1 00:00:02,002 --> 00:00:04,838 (鳥のさえずり) 2 00:00:04,838 --> 00:00:08,008 (凛太郎)んっ… うお~…。 3 00:00:08,008 --> 00:00:13,347 はっ… 早く起き過ぎた! 4 00:00:13,347 --> 00:00:17,017 《勉強 教えてくれませんか? 5 00:00:17,017 --> 00:00:19,520 (薫子)一緒に頑張りましょう!》 6 00:00:19,520 --> 00:00:22,523 < あの日から どんどん 時間が過ぎて…> 7 00:00:24,524 --> 00:00:28,529 《何度 確認したか わかんねえな。 この画面》 8 00:00:39,539 --> 00:00:43,844 <今日は 和栗さんと 勉強会の日> 9 00:02:17,838 --> 00:02:20,340 あの人 すごく 背 高いね。 10 00:02:20,340 --> 00:02:23,143 ちょっと あんまり見ないほうがいいわよ。 11 00:02:28,181 --> 00:02:30,684 《マジで もうすぐ 和栗さんに会うのか? 12 00:02:30,684 --> 00:02:32,686 しかも 休日に! 13 00:02:32,686 --> 00:02:36,523 つうか こんな格好でよかったか? 14 00:02:36,523 --> 00:02:38,625 変… じゃないよな?》 15 00:02:44,865 --> 00:02:48,702 《いつも眺めている 景色のはずなのに…。 16 00:02:48,702 --> 00:02:52,105 知らない街に来たみたいだ》 17 00:02:59,713 --> 00:03:02,015 《早く着き過ぎたな。 18 00:03:02,015 --> 00:03:04,017 どっかで時間を…》 19 00:03:04,017 --> 00:03:05,986 あっ。 20 00:03:08,522 --> 00:03:11,024 あっ 凛太郎君! 21 00:03:11,024 --> 00:03:14,194 あっ! ごっ… ごめん! 22 00:03:14,194 --> 00:03:16,163 待たせた? 全然! 23 00:03:16,163 --> 00:03:19,833 私が早く来過ぎただけです。 あっ! 24 00:03:19,833 --> 00:03:22,836 今 敬語だった。 だった! 25 00:03:22,836 --> 00:03:25,172 やっぱり まだ慣れないな。 26 00:03:25,172 --> 00:03:29,342 それに… なんか ちょっと緊張するね。 27 00:03:29,342 --> 00:03:32,345 うっ! そうですね。 28 00:03:32,345 --> 00:03:34,848 あっ! 凛太郎君も敬語だ! 29 00:03:34,848 --> 00:03:37,017 フフフッ フッ! 30 00:03:37,017 --> 00:03:43,523 《和栗さんって こんな かわいかったっけ?》 31 00:03:43,523 --> 00:03:46,626 お待たせしました。 ごゆっくり どうぞ。 32 00:03:50,030 --> 00:03:52,566 う~ん! 33 00:03:52,566 --> 00:03:54,568 おいしい! 34 00:03:54,568 --> 00:03:58,905 フフフ…。 ここのカフェ ずっと来たかったんだ。 35 00:03:58,905 --> 00:04:01,842 勉強とかしても 大丈夫なところみたいだし➨ 36 00:04:01,842 --> 00:04:04,311 何より ごはんがおいしいって。 37 00:04:07,514 --> 00:04:11,351 凛太郎君 どうしたの? お料理 冷めちゃうよ。 38 00:04:11,351 --> 00:04:15,856 あっ うん。 食べる。 いただきます。 39 00:04:15,856 --> 00:04:19,359 《そういえば そうだったな。 40 00:04:19,359 --> 00:04:23,363 食べることが大好きな子だった。 41 00:04:23,363 --> 00:04:27,200 ほんと 幸せそうに食べるな。 42 00:04:27,200 --> 00:04:31,538 あっ うまっ…》 43 00:04:31,538 --> 00:04:34,374 それでは おなかもいっぱいになったので➨ 44 00:04:34,374 --> 00:04:38,044 勉強をしましょう! んっ… お願いします! 45 00:04:38,044 --> 00:04:41,715 えっと とりあえず 数学だっけ? 46 00:04:41,715 --> 00:04:46,553 うん。 他は まだ なんとかなりそう… たぶん。 47 00:04:46,553 --> 00:04:49,890 アハハ! 不安だったら なんでも聞いて。 48 00:04:49,890 --> 00:04:53,560 じゃあ 早速だけど ここ…。 49 00:04:53,560 --> 00:04:55,562 んっ? 50 00:04:55,562 --> 00:04:57,531 どこ? 51 00:05:02,969 --> 00:05:04,971 ハッ! 52 00:05:04,971 --> 00:05:08,308 ごめん! 近づき過ぎた。 53 00:05:08,308 --> 00:05:11,478 いや 大丈夫。 54 00:05:11,478 --> 00:05:17,651 えっ… えっと… わかんないとこ… ここ? 55 00:05:17,651 --> 00:05:20,153 うっ… うん。 そこ。 56 00:05:20,153 --> 00:05:22,822 えっとね ここは…。 (心臓の鼓動音) 57 00:05:22,822 --> 00:05:26,993 解き方には 加減法と代入法の2つがあって➨ 58 00:05:26,993 --> 00:05:30,664 この問題は…。 《集中しなきゃいけないのに…》 59 00:05:30,664 --> 00:05:32,999 まず…。 (心臓の鼓動音) 60 00:05:32,999 --> 00:05:37,003 《心臓の音が うるさい》 (心臓の鼓動音) 61 00:05:37,003 --> 00:05:39,005 (心臓の鼓動音) 62 00:05:41,007 --> 00:05:44,511 ありがとうございました。 また お越しくださいませ。 63 00:05:49,182 --> 00:05:51,685 あっ あの…。 64 00:05:51,685 --> 00:05:54,688 聞いてもいい? んっ? 65 00:05:54,688 --> 00:06:00,160 赤点 今回だけは 取りたくないって どうして? 66 00:06:00,160 --> 00:06:05,332 あっ…。 中間のあと スポーツ大会があって。 67 00:06:05,332 --> 00:06:09,669 今回 赤点 取ったら スポ大返上で 補習なんだけど➨ 68 00:06:09,669 --> 00:06:15,342 なんか やっぱ 友達と出たいな~なんて思って。 69 00:06:15,342 --> 00:06:18,511 ごめん。 しょうもない理由で。 70 00:06:18,511 --> 00:06:20,680 そんなことないよ! えっ? 71 00:06:20,680 --> 00:06:23,516 すっごく すてきだと思う。 72 00:06:23,516 --> 00:06:26,019 スポーツ大会 楽しみだね! 73 00:06:26,019 --> 00:06:29,356 《あっ いい人だな》 74 00:06:29,356 --> 00:06:31,858 それにしても 凛太郎君って➨ 75 00:06:31,858 --> 00:06:34,694 友達 大好きなんだね。 ブッ! ゲホゲホッ! 76 00:06:34,694 --> 00:06:37,697 だっ… 大丈夫? ゲホゲホッ ゲホゲホッ! 77 00:06:37,697 --> 00:06:40,200 大丈夫。 ありがとう。 あっ…。 78 00:06:40,200 --> 00:06:44,204 てか 大好きって なんで…。 えっ 違った? 79 00:06:44,204 --> 00:06:48,041 いや まあ 好きかっつったら そうかもだけど…。 80 00:06:48,041 --> 00:06:50,377 私も 友達 大好き。 81 00:06:50,377 --> 00:06:52,879 みんな いい人たちばっかりなの。 82 00:06:52,879 --> 00:06:55,715 特に 昴は…。 んっ…。 83 00:06:55,715 --> 00:06:58,551 小さいときから一緒だから。 84 00:06:58,551 --> 00:07:03,123 誤解されやすいけど いい子なのは 本当だよ。 85 00:07:03,123 --> 00:07:08,528 昔 男の子と いろいろあって 苦手になってるだけなの。 86 00:07:10,630 --> 00:07:14,968 だから 凛太郎君が 昴を否定しないでくれたことが➨ 87 00:07:14,968 --> 00:07:17,637 とても うれしかった。 88 00:07:17,637 --> 00:07:20,307 ありがとう。 89 00:07:20,307 --> 00:07:22,809 んっ…。 90 00:07:22,809 --> 00:07:25,812 アハハ… 話し過ぎちゃった。 91 00:07:25,812 --> 00:07:29,149 集中しよ! うん。 92 00:07:29,149 --> 00:07:32,152 《また これだ。 93 00:07:32,152 --> 00:07:35,989 また… うれしくなってる》 94 00:07:35,989 --> 00:07:40,493 う~ん… 頑張った~! 95 00:07:40,493 --> 00:07:44,497 俺 こんなに 机に張り付いたの 初めてだ。 96 00:07:44,497 --> 00:07:47,500 勉強も大事だけど ちゃんと休んでね。 97 00:07:47,500 --> 00:07:49,502 うん。 98 00:07:49,502 --> 00:07:53,173 今日は ありがとう。 すごい助かった。 99 00:07:53,173 --> 00:07:55,175 どういたしまして。 100 00:07:55,175 --> 00:07:57,177 あっ そうだ。 101 00:07:57,177 --> 00:07:59,179 はい! 102 00:07:59,179 --> 00:08:02,615 うん? 事前に 範囲を教えてくれてたから➨ 103 00:08:02,615 --> 00:08:05,452 出そうなとこの要点とか 対策をまとめたの。 104 00:08:05,452 --> 00:08:09,122 マッ… マジ? 自分の勉強もあるでしょ? 105 00:08:09,122 --> 00:08:11,624 なのに…。 大丈夫だよ。 106 00:08:11,624 --> 00:08:14,294 一緒に頑張ろって言ったもん。 107 00:08:14,294 --> 00:08:19,299 それに… スポーツ大会 みんなと楽しんでほしいから。 108 00:08:19,299 --> 00:08:22,802 そしたら たくさん 話を聞かせて。 109 00:08:22,802 --> 00:08:26,473 あっ…。 あっ もう 電車 来ちゃうよね。 110 00:08:26,473 --> 00:08:29,976 私 行くね! あっ 和栗さん! 111 00:08:29,976 --> 00:08:32,979 んっ? ありがとう! 112 00:08:32,979 --> 00:08:34,981 テスト 頑張ってね! 113 00:08:41,354 --> 00:08:45,692 《こんなの 絶対 赤点 取れねえな。 114 00:08:45,692 --> 00:08:49,162 よし! 電車で復習!》 115 00:08:49,162 --> 00:08:51,664 うおっ! なっ… 何? 116 00:08:53,700 --> 00:08:55,702 あっ…。 117 00:08:55,702 --> 00:08:58,538 (昴)少し 話があるんだけど➨ 118 00:08:58,538 --> 00:09:01,107 お時間 いいかしら? 119 00:09:08,281 --> 00:09:12,786 《昴:話があるんだけど お時間 いいかしら?》 120 00:09:12,786 --> 00:09:15,789 《と言われて ついてきたものの…》 121 00:09:17,791 --> 00:09:21,795 《なんで ずっと黙ってんだ? この人。 122 00:09:21,795 --> 00:09:24,497 あ~ 落ち着かねえ》 123 00:09:26,633 --> 00:09:29,636 ねえ。 んっ? 124 00:09:29,636 --> 00:09:32,672 あなたは 薫子の恋人なの? 125 00:09:32,672 --> 00:09:35,175 あっつ! あっ くぅ~! 126 00:09:35,175 --> 00:09:37,343 あっつ…。 127 00:09:37,343 --> 00:09:39,512 あっ… んっ? 128 00:09:42,849 --> 00:09:46,820 あっ… ありがとうございます。 129 00:09:49,522 --> 00:09:53,693 《この人 この前と まるで違うじゃねえか! 130 00:09:53,693 --> 00:09:56,663 俺のことが 嫌いなんじゃねえのかよ? 131 00:09:56,663 --> 00:09:59,699 よくわからん》 132 00:09:59,699 --> 00:10:02,869 あなたの名前 聞いてなかったわ。 133 00:10:02,869 --> 00:10:07,373 なんていうの? つっ… 紬凛太郎。 134 00:10:07,373 --> 00:10:11,044 私は 保科昴。 薫子のクラスメート。 135 00:10:11,044 --> 00:10:13,046 《んっ?》 136 00:10:13,046 --> 00:10:15,882 《すずか:保科さんが ここにいなくてよかった》 137 00:10:15,882 --> 00:10:20,386 《保科って あのときのか。 138 00:10:20,386 --> 00:10:22,722 確かに いなくてよかった。 139 00:10:22,722 --> 00:10:26,693 いたら もっと ぶち切れられてたかも…》 140 00:10:26,693 --> 00:10:30,563 それで… 質問に 答えてもらってないんだけど。 141 00:10:30,563 --> 00:10:32,899 えっ? 薫子の恋人なの? 142 00:10:32,899 --> 00:10:34,901 ちっ… 違う! 143 00:10:34,901 --> 00:10:38,404 じゃあ 何? なっ… 何って…。 144 00:10:38,404 --> 00:10:40,907 そりゃあ…。 145 00:10:40,907 --> 00:10:43,209 んっ? なんだ? 146 00:10:43,209 --> 00:10:49,582 友達? いや お客さんか? 147 00:10:49,582 --> 00:10:54,087 知り合ったのは 最近? えっ? うっ… うん。 148 00:10:54,087 --> 00:10:57,590 なら 話は早いわ。 149 00:10:57,590 --> 00:11:00,326 もう 薫子には 会わないでほしい。 150 00:11:00,326 --> 00:11:02,328 はっ? 151 00:11:02,328 --> 00:11:07,500 それって 俺が 千鳥だから? そうよ。 152 00:11:07,500 --> 00:11:11,170 あっ…。 たっ… 確かに 千鳥は 桔梗と 仲悪いし➨ 153 00:11:11,170 --> 00:11:13,173 俺は そこの生徒だけど➨ 154 00:11:13,173 --> 00:11:16,509 それと 俺自身は 関係な…。 わかってる。 155 00:11:16,509 --> 00:11:19,512 わかってるわ。 156 00:11:19,512 --> 00:11:21,514 えっ? 157 00:11:25,351 --> 00:11:28,688 (昴)あなたは たぶん 悪い人じゃない。 158 00:11:28,688 --> 00:11:30,690 あのとき…。 159 00:11:30,690 --> 00:11:33,860 図書館で あなたや あなたの友人に➨ 160 00:11:33,860 --> 00:11:36,062 失礼なことばかり言ってしまった。 161 00:11:38,865 --> 00:11:40,867 ごめんなさい。 162 00:11:40,867 --> 00:11:43,870 私が 千鳥を…。 163 00:11:43,870 --> 00:11:47,540 男の人を嫌いだったのもあるわ。 164 00:11:47,540 --> 00:11:53,379 けど あなたと薫子が 一緒にいるのを見て 焦ったの。 165 00:11:53,379 --> 00:11:55,715 焦った? 166 00:11:55,715 --> 00:11:57,717 あなたと2人でいるところを➨ 167 00:11:57,717 --> 00:12:02,021 学校関係者に見られたら 言い訳できないから。 168 00:12:02,021 --> 00:12:06,693 桔梗は 生徒以上に 教師が 千鳥を嫌ってる。 169 00:12:06,693 --> 00:12:08,695 特待生の薫子が➨ 170 00:12:08,695 --> 00:12:12,031 千鳥と関わりがあるなんて 知られたら➨ 171 00:12:12,031 --> 00:12:15,201 薫子は どうなるかわからない。 172 00:12:15,201 --> 00:12:17,870 なんで 保科さんは➨ 173 00:12:17,870 --> 00:12:21,541 そこまで 和栗さんを気にして…。 あっ こら 走らないの! 174 00:12:21,541 --> 00:12:23,543 (ゆうすけ)うわっ! えっ? 175 00:12:23,543 --> 00:12:25,545 ゆうすけ! 176 00:12:25,545 --> 00:12:28,047 大丈夫? うっ… うん。 177 00:12:28,047 --> 00:12:30,550 すっ… すみません。 あっ いえ。 178 00:12:30,550 --> 00:12:35,221 あれ? う~ん…。 あっ…。 179 00:12:35,221 --> 00:12:38,858 あっ それ 僕の! 180 00:12:38,858 --> 00:12:41,194 どうぞ。 181 00:12:41,194 --> 00:12:44,030 お姉ちゃんの髪の色…。 んっ…。 182 00:12:44,030 --> 00:12:47,700 すっごい きれい! かっこいい! 183 00:12:47,700 --> 00:12:51,704 こら! まずは お姉さんに ありがとうでしょ! 184 00:12:51,704 --> 00:12:54,207 (ゆうすけ)あっ そっか! 185 00:12:54,207 --> 00:12:56,409 ありがとう! 186 00:13:00,980 --> 00:13:02,982 薫子も…。 んっ? 187 00:13:02,982 --> 00:13:07,086 あの子と同じこと 言ってくれたの。 188 00:13:11,157 --> 00:13:15,995 (昴)小さいころ この髪のせいで 男子に いじめられても➨ 189 00:13:15,995 --> 00:13:19,832 私は ただ泣くことしかできなかった。 190 00:13:19,832 --> 00:13:25,505 でも そんな私を 唯一 助けてくれたのが…。 191 00:13:25,505 --> 00:13:28,174 (泣き声) 192 00:13:28,174 --> 00:13:31,377 《私は すっごく きれいだと 思うよ!》 193 00:13:36,015 --> 00:13:38,017 (昴)薫子だった。 194 00:13:38,017 --> 00:13:41,120 《ば~か! ば~か! なんでだよ! あんぽんたん! 195 00:13:43,690 --> 00:13:46,192 エヘヘッ!》 (昴)あのときの光景は➨ 196 00:13:46,192 --> 00:13:49,395 絶対 一生 忘れない。 197 00:13:52,031 --> 00:13:57,370 薫子は 私のヒーローなの。 198 00:13:57,370 --> 00:14:00,973 それから 私たちは ずっと一緒にいる。 199 00:14:00,973 --> 00:14:02,975 うん 知ってる。 200 00:14:02,975 --> 00:14:06,079 保科さんのことは 和栗さんから聞いた。 201 00:14:08,147 --> 00:14:10,983 聞いただけでしょ? えっ? 202 00:14:10,983 --> 00:14:15,355 知らないでしょ? 紬君は あの子のことを 何も! 203 00:14:15,355 --> 00:14:18,191 私は ずっと そばで見てきた。 204 00:14:18,191 --> 00:14:20,693 あの子が どれだけ頑張ってきたか。 205 00:14:20,693 --> 00:14:23,529 どれだけ苦労して 桔梗に入ったか! 206 00:14:23,529 --> 00:14:28,868 ハァ… ハァ…。 207 00:14:28,868 --> 00:14:31,370 ハァ… だから せめて➨ 208 00:14:31,370 --> 00:14:36,876 あの子がつかんだ 今が 壊れることだけは避けたいの。 209 00:14:36,876 --> 00:14:44,217 ハァ…。 私は あの子から たくさん もらってばかり…。 210 00:14:44,217 --> 00:14:47,720 私の このやり方が正しいなんて 思ってないわ。 211 00:14:47,720 --> 00:14:51,891 あの子に 嫌われちゃうかもしれない。 212 00:14:51,891 --> 00:14:54,727 でも… それでも…。 213 00:14:54,727 --> 00:15:01,100 薫子の幸せを守れるなら それでいいの。 214 00:15:03,503 --> 00:15:05,505 (昴)だから お願い。 215 00:15:05,505 --> 00:15:11,177 もう 薫子に会わないでください。 216 00:15:11,177 --> 00:15:14,013 お願いします。 217 00:15:14,013 --> 00:15:16,015 《使いたくなくなったので》 218 00:15:16,015 --> 00:15:18,684 《朔:お嬢様校の桔梗と ばか校の千鳥》 219 00:15:18,684 --> 00:15:20,686 《あゆ:こんなとこ いないで 早く帰るよ》 220 00:15:20,686 --> 00:15:22,688 《翔平:これだから 桔梗は!》 221 00:15:22,688 --> 00:15:24,857 《私のヒーローなの。 222 00:15:24,857 --> 00:15:27,860 知らないでしょ? あの子のことを 何も! 223 00:15:27,860 --> 00:15:32,532 薫子の幸せを守れるなら それでいいの》 224 00:15:36,536 --> 00:15:38,871 《他でもない あなただから➨ 225 00:15:38,871 --> 00:15:42,041 私は 知りたいと思ったんですよ》 226 00:15:49,549 --> 00:15:52,318 ごめん。 できない。 227 00:15:54,554 --> 00:15:56,522 ハッ…。 228 00:15:58,891 --> 00:16:04,564 ハッ…。 そう… そうよね。 229 00:16:11,804 --> 00:16:17,610 (昴)あなたなら そう答えそうな気がしてた。 230 00:16:24,650 --> 00:16:26,652 ごめん。 231 00:16:37,163 --> 00:16:40,867 何してるんだろう? 私。 232 00:16:52,845 --> 00:16:57,516 《勉強したいのに 集中できねえ》 233 00:16:57,516 --> 00:16:59,519 ハァ…。 234 00:16:59,519 --> 00:17:04,991 ひっ! 俺たち 何かした? だっ… 大丈夫だって。 235 00:17:04,991 --> 00:17:07,326 《それにしても…》 236 00:17:07,326 --> 00:17:09,996 《お願いします》 237 00:17:09,996 --> 00:17:13,332 《保科さんって あんな人だったんだな。 238 00:17:13,332 --> 00:17:17,670 あんなに 誰かを大事に思えるんだ。 239 00:17:17,670 --> 00:17:19,672 すげえな。 240 00:17:19,672 --> 00:17:22,842 そんなこと 俺に 今まで あったか?》 241 00:17:25,344 --> 00:17:28,014 ハァハァ… 間に合った~! ハァ…。 242 00:17:28,014 --> 00:17:30,683 そこ 空いて…。 あっ。 んっ? 243 00:17:30,683 --> 00:17:32,685 (2人)あっ…。 244 00:17:32,685 --> 00:17:35,488 《あっ? どいたほうがいいか?》 245 00:17:35,488 --> 00:17:37,490 ひっ! あっ! 246 00:17:39,525 --> 00:17:42,495 あの人…。 うん。 絶対 そうだよね。 247 00:17:42,495 --> 00:17:45,531 あの! んっ? 248 00:17:45,531 --> 00:17:47,533 はっ… はい? 249 00:17:47,533 --> 00:17:51,704 この前は あっ… ありがとうございました。 250 00:17:51,704 --> 00:17:53,873 覚えてますか? 251 00:17:53,873 --> 00:17:58,377 えっ? えっと… この前? 252 00:17:58,377 --> 00:18:01,948 図書館で 席を譲っていただいた者です。 253 00:18:01,948 --> 00:18:03,950 あっ…。 254 00:18:05,952 --> 00:18:08,955 あ~ あのときの。 255 00:18:08,955 --> 00:18:13,292 あっ あの… 私たち あのとき お礼も言えなくて。 256 00:18:13,292 --> 00:18:15,461 ごっ… ごめんなさい。 257 00:18:15,461 --> 00:18:19,465 でも あっ… ありがとうございました。 258 00:18:19,465 --> 00:18:21,634 あっ…。 259 00:18:21,634 --> 00:18:24,136 勉強 はかどりましたか? (2人)うっ! 260 00:18:24,136 --> 00:18:26,138 はっ… はい! すごく。 261 00:18:26,138 --> 00:18:29,475 うぅ…。 わっ… 私たち 何か…。 262 00:18:29,475 --> 00:18:32,979 いや はかどったなら よかったです。 263 00:18:32,979 --> 00:18:35,281 (2人)あっ…。 それじゃあ。 264 00:18:38,985 --> 00:18:41,821 ハァー… 緊張した。 265 00:18:41,821 --> 00:18:45,157 ねっ。 でも あの人 すごく…。 266 00:18:45,157 --> 00:18:47,994 うん。 超いい人だね。 267 00:18:47,994 --> 00:18:51,831 🔊ドアが閉まります。 ご注意ください。 268 00:18:51,831 --> 00:18:56,836 《びっくりした~。 まさか お礼 言われるとは。 269 00:18:56,836 --> 00:19:00,139 それにしても いい子たちだったな。 270 00:19:00,139 --> 00:19:03,642 俺のこと 怖かっただろうに…。 271 00:19:03,642 --> 00:19:05,645 思えば…》 272 00:19:05,645 --> 00:19:08,648 《助けてくれて ありがとう》 273 00:19:08,648 --> 00:19:11,317 《📱ありがとうございました》 274 00:19:11,317 --> 00:19:13,319 《ありがとう》 275 00:19:13,319 --> 00:19:16,322 《和栗さんも ずっと ささいなことでも➨ 276 00:19:16,322 --> 00:19:19,492 お礼 言ってくれてたな。 277 00:19:19,492 --> 00:19:22,161 和栗さんが 保科さんを助けたところ➨ 278 00:19:22,161 --> 00:19:24,497 すごく 想像できる。 279 00:19:24,497 --> 00:19:29,835 そんな いい人が 俺のせいで…。 280 00:19:29,835 --> 00:19:33,339 保科さんに できないって言ったこと…。 281 00:19:33,339 --> 00:19:36,842 それは 本心だし 後悔もしてない。 282 00:19:36,842 --> 00:19:39,011 でも…》 283 00:19:52,691 --> 00:19:57,196 (塚田)さて 今から 中間試験の答案用紙➨ 284 00:19:57,196 --> 00:20:00,199 最後の教科を返却します。 285 00:20:00,199 --> 00:20:04,870 前田。 坂井。 ハァハァ…。 286 00:20:04,870 --> 00:20:07,373 (塚田)そして… 宇佐美! ハァハァハァ…。 ハァ! 287 00:20:07,373 --> 00:20:09,708 (塚田)紬! んっ! 288 00:20:09,708 --> 00:20:14,213 2人とも 赤点回避~! 289 00:20:14,213 --> 00:20:17,216 (一同)うお~! 290 00:20:17,216 --> 00:20:21,387 (木村)マジかよ 信じらんねえ! (矢次)紬が 50点超え? 291 00:20:21,387 --> 00:20:24,056 (清水) 宇佐美 あと1点で 赤点じゃん。 292 00:20:24,056 --> 00:20:26,392 (古川)それでも 奇跡だろ! 293 00:20:26,392 --> 00:20:29,395 なんだ? これは。 (絢斗)やったね 朔君! 294 00:20:29,395 --> 00:20:35,735 さあさあ それでは 早速 インタビューに移りましょう。 295 00:20:35,735 --> 00:20:39,405 まずは 宇佐美さん 今のお気持ちを ひと言。 296 00:20:39,405 --> 00:20:46,078 文字 見過ぎて 視力 落ちました。 297 00:20:46,078 --> 00:20:50,082 ほうほう。 では 紬さんは? 298 00:20:50,082 --> 00:20:52,585 うっ…。 うっ? 299 00:20:52,585 --> 00:20:55,921 うれしい。 300 00:20:55,921 --> 00:20:58,090 (生徒たち)くぅ~! 301 00:20:58,090 --> 00:21:00,526 俺たち 頑張ったな 凛太郎! 302 00:21:00,526 --> 00:21:02,528 おい 揺らすな 宇佐美! 303 00:21:02,528 --> 00:21:06,699 絶対 スポ大 優勝してくれよ! 俺らの分まで! 304 00:21:06,699 --> 00:21:08,701 お前ら 赤点じゃねえか! 305 00:21:08,701 --> 00:21:10,703 (清水) 塚っちゃん 泣いてんじゃん。 306 00:21:10,703 --> 00:21:13,873 うっ… 頑張ったな! 2人とも。 307 00:21:13,873 --> 00:21:18,043 でも 一番の功労者は 夏沢だろ。 (翔平)そうだよ 朔! 308 00:21:18,043 --> 00:21:20,212 やめて。 俺に振らないで。 309 00:21:20,212 --> 00:21:23,883 いいや! 絶対 朔が教えてくれたおかげ! 310 00:21:23,883 --> 00:21:27,219 ありがとな! 夏沢 ありがとう! 311 00:21:27,219 --> 00:21:30,055 んっ…。 もういいよ。 312 00:21:30,055 --> 00:21:32,391 てれ隠しだよ これ。 はぁ? 313 00:21:32,391 --> 00:21:36,395 (清水)なんだよ 夏沢! (朔)ちょっ… こっち来んな! 314 00:21:36,395 --> 00:21:38,731 (塚田)お前ら 暴れるんじゃない! 315 00:21:38,731 --> 00:21:44,069 《んっ…。 こんな うれしいの 初めてかもしれない。 316 00:21:44,069 --> 00:21:46,071 和栗さんのおかげだ。 317 00:21:46,071 --> 00:21:48,240 和栗さんに 連絡しないと…》 318 00:21:48,240 --> 00:21:50,576 《昴:特待生の薫子が➨ 319 00:21:50,576 --> 00:21:52,912 千鳥と関わりがあるなんて 知られたら…》 320 00:21:52,912 --> 00:21:56,415 (はしゃぎ声) 321 00:21:56,415 --> 00:21:59,084 (朔)お前ら いいかげんにしろって。 322 00:21:59,084 --> 00:22:01,821 (清水)待て 夏沢! (朔)だから…。 323 00:22:01,821 --> 00:22:05,157 あっ…。 (古川)何やってんだよ! 324 00:22:05,157 --> 00:22:07,159 悪い はしゃぎ過ぎた。 325 00:22:07,159 --> 00:22:10,329 大丈夫? ごめん 凛太郎。 326 00:22:10,329 --> 00:22:12,331 机 倒した。 327 00:22:12,331 --> 00:22:16,168 んっ? 夏沢 お前 けがは? 328 00:22:16,168 --> 00:22:19,004 「薫子」? 329 00:22:19,004 --> 00:22:23,309 凛太郎 これは 何?