1 00:00:35,068 --> 00:00:39,072 (ルーシー・ダイアモンド)試してみたいのよ…。 強者を相手にの! 2 00:00:40,073 --> 00:00:42,075 (爆発音) 3 00:00:42,075 --> 00:00:45,078 ふむ… さすがの反応じゃな。 4 00:00:45,078 --> 00:00:53,086 ♬~ 5 00:00:53,086 --> 00:00:56,089 (ベリル・ガーデナント) 冗談ってわけじゃなさそうだね。 6 00:01:00,093 --> 00:01:04,097 フウ… やる気になったか。 7 00:01:04,097 --> 00:01:08,101 なってないけど 自分の身は守らないと。 8 00:01:08,101 --> 00:01:13,106 上達の実感は大事と言っておったじゃろ。 相手がわしでは不足か? 9 00:01:13,106 --> 00:01:16,109 いや 俺のほうが不足でしょ? 10 00:01:16,109 --> 00:01:19,112 君が思ってるほど強くないよ 俺は。 11 00:01:19,112 --> 00:01:22,115 まっ やってみればわかることよ。 12 00:01:26,119 --> 00:01:28,121 フッ…。 13 00:01:35,062 --> 00:01:57,084 ♬~ 14 00:03:18,131 --> 00:03:20,100 うおっ…!? 15 00:03:23,136 --> 00:03:25,105 ウフフフフフ! 16 00:03:27,140 --> 00:03:29,142 アハハハハハハ…! 17 00:03:29,142 --> 00:03:33,080 ♬~ 18 00:03:33,080 --> 00:03:35,048 フッ…。 19 00:03:35,048 --> 00:03:39,086 ほーれほれ まだまだいくぞ! 20 00:03:39,086 --> 00:03:41,088 でかいな おい! 21 00:03:41,088 --> 00:03:43,056 フッ… フッ! 22 00:03:46,093 --> 00:03:49,062 やはり やるではないか おぬし。 23 00:03:51,064 --> 00:03:53,100 《斬るわけにもいかないし→ 24 00:03:53,100 --> 00:03:57,104 柄か剣の腹で一発入れて 気絶させるしかない》 25 00:03:57,104 --> 00:04:09,116 ♬~ 26 00:04:09,116 --> 00:04:13,086 フフフ… 接近されては不利じゃからの。 27 00:04:15,122 --> 00:04:18,091 魔法ってのは便利だねえ。 28 00:04:18,091 --> 00:04:20,093 この程度と思われても困るでな。 29 00:04:20,093 --> 00:04:22,095 (指を鳴らす音) 30 00:04:24,097 --> 00:04:26,099 そんなのありかよ!? 31 00:04:26,099 --> 00:04:29,102 ホホホホッ…! ようよける! 32 00:04:30,103 --> 00:04:32,105 おわっ! 33 00:04:37,043 --> 00:04:39,045 おわっ…! 34 00:04:42,048 --> 00:04:46,052 おぬし 魔術師と戦ったことがあるのか? 35 00:04:46,052 --> 00:04:48,054 初めてだよ! 36 00:04:48,054 --> 00:04:51,057 《ったく 剣士と魔術師ってのは 相性最悪だ…》 37 00:04:55,061 --> 00:04:57,063 フウ…。 38 00:04:59,065 --> 00:05:01,067 ぬんっ…! 39 00:05:02,068 --> 00:05:04,070 (爆発音) 40 00:05:07,073 --> 00:05:09,075 うおっ!? 41 00:05:09,075 --> 00:05:11,077 《この手も駄目か!?》 42 00:05:12,078 --> 00:05:15,081 フウ… 仕方がないのう。 43 00:05:15,081 --> 00:05:19,085 ここまでやる気は なかったんじゃが…。 44 00:05:19,085 --> 00:05:21,087 とっておきじゃ…。 45 00:05:22,088 --> 00:05:25,091 《ん…? 踏み込める?》 46 00:05:27,093 --> 00:05:29,095 《おお… ぐっ…!》 47 00:05:29,095 --> 00:05:35,068 ♬~ 48 00:05:35,068 --> 00:05:37,070 《これ… 食らったら死ぬやつだ…》 49 00:05:37,070 --> 00:05:46,079 ♬~ 50 00:05:46,079 --> 00:05:50,050 はあ…! やめじゃ! やめやめ! 51 00:05:50,050 --> 00:05:53,053 年がいもなく むきになってしもうたが→ 52 00:05:53,053 --> 00:05:57,057 最後のこれすら反応されるようでは キリがないわ。 53 00:05:57,057 --> 00:06:01,061 タイミングは ばっちりじゃと思うたのに。 54 00:06:01,061 --> 00:06:03,063 気が済んだみたいでホッとしたよ。 55 00:06:03,063 --> 00:06:07,067 ちなみに 最後のは 当たったら どうなっていたのかな? 56 00:06:07,067 --> 00:06:09,069 圧縮されて ひき肉じゃな。 57 00:06:09,069 --> 00:06:13,073 まあ 外側だけ粗びきにする程度に 調整はしたが…。 58 00:06:13,073 --> 00:06:16,076 《手加減して粗びきかよ》 59 00:06:16,076 --> 00:06:20,080 (ルーシー)しかし おぬし 強いのう。 フィスが憧れておるのもわかる。 60 00:06:20,080 --> 00:06:22,082 褒めすぎだよ。 61 00:06:22,082 --> 00:06:25,085 手段を選ばなければ 君は いつでも俺を仕留められたはずだ。 62 00:06:25,085 --> 00:06:28,088 フッ… 謙遜じゃな。 63 00:06:28,088 --> 00:06:30,090 いやいや 長いことやってるだけで→ 64 00:06:30,090 --> 00:06:32,025 年食った おやじにすら 勝ったことないんだよ? 65 00:06:32,025 --> 00:06:34,027 俺なんて まだまだ。 66 00:06:34,027 --> 00:06:38,031 本気で言っておるのか? ますます面白い奴じゃ…。 67 00:06:38,031 --> 00:06:41,034 一方的に吹っかけられたのに 怒っとる様子もないし。 68 00:06:41,034 --> 00:06:44,037 まあ いい迷惑だとは言っておくよ。 69 00:06:45,038 --> 00:06:49,042 ハハハハハッ…! すまんかったのう。 70 00:06:49,042 --> 00:06:52,045 《君を見てると 怒っても無駄って感じがするんでね…》 71 00:06:52,045 --> 00:06:56,049 今度 魔術師学院のほうにでも 顔を出してくれ。 72 00:06:56,049 --> 00:06:59,052 おわびに いろいろと取り計らうぞ。 73 00:06:59,052 --> 00:07:03,056 俺に魔法の才能はないんだけど まあ 機会があったら。 74 00:07:03,056 --> 00:07:05,058 あと…。 ん…? 75 00:07:05,058 --> 00:07:09,062 (ルーシー)新しい魔法の研究が進んだら また試させてもらうぞ。 76 00:07:09,062 --> 00:07:11,064 それはお断りします。 77 00:07:12,065 --> 00:07:14,067 (鐘) 78 00:07:14,067 --> 00:07:17,070 (騎士団員たち)ありがとうございました! はい お疲れさまでした。 79 00:07:19,072 --> 00:07:21,074 ん…? 80 00:07:21,074 --> 00:07:24,077 フィッセル? (フィッセル・ハーベラー)先生 こんにちは。 81 00:07:24,077 --> 00:07:26,079 こんにちは。 仕事かい? 82 00:07:26,079 --> 00:07:32,052 うん ポーションの納品 魔法師団が騎士団に卸してる。 83 00:07:32,052 --> 00:07:34,020 魔法ポーションか…。 84 00:07:34,020 --> 00:07:37,023 よく効くよね これ。 俺は 専ら薬草ポーションだけど。 85 00:07:37,023 --> 00:07:39,025 あげる。 え? 86 00:07:39,025 --> 00:07:42,028 いや 悪いよ 高級品だし。 87 00:07:42,028 --> 00:07:45,031 おわび。 ルーシー団長から聞いた。 88 00:07:45,031 --> 00:07:48,034 本当に団長さんなのか あんな子供が。 89 00:07:48,034 --> 00:07:52,038 魔法で若くしてるって。 本当の年は誰も知らない。 90 00:07:52,038 --> 00:07:54,040 そんなこともできるのか…。 91 00:07:54,040 --> 00:07:57,043 ごめん 私が先生のこと言っちゃったから。 92 00:07:57,043 --> 00:08:01,047 フィッセルが謝ることじゃないけど… ありがとう もらっとくね。 93 00:08:01,047 --> 00:08:04,050 しかし 死ぬかと思ったよ。 94 00:08:04,050 --> 00:08:07,053 炎や氷が どんどん来るし 粗びきにされかけるし→ 95 00:08:07,053 --> 00:08:09,055 魔術師とは二度とやりたくない。 96 00:08:09,055 --> 00:08:14,060 あの人は特別。 普通の魔術師は そんなに連発できない。 97 00:08:14,060 --> 00:08:17,063 そうなの? ⚟(アリューシア・シトラス)先生 こちらでしたか。 98 00:08:17,063 --> 00:08:20,066 納品ご苦労さまです フィッセル。 99 00:08:20,066 --> 00:08:23,069 はい これから届けに行きます。 100 00:08:23,069 --> 00:08:25,071 先生 またね。 101 00:08:25,071 --> 00:08:27,073 ああ またね。 102 00:08:27,073 --> 00:08:30,076 ご相談したい件がありまして。 ん…? 103 00:08:32,011 --> 00:08:34,014 新人冒険者の研修? 104 00:08:34,014 --> 00:08:37,050 (スレナ・リサンデラ) はい。 ぜひ 先生の力をお借りしたく→ 105 00:08:37,050 --> 00:08:40,019 騎士団の了承を取り付けに来た次第です。 106 00:08:40,019 --> 00:08:44,024 ギルドマスターからの依頼状も こちらに。 107 00:08:44,024 --> 00:08:47,027 精査しましたが 偽の文書ではありませんでした。 108 00:08:47,027 --> 00:08:49,029 当たり前だ。 109 00:08:49,029 --> 00:08:51,030 実際に どういうことをするんだい? 110 00:08:51,030 --> 00:08:57,037 初めてのダンジョンアタックに際して 技量の確認と 万一の際の戦力としてです。 111 00:08:57,037 --> 00:08:59,038 ダンジョンアタックかあ…。 112 00:09:03,043 --> 00:09:09,048 〈モンスターの素材は金になるし 運が良ければ お宝も手に入る〉 113 00:09:10,049 --> 00:09:12,052 〈俺だって そんな夢を見て→ 114 00:09:12,052 --> 00:09:15,054 若気の至りで突っ込んでいったことはある…〉 115 00:09:15,054 --> 00:09:17,057 (荒い息) 116 00:09:18,058 --> 00:09:22,062 《で モンスターにボコボコにされて 逃げ帰ったんだよな…》 117 00:09:23,063 --> 00:09:27,067 危ないよね? 先生の力であれば 全く問題はないでしょう。 118 00:09:27,067 --> 00:09:31,071 リサンデラが持ってきた話という点は 頂けませんが→ 119 00:09:31,071 --> 00:09:34,007 先生のご活躍の場が広がる好機ではあります。 120 00:09:34,007 --> 00:09:37,010 業腹だが シトラスの言うとおりだ。 121 00:09:37,010 --> 00:09:42,015 それに 新人冒険者にとっても 得るものが多い研修になるだろう。 122 00:09:44,017 --> 00:09:46,019 《なんなの この子たち…》 123 00:09:46,019 --> 00:09:50,023 《言ってること同じなのに なんで こんなに仲悪そうなの…》 124 00:09:50,023 --> 00:09:54,027 先生 まずはギルドマスターの話だけでも 聞いてやってもらえませんか? 125 00:09:55,028 --> 00:10:00,033 騎士団としては 特別指南役に そこまでの行動制限は設けておりませんので→ 126 00:10:00,033 --> 00:10:02,035 先生にお決めいただければ。 127 00:10:02,035 --> 00:10:04,037 う… わかった…。 128 00:10:06,039 --> 00:10:10,043 騎士団庁舎の近所なんだね 冒険者ギルドって。 129 00:10:10,043 --> 00:10:13,046 ええ いつでも立ち寄ってください。 130 00:10:13,046 --> 00:10:15,048 そう言われてもなあ…。 131 00:10:16,049 --> 00:10:18,051 先生 こちらです。 132 00:10:22,055 --> 00:10:24,057 んっ!? 133 00:10:24,057 --> 00:10:27,060 おう ベリル。 まあ 座れ。 134 00:10:27,060 --> 00:10:29,062 《なんで 自分の家みたいな態度なんだ この子…》 135 00:10:29,062 --> 00:10:31,064 《っていうか…》 136 00:10:31,064 --> 00:10:33,066 なんでいるの? 137 00:10:33,066 --> 00:10:36,069 お前が来ると聞いてな。 顔でも見てやるかと待っておったんじゃ。 138 00:10:36,069 --> 00:10:38,071 はあ…。 139 00:10:38,071 --> 00:10:43,076 彼女は 魔法師団のトップですから ギルドマスターとも顔なじみです。 140 00:10:44,077 --> 00:10:46,079 (ニダス)ごあいさつが遅れましたな。 141 00:10:46,079 --> 00:10:51,084 冒険者ギルド レベリス王国支部長 ニダスと申します。 142 00:10:51,084 --> 00:10:54,087 ええと ベリル・ガーデナントです。 143 00:10:54,087 --> 00:10:59,092 竜双剣のリサンデラたっての推薦とあれば 安心してお願いできます。 144 00:10:59,092 --> 00:11:01,094 いや あの… まだ やると決めたわけでは…。 145 00:11:01,094 --> 00:11:03,096 わしも推薦しておいたぞ。 146 00:11:03,096 --> 00:11:07,100 は? もはや なんの不安もありませんな。 147 00:11:07,100 --> 00:11:11,104 《くっ… 俺の意思は お構いなしか…》 148 00:11:14,107 --> 00:11:18,111 (ニダス)私の補佐を務めるメイゲンです。 149 00:11:20,113 --> 00:11:23,116 具体的な段取りは 彼と詰めてください。 はあ…。 150 00:11:23,116 --> 00:11:27,120 (メイゲン)その前に ひとつ確認させていただきたいのですが…。 151 00:11:27,120 --> 00:11:32,091 ガーデナント氏は 冒険者としての活動実績は皆無とのこと。 152 00:11:32,091 --> 00:11:34,093 メイゲン 何が言いたい? 153 00:11:34,093 --> 00:11:37,096 (メイゲン)ブラックランクと魔法師団長の 推薦があったとしても→ 154 00:11:37,096 --> 00:11:42,068 素人をダンジョンアタックに同行させるのは どうかと…。 155 00:11:42,068 --> 00:11:46,072 《おお! この話をなしにしてくれそうな 救世主が現れた!》 156 00:11:46,072 --> 00:11:50,076 メイゲン! 貴様 先生に失礼だぞ! 157 00:11:50,076 --> 00:11:53,079 ほう わしの言葉は信用ならんと? 158 00:11:53,079 --> 00:11:57,083 ギルドとして 判断には責任があると申しているだけです。 159 00:11:57,083 --> 00:12:01,087 昨今 モンスターの不自然な動向も 報告されておりますので。 160 00:12:01,087 --> 00:12:07,093 ふむ… 一理あるが つまり 何を望んでいるのだ? 161 00:12:07,093 --> 00:12:10,096 《頑張れ メイゲンくん! もうひと押しだ!》 162 00:12:10,096 --> 00:12:13,099 (メイゲン)竜双剣のリサンデラと 手合わせしていただきたい。 163 00:12:13,099 --> 00:12:15,101 そうすれば 力量が明白になるでしょう。 164 00:12:15,101 --> 00:12:17,103 《なんで そうなるの!?》 165 00:12:17,103 --> 00:12:19,105 (ルーシー)おお! 良いではないか! 166 00:12:19,105 --> 00:12:23,109 望むところだ! それで納得するなら 私は構わん。 167 00:12:23,109 --> 00:12:28,114 なるほど。 ガーデナントさんも よろしいですかな? 168 00:12:28,114 --> 00:12:31,117 《断れない空気…》 169 00:12:31,117 --> 00:12:33,052 はい わかりました…。 170 00:12:33,052 --> 00:12:36,055 (ニダス)では 訓練場にご案内します。 171 00:12:36,055 --> 00:12:38,057 (ため息) 172 00:12:38,057 --> 00:12:41,060 (観客)竜双剣のリサンデラが 手合わせするのか!? 173 00:12:41,060 --> 00:12:43,062 (観客)ブラックランクの模擬戦なんて めったにお目にかかれないぞ! 174 00:12:43,062 --> 00:12:46,065 (観客)で 相手は あのおっさんか? 誰だ? 175 00:12:47,066 --> 00:12:50,069 《相手は 現役バリバリのブラックランク…》 176 00:12:50,069 --> 00:12:52,071 《見学者も やたら多い…》 177 00:12:52,071 --> 00:12:55,074 《なんていうか つらい…》 178 00:12:55,074 --> 00:12:58,077 やっと 先生の胸をお借りできる…。 179 00:12:58,077 --> 00:13:02,081 長かった…。 ずっと この時を待っていました。 180 00:13:04,083 --> 00:13:07,086 (スレナの父)この荷を売り抜けば まとまった稼ぎになるし→ 181 00:13:07,086 --> 00:13:10,089 半年くらいは じっとしていられるよ。 182 00:13:10,089 --> 00:13:14,093 (スレナの母)半年ね…。 因果な商売だわ 貿易商って。 183 00:13:14,093 --> 00:13:16,095 スレナが かわいそうよ。 184 00:13:16,095 --> 00:13:20,099 (スレナの父)あと何カ月かの辛抱さ。 スレナもわかってくれるよ。 185 00:13:20,099 --> 00:13:22,101 なっ? うん。 186 00:13:22,101 --> 00:13:25,104 (護衛)敵襲! でかいぞ! ああーっ!! 187 00:13:31,110 --> 00:13:33,046 (護衛)ああ…! 188 00:13:33,046 --> 00:13:35,081 (スレナの母)スレナ 今すぐ逃げて! 189 00:13:35,081 --> 00:13:37,083 (咆哮) 190 00:13:37,083 --> 00:13:44,090 ♬~ 191 00:13:44,090 --> 00:13:46,059 (川に落ちる音) 192 00:13:47,093 --> 00:13:50,096 君! 大丈夫か!? う… うう…。 193 00:13:50,096 --> 00:13:54,067 ボロボロじゃないか…! すぐに手当てしないと! 194 00:13:54,067 --> 00:13:58,071 〈私と先生との出会いは 絶望から始まった…〉 195 00:14:07,080 --> 00:14:11,084 おーい おふくろ! なんか飲み物! (フレン・ガーデナント)はいはい! 196 00:14:14,087 --> 00:14:17,090 無理しないで ゆっくり飲むんだよ。 197 00:14:17,090 --> 00:14:19,092 うん…。 198 00:14:20,093 --> 00:14:23,096 君 名前は? スレナ…。 199 00:14:23,096 --> 00:14:27,100 1人で どうしたの? お父さんとお母さんは? 200 00:14:28,101 --> 00:14:30,103 あ… ううう…! 201 00:14:30,103 --> 00:14:34,073 ごめん! とにかく 治るまでは ゆっくり休んで。 202 00:14:34,073 --> 00:14:36,042 うう… ああ…! 203 00:14:38,077 --> 00:14:43,082 (モルデア・ガーデナント)口にしたのは名前だけか。 あの様子じゃ 親御さんは…。 204 00:14:43,082 --> 00:14:46,085 (フレン)だとしたら 気の毒ね…。 205 00:14:46,085 --> 00:14:48,087 おやじとおふくろさえ良ければ→ 206 00:14:48,087 --> 00:14:51,057 引き取り手が見つかるまで うちで預かろうと思う…。 207 00:14:53,092 --> 00:14:55,061 (モルデア)もういいのか? 208 00:15:00,099 --> 00:15:02,101 (ドアの開閉音) 209 00:15:02,101 --> 00:15:05,071 (フレン)気長に待ちましょう。 うん…。 210 00:15:06,105 --> 00:15:10,109 ⚟(木剣を振る音) 211 00:15:10,109 --> 00:15:17,083 (木剣を振る音) 212 00:15:18,117 --> 00:15:21,120 スレナ… 今日は早起きだね。 ⚟うん…。 213 00:15:21,120 --> 00:15:24,090 やってみる? 気分転換になると思うよ。 214 00:15:31,097 --> 00:15:33,032 振ってみて。 215 00:15:33,032 --> 00:15:35,034 (木剣を振る音) 216 00:15:35,034 --> 00:15:37,036 うん スレナは筋がいいな。 217 00:15:37,036 --> 00:16:04,063 ♬~ 218 00:16:04,063 --> 00:16:06,065 (3人の笑い声) 219 00:16:07,066 --> 00:16:09,068 おはようございまーす! おはようございまーす。 220 00:16:09,068 --> 00:16:11,070 はい おはよう。 (門下生)お願いします! 221 00:16:11,070 --> 00:16:20,079 ♬~ 222 00:16:22,081 --> 00:16:24,083 こっち おいでよ! 223 00:16:24,083 --> 00:16:30,089 ♬~ 224 00:16:30,089 --> 00:16:33,092 スレナは 随分と身軽だね。 225 00:16:34,026 --> 00:16:36,028 双剣とかも似合うんじゃないか。 226 00:16:36,028 --> 00:16:42,034 ♬~ 227 00:16:43,069 --> 00:16:47,039 よかったね スレナ。 いい人たちに引き取ってもらえて。 228 00:16:47,039 --> 00:16:51,077 寂しくなるが… ずっとここにいるより 将来を選べるしな。 229 00:16:51,077 --> 00:16:53,045 いつでも遊びに来てね。 230 00:16:54,046 --> 00:16:58,050 先生っ… ありがとうございました! 231 00:16:58,050 --> 00:17:00,052 どういたしまして。 232 00:17:02,054 --> 00:17:04,056 〈ずっと いたかった…〉 233 00:17:04,056 --> 00:17:08,094 〈でも これ以上を望むのは わがままが過ぎる…〉 234 00:17:08,094 --> 00:17:11,063 〈子供心に そう思った…〉 235 00:17:12,098 --> 00:17:16,102 その年でゴールドランクとは 出世が早いな。 236 00:17:16,102 --> 00:17:18,104 どうも。 237 00:17:18,104 --> 00:17:21,107 聞いていいか? なんで 冒険者になろうと思った? 238 00:17:21,107 --> 00:17:24,076 世界を この目で見てみたくて。 239 00:17:24,076 --> 00:17:26,112 (いななき) 240 00:17:26,112 --> 00:17:31,117 ヘヘッ! 積み荷をおとなしく置いていけば 命までは取らねえよ! 241 00:17:31,117 --> 00:17:35,054 気をつけろよ。 奴は この辺じゃ名の通った剣士崩れだ。 242 00:17:35,054 --> 00:17:37,056 あっ おい! 243 00:17:37,056 --> 00:17:39,058 (野盗)んっ? なんだ!? 244 00:17:39,058 --> 00:17:41,027 (衝撃音) 245 00:17:41,027 --> 00:17:43,029 うっ… うう…! 246 00:17:45,064 --> 00:17:48,067 〈冒険者になった理由は 他にもある…〉 247 00:17:48,067 --> 00:17:53,072 〈過去の私と同じ目に遭う人を減らしたい… そして→ 248 00:17:53,072 --> 00:17:57,043 先生に教えてもらった剣を生かしたい…〉 249 00:17:59,078 --> 00:18:02,081 《先生のもとを離れて20年…》 250 00:18:02,081 --> 00:18:05,084 《今の私を見てください…!》 251 00:18:05,084 --> 00:18:12,058 ♬~ 252 00:18:12,058 --> 00:18:15,061 《うちの礼を覚えていてくれている…》 253 00:18:15,061 --> 00:18:20,066 《今のスレナが何者であれ 教え子には違いないんだ》 254 00:18:20,066 --> 00:18:24,070 《その子が胸を借りたいって言うなら 全力で応えないと》 255 00:18:25,071 --> 00:18:27,106 参ります! 256 00:18:27,106 --> 00:18:34,013 ♬~ 257 00:18:34,013 --> 00:18:36,015 ハァーッ! 258 00:18:40,019 --> 00:18:42,021 ハァッ! 259 00:18:44,023 --> 00:18:47,026 《とんでもないスピードだ!》 260 00:18:47,026 --> 00:18:50,029 クハハハハッ! さすが ベリルよのう! 261 00:18:53,032 --> 00:18:56,035 《フフッ… 当たらない 当たらない!》 262 00:18:56,035 --> 00:18:58,037 《やはり 先生は こうでないと!》 263 00:18:58,037 --> 00:19:04,043 《夢見ていた… 私の全力を 先生に受け止めてもらいたいと!》 264 00:19:04,043 --> 00:19:08,047 《今 先生が その夢をかなえてくれている!》 265 00:19:09,048 --> 00:19:11,050 ハァッ!! ハッ! 266 00:19:11,050 --> 00:19:15,054 《スレナ… いっときも鍛錬を怠らなかったんだろう…》 267 00:19:15,054 --> 00:19:17,056 《でなければ こうはならない…》 268 00:19:17,056 --> 00:19:19,058 《よくぞ ここまで…》 269 00:19:19,058 --> 00:19:21,060 《スピードが全く落ちない…》 270 00:19:21,060 --> 00:19:23,062 《スタミナも化け物級か》 271 00:19:24,063 --> 00:19:26,065 《でも ひとつだけ見つけた》 272 00:19:26,065 --> 00:19:28,067 ハァーーッ! 273 00:19:33,039 --> 00:19:35,007 あっ…! 274 00:19:40,012 --> 00:19:42,014 一本… かな? 275 00:19:43,015 --> 00:19:46,018 ありがとうございました! 276 00:19:46,018 --> 00:19:48,054 (観客)すげえ! (観客)なんだ 今のは!? 277 00:19:48,054 --> 00:19:50,022 ありがとうございました。 278 00:19:51,023 --> 00:19:54,026 フッ…。 なんと見事な…。 279 00:19:54,026 --> 00:19:56,028 先生は やっぱりすごい…! 280 00:19:56,028 --> 00:20:00,032 いや あと10秒も続いていたら もたなかったよ。 281 00:20:00,032 --> 00:20:05,037 ただ 左手の扱いが まだ完全ではないのを たまたま見つけて。 282 00:20:05,037 --> 00:20:07,039 お見通しでしたか…! 283 00:20:07,039 --> 00:20:11,043 利き手と同じように扱うには まだ鍛錬が足りません。 284 00:20:11,043 --> 00:20:15,047 クックックッ… ブラックランクに指南か。 やりおるわ。 285 00:20:15,047 --> 00:20:20,052 疑うようなことをしてしまい 大変申し訳ありませんでした。 286 00:20:20,052 --> 00:20:25,057 いえいえ! 疑問を持たれるのは当然です。 頭を上げてください。 287 00:20:25,057 --> 00:20:30,062 では ガーデナントさん 新人研修は よろしく頼みますよ。 288 00:20:30,062 --> 00:20:32,064 共に参りましょう。 先生! 289 00:20:32,064 --> 00:20:34,066 う… うん… よろしくね。 290 00:20:34,066 --> 00:20:37,069 《結局 断れないってことか…》 291 00:20:39,105 --> 00:20:42,108 ポルタです! (ニドリー)ニ… ニドリーと申します! 292 00:20:42,108 --> 00:20:44,110 サリカッツです…。 293 00:20:44,110 --> 00:20:48,114 ポルタ ニドリーはブロンズランク サリカッツはシルバーです。 294 00:20:48,114 --> 00:20:50,116 《みんな 緊張してるなあ…》 295 00:20:50,116 --> 00:20:52,118 ベリル・ガーデナントです。 よろしく。 296 00:20:52,118 --> 00:20:54,120 (ポルタ・ニドリー)よろしくお願いします! (サリカッツ)…ます。 297 00:20:54,120 --> 00:20:57,089 では 研修を開始する。 298 00:21:01,127 --> 00:21:05,131 反応あり…。 数 6。 接近中…! 299 00:21:05,131 --> 00:21:08,134 (ポルタ)よし やるぞ! (ニドリー)はい! 300 00:21:08,134 --> 00:21:11,137 《あの腕輪… 魔装具ってやつか》 301 00:21:11,137 --> 00:21:13,139 《モンスターを探知できるんだな》 302 00:21:13,139 --> 00:21:15,141 (ポルタ)タアアァーッ! 303 00:21:15,141 --> 00:21:17,143 (ゴブリンたち)キシャアアーッ! 304 00:21:17,143 --> 00:21:19,145 (ポルタ)掃討完了! 305 00:21:19,145 --> 00:21:21,113 先に進みます! 306 00:21:22,148 --> 00:21:25,151 《ほう みんな いい動きだった》 307 00:21:25,151 --> 00:21:27,119 《これなら 出る幕はないかな…》 308 00:21:28,154 --> 00:21:33,058 ダンジョン最深部までの探索 及び モンスターの掃討完了…。 309 00:21:33,058 --> 00:21:36,061 あとは外に出れば 研修は終了です。 310 00:21:36,061 --> 00:21:39,064 3人とも よくやっていたんじゃないかな。 311 00:21:39,064 --> 00:21:43,068 ええ… しかし 妙に少なかったですね モンスターが。 312 00:21:43,068 --> 00:21:45,070 そうなの? 313 00:21:45,070 --> 00:21:48,073 本来なら もう少し いていいはずなのですが…。 314 00:21:48,073 --> 00:21:50,075 ふーん…。 なんだ? 315 00:21:51,076 --> 00:21:53,078 ポルタ! 316 00:21:53,078 --> 00:21:55,080 よーし 外に出るぞ。 317 00:21:55,080 --> 00:21:57,082 ポルタ! 伏せろーっ!! 318 00:21:58,083 --> 00:22:01,086 お前たちは中にいろ! 319 00:22:01,086 --> 00:22:05,090 (うなり声) 320 00:22:05,090 --> 00:22:07,092 うっ…! ポルタ! 321 00:22:07,092 --> 00:22:11,096 (咆哮) 322 00:22:13,098 --> 00:22:15,100 こいつは…! 323 00:22:15,100 --> 00:22:18,103 特別討伐指定個体 ゼノ・グレイブル…! 324 00:22:18,103 --> 00:22:22,107 モンスターが少なかったのは こいつのせいだったのか…!! 325 00:22:24,109 --> 00:22:31,116 (咆哮) 326 00:22:33,052 --> 00:22:38,057 ♬~ 327 00:24:02,074 --> 00:24:04,076 〈お茶は 大人のたしなみだ〉 328 00:24:04,076 --> 00:24:08,080 〈産地はどこ 品種はなんだと語れたら かっこいい〉 329 00:24:08,080 --> 00:24:12,084 〈しかし 俺は 濃いか薄いかの違いしか わからないのだった〉 330 00:24:12,084 --> 00:24:16,088 〈次回 「片田舎のおっさん、 モンスターと空を飛ぶ」〉