1 00:00:02,250 --> 00:00:20,100 ♬~ 2 00:00:20,100 --> 00:00:22,100 おい お前ら 手は出すな! 3 00:00:22,100 --> 00:00:26,100 (塚田) D=0のとき 実数の解を持つ。 4 00:00:26,100 --> 00:00:28,110 そして 最後 Dが負のとき…。 5 00:00:28,110 --> 00:00:30,110 <凛太郎:隣の校舎。 6 00:00:30,110 --> 00:00:32,110 カーテンの向こう側…> 7 00:00:34,280 --> 00:00:38,280 <俺には 一生 関係ない世界だ> 8 00:02:16,250 --> 00:02:18,250 (翔平)だ~か~ら~…。 9 00:02:18,250 --> 00:02:20,420 ぶつかってきたの そっちっすよ。 10 00:02:20,420 --> 00:02:23,420 はっ? 何? 俺たちが悪いってこと? 11 00:02:23,420 --> 00:02:25,590 さっきから 何度も言ってんじゃん。 12 00:02:25,590 --> 00:02:28,590 俺 半歩 よけたしさ。 (男性たち)フフッ…。 13 00:02:28,590 --> 00:02:31,600 でね あのとき…。 うんうん。 14 00:02:31,600 --> 00:02:33,600 (生徒たち)フフッ! あっ…。 15 00:02:33,600 --> 00:02:35,930 (朔) いいかげん しつこいんだけど。 16 00:02:35,930 --> 00:02:38,270 ていうか わざと ぶつか…。 なあ。 17 00:02:38,270 --> 00:02:42,110 はっ? その制服 お前ら 千鳥だろ? 18 00:02:42,110 --> 00:02:44,440 金髪の 背 でかいやつ 知ってる? 19 00:02:44,440 --> 00:02:46,440 後輩が 世話んなったからさ➡ 20 00:02:46,440 --> 00:02:49,610 挨拶しようと思って。 21 00:02:49,610 --> 00:02:53,120 (絢斗)朔君 金髪って もしかして…。 うん…。 22 00:02:53,120 --> 00:02:56,620 あ~ 凛太郎のこと? (朔/絢斗)あっ! 23 00:02:56,620 --> 00:02:58,960 それなら 今 ここには…。 あっ… ああ…。 24 00:02:58,960 --> 00:03:01,760 あっ。 あっ…。 あっ? 25 00:03:01,760 --> 00:03:04,260 なんだよ…。 26 00:03:04,260 --> 00:03:09,600 こいつら なんかしたんすか? もし そうなら 謝…。 27 00:03:09,600 --> 00:03:12,940 (男性たち)ひぃ~! あっ…。 28 00:03:12,940 --> 00:03:17,610 いや~ さっすがだな~ 凛太郎。 ハァ…。 29 00:03:17,610 --> 00:03:20,940 お前らさ 人に 迷惑かけんな。 30 00:03:20,940 --> 00:03:23,110 はぁ~!? うっ! 31 00:03:23,110 --> 00:03:26,120 何を見てたんだよ! こっち 被害者! 32 00:03:26,120 --> 00:03:28,290 つか お前のせい! 俺? 33 00:03:28,290 --> 00:03:31,620 あいつらの後輩が 凛太郎に世話になったって! 34 00:03:31,620 --> 00:03:35,460 何したんだよ? まあまあ 宇佐美 落ち着いて。 35 00:03:35,460 --> 00:03:37,630 早く行こ。 遅刻する。 36 00:03:37,630 --> 00:03:40,300 ぐぬぅ…。 おい! 37 00:03:42,470 --> 00:03:45,270 あ~ たぶん あれだわ。 38 00:03:45,270 --> 00:03:48,940 夜 家の前で 言い争ってる声 聞こえてさ。 39 00:03:48,940 --> 00:03:52,780 浮気だ 誤解だって うるせえの。 しょうもなっ! 40 00:03:52,780 --> 00:03:55,950 んで しゃあねえから 見に行ったら…。 41 00:03:55,950 --> 00:03:57,950 ((最低! うわっ!)) 42 00:03:57,950 --> 00:04:00,120 男のほうが ビンタされて➡ 43 00:04:00,120 --> 00:04:03,050 ほっとくのも かわいそうだし 声かけたんだよ。 44 00:04:03,050 --> 00:04:05,060 そしたら…。 45 00:04:05,060 --> 00:04:07,220 ((大丈夫っすか? うっ…。 46 00:04:07,220 --> 00:04:09,260 ヒュ…)) 47 00:04:09,260 --> 00:04:11,760 すっ転びながら逃げてった。 48 00:04:11,760 --> 00:04:14,760 なんつうか… 同情するわ そいつ。 49 00:04:14,760 --> 00:04:19,270 夜に凛太郎は マジ 相性悪い。 迫力あるからね。 50 00:04:19,270 --> 00:04:22,740 殺されると思ったんじゃない? 殺…。 51 00:04:22,740 --> 00:04:25,440 はいはい 俺のせいですよ。 52 00:04:25,440 --> 00:04:28,110 ごめんて。 誤解だよな。 53 00:04:28,110 --> 00:04:30,110 あっ 桔梗の…。 うそだ~! 54 00:04:30,110 --> 00:04:32,120 ほんとだって! あとで…。 55 00:04:32,120 --> 00:04:34,080 (2人)あっ… んっ…。 56 00:04:37,290 --> 00:04:39,960 あっ。 ねえ! 57 00:04:39,960 --> 00:04:43,630 これ 落としたよ。 58 00:04:43,630 --> 00:04:45,930 ハァ…。 59 00:04:45,930 --> 00:04:49,100 捨ててもらって結構です。 へっ? 60 00:04:49,100 --> 00:04:52,300 たった今 使いたくなくなったので。 61 00:04:54,270 --> 00:04:56,610 嫌われてんね 相変わらず。 62 00:04:56,610 --> 00:05:00,110 フッ… 俺のイケメンっぷりに てれたんだろうな。 63 00:05:00,110 --> 00:05:03,710 ポジティブ! (朔)まあ どうでもいいでしょ。 64 00:05:03,710 --> 00:05:06,820 お嬢様は ばかなんかと 関わりたくないって。 65 00:05:13,060 --> 00:05:16,560 <私立桔梗学園女子高等学校。 66 00:05:16,560 --> 00:05:18,560 由緒正しき 名門お嬢様学校> 67 00:05:18,560 --> 00:05:20,560 ((生徒たち:ウフフフ…)) 68 00:05:20,560 --> 00:05:24,370 <俺らに対しては お嬢様のかけらもない> 69 00:05:26,740 --> 00:05:28,910 <都立千鳥高等学校。 70 00:05:28,910 --> 00:05:33,080 ばかが集まる 底辺校。 71 00:05:33,080 --> 00:05:36,080 見てのとおり➡ 72 00:05:36,080 --> 00:05:40,750 桔梗は 千鳥を 露骨に嫌っていて➡ 73 00:05:40,750 --> 00:05:44,350 隣り合う校舎の教室は 一度も見たことがない> 74 00:05:48,090 --> 00:05:50,090 んっ? 📱 75 00:05:50,090 --> 00:05:54,100 <卒業したら 一生 関係ない人種だしな> 76 00:05:54,100 --> 00:05:56,100 げっ! 77 00:05:56,100 --> 00:06:00,400 なあなあ 凛太郎。 放課後さ みんなで カラオケ行こうぜ! 78 00:06:00,400 --> 00:06:03,410 あ~。 悪い 今日はパス。 79 00:06:03,410 --> 00:06:05,710 えっ 何? まさか 彼女? 80 00:06:05,710 --> 00:06:07,880 いねえよ ばか。 81 00:06:07,880 --> 00:06:11,080 お~い 席 着け~。 (生徒たち)は~い。 82 00:06:16,750 --> 00:06:19,420 ハァハァハァ…。 83 00:06:19,420 --> 00:06:23,430 (杏子) 凛太郎 遅い! もう6時よ! 84 00:06:23,430 --> 00:06:25,760 んなこと 言われても 学校 遠いんだから➡ 85 00:06:25,760 --> 00:06:29,730 しょうがねえだろ! 途中で 雨に降られるし。 86 00:06:29,730 --> 00:06:32,740 つか こんな いかついやつが 店番って…。 87 00:06:32,740 --> 00:06:38,070 大丈夫! 今 お客さん 1人だし 雨 降ってるから 人 来ないわよ。 88 00:06:38,070 --> 00:06:40,410 っていっても あしたの仕込みもあるし➡ 89 00:06:40,410 --> 00:06:43,750 今日は人手不足で あんたしか 暇なやつ いないのよ。 90 00:06:43,750 --> 00:06:45,750 じゃあ あとは頼んだ。 91 00:06:45,750 --> 00:06:48,320 いってきます! へ~い。 92 00:06:50,420 --> 00:06:52,420 <俺の実家は ケーキ屋で➡ 93 00:06:52,420 --> 00:06:55,260 たまに こうやって 駆り出される。 94 00:06:55,260 --> 00:06:57,260 ケーキ屋だということは➡ 95 00:06:57,260 --> 00:07:00,100 学校のやつらにも 言ったことがない> 96 00:07:00,100 --> 00:07:02,670 んっ…。 97 00:07:02,670 --> 00:07:07,970 《そういや 客が1人いるって 言ってたよな…》 98 00:07:11,170 --> 00:07:13,180 えっ? (薫子)ん~…。 99 00:07:13,180 --> 00:07:15,180 んっ! 100 00:07:19,850 --> 00:07:22,690 あ~!! えっ? あっ すっ… すんません。 101 00:07:22,690 --> 00:07:25,190 大丈夫っすか? (せき) 102 00:07:25,190 --> 00:07:27,190 みっ… 水 持ってくるんで! 103 00:07:32,030 --> 00:07:34,030 ハァ… すみません。 104 00:07:34,030 --> 00:07:36,370 あっ いえ こちらこそ。 105 00:07:36,370 --> 00:07:38,540 《びっくりした。 106 00:07:38,540 --> 00:07:41,710 こんなに よく食べる 女の子がいるのか》 107 00:07:41,710 --> 00:07:44,210 んっ…。 あっ…。 108 00:07:44,210 --> 00:07:46,210 《小せえ 中学生か?》 109 00:07:46,210 --> 00:07:49,050 ごっ… ごちそうさまでした! あっ! 110 00:07:49,050 --> 00:07:51,720 あっ! あっ ありがとう➡ 111 00:07:51,720 --> 00:07:54,550 ござい… ました…。 112 00:07:54,550 --> 00:07:57,220 あっ…。 113 00:07:57,220 --> 00:08:01,990 ハァ…。 やっぱり びびらせた? 114 00:08:01,990 --> 00:08:04,830 ああ 和栗さんだよ その子。 115 00:08:04,830 --> 00:08:08,500 和栗さん? 毎月 何回か来てくれてるのよ。 116 00:08:08,500 --> 00:08:12,000 話したら 仲よくなってね。 常連か…。 117 00:08:12,000 --> 00:08:15,170 ていうか なんで そんなこと…。 うぅ…。 118 00:08:15,170 --> 00:08:17,370 ん~? 119 00:08:17,370 --> 00:08:21,880 うっ… その子 俺のこと 見て 逃げてった。 120 00:08:21,880 --> 00:08:25,550 店 来なくなったら 俺のせいだよ。 ごめん。 121 00:08:25,550 --> 00:08:28,050 (杏子)なんで 凛太郎のせいになんのよ。 122 00:08:28,050 --> 00:08:30,720 和栗さんは そんな子じゃないわ。 123 00:08:30,720 --> 00:08:33,720 それに あんたは なんでも 自分のせいにし過ぎ。 124 00:08:33,720 --> 00:08:35,690 悪い癖よ。 んっ…。 125 00:08:37,730 --> 00:08:39,730 まあ ほんとに来なくなったら➡ 126 00:08:39,730 --> 00:08:41,730 それこそ ケーキで勝負よ! 127 00:08:41,730 --> 00:08:44,230 また うちのとりこにさせるわ! 128 00:08:44,230 --> 00:08:46,570 ウフフフー…。 あっ…。 129 00:08:46,570 --> 00:08:49,570 あ~ 今日 だりい。 130 00:08:49,570 --> 00:08:53,580 (須藤)おい 行こうぜ。 (高橋)あ~ 腹減った。 131 00:08:53,580 --> 00:08:55,580 ハァ…。 132 00:08:55,580 --> 00:08:59,420 《あの子 トラウマになったりしたら どうしよう。 133 00:08:59,420 --> 00:09:03,350 近所の中学から捜して 謝るわけにもな…。 134 00:09:03,350 --> 00:09:05,860 つか それ さすがに 不審者すぎるし…》 135 00:09:05,860 --> 00:09:08,690 (翔平)あれ? どうしたの? んっ! 136 00:09:08,690 --> 00:09:12,530 な~んか お悩み中? 俺らの出番? 137 00:09:12,530 --> 00:09:16,030 いや なんでもねえよ。 138 00:09:16,030 --> 00:09:18,870 昼飯 買ってくるわ。 先 食っといて。 139 00:09:18,870 --> 00:09:20,840 んっ… ああ…。 140 00:09:24,210 --> 00:09:26,880 (ドアの開閉音) 141 00:09:26,880 --> 00:09:28,850 やっぱ 凛太郎ってさ➡ 142 00:09:28,850 --> 00:09:31,050 どっか 壁あるよな。 143 00:09:37,390 --> 00:09:39,560 んっ? (足音) 144 00:09:39,560 --> 00:09:42,390 ハァハァハァ…。 うおっ! なっ… なんだよ!? 145 00:09:42,390 --> 00:09:44,890 凛太郎。 ハァハァ…。 146 00:09:44,890 --> 00:09:46,900 和栗さん 来たよ。 147 00:09:46,900 --> 00:09:48,870 あんたに用あるって。 148 00:09:56,070 --> 00:09:58,070 あっ! 149 00:09:58,070 --> 00:10:00,080 んっ…。 150 00:10:00,080 --> 00:10:02,080 《マジで いる》 151 00:10:02,080 --> 00:10:06,250 どっ… どうも…。 あっ…。 152 00:10:06,250 --> 00:10:09,250 あ~っと…。 153 00:10:09,250 --> 00:10:11,920 昨日は…。 んっ! 154 00:10:11,920 --> 00:10:15,090 あの! おごります! 155 00:10:17,590 --> 00:10:19,560 えっ? 156 00:10:32,580 --> 00:10:36,580 《いや なんだ? これ! 自分ちで 自分ちのケーキを 年下に?》 157 00:10:36,580 --> 00:10:38,580 あの…。 あっ! 158 00:10:38,580 --> 00:10:41,250 昨日は いきなり 飛び出してしまって➡ 159 00:10:41,250 --> 00:10:43,920 すみませんでした。 あっ…。 160 00:10:43,920 --> 00:10:47,090 そのケーキは おわびなので 食べてください。 161 00:10:47,090 --> 00:10:51,090 あっ いや そういうわけには…。 162 00:10:51,090 --> 00:10:53,930 ハァ… ハァー…。 163 00:10:53,930 --> 00:10:57,100 あっ…。 164 00:10:57,100 --> 00:11:00,700 どうぞ。 えっ? いえ それは あなたに! 165 00:11:00,700 --> 00:11:05,740 いいんすよ。 これ うまいんで よかったら。 166 00:11:05,740 --> 00:11:08,310 あっ でも…。 167 00:11:10,710 --> 00:11:13,080 あっ… うっ…。 168 00:11:13,080 --> 00:11:15,920 うっ… うぅ~…。 169 00:11:15,920 --> 00:11:19,420 すみません! いただきます。 はい。 170 00:11:19,420 --> 00:11:22,430 《ケーキもだけど➡ 171 00:11:22,430 --> 00:11:25,260 食べることが好きなんだな この子》 172 00:11:25,260 --> 00:11:28,600 んっ んっ ん~! 173 00:11:28,600 --> 00:11:31,770 いらっしゃいませ。 174 00:11:31,770 --> 00:11:34,100 驚かせてしまいましたね。 175 00:11:34,100 --> 00:11:36,770 んっ? 昨日の…。 176 00:11:36,770 --> 00:11:40,240 1人で あんな量 食べる人 いないですよね。 177 00:11:43,410 --> 00:11:45,420 んっ…。 178 00:11:45,420 --> 00:11:49,250 はい。 アハハ… そうですよね。 179 00:11:49,250 --> 00:11:51,750 他に お客さんがいなかったので➡ 180 00:11:51,750 --> 00:11:54,060 ちょっと 家まで 我慢できなくて。 181 00:11:57,090 --> 00:12:00,700 あの… お名前 聞いてもいいですか? 182 00:12:00,700 --> 00:12:03,700 私は 和栗薫子っていいます。 183 00:12:03,700 --> 00:12:08,040 紬凛太郎です。 184 00:12:08,040 --> 00:12:10,710 そっか。 凛太郎君。 185 00:12:10,710 --> 00:12:14,210 凛太郎君か~。 186 00:12:14,210 --> 00:12:19,220 《この子 なんで 俺なんかのこと 知りたがるんだ?》 187 00:12:19,220 --> 00:12:21,380 やっと 知れた。 188 00:12:21,380 --> 00:12:23,390 んっ? やっと? 189 00:12:23,390 --> 00:12:29,890 あっ! あっ… あっ… あの… ちっ… 違っ… 違くて! 190 00:12:29,890 --> 00:12:34,900 実は えっと… 前から 凛太郎君を見かけてて…。 191 00:12:34,900 --> 00:12:38,070 たまに お手伝いされてましたよね? 192 00:12:38,070 --> 00:12:40,740 あ~… はい。 193 00:12:40,740 --> 00:12:43,910 《あれ 初対面じゃなかったのか。 194 00:12:43,910 --> 00:12:47,580 俺 気付いてなかったけど…》 んっ? 195 00:12:47,580 --> 00:12:50,910 じゃあ 俺が怖くて 飛び出したんじゃないんすか!? 196 00:12:50,910 --> 00:12:54,080 えっ? 違いますよ。 何回も見てますし…。 197 00:12:54,080 --> 00:12:56,090 かぁ~! だったら なんで? 198 00:12:56,090 --> 00:12:58,250 そっ… それは…。 199 00:12:58,250 --> 00:13:01,360 その…。 200 00:13:01,360 --> 00:13:06,360 男の人に あんなに じっと見られたの 初めてで。 201 00:13:06,360 --> 00:13:09,870 ドキドキしただけ… です。 202 00:13:09,870 --> 00:13:13,370 あ~…。 はっ? 203 00:13:13,370 --> 00:13:17,040 《ドキドキ? 俺に? なんで? 204 00:13:17,040 --> 00:13:21,910 普通 俺みたいなのに ガン見されたら 怖がるだろ。 205 00:13:21,910 --> 00:13:25,080 これまでだって 大抵…》 206 00:13:25,080 --> 00:13:27,080 んっ…。 207 00:13:27,080 --> 00:13:29,090 《あっ! くっ…。 208 00:13:29,090 --> 00:13:32,420 わっ… わかんねえ~!》 209 00:13:32,420 --> 00:13:34,920 もっ… もう 外 暗いですよ。 210 00:13:34,920 --> 00:13:37,430 駅まで送ります。 危ねえし。 211 00:13:37,430 --> 00:13:40,430 えっ? あっ ほんとだ。 212 00:13:40,430 --> 00:13:44,100 その前に ケーキ買っていいですか? 急ぎますので! 213 00:13:44,100 --> 00:13:46,270 えっ? どっ… どうぞ! 214 00:13:49,770 --> 00:13:53,280 ほんとに大丈夫ですか? 送んなくて。 215 00:13:53,280 --> 00:13:57,450 はい。 ここから駅まで 近いですし。 216 00:13:57,450 --> 00:13:59,420 それでは。 217 00:14:02,190 --> 00:14:05,050 あっ…。 218 00:14:05,050 --> 00:14:07,720 あっ! あと! んっ? 219 00:14:07,720 --> 00:14:13,060 さっき 「俺が怖くて飛び出した」 って言ってましたけど➡ 220 00:14:13,060 --> 00:14:15,530 凛太郎君を怖いって思ったこと➡ 221 00:14:15,530 --> 00:14:17,730 1回もなかったですよ? 222 00:14:17,730 --> 00:14:19,740 んっ! 223 00:14:19,740 --> 00:14:21,700 信じてくださいね。 224 00:14:24,070 --> 00:14:26,040 ごちそうさまでした! 225 00:14:31,250 --> 00:14:33,920 (扉の開く音と足音) 226 00:14:33,920 --> 00:14:36,090 凛太郎 うるさい! 227 00:14:38,090 --> 00:14:40,090 ハァ…。 228 00:14:40,090 --> 00:14:42,260 ハァー…。 229 00:14:42,260 --> 00:14:46,760 マジで わかんねえ。 230 00:14:46,760 --> 00:14:50,270 ((凛太郎君って 怖いよね。 231 00:14:50,270 --> 00:14:52,600 俺 この間 にらまれたんだけど。 232 00:14:52,600 --> 00:14:55,440 凛太郎君ち ケーキ屋なんだって。 233 00:14:55,440 --> 00:15:00,110 あれで? 全然 似合わないね)) 234 00:15:00,110 --> 00:15:02,180 《がきのころから➡ 235 00:15:02,180 --> 00:15:05,520 否定的なことしか 言われなかったのに》 236 00:15:05,520 --> 00:15:09,350 ((ドキドキしただけ… です)) 237 00:15:09,350 --> 00:15:12,360 ((凛太郎君を 怖いって思ったこと➡ 238 00:15:12,360 --> 00:15:15,020 1回もなかったですよ?)) 239 00:15:15,020 --> 00:15:18,030 んっ…。 240 00:15:18,030 --> 00:15:20,200 (足音) 241 00:15:20,200 --> 00:15:22,200 凛太郎! だっ! くっ… くぅ~…。 242 00:15:22,200 --> 00:15:24,530 何すんだ…。 これ! あっ! 243 00:15:24,530 --> 00:15:28,040 このケーキ 和栗さんのよね? 244 00:15:28,040 --> 00:15:30,210 君 近くで見ると…。 うっ…。 245 00:15:30,210 --> 00:15:33,210 マジ ちっちゃいね。 かわいい。 246 00:15:33,210 --> 00:15:35,210 はっ… 離してください。 247 00:15:35,210 --> 00:15:38,550 あっ? そんなこと 言わずにさ…。 248 00:15:38,550 --> 00:15:41,720 どっか 遊びに行こうよ。 ハァハァ…。 249 00:15:41,720 --> 00:15:45,890 ハァハァ ハァハァ ハァハァ…。 250 00:15:45,890 --> 00:15:48,220 ((杏子:店 閉めようと思って 外に出たら➡ 251 00:15:48,220 --> 00:15:50,230 すぐそこの通り沿いに 落ちてたのよ。 252 00:15:50,230 --> 00:15:53,230 和栗さん ちゃんと帰ったのよね?)) 253 00:15:53,230 --> 00:15:56,900 ハァハァハァ… どこに…。 254 00:15:56,900 --> 00:16:01,040 つか さっきさ なんで 凛太郎君といたの? あっ! 255 00:16:01,040 --> 00:16:03,370 彼女? いえ…。 256 00:16:03,370 --> 00:16:07,710 まあ そうだよね。 君みたいな子と正反対だし。 257 00:16:07,710 --> 00:16:11,210 《あいつら 昨日の! なんで こんな所に》 258 00:16:11,210 --> 00:16:13,880 あいつ 怖いって有名だよ? 259 00:16:13,880 --> 00:16:15,890 知ってた? 不良だって。 260 00:16:15,890 --> 00:16:18,550 不良? んっ…。 261 00:16:18,550 --> 00:16:22,190 そう。 中学のときも やばかったんだって。 262 00:16:22,190 --> 00:16:25,530 あいつのこと 知ってるやつから 聞いたんだ~。 うっ…。 263 00:16:25,530 --> 00:16:29,030 ばか校に通ってて 取り巻きもいるんだってさ。 264 00:16:29,030 --> 00:16:32,200 一緒にいても いいことないよ。 265 00:16:32,200 --> 00:16:36,040 《なるほど。 こうやって 出任せ 言われて➡ 266 00:16:36,040 --> 00:16:39,380 俺のとこに 変なやつらが来るのか。 267 00:16:39,380 --> 00:16:42,550 とはいえ ばか校なのは マジだし。 268 00:16:42,550 --> 00:16:44,550 しかたねえか》 269 00:16:44,550 --> 00:16:46,720 そうなんですか…。 270 00:16:46,720 --> 00:16:48,720 怖いですね。 271 00:16:48,720 --> 00:16:52,390 でしょ? あいつと つるむと 君が危ないんだって。 272 00:16:52,390 --> 00:16:54,420 だから 俺らと…。 273 00:16:54,420 --> 00:16:56,760 どうして ただのうわさだけで➡ 274 00:16:56,760 --> 00:16:59,100 人を決めつけられるんですか? 275 00:16:59,100 --> 00:17:01,000 あっ…。 276 00:17:01,000 --> 00:17:05,500 はっ? 凛太郎君と 話したことありますか? 277 00:17:05,500 --> 00:17:07,500 一度 話してみませんか? 278 00:17:07,500 --> 00:17:09,510 いや 話さねえよ。 279 00:17:09,510 --> 00:17:12,840 きっと すてきな人だと わかると思います。 280 00:17:12,840 --> 00:17:17,680 どうでもいいや。 あいつが すてきだとか…。 281 00:17:17,680 --> 00:17:22,690 はっ… 話したくないのなら それでもいいです。 282 00:17:22,690 --> 00:17:25,520 なら せめて 知ろうともしないのに➡ 283 00:17:25,520 --> 00:17:28,220 好き勝手 言うのは やめていただけますか? 284 00:17:30,190 --> 00:17:32,190 不愉快です。 285 00:17:32,190 --> 00:17:36,530 ハァ…。 んっ…。 あ~あ…。 286 00:17:36,530 --> 00:17:39,370 ハッ! あいつといた あんたを使って➡ 287 00:17:39,370 --> 00:17:43,540 嫌がらせできりゃよかったけど…。 ひっ! 288 00:17:43,540 --> 00:17:46,210 気が変わったわ! うっ! 289 00:17:46,210 --> 00:17:48,710 うぅ…。 (ぶつかる音) 290 00:17:48,710 --> 00:17:50,710 あっ! 291 00:17:50,710 --> 00:17:53,720 おっ… お前…。 292 00:17:53,720 --> 00:17:55,890 なんで ここに…。 293 00:17:55,890 --> 00:17:58,050 あっ…。 294 00:17:58,050 --> 00:18:01,020 俺に嫌がらせ… でしたっけ? 295 00:18:01,020 --> 00:18:03,860 ひっ…。 うっ…。 フゥ…。 296 00:18:03,860 --> 00:18:05,860 できました? 297 00:18:05,860 --> 00:18:07,860 あっ… いや…。 あっ! あっ…。 うぅ~! 298 00:18:07,860 --> 00:18:11,530 (男性たち)すみませんでした~! 299 00:18:11,530 --> 00:18:13,700 ハァ…。 300 00:18:13,700 --> 00:18:15,710 りっ… 凛太郎君! 301 00:18:15,710 --> 00:18:18,370 血が! あっ あっ…。 あっ…。 302 00:18:18,370 --> 00:18:21,710 うっ…。 ごめんなさい! 303 00:18:21,710 --> 00:18:24,550 フッ… 和栗さんのせいじゃねえっすよ。 304 00:18:24,550 --> 00:18:28,880 殴られたからってより その反動で 壁に 頭 ぶつけただけなんで。 305 00:18:28,880 --> 00:18:31,550 どっちでも だめです! 306 00:18:31,550 --> 00:18:36,390 すみません。 そんな困らせるなら やめればよかったですね。 307 00:18:36,390 --> 00:18:39,730 わざと受けたんですか? なんで…。 308 00:18:39,730 --> 00:18:45,070 罰… みたいな…。 えっ? 309 00:18:45,070 --> 00:18:49,070 信じてって言ってくれたのに➡ 310 00:18:49,070 --> 00:18:52,580 俺のせいで 巻き込んじまって すみません! 311 00:18:52,580 --> 00:18:55,580 そんな… 顔を上げてください。 312 00:18:55,580 --> 00:18:58,080 凛太郎君のせいじゃないです! 313 00:18:58,080 --> 00:19:01,520 くっ…。 俺のせいです。 314 00:19:01,520 --> 00:19:03,850 ((知ろうともしないのに➡ 315 00:19:03,850 --> 00:19:07,190 好き勝手 言うのは やめていただけますか?)) 316 00:19:07,190 --> 00:19:09,190 《こんな優しい人に➡ 317 00:19:09,190 --> 00:19:11,860 怖い思いをさせた。 318 00:19:11,860 --> 00:19:13,860 俺のせいだ》 319 00:19:13,860 --> 00:19:16,730 すみませんでした! あっ…。 320 00:19:19,540 --> 00:19:22,710 私 不思議で しかたないんです。 321 00:19:22,710 --> 00:19:27,380 あなたの どこが怖いのか さっぱり わからない。 322 00:19:27,380 --> 00:19:30,850 こんなに優しい人なのに…。 あっ…。 323 00:19:33,220 --> 00:19:36,390 まだ言ってませんでしたね。 324 00:19:36,390 --> 00:19:40,060 助けてくれて ありがとう。 325 00:19:42,730 --> 00:19:44,690 《くそ…》 326 00:19:46,730 --> 00:19:50,400 《こんな見た目で 否定的に 見られるのは慣れてるし➡ 327 00:19:50,400 --> 00:19:52,770 評価なんて 期待してなかった》 328 00:19:54,740 --> 00:19:57,240 《諦めてたのに…。 329 00:19:57,240 --> 00:20:00,310 欲が出ちまいそうになる》 330 00:20:07,080 --> 00:20:09,750 わざわざ ありがとうございました。 331 00:20:09,750 --> 00:20:12,250 けが 大丈夫そうですか? 332 00:20:12,250 --> 00:20:14,920 はい。 こんなん すぐ治ります。 333 00:20:14,920 --> 00:20:17,590 帰り道 気を付けてください。 334 00:20:17,590 --> 00:20:20,760 はい! 気を付けます! 335 00:20:20,760 --> 00:20:22,730 それじゃ。 336 00:20:31,770 --> 00:20:35,610 凛太郎君! えっ? 337 00:20:35,610 --> 00:20:39,450 また…。 また 食べに行きます。 338 00:20:39,450 --> 00:20:41,450 だから…。 339 00:20:41,450 --> 00:20:46,420 今度は 一緒に食べましょうね! ケーキ! 340 00:20:51,130 --> 00:20:53,100 はい。 341 00:20:59,970 --> 00:21:02,370 うん。 342 00:21:02,370 --> 00:21:06,580 うん 大丈夫。 もう帰るね。 343 00:21:13,050 --> 00:21:16,050 (列車がホームに入る音) 344 00:21:28,400 --> 00:21:31,230 ふぁ~…。 フゥ…。 345 00:21:31,230 --> 00:21:33,570 《早く来てしまった。 346 00:21:33,570 --> 00:21:36,770 眠い…。 昨日 寝つけなかったし》 347 00:21:39,070 --> 00:21:41,080 ((ありがとう)) 348 00:21:44,910 --> 00:21:48,420 《和栗さん 次は いつ 店に来んだろ?》 349 00:21:53,090 --> 00:21:55,090 《んっ? 350 00:21:55,090 --> 00:21:58,290 珍しい。 開けんのか?》 351 00:22:05,570 --> 00:22:08,240 うっ! 352 00:22:08,240 --> 00:22:10,240 プハー! 353 00:22:10,240 --> 00:22:13,080 《なんで? なんで 和栗さんが? 354 00:22:13,080 --> 00:22:15,410 てか 年下じゃなかったのか?》 355 00:22:15,410 --> 00:22:17,380 あっ! 356 00:22:19,420 --> 00:22:23,590 和栗さんが… 桔梗の生徒? 357 00:22:27,420 --> 00:22:29,390 マジかよ…。