1 00:00:05,839 --> 00:00:07,841 ⦅プラム:あ~! 2 00:00:07,841 --> 00:00:10,844 これは 愛の証し。 3 00:00:10,844 --> 00:00:14,848 この剣が輝き続けるかぎり あなたのお父さんは➡ 4 00:00:14,848 --> 00:00:18,518 私たちを 永遠に思ってくれているわ。 5 00:00:18,518 --> 00:00:22,022 さあ プラム。 うん! 6 00:00:22,022 --> 00:00:24,024 あっ…。 7 00:00:27,027 --> 00:00:29,696 えっ? 8 00:00:29,696 --> 00:00:33,033 あっ! あっ あっ…。 9 00:00:33,033 --> 00:00:37,037 お父さんは 私たちを愛しているわ…。 10 00:00:37,037 --> 00:00:41,041 愛しているわ… 愛しているわ…。 くっ… くっ…⦆ 11 00:00:41,041 --> 00:00:44,044 うわ~! 12 00:00:44,044 --> 00:00:47,881 ハァハァ ハァハァ…。 13 00:00:47,881 --> 00:00:56,056 ハァハァハァ ハァハァハァ…。 14 00:00:56,056 --> 00:00:58,058 ハァ… くっ…。 15 00:02:45,699 --> 00:02:48,402 (ロマンティカ)ほんとに 大丈夫なんでしょうね? 16 00:02:50,537 --> 00:02:52,639 (デジール)ちゃんと 話は通してある。 17 00:02:56,043 --> 00:02:58,211 デジール・アルマンです。 18 00:02:58,211 --> 00:03:02,482 (ブリジット)どうぞ。 失礼します。 19 00:03:02,482 --> 00:03:05,652 仲間は 集まったようね。 20 00:03:05,652 --> 00:03:09,156 はい。 パーティ結成の申請に来ました。 21 00:03:09,156 --> 00:03:12,859 ブリジット教授。 ウフッ。 22 00:03:16,163 --> 00:03:18,165 (ブリジット)どうぞ。 23 00:03:22,169 --> 00:03:24,171 うわっ おいしい! 24 00:03:24,171 --> 00:03:26,840 気に入ってくれて うれしいわ。 25 00:03:26,840 --> 00:03:29,676 あっ…。 26 00:03:29,676 --> 00:03:32,012 (ブリジット)お菓子も どうぞ。 あっ! 27 00:03:32,012 --> 00:03:34,014 ウフッ。 28 00:03:34,014 --> 00:03:36,349 うん。 29 00:03:36,349 --> 00:03:39,352 んっ…。 30 00:03:39,352 --> 00:03:41,354 あむ…。 31 00:03:41,354 --> 00:03:45,192 う~ん! あむあむ あむあむ…。 32 00:03:45,192 --> 00:03:47,694 かわいい! 33 00:03:47,694 --> 00:03:51,698 さて 本題に入りましょうか。 34 00:03:51,698 --> 00:03:53,700 デジール・アルマン。 35 00:03:53,700 --> 00:03:57,704 あなたが パーティを立ち上げる理由を 教えてくれる? 36 00:03:57,704 --> 00:04:02,142 ランキング戦を勝ち上がり アルファクラスに昇級します。 37 00:04:02,142 --> 00:04:04,478 あっ…。 38 00:04:04,478 --> 00:04:06,980 んっ? (飲み込む音) 39 00:04:06,980 --> 00:04:11,151 それが どれだけ困難なことか わかっているの? 40 00:04:11,151 --> 00:04:13,653 もちろんです。 41 00:04:13,653 --> 00:04:18,992 あの… 昇級するのって そんなに大変なんですか? 42 00:04:18,992 --> 00:04:20,994 ええ。 43 00:04:20,994 --> 00:04:24,498 まずは ランキング戦の話からしましょう。 44 00:04:24,498 --> 00:04:28,335 ランキング戦というのは 学年別に行われる➡ 45 00:04:28,335 --> 00:04:31,538 生徒たちの順位を決める 試験のことなの。 46 00:04:34,508 --> 00:04:37,677 (ブリジット) アルファとベータ 合同で行われ➡ 47 00:04:37,677 --> 00:04:42,849 3人以上 6人以内のパーティを 組んでいることが 参加条件。 48 00:04:42,849 --> 00:04:47,854 試験は パーティ同士の 対戦形式で行われて➡ 49 00:04:47,854 --> 00:04:51,358 基本的には 勝ったほうのランキングが上がる。 50 00:04:51,358 --> 00:04:56,863 それじゃあ 人数が多い パーティのほうが 有利ですよね。 51 00:04:56,863 --> 00:05:01,301 いいえ。 個人の活躍も 評価対象よ。 52 00:05:01,301 --> 00:05:03,470 敵を倒す以外にも➡ 53 00:05:03,470 --> 00:05:06,807 仲間のサポート 敵の妨害…。 54 00:05:06,807 --> 00:05:10,977 要は どれだけ パーティの勝利に 貢献したかが重要なの。 55 00:05:10,977 --> 00:05:14,314 なるほど。 ランキング戦は➡ 56 00:05:14,314 --> 00:05:18,618 生徒たちの さまざまな能力を 見極めるのが目的なの。 57 00:05:21,154 --> 00:05:23,990 ここまでは 予選の話。 58 00:05:23,990 --> 00:05:28,328 勝ち残ったパーティは 本戦に参加してもらうわ。 59 00:05:28,328 --> 00:05:31,631 本戦は 影の世界で行われる。 60 00:05:36,503 --> 00:05:39,673 (ブリジット)そこで ランキング上位9名となった者には➡ 61 00:05:39,673 --> 00:05:43,176 シングルランカーの称号が与えられるわ。 62 00:05:43,176 --> 00:05:45,178 シングルランカーになれば➡ 63 00:05:45,178 --> 00:05:48,515 ベータから アルファに 昇級することができる。 64 00:05:48,515 --> 00:05:53,687 だから ランキング戦は 昇級戦とも呼ばれている。 65 00:05:53,687 --> 00:05:57,858 だけど 今まで 昇級できた者は 誰もいない。 66 00:05:57,858 --> 00:05:59,860 当たり前です! 67 00:05:59,860 --> 00:06:03,630 そもそも アルファとベータじゃ スタートラインが違いすぎる。 68 00:06:03,630 --> 00:06:05,632 んっ…。 あっ…。 69 00:06:05,632 --> 00:06:09,469 勝負にならないわ。 (ブリジット)ええ。 70 00:06:09,469 --> 00:06:14,474 過去の試験でも ランキング上位は 全員 アルファの子たちよ。 71 00:06:14,474 --> 00:06:18,478 はっきり言うわ。 昇級するのは 不可能よ。 72 00:06:18,478 --> 00:06:20,814 だからこそ やる意味がある。 73 00:06:20,814 --> 00:06:22,816 ちょっと! 74 00:06:22,816 --> 00:06:24,985 考えてみてくれ。 んっ…。 75 00:06:24,985 --> 00:06:29,489 実力の劣るベータ… それも たった3人のパーティが➡ 76 00:06:29,489 --> 00:06:31,992 シングルランカーになったら? 77 00:06:31,992 --> 00:06:36,663 「才能がないから ベータを 教える必要はない」という➡ 78 00:06:36,663 --> 00:06:38,665 ここの教授たちの言葉が➡ 79 00:06:38,665 --> 00:06:41,001 ただの言い訳に 成り下がるんだぞ。 80 00:06:41,001 --> 00:06:43,003 (2人)あっ…。 81 00:06:43,003 --> 00:06:45,672 私も 教授なんだけどな~。 82 00:06:45,672 --> 00:06:49,676 あっ! あっ… すみません。 冗談よ。 83 00:06:49,676 --> 00:06:54,848 もし あなたたちが シングルランカーになれば➡ 84 00:06:54,848 --> 00:06:57,851 それが きっかけとなるはずよ。 85 00:06:57,851 --> 00:07:01,621 この学園の 腐りきった体制を変える… ねっ。 86 00:07:01,621 --> 00:07:05,125 はい! いい返事ね。 87 00:07:05,125 --> 00:07:08,461 最後に ロマンティカ・エル。 88 00:07:08,461 --> 00:07:10,463 はっ… はい。 89 00:07:10,463 --> 00:07:13,133 (ブリジット)プラム・シュナイザー。 はい。 90 00:07:13,133 --> 00:07:17,304 パーティ設立には 全員の同意が必要なの。 91 00:07:17,304 --> 00:07:22,309 今の デジールの話を聞いても 彼のパーティに入りたい? 92 00:07:22,309 --> 00:07:24,311 んっ…。 93 00:07:31,818 --> 00:07:35,155 うっ! うっ! ハッ! 94 00:07:35,155 --> 00:07:37,824 すご~い! ♬(鼻歌) 95 00:07:37,824 --> 00:07:40,026 こんなとこがあったんだ。 ♬(鼻歌) 96 00:07:42,829 --> 00:07:48,335 いい環境で 練習し放題か… いいよね。 97 00:07:48,335 --> 00:07:50,637 (デジール)使えるのは アルファだけ。 んっ…。 98 00:07:52,839 --> 00:07:55,141 俺たちが使えるのは こっちだ。 99 00:08:00,113 --> 00:08:04,284 え~! 何これ!? うう… うそでしょ? 100 00:08:04,284 --> 00:08:07,120 あっ ああ…。 アハハハハ。 ほんとに ここなの? 101 00:08:07,120 --> 00:08:09,456 (きしむ音) 102 00:08:09,456 --> 00:08:12,459 なんか きしんでるんですけど! 103 00:08:12,459 --> 00:08:15,462 さっきのとこと 全然 違う。 104 00:08:15,462 --> 00:08:18,465 うっ… ほこりも すごい。 105 00:08:18,465 --> 00:08:21,634 な~に 住めば都さ。 106 00:08:21,634 --> 00:08:24,304 んっ? (鳴き声) 107 00:08:24,304 --> 00:08:26,306 えっ? へっ? 108 00:08:26,306 --> 00:08:28,308 (鳴き声) 109 00:08:28,308 --> 00:08:31,311 お~ 大家族だね。 110 00:08:31,311 --> 00:08:34,481 あっ あっ あっ あっ… ああ…。 (鳴き声) 111 00:08:34,481 --> 00:08:36,483 キャー!! 112 00:08:36,483 --> 00:08:40,487 ああ… ハッ… あっ…。 おっと。 113 00:08:40,487 --> 00:08:43,656 (鳴き声) 114 00:08:43,656 --> 00:08:47,327 はらほろひれはれ…。 (おびえる声) 115 00:08:47,327 --> 00:08:50,830 さて 部屋の掃除を…。 無理! 116 00:08:50,830 --> 00:08:54,167 ほこりも くもの巣も ぼろっちいのも我慢するけど➡ 117 00:08:54,167 --> 00:08:56,336 ねずみだけは 無理! 118 00:08:56,336 --> 00:08:59,506 いや しかし…。 無理! 119 00:08:59,506 --> 00:09:02,776 他に 部屋は…。 無理! 120 00:09:02,776 --> 00:09:05,945 ブリジット教授が せっかく 用意してくれたんだ。 121 00:09:05,945 --> 00:09:08,782 無理 無理 無理 無理 無理 無理 無理 無理! 無理! 122 00:09:08,782 --> 00:09:10,950 フッ… しかたない。 123 00:09:10,950 --> 00:09:13,787 別のとこ 探してくれるのね! 124 00:09:13,787 --> 00:09:16,289 ねずみの穴は 俺が塞ぐから➡ 125 00:09:16,289 --> 00:09:18,458 ロマンティカは 掃除を よろしく。 126 00:09:18,458 --> 00:09:21,961 任せて! 掃除は 得意なの。 127 00:09:21,961 --> 00:09:24,964 って 違う! 私の話 聞いてた? 128 00:09:24,964 --> 00:09:29,302 ねえ! ねえってば~! ハハハハハ… ハハッ ハハハハハ。 129 00:09:29,302 --> 00:09:31,638 うぅ~! ロマンティカ。 何よ? 130 00:09:31,638 --> 00:09:34,307 俺は ここ 使うつもりだから。 131 00:09:34,307 --> 00:09:36,810 えっ? 132 00:09:36,810 --> 00:09:39,512 うっ うっ うっ… あじゃぱ~。 133 00:09:41,815 --> 00:09:43,817 ほえ? 134 00:09:43,817 --> 00:09:47,153 あっ ここは…。 んっ? 135 00:09:47,153 --> 00:09:50,056 あの… あっ! 136 00:09:55,495 --> 00:09:57,997 気が付いたか。 よかった。 137 00:09:57,997 --> 00:10:00,500 ちょうど 起こしに行こうと思ってたんだ。 138 00:10:00,500 --> 00:10:03,169 うわ~! ああ… すいません! 139 00:10:03,169 --> 00:10:05,505 デジールさん けがしてるのに。 140 00:10:05,505 --> 00:10:09,509 気にしなくていいってば。 気にしますよ! 141 00:10:09,509 --> 00:10:14,013 何から何まで 本当に…。 いいから いいから。 142 00:10:14,013 --> 00:10:18,351 さてと プラムも起きたことだし そろそろ 行こうか。 143 00:10:18,351 --> 00:10:21,354 そうね。 144 00:10:21,354 --> 00:10:24,357 早く戻って シャワー 浴びに…。 145 00:10:24,357 --> 00:10:28,027 訓練しに。 ちょっと!? 146 00:10:28,027 --> 00:10:30,864 シングルランカーになるためだ。 147 00:10:30,864 --> 00:10:34,701 あっ… んっ…。 148 00:10:34,701 --> 00:10:37,704 ⦅彼のパーティに入りたい? 149 00:10:41,708 --> 00:10:46,713 《アルファクラスには 普通に考えて 私より強い人ばっか。 150 00:10:46,713 --> 00:10:51,217 私なんかが シングルランカーになれるわけ…》 151 00:10:51,217 --> 00:10:54,053 んっ…。 152 00:10:54,053 --> 00:10:56,389 うっ! 何よ? 153 00:10:56,389 --> 00:10:59,058 俺の秘密を暴くんだろ? 154 00:10:59,058 --> 00:11:00,994 どうする? ロマンティカ。 155 00:11:00,994 --> 00:11:04,998 くっ… あんた ほんと 腹立つわ。 156 00:11:04,998 --> 00:11:09,502 んっ… 入ります! わかったわ。 157 00:11:09,502 --> 00:11:11,504 あっ…。 158 00:11:11,504 --> 00:11:14,507 デジールさんと一緒にいられるので 加入します! 159 00:11:14,507 --> 00:11:17,010 そう。 (せきばらい) 160 00:11:17,010 --> 00:11:20,813 パーティの設立を認めます⦆ 161 00:11:22,849 --> 00:11:26,352 やっぱり 入るんじゃなかった。 162 00:11:26,352 --> 00:11:29,188 ハァ…。 163 00:11:29,188 --> 00:11:32,358 いいわよ! やればいいんでしょ! やれば! 164 00:11:32,358 --> 00:11:35,862 ほら 行くわよ。 165 00:11:35,862 --> 00:11:38,364 ロマンティカ。 166 00:11:38,364 --> 00:11:40,867 何よ? 167 00:11:40,867 --> 00:11:44,037 訓練室 こっち。 168 00:11:44,037 --> 00:11:46,039 んっ? うっ… ぐっ…。 169 00:11:50,877 --> 00:11:54,547 ロマンティカには 魔法の精度を高めてもらう。 170 00:11:54,547 --> 00:11:57,550 それなら 自信あるんだけど。 171 00:11:57,550 --> 00:11:59,552 んっ…。 172 00:12:04,157 --> 00:12:06,659 この数を 一度に使えるのよ。 173 00:12:06,659 --> 00:12:08,661 撃ってみて。 174 00:12:08,661 --> 00:12:12,332 見てなさい。 175 00:12:12,332 --> 00:12:14,534 ウィンド・ストライク! 176 00:12:18,504 --> 00:12:20,506 ほう…。 どう? 177 00:12:20,506 --> 00:12:23,676 うん。 全部 真ん中に当てようか。 178 00:12:23,676 --> 00:12:26,679 えっ! そんなの できるわけ…。 179 00:12:26,679 --> 00:12:30,850 できなきゃ アルファには 通用しない。 うっ…。 180 00:12:30,850 --> 00:12:34,354 《お前なら 絶対 できるさ》 181 00:12:34,354 --> 00:12:48,868 ♬~ 182 00:12:48,868 --> 00:12:52,171 《デジール:あのころの お前が それを証明している》 183 00:12:54,207 --> 00:12:57,210 まあ 自信がないなら しかたない。 184 00:12:57,210 --> 00:13:00,146 卒業するまで ここの掃除を頼むよ。 185 00:13:00,146 --> 00:13:03,149 うっ…。 フフッ。 うぅ~…。 186 00:13:03,149 --> 00:13:05,151 その笑顔! 187 00:13:05,151 --> 00:13:10,990 う~ん もう! どうすればいいっていうの~!? 188 00:13:10,990 --> 00:13:13,993 何これ? 189 00:13:13,993 --> 00:13:18,331 そのボールを あの円に移すんだ。 190 00:13:18,331 --> 00:13:21,000 あっ… んっ…。 191 00:13:21,000 --> 00:13:23,336 投げるのは なし。 えっ? 192 00:13:23,336 --> 00:13:25,838 魔法使いだろ? アハッ…。 193 00:13:25,838 --> 00:13:28,841 魔力で 周囲の気流だけを操って➡ 194 00:13:28,841 --> 00:13:32,512 そのボールを移動させるんだ。 えっ? 195 00:13:32,512 --> 00:13:34,514 う~ん…。 196 00:13:36,849 --> 00:13:38,851 んっ…。 197 00:13:38,851 --> 00:13:43,189 風の魔法は 得意だろ? えっ? 当然でしょ! 198 00:13:43,189 --> 00:13:45,358 基本は 同じだ。 199 00:13:45,358 --> 00:13:47,860 いつも やっているように やればいい。 200 00:13:47,860 --> 00:13:52,065 いつもの感じ…。 風を思い描くんだ。 201 00:13:54,367 --> 00:13:56,369 うん! 202 00:14:03,309 --> 00:14:07,814 《暖かく… 冷たく…。 203 00:14:07,814 --> 00:14:10,016 すがすがしく…》 204 00:14:11,984 --> 00:14:15,321 《荒々しく…。 205 00:14:15,321 --> 00:14:18,324 何よりも… 自由!》 206 00:14:20,326 --> 00:14:22,328 《行け!》 207 00:14:29,001 --> 00:14:32,672 あっ… フッ。 208 00:14:32,672 --> 00:14:37,343 《さすがだ。 1回で コツをつかむなんて》 209 00:14:37,343 --> 00:14:40,847 今の感じを忘れないうちに 練習を続けてくれ。 210 00:14:40,847 --> 00:14:42,849 うん! 211 00:14:42,849 --> 00:14:44,851 《ヘヘッ 褒められた!》 212 00:14:46,853 --> 00:14:49,355 それじゃあ プラム。 はい! 213 00:14:49,355 --> 00:14:53,359 何をすればいいですか? 剣術ですか? 214 00:14:53,359 --> 00:14:55,862 デジールさんが 教えてくれるんですよね? 215 00:14:55,862 --> 00:14:59,031 ねっ? えっと その…。 フフッ… フフフフ。 216 00:14:59,031 --> 00:15:02,802 俺が プラムに教えられることは 何もない。 217 00:15:02,802 --> 00:15:05,138 え~! 218 00:15:05,138 --> 00:15:07,974 どうしてですか? 219 00:15:07,974 --> 00:15:10,810 プラムは もう 剣士として 出来上がっている。 220 00:15:10,810 --> 00:15:14,480 今のままでも 十分 昇級戦で勝てるはずだ。 221 00:15:14,480 --> 00:15:18,484 そんなはず… ありません。 222 00:15:21,320 --> 00:15:23,322 あっ…。 223 00:15:23,322 --> 00:15:28,161 《もちろん プラムが 本来の力を発揮すればの話だ。 224 00:15:28,161 --> 00:15:33,833 細剣1本で 敵を引き裂いていった あの剣さばき…。 225 00:15:33,833 --> 00:15:37,670 忘れられるものではない》 226 00:15:37,670 --> 00:15:42,008 プラム 1つ 聞いていいか? はい。 227 00:15:42,008 --> 00:15:45,011 (デジール)なぜ 大剣を選んだ? あっ…。 228 00:15:45,011 --> 00:15:50,016 (デジール)先日 アルファの剣士と戦っていたとき…。 229 00:15:50,016 --> 00:15:52,618 あれは 君本来の動きではないはずだ。 230 00:15:55,021 --> 00:15:57,523 君が持つべきは もっと軽い➡ 231 00:15:57,523 --> 00:16:01,627 その素早さを生かせる武器… 細剣だ。 232 00:16:01,627 --> 00:16:04,463 違うか? ハッ! 233 00:16:04,463 --> 00:16:06,966 どうだ? 234 00:16:06,966 --> 00:16:11,471 お話ししないと… いけませんか? 235 00:16:11,471 --> 00:16:14,807 (デジール)パーティの戦力に関わる問題だ。 236 00:16:14,807 --> 00:16:17,009 ぜひ 知りたい。 237 00:16:19,479 --> 00:16:21,481 (プラム)でしたら…。 あっ…。 238 00:16:21,481 --> 00:16:24,584 一緒に来ていただけますか? 239 00:16:29,489 --> 00:16:34,327 あの… ロマンティカさんの特訓は? ああ。 240 00:16:34,327 --> 00:16:37,830 ⦅やばい! 何これ? おもしろ~い! 241 00:16:37,830 --> 00:16:42,168 私ってば すごくない!? オホホ! オホホホホ!⦆ 242 00:16:42,168 --> 00:16:45,338 邪魔するのも 悪いからね。 243 00:16:45,338 --> 00:16:47,673 なに 大丈夫さ。 244 00:16:47,673 --> 00:16:50,676 フッ…。 んっ? 245 00:16:50,676 --> 00:16:53,846 信頼してるんですね。 246 00:16:53,846 --> 00:16:57,516 ああ。 プラムと同じくらいな。 247 00:16:57,516 --> 00:16:59,685 えっ! 248 00:16:59,685 --> 00:17:01,621 あっ…。 249 00:17:01,621 --> 00:17:03,623 んっ…。 250 00:17:11,297 --> 00:17:13,299 ここです。 251 00:17:19,972 --> 00:17:23,142 僕は 父の顔を知りません。 あっ…。 252 00:17:23,142 --> 00:17:27,980 母は 平民で 父は 貴族でした。 253 00:17:27,980 --> 00:17:31,651 僕は 私生児なんです。 254 00:17:31,651 --> 00:17:34,654 そんな父が 唯一 残してくれた物が➡ 255 00:17:34,654 --> 00:17:36,656 これなんです。 256 00:17:36,656 --> 00:17:38,824 《間違いない。 257 00:17:38,824 --> 00:17:43,663 あのころ プラムが使っていた物だ》 258 00:17:43,663 --> 00:17:47,333 見せてもらっても? 259 00:17:47,333 --> 00:17:50,503 どうぞ。 260 00:17:50,503 --> 00:17:52,505 軽い…。 261 00:17:52,505 --> 00:17:57,677 その剣のことを知ったのは 6つのころでした。 262 00:17:57,677 --> 00:17:59,946 父が残してくれたと知って➡ 263 00:17:59,946 --> 00:18:03,449 僕は 剣の道に進み始めたんです。 264 00:18:05,451 --> 00:18:08,621 ⦅うっ! ハッ! うっ!⦆ 265 00:18:08,621 --> 00:18:11,624 (プラム)いつか 父に会えたとき➡ 266 00:18:11,624 --> 00:18:15,795 この剣を扱える 立派な息子に なっていようと思って。 267 00:18:15,795 --> 00:18:18,631 でも…。 268 00:18:18,631 --> 00:18:20,800 ⦅プラム…。 269 00:18:20,800 --> 00:18:25,137 絶対に お父さんを 訪ねてはいけませんよ。 270 00:18:25,137 --> 00:18:29,642 あのお方と私たちは 住む世界が違うの。 271 00:18:31,811 --> 00:18:36,148 はい… お母さん。 272 00:18:36,148 --> 00:18:41,988 そんな顔をしないで。 大好きよ プラム。 273 00:18:41,988 --> 00:18:45,658 うっ! うぅっ…。 274 00:18:45,658 --> 00:18:50,162 僕も大好きだよ お母さん⦆ 275 00:18:53,666 --> 00:18:58,337 母は 最期まで 父の名前を 教えてくれませんでした。 276 00:18:58,337 --> 00:19:01,107 《デジール:貴族にとって➡ 277 00:19:01,107 --> 00:19:04,944 平民との間の子どもは 不名誉でしかない。 278 00:19:04,944 --> 00:19:08,948 もし 父親の元を訪れていれば➡ 279 00:19:08,948 --> 00:19:11,450 プラムは ここにいないだろう。 280 00:19:11,450 --> 00:19:15,454 だから 明かさなかったんだ》 281 00:19:15,454 --> 00:19:20,626 僕は 父が誰なのか 知りたかった。 282 00:19:20,626 --> 00:19:25,631 ヘブリオン学園に入学したのは 父を捜すためなんです。 283 00:19:25,631 --> 00:19:29,635 ここなら いろんな国から 貴族が集まるから➡ 284 00:19:29,635 --> 00:19:32,638 父のことも わかるかもしれないと思って。 285 00:19:32,638 --> 00:19:37,643 ですが… 街で これを鑑定してもらったんです。 286 00:19:37,643 --> 00:19:41,480 手がかりが つかめるかもしれない と思ったから。 287 00:19:41,480 --> 00:19:44,650 そしたら…。 288 00:19:44,650 --> 00:19:48,154 これ 剣としての価値は ほとんどなくて…。 289 00:19:48,154 --> 00:19:50,156 くっ…。 あっ! 290 00:19:50,156 --> 00:19:53,993 とても 貴族が使うような 代物じゃなかったんです! 291 00:19:53,993 --> 00:19:58,664 ひどいですよね? 母を愛してると思ったのに…。 292 00:19:58,664 --> 00:20:03,502 だから これを 残してくれたと思ったのに! 293 00:20:03,502 --> 00:20:06,505 なのに…。 294 00:20:06,505 --> 00:20:08,507 こんな物! 295 00:20:12,845 --> 00:20:14,847 プラム…。 296 00:20:16,849 --> 00:20:19,852 二度と あの剣は 使いません。 297 00:20:19,852 --> 00:20:23,055 使いたく… ないんです。 298 00:20:32,198 --> 00:20:35,367 うっ! えいっ! 299 00:20:35,367 --> 00:20:39,371 (ロマンティカ)ハッ! 剣か…。 せい! 300 00:20:39,371 --> 00:20:44,376 はぁ~… ていっ! 301 00:20:44,376 --> 00:20:47,546 ハァハァ… どうよ? 302 00:20:47,546 --> 00:20:51,050 たった3日で 完全に コントロールできるようになったわ! 303 00:20:51,050 --> 00:20:56,055 すごい すごい! でも 円から出たから だめ~。 304 00:20:56,055 --> 00:20:58,891 あっ…。 んっ? 305 00:20:58,891 --> 00:21:02,495 うぅ~! (足音) 306 00:21:02,495 --> 00:21:04,663 何よ? 307 00:21:04,663 --> 00:21:06,665 えっ!? えっ? えっ? 308 00:21:06,665 --> 00:21:09,001 なっ なっ なっ なっ…。 309 00:21:09,001 --> 00:21:11,604 ななななな… なんなのよ!? 310 00:21:15,841 --> 00:21:18,677 あっ… あっ! なっ なっ なっ…。 311 00:21:18,677 --> 00:21:21,347 なっ… なんなのよ~! 312 00:21:21,347 --> 00:21:23,849 プラム! んっ? 313 00:21:23,849 --> 00:21:26,352 もう一度 あの剣を見せてくれないか? 314 00:21:26,352 --> 00:21:30,689 (プラム)ハァ… もういいんです。 あの剣のことは。 315 00:21:30,689 --> 00:21:35,027 すまない。 だが 確かめたいことがあるんだ。 316 00:21:35,027 --> 00:21:38,197 すみませんが お見せできません。 317 00:21:38,197 --> 00:21:42,034 少しでいい。 頼む。 318 00:21:42,034 --> 00:21:44,370 できないんです。 えっ? 319 00:21:44,370 --> 00:21:47,706 もう 売っちゃいましたから。 320 00:21:47,706 --> 00:21:50,109 あっ…。 321 00:23:22,334 --> 00:23:32,344 ♬~ 322 00:23:32,344 --> 00:23:44,056 ♬~