。 233 00:14:02,019 --> 00:14:05,856 よけるか。 まぁ それはそうか。 234 00:14:05,856 --> 00:14:07,858 くっ! 235 00:14:12,196 --> 00:14:14,865 (アルファ)この動き この間合い➡ 236 00:14:14,865 --> 00:14:18,202 この技の冴えは…。 237 00:14:18,202 --> 00:14:20,704 はっ! 238 00:14:20,704 --> 00:14:23,707 なぜ どうして! 239 00:14:23,707 --> 00:14:26,210 なぜあなたが!? シャドウ! 240 00:14:28,212 --> 00:14:30,380 その名は捨てた。 241 00:14:30,380 --> 00:14:33,383 今の僕は ジョン・スミスだ! 242 00:14:33,383 --> 00:14:36,220 何… 何を…。 243 00:14:36,220 --> 00:14:40,557 はっ デルタは! デルタは どうなったの!? 244 00:14:40,557 --> 00:14:42,559 遠いところへ行ってもらった。 245 00:14:42,559 --> 00:14:44,561 は…。 246 00:14:46,563 --> 00:14:49,767 そんなんじゃ… そんなんじゃ わからない! 247 00:14:51,668 --> 00:14:55,506 あなたが わかっていても 私には わからない! 248 00:14:55,506 --> 00:15:00,177 あなたができることも 私には できない! 249 00:15:00,177 --> 00:15:02,346 だけど それでも➡ 250 00:15:02,346 --> 00:15:04,848 あなたを支えたいの! 251 00:15:04,848 --> 00:15:06,850 理解したいのよ! 252 00:15:06,850 --> 00:15:09,686 私を救ってくれたあなたのために。 253 00:15:09,686 --> 00:15:13,357 私は あなたのためなら私は…。 254 00:15:13,357 --> 00:15:16,527 あなたにとって私は➡ 255 00:15:16,527 --> 00:15:20,030 もう 必要 ないの? 256 00:15:23,367 --> 00:15:25,369 はぁ…。 257 00:15:25,369 --> 00:15:27,371 すべてが終わったときに 知るだろう。 258 00:15:27,371 --> 00:15:29,673 この選択が最善だったと。 259 00:15:31,708 --> 00:15:34,211 (アルファ)私だって いつまでも➡ 260 00:15:34,211 --> 00:15:36,513 足手まといじゃない! 261 00:15:50,060 --> 00:15:54,831 あなたを支えることだって できるの!! 262 00:15:54,831 --> 00:15:57,000 (シド)霧化 ね。 263 00:15:57,000 --> 00:16:00,337 結局 攻撃するときは 実体を取らなきゃいけないし。 264 00:16:00,337 --> 00:16:03,006 敵の攻撃が 当たらなくなるって言っても➡ 265 00:16:03,006 --> 00:16:05,342 それは普通によければ済む話だ。 266 00:16:05,342 --> 00:16:08,011 リスクとリターンが合わない。 267 00:16:08,011 --> 00:16:10,347 ぐっ!? (シド)ああ でも➡ 268 00:16:10,347 --> 00:16:12,849 みんなだと空を飛べるから 便利なのかな? 269 00:16:12,849 --> 00:16:17,020 あぁああ~! しかし 霧は質量が➡ 270 00:16:17,020 --> 00:16:19,022 軽い! 271 00:16:23,026 --> 00:16:25,229 ふん! 272 00:16:27,197 --> 00:16:29,399 う… はっ! 273 00:16:32,536 --> 00:16:35,372 待っ… ああ! うぐっ。 274 00:16:35,372 --> 00:16:37,374 (汽笛) 275 00:16:37,374 --> 00:16:39,543 待って…。 276 00:16:39,543 --> 00:16:43,247 私を 置いていかないで…。 277 00:16:46,550 --> 00:16:48,552 (ユキメ)いかがですか ジョンはん。 278 00:16:48,552 --> 00:16:50,487 (ジョン)すばらしい。 279 00:16:50,487 --> 00:16:53,490 (ユキメ)偽札のほとんどは 換金を終えんした。 280 00:16:53,490 --> 00:16:57,661 今や大商会連合の 金庫の中身は空も同然。 281 00:16:57,661 --> 00:17:01,164 あとは回収を進めていた 本物の紙幣を➡ 282 00:17:01,164 --> 00:17:04,001 市民たちの前で 堂々と換金してやれば➡ 283 00:17:04,001 --> 00:17:06,336 ヤツらは詰みでありんす。 284 00:17:06,336 --> 00:17:09,506 もはや紙幣を 持ち続けることこそが不安。 285 00:17:09,506 --> 00:17:12,843 市民たちは我先にと換金を行い➡ 286 00:17:12,843 --> 00:17:15,846 大商会連合は資金不足で崩壊。 287 00:17:15,846 --> 00:17:18,515 その余波は 時を経ずにミツゴシ商会にも➡ 288 00:17:18,515 --> 00:17:20,517 波及するでありんしょう。 289 00:17:20,517 --> 00:17:24,187 ミツゴシですら 市場に出回る すべての紙幣の換金に➡ 290 00:17:24,187 --> 00:17:26,523 応じることなどできんせん。 291 00:17:26,523 --> 00:17:29,693 王国の経済活動を支えてきた 大商会たちが➡ 292 00:17:29,693 --> 00:17:31,695 軒並み倒れていき➡ 293 00:17:31,695 --> 00:17:35,198 国は その混乱に対処することに 手一杯となりんす。 294 00:17:35,198 --> 00:17:39,036 そこに乗じて わっちらは すべての証拠を消して➡ 295 00:17:39,036 --> 00:17:41,538 姿をくらましてしまいんしょう。 296 00:17:41,538 --> 00:17:43,707 (ジョン)そうだな 偽札により➡ 297 00:17:43,707 --> 00:17:46,043 流通する通貨の総量が 増えたことで➡ 298 00:17:46,043 --> 00:17:48,045 物価も上昇している。 299 00:17:48,045 --> 00:17:50,047 それは インフレーションを招く要因として➡ 300 00:17:50,047 --> 00:17:54,484 もはや 国家レヴェルでも 無視できない要因になりつつある。 301 00:17:54,484 --> 00:17:56,820 終わらせるにはいい頃合いだ。 302 00:17:56,820 --> 00:17:58,822 (ユキメ)そこまで予測して…。 303 00:17:58,822 --> 00:18:00,991 さすがでありんすね。 304 00:18:00,991 --> 00:18:04,661 この計画は ジョンはんなしでは 成功しなかったでありんしょう。 305 00:18:04,661 --> 00:18:07,497 (ジョン)フン 私だけの成果ではあるまい。 306 00:18:07,497 --> 00:18:09,700 (ユキメ)うれしい言葉でありんす。 307 00:18:11,835 --> 00:18:14,004 前に話をしたんしね。 308 00:18:14,004 --> 00:18:19,676 わっちが幼いころ 母上と暮らしていた頃の話を。 309 00:18:19,676 --> 00:18:23,680 あのころ 大英雄シヴァが倒れたばかりで➡ 310 00:18:23,680 --> 00:18:27,517 獣人の国は戦乱の世でありんした。 311 00:18:27,517 --> 00:18:31,688 強大な部族は 大英雄の座を得んと 争いを繰り返し➡ 312 00:18:31,688 --> 00:18:34,691 わっちら妖狐族のような 弱い部族は➡ 313 00:18:34,691 --> 00:18:37,027 それに振り回されるばかり。 314 00:18:37,027 --> 00:18:39,196 生き残りを求めて➡ 315 00:18:39,196 --> 00:18:43,367 心を同じくする 同盟部族との 関係を強めようとするのも➡ 316 00:18:43,367 --> 00:18:45,369 当然と言えんしょう。 317 00:18:45,369 --> 00:18:50,040 力ある大狼族と 知恵を持つ妖狐族。 318 00:18:50,040 --> 00:18:53,643 同盟強化のための 婚姻の相手として選ばれたのは➡ 319 00:18:53,643 --> 00:18:57,647 妖狐族唯一の三本尾を 母に持つわっちと➡ 320 00:18:57,647 --> 00:19:01,852 大狼族族長の息子である剣士月丹。 321 00:19:06,490 --> 00:19:08,825 (ユキメ)月丹に憧れていたわっちは➡ 322 00:19:08,825 --> 00:19:11,328 喜んで それを受け入れんした。 323 00:19:11,328 --> 00:19:14,831 月丹も わっちのことを…。 324 00:19:14,831 --> 00:19:18,001 母にも 村のみんなにも祝福されて➡ 325 00:19:18,001 --> 00:19:20,404 幸せな日々でありんした。 326 00:19:22,672 --> 00:19:24,875 けれど…。 327 00:19:27,177 --> 00:19:30,514 近くで 大部族同士の衝突が起こり➡ 328 00:19:30,514 --> 00:19:32,516 それに巻き込まれた わっちらの村は➡ 329 00:19:32,516 --> 00:19:35,185 あっさり滅ぼされんした。 330 00:19:35,185 --> 00:19:39,489 弱小部族の知恵や力など 無力でしかなかった。 331 00:19:42,692 --> 00:19:45,529 ⦅俺は みんなに提案したのだ。 332 00:19:45,529 --> 00:19:49,032 力を受け入れるしか 生きる道はないと。 333 00:19:49,032 --> 00:19:53,036 これを飲めば 強大な力を得ることができる。 334 00:19:53,036 --> 00:19:55,539 俺たちも 大部族とも渡り合い➡ 335 00:19:55,539 --> 00:19:58,041 戦乱を乗り越えることが できたはずなのだ。 336 00:19:58,041 --> 00:20:00,210 なのに その女が拒んだ! 337 00:20:00,210 --> 00:20:02,546 その女のせいで みんなが拒んだ! 338 00:20:02,546 --> 00:20:06,550 みんなが死んだ! こうなる前に こうならないように! 339 00:20:06,550 --> 00:20:10,053 んっ ああ… そうだ。 340 00:20:10,053 --> 00:20:12,889 その女は俺が殺した。 341 00:20:12,889 --> 00:20:16,893 戦乱から お前を守るためには 必要なことだった。 342 00:20:16,893 --> 00:20:18,895 (ユキメ)月丹…。 343 00:20:18,895 --> 00:20:22,065 奪われないためには 奪う側に回るしかない。 344 00:20:22,065 --> 00:20:24,067 (ユキメ)月丹。 さぁ…。 345 00:20:24,067 --> 00:20:28,572 お前も教団に忠誠を誓い 力を受け入れるんだ。 346 00:20:28,572 --> 00:20:31,575 月丹~! んっ! 347 00:20:31,575 --> 00:20:35,412 お前も俺を…。 んっ! 348 00:20:35,412 --> 00:20:38,014 拒絶するのか~! 349 00:20:45,255 --> 00:20:49,426 (月丹)奪わなければ 奪われる…。 350 00:20:49,426 --> 00:20:53,530 奪わなければ 奪われる…。 351 00:20:53,530 --> 00:20:55,532 奪わなければ…。 352 00:20:55,532 --> 00:20:59,369 (遠ざかる足音) 353 00:20:59,369 --> 00:21:01,371 (シド)ひゃっはあ~! 354 00:21:01,371 --> 00:21:04,374 (月丹)ぬわっ!?⦆ (斬撃音) 355 00:21:06,376 --> 00:21:09,546 (ユキメ)すべてを奪われた わっちに残ったのは➡ 356 00:21:09,546 --> 00:21:12,883 きゅう敵 月丹の存在だけ。 357 00:21:12,883 --> 00:21:15,385 わっちは戦場で娼婦となり➡ 358 00:21:15,385 --> 00:21:17,888 富を求め 力を求め➡ 359 00:21:17,888 --> 00:21:20,223 利用できるものは すべて利用し➡ 360 00:21:20,223 --> 00:21:25,228 流れついた無法都市で 頂点に立った。 361 00:21:25,228 --> 00:21:28,231 ジョンはんも 気付いているでありんしょう。 362 00:21:28,231 --> 00:21:33,236 わっちの本当の目的が 金もうけとは別にあることを。 363 00:21:33,236 --> 00:21:35,572 わっちの目的は 月丹が築き上げたすべて…。 364 00:21:35,572 --> 00:21:38,742 あれ先輩の時って話じゃ なかったっけ…。 365 00:21:38,742 --> 00:21:41,578 決着をつけてきんす。 366 00:21:41,578 --> 00:21:45,081 どうか わっちを信じて 待っていてくんなまし。 367 00:21:55,358 --> 00:21:58,461 (汽笛) 368 00:23:34,391 --> 00:23:39,496 (デルタの遠ぼえ)