1 00:00:34,868 --> 00:00:37,538 (トリスタン)破門だよ マーレフィス元修道女。 2 00:00:37,538 --> 00:00:40,707 (マーレフィス)破門? 私がですか? 3 00:00:40,707 --> 00:00:45,212 (トリスタン)君が所属するパーティ 炎の竜牙…。 4 00:00:45,212 --> 00:00:48,715 数々の横暴や失態を 繰り返した挙句➡ 5 00:00:48,715 --> 00:00:51,885 リーダーが指名手配になったそうだね。 6 00:00:51,885 --> 00:00:55,722 それは 私の非ではありません! トリスタン司教様。 7 00:00:55,722 --> 00:00:59,393 確かに 王都のレストランで 雷の魔法を放ったことも➡ 8 00:00:59,393 --> 00:01:02,930 ありますが あれは豚のエサ以下の 料理を出した➡ 9 00:01:02,930 --> 00:01:06,567 店側への天罰として…。 御託は結構。 10 00:01:06,567 --> 00:01:10,570 君への悪評は すなわち 我々 ポラン教会の名に➡ 11 00:01:10,570 --> 00:01:13,240 泥を塗ることになるのだよ。 12 00:01:13,240 --> 00:01:18,412 《低俗な冒険者に身をやつし 奇跡を行使することで➡ 13 00:01:18,412 --> 00:01:23,417 私こそが誰よりも教会の評判を 高めているというのに…》 14 00:01:23,417 --> 00:01:29,756 だが 君の術者としての実力には 一目置いているのも事実。 15 00:01:29,756 --> 00:01:33,694 そこでだ。 簡単な仕事を こなしてくれれば➡ 16 00:01:33,694 --> 00:01:37,197 君が犯した些末な罪も 帳消しにし➡ 17 00:01:37,197 --> 00:01:40,534 司祭の地位を約束しよう。 18 00:01:40,534 --> 00:01:43,370 司祭!? 19 00:01:43,370 --> 00:01:48,709 我がポラン皇国と敵対する グルマク帝国のワインだが➡ 20 00:01:48,709 --> 00:01:51,878 味は確かだ。 遠慮はいらん。 21 00:01:51,878 --> 00:01:53,880 飲みたまえ。 22 00:01:59,052 --> 00:02:04,558 《マーレフィス:やはり 私は 間違っていなかった》 23 00:02:08,061 --> 00:02:11,064 なんでもおっしゃってください。 24 00:02:11,064 --> 00:02:14,735 《なんでも… フフッ クルの口癖でしたね》 25 00:02:14,735 --> 00:02:19,272 すばらしい! では命じよう。 26 00:02:19,272 --> 00:02:26,279 マーレフィスよ… 第三王女リーゼロッテの 暗殺に 力を貸すのだ。 27 00:02:26,279 --> 00:02:28,281 えっ…。 28 00:02:28,281 --> 00:02:30,951 《王女を… 暗殺!?》 29 00:02:34,354 --> 00:02:37,190 うっ…。 30 00:02:37,190 --> 00:02:43,363 言い忘れていたが そのワインには 呪術による毒を含ませておいた。 31 00:02:43,363 --> 00:02:46,867 君の体は 水以外のものを 受け付けなくなる。 32 00:02:46,867 --> 00:02:50,704 ひと月もすれば 飢え死にするだろうな。 33 00:02:50,704 --> 00:02:53,373 これは試練だよ。 34 00:02:53,373 --> 00:02:57,210 事を成し遂げれば その苦しみから解き放たれ➡ 35 00:02:57,210 --> 00:03:00,547 晴れて君は 司祭となるのだ! 36 00:03:00,547 --> 00:03:02,716 《試練…》 37 00:03:02,716 --> 00:03:07,220 トリスタン司教… 様のために…。 38 00:03:07,220 --> 00:03:10,891 この命… 捧げ… ます…。 39 00:03:10,891 --> 00:03:15,062 よろしい マーレフィス次期司祭。 40 00:03:15,062 --> 00:03:20,967 フフフ… ハハハ…。 41 00:03:24,237 --> 00:03:31,745 (デーモンロード)ククク… ククク…。 42 00:03:31,745 --> 00:03:35,215 (デーモンロード)ククク…。 43 00:03:35,215 --> 00:03:37,184 デーモン… ロード? 44 00:05:19,052 --> 00:05:21,721 《ユーリシア:クルトに呪い避けを 消されてから➡ 45 00:05:21,721 --> 00:05:24,224 リーゼの身に異変はない。 46 00:05:24,224 --> 00:05:27,394 敵はまだ リーゼの居場所を つかめていないのか? 47 00:05:27,394 --> 00:05:30,897 何か別の理由で 手が出せないのか…》 48 00:05:30,897 --> 00:05:32,999 (リーゼロッテ) 今日もおいしいです クルト様。 49 00:05:32,999 --> 00:05:36,503 (クルト)おかわりもありますからね。 やった~! 50 00:05:36,503 --> 00:05:38,672 《あるいは クルトの料理が➡ 51 00:05:38,672 --> 00:05:41,875 知らぬ間に呪術を 中和していたり…。 52 00:05:41,875 --> 00:05:44,344 なんて まさかね。 53 00:05:44,344 --> 00:05:48,181 どの道 すでにミミコたちが 町に到着し➡ 54 00:05:48,181 --> 00:05:50,217 網を張ってるらしいから➡ 55 00:05:50,217 --> 00:05:53,486 何か敵の動きがあれば すぐにでも…》 56 00:05:55,689 --> 00:05:57,691 《うま~っ!》 57 00:05:57,691 --> 00:06:01,695 クルト様 このケーキ いつもと 食感が違いますね。 58 00:06:01,695 --> 00:06:05,198 今日は 米粉を使ったケーキに 挑戦してみたんです。 59 00:06:05,198 --> 00:06:09,703 そうなんですね。 クルト様の お米料理は最高です! 60 00:06:09,703 --> 00:06:12,038 以前のおかゆも おいしかったですし➡ 61 00:06:12,038 --> 00:06:16,042 また私が呪いにかかったときは 作ってくださいね。 62 00:06:16,042 --> 00:06:18,378 そう言ってもらえると うれしいです。 63 00:06:18,378 --> 00:06:21,548 でも もう呪いを受ける心配は ないですよ。 64 00:06:21,548 --> 00:06:23,550 (リーゼロッテ/ユーリシア)ん? 65 00:06:23,550 --> 00:06:26,720 どうして言い切れるんだ? この間 呪い避けの結界を➡ 66 00:06:26,720 --> 00:06:30,223 張るのは難しいって。 はい 確かに➡ 67 00:06:30,223 --> 00:06:33,493 呪い避けの結界は作れません。 なら…。 68 00:06:33,493 --> 00:06:35,495 それは…。 69 00:06:35,495 --> 00:06:38,832 もはや 失敗は許されませんよ。 70 00:06:38,832 --> 00:06:41,668 ええ 準備に時間は かかりましたが➡ 71 00:06:41,668 --> 00:06:45,505 今度こそ第三王女を 呪い殺してみせましょう! 72 00:06:45,505 --> 00:06:50,410 我が最強呪術! 食らえ~! おお~! 73 00:06:52,679 --> 00:06:57,517 (クルト)この屋敷全体が 呪い返しの 結界の役割を果たしているので➡ 74 00:06:57,517 --> 00:07:00,854 その中で 別の結果を作ることが できないんですよ。 75 00:07:00,854 --> 00:07:04,691 屋敷全体が呪い返し? 76 00:07:04,691 --> 00:07:08,695 はい。 あっ でも ちょっとだけ 細工をしました。 77 00:07:08,695 --> 00:07:11,531 呪いは消えて 私は光って➡ 78 00:07:11,531 --> 00:07:13,867 い いったい何が どうなってるんだ~! 79 00:07:13,867 --> 00:07:16,703 お おおっ! こ これはまずい! 80 00:07:16,703 --> 00:07:20,707 呪いを跳ね返す代わりに ピカピカに光るんです。 81 00:07:20,707 --> 00:07:22,709 そのまま跳ね返したら➡ 82 00:07:22,709 --> 00:07:26,379 間違えて呪いをかけちゃった人に 申し訳ないので。 83 00:07:26,379 --> 00:07:29,382 間違えてかけちゃった人って…。 84 00:07:29,382 --> 00:07:32,719 《一応 ミミコたちにも 伝えておくか》 85 00:07:32,719 --> 00:07:35,522 すまん ちょっと出かけてくる。 86 00:07:37,824 --> 00:07:41,328 そうだ。 僕たちも 町へ買い物に行きませんか? 87 00:07:41,328 --> 00:07:44,831 えっ? リーゼさん この工房に来てから➡ 88 00:07:44,831 --> 00:07:47,500 一度も外に出てないですよね。 89 00:07:47,500 --> 00:07:50,503 はい…。 90 00:07:50,503 --> 00:07:55,208 (クルト)城塞都市ですが 市場には 新鮮な野菜も並んでて…。 91 00:07:57,177 --> 00:08:01,181 その… すみません 今日は…。 92 00:08:05,518 --> 00:08:10,056 (ジェネリク)霧が濃くなってきましたね アルレイド将軍。 93 00:08:10,056 --> 00:08:14,728 (アルレイド)ジェネリクか。 うむ… 何か嫌な予感がする。 94 00:08:14,728 --> 00:08:18,898 (ジェネリク)魔物の襲撃ですか? でも 城壁の補修工事は➡ 95 00:08:18,898 --> 00:08:23,737 完了したんでしょう? 将軍自ら 現場監督を務めて。 96 00:08:23,737 --> 00:08:28,041 やむを得んだろう。 この町の 重要性を踏まえれば➡ 97 00:08:28,041 --> 00:08:31,711 敵国のスパイが紛れ込む おそれもあるのだから。 98 00:08:31,711 --> 00:08:34,981 とはいえ そんな輩は いなかったし➡ 99 00:08:34,981 --> 00:08:40,487 壁もきちんと補修されたのだから 何も心配ないですよ。 100 00:08:40,487 --> 00:08:42,822 (ミミコ)ファントムが見つけたときには すでに➡ 101 00:08:42,822 --> 00:08:45,325 この状態だったみたいだよ。 102 00:08:45,325 --> 00:08:47,827 (オフィリア)恐らくは 呪術に失敗し➡ 103 00:08:47,827 --> 00:08:50,830 この光で足がつくと判断され➡ 104 00:08:50,830 --> 00:08:52,832 仲間に殺されたのだろう。 105 00:08:52,832 --> 00:08:55,835 死んでも光ったままなんだな…。 106 00:08:55,835 --> 00:08:59,205 (オフィリア)これだけ強力な 呪い返しを作れるんだ。 107 00:08:59,205 --> 00:09:01,875 クルトが全面的に協力してくれたら➡ 108 00:09:01,875 --> 00:09:04,711 今日中にでも 解決できるのではないか? 109 00:09:04,711 --> 00:09:06,880 それは勘弁してください。 110 00:09:06,880 --> 00:09:10,049 ここまで巻き込んでおいて 今更ですが➡ 111 00:09:10,049 --> 00:09:14,721 これ以上 あの子を ヤバい話に踏み込ませるのは…。 112 00:09:14,721 --> 00:09:17,390 あとは 私のほうで調査するよ。 113 00:09:17,390 --> 00:09:21,728 リーゼロッテ様にも 工房から 出ないように念を押しておいて。 114 00:09:21,728 --> 00:09:25,064 もちろん 工房には 護衛のファントム…。 115 00:09:25,064 --> 00:09:29,202 なんだ!? (警鐘の音) 116 00:09:29,202 --> 00:09:31,905 魔物の襲撃です! 何!? 117 00:09:31,905 --> 00:09:34,474 魔術部隊! 魔法で照らせ! 118 00:09:34,474 --> 00:09:55,161 ♬~ 119 00:09:55,161 --> 00:09:57,964 スケルトン!? なんて数だ! 120 00:10:00,667 --> 00:10:04,170 数千体のスケルトンが この町に迫ってるって。 121 00:10:04,170 --> 00:10:06,840 まさか リーゼを狙って!? 122 00:10:06,840 --> 00:10:10,176 第一小隊は 俺のもとで ここを死守。 はっ! 123 00:10:10,176 --> 00:10:12,846 ジェネリク お前は市民の避難誘導を。 124 00:10:12,846 --> 00:10:15,381 将軍 俺も戦います。 125 00:10:15,381 --> 00:10:17,851 やつらは 真っ直ぐにしか進みません。 126 00:10:17,851 --> 00:10:20,854 ここに兵を一点集中して 殲滅させれば…。 127 00:10:20,854 --> 00:10:24,023 バカ者! 他にも敵がいたら どうする!? 128 00:10:24,023 --> 00:10:27,527 お前が民を守るんだ。 しかし…。 129 00:10:27,527 --> 00:10:29,729 とにかく私は 工房へ。 130 00:10:34,200 --> 00:10:36,402 スケルトンの大群が…。 131 00:10:44,377 --> 00:10:47,380 な なんだこりゃ!? あっ…。 132 00:10:49,549 --> 00:10:52,552 西の城壁に吸い込まれて…。 133 00:10:52,552 --> 00:10:54,888 消えていく… だと!? 134 00:10:54,888 --> 00:10:57,891 西の城壁? 135 00:10:57,891 --> 00:11:00,560 ((キルシェル:東西南北の 北と西の城壁を➡ 136 00:11:00,560 --> 00:11:03,229 一人で終わらせて しまったそうです)) 137 00:11:03,229 --> 00:11:07,734 ♬~ 138 00:11:07,734 --> 00:11:10,236 将軍 この城壁はいったい…。 139 00:11:10,236 --> 00:11:12,906 俺にもわからんが…。 140 00:11:12,906 --> 00:11:15,074 《まさか あの少年…》 141 00:11:15,074 --> 00:11:17,277 ((現場監督さ~ん)) 142 00:11:21,247 --> 00:11:27,754 ハァ ハァ…。 おい まだ死ぬなよ。 143 00:11:27,754 --> 00:11:32,892 第一陣は失敗したが 第二 第三の軍勢を➡ 144 00:11:32,892 --> 00:11:37,397 お前の魔力を使って 呼び出していくんだからな! 145 00:11:37,397 --> 00:11:39,399 うぅっ! 146 00:11:39,399 --> 00:11:41,367 《マーレフィス:なんという ことでしょう…。 147 00:11:41,367 --> 00:11:47,073 教会の司教が 上級悪魔と 契約を交わし 従えている…。 148 00:11:47,073 --> 00:11:49,576 王女を殺すために!》 149 00:11:49,576 --> 00:11:52,912 うわぁ~! 150 00:11:52,912 --> 00:11:57,584 (デーモンロード)このラピタル遺跡は かつて 悪魔召喚も行われていた➡ 151 00:11:57,584 --> 00:12:01,054 いわば格好の 魔物生産地。 152 00:12:01,054 --> 00:12:03,389 あの金ピカだるまから 聞いていたほどの➡ 153 00:12:03,389 --> 00:12:05,892 魔力は持っていないようだが➡ 154 00:12:05,892 --> 00:12:11,064 その魂を糧として使えば 不足を補うに十分。 155 00:12:11,064 --> 00:12:14,234 《これは 試練なんかではない…。 156 00:12:14,234 --> 00:12:18,237 私は 教会にハメられた?》 157 00:12:20,273 --> 00:12:23,076 (クルト)今 町は どんな状況なんですか? 158 00:12:23,076 --> 00:12:26,412 城壁の四方八方を 魔物に包囲されていて➡ 159 00:12:26,412 --> 00:12:30,250 援軍を呼ぼうにも 空を飛ぶ魔物に妨害されて➡ 160 00:12:30,250 --> 00:12:33,353 できないんだ。 トロール退治に行ったままの➡ 161 00:12:33,353 --> 00:12:36,022 サクラの皆様も心配です。 162 00:12:36,022 --> 00:12:38,691 《ファントムから得た情報によれば➡ 163 00:12:38,691 --> 00:12:43,363 魔物たちの発生源は 西のラピタル遺跡。 164 00:12:43,363 --> 00:12:45,865 騎士団は対策を 練っているらしいが➡ 165 00:12:45,865 --> 00:12:48,701 こう数が多いと うかつに手が出せない》 166 00:12:48,701 --> 00:12:52,538 昨夜 スケルトンの襲来があったとも 聞きました。 167 00:12:52,538 --> 00:12:56,376 ああ だが そいつらは 壁に触れた瞬間➡ 168 00:12:56,376 --> 00:12:58,711 すべて浄化して しまったらしくてね。 169 00:12:58,711 --> 00:13:01,714 騎士団の連中も驚いてたそうだ。 170 00:13:01,714 --> 00:13:07,220 えっ? 壁に触れて浄化なんて 僕の村ではよくある話ですが。 171 00:13:07,220 --> 00:13:09,389 そうなんですか? はい…。 172 00:13:09,389 --> 00:13:14,227 じゃあ アンデッドを…。 《そりゃ クルトの作った壁だからな。 173 00:13:14,227 --> 00:13:17,730 とはいえ 浄化作用のない 壁のほうを狙われたら➡ 174 00:13:17,730 --> 00:13:19,899 今度こそ ひとたまりも…。 175 00:13:19,899 --> 00:13:22,902 待てよ… そうか!》 176 00:13:22,902 --> 00:13:26,906 クルト リーゼ 私は出かけるが 2人は絶対に➡ 177 00:13:26,906 --> 00:13:29,409 この工房から出ないようにな。 (クルト)えっ? 178 00:13:29,409 --> 00:13:32,412 まあ どちらへですか? ちょっと 西の遺跡を➡ 179 00:13:32,412 --> 00:13:37,350 掃除しに行ってくる。 掃除ですか? それなら僕も…。 180 00:13:37,350 --> 00:13:40,520 いや 町の外は魔物だらけで 危険だから➡ 181 00:13:40,520 --> 00:13:44,524 私に任せてくれ。 そ… そうですね。 182 00:13:44,524 --> 00:13:48,361 僕では戦闘の役に立てませんし…。 183 00:13:48,361 --> 00:13:54,200 ほら 落書き魔のこともあるし リーゼのそばにいてやってくれよ。 184 00:13:54,200 --> 00:13:56,703 そうでした。 185 00:13:56,703 --> 00:14:00,373 リーゼさん 僕がそばに ついていますからね。 186 00:14:00,373 --> 00:14:03,376 えっ!? うわぁ…。 187 00:14:03,376 --> 00:14:05,545 《頼んだぞ クルト》 188 00:14:05,545 --> 00:14:15,421 ♬~ 189 00:14:15,421 --> 00:14:18,758 《これがあれば…》 190 00:14:18,758 --> 00:14:21,761 東と南の敵も隙がありません! 191 00:14:21,761 --> 00:14:24,430 報告します! 決死隊 編制 完了しました! 192 00:14:24,430 --> 00:14:27,600 よし 日中なら 魔物の動きも鈍い。 193 00:14:27,600 --> 00:14:29,602 すぐに出るぞ。 無事か? アルレイド。 194 00:14:29,602 --> 00:14:32,772 おっ おお! 久しいな ユーリシア。 195 00:14:32,772 --> 00:14:36,676 この町に新設された工房に 所属してると聞いていたが➡ 196 00:14:36,676 --> 00:14:39,178 そちらの2人は? 197 00:14:39,178 --> 00:14:44,350 第三席宮廷魔術師ミミコに アトリエマイスターのオフィリア様だ。 198 00:14:44,350 --> 00:14:47,520 新アトリエマイスターを推薦した あの? 199 00:14:47,520 --> 00:14:51,858 王女が修行を行う工房の… まさか!? 200 00:14:51,858 --> 00:14:55,862 ああ リーゼロッテ第三王女は この町にいらっしゃる。 201 00:14:55,862 --> 00:15:00,199 なんと! ならば 王女の護衛にも 兵を割かねば。 202 00:15:00,199 --> 00:15:03,870 大丈夫だよ アルレイドちゃん。 ちゃん!? 203 00:15:03,870 --> 00:15:07,707 王女殿下は 私の諜報部隊が 守ってるから。 204 00:15:07,707 --> 00:15:12,044 早速だが アルレイド 私に策がある。 ん? 205 00:15:12,044 --> 00:15:16,048 あんたたちに 魔物を引きつける おとり役を頼みたい。 206 00:15:16,048 --> 00:15:18,885 その隙に 私が西の遺跡に行き➡ 207 00:15:18,885 --> 00:15:21,053 魔物の発生源を絶つ。 208 00:15:21,053 --> 00:15:24,891 1人でか!? いくらお前でも 無謀すぎる。 209 00:15:24,891 --> 00:15:27,226 (オフィリア)案ずるな 将軍。 210 00:15:27,226 --> 00:15:29,562 我々には 秘密兵器がある。 211 00:15:29,562 --> 00:15:35,668 とっておきだよ。 これは ただの魔法晶石では? 212 00:15:35,668 --> 00:15:40,673 性能は私が保証する。 うん…。 213 00:15:40,673 --> 00:15:44,510 わかった。 しかし ひとつ条件がある。 214 00:15:44,510 --> 00:15:48,347 遺跡への突入には 私も同行させてもらおう。 215 00:15:48,347 --> 00:15:51,350 なっ!? 将軍自ら? 216 00:15:51,350 --> 00:15:54,020 あんたの実力なら心強いが…。 217 00:15:54,020 --> 00:15:56,722 副将軍のジェネリクが 囮部隊を率いて➡ 218 00:15:56,722 --> 00:16:00,560 魔物の軍勢を引きつけ 私とユーリシアで➡ 219 00:16:00,560 --> 00:16:03,563 敵の本拠地を叩く。 危険すぎます。 220 00:16:03,563 --> 00:16:06,199 突入部隊なら俺たちが! 囮だって➡ 221 00:16:06,199 --> 00:16:08,701 十分危険で 重要な任務だぞ。 222 00:16:08,701 --> 00:16:12,205 お前がやらずに誰が指揮を執る! 223 00:16:12,205 --> 00:16:17,043 ミミコ殿 オフィリア殿 あなた方にも 協力を仰ぎたい。 224 00:16:17,043 --> 00:16:20,713 いいよ。 町は 私たちが守っておくね。 225 00:16:20,713 --> 00:16:24,217 うむ。 よし 作戦開始だ! 226 00:16:24,217 --> 00:16:26,919 各々 配置につけ! はっ! 227 00:16:29,555 --> 00:16:32,725 フゥ… 不満そうだな。 228 00:16:32,725 --> 00:16:36,495 だが 作戦に変更はないぞ。 229 00:16:36,495 --> 00:16:40,900 フン。 ったく あんたは。 230 00:16:53,012 --> 00:16:56,682 なんだ ずいぶんかぐわしい 水杯だな。 231 00:16:56,682 --> 00:16:59,685 当然 中身は水ですよ。 232 00:16:59,685 --> 00:17:03,022 本来 今生の別れに 水を飲み交わし➡ 233 00:17:03,022 --> 00:17:05,524 杯を叩き割るものですが。 234 00:17:05,524 --> 00:17:09,528 フンッ。 これが俺たちの水杯です! 235 00:17:09,528 --> 00:17:12,031 今生の別れなどない! 236 00:17:12,031 --> 00:17:15,368 必ず生きて帰り そして この杯に➡ 237 00:17:15,368 --> 00:17:18,204 将軍自慢のブランデーを注ぎましょう! 238 00:17:18,204 --> 00:17:20,706 ああ! もちろんだ! 239 00:17:24,877 --> 00:17:27,546 ハァ…。 240 00:17:27,546 --> 00:17:32,718 《鉄を一心に叩けば 己を 見つめ直すことができるって➡ 241 00:17:32,718 --> 00:17:35,521 故郷のおじさんが言ってたな。 242 00:17:35,521 --> 00:17:39,525 ダンゾウさんの刀 すごい切れ味だった。 243 00:17:39,525 --> 00:17:42,495 あれの小さいのなら 作れるかな…》 244 00:17:47,700 --> 00:17:50,536 《僕に何ができるだろう。 245 00:17:50,536 --> 00:17:53,039 仕事はクビになってばっかりで➡ 246 00:17:53,039 --> 00:17:57,910 仲間って言ってもらえたのに 戦闘では役に立てなくて…》 247 00:18:11,357 --> 00:18:17,163 みんな 私がこれを投げ込んだら 目を瞑るんだ。 いくぞ! 248 00:18:28,874 --> 00:18:32,411 あ…。 なん… だと!? 249 00:18:32,411 --> 00:18:36,349 (ジェネリク)すっげぇ! これが工房の秘密兵器か! 250 00:18:36,349 --> 00:18:41,153 悪魔やアンデッドを一瞬で 浄化させる光の魔法晶石。 251 00:18:41,153 --> 00:18:44,323 まさか これほどとは…。 252 00:18:44,323 --> 00:18:47,493 よし 今のうちだ。 うむ! 253 00:18:47,493 --> 00:18:52,398 俺たちは敵を引きつけるぞ! (兵士たち)お~っ! 254 00:19:13,853 --> 00:19:18,024 《やっぱり 迷いが出てる。 失敗作だな。 255 00:19:18,024 --> 00:19:22,194 鍛冶Bランクって聞いてたけど これじゃあ C…。 256 00:19:22,194 --> 00:19:24,697 いや Dランクかも》 (リーゼロッテ)クルト様。 257 00:19:24,697 --> 00:19:27,533 うわっ。 お米 とぎましたよ。 258 00:19:27,533 --> 00:19:31,537 今晩のおかずは… あら? その剣➡ 259 00:19:31,537 --> 00:19:33,806 クルト様が? ええ。 260 00:19:33,806 --> 00:19:37,476 でも 考え事してたら 魔力がこもっちゃって…。 261 00:19:37,476 --> 00:19:39,979 見せてもらってもいいですか? 262 00:19:39,979 --> 00:19:41,981 どうぞ。 263 00:19:41,981 --> 00:19:43,983 抜き身のまま頭上に掲げると➡ 264 00:19:43,983 --> 00:19:47,153 魔法が発動するので 気をつけてくださいね。 265 00:19:47,153 --> 00:19:51,157 (リーゼロッテ)そうなのですか? とても美しいですね。 266 00:19:51,157 --> 00:19:53,993 (クルト)よかったら リーゼさんに 差し上げます。 267 00:19:53,993 --> 00:19:58,664 本当ですか!? ありがとうございます クルト様! 268 00:19:58,664 --> 00:20:02,668 《クルト:きっと 無理に 笑ってるんだろうな…。 269 00:20:02,668 --> 00:20:07,006 リーゼさんの本当の気持ちを このまま気づかないフリしてて➡ 270 00:20:07,006 --> 00:20:11,343 いいのかな?》 フフッ。 271 00:20:11,343 --> 00:20:13,345 《いや…》 272 00:20:13,345 --> 00:20:17,016 あの リーゼさん ひとつ 聞いてもいいですか? 273 00:20:17,016 --> 00:20:19,018 はい なんなりと。 274 00:20:19,018 --> 00:20:23,355 好きなタイプでしたら もちろん クルト様で…。 誰かに…。 275 00:20:23,355 --> 00:20:26,959 誰かに 狙われてるんじゃないですか? 276 00:20:29,195 --> 00:20:32,031 気づいてしまわれたのですね。 277 00:20:32,031 --> 00:20:35,201 《やっぱり 怖がっていたんだ》 278 00:20:35,201 --> 00:20:38,370 本当に申し訳ないと 思ってます。 279 00:20:38,370 --> 00:20:41,874 私のせいで クルト様にも ユーリさんにも➡ 280 00:20:41,874 --> 00:20:45,377 迷惑をかけてしまい。 そんな 迷惑だなんて➡ 281 00:20:45,377 --> 00:20:47,713 思ってませんよ! ユーリシアさんだって…。 282 00:20:47,713 --> 00:20:49,882 いいえ! 283 00:20:49,882 --> 00:20:52,718 (リーゼロッテ)今 こうしているときも ユーリさんたちは➡ 284 00:20:52,718 --> 00:20:55,387 命懸けで西の遺跡を 目指しています。 285 00:20:55,387 --> 00:20:59,892 西の遺跡… そこに リーゼさんを狙ってる人が? 286 00:20:59,892 --> 00:21:02,228 はい。 おそらく…。 287 00:21:02,228 --> 00:21:05,397 《西の遺跡… さっきユーリシアさん➡ 288 00:21:05,397 --> 00:21:09,235 掃除しに行くって…。 そういえば昔…》 289 00:21:09,235 --> 00:21:11,737 ((あっ ダメですよ ゴルノヴァさん! 290 00:21:11,737 --> 00:21:13,739 そんなことしちゃ。 (ゴルノヴァ)うるせえ! 291 00:21:13,739 --> 00:21:16,408 止めんじゃねえ! ここに書くんだよ。 292 00:21:16,408 --> 00:21:18,911 ゴルノヴァ様 参上ってな! 293 00:21:18,911 --> 00:21:23,082 やめなさ~い! ギャ~!)) 294 00:21:23,082 --> 00:21:27,253 《落書き好きにとって 遺跡は最高の落書きスポット。 295 00:21:27,253 --> 00:21:32,591 そして リーゼさんを狙ってるのは 落書き魔のラクガキンキ! 296 00:21:32,591 --> 00:21:36,529 つまり ユーリシアさんは ラクガキンキを退治するために➡ 297 00:21:36,529 --> 00:21:38,531 向かったんだ》 298 00:21:38,531 --> 00:21:42,535 僕に戦う力があれば…。 そ そんな クルト様…。 299 00:21:42,535 --> 00:21:45,204 僕では リーゼさんを…。 300 00:21:45,204 --> 00:21:47,740 大切な人を守れない! 301 00:21:47,740 --> 00:21:51,243 はっ はっ は~っ! 302 00:21:51,243 --> 00:21:55,247 た たたた 大切な人… わ 私が クルト様の…。 303 00:21:55,247 --> 00:21:59,218 はい 当然です! ユーリシアさんも サクラの皆さんも➡ 304 00:21:59,218 --> 00:22:02,888 僕の大切な人です! あっ そういう…。 305 00:22:02,888 --> 00:22:07,560 ハァ… ただ ここで待ってる だけしかできないなんて…。 306 00:22:07,560 --> 00:22:10,563 それは 私も同じ気持ちです。 307 00:22:10,563 --> 00:22:14,233 できることなら 私自身の手で犯人を…。 308 00:22:14,233 --> 00:22:17,570 《そうか リーゼさんも僕と同じで➡ 309 00:22:17,570 --> 00:22:20,239 無力感にさいなまれていたんだ。 310 00:22:20,239 --> 00:22:25,077 ここで ただ待ち続けることに 僕たちはもう 耐えられない》 311 00:22:25,077 --> 00:22:27,746 行きましょう リーゼさん! えっ? 312 00:22:27,746 --> 00:22:31,917 でも 町は四方八方 魔物に包囲されてるって…。 313 00:22:31,917 --> 00:22:35,354 四方八方がダメでも 九方目があります。 314 00:22:35,354 --> 00:22:38,190 九? 一緒に 西の遺跡を➡ 315 00:22:38,190 --> 00:22:40,192 掃除しに行きましょう! 316 00:22:44,029 --> 00:22:48,534 (アルレイド)どうした!? 武者震いか? いや…。 317 00:22:48,534 --> 00:22:52,538 《何かが起こりそうな気が…》