1 00:00:02,002 --> 00:00:20,521 ♪~ 2 00:00:20,521 --> 00:00:23,524 ((薫子:ごめんって 昴。 (昴の泣き声) 3 00:00:23,524 --> 00:00:27,528 もう 泣きやんでよ。 (昴)だっ… だって…。 4 00:00:27,528 --> 00:00:29,530 薫子…。 5 00:00:29,530 --> 00:00:33,325 うんてい… 落ち… 落ちて…。 6 00:00:33,325 --> 00:00:35,327 怖かった~! 7 00:00:35,327 --> 00:00:37,538 だって 最近 8 00:00:37,538 --> 00:00:40,040 こうもりするの はまってて! 9 00:00:40,040 --> 00:00:42,543 (昴)鉄棒でもいいじゃない! 10 00:00:42,543 --> 00:00:47,173 もう 危ないことは やめて。 わかったよ。 11 00:00:47,173 --> 00:00:50,551 フフッ…。 12 00:00:50,551 --> 00:00:52,553 昴は 優しいね。 13 00:00:52,553 --> 00:00:56,557 ありがとう。 私は 平気だから。 14 00:00:56,557 --> 00:00:59,351 ねっ? ああ…。 15 00:00:59,351 --> 00:01:03,063 泣かないで 昴)) 16 00:01:11,739 --> 00:01:15,201 《昴:小さくて かわいくて 17 00:01:15,201 --> 00:01:18,913 とてもきれいで 長い 黒髪を持っていて 18 00:01:18,913 --> 00:01:22,082 明るくて 強くて かっこいい。 19 00:01:22,082 --> 00:01:24,585 私のヒーロー》 20 00:01:29,590 --> 00:01:34,220 《昴:私も 薫子みたいに 強ければよかったのに…》 21 00:03:10,190 --> 00:03:12,192 (昴)私 この前…。 22 00:03:12,192 --> 00:03:14,194 紬君と話したの。 23 00:03:14,194 --> 00:03:17,865 紬君って… まさか…。 24 00:03:17,865 --> 00:03:21,869 紬凛太郎君。 25 00:03:21,869 --> 00:03:26,040 カフェで 2人でいるところを見たの。 26 00:03:26,040 --> 00:03:29,335 ほんと 偶然だったけど…。 27 00:03:29,335 --> 00:03:31,337 2人が別れたあと 28 00:03:31,337 --> 00:03:34,340 紬君に話しかけた。 ハッ! 29 00:03:34,340 --> 00:03:36,342 それで 30 00:03:36,342 --> 00:03:41,221 薫子には もう 会わないでほしい って伝えたの。 31 00:03:41,221 --> 00:03:44,224 かっ… 薫子…。 32 00:03:44,224 --> 00:03:46,226 勝手なことをして…。 33 00:03:48,354 --> 00:03:50,356 ごめんなさい! 34 00:03:52,900 --> 00:03:54,902 ごめんなさい。 35 00:04:03,744 --> 00:04:05,746 昴。 んっ! 36 00:04:07,748 --> 00:04:12,378 もう いきなり謝るから びっくりしたよ。 37 00:04:12,378 --> 00:04:14,922 えっ? 38 00:04:14,922 --> 00:04:18,092 校門での騒ぎのときに 39 00:04:18,092 --> 00:04:22,930 千鳥と桔梗の仲の悪さを 痛感したの。 40 00:04:22,930 --> 00:04:25,766 私が 昴を苦しませてたんだね。 41 00:04:25,766 --> 00:04:29,561 ハッ! 何 言ってるの? 42 00:04:31,563 --> 00:04:34,775 昴が それを 凛太郎君に頼んだのは 43 00:04:34,775 --> 00:04:37,945 私のためなんでしょう? 44 00:04:37,945 --> 00:04:42,574 ((昴:薫子の幸せを守れるなら それでいいの)) 45 00:04:42,574 --> 00:04:45,577 昴は 優しいね。 46 00:04:48,122 --> 00:04:50,416 心配かけて ごめんね。 47 00:04:50,416 --> 00:04:52,418 ハッ…。 48 00:04:52,418 --> 00:04:55,421 んで…。 49 00:04:55,421 --> 00:04:59,425 《なんで 薫子が謝るの?》 50 00:05:01,802 --> 00:05:06,140 《ああ… 私は 最低だ》 51 00:05:08,142 --> 00:05:12,146 《昴:あの日 紬君と話してから…》 52 00:05:14,148 --> 00:05:18,444 ((アハハハ! 本当に? (まどか)ほんと ほんと! 53 00:05:18,444 --> 00:05:21,447 これ 有名な話だよ! へぇ~)) 54 00:05:21,447 --> 00:05:24,450 《昴:もう 薫子に 伝わってるんじゃないかって 55 00:05:24,450 --> 00:05:26,452 ずっと不安だった》 56 00:05:26,452 --> 00:05:30,998 ((あっ 昴。 次の授業 一緒のグループだったよね? 57 00:05:30,998 --> 00:05:35,002 えっ? あれ? 違った?)) 58 00:05:35,002 --> 00:05:39,339 《昴:何も起こらないのが 怖かったと同時に理解した。 59 00:05:39,339 --> 00:05:43,469 紬君は 私とのことを伝えていない。 60 00:05:43,469 --> 00:05:46,346 そのとき ふと 脳裏をよぎった》 61 00:05:46,346 --> 00:05:51,185 ((えっ… ええ。 一緒よ)) 62 00:05:51,185 --> 00:05:55,355 《昴:これからも 紬君は このことを伝えないんじゃ? 63 00:05:55,355 --> 00:05:57,483 このままにしておけば 64 00:05:57,483 --> 00:06:00,486 薫子に嫌われることは ないんじゃないかって》 65 00:06:02,863 --> 00:06:06,658 《昴:でも 一度 気付いた そのさびは 66 00:06:06,658 --> 00:06:10,370 落ちるどころか どんどん 広がって。 67 00:06:10,370 --> 00:06:15,042 罪悪感で 息をするのも やっとで。 68 00:06:15,042 --> 00:06:20,506 押し潰されそうになったから 私は 薫子を呼び出した。 69 00:06:20,506 --> 00:06:24,885 私は 自分が ただ楽になりたかっただけ。 70 00:06:24,885 --> 00:06:27,054 なんて ずるい人間なの?》 71 00:06:32,893 --> 00:06:34,895 《昴:ごめんなさい》 72 00:06:34,895 --> 00:06:38,690 ハッ! 昴? 73 00:06:38,690 --> 00:06:42,236 《そして 何よりも許せないのは…》 74 00:06:42,236 --> 00:06:45,072 ごめんなさい。 ごめんなさい。 75 00:06:45,072 --> 00:06:49,409 《昴:薫子が 私を責めなかったことに 76 00:06:49,409 --> 00:06:51,411 心底 ほっとしてしまった》 77 00:06:53,038 --> 00:06:56,041 《昴:私は 昔と 何も変わっていない。 78 00:06:56,041 --> 00:06:58,418 背が伸びても。 79 00:06:58,418 --> 00:07:02,422 外見だけ取り繕って 強く見せても。 80 00:07:02,422 --> 00:07:06,218 まねをして 髪を伸ばしてみても。 81 00:07:06,218 --> 00:07:10,222 甘えてばかりの 最低な弱虫のまま。 82 00:07:10,222 --> 00:07:12,766 私は 心から…。 83 00:07:12,766 --> 00:07:15,060 私が大嫌い》 84 00:07:17,604 --> 00:07:19,940 ごめんなさい 薫子。 85 00:07:19,940 --> 00:07:25,445 私 あなたに 迷惑かけてばかり…。 86 00:07:25,445 --> 00:07:31,785 ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい。 87 00:07:31,785 --> 00:07:33,787 昴! 88 00:07:41,253 --> 00:07:43,255 んっ! 89 00:07:43,255 --> 00:07:46,800 ちょっとだけ 遊んでいかない? 90 00:07:46,800 --> 00:07:49,261 今だけ 昔に戻ろうよ。 91 00:07:52,264 --> 00:07:54,266 ねえ 昴! 92 00:07:54,266 --> 00:07:57,269 これ 久々だと怖いかも! 93 00:07:57,269 --> 00:07:59,980 かっ… 薫子…。 94 00:07:59,980 --> 00:08:01,982 んっ? 昴も する? 95 00:08:01,982 --> 00:08:05,819 あっ いや…。 気分じゃない? 96 00:08:05,819 --> 00:08:09,281 薫子 せっかく おしゃれしてるのに 97 00:08:09,281 --> 00:08:11,825 服 汚れちゃう。 98 00:08:11,825 --> 00:08:15,120 昔に戻ろうって言ったでしょ? 99 00:08:15,120 --> 00:08:20,000 そういえば 昔は 遊ぶたびに 服 汚して 100 00:08:20,000 --> 00:08:22,502 お母さんに怒られたな。 101 00:08:22,502 --> 00:08:25,005 昴 覚えてる? 102 00:08:25,005 --> 00:08:27,507 私が うんていから 落ちたときのこと。 103 00:08:27,507 --> 00:08:29,509 ええ。 104 00:08:29,509 --> 00:08:31,678 私 あのときね…。 105 00:08:31,678 --> 00:08:33,680 ((うっ…。 キャー!)) 106 00:08:33,680 --> 00:08:36,141 実は すっごい痛かったの。 107 00:08:36,141 --> 00:08:38,852 そりゃあ あれは痛いわよ。 108 00:08:38,852 --> 00:08:42,022 じゃあ 落ちて すぐ 昴が なんて言ったかは 109 00:08:42,022 --> 00:08:44,316 覚えてる? へっ? 110 00:08:44,316 --> 00:08:47,027 ((昴:死んじゃ やだよ 薫子! 111 00:08:47,027 --> 00:08:51,031 痛いの 全部 昴に飛ばしていいから!)) 112 00:08:51,031 --> 00:08:54,326 そっ… そんなこと 言ってないわよ! 113 00:08:54,326 --> 00:08:57,537 言ったよ! 私 覚えてるもん。 114 00:08:57,537 --> 00:09:00,540 うっ… んっ…。 あっけにとられ過ぎて 115 00:09:00,540 --> 00:09:03,877 涙と痛み 引っ込んじゃったな~。 116 00:09:03,877 --> 00:09:10,175 本当に 昴は 優しかったよね 昔から。 117 00:09:10,175 --> 00:09:12,886 違う。 118 00:09:12,886 --> 00:09:17,057 私は 優しくなんかないわ。 119 00:09:17,057 --> 00:09:22,062 私 薫子に 迷惑かけてばかりで。 120 00:09:22,062 --> 00:09:26,566 薫子が優しいから こんな私を…。 121 00:09:26,566 --> 00:09:29,736 昴 それ…。 122 00:09:29,736 --> 00:09:33,365 なんか 嫌! えっ? 123 00:09:33,365 --> 00:09:36,368 もう さっきから ずっと! うわっ! あっ…。 124 00:09:36,368 --> 00:09:39,913 「優しくない」とか 「こんな私」とか。 かっ… 薫子? 125 00:09:39,913 --> 00:09:41,915 えっ ごめんなさい! 126 00:09:41,915 --> 00:09:45,919 私は ずっと…。 127 00:09:45,919 --> 00:09:48,922 昴を そばで見てきた。 128 00:09:48,922 --> 00:09:51,383 うんていのときのことだって! 129 00:09:51,383 --> 00:09:54,219 危険な遊び方をした私が悪いのに。 130 00:09:54,219 --> 00:09:57,931 何やってるの? って怒るどころか 泣いてくれて。 131 00:09:57,931 --> 00:10:01,601 昴を泣かせちゃって 後悔したけど 132 00:10:01,601 --> 00:10:05,397 私のことを こんなに心配して 泣いてくれるんだって 133 00:10:05,397 --> 00:10:08,108 うれしかったの。 ハッ! 134 00:10:08,108 --> 00:10:14,239 昴は 昔から ずっと 私のそばにいてくれた。 135 00:10:14,239 --> 00:10:19,786 そんな昴に 私は すごく支えられていたんだよ。 136 00:10:22,122 --> 00:10:24,124 だから 昴。 137 00:10:26,418 --> 00:10:28,628 お願い。 138 00:10:28,628 --> 00:10:32,966 私が好きな昴を 昴が否定しないでよ。 139 00:10:39,639 --> 00:10:44,811 私ね 自分が見てきたものを 信じたいの。 140 00:10:44,811 --> 00:10:49,441 だから 私は 私が見てきた昴を信じるの。 141 00:10:49,441 --> 00:10:52,819 昴が 自分を 「こんな私」って 142 00:10:52,819 --> 00:10:57,157 思わなくなる日が いつか来るなら 143 00:10:57,157 --> 00:11:02,162 私は その日まで ずっと伝え続けるよ! 144 00:11:02,162 --> 00:11:05,457 私は 昴が大好きだって! 145 00:11:07,459 --> 00:11:13,006 《そうだ。 薫子は ずっと そうだった》 146 00:11:13,006 --> 00:11:16,676 ((私は すっごく きれいだと 思うよ!)) 147 00:11:16,676 --> 00:11:21,014 《昴:出会ったときから ずっと 伝え続けてくれていた。 148 00:11:21,014 --> 00:11:26,478 今 やっと 私のすべきことが わかった気がする》 149 00:11:26,478 --> 00:11:29,022 アハハッ! 楽しかった~! 150 00:11:29,022 --> 00:11:31,024 ねえ 昴も…。 151 00:11:35,487 --> 00:11:39,199 すっ… 昴? どうしたの? 152 00:11:39,199 --> 00:11:42,202 薫子。 153 00:11:42,202 --> 00:11:47,040 私は 紬君に 薫子は 桔梗の特待生だから 154 00:11:47,040 --> 00:11:50,210 千鳥のあなたは 会わないでって 伝えたわ。 155 00:11:50,210 --> 00:11:54,214 でも 私 先に ちゃんと聞くべきだった。 156 00:11:54,214 --> 00:11:56,883 あなたは? 157 00:11:56,883 --> 00:11:58,885 薫子は どうしたい? 158 00:12:02,889 --> 00:12:05,058 ごめん 昴。 159 00:12:05,058 --> 00:12:08,895 私 凛太郎君に会いたい。 160 00:12:14,359 --> 00:12:18,738 (昴)薫子 もう1つ 聞いていい? 161 00:12:18,738 --> 00:12:20,740 何? 162 00:12:30,542 --> 00:12:32,544 うん。 163 00:12:32,544 --> 00:12:34,546 好き。 164 00:12:36,756 --> 00:12:39,384 大好き。 165 00:12:39,384 --> 00:12:41,761 そう。 166 00:12:41,761 --> 00:12:44,764 あのね 薫子。 167 00:12:44,764 --> 00:12:50,103 紬君に 会わないでって お願いしたとき 言われたの。 168 00:12:50,103 --> 00:12:52,272 「ごめん。 できない」って。 169 00:12:55,275 --> 00:12:57,277 んっ…。 170 00:13:00,572 --> 00:13:03,408 そっか。 171 00:13:03,408 --> 00:13:08,580 《私は まだ 自分を好きには なれないと思う》 172 00:13:11,791 --> 00:13:15,420 《昴:自分を優しいなんて 思えたことはないし 173 00:13:15,420 --> 00:13:18,298 最低な弱虫だと思ってる。 174 00:13:18,298 --> 00:13:20,300 でも…。 175 00:13:20,300 --> 00:13:25,430 それでも 薫子は 私を大好きだと言ってくれた。 176 00:13:25,430 --> 00:13:29,601 私を ずっと 信じてくれていた》 177 00:13:39,319 --> 00:13:41,988 《昴:だから 私も 178 00:13:41,988 --> 00:13:47,327 この先 何があっても 薫子を信じ続ける。 179 00:13:47,327 --> 00:13:52,165 何があっても そばにいる。 180 00:13:52,165 --> 00:13:55,168 そして いつか 私も 181 00:13:55,168 --> 00:13:59,631 あなたが大好きだと 言ってくれた私を 182 00:13:59,631 --> 00:14:02,842 愛せるようになりたい。 183 00:14:02,842 --> 00:14:08,640 胸を張って あなたの隣を歩けるように》 184 00:14:18,650 --> 00:14:20,860 結構 暗くなっちゃったね。 185 00:14:20,860 --> 00:14:23,655 (昴)ごめんなさい 遅くまで。 186 00:14:23,655 --> 00:14:26,366 久々に 泣き虫昴 見れたから いいよ。 187 00:14:26,366 --> 00:14:30,203 んっ… やめてよ! フフフッ。 188 00:14:30,203 --> 00:14:35,208 んっ? んっ? (着信音) 189 00:14:35,208 --> 00:14:38,503 えっ!? んっ…。 どっ… どうしたの? 190 00:14:38,503 --> 00:14:43,383 りっ… 凛太郎君から 連絡 来た。 191 00:14:47,721 --> 00:14:50,181 (凛太郎)んっ… う~ん…。 192 00:14:50,181 --> 00:14:53,393 送っちまった…。 193 00:14:53,393 --> 00:14:56,396 あれから いろいろ考えたけど 194 00:14:56,396 --> 00:15:00,567 やっぱり もう一度 保科さんと 話さなきゃいけねえよな。 195 00:15:00,567 --> 00:15:03,903 でも 俺 連絡先 知らねえし。 196 00:15:03,903 --> 00:15:06,740 だから もう 和栗さんに聞くしか…。 197 00:15:06,740 --> 00:15:10,744 いや ずっと返信してなくて いきなり これは どうなんだ? 198 00:15:10,744 --> 00:15:12,912 んっ…。 そもそも 保科さんは 199 00:15:12,912 --> 00:15:17,208 和栗さんに 俺と話したことを 知られたくはないだろうし…。 200 00:15:17,208 --> 00:15:21,421 ハァ…。 どう伝えればいいんだ? 201 00:15:21,421 --> 00:15:23,590 ハァー…。 202 00:15:23,590 --> 00:15:26,760 うわっ! (着信音) 203 00:15:26,760 --> 00:15:30,221 わっ… 和栗さん? あっちから かけさせちまった。 204 00:15:30,221 --> 00:15:32,432 心の準備 できてねえ。 (着信音) 205 00:15:32,432 --> 00:15:36,061 んっ…。 (着信音) 206 00:15:36,061 --> 00:15:38,605 もっ… もしもし? 207 00:15:38,605 --> 00:15:40,940 (電話)あっ もしもし? 凛太郎君? あっ! 208 00:15:40,940 --> 00:15:44,611 (電話)今 大丈夫だった? うん。 209 00:15:44,611 --> 00:15:48,239 (電話)どうしたの? あっ その前に…。 210 00:15:48,239 --> 00:15:52,452 ごめん あの… ずっと 返信してなくて。 211 00:15:52,452 --> 00:15:56,247 今日 ケーキ屋 来てくれたとき 言えてなかったから。 212 00:15:56,247 --> 00:16:00,251 (電話)えっ? いいよ そんなの! 全然 気にしないで! 213 00:16:00,251 --> 00:16:04,255 (電話)私も たまに しちゃうしさ。 ハァ…。 214 00:16:04,255 --> 00:16:08,635 (電話)それで 聞きたいことって 何? あっ! 215 00:16:08,635 --> 00:16:14,099 んっ…。 あのさ… 保科さんに 用があって…。 216 00:16:14,099 --> 00:16:18,103 (電話)昴? うっ… うん。 217 00:16:18,103 --> 00:16:21,648 保科さんと 話したいことがあるんだけど…。 218 00:16:21,648 --> 00:16:23,983 なんで そう至ったか っていうと…。 219 00:16:23,983 --> 00:16:25,985 え~… う~ん…。 220 00:16:25,985 --> 00:16:28,655 (電話)フフフフ…。 んっ? 221 00:16:28,655 --> 00:16:32,492 (電話)今 昴 隣にいるから 代わるね。 222 00:16:32,492 --> 00:16:34,494 えっ いるの!? 223 00:16:34,494 --> 00:16:38,123 (電話)(昴)もしもし? あっ! つっ… 紬です。 224 00:16:38,123 --> 00:16:40,125 (電話)私に 用って 何かしら? 225 00:16:40,125 --> 00:16:43,670 あっ… のですね…。 226 00:16:43,670 --> 00:16:48,007 前のカフェのことで ちょっと…。 227 00:16:48,007 --> 00:16:50,135 (電話)紬君。 228 00:16:50,135 --> 00:16:52,512 (電話)あしたの放課後 空いてる? 229 00:16:57,851 --> 00:16:59,853 んっ…。 230 00:17:01,855 --> 00:17:04,524 あの… 保科さん…。 231 00:17:07,318 --> 00:17:10,029 ごめんなさい 時間 作ってもらって。 232 00:17:10,029 --> 00:17:15,160 えっ? あっ いや 用があるのは俺だから 全然…。 233 00:17:15,160 --> 00:17:18,329 つうか 放課後に会うとか よかったの? 234 00:17:18,329 --> 00:17:20,707 制服のままだしさ。 235 00:17:20,707 --> 00:17:22,709 ああ いいのよ。 236 00:17:22,709 --> 00:17:26,045 気遣ってくれて ありがとう。 237 00:17:26,045 --> 00:17:28,339 あっ いえ…。 238 00:17:28,339 --> 00:17:30,550 それで 話って? 239 00:17:30,550 --> 00:17:34,345 あっ… うん。 保科さん。 240 00:17:34,345 --> 00:17:38,349 どうすれば 和栗さんに会うことを 許してくれますか? 241 00:17:41,895 --> 00:17:47,192 私 薫子のお母さんじゃないのよ。 なっ! いや そういうことじゃ…。 242 00:17:47,192 --> 00:17:51,362 あのとき 言葉が足りなかったと思って。 243 00:17:51,362 --> 00:17:54,908 保科さんが言ったこと 理解はできるんだ。 244 00:17:54,908 --> 00:17:58,369 桔梗は 千鳥のこと 嫌いだろうし。 245 00:17:58,369 --> 00:18:03,082 関わらないほうが お互い 平和に過ごせるかもしれない。 246 00:18:03,082 --> 00:18:05,084 でも 俺…。 247 00:18:05,084 --> 00:18:07,921 ((他でもない あなただから 248 00:18:07,921 --> 00:18:11,090 私は 知りたいと思ったんですよ)) 249 00:18:11,090 --> 00:18:15,595 それでも 和栗さんに会いたいって思った。 250 00:18:15,595 --> 00:18:20,099 けど 和栗さんに迷惑がかかるのは 耐えられない。 251 00:18:20,099 --> 00:18:23,770 だから 保科さんに聞きたいんだ。 252 00:18:23,770 --> 00:18:28,399 俺は どうすれば 迷惑をかけずに 和栗さんに会えますか? 253 00:18:28,399 --> 00:18:30,401 えっ? 254 00:18:30,401 --> 00:18:32,946 会うなって言われて こんなこと 聞くのは 255 00:18:32,946 --> 00:18:35,406 おかしいかもしれねえけど…。 256 00:18:35,406 --> 00:18:40,119 (昴)そんなこと 私に聞く必要あるの? えっ? 257 00:18:40,119 --> 00:18:44,123 あれは 私が 勝手に 会うなって言っただけよ。 258 00:18:44,123 --> 00:18:48,127 そして あなたは ちゃんと 答えを出したじゃない。 259 00:18:48,127 --> 00:18:51,130 ((ごめん。 できない)) 260 00:18:51,130 --> 00:18:56,135 それに あなたたちに ひどいことを言ったのに 261 00:18:56,135 --> 00:18:58,137 ムカついたりしないの? 262 00:19:00,431 --> 00:19:03,977 しないよ。 ハッ! 263 00:19:03,977 --> 00:19:09,148 保科さんは 和栗さんが大切なんでしょ? 264 00:19:09,148 --> 00:19:11,651 とはいえ はっきり言われ過ぎて 265 00:19:11,651 --> 00:19:14,654 びびりはしたけど。 んっ…。 266 00:19:14,654 --> 00:19:18,157 でも あんなに 誰かを大切に思えるなんて 267 00:19:18,157 --> 00:19:20,827 すごいなって 尊敬した。 んっ…。 268 00:19:20,827 --> 00:19:23,997 それに 優しい人だなって思ったよ。 269 00:19:25,999 --> 00:19:30,670 だから 保科さんの答えが必要なんだ。 270 00:19:30,670 --> 00:19:34,674 どうしたら 保科さんも安心できるのか。 271 00:19:34,674 --> 00:19:38,177 和栗さんが大切にしている人を 無視するのは 272 00:19:38,177 --> 00:19:40,179 俺には できない。 273 00:19:42,682 --> 00:19:44,851 だから お願いします。 274 00:19:44,851 --> 00:19:47,186 そう…。 275 00:19:49,188 --> 00:19:51,691 《昴:ねえ 薫子。 276 00:19:51,691 --> 00:19:56,029 あなたが好きになった人は 底抜けのお人よしだわ》 277 00:19:59,032 --> 00:20:02,201 《昴:私は こんな優しい人を…》 278 00:20:07,332 --> 00:20:12,211 ハハッ。 ほんと ばかだわ 私。 279 00:20:14,505 --> 00:20:16,507 あのね 紬君。 280 00:20:16,507 --> 00:20:20,720 私 カフェでのこと 全部 薫子に話したの。 281 00:20:20,720 --> 00:20:23,723 えっ 全部? って どこまで? 282 00:20:23,723 --> 00:20:28,227 だから 全部よ。 いや だから そこを詳しく…。 283 00:20:28,227 --> 00:20:30,730 《まさか 俺の答えも?》 284 00:20:30,730 --> 00:20:33,232 紬君。 285 00:20:33,232 --> 00:20:38,905 学校から なるべく遠い所なら 会っても大丈夫だと思うわ。 286 00:20:38,905 --> 00:20:41,532 あっ…。 それだけ 気を付けてくれたら 287 00:20:41,532 --> 00:20:43,534 私は 大丈夫。 288 00:20:43,534 --> 00:20:45,536 保科さん…。 289 00:20:45,536 --> 00:20:47,914 (ゆうすけ)そこの人 よけて~! 290 00:20:47,914 --> 00:20:49,916 うっ! 291 00:20:49,916 --> 00:20:53,544 くっ…。 いってえ~…。 ちょっと 大丈夫? 292 00:20:53,544 --> 00:20:56,756 って サッカーボール? 293 00:20:56,756 --> 00:20:59,384 (ゆうすけ)ごめんなさ… あっ! (2人)あっ…。 294 00:20:59,384 --> 00:21:02,387 この前の お兄ちゃんと お姉ちゃん! 295 00:21:02,387 --> 00:21:06,265 (凛太郎/昴)あっ! あのカフェのときの。 296 00:21:06,265 --> 00:21:08,393 お兄ちゃん 大丈夫? 297 00:21:08,393 --> 00:21:11,771 うん 大丈夫だよ。 今度から 気を付けて。 298 00:21:11,771 --> 00:21:16,109 ありがとう! 2人とも この前も一緒だったよね。 299 00:21:16,109 --> 00:21:20,279 仲よしだね! (2人)えっ? 300 00:21:20,279 --> 00:21:23,282 あっ…。 いや 仲よしでは…。 301 00:21:23,282 --> 00:21:27,120 え~? だって 仲よくなかったら おしゃべりしないよ。 302 00:21:27,120 --> 00:21:31,290 すっごい仲よしな お友達なんだね! (2人)あっ…。 303 00:21:31,290 --> 00:21:35,586 ゆうすけ 早く~! あっ ごめ~ん。 今 行く! 304 00:21:35,586 --> 00:21:38,423 じゃあね お兄ちゃん お姉ちゃん! 305 00:21:40,425 --> 00:21:43,970 怖くねえの? (ゆうすけ)うん! 優しかったよ! 306 00:21:43,970 --> 00:21:49,142 友達って呼ぶには 程遠いわね。 そうっすね。 307 00:21:49,142 --> 00:21:53,604 でも そうね。 いつか…。 んっ? 308 00:21:53,604 --> 00:21:58,317 《自分のことを 好きになれる日が来たら…》 309 00:21:58,317 --> 00:22:03,322 私と 友達になってくれる? 310 00:22:08,453 --> 00:22:12,165 えっ? どっ… どうしたの? いきなり。 311 00:22:12,165 --> 00:22:16,169 (昴)何が? 俺 千鳥だよ? (昴)知ってるわよ。 312 00:22:16,169 --> 00:22:19,630 保科さん 何かあった? 313 00:22:23,342 --> 00:22:25,344 フッ…。 314 00:22:25,344 --> 00:22:27,472 ないしょ。