1 00:00:09,042 --> 00:00:12,713 ぐううあああぁぁ…! 2 00:00:12,713 --> 00:00:14,715 マジ!? (伊之助)あっ! 3 00:00:14,715 --> 00:00:20,053 ああああぁぁ…! 4 00:00:20,053 --> 00:00:24,057 うがあああぁぁ…!! 5 00:00:24,057 --> 00:00:29,062 ハァハァハァ…。 6 00:00:29,062 --> 00:00:33,066 い… いったぁ! 炭治郎 いったぁ! 7 00:00:33,066 --> 00:00:36,069 (伊之助)くっそ~ 負けたぜ! 8 00:00:36,069 --> 00:00:38,071 くっ…。 9 00:00:38,071 --> 00:00:40,073 《ま… まだだ…》 10 00:00:40,073 --> 00:00:45,078 《一瞬でも気を抜くと 脱力して押し負ける》 11 00:00:45,078 --> 00:00:49,082 《一秒でも長く 岩を押し続けるんだ》 12 00:00:49,082 --> 00:00:54,087 《腕だけじゃない… 足腰だ。 足腰で押す!》 13 00:00:54,087 --> 00:00:59,092 《上半身より下半身の方が 筋肉量も多い!》 14 00:00:59,092 --> 00:01:04,031 くっ… ぐぅあああぁ…! 15 00:01:04,031 --> 00:01:07,034 ぬ… ぬおおお…! 16 00:01:07,034 --> 00:01:09,036 天ぷら! 天ぷら!➡ 17 00:01:09,036 --> 00:01:12,039 猪突猛進!➡ 18 00:01:12,039 --> 00:01:16,043 ぬおおおおぉ…。➡ 19 00:01:16,043 --> 00:01:20,047 うがあああぁ…! 20 00:01:20,047 --> 00:01:26,053 《ああ… 伊之助も 岩動いちゃった… 最悪!》 21 00:01:26,053 --> 00:01:30,057 《あと 俺だけじゃん! 最悪!》 22 00:01:30,057 --> 00:01:33,060 (チュン太郎)チュン チュン! チュン チュンチュン! 23 00:01:33,060 --> 00:01:35,062 チュン太郎? (チュン太郎)チュンチュンチュン。 24 00:01:35,062 --> 00:01:38,065 何だ? お前。 俺 まだ 岩動いてないから➡ 25 00:01:38,065 --> 00:01:43,737 次の稽古には進めないからな。 あんまりせかすなよ…。 26 00:01:43,737 --> 00:01:46,073 チュンッ! (善逸)痛いっ! 何!? 27 00:01:46,073 --> 00:01:48,075 チュン! チュン! 28 00:01:48,075 --> 00:01:53,080 えっ… 何? 手紙? 29 00:01:53,080 --> 00:02:03,056 ♬~ 30 00:03:29,003 --> 00:03:33,007 くっ… はあっ…。 31 00:03:33,007 --> 00:03:38,012 うっ… ぐうっ… あっ…。 32 00:03:38,012 --> 00:03:40,014 ぐっ… あっ…。 33 00:03:40,014 --> 00:03:46,020 ハァハァハァ…。 34 00:03:46,020 --> 00:03:49,023 うぅ…。 35 00:03:49,023 --> 00:03:54,028 一町… 動かせた…。 36 00:03:54,028 --> 00:04:00,034 これで… 悲鳴嶼さんの… 訓練は…。 37 00:04:00,034 --> 00:04:05,039 終わり… だっ…。 38 00:04:05,039 --> 00:04:08,042 《あれ? あら…》 39 00:04:08,042 --> 00:04:12,046 《だ… 脱水症状だ!》 40 00:04:12,046 --> 00:04:19,053 《急激に滝のように汗をかいて 水を飲んでなかったから…》 41 00:04:19,053 --> 00:04:21,989 《ぜ… 善逸…》 42 00:04:21,989 --> 00:04:23,991 《伊之助…》 43 00:04:23,991 --> 00:04:26,994 《村田さん…》 44 00:04:26,994 --> 00:04:30,998 《ここで死にそう… だ…》 45 00:04:30,998 --> 00:04:35,002 《誰か…》 (水をかける音) 46 00:04:35,002 --> 00:04:37,004 あっ。 47 00:04:37,004 --> 00:04:41,008 《悲鳴嶼さん… 助かった…》 48 00:04:41,008 --> 00:04:44,011 南無阿弥陀仏。 49 00:04:44,011 --> 00:04:49,016 南無阿弥陀仏。 南無阿弥陀仏。 50 00:04:49,016 --> 00:04:51,018 えっ 俺 死んじゃった!? 51 00:04:51,018 --> 00:04:54,021 うあっ… 生きてる! 52 00:04:54,021 --> 00:04:56,690 あ… ありがとうございます。 53 00:04:56,690 --> 00:04:59,026 あばばば…。 54 00:04:59,026 --> 00:05:03,030 岩の訓練も達成した。 55 00:05:03,030 --> 00:05:07,034 それに加えて 里での正しき行動。 56 00:05:07,034 --> 00:05:11,038 私は 君を認める。 (水をかける音) 57 00:05:11,038 --> 00:05:13,040 あばば… さ… 里? 58 00:05:13,040 --> 00:05:15,042 水… もう…。 59 00:05:15,042 --> 00:05:17,011 もう大丈夫です…。 60 00:05:19,046 --> 00:05:21,982 君は 刀鍛冶の里で➡ 61 00:05:21,982 --> 00:05:26,987 鬼の妹の命より 里の人間の命を優先した。 62 00:05:26,987 --> 00:05:29,990 あ… それは…。 63 00:05:29,990 --> 00:05:35,996 恥じることはない。 君は剣士の鑑だ。 64 00:05:35,996 --> 00:05:39,967 自分の正しき行動を誇るといい。 65 00:05:42,670 --> 00:05:45,005 いいえ 違います。 66 00:05:45,005 --> 00:05:49,009 決断したのは禰豆子であって 俺ではありません。 67 00:05:49,009 --> 00:05:55,015 俺は決断ができず 危うく 里の人が死ぬところでした。 68 00:05:55,015 --> 00:05:57,985 認められては困ります。 69 00:06:02,022 --> 00:06:06,994 (足音) 70 00:06:09,029 --> 00:06:13,033 《子供というのは 純粋無垢で弱く➡ 71 00:06:13,033 --> 00:06:18,038 すぐ 嘘をつき 残酷なことを平気でする》 72 00:06:18,038 --> 00:06:21,976 《我欲の塊だ》 73 00:06:21,976 --> 00:06:27,982 《しかし やはり この子供は違う》 74 00:06:27,982 --> 00:06:29,084 いつも どんなときも➡ 75 00:06:29,084 --> 00:06:32,987 間違いのない道を進みたいと 思っていますが➡ 76 00:06:32,987 --> 00:06:35,990 先のことは分かりません。 77 00:06:35,990 --> 00:06:37,992 いつだって 誰かが助けてくれて➡ 78 00:06:37,992 --> 00:06:41,996 俺は結果 間違わずに 済んでいるだけです。 79 00:06:41,996 --> 00:06:45,966 あのときも 本当に危なかったんだ。 80 00:06:50,004 --> 00:06:53,974 だから 俺のことを 簡単に認めないでください! 81 00:06:57,011 --> 00:06:59,013 水 ありがとうございます。 82 00:06:59,013 --> 00:07:02,016 訓練も 今日まで ありがとうございました。 83 00:07:02,016 --> 00:07:05,019 勉強になりました。 84 00:07:05,019 --> 00:07:07,688 疑いは晴れた。 85 00:07:07,688 --> 00:07:12,026 誰が何と言おうと 私は君を認める。 86 00:07:12,026 --> 00:07:15,029 竈門 炭治郎。 87 00:07:15,029 --> 00:07:18,032 えっ… わ… 分からない…。 88 00:07:18,032 --> 00:07:20,034 どうしてですか? 89 00:07:20,034 --> 00:07:23,971 私は昔 寺で➡ 90 00:07:23,971 --> 00:07:27,941 身寄りのない子供たちを 育てていた。 91 00:07:29,977 --> 00:07:31,979 (子供)和典 遅えぞ。 92 00:07:31,979 --> 00:07:35,983 (子供)悪い。 ションベンしたくなってさ。 93 00:07:35,983 --> 00:07:39,987 (子供)先生。 今日は ごちそうですね。 94 00:07:39,987 --> 00:07:44,992 ああ。 干物の行商人と出会ってね。 95 00:07:44,992 --> 00:07:48,996 売れ残りを タダ同然で譲ってくれたんだ。➡ 96 00:07:48,996 --> 00:07:51,999 親切な人に感謝しよう。➡ 97 00:07:51,999 --> 00:07:57,004 それから 炊事当番の 良太郎と麻美にも感謝だ。 98 00:07:57,004 --> 00:08:00,007 (子供)感謝しろよ! (子供)こら 良太郎! 99 00:08:00,007 --> 00:08:04,011 (子供たち)アハハハ…。 100 00:08:04,011 --> 00:08:05,979 沙代? 101 00:08:09,016 --> 00:08:11,018 どうしたんだ? 102 00:08:11,018 --> 00:08:14,021 沙代のお魚 先生にあげる。➡ 103 00:08:14,021 --> 00:08:20,027 先生 ガリガリだもん。 もっと食べて。 104 00:08:20,027 --> 00:08:25,032 ハハハハ… そうか。 なんて優しい子だ。 105 00:08:25,032 --> 00:08:30,037 心配はうれしいが 私は厳しい修行の身故➡ 106 00:08:30,037 --> 00:08:32,039 空腹でも平気だ。 107 00:08:32,039 --> 00:08:35,042 これは 沙代が しっかり食べなさい。 108 00:08:35,042 --> 00:08:38,045 うん! 109 00:08:38,045 --> 00:08:41,048 これでも 力じゃ お前たちには負けんぞ。 110 00:08:41,048 --> 00:08:43,050 じゃあ 俺がもらう! 111 00:08:43,050 --> 00:08:47,054 (子供)駄目! 先生にしかあげないの! 112 00:08:47,054 --> 00:08:49,056 (子供たち)ハハハハ…。 113 00:08:49,056 --> 00:08:52,059 (子供たちの話し声) 114 00:08:52,059 --> 00:08:54,061 (手を合わせる音) 115 00:08:54,061 --> 00:08:56,063 (手を合わせる音) 116 00:08:56,063 --> 00:09:00,067 いただきます。 (子供たち)いただきます。 117 00:09:00,067 --> 00:09:04,071 (悲鳴嶼)皆 血のつながりこそ なかったが➡ 118 00:09:04,071 --> 00:09:12,079 仲むつまじく お互いに助け合い 家族のように暮らしていた。➡ 119 00:09:12,079 --> 00:09:17,051 私は ずっと そのようにして 生きていくつもりだった。 120 00:09:19,086 --> 00:09:23,023 (悲鳴嶼)ところが ある夜…。 121 00:09:23,023 --> 00:09:26,994 (子供)ハァハァハァ… うおっ! うわああー! 122 00:09:31,031 --> 00:09:33,033 (悲鳴嶼)言い付けを守らず➡ 123 00:09:33,033 --> 00:09:37,037 日が暮れても 寺に戻らなかった子供が➡ 124 00:09:37,037 --> 00:09:42,042 鬼と遭遇し 自分が助かるために➡ 125 00:09:42,042 --> 00:09:48,015 寺にいた私と8人の子供たちを 鬼に喰わせると言ったのだ。 126 00:09:50,050 --> 00:09:54,021 (子供たち) おやすみ。 おやすみなさい。 127 00:10:00,060 --> 00:10:03,063 (悲鳴嶼) 私の住んでいた地域では➡ 128 00:10:03,063 --> 00:10:07,067 鬼の脅威の伝承が 根強く残っており➡ 129 00:10:07,067 --> 00:10:12,039 夜は必ず 藤の花の香炉をたいていた。 130 00:10:14,074 --> 00:10:20,080 (悲鳴嶼)その子供は 香炉の火を消して 始末し➡ 131 00:10:20,080 --> 00:10:24,051 寺の中へ 鬼を招き入れた。 132 00:10:33,026 --> 00:10:36,029 んっ…。 133 00:10:36,029 --> 00:10:39,032 誰ですか? 134 00:10:39,032 --> 00:10:42,035 (斬撃音) 135 00:10:42,035 --> 00:10:45,038 (悲鳴嶼)すぐに4人殺された。➡ 136 00:10:45,038 --> 00:10:49,042 残った4人を 何とか守ろうとしたが➡ 137 00:10:49,042 --> 00:10:55,048 3人の子供たちは 私の言うことを聞かなかった。 138 00:10:55,048 --> 00:10:57,050 (斬撃音) 139 00:10:57,050 --> 00:11:02,055 (子供)くっ… く… ぐあ…。 140 00:11:02,055 --> 00:11:10,063 (悲鳴嶼)私を当てにせず 逃げ 喉をかき切られて死んだ。 141 00:11:10,063 --> 00:11:18,071 当時の私は食べる物も少なく 痩せ細っており 気も弱かった。 142 00:11:18,071 --> 00:11:22,009 大きな声を出したこともなかった。 143 00:11:22,009 --> 00:11:26,013 さらには 目も見えぬような大人は➡ 144 00:11:26,013 --> 00:11:31,018 何の役にも立たないという あの子たちなりの判断だろう。 145 00:11:31,018 --> 00:11:35,022 《悲鳴嶼さん 目が!?》 146 00:11:35,022 --> 00:11:38,025 (悲鳴嶼)私の言うことを 聞いてくれたのは➡ 147 00:11:38,025 --> 00:11:42,029 一番年下の沙代だけだった。➡ 148 00:11:42,029 --> 00:11:47,000 沙代だけが 私の後ろに隠れた。 149 00:11:49,036 --> 00:11:53,040 (悲鳴嶼)私は 何としても➡ 150 00:11:53,040 --> 00:11:57,044 沙代だけは守らねばと思い 戦った。 151 00:11:57,044 --> 00:12:00,047 うぅおおおおー!!➡ 152 00:12:00,047 --> 00:12:02,049 うっ! ぐっ!➡ 153 00:12:02,049 --> 00:12:04,017 ぐぐぐ…。 154 00:12:06,053 --> 00:12:08,055 ううっ…。 155 00:12:08,055 --> 00:12:10,057 (鬼)うあああ! (悲鳴嶼)ぐああ… ううっ! 156 00:12:10,057 --> 00:12:13,060 うああああー! (殴る音) 157 00:12:13,060 --> 00:12:16,063 (悲鳴嶼)ぐあっ! うああ! (殴る音) 158 00:12:16,063 --> 00:12:19,066 (悲鳴嶼)てやあーっ! くっ! (殴る音) 159 00:12:19,066 --> 00:12:22,002 (悲鳴嶼の叫び声) (殴る音) 160 00:12:22,002 --> 00:12:28,008 (悲鳴嶼)くっ… うっ… ぐっ…! (殴る音) 161 00:12:28,008 --> 00:12:30,677 (子供の泣き声) 162 00:12:30,677 --> 00:12:36,016 (悲鳴嶼)生き物を殴る感触は 地獄のようだった。➡ 163 00:12:36,016 --> 00:12:41,021 あの気色悪さを 私は一生忘れない。➡ 164 00:12:41,021 --> 00:12:47,027 生まれて初めて 全身の力を込め 振るった拳は➡ 165 00:12:47,027 --> 00:12:51,031 自分でも恐ろしい威力だった。➡ 166 00:12:51,031 --> 00:12:55,035 鬼に襲われなければ 死ぬまで 私は➡ 167 00:12:55,035 --> 00:12:59,039 自分が強いということを 知らなかった。➡ 168 00:12:59,039 --> 00:13:06,046 私は夜が明けるまで 鬼の頭を殴り つぶし続けた。➡ 169 00:13:06,046 --> 00:13:14,054 私は あの夜 山ほどのものを失い 傷つき➡ 170 00:13:14,054 --> 00:13:17,057 命をかけて 沙代を守ったが➡ 171 00:13:17,057 --> 00:13:22,996 駆け付けてきた者たちに あの子は こう言った。➡ 172 00:13:22,996 --> 00:13:31,004 「あの人は化け物。 みんな あの人が… みんな殺した」 173 00:13:31,004 --> 00:13:33,006 そんな…。 174 00:13:33,006 --> 00:13:37,010 恐ろしい目に遭い 混乱したのだろう。 175 00:13:37,010 --> 00:13:41,014 まだ4つの子供だ。 無理もないこと。 176 00:13:41,014 --> 00:13:45,018 子供は そういう生き物だ。➡ 177 00:13:45,018 --> 00:13:49,022 しかし 私は それでも➡ 178 00:13:49,022 --> 00:13:53,026 沙代にだけは ねぎらってほしかった。➡ 179 00:13:53,026 --> 00:14:01,034 「私のために戦ってくれて ありがとう」と言ってほしかった。 180 00:14:01,034 --> 00:14:06,039 (悲鳴嶼)その一言があれば 私は救われた。➡ 181 00:14:06,039 --> 00:14:12,045 しかし 子供は いつも 自分のことで手いっぱいだ。➡ 182 00:14:12,045 --> 00:14:15,048 鬼のしかばねは ちりとなって消え➡ 183 00:14:15,048 --> 00:14:20,053 子供たちの亡きがらだけが 残った。➡ 184 00:14:20,053 --> 00:14:24,991 私は殺人の罪で投獄された。 185 00:14:24,991 --> 00:14:30,997 お館様が助けてくださらねば 私は処刑されていた。 186 00:14:30,997 --> 00:14:36,002 それから私は 本当に うたぐり深くなったように思う。 187 00:14:36,002 --> 00:14:40,006 君のことも もちろん疑っていた。 188 00:14:40,006 --> 00:14:43,009 普段 どれほど 善良な人間であっても➡ 189 00:14:43,009 --> 00:14:47,013 土壇場で 本性が出る。 190 00:14:47,013 --> 00:14:53,019 しかし 君は逃げず 目をそらさず 嘘をつかず➡ 191 00:14:53,019 --> 00:14:56,022 素直で ひたむきだった。 192 00:14:56,022 --> 00:14:58,024 簡単なことのようだが➡ 193 00:14:58,024 --> 00:15:03,029 どんな状況でも そうあれる者は少ない。 194 00:15:03,029 --> 00:15:06,032 君は 特別な子供。 195 00:15:06,032 --> 00:15:12,038 大勢の人間を 心の目で見てきた 私が言うのだから➡ 196 00:15:12,038 --> 00:15:15,008 これは絶対だ。 197 00:15:20,981 --> 00:15:24,985 未来に不安があるのは 誰しも同じ。 198 00:15:24,985 --> 00:15:31,958 君が道を間違えぬよう これからは私も手助けしよう。 199 00:15:34,995 --> 00:15:36,997 ううっ…。 200 00:15:36,997 --> 00:15:42,002 頑張ります…。 ありがとうございます…。 201 00:15:42,002 --> 00:15:43,970 (泣き声) 202 00:15:48,008 --> 00:15:49,976 ヘヘヘ…。 203 00:16:00,020 --> 00:16:05,025 私の訓練は完了した。 204 00:16:05,025 --> 00:16:06,993 よくやり遂げたな。 205 00:16:22,976 --> 00:16:27,247 (玄弥)悲鳴嶼さんも 何だかんだでいい人だからな。 206 00:16:29,316 --> 00:16:32,986 才能ないから 俺のこと 継子にしないって言ってたけど➡ 207 00:16:32,986 --> 00:16:37,991 俺が鬼喰いしてるの察して 弟子にしてくれたし。 208 00:16:37,991 --> 00:16:43,997 体の状態を診てもらえって 胡蝶さん紹介してくれて。 209 00:16:43,997 --> 00:16:45,999 ああ そうだったのか。 210 00:16:45,999 --> 00:16:49,002 胡蝶さんには めちゃくちゃ嫌な顔されたよ。 211 00:16:49,002 --> 00:16:50,971 会うたび説教でさ。 212 00:16:54,007 --> 00:16:57,010 伊之助! それは善逸の分だから駄目だよ。 213 00:16:57,010 --> 00:17:01,014 はぁ!? 来ねえってことは いらねえんだろうがよ。 214 00:17:01,014 --> 00:17:05,018 あの野郎 きっと 腹でも下してんだろうぜ。 215 00:17:05,018 --> 00:17:10,023 いや どっちかっていうと おなかすかせてるんじゃないかな。 216 00:17:10,023 --> 00:17:12,025 (伊之助)あ~! ったく➡ 217 00:17:12,025 --> 00:17:15,028 他人のことばかり 気にするやつだぜ。 218 00:17:15,028 --> 00:17:17,030 (玄弥)お前も わりと頭固そうだから➡ 219 00:17:17,030 --> 00:17:20,033 色々言われると思ってた。 220 00:17:20,033 --> 00:17:23,036 でも結局 ごちゃごちゃ言わなかったな。 221 00:17:23,036 --> 00:17:25,038 いやぁ 呼吸使えなかったら➡ 222 00:17:25,038 --> 00:17:28,041 俺も同じように なってたかもしれないし。 223 00:17:28,041 --> 00:17:31,044 でも 体は大丈夫か? 224 00:17:31,044 --> 00:17:35,048 しのぶさんも きっと 玄弥の体を心配してのことだから。 225 00:17:35,048 --> 00:17:39,052 そうかねぇ。 そうだよ! 226 00:17:39,052 --> 00:17:42,055 これ食べたら 俺 義勇さんとこいくけど➡ 227 00:17:42,055 --> 00:17:45,058 玄弥も来るのか? いや 行けねえよ。 228 00:17:45,058 --> 00:17:48,061 岩を一町も動かせてないし。 229 00:17:48,061 --> 00:17:50,063 俺は あともう少しだぜ! 230 00:17:50,063 --> 00:17:52,999 呼吸使えねえからな 俺。 231 00:17:52,999 --> 00:17:55,001 ワハハハハ…! 232 00:17:55,001 --> 00:17:59,005 お前 呼吸使えねえのか! 雑魚が! 233 00:17:59,005 --> 00:18:02,008 (玄弥)雑魚だと! てめえ こら! (伊之助)ド雑魚が! 234 00:18:02,008 --> 00:18:05,011 (伊之助と玄弥の争う声) こらこらこら! 235 00:18:05,011 --> 00:18:07,981 んなはぁ! どけぇ! うがーっ! 236 00:18:10,016 --> 00:18:14,020 一緒に行けるなら 道すがら 話そうと思ってたんだけど。 237 00:18:14,020 --> 00:18:17,023 何を! 風柱の…。 238 00:18:17,023 --> 00:18:19,025 お兄さんのことなんだけど。 239 00:18:19,025 --> 00:18:21,995 あっ。 あの人はさ…。 240 00:18:33,039 --> 00:18:37,043 あっ 善逸 ここにいたのか。 241 00:18:37,043 --> 00:18:41,047 岩 動いたか? 242 00:18:41,047 --> 00:18:43,049 (善逸)いや まだだ。 243 00:18:43,049 --> 00:18:48,054 そうか…。 俺 次の訓練に行くんだけど➡ 244 00:18:48,054 --> 00:18:53,994 大丈夫か? 善逸 ここしばらく しゃべらないし 心配で…。 245 00:18:53,994 --> 00:18:59,265 そうか よかったな。 頑張れよ。 246 00:19:01,334 --> 00:19:08,008 俺は… やるべきこと やらなくちゃいけないことが➡ 247 00:19:08,008 --> 00:19:11,011 はっきりしただけだ。 248 00:19:11,011 --> 00:19:16,016 何かあったのか? 俺にできることがあれば何でも…。 249 00:19:16,016 --> 00:19:22,022 炭治郎は 炭治郎のやるべきことをやれ。 250 00:19:22,022 --> 00:19:26,993 でも… でも… 心配だよ。 251 00:19:29,029 --> 00:19:34,034 (風の音) 252 00:19:34,034 --> 00:19:39,305 お前は本当にいいやつだよな。 ありがとう。 253 00:19:42,042 --> 00:19:44,010 だけど…。 254 00:19:47,047 --> 00:19:51,985 これは絶対に 俺がやらなきゃ駄目なんだ。 255 00:19:51,985 --> 00:20:05,999 ♬~ 256 00:20:05,999 --> 00:20:09,969 《善逸 大丈夫かなぁ…》 257 00:20:12,005 --> 00:20:13,673 《それに禰豆子…》 258 00:20:13,673 --> 00:20:17,010 《ずっと預けたままで いいんだろうか》 259 00:20:17,010 --> 00:20:19,012 (泣き声) 260 00:20:19,012 --> 00:20:23,016 《寂しがってないかな》 261 00:20:23,016 --> 00:20:27,020 あれ? え~っと ここが これ…。 262 00:20:27,020 --> 00:20:31,024 義勇さんのいる所は この辺りでいいんだよな。 263 00:20:31,024 --> 00:20:36,996 ⚟(木刀で打ち合う音) 264 00:20:41,034 --> 00:20:44,037 (不死川の叫び声) 265 00:20:44,037 --> 00:20:56,983 ♬~ 266 00:20:56,983 --> 00:20:59,986 《は… 速っ!》 267 00:20:59,986 --> 00:21:02,989 (不死川)《風の呼吸 壱ノ型》➡ 268 00:21:02,989 --> 00:21:05,992 《塵旋風・削ぎ!》 269 00:21:05,992 --> 00:21:07,961 《でも…》 270 00:21:10,997 --> 00:21:12,999 《見える》 271 00:21:12,999 --> 00:21:14,968 《動きを追えるぞ!》 272 00:21:17,003 --> 00:21:20,006 てやあああー! 273 00:21:20,006 --> 00:21:22,008 おらおら どうしたぁ! 274 00:21:22,008 --> 00:21:25,678 てめえは 俺たちとは 違うんじゃねえのかよ! 275 00:21:25,678 --> 00:21:28,014 俺は お前たちとは違う。 276 00:21:28,014 --> 00:21:32,018 《ああ それは そういう意味じゃ…》 277 00:21:32,018 --> 00:21:35,021 《水の呼吸 肆ノ型》➡ 278 00:21:35,021 --> 00:21:37,023 《打ち潮》 279 00:21:37,023 --> 00:21:39,025 遅えんだよ! 280 00:21:39,025 --> 00:21:41,694 うらぁっ! 281 00:21:41,694 --> 00:21:45,031 (冨岡)《漆ノ型 雫波紋突き》 282 00:21:45,031 --> 00:21:48,001 (不死川)《伍ノ型 木枯らし颪》 283 00:21:50,970 --> 00:21:52,972 (不死川)けっ… チッ。 284 00:21:52,972 --> 00:21:56,976 よぉし じゃあ 次は素手で殺し合うか。 285 00:21:56,976 --> 00:21:58,978 待った待った待った~! 286 00:21:58,978 --> 00:22:02,982 ちょっと待ってくださいよ! 殺し合ったらいけませんよ! 287 00:22:02,982 --> 00:22:07,987 うるせえんだよ てめえは。 そもそも接触禁止だろうが。 288 00:22:07,987 --> 00:22:11,991 さっきから盗み見しやがって このカスが! 289 00:22:11,991 --> 00:22:14,994 おはぎの取り合いですか? もし そうなら➡ 290 00:22:14,994 --> 00:22:17,997 俺が 腹いっぱいになるまで 作りますから。 291 00:22:17,997 --> 00:22:22,001 ふざけてやがるなぁ…。 292 00:22:22,001 --> 00:22:25,004 えっ? いやいや 真面目です! 293 00:22:25,004 --> 00:22:28,007 不死川さん おはぎ大好きですよね? 294 00:22:28,007 --> 00:22:30,677 不死川さんちで 稽古つけてもらっていたとき➡ 295 00:22:30,677 --> 00:22:35,014 ずっと ほのかに もち米と あんこの匂いしてたし。 296 00:22:35,014 --> 00:22:36,983 いい匂い。 297 00:22:39,018 --> 00:22:43,022 戻ってくるたび 抹茶とおはぎの いい香りがしてたので➡ 298 00:22:43,022 --> 00:22:46,025 てっきり…。 299 00:22:46,025 --> 00:22:50,029 不死川は おはぎが好きなのか。 300 00:22:50,029 --> 00:22:52,966 (不死川)くっ…。 おいしいですよね おはぎ! 301 00:22:52,966 --> 00:22:55,969 こしあんですか? 粒あんですか? 302 00:22:55,969 --> 00:23:00,640 俺も おばあちゃんのおはぎが 大好きで…。 303 00:23:00,640 --> 00:23:02,609 くああっ! ぶへあっ。 304 00:23:06,980 --> 00:23:10,084 ハッ! あらら? あれ? 305 00:23:10,084 --> 00:23:12,986 義勇さん!? 306 00:23:12,986 --> 00:23:16,990 不死川は 怒って どこかへ行ってしまった。 307 00:23:16,990 --> 00:23:18,992 そうですか…。 308 00:23:18,992 --> 00:23:21,995 どうして ケンカしてたんですか? 309 00:23:21,995 --> 00:23:24,998 ケンカではなく 柱稽古の一環で➡ 310 00:23:24,998 --> 00:23:29,002 柱は 柱同士で 手合わせしているんだ。 311 00:23:29,002 --> 00:23:31,004 そうだったんですか…。 312 00:23:31,004 --> 00:23:37,010 ああ そうか どうりで。 木刀だったし… そうかそうか。 313 00:23:37,010 --> 00:23:39,012 邪魔してすみません。 314 00:23:39,012 --> 00:23:42,015 いや そんなことはない。 315 00:23:42,015 --> 00:23:47,020 俺は うまくしゃべれなかったし 不死川は ずっと怒っていたから。 316 00:23:47,020 --> 00:23:51,958 でも 不死川の好物が分かって よかった。➡ 317 00:23:51,958 --> 00:23:54,961 今度から 懐に おはぎを忍ばせておいて➡ 318 00:23:54,961 --> 00:23:57,964 不死川に会うとき あげようと思う。 319 00:23:57,964 --> 00:24:00,967 あ~! それはいいですね! 320 00:24:00,967 --> 00:24:03,970 そうしたら きっと仲良くなれると思う。 321 00:24:03,970 --> 00:24:05,972 俺も そうします! 322 00:24:05,972 --> 00:24:08,941 ヤメトケ! バカ! 323 00:24:12,979 --> 00:24:17,084 (不死川)チッ。 あいつら どこで油売ってやがんだ。➡ 324 00:24:17,084 --> 00:24:22,989 こんなときにかぎって 伊黒も時透も留守とはよぉ。 325 00:24:22,989 --> 00:24:25,992 出来損ないどもを しごいてるばっかりじゃ➡ 326 00:24:25,992 --> 00:24:27,994 腕がなまるぜ! 327 00:24:27,994 --> 00:24:29,996 おはぎの取り合いですか? 328 00:24:29,996 --> 00:24:34,000 (不死川)くっ… 竈門 炭治郎!➡ 329 00:24:34,000 --> 00:24:39,005 野郎が水差さなきゃ… くそがっ! 330 00:24:39,005 --> 00:24:44,978 いったい何なんだ あいつ! 調子の狂ったガキだぜ ホントに。 331 00:24:50,016 --> 00:24:51,985 (握りつぶす音) 332 00:25:06,966 --> 00:25:09,936 何だぁ これは…。 333 00:25:13,973 --> 00:25:19,979 (風の音) 334 00:25:19,979 --> 00:25:22,982 侵入された! 335 00:25:22,982 --> 00:25:43,002 ♬~ 336 00:25:43,002 --> 00:26:00,987 ♬~ 337 00:26:05,958 --> 00:26:25,978 (足音) 338 00:26:25,978 --> 00:26:30,983 (足音) 339 00:26:30,983 --> 00:26:40,960 ♬~ 340 00:28:00,006 --> 00:28:20,026 ♬~ 341 00:28:20,026 --> 00:28:40,046 ♬~ 342 00:28:40,046 --> 00:28:59,999 ♬~ 343 00:28:59,999 --> 00:29:20,019 ♬~ 344 00:29:20,019 --> 00:29:40,039 ♬~ 345 00:29:40,039 --> 00:29:59,992 ♬~ 346 00:29:59,992 --> 00:30:20,012 ♬~ 347 00:30:20,012 --> 00:30:21,981 ♬~ 348 00:30:41,033 --> 00:30:46,038 (風の音) 349 00:30:46,038 --> 00:30:50,009 やあ 来たのかい。 350 00:30:52,978 --> 00:30:57,983 初めましてだね…。 351 00:30:57,983 --> 00:31:01,954 鬼舞辻… 無惨…。 352 00:31:03,989 --> 00:31:08,994 (鬼舞辻)何とも 醜悪な姿だな。 353 00:31:08,994 --> 00:31:10,963 産屋敷。 354 00:31:16,936 --> 00:31:19,939 今回は 不死川さんを紹介します。 355 00:31:19,939 --> 00:31:23,876 何だ何だ 俺に何か用かぁ? 竈門! 356 00:31:23,876 --> 00:31:26,879 あっ いや 用というか…。 357 00:31:26,879 --> 00:31:32,885 ないなら とっとと消えやがれ! チッ。 358 00:31:32,885 --> 00:31:35,888 ここで 大正コソコソ噂話。 359 00:31:35,888 --> 00:31:38,891 不死川さんの趣味は カブトムシを育てること。 360 00:31:38,891 --> 00:31:40,893 好きな食べ物は おはぎなんだって。 361 00:31:40,893 --> 00:31:43,896 (不死川)おはぎぃ~!? 362 00:31:43,896 --> 00:31:46,899 えっ。 また おはぎの話だと! 363 00:31:46,899 --> 00:31:50,903 ううっ! 次回 最終話 「柱・結集」 364 00:31:50,903 --> 00:31:52,872 待ちやがれ!