1 00:00:05,005 --> 00:00:08,008 (瑠夏)わぁ~。 (千鶴)とってもすてきですね。 2 00:00:08,008 --> 00:00:10,010 (和)露天風呂 与市。 3 00:00:10,010 --> 00:00:13,180 やはり一日の締めは ここにかぎる。 4 00:00:13,180 --> 00:00:15,182 ふぅ…。 5 00:00:17,851 --> 00:00:21,855 にしても千鶴って 本当にいい体してるよね。 6 00:00:21,855 --> 00:00:23,857 えっ 何 急に。 7 00:00:23,857 --> 00:00:26,693 だって 出るとこ出て 引っ込むとこ引っ込んで。 8 00:00:26,693 --> 00:00:29,863 ホント 「男の人が好きそうな体」 って感じ。 9 00:00:29,863 --> 00:00:32,866 私 あんまり肉づきよくないから。 10 00:00:32,866 --> 00:00:36,203 ヒャッヒャッ 瑠夏殿は若いからな。 11 00:00:36,203 --> 00:00:39,539 もう少しすれば おのずと大人の体つきになる。 12 00:00:39,539 --> 00:00:41,708 えっ!? そういうもんですか? 13 00:00:41,708 --> 00:00:44,378 そうね。 私も最近かも。 14 00:00:44,378 --> 00:00:48,548 ワシも全盛期は 板橋の楊貴妃と呼ばれ➨ 15 00:00:48,548 --> 00:00:51,218 それはそれは じいさんを魅了したもんじゃ。 16 00:00:51,218 --> 00:00:54,054 仲のいいご夫婦 憧れます。 17 00:00:54,054 --> 00:00:58,058 ちょっと千鶴 触っていい? えっ なんで!? 18 00:00:58,058 --> 00:01:01,728 ちょっ ちょっと くすぐったい! 何 てれてるの? 19 00:01:01,728 --> 00:01:04,331 お風呂なんて いつも一緒に入ってるじゃん。 20 00:01:04,331 --> 00:01:08,669 えっ? まっ まぁそうだけど… ちょっと そこ太ももじゃない! 21 00:01:08,669 --> 00:01:11,672 アハハハ…。 コラ いいかげんにしないと怒るぞ! 22 00:01:11,672 --> 00:01:14,007 わっ ちょ やめ… くすぐった…! 23 00:01:14,007 --> 00:01:19,513 ヒャヒャ まさにガールズトーク。 学生時代を思い出すの~っ。 24 00:01:19,513 --> 00:01:21,682 アハハ… ウフフ…。 25 00:01:21,682 --> 00:01:24,084 (はしゃぎ声) 26 00:01:26,186 --> 00:01:28,689 (はしゃぎ声) 27 00:02:59,379 --> 00:03:02,149 (木部)あ… あぁ… 気持ちいい~。 28 00:03:02,149 --> 00:03:04,985 脚伸ばして入ったの 久しぶりだな~。 29 00:03:04,985 --> 00:03:07,154 (木部)おっ サウナある。 30 00:03:07,154 --> 00:03:09,656 (栗林)んっ? 「蒸し風呂」だって。 31 00:03:12,826 --> 00:03:14,828 (和男)千鶴さん…。 (和也)えっ!? 32 00:03:14,828 --> 00:03:17,497 えっ? な 何!? 千鶴? どうしたの? 33 00:03:17,497 --> 00:03:22,169 (和男)金は… 返したのか? えっ… 金っ? 34 00:03:22,169 --> 00:03:25,505 もう1年以上 前になるのか…。 35 00:03:25,505 --> 00:03:29,676 お前と千鶴さんが 金を受け渡しているところを見た。 36 00:03:29,676 --> 00:03:31,678 アパートの前で。 うっ!? 37 00:03:31,678 --> 00:03:33,680 え~っ!? 38 00:03:33,680 --> 00:03:35,682 《何 何!? 金!? アパート!? 39 00:03:35,682 --> 00:03:38,018 俺と水原がっ? あ~っ! 40 00:03:38,018 --> 00:03:40,854 ちょっと待て! 見られてた!? レンカノ代! 41 00:03:40,854 --> 00:03:44,524 水原と俺の 「ウソ」! それってもう終わりじゃ…!》 42 00:03:44,524 --> 00:03:46,693 困ったら実家を頼れ。 43 00:03:46,693 --> 00:03:49,696 恋人に借りるくらいなら 備蓄はある。 44 00:03:49,696 --> 00:03:53,533 あっ!? 《そ そうか… 「返す」って➨ 45 00:03:53,533 --> 00:03:55,535 俺が金を払ってたんじゃなくて➨ 46 00:03:55,535 --> 00:03:58,205 水原に金を 借りてたことになってんのか…》 47 00:03:58,205 --> 00:04:01,041 う うん ごめん! 心配かけて! 48 00:04:01,041 --> 00:04:03,643 《と とにかく乗るしかねえ!》 49 00:04:03,643 --> 00:04:06,980 好きな女の前でくらい 格好つけろ。 50 00:04:06,980 --> 00:04:08,982 あっ…。 51 00:04:08,982 --> 00:04:12,986 《そうか… もともとあんま しゃべる人じゃねえけど➨ 52 00:04:12,986 --> 00:04:17,491 それでも ずっと俺たちのこと… 心配してくれてんだな。 53 00:04:17,491 --> 00:04:19,993 思ってる以上に迷惑を…》 54 00:04:22,496 --> 00:04:26,166 ふ 夫婦の秘密とか ないの? んっ? 55 00:04:26,166 --> 00:04:28,869 それこそ ばーちゃんに 言ってないこととか。 56 00:04:32,005 --> 00:04:34,007 お前はあるのか? 57 00:04:34,007 --> 00:04:36,343 母さんへの秘密。 んっ!? 58 00:04:36,343 --> 00:04:39,346 まぁ 言っても 得しないこともあるし。 59 00:04:39,346 --> 00:04:41,515 同じことだ。 60 00:04:41,515 --> 00:04:44,851 人を守るウソもある。 61 00:04:44,851 --> 00:04:50,190 問題は 人へのウソではなく 「相手の幸せを願う」➨ 62 00:04:50,190 --> 00:04:52,692 その自分の気持ちに ウソがないかだ。 63 00:04:52,692 --> 00:04:57,197 少なくとも 俺はそうして30年働いてきた。 64 00:04:57,197 --> 00:04:59,533 《ダメだ…。 65 00:04:59,533 --> 00:05:03,136 重みがちげぇ… 「相手を思うウソ」か。 66 00:05:03,136 --> 00:05:05,305 このウソが本当に➨ 67 00:05:05,305 --> 00:05:07,641 ばーちゃんのために なってるのかは わからない。 68 00:05:07,641 --> 00:05:11,812 でも… でも水原を幸せにしたい。 69 00:05:11,812 --> 00:05:13,980 この思いだけは…!》 70 00:05:13,980 --> 00:05:18,652 (瑠夏)へぇ~ ここで プロジェクションマッピングが~。 71 00:05:18,652 --> 00:05:23,490 どうじゃ? 少しは気が… 軽くなったか? えっ? 72 00:05:23,490 --> 00:05:26,493 小百合さんのことは残念じゃった。 73 00:05:26,493 --> 00:05:32,499 ワシもやはり この世は残酷であると 前古未曽有に痛み入った。 74 00:05:32,499 --> 00:05:36,169 和也は 何か力になれたんじゃろうか。 75 00:05:36,169 --> 00:05:40,674 頼りない孫ではあるが 少しは支えになったのかと…。 76 00:05:44,344 --> 00:05:47,681 十分 力になっていただきました。 77 00:05:47,681 --> 00:05:49,683 そうか。 78 00:05:49,683 --> 00:05:54,688 であれば 何か一端は 担えたのかもしれんな。 えっ? 79 00:05:54,688 --> 00:05:57,691 人は一人でなど強くなれん。 80 00:05:57,691 --> 00:06:00,193 皆で支え合い 温め合い➨ 81 00:06:00,193 --> 00:06:04,464 それでも時に凍えそうになるほど 人の世は厳しい。 82 00:06:04,464 --> 00:06:08,134 小百合さんの代わりなどいない。 ただ少なくとも➨ 83 00:06:08,134 --> 00:06:14,140 千鶴さんの幸せを心から願う者を ワシは何人も知っている。 84 00:06:14,140 --> 00:06:17,811 時に和也に 時にワシに➨ 85 00:06:17,811 --> 00:06:21,314 時に晴美さんに 時に和男に。 86 00:06:21,314 --> 00:06:26,152 その肩を僅かでも秋風が 通り抜けたら頼ってほしい。 87 00:06:26,152 --> 00:06:30,657 家族がいなくなったなどと 思ってくれるな。 88 00:06:30,657 --> 00:06:35,662 ここにおる。 千鶴さんの家族は ここにおる。 89 00:06:37,831 --> 00:06:40,667 今回は強引に連れ出して悪かった。 90 00:06:40,667 --> 00:06:43,336 そのことだけは どうしても伝えたかった。 91 00:06:43,336 --> 00:06:47,641 では行こう。 長湯はお肌にも毒じゃ。 92 00:06:55,015 --> 00:06:58,852 (和)さて 軽く売店に寄って 部屋に戻るとしよう。 93 00:06:58,852 --> 00:07:00,854 あったまった? うん。 94 00:07:03,623 --> 00:07:07,527 ⸨麻美:本当の 「彼女」になれる って言ったら… どうする?⸩ 95 00:07:11,965 --> 00:07:16,136 んっ? ちょっとおばあさん お話が。 96 00:07:16,136 --> 00:07:18,138 話? 97 00:07:18,138 --> 00:07:20,807 どうした 瑠夏殿。 98 00:07:20,807 --> 00:07:23,310 《おばあさんは どう思うんだろう…。 99 00:07:23,310 --> 00:07:26,813 もし千鶴さんが 「レンタル彼女」だって知ったら…。 100 00:07:26,813 --> 00:07:30,650 やっぱり泣いちゃったり するのかな… 怒ったりとか…。 101 00:07:30,650 --> 00:07:33,320 それとも今更 信じられないかも…》 102 00:07:33,320 --> 00:07:35,488 ⸨「違う」でしょ?⸩ 103 00:07:35,488 --> 00:07:38,158 《でも 2人が だましているのは事実! 104 00:07:38,158 --> 00:07:40,160 ずるいよ そんなの! 105 00:07:40,160 --> 00:07:42,996 もちろん おばあさんを 悲しませたくなんかない。 106 00:07:42,996 --> 00:07:47,334 でも 「千鶴さんの隙間」に 私が取って代われるなら…。 107 00:07:47,334 --> 00:07:50,537 私がそのさみしさを 埋めてあげられるなら!》 108 00:07:52,839 --> 00:07:57,010 おばあさんが求めている 結婚の条件ってなんですか? 109 00:07:57,010 --> 00:08:00,180 和也さんと結婚する 条件。 110 00:08:00,180 --> 00:08:04,951 ほう… ヒャッヒャ なんじゃっ。 何かと思ったら。 111 00:08:04,951 --> 00:08:07,120 探りを入れてきてくれとるのか! 112 00:08:07,120 --> 00:08:09,122 心配せんでも➨ 113 00:08:09,122 --> 00:08:12,625 千鶴さんはハードルの はるか上空を飛んどるよ。 114 00:08:12,625 --> 00:08:16,629 《違う! 私は 「千鶴さんの友達」 なんかじゃない! 115 00:08:16,629 --> 00:08:18,631 「和也くんの彼女」は私で!》 116 00:08:18,631 --> 00:08:23,803 例えば… 千鶴が 「ウソ」をついてるとしたら。 117 00:08:23,803 --> 00:08:27,307 おばあさんにも言えないような 大きなウソを…。 118 00:08:27,307 --> 00:08:30,143 何かあるのか? ハッ! 119 00:08:30,143 --> 00:08:32,345 た 例えばで…。 120 00:08:34,314 --> 00:08:37,150 それにしても さすがお友達じゃ➨ 121 00:08:37,150 --> 00:08:39,319 同じことを言う。 えっ? 122 00:08:39,319 --> 00:08:42,155 千鶴さんにも前に聞かれた。 123 00:08:42,155 --> 00:08:45,825 私がウソをついてるとしたらと…。 あっ。 124 00:08:45,825 --> 00:08:48,828 《そうか… 千鶴さんも迷ってるんだ…》 125 00:08:48,828 --> 00:08:54,167 ワシは 千鶴さんが宇宙人でも 千鶴さんが好きじゃ~と答えた。 126 00:08:54,167 --> 00:08:56,836 大げさではあるが ウソではない。 127 00:08:56,836 --> 00:08:58,838 あれほどの女性じゃ。 128 00:08:58,838 --> 00:09:03,109 和也以外の誰かとの 恋がなかったとは思えんし➨ 129 00:09:03,109 --> 00:09:08,281 過去の男関係の…。 《違う。 「恋人」自体がウソで…》 130 00:09:08,281 --> 00:09:11,284 どうじゃ 図星かな? 131 00:09:11,284 --> 00:09:13,953 時にワシも不安になる。 132 00:09:13,953 --> 00:09:17,624 「完璧」という言葉が あそこまで似つかわしい女性。 133 00:09:17,624 --> 00:09:20,960 ふとした拍子に 目の前からポンと消え➨ 134 00:09:20,960 --> 00:09:23,963 いなくなってしまうのではと…。 あっ…! 135 00:09:23,963 --> 00:09:25,965 まるで 「夢」。 136 00:09:25,965 --> 00:09:29,302 香りだけを残して…。 あっ…! 137 00:09:29,302 --> 00:09:33,973 《考えてる! 千鶴さんが いなくなる可能性。 じゃあ…》 138 00:09:33,973 --> 00:09:35,975 いいんですか? それでも! 139 00:09:38,478 --> 00:09:42,649 そうなれば 和也は別の女性と結婚し➨ 140 00:09:42,649 --> 00:09:45,151 式を挙げ 披露宴をし…。 141 00:09:45,151 --> 00:09:48,154 《私… それが… 私! 142 00:09:48,154 --> 00:09:50,990 それが私!》 お おば…。 143 00:09:50,990 --> 00:09:54,327 そして 数年後 風のうわさで➨ 144 00:09:54,327 --> 00:09:59,165 千鶴さんが別の男性と 結ばれたと伝え聞く。 あぁ…。 145 00:09:59,165 --> 00:10:03,002 子どもを授かり 幸せに暮らしていると…。 146 00:10:03,002 --> 00:10:07,674 言えると思う… ワシはきっと 「よかった」と。 147 00:10:07,674 --> 00:10:13,012 彼女には どんな形であれ 幸せが訪れてほしいと願う。 148 00:10:13,012 --> 00:10:17,350 その相手が和也であれば なおよいと思っとるだけじゃ。 149 00:10:17,350 --> 00:10:22,188 母さん 何やってるの 行くぞ。 おお 売店に寄ろう! 150 00:10:22,188 --> 00:10:27,694 行こう瑠夏殿。 ここの売店は 品ぞろえも豊富で楽しいぞ~。 151 00:10:27,694 --> 00:10:30,029 《かなわない…。 152 00:10:30,029 --> 00:10:33,199 まるで 「本当の娘」みたいに…》 153 00:10:33,199 --> 00:10:35,368 お おばあさんっ! んっ。 154 00:10:35,368 --> 00:10:39,539 もう一つだけ聞かせてください! んっ? 155 00:10:39,539 --> 00:10:43,042 (栗林)部屋で晩酌しようぜ。 和也も来るだろ? 156 00:10:43,042 --> 00:10:46,212 (木部)バカ 千鶴さんとの 2人の時間があるだろ。 157 00:10:46,212 --> 00:10:48,214 空気読めよ。 《あっ…。 158 00:10:48,214 --> 00:10:51,551 瑠 瑠夏ちゃんは…》 159 00:10:51,551 --> 00:10:55,221 あっ…? 《なんか元気ねえか? 160 00:10:55,221 --> 00:10:57,557 さっき ばーちゃんとも 話してたみてぇだけど➨ 161 00:10:57,557 --> 00:10:59,559 大丈夫なのか~?》 162 00:10:59,559 --> 00:11:01,561 瑠夏ちゃん どうかした? 163 00:11:01,561 --> 00:11:03,830 あっ… いえ 別に。 164 00:11:03,830 --> 00:11:05,832 そうじゃ 栗殿。 165 00:11:05,832 --> 00:11:08,668 2人には 「恋人の時間」を。 えっ! 166 00:11:08,668 --> 00:11:11,170 ええっ!? 3人!? 167 00:11:11,170 --> 00:11:15,008 今日は千鶴と和也さんの部屋に おじゃましようかと! 168 00:11:15,008 --> 00:11:18,178 (木部)でも更科さん 自分の部屋は…。 169 00:11:18,178 --> 00:11:20,680 (瑠夏)ひっ 1人じゃ どうしてもさみしくて➨ 170 00:11:20,680 --> 00:11:22,849 お お代は申し訳ないですが! 171 00:11:22,849 --> 00:11:26,019 おっ それはかまわんが 2人はいいのか? 172 00:11:26,019 --> 00:11:28,188 えっ ええ! そうですね! 173 00:11:28,188 --> 00:11:31,357 瑠夏ちゃん1人じゃ 寂しいだろうし 私たちは全然! 174 00:11:31,357 --> 00:11:33,359 ねっ 和也さん! 175 00:11:37,197 --> 00:11:40,867 《まぁ そりゃ 告白のタイミングはなくなるけど。 176 00:11:40,867 --> 00:11:43,536 レンカノ規約的には むしろ 「助け船」とも…》 177 00:11:43,536 --> 00:11:46,039 あっ ああ! 俺たちは全然! 178 00:11:46,039 --> 00:11:48,207 そうか…。 179 00:11:48,207 --> 00:11:51,211 本当に? なんの確認だよ! 180 00:11:51,211 --> 00:11:53,212 (和)まぁ 2人が言うなら➨ 181 00:11:53,212 --> 00:11:56,716 確かに瑠夏殿を1人は かわいそうじゃったな! 182 00:11:56,716 --> 00:11:58,718 考えが至らず悪かった。 183 00:12:00,720 --> 00:12:02,655 (瑠夏)枕投げでもします? なんでよ。 184 00:12:02,655 --> 00:12:04,657 千鶴さん こっちから➨ 185 00:12:04,657 --> 00:12:06,993 変な音聞こえても 振り向かないでくださいよ! 186 00:12:06,993 --> 00:12:08,995 はいはい。 いや ないから。 187 00:12:08,995 --> 00:12:11,998 だいたい レンカノのくせに 人の彼氏と➨ 188 00:12:11,998 --> 00:12:14,667 2人で泊まろうとするって どういう神経ですか? 189 00:12:14,667 --> 00:12:17,837 それはその人が勝手に。 ばーちゃんが勝手に! 190 00:12:17,837 --> 00:12:22,008 《ハァ… これはこれで 全然 寝られる気がしねえ。 191 00:12:22,008 --> 00:12:25,011 水原… どう思ってんだ? 192 00:12:25,011 --> 00:12:27,513 かなり強引に 2人部屋にしちまったし》 193 00:12:30,016 --> 00:12:32,318 《おっ 瑠夏ちゃんもう寝てる!》 194 00:12:34,354 --> 00:12:37,357 うぅ… あっ…。 195 00:12:37,357 --> 00:12:39,859 《マジで美少女だよな~》 196 00:12:41,861 --> 00:12:44,364 《水原も寝た… かな? 197 00:12:44,364 --> 00:12:47,200 まぁ そりゃ みんな疲れてるだろうな。 198 00:12:47,200 --> 00:12:50,103 ハァ… 水でも買いにいこ》 199 00:12:54,540 --> 00:12:56,542 (ドアの開閉音) 200 00:13:10,490 --> 00:13:13,159 《まぁ なんとか1日目は➨ 201 00:13:13,159 --> 00:13:15,662 水原のおかげで乗り切った感じか。 202 00:13:15,662 --> 00:13:20,166 ぐぅ…! にしても 水原に迷惑かけすぎだ~! 203 00:13:20,166 --> 00:13:22,168 あっちもこっちも トラブルに巻き込んで! 204 00:13:22,168 --> 00:13:25,872 1日目は 「告白失敗」… 当然か》 205 00:13:27,840 --> 00:13:29,842 あっ こ こんばんは~。 206 00:13:34,514 --> 00:13:36,516 なっ! 207 00:13:36,516 --> 00:13:40,019 《な~っ!? おっ 起きてたのか!? 208 00:13:40,019 --> 00:13:43,523 っていうか 後追ってきた!? えっ ウソウソ なんの用!?》 209 00:13:43,523 --> 00:13:46,192 どっ どうしたの? 寝れなかった!? 210 00:13:46,192 --> 00:13:48,695 なんだか私も喉渇いちゃって。 211 00:13:48,695 --> 00:13:51,864 そっ そっか! あっ じゃあ これ! 212 00:13:51,864 --> 00:13:53,866 いいの? サンキュ。 213 00:13:53,866 --> 00:13:56,035 うっ うん。 214 00:13:56,035 --> 00:13:59,038 (鼓動) 215 00:13:59,038 --> 00:14:02,975 《ぐぉ~っ! 二人きり。 メッチャ ドキドキする! (鼓動) 216 00:14:02,975 --> 00:14:06,312 この距離で見る水原 マジ限界突破! (鼓動) 217 00:14:06,312 --> 00:14:09,982 二人きりになったときの この桁違いの心臓の高鳴りが➨ 218 00:14:09,982 --> 00:14:14,487 本当にこの子が好きなんだと 何度でも確認させられる!》 219 00:14:14,487 --> 00:14:17,657 じゃ… じゃあ 行くねっ。 あっ。 220 00:14:17,657 --> 00:14:19,659 そうだ。 あっ? 221 00:14:19,659 --> 00:14:22,995 お金の話なんだけど。 えっ!? 222 00:14:22,995 --> 00:14:25,832 さすがに今回は まけようと思うの。 223 00:14:25,832 --> 00:14:28,167 「宿泊」も事務所には 報告できないし➨ 224 00:14:28,167 --> 00:14:30,169 「空デート」入れるにしても➨ 225 00:14:30,169 --> 00:14:32,672 ざっくり デート2回分くらいってことで。 226 00:14:32,672 --> 00:14:35,174 あっ… あぁ… 助かるよ。 227 00:14:35,174 --> 00:14:38,177 てか 2泊3日旅行 オールタイムじゃ➨ 228 00:14:38,177 --> 00:14:40,179 とんでもない金額に なっちゃうわよ? 229 00:14:40,179 --> 00:14:42,181 なっ… 何年かかっても…。 230 00:14:42,181 --> 00:14:45,518 今回は私が 断りきれなかった部分もあるし➨ 231 00:14:45,518 --> 00:14:47,520 おばあちゃんが倒れたときも➨ 232 00:14:47,520 --> 00:14:50,356 「告白」を止めたのは私だしね。 ⸨私 言いたくない⸩ 233 00:14:50,356 --> 00:14:52,859 《水原…》 234 00:14:52,859 --> 00:14:56,195 これは二人きりのときに 言っとかなきゃって思ってたの。 235 00:14:56,195 --> 00:14:58,531 次 いつあるかわかんないし。 236 00:14:58,531 --> 00:15:01,868 《いや… 俺が 初めから訂正できてれば➨ 237 00:15:01,868 --> 00:15:04,137 こんなことには ならなかったわけだし。 238 00:15:04,137 --> 00:15:07,473 今回だって こんなに 迷惑かけずに済んだんだ…》 239 00:15:07,473 --> 00:15:11,644 そ そのっ マジごめん! あっ。 240 00:15:11,644 --> 00:15:14,313 こんなハチャメチャな旅行に つきあわせて! 241 00:15:14,313 --> 00:15:17,150 しかも ばーちゃんが 強引に連れ出したわけだし! 242 00:15:17,150 --> 00:15:19,652 麻美ちゃんのことも 瑠夏ちゃんのことも➨ 243 00:15:19,652 --> 00:15:21,654 栗林のことだって! 244 00:15:21,654 --> 00:15:25,158 なんかいろいろ全部背負って ウソつかせてる感じになってるし! 245 00:15:25,158 --> 00:15:27,160 マジ 水原じゃないと➨ 246 00:15:27,160 --> 00:15:29,829 とっくに ばーちゃん悲しませる 結果になってるっていうか。 247 00:15:29,829 --> 00:15:32,165 何もかも爆発してるっていうか。 248 00:15:32,165 --> 00:15:36,502 もう 「ごめん」も 「ありがとう」も 聞き飽きたと思うけど! 249 00:15:36,502 --> 00:15:40,006 ちょっと 声大きい。 あっ ご ごめん。 250 00:15:40,006 --> 00:15:43,676 そこまで しんどくないかも…。 えっ? 251 00:15:43,676 --> 00:15:46,846 麻美さんも思ったほど ひっ迫してないみたいだし➨ 252 00:15:46,846 --> 00:15:51,184 瑠夏ちゃんも合わせてくれてる。 栗くんも… 「大人」ね。 253 00:15:51,184 --> 00:15:53,352 自分でも不思議なの。 254 00:15:53,352 --> 00:15:56,689 水着で プールにつかって みんなでバレーして➨ 255 00:15:56,689 --> 00:15:59,192 おいしいごはん食べて 温泉に入って。 256 00:15:59,192 --> 00:16:01,194 なんだかそれが➨ 257 00:16:01,194 --> 00:16:03,963 普通にすがすがしくて。 水原…。 258 00:16:03,963 --> 00:16:07,300 今まで ずっと根詰めてたから こんなふうに➨ 259 00:16:07,300 --> 00:16:10,470 リゾートで羽伸ばしてっていうのも ほとんどなかったし。 260 00:16:10,470 --> 00:16:12,972 自然体が理想って 言ってくれてるから➨ 261 00:16:12,972 --> 00:16:14,974 変な気 遣わなくていいしね。 262 00:16:17,643 --> 00:16:20,146 誘ってくれて ありがとっ。 263 00:16:22,648 --> 00:16:24,984 ⸨和:傷心の姫のために 何かできんかと➨ 264 00:16:24,984 --> 00:16:27,486 ワシなりに考えた末じゃ⸩ 265 00:16:27,486 --> 00:16:29,989 《よかったな ばーちゃん。 266 00:16:29,989 --> 00:16:32,792 届いてるじゃねえか ちゃんと》 267 00:16:36,495 --> 00:16:38,664 んっ…。 んんっ…。 268 00:16:38,664 --> 00:16:40,833 《えっ!? 今告白!? 269 00:16:40,833 --> 00:16:44,036 今!? 今なのか~!?》 270 00:16:46,005 --> 00:16:49,509 (晴美)あら? お母さん。 か か 母ちゃん! 271 00:16:49,509 --> 00:16:52,178 お邪魔しちゃったかしら ウフフ。 272 00:16:52,178 --> 00:16:55,181 あっ いっ いや。 ちょうど 部屋に戻るところだったし。 273 00:16:55,181 --> 00:16:57,183 なぁ? えっ ええ。 274 00:16:57,183 --> 00:17:00,519 じゃ じゃあ 先 部屋戻ってるから! 275 00:17:00,519 --> 00:17:04,624 《ぐお~っ またしてもタイミング逃した~!》 276 00:17:04,624 --> 00:17:08,127 じゃあ私も おやすみなさい。 277 00:17:08,127 --> 00:17:10,129 あっ 千鶴さん。 278 00:17:10,129 --> 00:17:14,133 ちょっと 話せるかしら? えっ? 279 00:17:14,133 --> 00:17:16,469 ごめんなさいね千鶴さん。 280 00:17:16,469 --> 00:17:18,971 ちょっと歩こうだなんて。 いえっ。 281 00:17:18,971 --> 00:17:21,474 ちょうど寝つけなかったので。 あっ。 282 00:17:21,474 --> 00:17:23,976 あら いつも? あっ いえ。 283 00:17:23,976 --> 00:17:28,481 今日が楽しすぎたのかも。 本当? 何よりだわ。 284 00:17:28,481 --> 00:17:30,483 ええ! 285 00:17:30,483 --> 00:17:32,485 んっ…? 286 00:17:34,487 --> 00:17:38,491 あの お母さん これは どこに…。 んっ? 287 00:17:38,491 --> 00:17:40,993 ウフフ…。 288 00:17:40,993 --> 00:17:42,995 《ないしょ?》 289 00:17:42,995 --> 00:17:45,831 千鶴さん ご兄弟は? あっ いえ…。 290 00:17:45,831 --> 00:17:48,834 そう じゃあ 瑠夏さんが妹代わりね。 291 00:17:48,834 --> 00:17:50,836 そっ そうですね。 292 00:17:50,836 --> 00:17:55,341 和也にも 「兄弟」がいれば 少しは違ったのかもね。 えっ? 293 00:17:55,341 --> 00:17:58,844 えっ それって…。 ううん こっちの話。 294 00:17:58,844 --> 00:18:01,180 そうですか…。 295 00:18:01,180 --> 00:18:05,785 そうだ千鶴さん 少し聞きづらいんだけど。 えっ? 296 00:18:05,785 --> 00:18:08,621 指輪… はめていらっしゃらないのね。 297 00:18:08,621 --> 00:18:11,290 えっ? あっ ああ! 298 00:18:11,290 --> 00:18:15,294 すみません その… 持ってきてはいるんですが…。 299 00:18:15,294 --> 00:18:18,464 あっ! いえっ 違うの違うの! 300 00:18:18,464 --> 00:18:20,633 なかなか着けづらい 気持ちも わかるし! 301 00:18:20,633 --> 00:18:24,036 「プール」だっていう こともあるし ご ごめんなさい。 302 00:18:25,972 --> 00:18:28,140 あのあと お義母さんから➨ 303 00:18:28,140 --> 00:18:31,143 病院で千鶴さんに 渡したって聞いてね。 304 00:18:31,143 --> 00:18:35,314 千鶴さんを困らせていないか 少し心配で…。 305 00:18:35,314 --> 00:18:38,317 《そうか… そんなふうに…》 306 00:18:38,317 --> 00:18:40,319 うちのお義母さんは 少し➨ 307 00:18:40,319 --> 00:18:42,321 豪快すぎるときがあるでしょ? 308 00:18:42,321 --> 00:18:44,323 そっ そうですね。 309 00:18:44,323 --> 00:18:49,161 迷惑だなんて… 私にはまだ 「はめる資格」がないだけで。 310 00:18:49,161 --> 00:18:51,831 私も初めは戸惑ったわ。 311 00:18:51,831 --> 00:18:54,834 当時から お義母さんパワフルだったから。 312 00:18:54,834 --> 00:18:56,836 えっ そうなんですか? 313 00:18:56,836 --> 00:18:58,838 まだお父さんと 出会ったばかりのころに➨ 314 00:18:58,838 --> 00:19:02,775 ふだんの姿を見たいって 職場に現れたりとか➨ 315 00:19:02,775 --> 00:19:04,944 正式におつきあいが 始まってからも➨ 316 00:19:04,944 --> 00:19:07,613 3回に1回はデートに同伴して➨ 317 00:19:07,613 --> 00:19:09,615 2回目 会ったときにはもう➨ 318 00:19:09,615 --> 00:19:13,119 「結婚の意思はあるのか」 って聞かれて。 319 00:19:13,119 --> 00:19:15,454 《エピソードが… なかなか…!》 320 00:19:15,454 --> 00:19:18,791 でも私は あんなふうに 強く生きられないから➨ 321 00:19:18,791 --> 00:19:22,461 今ではとても憧れて 尊敬してるわ。 322 00:19:22,461 --> 00:19:25,064 着いたっ。 えっ? 323 00:19:28,634 --> 00:19:32,471 これって… ドレス。 324 00:19:32,471 --> 00:19:34,473 実はハワイアンズは➨ 325 00:19:34,473 --> 00:19:37,309 私がお父さんと 結婚した場所でもあってね。 326 00:19:37,309 --> 00:19:39,311 えっ! 《結婚…》 327 00:19:39,311 --> 00:19:42,982 この先に 教会と 広い会場があるの。 328 00:19:42,982 --> 00:19:47,319 そこで式を挙げて披露宴をして…。 すごかったのよ。 329 00:19:47,319 --> 00:19:50,489 披露宴は質素でいいって 私たちが言ったのに➨ 330 00:19:50,489 --> 00:19:52,992 「遠い親戚まで 呼ぶんじゃ!」って➨ 331 00:19:52,992 --> 00:19:55,327 お義母さんが聞かなくて。 アハハ…。 332 00:19:55,327 --> 00:19:58,831 まるで 「お姫様」みたいに。 333 00:19:58,831 --> 00:20:01,834 ⸨千鶴姫~!⸩ 334 00:20:01,834 --> 00:20:06,839 そういう意味でも ハワイアンズはお義母さんにとっても➨ 335 00:20:06,839 --> 00:20:11,343 きっと 「特別な場所」で… だから こうして千鶴さんを…。 336 00:20:11,343 --> 00:20:16,682 ⸨ここにおる。 千鶴さんの家族はここにおる⸩ 337 00:20:16,682 --> 00:20:20,186 あらやだ なんか 余計プレッシャーになってない!? 338 00:20:20,186 --> 00:20:22,188 あっ いえ 平気です。 339 00:20:22,188 --> 00:20:27,193 実は 結婚して なかなか子どもができなくてね。 340 00:20:27,193 --> 00:20:31,363 治療にも通って ようやく生まれたのが8年後。 341 00:20:31,363 --> 00:20:33,699 そうなんですか…。 342 00:20:33,699 --> 00:20:38,037 ごめんね 少し重い話かしら。 いっ いえ…。 343 00:20:38,037 --> 00:20:42,208 不遇のときも きっとお義母さんは不安で…。 344 00:20:42,208 --> 00:20:46,045 でも根気強く 忙しい和男さんの代わりに➨ 345 00:20:46,045 --> 00:20:49,048 毎回 一緒に 治療にも付き添ってくれて。 346 00:20:49,048 --> 00:20:51,383 励まし続けてくれて…。 347 00:20:51,383 --> 00:20:53,686 それで生まれたのが 「和也」。 348 00:20:55,721 --> 00:20:57,723 出来がいいかは わからないけれど➨ 349 00:20:57,723 --> 00:21:01,227 それでも あの子は私のかわいい我が子。 350 00:21:01,227 --> 00:21:05,664 どんなに大きくなっても かわいいかわいい一人息子。 351 00:21:05,664 --> 00:21:09,001 あのときの お義母さんの笑顔は忘れないわ。 352 00:21:09,001 --> 00:21:12,505 もう本当に この世の幸せのすべてを➨ 353 00:21:12,505 --> 00:21:14,673 両腕に抱えたような顔で。 354 00:21:14,673 --> 00:21:18,677 だから千鶴さんの気持ちも お義母さんの気持ちも➨ 355 00:21:18,677 --> 00:21:21,180 私には どちらもよくわかるの。 356 00:21:21,180 --> 00:21:25,518 もちろん 千鶴さんは和也には もったいないくらいの女性。 357 00:21:25,518 --> 00:21:28,020 でも 不安にならないはずがない。 358 00:21:28,020 --> 00:21:32,358 プレッシャーから逃げ出したくなったら いつでも相談してほしい。 359 00:21:32,358 --> 00:21:35,194 私の 「宝物」の 「宝物」は➨ 360 00:21:35,194 --> 00:21:37,863 私にとっても 「宝物」よ。 361 00:21:37,863 --> 00:21:41,066 そのことだけは 伝えておきたくてね。 362 00:21:43,035 --> 00:21:45,037 あっ…。 363 00:21:50,543 --> 00:21:52,545 《そうか… あの指輪➨ 364 00:21:52,545 --> 00:21:56,215 直前まで はめてたのは この人なんだ…。 365 00:21:56,215 --> 00:21:59,885 29年間 肌身離さず着けて…。 366 00:21:59,885 --> 00:22:03,489 どこに行くにも 何をしてても一緒で…。 367 00:22:03,489 --> 00:22:06,325 それを人に渡すって どんな気持ちだろう。 368 00:22:06,325 --> 00:22:11,664 きっと寂しくて 心にポッカリ穴があいたような…。 369 00:22:11,664 --> 00:22:13,666 私にできるだろうか…。 370 00:22:13,666 --> 00:22:17,670 その指輪を渡した相手に こんなにも優しく…。 371 00:22:17,670 --> 00:22:21,173 ごめんなさい 私はレンタル彼女なんです。 372 00:22:21,173 --> 00:22:23,676 あの人の 「本当の恋人」ではなくて…。 373 00:22:23,676 --> 00:22:28,881 私は あの指輪をはめることも 返すことすらできない》 374 00:22:30,850 --> 00:22:34,019 あらやだ! ああ なんだか しゃべればしゃべるほど➨ 375 00:22:34,019 --> 00:22:36,355 プレッシャーかけちゃってる 気もするわ~! 376 00:22:36,355 --> 00:22:39,692 約束します。 えっ? 377 00:22:39,692 --> 00:22:42,695 何かあれば… 必ず…。 378 00:22:42,695 --> 00:22:45,531 あ… ありがとう。 379 00:22:45,531 --> 00:22:47,533 (手を打つ音) 380 00:22:47,533 --> 00:22:50,836 戻りましょうか。 お父さんも和也も心配するかも。 381 00:22:52,871 --> 00:22:55,374 あ あのっ…! んっ? 382 00:22:55,374 --> 00:22:58,677 もう少しだけ… お時間… いいですか? 383 00:23:01,380 --> 00:23:03,816 (晴美)えっ? これを私に? 384 00:23:03,816 --> 00:23:07,319 お風呂上がり通ったときに かわいいなと思って。 385 00:23:07,319 --> 00:23:09,822 深い意味はないんですけど…。 386 00:23:09,822 --> 00:23:14,493 何か一つくらい お土産があってもいいかと…。 387 00:23:14,493 --> 00:23:16,829 記念に…。 388 00:23:16,829 --> 00:23:21,133 いただいちゃっていいのかしら? はっ 800円なんで…。 389 00:23:28,340 --> 00:23:31,010 見て見て 千鶴さん! あっ。 390 00:23:31,010 --> 00:23:33,312 なんだか お姫様みたい。 391 00:23:36,015 --> 00:23:38,350 ありがとう 大切にするわ。 392 00:23:38,350 --> 00:23:41,186 いえ 800円ですから。 393 00:23:41,186 --> 00:23:43,689 《はっ? 指輪…? 394 00:23:43,689 --> 00:23:46,191 何かと思って ついてきたらマジ? 395 00:23:46,191 --> 00:23:48,861 今の口ぶりじゃ結婚指輪!? 396 00:23:48,861 --> 00:23:52,197 気はないとか言いながら そんな物を?》 397 00:23:52,197 --> 00:23:54,533 ⸨和也さんは 私の彼氏です⸩ 398 00:23:54,533 --> 00:23:57,202 「ウソつき」。 399 00:23:57,202 --> 00:24:01,106 それは… なし寄りでしょ。