1 00:00:37,938 --> 00:00:39,940 (ミア)衛兵がいない? 2 00:00:39,940 --> 00:00:43,443 (レオナルド)静かすぎますな。 3 00:00:43,443 --> 00:00:45,746 (フィリア)急ぎましょう。 4 00:00:47,781 --> 00:00:50,617 (一同)はぁ はぁ…! 5 00:00:50,617 --> 00:00:52,619 (扉の開く音) 6 00:00:52,619 --> 00:00:54,621 (足音) 7 00:00:54,621 --> 00:00:57,958 は… 陛下! 殿下! 8 00:00:57,958 --> 00:01:00,460 ご無事ですか? 殿下! (ピエール)国王陛下! 9 00:01:00,460 --> 00:01:04,298 (フェルナンド)逃げるんだ… ミア。 え? 10 00:01:04,298 --> 00:01:09,803 奴が… ユリウスが邪悪な力を…。 11 00:01:09,803 --> 00:01:12,472 ハッハハハハ…! 12 00:01:12,472 --> 00:01:16,643 いや~ フィリア 僕の運命の人。 13 00:01:16,643 --> 00:01:20,047 また会えたね。 14 00:03:06,953 --> 00:03:11,792 フィリア 相変わらず きれいな銀髪をしているね。 15 00:03:11,792 --> 00:03:15,796 そして 魂も誰より美しい。 16 00:03:15,796 --> 00:03:19,800 やはり 君は 僕のものになるべき人間だ。 17 00:03:19,800 --> 00:03:23,303 アスモデウス… ユリウス殿下の ふりをすることに➡ 18 00:03:23,303 --> 00:03:25,472 何の意味があるのですか? 19 00:03:25,472 --> 00:03:28,809 フッ… 別に意味などないよ。 20 00:03:28,809 --> 00:03:31,845 愛を育むなら 悪魔としてではなく➡ 21 00:03:31,845 --> 00:03:36,917 人間としてのほうが 君にも都合がいいだろう? 22 00:03:36,917 --> 00:03:40,454 (オスヴァルト)フィリア殿 ユリウス殿下の身に何が? 23 00:03:40,454 --> 00:03:43,290 大悪魔アスモデウスに 憑依されたようです。 24 00:03:43,290 --> 00:03:45,625 フッ…。 25 00:03:45,625 --> 00:03:47,627 (エルザ)おおよそ 追い詰められたバカ王子が➡ 26 00:03:47,627 --> 00:03:52,632 窮地を脱しようとして 禁断の力に 手を出したってとこでしょ? 27 00:03:52,632 --> 00:03:55,135 ふぅ… 退魔師もいたのか。 28 00:03:55,135 --> 00:03:57,938 (マモン)お久しぶりっすね。 ん? 29 00:03:57,938 --> 00:04:02,809 (マモン)アスモデウスの旦那! ずいぶんと男前になられたようで。 30 00:04:02,809 --> 00:04:07,147 マモンか 退魔師の使い魔に 成り下がるとは➡ 31 00:04:07,147 --> 00:04:09,816 魔族の面汚しめ。 32 00:04:09,816 --> 00:04:12,652 すまない フィリア こう騒がしいと➡ 33 00:04:12,652 --> 00:04:16,156 私の愛の言葉も 聞き取りにくいだろう。 34 00:04:16,156 --> 00:04:23,330 だから君以外 この場にいる人間を 全部 消すことにするよ。 35 00:04:27,000 --> 00:04:29,970 なに これ…! 36 00:04:29,970 --> 00:04:33,573 アスモデウスの影… 低級悪魔よ。 37 00:04:38,078 --> 00:04:40,981 シルバー・ジャッジメント! 38 00:04:45,252 --> 00:04:47,254 フフッ…。 39 00:04:51,758 --> 00:04:53,927 チッ キリがない。 40 00:04:53,927 --> 00:04:56,096 マモン! 41 00:04:56,096 --> 00:04:58,298 了解 姐さん! 42 00:05:02,435 --> 00:05:04,604 退魔術! 喰魔鴉! 43 00:05:04,604 --> 00:05:12,779 ♬~ 44 00:05:12,779 --> 00:05:16,449 (リーナ)マモンさ~ん! そっちの姿のほうが➡ 45 00:05:16,449 --> 00:05:18,785 かわいくて好きですよ~! 46 00:05:18,785 --> 00:05:22,455 それって ペット扱い ってことっすよね~! 47 00:05:22,455 --> 00:05:25,292 それじゃあ 私たちも…! うん。 48 00:05:25,292 --> 00:05:29,796 フィリア様が開発した 対悪魔用武器の出番ですな。 49 00:05:29,796 --> 00:05:32,098 行くぞ! 50 00:05:32,098 --> 00:05:35,769 (ヒマリ)忍法 火遁の術! 51 00:05:35,769 --> 00:05:40,273 ♬~ 52 00:05:40,273 --> 00:05:42,609 お掃除は~! 53 00:05:42,609 --> 00:05:44,945 徹底的にいたします! 54 00:05:44,945 --> 00:05:46,947 そう 何事も完璧に。 55 00:05:46,947 --> 00:05:49,416 それっ! 56 00:05:51,451 --> 00:05:53,954 フィリア様の執事ですから。 57 00:05:53,954 --> 00:05:55,956 (オスヴァルト)は~ぁ! 58 00:05:55,956 --> 00:05:59,960 すごいな! フィリア殿の作った槍は! 59 00:05:59,960 --> 00:06:01,962 す すごい…。 60 00:06:01,962 --> 00:06:06,466 シルバー・ジャッジメント! 61 00:06:06,466 --> 00:06:09,636 ヒルダ伯母様! 師匠…! 62 00:06:09,636 --> 00:06:13,607 (ヒルデガルト)フィリア ミア お互い 積もる話もあるでしょうが➡ 63 00:06:13,607 --> 00:06:16,443 目の前の敵を 倒してからにしましょう。 64 00:06:16,443 --> 00:06:18,445 はい! はい! 65 00:06:18,445 --> 00:06:20,447 まったく… 私は 静かな場所で➡ 66 00:06:20,447 --> 00:06:23,650 君と2人きりに なりたいだけなのに➡ 67 00:06:23,650 --> 00:06:26,653 うざったいな。 68 00:06:26,653 --> 00:06:29,990 来ます! フィリア! ミア! 69 00:06:29,990 --> 00:06:32,759 (3人)ホーリーシールド! 70 00:06:52,913 --> 00:06:56,249 助かった フィリア殿! ご無事で何よりです! 71 00:06:56,249 --> 00:06:58,585 なんて 力なの…。 72 00:06:58,585 --> 00:07:03,423 (ヒルデガルト)さすが 400年前に 世界を滅ぼしかけた大悪魔➡ 73 00:07:03,423 --> 00:07:05,759 といったところですね。 74 00:07:05,759 --> 00:07:07,761 (マモン)あれでも 人間に 憑依したばかりで➡ 75 00:07:07,761 --> 00:07:10,430 まだ不完全なんすよ。 76 00:07:10,430 --> 00:07:14,768 つまり 奴を倒せるチャンスは 今しかないってこと。 77 00:07:14,768 --> 00:07:17,938 元凶のあなたには 退場してもらいます。 78 00:07:17,938 --> 00:07:20,440 う~ん 困ったな。 79 00:07:20,440 --> 00:07:25,445 私は きれいなままの君を 持って帰りたいのだが…。 80 00:07:27,781 --> 00:07:30,083 そうだ! こういうのはどうだろう? 81 00:07:32,252 --> 00:07:34,421 ホーリーシールド! 82 00:07:34,421 --> 00:07:40,927 ♬~ 83 00:07:40,927 --> 00:07:42,929 ヒルダ伯母様! うっ…! 84 00:07:42,929 --> 00:07:45,265 師匠! 85 00:07:45,265 --> 00:07:47,934 うっ…! 86 00:07:47,934 --> 00:07:52,105 先代ジルトニア聖女 ヒルデガルト・アデナウアーか。 87 00:07:52,105 --> 00:07:55,475 人質としては少し弱い…。 88 00:07:58,611 --> 00:08:02,082 へぇ フィリア! この女には➡ 89 00:08:02,082 --> 00:08:04,584 ずいぶんと しごかれたみたいだね。 90 00:08:04,584 --> 00:08:08,922 私は触れた人間の記憶を 読み取ることができるんだ。 91 00:08:08,922 --> 00:08:11,291 うっ…! 92 00:08:11,291 --> 00:08:13,793 ヒルデガルトよ。 フィリアに秘密にしていることが➡ 93 00:08:13,793 --> 00:08:15,795 あるじゃないか。 94 00:08:15,795 --> 00:08:17,797 やめなさい! よけいなことを言うのは…! 95 00:08:17,797 --> 00:08:19,766 ぐっ…! 96 00:08:19,766 --> 00:08:25,071 フィリア 母親の命が惜しいなら 私についてこい。 97 00:08:28,308 --> 00:08:30,276 え? 98 00:08:32,746 --> 00:08:35,014 母親…? 99 00:08:37,417 --> 00:08:40,920 この女 お前が両親だと 思っている連中に➡ 100 00:08:40,920 --> 00:08:46,393 娘を奪われているんだよ。 家の存続のためにな。 101 00:08:48,428 --> 00:08:53,433 ちなみに お前の妹は 知っていたみたいだぞ。 102 00:08:53,433 --> 00:08:55,435 フィリア! 103 00:08:55,435 --> 00:08:57,437 私のことは見捨てなさい! 104 00:08:57,437 --> 00:08:59,773 私は あなたのことを捨てました! 105 00:08:59,773 --> 00:09:04,244 娘を捨てた母親など 本物の母親ではありません! 106 00:09:04,244 --> 00:09:06,613 師匠…。 107 00:09:06,613 --> 00:09:09,416 ((いいですか フィリア。 108 00:09:09,416 --> 00:09:12,452 聖女ならば 何よりも国を…。 109 00:09:12,452 --> 00:09:15,622 そこに住む人々を優先にしなさい。 110 00:09:15,622 --> 00:09:17,957 はい 師匠)) 111 00:09:17,957 --> 00:09:23,797 《聖女として これまで 師匠の 教えを守り続けてきました。 112 00:09:23,797 --> 00:09:25,799 でも…!》 113 00:09:25,799 --> 00:09:27,801 ((フィリア殿は どうしたい? 114 00:09:27,801 --> 00:09:29,969 正しいとか 正しくないってのは この際 どうでもいいんだ! 115 00:09:29,969 --> 00:09:34,541 胸に手を当てて 素直な 気持ちを言ってみてくれ!)) 116 00:09:34,541 --> 00:09:38,244 私は 絶対に師匠を見捨てません! 117 00:09:40,380 --> 00:09:42,715 フィリア…。 118 00:09:42,715 --> 00:09:45,051 姉さん! 戻りなさい フィリア! 119 00:09:45,051 --> 00:09:48,054 あんたが アスモデウスの手に落ちたら! 120 00:09:48,054 --> 00:09:50,056 やるわよ マモン! 121 00:09:50,056 --> 00:09:53,059 ったく 人使いの荒い姐さんだ。 122 00:09:57,397 --> 00:09:59,399 それでいい。 123 00:09:59,399 --> 00:10:01,734 (エルザ)伏せて フィリア! 124 00:10:01,734 --> 00:10:04,237 弾け飛べ! ダークマター! 125 00:10:08,408 --> 00:10:10,410 貴様ごときの力で。 126 00:10:10,410 --> 00:10:12,412 (マモン)はなから…! 127 00:10:12,412 --> 00:10:15,515 勝つつもりなんて ないっすよ! 旦那! 128 00:10:18,418 --> 00:10:21,254 ヒッ…! 129 00:10:21,254 --> 00:10:24,257 ご無事ですか? 師匠! ええ…。 130 00:10:28,261 --> 00:10:31,764 目ざわりだ! 貧弱な人間風情が! 131 00:10:34,100 --> 00:10:36,102 え…。 132 00:10:36,102 --> 00:10:38,104 エルザさん! 133 00:10:49,282 --> 00:10:51,618 姉さん! フィリア殿! 134 00:10:51,618 --> 00:10:53,786 どう… して…。 135 00:10:53,786 --> 00:10:55,788 はぁ はぁ…。 136 00:10:55,788 --> 00:10:58,625 体に傷がついてしまったか。 137 00:10:58,625 --> 00:11:00,960 まぁ いい。 138 00:11:00,960 --> 00:11:04,297 お前には もっと いい体を用意しているんだ。 139 00:11:04,297 --> 00:11:08,301 そのフィアナの魂にふさわしい体をな。 140 00:11:10,470 --> 00:11:12,639 姉さん! 141 00:11:12,639 --> 00:11:14,841 では ご機嫌よう。 142 00:11:20,980 --> 00:11:24,984 最悪のシナリオだわ。 143 00:11:24,984 --> 00:11:27,153 私が もっと強ければ…! 144 00:11:27,153 --> 00:11:29,656 そんな… 姉さんが…。 145 00:11:31,658 --> 00:11:35,061 (オスヴァルト)うお~っ! 146 00:11:43,937 --> 00:11:49,275 フィリア殿の居所ですが 退魔師の方ならご存じなのでは? 147 00:11:49,275 --> 00:11:51,611 ええ…。 148 00:11:51,611 --> 00:11:54,280 ほ… 本当ですか? 149 00:11:54,280 --> 00:11:57,784 教えてください! 姉さんは どこにいるの? 150 00:11:59,953 --> 00:12:02,956 フィリア様の居所を 教えてくれなければ…。 151 00:12:02,956 --> 00:12:06,459 ヒマリ 脅すのはよくないですぞ。 152 00:12:06,459 --> 00:12:10,797 ですが 我々も主の身を 案じるあまり➡ 153 00:12:10,797 --> 00:12:14,300 いつまでも 紳士的ではいられませぬ。 154 00:12:14,300 --> 00:12:16,302 はぁ…。 155 00:12:18,304 --> 00:12:22,475 アスモデウスの本体は 地上と魔界の間にある➡ 156 00:12:22,475 --> 00:12:24,811 狭間の世界にいる。 157 00:12:24,811 --> 00:12:28,314 (ヒマリ)アスモデウスは フィリアの魂を使って➡ 158 00:12:28,314 --> 00:12:34,087 伝説の聖女 フィアナを 復活させようと目論んでるのよ。 159 00:12:34,087 --> 00:12:36,255 くっ くっ…! 160 00:12:36,255 --> 00:12:39,425 あと少しの我慢だ フィリア。 161 00:12:39,425 --> 00:12:44,731 魂さえ抜き取れば 肉体の痛みからは解放される。 162 00:12:47,934 --> 00:12:52,438 私は… もうダメです…。 163 00:12:52,438 --> 00:12:56,042 震えているのか? かわいそうに。 164 00:13:01,481 --> 00:13:05,652 うわ~っ! 165 00:13:05,652 --> 00:13:08,121 なんだ これは~! ぐっ… セント・ヒール! 166 00:13:12,992 --> 00:13:14,994 ぐわ~っ! 167 00:13:14,994 --> 00:13:19,332 マモンさんを観察して 悪魔の身体構造を分析しました。 168 00:13:19,332 --> 00:13:24,337 悪魔は血液の他に 体内に絶えず 魔力を循環させている。 169 00:13:24,337 --> 00:13:27,340 そこに 私の魔力を流し込めば➡ 170 00:13:27,340 --> 00:13:33,279 魔力同士が反発を起こし 体内循環が一時的に止まる。 171 00:13:33,279 --> 00:13:36,115 はぁ はぁ… フィリア…。 172 00:13:36,115 --> 00:13:39,285 なぜ… なぜ こんなことを! 173 00:13:39,285 --> 00:13:41,788 私は… 私は こんなにも➡ 174 00:13:41,788 --> 00:13:44,457 お前のことを 愛しているというのに! 175 00:13:44,457 --> 00:13:47,293 だからこそ 迎えに行ってやったのに! 176 00:13:47,293 --> 00:13:49,262 シルバー・ジャッジメント! 177 00:14:03,976 --> 00:14:07,980 (オスヴァルト)エルザ殿は 狭間の世界に 行く方法を知っているんだよな? 178 00:14:07,980 --> 00:14:09,982 だとしたら? 179 00:14:09,982 --> 00:14:13,653 悪魔に関しては 私たち 退魔師の管轄なの。 180 00:14:13,653 --> 00:14:18,024 王族や聖女であろうとも 手を出してもらっては困るわ。 181 00:14:19,992 --> 00:14:25,164 僕の転移魔法で 行って帰ってくるには➡ 182 00:14:25,164 --> 00:14:29,001 姐さんとフィリアちゃんを入れて 3人が限界っすね。 183 00:14:29,001 --> 00:14:31,170 マモン! 184 00:14:31,170 --> 00:14:33,573 フィリアちゃんは 命の恩人じゃないっすか。 185 00:14:33,573 --> 00:14:39,779 助けたいって気持ちは 姐さんにも よ~くわかるんじゃないっすか。 186 00:14:41,914 --> 00:14:44,917 それなら 話が早い! 俺が フィリア殿を助ける! 187 00:14:44,917 --> 00:14:48,254 たとえ 殿下でも 譲るわけにはまいりませんな! 188 00:14:48,254 --> 00:14:50,757 ここは フィリア様の執事である私が! 189 00:14:50,757 --> 00:14:53,259 ここで待ってるなんて ありえないわ! 190 00:14:53,259 --> 00:14:55,762 今度は 私が姉さんを助けないと! 191 00:14:55,762 --> 00:14:58,097 主君を助けるのは 家臣として当然のこと! 192 00:14:58,097 --> 00:15:00,099 私が行きましょう! 193 00:15:00,099 --> 00:15:02,935 ご主人様にお仕えするのが メイドの務めです! 194 00:15:02,935 --> 00:15:05,438 私を連れて行ってください! 195 00:15:05,438 --> 00:15:10,276 こ… 困るっすよ! かわいい女の子に迫られるのは➡ 196 00:15:10,276 --> 00:15:12,445 うれしいっすけど…。 197 00:15:12,445 --> 00:15:14,447 フィリアです。 え? 198 00:15:14,447 --> 00:15:16,449 聞こえますか? 199 00:15:16,449 --> 00:15:19,952 わぁ! ブレスレットから フィリア様の声が~! 200 00:15:19,952 --> 00:15:23,122 いざというときのため リーナさんのブレスレットに➡ 201 00:15:23,122 --> 00:15:26,626 魔力で声が届く機能を 付けていたのです。 202 00:15:26,626 --> 00:15:30,797 姉さん 無事なの? ケガは? 大丈夫ですよ。 203 00:15:30,797 --> 00:15:34,267 皆さん 心配をおかけして 申し訳ありませんでした。 204 00:15:34,267 --> 00:15:36,269 無事で何よりだ! 205 00:15:36,269 --> 00:15:38,538 こっちには 戻ってこられるんだよな? 206 00:15:40,573 --> 00:15:42,742 フィリア殿…? 207 00:15:42,742 --> 00:15:44,744 オスヴァルト殿下…。 208 00:15:46,913 --> 00:15:49,081 もしかしたら こうして お話しするのは➡ 209 00:15:49,081 --> 00:15:51,083 最後かもしれません。 210 00:15:51,083 --> 00:15:54,086 (オスヴァルト)なんだって? それはどういうことだ? 211 00:15:54,086 --> 00:15:57,757 アスモデウスが完全な力を 取り戻す前に➡ 212 00:15:57,757 --> 00:15:59,792 ここで倒します! 213 00:15:59,792 --> 00:16:01,761 やめて! 姉さん! 214 00:16:01,761 --> 00:16:05,431 いくら 姉さんでも あんな化け物 どうにかできるはずが! 215 00:16:05,431 --> 00:16:08,267 なんとかしてみせます ミア。 216 00:16:08,267 --> 00:16:11,938 勝算は ゼロではありませんし それに…。 217 00:16:11,938 --> 00:16:17,143 私も帰りたいですから パルナコルタに。 218 00:16:17,143 --> 00:16:19,479 姉さん…! 219 00:16:19,479 --> 00:16:21,647 フィリア。 220 00:16:21,647 --> 00:16:25,651 師匠 質問したいことは たくさんあります。 221 00:16:25,651 --> 00:16:30,156 でも 私は 真実を 知ることができてうれしいと➡ 222 00:16:30,156 --> 00:16:32,725 素直に思っています。 223 00:16:32,725 --> 00:16:36,562 そう… あなたは 強い子になりましたね。 224 00:16:36,562 --> 00:16:40,233 師匠の教えは 私の宝です。 225 00:16:40,233 --> 00:16:42,902 決して 無駄にはしません。 226 00:16:42,902 --> 00:16:46,572 フィリア殿! オスヴァルト殿下…。 227 00:16:46,572 --> 00:16:49,909 絶対に! 絶対に助けに行く! 228 00:16:49,909 --> 00:16:53,579 (オスヴァルト)あの日 約束したこと 覚えているだろう? 229 00:16:53,579 --> 00:16:56,582 ((この件が 無事 片づいたら…。 230 00:16:56,582 --> 00:17:00,753 また 一緒に出かけないか? 今度は食事でも!)) 231 00:17:00,753 --> 00:17:04,257 俺は 絶対に その約束を守る! だから…! 232 00:17:12,932 --> 00:17:15,434 エルザ殿! 233 00:17:15,434 --> 00:17:18,771 頼む! 俺を フィリア殿のところへ 連れて行ってくれ! 234 00:17:18,771 --> 00:17:21,440 さっきも言ったでしょ? いくら 殿下の頼みでも➡ 235 00:17:21,440 --> 00:17:24,277 それだけは無理よ。 236 00:17:24,277 --> 00:17:26,279 エルザ殿の理屈はわかっている! 237 00:17:26,279 --> 00:17:29,282 だけど 俺にとって いちばん大切な人の➡ 238 00:17:29,282 --> 00:17:31,450 命がかかっているんだ! 239 00:17:31,450 --> 00:17:34,387 そんな理屈は 聞いていられないんだよ! 240 00:17:34,387 --> 00:17:37,223 そんなに フィリアが大切なの? 241 00:17:37,223 --> 00:17:40,560 自分の命と天秤にかけても? 242 00:17:40,560 --> 00:17:42,728 当たり前だ! 243 00:17:42,728 --> 00:17:45,031 何がなんでも 俺は フィリア殿を助けに行く! 244 00:17:47,266 --> 00:17:49,735 エルザさん。 245 00:17:49,735 --> 00:17:52,405 私からも お願いします。 246 00:17:52,405 --> 00:17:57,076 本当なら 私が 行きたいところですけど…。 247 00:17:57,076 --> 00:18:01,080 私の代わりに オスヴァルト殿下を 行かせてあげてください! 248 00:18:01,080 --> 00:18:03,082 ミア殿…。 249 00:18:05,751 --> 00:18:08,421 私からも お願いします! 250 00:18:08,421 --> 00:18:11,090 オスヴァルト殿下を フィリア様のもとへ。 251 00:18:11,090 --> 00:18:13,793 ここは 殿下に お譲りいたしましょう! 252 00:18:16,762 --> 00:18:19,098 しかたないわね。 253 00:18:19,098 --> 00:18:21,601 (エルザ)生きて帰れる 保証はしないわよ。 254 00:18:25,638 --> 00:18:28,474 それじゃあ 行くっすよ。 255 00:18:28,474 --> 00:18:33,212 オスヴァルト殿下…。 256 00:18:33,212 --> 00:18:36,549 娘をよろしくお願いします。 257 00:18:36,549 --> 00:18:39,719 ヒルデガルト殿…。 258 00:18:39,719 --> 00:18:42,054 俺に任せてください! 259 00:18:42,054 --> 00:18:44,557 フィリア殿は 必ず連れて帰ります! 260 00:18:44,557 --> 00:18:47,927 この先も一緒に笑うために! 261 00:18:47,927 --> 00:18:50,429 《ああ…! 262 00:18:50,429 --> 00:18:54,100 この笑顔が フィリア姉さんの心の氷を➡ 263 00:18:54,100 --> 00:18:56,769 溶かしたんだ!》 264 00:19:01,273 --> 00:19:04,610 オスヴァルト殿下! ここは 私たちに任せて 早く! 265 00:19:04,610 --> 00:19:06,579 ああ! 266 00:19:23,462 --> 00:19:25,431 そいつは もう用済みだ。 267 00:19:29,635 --> 00:19:32,538 これ以上 脆弱な肉体に宿っていても➡ 268 00:19:32,538 --> 00:19:35,207 らちが明かないんでね。 269 00:19:35,207 --> 00:19:38,911 それが 本来の姿ですか? 270 00:19:40,880 --> 00:19:46,585 ああ この姿で 君と会うのは 400年ぶりだね。 271 00:19:46,585 --> 00:19:52,558 フィリア… いや フィアナの魂よ。 よく来てくれた。 272 00:19:52,558 --> 00:19:56,729 私が この400年の間 君と再会することを➡ 273 00:19:56,729 --> 00:19:59,065 どれだけ待ち望んでいたか! 274 00:19:59,065 --> 00:20:02,735 さぁ ともに 永遠の時を歩もう! 275 00:20:02,735 --> 00:20:07,039 君にふさわしい 最高の体を用意したんだ! 276 00:20:09,408 --> 00:20:13,245 最高の人形技師を 200年くらい働かせたかな。 277 00:20:13,245 --> 00:20:18,250 フィアナの体を正確に 再現するのには苦労したんだよ。 278 00:20:20,252 --> 00:20:22,254 さぁ 儀式を始めよう。 279 00:20:22,254 --> 00:20:26,926 まずは 君の魂を 新しい器に移して➡ 280 00:20:26,926 --> 00:20:30,529 その魂に刻まれた フィアナの記憶を引き出す。 281 00:20:32,598 --> 00:20:36,936 はぁ… 力ずくっていうのは 性に合わないな。 282 00:20:36,936 --> 00:20:42,942 君には 自ら望んで 魂を差し出してほしいよ。 283 00:20:42,942 --> 00:20:45,778 何を!? 284 00:20:45,778 --> 00:20:50,783 さて こいつを 助けるのか否か非常に興味深い。 285 00:20:50,783 --> 00:20:54,120 私としては 君が かつての婚約者を➡ 286 00:20:54,120 --> 00:20:56,956 見捨てるところが見てみたいかな。 287 00:20:56,956 --> 00:20:59,458 見捨てる? 288 00:20:59,458 --> 00:21:02,128 そうだ こいつは 嫉妬心に駆られて➡ 289 00:21:02,128 --> 00:21:05,297 君のことを ずっと虐げてきた。 290 00:21:05,297 --> 00:21:08,134 そして 最後は ゴミクズのように売り飛ばしたんだ。 291 00:21:08,134 --> 00:21:12,471 君に ひどいことをした人間を 私は許さない! 292 00:21:12,471 --> 00:21:16,475 君が 殺せと命じれば 喜んで殺してあげるよ。 293 00:21:16,475 --> 00:21:18,777 ハッハハハハ…! 294 00:21:23,149 --> 00:21:27,153 降参します ユリウス殿下を 解放してください。 295 00:21:27,153 --> 00:21:30,656 ふむ 悩みもせずに そちらを選ぶのか。 296 00:21:30,656 --> 00:21:36,295 揺るぎない心の強さ それも 君らしいと言えば 君らしい。 297 00:21:36,295 --> 00:21:38,464 私は抵抗しません。 298 00:21:38,464 --> 00:21:41,634 まず先に 殿下を自由にしてください。 299 00:21:41,634 --> 00:21:44,970 いや 君を拘束してからだ。 300 00:21:44,970 --> 00:21:48,941 また 魔力を流し込まれたら 面倒だからな。 301 00:21:50,976 --> 00:21:52,978 フッフフフ…。 302 00:21:52,978 --> 00:21:56,315 フィアナ! ついに 君に会える時が来た! 303 00:21:56,315 --> 00:22:12,998 ♬~ 304 00:22:15,167 --> 00:22:17,503 いっ…! 305 00:22:17,503 --> 00:22:20,172 フィリア殿は渡さない! 306 00:22:20,172 --> 00:22:24,009 《ああ… 信じていました。 307 00:22:24,009 --> 00:22:27,012 オスヴァルト殿下は来てくださると…! 308 00:22:27,012 --> 00:22:31,917 まっすぐな あなたが 絶対に来るというのなら➡ 309 00:22:31,917 --> 00:22:35,921 そこに 希望が必ずあるのだと!》