1 00:00:06,106 --> 00:00:08,108 (ミア)衛兵がいない? 2 00:00:08,108 --> 00:00:11,612 (レオナルド)静かすぎますな。 3 00:00:11,612 --> 00:00:13,881 (フィリア)急ぎましょう。 4 00:00:16,049 --> 00:00:18,752 (一同)はぁ はぁ…! 5 00:00:18,752 --> 00:00:20,787 (扉の開く音) 6 00:00:20,787 --> 00:00:22,756 (足音) 7 00:00:22,756 --> 00:00:26,193 は… 陛下! 殿下! 8 00:00:26,193 --> 00:00:28,595 ご無事ですか? 殿下! (ピエール)国王陛下! 9 00:00:28,595 --> 00:00:32,432 (フェルナンド)逃げるんだ… ミア。 え? 10 00:00:32,432 --> 00:00:38,005 奴が… ユリウスが邪悪な力を…。 11 00:00:38,005 --> 00:00:40,607 ハッハハハハ…! 12 00:00:40,607 --> 00:00:44,778 いや~ フィリア 僕の運命の人。 13 00:00:44,778 --> 00:00:47,180 また会えたね。 14 00:02:35,122 --> 00:02:39,960 フィリア 相変わらず きれいな銀髪をしているね。 15 00:02:39,960 --> 00:02:44,031 そして 魂も誰より美しい。 16 00:02:44,031 --> 00:02:47,968 やはり 君は 僕のものになるべき人間だ。 17 00:02:47,968 --> 00:02:51,438 アスモデウス… ユリウス殿下の ふりをすることに➡ 18 00:02:51,438 --> 00:02:53,607 何の意味があるのですか? 19 00:02:53,607 --> 00:02:56,943 フッ… 別に意味などないよ。 20 00:02:56,943 --> 00:03:00,013 愛を育むなら 悪魔としてではなく➡ 21 00:03:00,013 --> 00:03:05,118 人間としてのほうが 君にも都合がいいだろう? 22 00:03:05,118 --> 00:03:08,622 (オスヴァルト)フィリア殿 ユリウス殿下の身に何が? 23 00:03:08,622 --> 00:03:11,425 大悪魔アスモデウスに 憑依されたようです。 24 00:03:11,425 --> 00:03:13,794 フッ…。 25 00:03:13,794 --> 00:03:15,762 (エルザ)おおよそ 追い詰められたバカ王子が➡ 26 00:03:15,762 --> 00:03:20,901 窮地を脱しようとして 禁断の力に 手を出したってとこでしょ? 27 00:03:20,901 --> 00:03:23,270 ふぅ… 退魔師もいたのか。 28 00:03:23,270 --> 00:03:26,139 (マモン)お久しぶりっすね。 ん? 29 00:03:26,139 --> 00:03:30,977 (マモン)アスモデウスの旦那! ずいぶんと男前になられたようで。 30 00:03:30,977 --> 00:03:35,382 マモンか 退魔師の使い魔に 成り下がるとは➡ 31 00:03:35,382 --> 00:03:37,984 魔族の面汚しめ。 32 00:03:37,984 --> 00:03:40,787 すまない フィリア こう騒がしいと➡ 33 00:03:40,787 --> 00:03:44,291 私の愛の言葉も 聞き取りにくいだろう。 34 00:03:44,291 --> 00:03:51,498 だから君以外 この場にいる人間を 全部 消すことにするよ。 35 00:03:55,135 --> 00:03:58,138 なに これ…! 36 00:03:58,138 --> 00:04:01,742 アスモデウスの影… 低級悪魔よ。 37 00:04:06,313 --> 00:04:09,216 シルバー・ジャッジメント! 38 00:04:13,487 --> 00:04:15,455 フフッ…。 39 00:04:19,993 --> 00:04:22,129 チッ キリがない。 40 00:04:22,129 --> 00:04:24,297 マモン! 41 00:04:24,297 --> 00:04:26,500 了解 姐さん! 42 00:04:30,670 --> 00:04:32,806 退魔術! 喰魔鴉! 43 00:04:32,806 --> 00:04:40,981 ♬~ 44 00:04:40,981 --> 00:04:44,618 (リーナ)マモンさ~ん! そっちの姿のほうが➡ 45 00:04:44,618 --> 00:04:46,953 かわいくて好きですよ~! 46 00:04:46,953 --> 00:04:50,624 それって ペット扱い ってことっすよね~! 47 00:04:50,624 --> 00:04:53,527 それじゃあ 私たちも…! うん。 48 00:04:53,527 --> 00:04:57,964 フィリア様が開発した 対悪魔用武器の出番ですな。 49 00:04:57,964 --> 00:05:00,300 行くぞ! 50 00:05:00,300 --> 00:05:03,970 (ヒマリ)忍法 火遁の術! 51 00:05:03,970 --> 00:05:08,441 ♬~ 52 00:05:08,441 --> 00:05:10,810 お掃除は~! 53 00:05:10,810 --> 00:05:13,146 徹底的にいたします! 54 00:05:13,146 --> 00:05:15,148 そう 何事も完璧に。 55 00:05:15,148 --> 00:05:17,617 それっ! 56 00:05:19,686 --> 00:05:22,255 フィリア様の執事ですから。 57 00:05:22,255 --> 00:05:24,124 (オスヴァルト)は~ぁ! 58 00:05:24,124 --> 00:05:28,128 すごいな! フィリア殿の作った槍は! 59 00:05:28,128 --> 00:05:30,130 す すごい…。 60 00:05:30,130 --> 00:05:34,601 シルバー・ジャッジメント! 61 00:05:34,601 --> 00:05:37,804 ヒルダ伯母様! 師匠…! 62 00:05:37,804 --> 00:05:41,808 (ヒルデガルト)フィリア ミア お互い 積もる話もあるでしょうが➡ 63 00:05:41,808 --> 00:05:44,711 目の前の敵を 倒してからにしましょう。 64 00:05:44,711 --> 00:05:46,646 はい! はい! 65 00:05:46,646 --> 00:05:48,648 まったく… 私は 静かな場所で➡ 66 00:05:48,648 --> 00:05:51,785 君と2人きりに なりたいだけなのに➡ 67 00:05:51,785 --> 00:05:54,821 うざったいな。 68 00:05:54,821 --> 00:05:58,191 来ます! フィリア! ミア! 69 00:05:58,191 --> 00:06:00,961 (3人)ホーリーシールド! 70 00:06:21,147 --> 00:06:24,584 助かった フィリア殿! ご無事で何よりです! 71 00:06:24,584 --> 00:06:26,820 なんて 力なの…。 72 00:06:26,820 --> 00:06:31,725 (ヒルデガルト)さすが 400年前に 世界を滅ぼしかけた大悪魔➡ 73 00:06:31,725 --> 00:06:33,960 といったところですね。 74 00:06:33,960 --> 00:06:35,962 (マモン)あれでも 人間に 憑依したばかりで➡ 75 00:06:35,962 --> 00:06:38,632 まだ不完全なんすよ。 76 00:06:38,632 --> 00:06:42,969 つまり 奴を倒せるチャンスは 今しかないってこと。 77 00:06:42,969 --> 00:06:46,139 元凶のあなたには 退場してもらいます。 78 00:06:46,139 --> 00:06:48,642 う~ん 困ったな。 79 00:06:48,642 --> 00:06:53,647 私は きれいなままの君を 持って帰りたいのだが…。 80 00:06:55,982 --> 00:06:58,251 そうだ! こういうのはどうだろう? 81 00:07:00,453 --> 00:07:02,622 ホーリーシールド! 82 00:07:02,622 --> 00:07:09,129 ♬~ 83 00:07:09,129 --> 00:07:11,131 ヒルダ伯母様! うっ…! 84 00:07:11,131 --> 00:07:13,466 師匠! 85 00:07:13,466 --> 00:07:16,136 うっ…! 86 00:07:16,136 --> 00:07:20,273 先代ジルトニア聖女 ヒルデガルト・アデナウアーか。 87 00:07:20,273 --> 00:07:23,677 人質としては少し弱い…。 88 00:07:26,780 --> 00:07:30,283 へぇ フィリア! この女には➡ 89 00:07:30,283 --> 00:07:32,786 ずいぶんと しごかれたみたいだね。 90 00:07:32,786 --> 00:07:37,123 私は触れた人間の記憶を 読み取ることができるんだ。 91 00:07:37,123 --> 00:07:39,492 うっ…! 92 00:07:39,492 --> 00:07:41,962 ヒルデガルトよ。 フィリアに秘密にしていることが➡ 93 00:07:41,962 --> 00:07:44,030 あるじゃないか。 94 00:07:44,030 --> 00:07:46,032 やめなさい! よけいなことを言うのは…! 95 00:07:46,032 --> 00:07:48,068 ぐっ…! 96 00:07:48,068 --> 00:07:53,373 フィリア 母親の命が惜しいなら 私についてこい。 97 00:07:56,443 --> 00:07:58,445 え? 98 00:08:00,947 --> 00:08:03,249 母親…? 99 00:08:05,652 --> 00:08:09,155 この女 お前が両親だと 思っている連中に➡ 100 00:08:09,155 --> 00:08:14,627 娘を奪われているんだよ。 家の存続のためにな。 101 00:08:16,629 --> 00:08:21,735 ちなみに お前の妹は 知っていたみたいだぞ。 102 00:08:21,735 --> 00:08:23,737 フィリア! 103 00:08:23,737 --> 00:08:25,638 私のことは見捨てなさい! 104 00:08:25,638 --> 00:08:27,974 私は あなたのことを捨てました! 105 00:08:27,974 --> 00:08:32,545 娘を捨てた母親など 本物の母親ではありません! 106 00:08:32,545 --> 00:08:34,814 師匠…。 107 00:08:34,814 --> 00:08:37,684 ((いいですか フィリア。 108 00:08:37,684 --> 00:08:40,720 聖女ならば 何よりも国を…。 109 00:08:40,720 --> 00:08:43,823 そこに住む人々を優先にしなさい。 110 00:08:43,823 --> 00:08:46,126 はい 師匠)) 111 00:08:46,126 --> 00:08:51,998 《聖女として これまで 師匠の 教えを守り続けてきました。 112 00:08:51,998 --> 00:08:54,034 でも…!》 113 00:08:54,034 --> 00:08:56,069 ((フィリア殿は どうしたい? 114 00:08:56,069 --> 00:08:58,138 正しいとか 正しくないってのは この際 どうでもいいんだ! 115 00:08:58,138 --> 00:09:02,809 胸に手を当てて 素直な 気持ちを言ってみてくれ!)) 116 00:09:02,809 --> 00:09:06,513 私は 絶対に師匠を見捨てません! 117 00:09:08,748 --> 00:09:10,950 フィリア…。 118 00:09:10,950 --> 00:09:13,319 姉さん! 戻りなさい フィリア! 119 00:09:13,319 --> 00:09:16,356 あんたが アスモデウスの手に落ちたら! 120 00:09:16,356 --> 00:09:18,425 やるわよ マモン! 121 00:09:18,425 --> 00:09:21,394 ったく 人使いの荒い姐さんだ。 122 00:09:25,598 --> 00:09:27,634 それでいい。 123 00:09:27,634 --> 00:09:29,936 (エルザ)伏せて フィリア! 124 00:09:29,936 --> 00:09:32,439 弾け飛べ! ダークマター! 125 00:09:36,609 --> 00:09:38,611 貴様ごときの力で。 126 00:09:38,611 --> 00:09:40,613 (マモン)はなから…! 127 00:09:40,613 --> 00:09:43,716 勝つつもりなんて ないっすよ! 旦那! 128 00:09:46,619 --> 00:09:49,456 ヒッ…! 129 00:09:49,456 --> 00:09:52,425 ご無事ですか? 師匠! ええ…。 130 00:09:56,463 --> 00:09:59,933 目ざわりだ! 貧弱な人間風情が! 131 00:10:02,335 --> 00:10:04,304 え…。 132 00:10:04,304 --> 00:10:06,306 エルザさん! 133 00:10:17,450 --> 00:10:19,886 姉さん! フィリア殿! 134 00:10:19,886 --> 00:10:21,955 どう… して…。 135 00:10:21,955 --> 00:10:23,957 はぁ はぁ…。 136 00:10:23,957 --> 00:10:26,793 体に傷がついてしまったか。 137 00:10:26,793 --> 00:10:29,129 まぁ いい。 138 00:10:29,129 --> 00:10:32,465 お前には もっと いい体を用意しているんだ。 139 00:10:32,465 --> 00:10:36,436 そのフィアナの魂にふさわしい体をな。 140 00:10:38,638 --> 00:10:40,807 姉さん! 141 00:10:40,807 --> 00:10:43,009 では ご機嫌よう。 142 00:10:49,215 --> 00:10:53,119 最悪のシナリオだわ。 143 00:10:53,119 --> 00:10:55,321 私が もっと強ければ…! 144 00:10:55,321 --> 00:10:57,790 そんな… 姉さんが…。 145 00:10:59,792 --> 00:11:03,196 (オスヴァルト)うお~っ! 146 00:11:12,205 --> 00:11:17,443 フィリア殿の居所ですが 退魔師の方ならご存じなのでは? 147 00:11:17,443 --> 00:11:19,812 ええ…。 148 00:11:19,812 --> 00:11:22,415 ほ… 本当ですか? 149 00:11:22,415 --> 00:11:25,919 教えてください! 姉さんは どこにいるの? 150 00:11:28,087 --> 00:11:31,090 フィリア様の居所を 教えてくれなければ…。 151 00:11:31,090 --> 00:11:34,594 ヒマリ 脅すのはよくないですぞ。 152 00:11:34,594 --> 00:11:38,932 ですが 我々も主の身を 案じるあまり➡ 153 00:11:38,932 --> 00:11:42,435 いつまでも 紳士的ではいられませぬ。 154 00:11:42,435 --> 00:11:44,404 はぁ…。 155 00:11:46,439 --> 00:11:50,577 アスモデウスの本体は 地上と魔界の間にある➡ 156 00:11:50,577 --> 00:11:52,946 狭間の世界にいる。 157 00:11:52,946 --> 00:11:56,516 (ヒマリ)アスモデウスは フィリアの魂を使って➡ 158 00:11:56,516 --> 00:12:02,322 伝説の聖女 フィアナを 復活させようと目論んでるのよ。 159 00:12:02,322 --> 00:12:04,457 くっ くっ…! 160 00:12:04,457 --> 00:12:07,627 あと少しの我慢だ フィリア。 161 00:12:07,627 --> 00:12:12,899 魂さえ抜き取れば 肉体の痛みからは解放される。 162 00:12:16,102 --> 00:12:20,607 私は… もうダメです…。 163 00:12:20,607 --> 00:12:24,210 震えているのか? かわいそうに。 164 00:12:29,616 --> 00:12:33,753 うわ~っ! 165 00:12:33,753 --> 00:12:36,255 なんだ これは~! ぐっ… セント・ヒール! 166 00:12:41,127 --> 00:12:43,162 ぐわ~っ! 167 00:12:43,162 --> 00:12:47,433 マモンさんを観察して 悪魔の身体構造を分析しました。 168 00:12:47,433 --> 00:12:52,405 悪魔は血液の他に 体内に絶えず 魔力を循環させている。 169 00:12:52,405 --> 00:12:55,408 そこに 私の魔力を流し込めば➡ 170 00:12:55,408 --> 00:13:01,447 魔力同士が反発を起こし 体内循環が一時的に止まる。 171 00:13:01,447 --> 00:13:04,250 はぁ はぁ… フィリア…。 172 00:13:04,250 --> 00:13:07,420 なぜ… なぜ こんなことを! 173 00:13:07,420 --> 00:13:09,922 私は… 私は こんなにも➡ 174 00:13:09,922 --> 00:13:12,592 お前のことを 愛しているというのに! 175 00:13:12,592 --> 00:13:15,428 だからこそ 迎えに行ってやったのに! 176 00:13:15,428 --> 00:13:17,397 シルバー・ジャッジメント! 177 00:13:32,145 --> 00:13:36,082 (オスヴァルト)エルザ殿は 狭間の世界に 行く方法を知っているんだよな? 178 00:13:36,082 --> 00:13:38,084 だとしたら? 179 00:13:38,084 --> 00:13:41,754 悪魔に関しては 私たち 退魔師の管轄なの。 180 00:13:41,754 --> 00:13:46,125 王族や聖女であろうとも 手を出してもらっては困るわ。 181 00:13:48,127 --> 00:13:53,266 僕の転移魔法で 行って帰ってくるには➡ 182 00:13:53,266 --> 00:13:57,070 姐さんとフィリアちゃんを入れて 3人が限界っすね。 183 00:13:57,070 --> 00:13:59,238 マモン! 184 00:13:59,238 --> 00:14:01,741 フィリアちゃんは 命の恩人じゃないっすか。 185 00:14:01,741 --> 00:14:07,947 助けたいって気持ちは 姐さんにも よ~くわかるんじゃないっすか。 186 00:14:10,149 --> 00:14:13,086 それなら 話が早い! 俺が フィリア殿を助ける! 187 00:14:13,086 --> 00:14:16,422 たとえ 殿下でも 譲るわけにはまいりませんな! 188 00:14:16,422 --> 00:14:18,925 ここは フィリア様の執事である私が! 189 00:14:18,925 --> 00:14:21,494 ここで待ってるなんて ありえないわ! 190 00:14:21,494 --> 00:14:24,030 今度は 私が姉さんを助けないと! 191 00:14:24,030 --> 00:14:26,265 主君を助けるのは 家臣として当然のこと! 192 00:14:26,265 --> 00:14:28,234 私が行きましょう! 193 00:14:28,234 --> 00:14:31,137 ご主人様にお仕えするのが メイドの務めです! 194 00:14:31,137 --> 00:14:33,573 私を連れて行ってください! 195 00:14:33,573 --> 00:14:38,478 こ… 困るっすよ! かわいい女の子に迫られるのは➡ 196 00:14:38,478 --> 00:14:40,580 うれしいっすけど…。 197 00:14:40,580 --> 00:14:42,582 フィリアです。 え? 198 00:14:42,582 --> 00:14:44,584 聞こえますか? 199 00:14:44,584 --> 00:14:48,154 わぁ! ブレスレットから フィリア様の声が~! 200 00:14:48,154 --> 00:14:51,257 いざというときのため リーナさんのブレスレットに➡ 201 00:14:51,257 --> 00:14:54,727 魔力で声が届く機能を 付けていたのです。 202 00:14:54,727 --> 00:14:58,898 姉さん 無事なの? ケガは? 大丈夫ですよ。 203 00:14:58,898 --> 00:15:02,435 皆さん 心配をおかけして 申し訳ありませんでした。 204 00:15:02,435 --> 00:15:04,437 無事で何よりだ! 205 00:15:04,437 --> 00:15:06,706 こっちには 戻ってこられるんだよな? 206 00:15:08,741 --> 00:15:10,910 フィリア殿…? 207 00:15:10,910 --> 00:15:12,912 オスヴァルト殿下…。 208 00:15:15,081 --> 00:15:17,250 もしかしたら こうして お話しするのは➡ 209 00:15:17,250 --> 00:15:19,252 最後かもしれません。 210 00:15:19,252 --> 00:15:22,255 (オスヴァルト)なんだって? それはどういうことだ? 211 00:15:22,255 --> 00:15:25,925 アスモデウスが完全な力を 取り戻す前に➡ 212 00:15:25,925 --> 00:15:27,927 ここで倒します! 213 00:15:27,927 --> 00:15:29,929 やめて! 姉さん! 214 00:15:29,929 --> 00:15:33,566 いくら 姉さんでも あんな化け物 どうにかできるはずが! 215 00:15:33,566 --> 00:15:36,402 なんとかしてみせます ミア。 216 00:15:36,402 --> 00:15:40,072 勝算は ゼロではありませんし それに…。 217 00:15:40,072 --> 00:15:45,244 私も帰りたいですから パルナコルタに。 218 00:15:45,244 --> 00:15:47,580 姉さん…! 219 00:15:47,580 --> 00:15:49,749 フィリア。 220 00:15:49,749 --> 00:15:53,753 師匠 質問したいことは たくさんあります。 221 00:15:53,753 --> 00:15:58,257 でも 私は 真実を 知ることができてうれしいと➡ 222 00:15:58,257 --> 00:16:00,927 素直に思っています。 223 00:16:00,927 --> 00:16:04,864 そう… あなたは 強い子になりましたね。 224 00:16:04,864 --> 00:16:08,401 師匠の教えは 私の宝です。 225 00:16:08,401 --> 00:16:11,103 決して 無駄にはしません。 226 00:16:11,103 --> 00:16:14,740 フィリア殿! オスヴァルト殿下…。 227 00:16:14,740 --> 00:16:18,110 絶対に! 絶対に助けに行く! 228 00:16:18,110 --> 00:16:21,747 (オスヴァルト)あの日 約束したこと 覚えているだろう? 229 00:16:21,747 --> 00:16:24,750 ((この件が 無事 片づいたら…。 230 00:16:24,750 --> 00:16:28,921 また 一緒に出かけないか? 今度は食事でも!)) 231 00:16:28,921 --> 00:16:32,425 俺は 絶対に その約束を守る! だから…! 232 00:16:41,100 --> 00:16:43,569 エルザ殿! 233 00:16:43,569 --> 00:16:46,973 頼む! 俺を フィリア殿のところへ 連れて行ってくれ! 234 00:16:46,973 --> 00:16:49,609 さっきも言ったでしょ? いくら 殿下の頼みでも➡ 235 00:16:49,609 --> 00:16:52,411 それだけは無理よ。 236 00:16:52,411 --> 00:16:54,413 エルザ殿の理屈はわかっている! 237 00:16:54,413 --> 00:16:57,416 だけど 俺にとって いちばん大切な人の➡ 238 00:16:57,416 --> 00:16:59,585 命がかかっているんだ! 239 00:16:59,585 --> 00:17:02,588 そんな理屈は 聞いていられないんだよ! 240 00:17:02,588 --> 00:17:05,458 そんなに フィリアが大切なの? 241 00:17:05,458 --> 00:17:08,761 自分の命と天秤にかけても? 242 00:17:08,761 --> 00:17:10,930 当たり前だ! 243 00:17:10,930 --> 00:17:13,199 何がなんでも 俺は フィリア殿を助けに行く! 244 00:17:15,434 --> 00:17:17,904 エルザさん。 245 00:17:17,904 --> 00:17:20,573 私からも お願いします。 246 00:17:20,573 --> 00:17:25,244 本当なら 私が 行きたいところですけど…。 247 00:17:25,244 --> 00:17:29,248 私の代わりに オスヴァルト殿下を 行かせてあげてください! 248 00:17:29,248 --> 00:17:31,217 ミア殿…。 249 00:17:33,920 --> 00:17:36,589 私からも お願いします! 250 00:17:36,589 --> 00:17:39,258 オスヴァルト殿下を フィリア様のもとへ。 251 00:17:39,258 --> 00:17:41,928 ここは 殿下に お譲りいたしましょう! 252 00:17:44,931 --> 00:17:47,233 しかたないわね。 253 00:17:47,233 --> 00:17:49,735 (エルザ)生きて帰れる 保証はしないわよ。 254 00:17:53,839 --> 00:17:56,575 それじゃあ 行くっすよ。 255 00:17:56,575 --> 00:18:01,447 オスヴァルト殿下…。 256 00:18:01,447 --> 00:18:04,750 娘をよろしくお願いします。 257 00:18:04,750 --> 00:18:07,920 ヒルデガルト殿…。 258 00:18:07,920 --> 00:18:10,289 俺に任せてください! 259 00:18:10,289 --> 00:18:12,825 フィリア殿は 必ず連れて帰ります! 260 00:18:12,825 --> 00:18:16,095 この先も一緒に笑うために! 261 00:18:16,095 --> 00:18:18,631 《ああ…! 262 00:18:18,631 --> 00:18:22,268 この笑顔が フィリア姉さんの心の氷を➡ 263 00:18:22,268 --> 00:18:24,937 溶かしたんだ!》 264 00:18:29,442 --> 00:18:32,812 オスヴァルト殿下! ここは 私たちに任せて 早く! 265 00:18:32,812 --> 00:18:34,780 ああ! 266 00:18:51,597 --> 00:18:53,599 そいつは もう用済みだ。 267 00:18:57,770 --> 00:19:00,773 これ以上 脆弱な肉体に宿っていても➡ 268 00:19:00,773 --> 00:19:03,442 らちが明かないんでね。 269 00:19:03,442 --> 00:19:07,146 それが 本来の姿ですか? 270 00:19:09,081 --> 00:19:14,754 ああ この姿で 君と会うのは 400年ぶりだね。 271 00:19:14,754 --> 00:19:20,760 フィリア… いや フィアナの魂よ。 よく来てくれた。 272 00:19:20,760 --> 00:19:24,897 私が この400年の間 君と再会することを➡ 273 00:19:24,897 --> 00:19:27,233 どれだけ待ち望んでいたか! 274 00:19:27,233 --> 00:19:30,936 さぁ ともに 永遠の時を歩もう! 275 00:19:30,936 --> 00:19:35,207 君にふさわしい 最高の体を用意したんだ! 276 00:19:37,643 --> 00:19:41,447 最高の人形技師を 200年くらい働かせたかな。 277 00:19:41,447 --> 00:19:46,452 フィアナの体を正確に 再現するのには苦労したんだよ。 278 00:19:48,421 --> 00:19:50,423 さぁ 儀式を始めよう。 279 00:19:50,423 --> 00:19:55,094 まずは 君の魂を 新しい器に移して➡ 280 00:19:55,094 --> 00:19:58,664 その魂に刻まれた フィアナの記憶を引き出す。 281 00:20:00,733 --> 00:20:05,104 はぁ… 力ずくっていうのは 性に合わないな。 282 00:20:05,104 --> 00:20:11,143 君には 自ら望んで 魂を差し出してほしいよ。 283 00:20:11,143 --> 00:20:13,913 何を!? 284 00:20:13,913 --> 00:20:18,918 さて こいつを 助けるのか否か非常に興味深い。 285 00:20:18,918 --> 00:20:22,354 私としては 君が かつての婚約者を➡ 286 00:20:22,354 --> 00:20:25,091 見捨てるところが見てみたいかな。 287 00:20:25,091 --> 00:20:27,593 見捨てる? 288 00:20:27,593 --> 00:20:30,229 そうだ こいつは 嫉妬心に駆られて➡ 289 00:20:30,229 --> 00:20:33,399 君のことを ずっと虐げてきた。 290 00:20:33,399 --> 00:20:36,235 そして 最後は ゴミクズのように売り飛ばしたんだ。 291 00:20:36,235 --> 00:20:40,573 君に ひどいことをした人間を 私は許さない! 292 00:20:40,573 --> 00:20:44,610 君が 殺せと命じれば 喜んで殺してあげるよ。 293 00:20:44,610 --> 00:20:46,879 ハッハハハハ…! 294 00:20:51,250 --> 00:20:55,254 降参します ユリウス殿下を 解放してください。 295 00:20:55,254 --> 00:20:58,724 ふむ 悩みもせずに そちらを選ぶのか。 296 00:20:58,724 --> 00:21:04,430 揺るぎない心の強さ それも 君らしいと言えば 君らしい。 297 00:21:04,430 --> 00:21:06,565 私は抵抗しません。 298 00:21:06,565 --> 00:21:09,735 まず先に 殿下を自由にしてください。 299 00:21:09,735 --> 00:21:13,105 いや 君を拘束してからだ。 300 00:21:13,105 --> 00:21:17,076 また 魔力を流し込まれたら 面倒だからな。 301 00:21:19,145 --> 00:21:21,080 フッフフフ…。 302 00:21:21,080 --> 00:21:24,450 フィアナ! ついに 君に会える時が来た! 303 00:21:24,450 --> 00:21:41,133 ♬~ 304 00:21:43,235 --> 00:21:45,704 いっ…! 305 00:21:45,704 --> 00:21:48,240 フィリア殿は渡さない! 306 00:21:48,240 --> 00:21:52,077 《ああ… 信じていました。 307 00:21:52,077 --> 00:21:55,114 オスヴァルト殿下は来てくださると…! 308 00:21:55,114 --> 00:22:00,052 まっすぐな あなたが 絶対に来るというのなら➡ 309 00:22:00,052 --> 00:22:04,056 そこに 希望が必ずあるのだと!》