1 00:00:35,168 --> 00:00:38,005 (鳥のさえずり) 2 00:00:38,005 --> 00:00:41,174 (凛太郎)んっ… うお~…。 3 00:00:41,174 --> 00:00:46,513 はっ… 早く起き過ぎた! 4 00:00:46,513 --> 00:00:50,183 ((勉強 教えてくれませんか? 5 00:00:50,183 --> 00:00:52,686 (薫子)一緒に頑張りましょう!)) 6 00:00:52,686 --> 00:00:55,689 < あの日から どんどん 時間が過ぎて…> 7 00:00:57,691 --> 00:01:01,695 《何度 確認したか わかんねえな。 この画面》 8 00:01:12,706 --> 00:01:17,010 <今日は 和栗さんと 勉強会の日> 9 00:02:51,004 --> 00:02:53,507 あの人 すごく 背 高いね。 10 00:02:53,507 --> 00:02:56,309 ちょっと あんまり見ないほうがいいわよ。 11 00:03:01,348 --> 00:03:03,850 《マジで もうすぐ 和栗さんに会うのか? 12 00:03:03,850 --> 00:03:05,852 しかも 休日に! 13 00:03:05,852 --> 00:03:09,690 つうか こんな格好でよかったか? 14 00:03:09,690 --> 00:03:11,792 変… じゃないよな?》 15 00:03:18,031 --> 00:03:21,868 《いつも眺めている 景色のはずなのに…。 16 00:03:21,868 --> 00:03:25,272 知らない街に来たみたいだ》 17 00:03:32,879 --> 00:03:35,182 《早く着き過ぎたな。 18 00:03:35,182 --> 00:03:37,184 どっかで時間を…》 19 00:03:37,184 --> 00:03:39,152 あっ。 20 00:03:41,688 --> 00:03:44,191 あっ 凛太郎君! 21 00:03:44,191 --> 00:03:47,360 あっ! ごっ… ごめん! 22 00:03:47,360 --> 00:03:49,329 待たせた? 全然! 23 00:03:49,329 --> 00:03:52,999 私が早く来過ぎただけです。 あっ! 24 00:03:52,999 --> 00:03:56,002 今 敬語だった。 だった! 25 00:03:56,002 --> 00:03:58,338 やっぱり まだ慣れないな。 26 00:03:58,338 --> 00:04:02,509 それに… なんか ちょっと緊張するね。 27 00:04:02,509 --> 00:04:05,512 うっ! そうですね。 28 00:04:05,512 --> 00:04:08,014 あっ! 凛太郎君も敬語だ! 29 00:04:08,014 --> 00:04:10,183 フフフッ フッ! 30 00:04:10,183 --> 00:04:16,690 《和栗さんって こんな かわいかったっけ?》 31 00:04:16,690 --> 00:04:19,793 お待たせしました。 ごゆっくり どうぞ。 32 00:04:23,196 --> 00:04:25,732 う~ん! 33 00:04:25,732 --> 00:04:27,734 おいしい! 34 00:04:27,734 --> 00:04:32,072 フフフ…。 ここのカフェ ずっと来たかったんだ。 35 00:04:32,072 --> 00:04:35,008 勉強とかしても 大丈夫なところみたいだし➡ 36 00:04:35,008 --> 00:04:37,477 何より ごはんがおいしいって。 37 00:04:40,680 --> 00:04:44,518 凛太郎君 どうしたの? お料理 冷めちゃうよ。 38 00:04:44,518 --> 00:04:49,022 あっ うん。 食べる。 いただきます。 39 00:04:49,022 --> 00:04:52,526 《そういえば そうだったな。 40 00:04:52,526 --> 00:04:56,530 食べることが大好きな子だった。 41 00:04:56,530 --> 00:05:00,367 ほんと 幸せそうに食べるな。 42 00:05:00,367 --> 00:05:04,704 あっ うまっ…》 43 00:05:04,704 --> 00:05:07,541 それでは おなかもいっぱいになったので➡ 44 00:05:07,541 --> 00:05:11,211 勉強をしましょう! んっ… お願いします! 45 00:05:11,211 --> 00:05:14,881 えっと とりあえず 数学だっけ? 46 00:05:14,881 --> 00:05:19,719 うん。 他は まだ なんとかなりそう… たぶん。 47 00:05:19,719 --> 00:05:23,056 アハハ! 不安だったら なんでも聞いて。 48 00:05:23,056 --> 00:05:26,726 じゃあ 早速だけど ここ…。 49 00:05:26,726 --> 00:05:28,728 んっ? 50 00:05:28,728 --> 00:05:30,697 どこ? 51 00:05:36,136 --> 00:05:38,138 ハッ! 52 00:05:38,138 --> 00:05:41,474 ごめん! 近づき過ぎた。 53 00:05:41,474 --> 00:05:44,644 いや 大丈夫。 54 00:05:44,644 --> 00:05:50,817 えっ… えっと… わかんないとこ… ここ? 55 00:05:50,817 --> 00:05:53,320 うっ… うん。 そこ。 56 00:05:53,320 --> 00:05:55,989 えっとね ここは…。 (心臓の鼓動音) 57 00:05:55,989 --> 00:06:00,160 解き方には 加減法と代入法の2つがあって➡ 58 00:06:00,160 --> 00:06:03,830 この問題は…。 《集中しなきゃいけないのに…》 59 00:06:03,830 --> 00:06:06,166 まず…。 (心臓の鼓動音) 60 00:06:06,166 --> 00:06:10,170 《心臓の音が うるさい》 (心臓の鼓動音) 61 00:06:10,170 --> 00:06:12,172 (心臓の鼓動音) 62 00:06:14,174 --> 00:06:17,677 ありがとうございました。 また お越しくださいませ。 63 00:06:22,349 --> 00:06:24,851 あっ あの…。 64 00:06:24,851 --> 00:06:27,854 聞いてもいい? んっ? 65 00:06:27,854 --> 00:06:33,326 赤点 今回だけは 取りたくないって どうして? 66 00:06:33,326 --> 00:06:38,498 あっ…。 中間のあと スポーツ大会があって。 67 00:06:38,498 --> 00:06:42,836 今回 赤点 取ったら スポ大返上で 補習なんだけど➡ 68 00:06:42,836 --> 00:06:48,508 なんか やっぱ 友達と出たいな~なんて思って。 69 00:06:48,508 --> 00:06:51,678 ごめん。 しょうもない理由で。 70 00:06:51,678 --> 00:06:53,847 そんなことないよ! えっ? 71 00:06:53,847 --> 00:06:56,683 すっごく すてきだと思う。 72 00:06:56,683 --> 00:06:59,185 スポーツ大会 楽しみだね! 73 00:06:59,185 --> 00:07:02,522 《あっ いい人だな》 74 00:07:02,522 --> 00:07:05,025 それにしても 凛太郎君って➡ 75 00:07:05,025 --> 00:07:07,861 友達 大好きなんだね。 ブッ! ゲホゲホッ! 76 00:07:07,861 --> 00:07:10,864 だっ… 大丈夫? ゲホゲホッ ゲホゲホッ! 77 00:07:10,864 --> 00:07:13,366 大丈夫。 ありがとう。 あっ…。 78 00:07:13,366 --> 00:07:17,370 てか 大好きって なんで…。 えっ 違った? 79 00:07:17,370 --> 00:07:21,207 いや まあ 好きかっつったら そうかもだけど…。 80 00:07:21,207 --> 00:07:23,543 私も 友達 大好き。 81 00:07:23,543 --> 00:07:26,046 みんな いい人たちばっかりなの。 82 00:07:26,046 --> 00:07:28,882 特に 昴は…。 んっ…。 83 00:07:28,882 --> 00:07:31,718 小さいときから一緒だから。 84 00:07:31,718 --> 00:07:36,289 誤解されやすいけど いい子なのは 本当だよ。 85 00:07:36,289 --> 00:07:41,695 昔 男の子と いろいろあって 苦手になってるだけなの。 86 00:07:43,797 --> 00:07:48,134 だから 凛太郎君が 昴を否定しないでくれたことが➡ 87 00:07:48,134 --> 00:07:50,804 とても うれしかった。 88 00:07:50,804 --> 00:07:53,473 ありがとう。 89 00:07:53,473 --> 00:07:55,976 んっ…。 90 00:07:55,976 --> 00:07:58,978 アハハ… 話し過ぎちゃった。 91 00:07:58,978 --> 00:08:02,315 集中しよ! うん。 92 00:08:02,315 --> 00:08:05,318 《また これだ。 93 00:08:05,318 --> 00:08:09,155 また… うれしくなってる》 94 00:08:09,155 --> 00:08:13,660 う~ん… 頑張った~! 95 00:08:13,660 --> 00:08:17,664 俺 こんなに 机に張り付いたの 初めてだ。 96 00:08:17,664 --> 00:08:20,667 勉強も大事だけど ちゃんと休んでね。 97 00:08:20,667 --> 00:08:22,669 うん。 98 00:08:22,669 --> 00:08:26,339 今日は ありがとう。 すごい助かった。 99 00:08:26,339 --> 00:08:28,341 どういたしまして。 100 00:08:28,341 --> 00:08:30,343 あっ そうだ。 101 00:08:30,343 --> 00:08:32,345 はい! 102 00:08:32,345 --> 00:08:35,782 うん? 事前に 範囲を教えてくれてたから➡ 103 00:08:35,782 --> 00:08:38,618 出そうなとこの要点とか 対策をまとめたの。 104 00:08:38,618 --> 00:08:42,288 マッ… マジ? 自分の勉強もあるでしょ? 105 00:08:42,288 --> 00:08:44,791 なのに…。 大丈夫だよ。 106 00:08:44,791 --> 00:08:47,460 一緒に頑張ろって言ったもん。 107 00:08:47,460 --> 00:08:52,465 それに… スポーツ大会 みんなと楽しんでほしいから。 108 00:08:52,465 --> 00:08:55,969 そしたら たくさん 話を聞かせて。 109 00:08:55,969 --> 00:08:59,639 あっ…。 あっ もう 電車 来ちゃうよね。 110 00:08:59,639 --> 00:09:03,143 私 行くね! あっ 和栗さん! 111 00:09:03,143 --> 00:09:06,146 んっ? ありがとう! 112 00:09:06,146 --> 00:09:08,148 テスト 頑張ってね! 113 00:09:14,521 --> 00:09:18,858 《こんなの 絶対 赤点 取れねえな。 114 00:09:18,858 --> 00:09:22,328 よし! 電車で復習!》 115 00:09:22,328 --> 00:09:24,831 うおっ! なっ… 何? 116 00:09:26,866 --> 00:09:28,868 あっ…。 117 00:09:28,868 --> 00:09:31,704 (昴)少し 話があるんだけど➡ 118 00:09:31,704 --> 00:09:34,274 お時間 いいかしら? 119 00:09:41,448 --> 00:09:45,952 ((昴:話があるんだけど お時間 いいかしら?)) 120 00:09:45,952 --> 00:09:48,955 《と言われて ついてきたものの…》 121 00:09:50,957 --> 00:09:54,961 《なんで ずっと黙ってんだ? この人。 122 00:09:54,961 --> 00:09:57,664 あ~ 落ち着かねえ》 123 00:09:59,799 --> 00:10:02,802 ねえ。 んっ? 124 00:10:02,802 --> 00:10:05,839 あなたは 薫子の恋人なの? 125 00:10:05,839 --> 00:10:08,341 あっつ! あっ くぅ~! 126 00:10:08,341 --> 00:10:10,510 あっつ…。 127 00:10:10,510 --> 00:10:12,679 あっ… んっ? 128 00:10:16,015 --> 00:10:19,986 あっ… ありがとうございます。 129 00:10:22,689 --> 00:10:26,860 《この人 この前と まるで違うじゃねえか! 130 00:10:26,860 --> 00:10:29,829 俺のことが 嫌いなんじゃねえのかよ? 131 00:10:29,829 --> 00:10:32,866 よくわからん》 132 00:10:32,866 --> 00:10:36,035 あなたの名前 聞いてなかったわ。 133 00:10:36,035 --> 00:10:40,540 なんていうの? つっ… 紬凛太郎。 134 00:10:40,540 --> 00:10:44,210 私は 保科昴。 薫子のクラスメート。 135 00:10:44,210 --> 00:10:46,212 《んっ?》 136 00:10:46,212 --> 00:10:49,048 ((すずか:保科さんが ここにいなくてよかった)) 137 00:10:49,048 --> 00:10:53,553 《保科って あのときのか。 138 00:10:53,553 --> 00:10:55,889 確かに いなくてよかった。 139 00:10:55,889 --> 00:10:59,859 いたら もっと ぶち切れられてたかも…》 140 00:10:59,859 --> 00:11:03,730 それで… 質問に 答えてもらってないんだけど。 141 00:11:03,730 --> 00:11:06,065 えっ? 薫子の恋人なの? 142 00:11:06,065 --> 00:11:08,067 ちっ… 違う! 143 00:11:08,067 --> 00:11:11,571 じゃあ 何? なっ… 何って…。 144 00:11:11,571 --> 00:11:14,073 そりゃあ…。 145 00:11:14,073 --> 00:11:16,376 んっ? なんだ? 146 00:11:16,376 --> 00:11:22,749 友達? いや お客さんか? 147 00:11:22,749 --> 00:11:27,253 知り合ったのは 最近? えっ? うっ… うん。 148 00:11:27,253 --> 00:11:30,757 なら 話は早いわ。 149 00:11:30,757 --> 00:11:33,493 もう 薫子には 会わないでほしい。 150 00:11:33,493 --> 00:11:35,495 はっ? 151 00:11:35,495 --> 00:11:40,667 それって 俺が 千鳥だから? そうよ。 152 00:11:40,667 --> 00:11:44,337 あっ…。 たっ… 確かに 千鳥は 桔梗と 仲悪いし➡ 153 00:11:44,337 --> 00:11:46,339 俺は そこの生徒だけど➡ 154 00:11:46,339 --> 00:11:49,676 それと 俺自身は 関係な…。 わかってる。 155 00:11:49,676 --> 00:11:52,679 わかってるわ。 156 00:11:52,679 --> 00:11:54,681 えっ? 157 00:11:58,518 --> 00:12:01,854 (昴)あなたは たぶん 悪い人じゃない。 158 00:12:01,854 --> 00:12:03,856 あのとき…。 159 00:12:03,856 --> 00:12:07,026 図書館で あなたや あなたの友人に➡ 160 00:12:07,026 --> 00:12:09,229 失礼なことばかり言ってしまった。 161 00:12:12,031 --> 00:12:14,033 ごめんなさい。 162 00:12:14,033 --> 00:12:17,036 私が 千鳥を…。 163 00:12:17,036 --> 00:12:20,707 男の人を嫌いだったのもあるわ。 164 00:12:20,707 --> 00:12:26,546 けど あなたと薫子が 一緒にいるのを見て 焦ったの。 165 00:12:26,546 --> 00:12:28,881 焦った? 166 00:12:28,881 --> 00:12:30,883 あなたと2人でいるところを➡ 167 00:12:30,883 --> 00:12:35,188 学校関係者に見られたら 言い訳できないから。 168 00:12:35,188 --> 00:12:39,859 桔梗は 生徒以上に 教師が 千鳥を嫌ってる。 169 00:12:39,859 --> 00:12:41,861 特待生の薫子が➡ 170 00:12:41,861 --> 00:12:45,198 千鳥と関わりがあるなんて 知られたら➡ 171 00:12:45,198 --> 00:12:48,368 薫子は どうなるかわからない。 172 00:12:48,368 --> 00:12:51,037 なんで 保科さんは➡ 173 00:12:51,037 --> 00:12:54,707 そこまで 和栗さんを気にして…。 あっ こら 走らないの! 174 00:12:54,707 --> 00:12:56,709 (ゆうすけ)うわっ! えっ? 175 00:12:56,709 --> 00:12:58,711 ゆうすけ! 176 00:12:58,711 --> 00:13:01,214 大丈夫? うっ… うん。 177 00:13:01,214 --> 00:13:03,716 すっ… すみません。 あっ いえ。 178 00:13:03,716 --> 00:13:08,388 あれ? う~ん…。 あっ…。 179 00:13:08,388 --> 00:13:12,025 あっ それ 僕の! 180 00:13:12,025 --> 00:13:14,360 どうぞ。 181 00:13:14,360 --> 00:13:17,196 お姉ちゃんの髪の色…。 んっ…。 182 00:13:17,196 --> 00:13:20,867 すっごい きれい! かっこいい! 183 00:13:20,867 --> 00:13:24,871 こら! まずは お姉さんに ありがとうでしょ! 184 00:13:24,871 --> 00:13:27,373 (ゆうすけ)あっ そっか! 185 00:13:27,373 --> 00:13:29,575 ありがとう! 186 00:13:34,147 --> 00:13:36,149 薫子も…。 んっ? 187 00:13:36,149 --> 00:13:40,253 あの子と同じこと 言ってくれたの。 188 00:13:44,323 --> 00:13:49,162 (昴)小さいころ この髪のせいで 男子に いじめられても➡ 189 00:13:49,162 --> 00:13:52,999 私は ただ泣くことしかできなかった。 190 00:13:52,999 --> 00:13:58,671 でも そんな私を 唯一 助けてくれたのが…。 191 00:13:58,671 --> 00:14:01,341 (泣き声) 192 00:14:01,341 --> 00:14:04,544 ((私は すっごく きれいだと 思うよ!)) 193 00:14:09,182 --> 00:14:11,184 (昴)薫子だった。 194 00:14:11,184 --> 00:14:14,287 ((ば~か! ば~か! なんでだよ! あんぽんたん! 195 00:14:16,856 --> 00:14:19,359 エヘヘッ!)) (昴)あのときの光景は➡ 196 00:14:19,359 --> 00:14:22,562 絶対 一生 忘れない。 197 00:14:25,198 --> 00:14:30,536 薫子は 私のヒーローなの。 198 00:14:30,536 --> 00:14:34,140 それから 私たちは ずっと一緒にいる。 199 00:14:34,140 --> 00:14:36,142 うん 知ってる。 200 00:14:36,142 --> 00:14:39,245 保科さんのことは 和栗さんから聞いた。 201 00:14:41,314 --> 00:14:44,150 聞いただけでしょ? えっ? 202 00:14:44,150 --> 00:14:48,521 知らないでしょ? 紬君は あの子のことを 何も! 203 00:14:48,521 --> 00:14:51,357 私は ずっと そばで見てきた。 204 00:14:51,357 --> 00:14:53,860 あの子が どれだけ頑張ってきたか。 205 00:14:53,860 --> 00:14:56,696 どれだけ苦労して 桔梗に入ったか! 206 00:14:56,696 --> 00:15:02,034 ハァ… ハァ…。 207 00:15:02,034 --> 00:15:04,537 ハァ… だから せめて➡ 208 00:15:04,537 --> 00:15:10,042 あの子がつかんだ 今が 壊れることだけは避けたいの。 209 00:15:10,042 --> 00:15:17,383 ハァ…。 私は あの子から たくさん もらってばかり…。 210 00:15:17,383 --> 00:15:20,887 私の このやり方が正しいなんて 思ってないわ。 211 00:15:20,887 --> 00:15:25,057 あの子に 嫌われちゃうかもしれない。 212 00:15:25,057 --> 00:15:27,894 でも… それでも…。 213 00:15:27,894 --> 00:15:34,267 薫子の幸せを守れるなら それでいいの。 214 00:15:36,669 --> 00:15:38,671 (昴)だから お願い。 215 00:15:38,671 --> 00:15:44,343 もう 薫子に会わないでください。 216 00:15:44,343 --> 00:15:47,180 お願いします。 217 00:15:47,180 --> 00:15:49,182 ((使いたくなくなったので)) 218 00:15:49,182 --> 00:15:51,851 ((朔:お嬢様校の桔梗と ばか校の千鳥)) 219 00:15:51,851 --> 00:15:53,853 ((あゆ:こんなとこ いないで 早く帰るよ)) 220 00:15:53,853 --> 00:15:55,855 ((翔平:これだから 桔梗は!)) 221 00:15:55,855 --> 00:15:58,024 ((私のヒーローなの。 222 00:15:58,024 --> 00:16:01,027 知らないでしょ? あの子のことを 何も! 223 00:16:01,027 --> 00:16:05,698 薫子の幸せを守れるなら それでいいの)) 224 00:16:09,702 --> 00:16:12,038 ((他でもない あなただから➡ 225 00:16:12,038 --> 00:16:15,208 私は 知りたいと思ったんですよ)) 226 00:16:22,715 --> 00:16:25,485 ごめん。 できない。 227 00:16:27,720 --> 00:16:29,689 ハッ…。 228 00:16:32,058 --> 00:16:37,730 ハッ…。 そう… そうよね。 229 00:16:44,971 --> 00:16:50,776 (昴)あなたなら そう答えそうな気がしてた。 230 00:16:57,817 --> 00:16:59,819 ごめん。 231 00:17:10,329 --> 00:17:14,033 何してるんだろう? 私。 232 00:17:26,012 --> 00:17:30,683 《勉強したいのに 集中できねえ》 233 00:17:30,683 --> 00:17:32,685 ハァ…。 234 00:17:32,685 --> 00:17:38,157 ひっ! 俺たち 何かした? だっ… 大丈夫だって。 235 00:17:38,157 --> 00:17:40,493 《それにしても…》 236 00:17:40,493 --> 00:17:43,162 ((お願いします)) 237 00:17:43,162 --> 00:17:46,499 《保科さんって あんな人だったんだな。 238 00:17:46,499 --> 00:17:50,836 あんなに 誰かを大事に思えるんだ。 239 00:17:50,836 --> 00:17:52,838 すげえな。 240 00:17:52,838 --> 00:17:56,008 そんなこと 俺に 今まで あったか?》 241 00:17:58,511 --> 00:18:01,180 ハァハァ… 間に合った~! ハァ…。 242 00:18:01,180 --> 00:18:03,849 そこ 空いて…。 あっ。 んっ? 243 00:18:03,849 --> 00:18:05,851 (2人)あっ…。 244 00:18:05,851 --> 00:18:08,654 《あっ? どいたほうがいいか?》 245 00:18:08,654 --> 00:18:10,656 ひっ! あっ! 246 00:18:12,692 --> 00:18:15,661 あの人…。 うん。 絶対 そうだよね。 247 00:18:15,661 --> 00:18:18,698 あの! んっ? 248 00:18:18,698 --> 00:18:20,700 はっ… はい? 249 00:18:20,700 --> 00:18:24,870 この前は あっ… ありがとうございました。 250 00:18:24,870 --> 00:18:27,039 覚えてますか? 251 00:18:27,039 --> 00:18:31,544 えっ? えっと… この前? 252 00:18:31,544 --> 00:18:35,114 図書館で 席を譲っていただいた者です。 253 00:18:35,114 --> 00:18:37,116 あっ…。 254 00:18:39,118 --> 00:18:42,121 あ~ あのときの。 255 00:18:42,121 --> 00:18:46,459 あっ あの… 私たち あのとき お礼も言えなくて。 256 00:18:46,459 --> 00:18:48,628 ごっ… ごめんなさい。 257 00:18:48,628 --> 00:18:52,631 でも あっ… ありがとうございました。 258 00:18:52,631 --> 00:18:54,800 あっ…。 259 00:18:54,800 --> 00:18:57,303 勉強 はかどりましたか? (2人)うっ! 260 00:18:57,303 --> 00:18:59,305 はっ… はい! すごく。 261 00:18:59,305 --> 00:19:02,641 うぅ…。 わっ… 私たち 何か…。 262 00:19:02,641 --> 00:19:06,145 いや はかどったなら よかったです。 263 00:19:06,145 --> 00:19:08,447 (2人)あっ…。 それじゃあ。 264 00:19:12,151 --> 00:19:14,987 ハァー… 緊張した。 265 00:19:14,987 --> 00:19:18,324 ねっ。 でも あの人 すごく…。 266 00:19:18,324 --> 00:19:21,160 うん。 超いい人だね。 267 00:19:21,160 --> 00:19:24,997 🔊ドアが閉まります。 ご注意ください。 268 00:19:24,997 --> 00:19:30,002 《びっくりした~。 まさか お礼 言われるとは。 269 00:19:30,002 --> 00:19:33,305 それにしても いい子たちだったな。 270 00:19:33,305 --> 00:19:36,809 俺のこと 怖かっただろうに…。 271 00:19:36,809 --> 00:19:38,811 思えば…》 272 00:19:38,811 --> 00:19:41,814 ((助けてくれて ありがとう)) 273 00:19:41,814 --> 00:19:44,483 ((📱ありがとうございました)) 274 00:19:44,483 --> 00:19:46,485 ((ありがとう)) 275 00:19:46,485 --> 00:19:49,488 《和栗さんも ずっと ささいなことでも➡ 276 00:19:49,488 --> 00:19:52,658 お礼 言ってくれてたな。 277 00:19:52,658 --> 00:19:55,327 和栗さんが 保科さんを助けたところ➡ 278 00:19:55,327 --> 00:19:57,663 すごく 想像できる。 279 00:19:57,663 --> 00:20:03,002 そんな いい人が 俺のせいで…。 280 00:20:03,002 --> 00:20:06,505 保科さんに できないって言ったこと…。 281 00:20:06,505 --> 00:20:10,009 それは 本心だし 後悔もしてない。 282 00:20:10,009 --> 00:20:12,178 でも…》 283 00:20:25,858 --> 00:20:30,362 (塚田)さて 今から 中間試験の答案用紙➡ 284 00:20:30,362 --> 00:20:33,365 最後の教科を返却します。 285 00:20:33,365 --> 00:20:38,037 前田。 坂井。 ハァハァ…。 286 00:20:38,037 --> 00:20:40,539 (塚田)そして… 宇佐美! ハァハァハァ…。 ハァ! 287 00:20:40,539 --> 00:20:42,875 (塚田)紬! んっ! 288 00:20:42,875 --> 00:20:47,379 2人とも 赤点回避~! 289 00:20:47,379 --> 00:20:50,382 (一同)うお~! 290 00:20:50,382 --> 00:20:54,553 (木村)マジかよ 信じらんねえ! (矢次)紬が 50点超え? 291 00:20:54,553 --> 00:20:57,223 (清水) 宇佐美 あと1点で 赤点じゃん。 292 00:20:57,223 --> 00:20:59,558 (古川)それでも 奇跡だろ! 293 00:20:59,558 --> 00:21:02,561 なんだ? これは。 (絢斗)やったね 朔君! 294 00:21:02,561 --> 00:21:08,901 さあさあ それでは 早速 インタビューに移りましょう。 295 00:21:08,901 --> 00:21:12,571 まずは 宇佐美さん 今のお気持ちを ひと言。 296 00:21:12,571 --> 00:21:19,245 文字 見過ぎて 視力 落ちました。 297 00:21:19,245 --> 00:21:23,249 ほうほう。 では 紬さんは? 298 00:21:23,249 --> 00:21:25,751 うっ…。 うっ? 299 00:21:25,751 --> 00:21:29,088 うれしい。 300 00:21:29,088 --> 00:21:31,257 (生徒たち)くぅ~! 301 00:21:31,257 --> 00:21:33,692 俺たち 頑張ったな 凛太郎! 302 00:21:33,692 --> 00:21:35,694 おい 揺らすな 宇佐美! 303 00:21:35,694 --> 00:21:39,865 絶対 スポ大 優勝してくれよ! 俺らの分まで! 304 00:21:39,865 --> 00:21:41,867 お前ら 赤点じゃねえか! 305 00:21:41,867 --> 00:21:43,869 (清水) 塚っちゃん 泣いてんじゃん。 306 00:21:43,869 --> 00:21:47,039 うっ… 頑張ったな! 2人とも。 307 00:21:47,039 --> 00:21:51,210 でも 一番の功労者は 夏沢だろ。 (翔平)そうだよ 朔! 308 00:21:51,210 --> 00:21:53,379 やめて。 俺に振らないで。 309 00:21:53,379 --> 00:21:57,049 いいや! 絶対 朔が教えてくれたおかげ! 310 00:21:57,049 --> 00:22:00,386 ありがとな! 夏沢 ありがとう! 311 00:22:00,386 --> 00:22:03,222 んっ…。 もういいよ。 312 00:22:03,222 --> 00:22:05,558 てれ隠しだよ これ。 はぁ? 313 00:22:05,558 --> 00:22:09,562 (清水)なんだよ 夏沢! (朔)ちょっ… こっち来んな! 314 00:22:09,562 --> 00:22:11,897 (塚田)お前ら 暴れるんじゃない! 315 00:22:11,897 --> 00:22:17,236 《んっ…。 こんな うれしいの 初めてかもしれない。 316 00:22:17,236 --> 00:22:19,238 和栗さんのおかげだ。 317 00:22:19,238 --> 00:22:21,407 和栗さんに 連絡しないと…》 318 00:22:21,407 --> 00:22:23,742 ((昴:特待生の薫子が➡ 319 00:22:23,742 --> 00:22:26,078 千鳥と関わりがあるなんて 知られたら…)) 320 00:22:26,078 --> 00:22:29,582 (はしゃぎ声) 321 00:22:29,582 --> 00:22:32,251 (朔)お前ら いいかげんにしろって。 322 00:22:32,251 --> 00:22:34,987 (清水)待て 夏沢! (朔)だから…。 323 00:22:34,987 --> 00:22:38,324 あっ…。 (古川)何やってんだよ! 324 00:22:38,324 --> 00:22:40,326 悪い はしゃぎ過ぎた。 325 00:22:40,326 --> 00:22:43,495 大丈夫? ごめん 凛太郎。 326 00:22:43,495 --> 00:22:45,497 机 倒した。 327 00:22:45,497 --> 00:22:49,335 んっ? 夏沢 お前 けがは? 328 00:22:49,335 --> 00:22:52,171 「薫子」? 329 00:22:52,171 --> 00:22:56,475 凛太郎 これは 何?