1 00:00:02,002 --> 00:00:06,506 《トト:17年前に起きた 病原菌の権威 ゴア博士殺害事件。 2 00:00:06,506 --> 00:00:10,344 時を経て 事件の関係者は オーベルジュに招待され➡ 3 00:00:10,344 --> 00:00:12,846 次々と殺されていく。 4 00:00:12,846 --> 00:00:16,517 自分が犯罪組織 M家の血を継いでいることを➡ 5 00:00:16,517 --> 00:00:19,353 知ってしまった ロンは この事件を最後に➡ 6 00:00:19,353 --> 00:00:22,356 探偵行為から手を引こうと決意。 7 00:00:22,356 --> 00:00:24,524 招待客に紛れ込んでいた➡ 8 00:00:24,524 --> 00:00:27,694 M家のタイガ・ダンが犯人だと 暴いたものの➡ 9 00:00:27,694 --> 00:00:30,364 ロンに流れるM家の血脈➡ 10 00:00:30,364 --> 00:00:33,700 犯罪者の資質を突きつけてくる。 11 00:00:33,700 --> 00:00:37,704 だが その言葉の裏には…》 12 00:02:29,516 --> 00:02:32,019 (トト)ロン 俺でも気付いたぞ! 13 00:02:32,019 --> 00:02:34,021 今 お前が推理すべきは➡ 14 00:02:34,021 --> 00:02:36,189 タイガ・ダンの大きなウソだ! 15 00:02:36,189 --> 00:02:39,359 (ロン)なっ!? (タイガ)ウソだと? 16 00:02:39,359 --> 00:02:41,528 トト 何を言っているんだい? 17 00:02:41,528 --> 00:02:43,697 だって おかしいだろ! 18 00:02:43,697 --> 00:02:47,034 モリアーティ家は 失敗した人間を抹殺する。 19 00:02:47,034 --> 00:02:49,870 あっ! ウィンターの事件でも消されたのは➡ 20 00:02:49,870 --> 00:02:52,372 詐欺に失敗した人たちだった。 21 00:02:52,372 --> 00:02:57,544 でも 17年前の事件では ゴア博士の殺害は達成されている。 22 00:02:57,544 --> 00:02:59,846 計画は成功したはずじゃないか! 23 00:03:02,983 --> 00:03:05,152 確かに…。 24 00:03:05,152 --> 00:03:09,156 なるほど いいところに気付いたな。 25 00:03:09,156 --> 00:03:13,994 ああそうだ。 17年前の計画は 失敗だったってことさ。 26 00:03:13,994 --> 00:03:16,096 俺たちから見ればな。 27 00:03:18,832 --> 00:03:21,668 (タイガ)俺たち… M家の目的は➡ 28 00:03:21,668 --> 00:03:25,338 ゴア博士の殺害ではなく 誘拐だったんだよ。 29 00:03:25,338 --> 00:03:27,507 誘拐!? で… では➡ 30 00:03:27,507 --> 00:03:30,677 指示を出していた僕の父が 誤って博士を…? 31 00:03:30,677 --> 00:03:35,515 ああ エリオットは 途方もないミスを犯した。 32 00:03:35,515 --> 00:03:39,019 ゴア博士は世界屈指の 病原菌の研究者だった。 33 00:03:39,019 --> 00:03:43,523 生きて捕らえられれば 巨万の富を生み出したのにな。 34 00:03:43,523 --> 00:03:46,026 そんな…。 ミスをしたってことは➡ 35 00:03:46,026 --> 00:03:50,697 ロンのお父さんも… M家の粛清を? 36 00:03:50,697 --> 00:03:54,534 あっ…! 当然そうなる。 37 00:03:54,534 --> 00:03:57,204 そういや まだやることがあったんだ。 38 00:03:57,204 --> 00:03:59,539 おかげで仕事を思い出した。 39 00:03:59,539 --> 00:04:02,309 お前たちも…。 40 00:04:02,309 --> 00:04:05,011 逝くんだよ! (ミア)キャー! (リリー)Stop it! 41 00:04:15,655 --> 00:04:17,657 はっ…! 42 00:04:25,165 --> 00:04:27,167 あっ! 43 00:04:27,167 --> 00:05:05,071 ♬~ 44 00:05:13,647 --> 00:05:17,350 ぼ… 僕… は…。 45 00:05:24,991 --> 00:05:28,829 僕は 忘れていたかったんだ。 46 00:05:28,829 --> 00:05:30,997 悲しかったから。 47 00:05:30,997 --> 00:05:35,669 人生でいちばん 悲しい出来事だったから。 48 00:05:35,669 --> 00:05:37,671 ロン…。 49 00:05:37,671 --> 00:05:39,673 思い出したか。 50 00:05:39,673 --> 00:05:45,011 だが なぜこんなに悲しいのか わからない。 51 00:05:45,011 --> 00:05:49,349 父は僕が憎むべき存在である 犯罪者だったのに…。 52 00:05:49,349 --> 00:05:52,352 しかも 巨悪たるM家の…。 53 00:05:54,521 --> 00:05:56,523 ロン。 うっ! 54 00:05:56,523 --> 00:05:59,359 ロン! 大丈夫か? 55 00:05:59,359 --> 00:06:02,128 ロン! おい ロン! ((エリオット:ロン… ロン…)) 56 00:06:02,128 --> 00:06:04,130 はっ! 57 00:06:04,130 --> 00:06:08,635 ((エリオット:ロン。 58 00:06:08,635 --> 00:06:11,805 お前は 犯罪一家のモリアーティと➡ 59 00:06:11,805 --> 00:06:16,142 その宿敵である 名探偵ホームズ家の間に生まれた➡ 60 00:06:16,142 --> 00:06:19,980 禁断の子どもだ。 61 00:06:19,980 --> 00:06:22,148 フッ。 62 00:06:22,148 --> 00:06:24,651 父さんは モリアーティという➡ 63 00:06:24,651 --> 00:06:27,821 代々 犯罪を なりわいにする家に生まれ➡ 64 00:06:27,821 --> 00:06:31,324 自分には その道しかないと信じて育った。 65 00:06:35,829 --> 00:06:38,498 苦しむ人を見るのは つらかったし➡ 66 00:06:38,498 --> 00:06:41,334 これでいいのかと何度も思った。 67 00:06:41,334 --> 00:06:48,508 だが 運命は変えられないと 信じて疑わなかったのさ。 68 00:06:48,508 --> 00:06:51,011 あっ! フッ…。 69 00:06:51,011 --> 00:06:55,181 でもな お前の母さんに出会って 父さんは変わったんだ。 70 00:06:55,181 --> 00:06:58,685 母さんが父さんを こんなふうにしたんだぞ。 71 00:07:03,290 --> 00:07:05,492 いいか ロン。 72 00:07:07,460 --> 00:07:09,462 フッ。 73 00:07:12,966 --> 00:07:16,970 お前は ホームズにもモリアーティにも縛られるな。 74 00:07:16,970 --> 00:07:21,308 自分のいきたい道を行け。 75 00:07:21,308 --> 00:07:25,312 だが 思いどおりに生きるには 力が必要だ。 76 00:07:25,312 --> 00:07:29,816 だから父さんが学んだすべてを お前に教える)) 77 00:07:31,818 --> 00:07:34,821 ハァ… ハァ…。 78 00:07:45,332 --> 00:07:49,002 ロン…。 ごめん トト。 79 00:07:49,002 --> 00:07:52,172 もう大丈夫だ。 えっ!? 80 00:07:52,172 --> 00:07:54,341 タイガ・ダン! 81 00:07:54,341 --> 00:07:57,677 なぜ17年前に失敗した 事件の関係者を➡ 82 00:07:57,677 --> 00:08:00,780 当時消さずに 今になって殺すんだ? 83 00:08:00,780 --> 00:08:03,283 んっ? それは➡ 84 00:08:03,283 --> 00:08:06,453 僕の父に裏をかかれて 最近まで➡ 85 00:08:06,453 --> 00:08:10,290 彼らの関与を知らなかったから じゃないのか? 86 00:08:10,290 --> 00:08:14,294 今頃 血眼になって 関係者を粛清しようとしたのは➡ 87 00:08:14,294 --> 00:08:18,631 ゴア博士が生存していたと 最近 気付いたからだろう。 88 00:08:18,631 --> 00:08:20,633 お前 知っていたな? 89 00:08:20,633 --> 00:08:23,970 知るわけがない。 だが 父の指揮した➡ 90 00:08:23,970 --> 00:08:27,140 17年前の事件には 妙なところがあった。 91 00:08:27,140 --> 00:08:31,811 なぜ博士を倉庫に移動させる間で 病院を経由したのか? 92 00:08:31,811 --> 00:08:36,316 裏庭で博士とダミーの死体を 入れ替えるためだったのさ。 93 00:08:36,316 --> 00:08:39,319 なるほど。 その情報だけで…。 94 00:08:39,319 --> 00:08:42,655 いいや。 推理を裏付けたのは父さんさ。 95 00:08:42,655 --> 00:08:45,658 父さんなら事件の関係者が 犠牲にならないよう➡ 96 00:08:45,658 --> 00:08:47,827 策を弄するだろうし➡ 97 00:08:47,827 --> 00:08:51,831 悪用されうる病原菌の権威を M家に渡すはずも➡ 98 00:08:51,831 --> 00:08:55,001 ましてや 殺すはずもない。 99 00:08:55,001 --> 00:08:57,003 うっ! 100 00:08:57,003 --> 00:09:01,941 フッ…。 これがエリオットの息子 ロンか。 ご名答だ。 101 00:09:01,941 --> 00:09:07,113 エリオットは死体安置所の死体を 川に浮かべて 博士を逃がした。 102 00:09:07,113 --> 00:09:10,283 ヤツの企てがわかったのは つい最近さ。 103 00:09:10,283 --> 00:09:13,953 スイスで名を変えた博士を 発見してな。 104 00:09:13,953 --> 00:09:16,790 まったく してやられたぜ。 フッ。 105 00:09:16,790 --> 00:09:20,293 あっ? ハハハハハ…! 106 00:09:20,293 --> 00:09:22,295 えっ? えぇ!? 107 00:09:24,297 --> 00:09:26,800 何がおかしい! 君のおかげで➡ 108 00:09:26,800 --> 00:09:29,803 ショックのあまり 自ら封印していた父の記憶を➡ 109 00:09:29,803 --> 00:09:31,805 すべて思い出したよ。 110 00:09:36,476 --> 00:09:39,979 タイガ・ダン お前のしたことは逆効果だ。 111 00:09:41,981 --> 00:09:44,651 僕はこれからも やっかいな頭脳として➡ 112 00:09:44,651 --> 00:09:46,986 お前たちM家に立ちはだかる。 113 00:09:46,986 --> 00:09:49,489 なに!? ロン! 114 00:09:49,489 --> 00:09:53,493 もちろん お前たちにはめられて 探偵をできない体にされ➡ 115 00:09:53,493 --> 00:09:57,163 BLUEからは大量殺人犯として マークされている。 116 00:09:57,163 --> 00:10:02,168 僕にとって 推理は禁断の行為だ。 117 00:10:02,168 --> 00:10:04,671 それでも 父さんの言ったとおり➡ 118 00:10:04,671 --> 00:10:08,007 僕は自分で道を選んで お前たちを倒す! 119 00:10:08,007 --> 00:10:12,345 お前は今 自分で 禁断の行為と言ったんだぞ? 120 00:10:12,345 --> 00:10:15,181 わからんのか? すでに詰んでいると。 121 00:10:15,181 --> 00:10:17,183 ヒッ! ハッ! 122 00:10:17,183 --> 00:10:20,019 やれやれ 君は何を見ていたんだい? 123 00:10:20,019 --> 00:10:23,356 もちろん 僕一人じゃ できやしない。 124 00:10:23,356 --> 00:10:26,526 だからこそ いざとなれば 僕を叱り飛ばす➡ 125 00:10:26,526 --> 00:10:28,862 おせっかいな相棒がいる。 126 00:10:28,862 --> 00:10:32,198 ああ そうだ。 タイガ・ダン! 127 00:10:32,198 --> 00:10:34,868 ロンにはできなくても 俺がお前を逮捕する! 128 00:10:34,868 --> 00:10:37,070 銃を下ろせ! クッ…。 129 00:10:39,372 --> 00:10:42,709 おいおい 脳みそ逝ってるのか? 130 00:10:42,709 --> 00:10:45,378 俺が銃を撃ちゃ お前ら終わりだぜ? 131 00:10:45,378 --> 00:10:49,382 だが少なくとも 今は僕を殺す気はないはずだ。 132 00:10:49,382 --> 00:10:51,718 チッ 反対を押し切って➡ 133 00:10:51,718 --> 00:10:54,721 お前に父親の情報を 開示したってのに➡ 134 00:10:54,721 --> 00:10:57,056 このザマじゃ アイツに笑われちまう。 135 00:10:57,056 --> 00:11:00,159 アイツ? 136 00:11:00,159 --> 00:11:04,330 ああ 大笑いさ タイガおじさん。 137 00:11:04,330 --> 00:11:08,168 えっ!? なかなか愉快なショーだった。 138 00:11:08,168 --> 00:11:10,169 フフフフフフフ…。 139 00:11:10,169 --> 00:11:12,505 ぬいぐるみが! ウソ…! 140 00:11:12,505 --> 00:11:16,676 誰だ!? やあ 鴨乃橋ロン。 141 00:11:16,676 --> 00:11:19,512 僕は とても忙しい人間で➡ 142 00:11:19,512 --> 00:11:23,516 本当は こんなことしてる暇は ないんだがね。 143 00:11:23,516 --> 00:11:27,020 僕がモリアーティ家の長兄…。 144 00:11:30,023 --> 00:11:32,025 はっ…。 145 00:11:32,025 --> 00:11:35,128 (マイロ)マイロ・モリアーティだ。 146 00:11:40,199 --> 00:11:42,869 マイロ… モリアーティ? 147 00:11:42,869 --> 00:11:46,206 もちろん このクマは 機械仕掛けのおもちゃで…。 148 00:11:46,206 --> 00:11:49,375 僕自身は遠い場所にいるがな。 149 00:11:49,375 --> 00:11:51,377 あっ…。 150 00:11:56,549 --> 00:11:59,719 うっ… はぁ… はっ…。 151 00:11:59,719 --> 00:12:03,156 (酒井)うっ…! あぁ…! 152 00:12:03,156 --> 00:12:05,992 タイガおじさんの計画が うまくいっていれば➡ 153 00:12:05,992 --> 00:12:08,161 見学で終わるつもりだったが…。 154 00:12:08,161 --> 00:12:10,663 なっ! こうもお粗末では➡ 155 00:12:10,663 --> 00:12:12,665 黙っていられなくてね。 156 00:12:12,665 --> 00:12:15,668 なっ おいおい勘弁しろよ マイロ。 157 00:12:15,668 --> 00:12:19,005 待ってくれ! リリーくん ミアくん 酒井くん! 158 00:12:19,005 --> 00:12:21,507 これは君たちが 聞いてはいけない話だ! 159 00:12:21,507 --> 00:12:23,843 はっ! んっ! うっ! 160 00:12:23,843 --> 00:12:28,181 ハハハハ… 今更 何も聞いてないことにするのか? 161 00:12:28,181 --> 00:12:30,850 彼女たちは関係ない! 今後一切➡ 162 00:12:30,850 --> 00:12:33,019 M家のことは話さないから 見逃してやれ! 163 00:12:33,019 --> 00:12:35,188 その権限は お前にあるはずだ! 164 00:12:35,188 --> 00:12:39,025 なるほど 僕の立場を一瞬で理解するとは。 165 00:12:39,025 --> 00:12:42,362 なかなかに鋭いな 鴨乃橋ロン。 166 00:12:42,362 --> 00:12:44,697 だが 彼らを消すのは➡ 167 00:12:44,697 --> 00:12:47,200 我々の エチケットのようなものでね。 168 00:12:47,200 --> 00:12:51,204 やめろ! そこまでする必要はないだろ!? 169 00:12:51,204 --> 00:12:53,206 ミアさんは まだ子どもだし➡ 170 00:12:53,206 --> 00:12:55,541 酒井さんは 過去の事件にも関係していない! 171 00:12:55,541 --> 00:12:58,878 모これ以上 無関係な人間を 手にかけるつもりか! 172 00:12:58,878 --> 00:13:00,980 모日本の警察をなめるなよ! 173 00:13:00,980 --> 00:13:04,317 (マイロ)小耳には挟んでいたが➡ 174 00:13:04,317 --> 00:13:07,487 すばらしくうざったいね 一色刑事。 175 00:13:07,487 --> 00:13:11,824 まるであの シャーロック・ホームズの 相棒のようだ。 176 00:13:11,824 --> 00:13:14,994 一つ忠告をしておこう。 177 00:13:14,994 --> 00:13:18,998 僕が不完全にした 鴨乃橋ロンの手助けをしても➡ 178 00:13:18,998 --> 00:13:22,001 お前がいまだ 息をしていられるのは➡ 179 00:13:22,001 --> 00:13:24,671 僕が生かしておいて やっているからだ。 180 00:13:24,671 --> 00:13:27,840 なっ! ぬけぬけと言うんだな…。 181 00:13:27,840 --> 00:13:30,009 マイロ・モリアーティ! 182 00:13:30,009 --> 00:13:34,180 今の発言は お前が僕を➡ 183 00:13:34,180 --> 00:13:38,518 生かさず殺さず 手のひらの上で もてあそぶために➡ 184 00:13:38,518 --> 00:13:42,522 こんな体にしたことを 認めることになる… うぅ…。 185 00:13:42,522 --> 00:13:46,192 おやや? どうした? 体調が悪そうだな。 186 00:13:46,192 --> 00:13:51,531 まるで何かの衝動を抑えるための 薬の副作用のようだ! 187 00:13:51,531 --> 00:13:53,700 なっ 薬のことまで…。 188 00:13:53,700 --> 00:13:56,369 くっ… うっ…。 189 00:13:56,369 --> 00:13:59,038 ロン! しらじらしいぞ マイロ! 190 00:13:59,038 --> 00:14:02,308 お前が僕の体に 血の実習事件直後に➡ 191 00:14:02,308 --> 00:14:05,144 なんらかの処置を施し… うっ…。 192 00:14:05,144 --> 00:14:07,146 探偵ができない体にしたことは➡ 193 00:14:07,146 --> 00:14:09,649 わかってるんだ…! ニコリ。 194 00:14:09,649 --> 00:14:12,819 お前の のんでいる薬は➡ 195 00:14:12,819 --> 00:14:15,321 殺意の衝動を犯人ではなく➡ 196 00:14:15,321 --> 00:14:18,157 自分の内側に 向けているようなものだ。 197 00:14:18,157 --> 00:14:20,993 服用するほど体をむしばみ➡ 198 00:14:20,993 --> 00:14:22,995 やがて死ぬぞ。 199 00:14:22,995 --> 00:14:25,164 なんだって! 構うものか! 200 00:14:25,164 --> 00:14:27,834 お前なら 僕を簡単に殺せるはずだ! 201 00:14:27,834 --> 00:14:30,503 なのに わざわざ生かしているのは➡ 202 00:14:30,503 --> 00:14:32,672 死なれては困るからだろ! 203 00:14:32,672 --> 00:14:35,341 僕は死んでも推理をやめない! 204 00:14:35,341 --> 00:14:37,677 死なれたくなければ とっとと治せ! 205 00:14:37,677 --> 00:14:40,847 それとも僕が探偵となり 立ち向かってくるのが➡ 206 00:14:40,847 --> 00:14:42,849 それほど怖いのか!? 腰抜け! 207 00:14:42,849 --> 00:14:49,355 フフフ… なんとか僕を 交渉の席に着かせたいようだな。 208 00:14:49,355 --> 00:14:53,192 だが前提として お前は大きな勘違いをしている。 209 00:14:53,192 --> 00:14:55,194 勘違い? 210 00:14:55,194 --> 00:14:58,865 僕は風が吹き込んでくる日には 窓を閉める。 211 00:14:58,865 --> 00:15:01,968 しかし それは風が怖いからじゃない。 212 00:15:01,968 --> 00:15:04,303 仕事に集中したいからだ。 213 00:15:04,303 --> 00:15:08,474 お前を5年間放置していたのも 同じ理由だ。 214 00:15:08,474 --> 00:15:11,644 眼中に入れたくないからだよ。 215 00:15:11,644 --> 00:15:13,646 貴様…! 216 00:15:13,646 --> 00:15:16,649 まぁ聞け。 僕も気まぐれに➡ 217 00:15:16,649 --> 00:15:19,152 風を浴びたいと 思うことだってある。 218 00:15:19,152 --> 00:15:21,320 今がそうかもしれない。 219 00:15:21,320 --> 00:15:24,157 ここでの出来事を総括すると➡ 220 00:15:24,157 --> 00:15:27,493 お前は3件の殺人を 止められなかった。 221 00:15:27,493 --> 00:15:32,165 つまり モリアーティ家の大勝利だよ。 三流探偵ロン。 222 00:15:32,165 --> 00:15:34,167 くっ。 223 00:15:34,167 --> 00:15:37,837 だが お前を 改心させるという意味では➡ 224 00:15:37,837 --> 00:15:40,673 タイガおじさんは愚かなミスをした。 225 00:15:40,673 --> 00:15:45,344 ゆえに その小さな抵抗に対し 褒美をやろう。 226 00:15:45,344 --> 00:15:49,515 お前の体に 探偵を奪う 処置をしたのは もちろん…。 227 00:15:49,515 --> 00:15:51,851 モリアーティ家の人間だ。 228 00:15:51,851 --> 00:15:53,853 はっ! あっ! 229 00:15:53,853 --> 00:15:56,355 もしかしたら近い将来➡ 230 00:15:56,355 --> 00:15:59,525 お前が遭遇する BLUEの関係者の中に…。 231 00:15:59,525 --> 00:16:01,794 ソイツがいるかもしれないな。 232 00:16:01,794 --> 00:16:04,630 なっ! あっ! 233 00:16:04,630 --> 00:16:08,467 《BLUEの校長が 学校に内通者がいるかもって!》 234 00:16:08,467 --> 00:16:10,970 マイロ お前 それをバラしちゃ…。 235 00:16:10,970 --> 00:16:13,472 かまわないよ。 エメリッヒばあさんが➡ 236 00:16:13,472 --> 00:16:16,809 こちらのモグラに気付いてることは わかってるんだ。 237 00:16:16,809 --> 00:16:18,978 ああ それと ロン。 238 00:16:18,978 --> 00:16:21,147 お前の最も大きな勘違いを➡ 239 00:16:21,147 --> 00:16:23,316 教えてやる。 あっ…。 240 00:16:23,316 --> 00:16:25,985 僕はお前に 死んでもらって困るなんて➡ 241 00:16:25,985 --> 00:16:27,987 まったく思ってない。 242 00:16:27,987 --> 00:16:31,824 いくぞ~! むう~ん! 243 00:16:31,824 --> 00:16:35,161 (5人)えっ!? むっ? 244 00:16:35,161 --> 00:16:37,496 OHっ死ねい! 245 00:16:37,496 --> 00:16:39,832 (電子音) 246 00:16:39,832 --> 00:16:47,340 (爆発音) 247 00:16:47,340 --> 00:16:49,342 うわっ! うわぁ! 248 00:16:49,342 --> 00:16:53,179 聞いてないぞ マイロ! 249 00:16:53,179 --> 00:16:55,348 모(悲鳴) 250 00:16:55,348 --> 00:17:00,286 締めは メインディッシュの 三種のジビエのローストだ。 251 00:17:00,286 --> 00:17:04,790 古い木造のオーベルジュと 焼夷弾の相性抜群! 252 00:17:04,790 --> 00:17:14,800 ♬~ 253 00:17:14,800 --> 00:17:17,136 ゲホッ ゲホッ…。 254 00:17:17,136 --> 00:17:19,305 うっ…。 255 00:17:19,305 --> 00:17:22,308 ハッ ハッ ハッ ハッ…。 こんなの嫌よ! 256 00:17:22,308 --> 00:17:25,645 (銃声) 257 00:17:25,645 --> 00:17:27,647 ギャア! うあぁ! 258 00:17:27,647 --> 00:17:30,983 あ… 足が…! リリーさん 酒井さん! 259 00:17:30,983 --> 00:17:35,488 こういうことだろ? マイロ。 だっこして おじさん。 260 00:17:40,326 --> 00:17:43,829 んじゃ あとは自由に死んでくれ。 261 00:17:43,829 --> 00:17:47,033 楽しかったぜ 鴨乃橋ロン。 262 00:17:49,001 --> 00:17:53,005 うぅ… くっ… あぁ…。 263 00:17:56,676 --> 00:17:59,845 大丈夫ですか!? ダメよ…。 264 00:17:59,845 --> 00:18:03,349 (酒井)あ… 歩けません…! 酒井さん! リリーさん! 265 00:18:05,785 --> 00:18:08,988 (トト)うっ… 火の手が…。 266 00:18:10,957 --> 00:18:13,626 あっ! 267 00:18:13,626 --> 00:18:16,128 ミアさん! あそこから逃げるんだ! 268 00:18:16,128 --> 00:18:18,130 うっ…。 くっ…。 269 00:18:18,130 --> 00:18:21,133 でも…。 俺が運ぶから大丈夫! 270 00:18:23,803 --> 00:18:26,105 わ… わかりました。 271 00:18:37,483 --> 00:18:39,485 うっ! 272 00:18:39,485 --> 00:18:41,487 大丈夫ですか? はい。 273 00:18:41,487 --> 00:18:43,656 すみません。 ありがとうございます。 274 00:18:43,656 --> 00:18:46,158 よし! あとは ロンだけだ! 275 00:18:46,158 --> 00:18:48,160 ミアさん できるだけ2人を➡ 276 00:18:48,160 --> 00:18:50,663 ここから遠ざけて! はい! 277 00:18:52,665 --> 00:18:55,001 あっ…。 もう…。 278 00:18:55,001 --> 00:18:57,803 手遅れよ…。 279 00:19:04,610 --> 00:19:07,446 うっ! 280 00:19:07,446 --> 00:19:09,949 ロン どこだ!? 281 00:19:11,951 --> 00:19:13,953 あっ! 282 00:19:15,955 --> 00:19:17,957 ロン! しっかりしろ! 283 00:19:17,957 --> 00:19:21,260 戻ってきたのかい? 当たり前だろ! 284 00:19:24,797 --> 00:19:26,999 ゲホッ ゲホッ。 285 00:19:28,968 --> 00:19:31,303 君は本当にまぬけだ。 286 00:19:31,303 --> 00:19:34,473 ほっとけば生きて帰れたのに…。 287 00:19:34,473 --> 00:19:36,976 いいから行くぞ! 288 00:19:39,645 --> 00:19:41,647 あっ! 出口が…! 289 00:19:41,647 --> 00:19:43,649 完全に塞がれたね。 290 00:19:43,649 --> 00:19:46,318 どうやら本当にこれが➡ 291 00:19:46,318 --> 00:19:48,988 僕の最後の推理に なったようだな…。 292 00:19:48,988 --> 00:19:53,492 あぁ。 でも みんなは無事だよ。 293 00:19:53,492 --> 00:19:56,328 フッ。 294 00:19:56,328 --> 00:19:58,998 おろせ トト。 295 00:19:58,998 --> 00:20:01,834 誤解されるのはごめんだ。 誤解? 296 00:20:01,834 --> 00:20:05,671 僕らの仲よく肩組んだ死体が 発見されたら➡ 297 00:20:05,671 --> 00:20:08,007 めおと探偵だと思われる。 298 00:20:08,007 --> 00:20:11,844 えっ? めおと…? 299 00:20:11,844 --> 00:20:13,846 フッ。 300 00:20:13,846 --> 00:20:16,515 ハハハハッ! なんだそれ!? 301 00:20:16,515 --> 00:20:19,185 俺だってごめんだよ! フッ ハハハッ! 302 00:20:19,185 --> 00:20:25,191 (笑い声) 303 00:20:25,191 --> 00:20:27,193 ふぅ…。 304 00:20:27,193 --> 00:20:38,704 ♬~ 305 00:20:38,704 --> 00:20:40,873 なぁ トト。 306 00:20:40,873 --> 00:20:43,576 なんだよ ロン。 307 00:20:57,389 --> 00:20:59,592 うっ!? くっ!? 308 00:21:01,494 --> 00:21:04,663 (シュピッツ)つかまれ! ロンくん! トトト! 309 00:21:04,663 --> 00:21:06,665 シュピッツ!? 310 00:21:16,175 --> 00:21:20,346 《シュピッツによると BLUEの秘匿回線に匿名で➡ 311 00:21:20,346 --> 00:21:22,848 座標が送られてきたらしい。 312 00:21:22,848 --> 00:21:25,518 最も近くにいたシュピッツが 調査に来ると➡ 313 00:21:25,518 --> 00:21:30,689 オーベルジュが燃えていたのだそうだ。 314 00:21:30,689 --> 00:21:34,393 匿名で連絡した人物が誰なのかは わからない》 315 00:21:41,200 --> 00:21:45,037 《ミアさんたちは M家から危害を加えられぬよう➡ 316 00:21:45,037 --> 00:21:47,540 極秘裏に 保護されることになった。 317 00:21:47,540 --> 00:21:49,875 もちろん M家についての情報は➡ 318 00:21:49,875 --> 00:21:55,548 決して誰にも話さないよう 3人に伝えて。 319 00:21:55,548 --> 00:21:59,051 以上が この事件のエピローグだ。 320 00:21:59,051 --> 00:22:03,322 そして その後のロンはというと…》 321 00:22:03,322 --> 00:22:07,159 まったく 最悪な父親だ! 322 00:22:07,159 --> 00:22:09,662 とんだ置き土産まで残していって。 323 00:22:09,662 --> 00:22:12,498 ヤツの息子に生まれたことが 腹立たしい! 324 00:22:12,498 --> 00:22:15,000 お前 最近そればっかだぞ。 325 00:22:15,000 --> 00:22:18,504 考えてもみろ。 アイツのせいで大勢が死に➡ 326 00:22:18,504 --> 00:22:21,340 ミアくんたちの自由は 今も奪われている! 327 00:22:21,340 --> 00:22:24,643 ますます早く M家を 倒さなきゃならなくなった! 328 00:22:26,679 --> 00:22:29,014 フン…。 329 00:22:29,014 --> 00:22:32,017 殺されて当然の ろくでなし親父さ! 330 00:22:32,017 --> 00:22:36,188 おい! そういう言い方は… おっ。 331 00:22:36,188 --> 00:22:38,190 フッ。 332 00:22:44,029 --> 00:22:47,533 まったく…。 333 00:22:47,533 --> 00:22:50,035 最悪な父親さ。