1 00:00:01,168 --> 00:00:06,106 ♬~(エルサ・ユカライネンの鼻歌) 2 00:00:06,106 --> 00:00:11,111 ♬~(鼻歌) 3 00:00:11,111 --> 00:00:13,113 (ノック) 4 00:00:13,113 --> 00:00:18,118 (スティム)エルサさま お茶会のお客さまがお着きになられました。 5 00:00:19,119 --> 00:00:21,088 はい! 6 00:00:22,189 --> 00:00:27,194 ♬~ 7 00:01:59,119 --> 00:02:04,124 〈今日は 旦那さまに許可を頂いて 初めて主催を務めるお茶会です〉 8 00:02:05,158 --> 00:02:08,128 (レベッカ・リーコネン)まあ! 初めて見るお料理ですわ。 9 00:02:08,128 --> 00:02:12,132 自家栽培のお野菜を使った スイーツメニューにしてみました。 10 00:02:13,200 --> 00:02:16,169 レベッカさまのお口に合うと良いのですが…。 11 00:02:18,138 --> 00:02:20,140 とっても美味しいです。 12 00:02:20,140 --> 00:02:23,143 あら ホント! 美味しいですわ。 13 00:02:23,143 --> 00:02:25,145 お野菜だと思えないお味! 14 00:02:25,145 --> 00:02:27,214 良かったです。 15 00:02:27,214 --> 00:02:30,217 こちら フレッシュハーブティーも どうぞ。 16 00:02:34,121 --> 00:02:36,189 ん? 17 00:02:36,189 --> 00:02:39,126 セラフィーナさまも いかがですか? 18 00:02:39,126 --> 00:02:41,128 (セラフィーナ・パルニラ)ええ いただきますわ。 19 00:02:41,128 --> 00:02:45,098 《エルサさま セラフィーナさまも招待しているのですね》 20 00:02:47,134 --> 00:02:49,136 今日も すてきですね! 21 00:02:49,136 --> 00:02:53,140 (セラフィーナ)ありがとうございます。 エルサさまも すてきですわ。 22 00:02:53,140 --> 00:02:57,144 特に髪飾り…。 珍しい装飾ですわね。 23 00:02:57,144 --> 00:02:59,146 ありがとうございます。 24 00:02:59,146 --> 00:03:02,115 実は こちら 旦那さまから頂いたもので…。 (セラフィーナ)あっ…。 25 00:03:02,115 --> 00:03:04,117 そうでしたの。 26 00:03:05,118 --> 00:03:10,123 最近 大切にしていたオルゴールが 壊れてしまったのですが→ 27 00:03:10,123 --> 00:03:12,192 その修理のために→ 28 00:03:12,192 --> 00:03:16,129 リベルム国まで 旦那さまが わざわざ赴いてくださって→ 29 00:03:16,129 --> 00:03:19,132 戻られた際 修理したオルゴールと一緒に→ 30 00:03:19,132 --> 00:03:22,135 髪飾りも プレゼントしてくださったのです。 31 00:03:22,135 --> 00:03:25,138 さ… さすがですわね。 32 00:03:25,138 --> 00:03:29,142 ユリウスさまは 女性と接するのに慣れている方ですから→ 33 00:03:29,142 --> 00:03:32,145 気の利いたものを選んでくださいますわね。 34 00:03:32,145 --> 00:03:36,116 わたくしも いろいろと すてきなものを頂きましたし…。 35 00:03:36,116 --> 00:03:39,119 それにしても オルゴールの件…。 36 00:03:39,119 --> 00:03:41,121 ユリウスさまは ご多忙ですのに→ 37 00:03:41,121 --> 00:03:45,158 プライベートでは 奥さまにまで配慮していらっしゃるのですね。 38 00:03:45,158 --> 00:03:49,129 そうなんです! 本当に お優しい方です。 39 00:03:50,163 --> 00:03:53,133 よろしければ 直ったオルゴールも ご覧になりますか? 40 00:03:53,133 --> 00:03:55,135 (セラフィーナ)い… いえ。 結構ですわ。 41 00:03:58,138 --> 00:04:00,140 (レベッカ)エルサさま。 ん…? 42 00:04:00,140 --> 00:04:03,143 (レベッカ)本日は ありがとうございました。 43 00:04:03,143 --> 00:04:08,148 あの… セラフィーナさまから 何か言われたりしませんでしたか? 44 00:04:08,148 --> 00:04:11,218 はい。 髪飾りを褒めていただきました。 45 00:04:11,218 --> 00:04:14,154 旦那さまからのプレゼントなんです。 46 00:04:14,154 --> 00:04:16,156 まあ ユリウスからの! 47 00:04:16,156 --> 00:04:19,159 そういえば ユリウスへのお誕生日プレゼントは→ 48 00:04:19,159 --> 00:04:21,161 どうされたのですか? 49 00:04:21,161 --> 00:04:24,131 シャツとカフスボタンをプレゼントしました。 50 00:04:24,131 --> 00:04:27,134 あっ グラタンも作りました! フフッ…。 51 00:04:32,172 --> 00:04:34,207 (セラフィーナ)エルサさま。 ん? 52 00:04:34,207 --> 00:04:36,143 セラフィーナさま。 53 00:04:36,143 --> 00:04:39,246 本日は お越しくださり ありがとうございました。 54 00:04:39,246 --> 00:04:43,150 こちらこそ ご招待いただきまして ありがとうございます。 55 00:04:43,150 --> 00:04:47,154 ちょうど お渡ししなければならないものも ありましたし…。 56 00:04:47,154 --> 00:04:52,125 こちら ユリウスさまの忘れ物の カフスボタンなのですが…。 57 00:04:53,160 --> 00:04:55,162 《わたくしが贈ったシャツの…》 58 00:04:56,163 --> 00:05:01,134 以前 ユリウスさまと2人でお会いした時に お忘れになっていきましたの。 59 00:05:06,139 --> 00:05:08,141 (ユリウス・ロイアス)はあ…。 60 00:05:12,145 --> 00:05:14,181 《もう 2週間か…》 61 00:05:14,181 --> 00:05:17,184 《今日こそは言わなければ…》 62 00:05:28,128 --> 00:05:30,130 おかえりなさいませ 旦那さま。 63 00:05:33,133 --> 00:05:35,202 このような格好で すみません。 64 00:05:35,202 --> 00:05:38,171 この時間 つい癖で寝る支度を…。 65 00:05:39,139 --> 00:05:41,107 いや 構わない…。 66 00:05:42,142 --> 00:05:45,145 《ちゃんと話さなければ…》 67 00:05:45,145 --> 00:05:48,114 あっ… 今日のお茶会は どうだった? 68 00:05:48,114 --> 00:05:52,118 はい。 メイドの皆さんにご協力いただいたおかげで→ 69 00:05:52,118 --> 00:05:56,122 なんとか終えることができました。 そうか。 70 00:06:01,127 --> 00:06:04,197 《カフスボタンのこと… 今日こそは…!》 71 00:06:04,197 --> 00:06:06,166 (2人)あの…! 72 00:06:08,134 --> 00:06:10,136 どうした? 73 00:06:10,136 --> 00:06:12,138 えっと…。 74 00:06:13,173 --> 00:06:15,141 こちらなのですが…。 75 00:06:16,209 --> 00:06:18,144 《これは…!》 76 00:06:18,144 --> 00:06:20,213 これは どこで? 77 00:06:20,213 --> 00:06:24,184 今日のお茶会で セラフィーナさまが届けてくださいました。 78 00:06:25,118 --> 00:06:27,120 《式典の日の あの時か…!》 79 00:06:28,121 --> 00:06:33,126 向日祭の時 彼女と話した後で 落としてしまったみたいだ。 80 00:06:34,194 --> 00:06:36,196 見つかって良かった。 81 00:06:37,130 --> 00:06:39,099 ずっと捜していたんだ。 82 00:06:48,141 --> 00:06:52,112 ふう…。 都会の男性は 本当にキラキラしていますね。 83 00:06:53,146 --> 00:06:57,150 ユリウスさまは 女性と接するのに慣れている方ですから…。 84 00:06:58,151 --> 00:07:01,221 これからも 家族として 一緒に過ごすのですから→ 85 00:07:01,221 --> 00:07:03,189 キラキラに慣れねば…! 86 00:07:05,158 --> 00:07:07,160 取りあえず…。 87 00:07:07,160 --> 00:07:10,130 (あくび) 寝ましょう…。 88 00:07:13,233 --> 00:07:16,236 《まさか セラフィーナが持っていたとは…》 89 00:07:16,236 --> 00:07:18,204 《見つからないわけだな》 90 00:07:19,139 --> 00:07:22,142 《それにしても→ 91 00:07:22,142 --> 00:07:25,178 なんでもない様子で セラフィーナの話をするし→ 92 00:07:25,178 --> 00:07:29,149 カフスボタンの件も 気にしてないようだし…》 93 00:07:31,151 --> 00:07:33,153 《彼女は 俺のことを→ 94 00:07:33,153 --> 00:07:37,123 恋愛対象として 全く認識していないのでは…》 95 00:07:38,158 --> 00:07:40,126 はあ…。 96 00:07:40,126 --> 00:07:43,129 取りあえず 寝よう…。 97 00:07:45,131 --> 00:08:04,117 ♬~ 98 00:08:04,117 --> 00:08:07,153 エルサ 今日も仕事が遅くなりそうだ。 99 00:08:07,153 --> 00:08:10,190 だから 俺を待たなくていいから…。 100 00:08:10,190 --> 00:08:12,192 フフッ…。 101 00:08:19,132 --> 00:08:22,135 俺を待たなくていいから 先に夕食を取ってくれ。 102 00:08:22,135 --> 00:08:24,104 はい。 旦那さま。 103 00:08:25,138 --> 00:08:28,208 ♬~(鼻歌) 104 00:08:28,208 --> 00:08:32,145 《今日も メイドの皆さんと お裁縫を頑張りましょう》 105 00:08:32,145 --> 00:08:35,115 ♬~(鼻歌) 106 00:08:35,115 --> 00:08:39,152 (ターニャ)ああ スティムさま! ユリウスさまは 一体 どちらに? 107 00:08:39,152 --> 00:08:42,155 ちょうど 今 お見送りをしたところだよ。 108 00:08:42,155 --> 00:08:44,124 (ターニャ)どうしましょう! 109 00:08:44,124 --> 00:08:49,129 今日使うとおっしゃっていた 大事な書類ケースをお忘れになられています。 110 00:08:50,196 --> 00:08:53,199 はい! わたくしが届けたいです! 111 00:08:57,203 --> 00:09:07,113 ♬~ 112 00:09:07,113 --> 00:09:10,183 (レリック)奥さま 見えてまいりました。 113 00:09:10,183 --> 00:09:13,119 間もなく ラルト城に到着いたします。 114 00:09:13,119 --> 00:09:18,124 ♬~ 115 00:09:18,124 --> 00:09:23,129 わあ! いつ見ても大きいですね~。 116 00:09:23,129 --> 00:09:36,142 ♬~ 117 00:09:36,142 --> 00:09:38,144 す… すごく豪華です! 118 00:09:38,144 --> 00:09:55,128 ♬~ 119 00:09:55,128 --> 00:09:59,165 《お城の奥まで入るのは初めてなので わくわくします》 120 00:09:59,165 --> 00:10:13,179 ♬~ 121 00:10:13,179 --> 00:10:17,150 ユリウスさまがいらっしゃるのは 南棟の3階…。 122 00:10:17,150 --> 00:10:22,155 ♬~ 123 00:10:22,155 --> 00:10:24,157 あっ! 124 00:10:24,157 --> 00:10:33,199 ♬~ 125 00:10:33,199 --> 00:10:35,201 こんな所に お庭が…! 126 00:10:38,138 --> 00:10:41,140 近くで見てもよいでしょうか…? 127 00:10:41,140 --> 00:10:43,143 少しだけなら…。 128 00:10:45,144 --> 00:10:50,149 見たことのない植物が たくさんですね。 フフッ…。 129 00:10:53,119 --> 00:10:55,121 (足音) 130 00:10:55,121 --> 00:10:57,123 (ヤルモ・パルニラ)お嬢さん 迷子ですか? 131 00:10:57,123 --> 00:10:59,125 いえ! あの…! 132 00:11:00,159 --> 00:11:03,129 勝手に立ち入ってしまい 申し訳ありません。 133 00:11:03,129 --> 00:11:07,133 こちらのお庭が どのようなお花を 育てているのかなと思いまして…。 134 00:11:08,134 --> 00:11:11,104 (ヤルモ)そんな… 私の庭ではないのですから。 135 00:11:19,145 --> 00:11:21,147 フフッ…。 136 00:11:23,116 --> 00:11:26,085 初めまして ヤルモ・パルニラと申します。 137 00:11:28,121 --> 00:11:30,089 パルニラ…。 138 00:11:31,191 --> 00:11:34,127 もしかして セラフィーナさまをご存じで…? 139 00:11:34,127 --> 00:11:37,130 はい。 セラフィーナは 私の妹です。 140 00:11:37,130 --> 00:11:39,098 お兄さまでしたか…! 141 00:11:40,133 --> 00:11:43,102 《確かに お美しい雰囲気が そっくりです》 142 00:11:44,103 --> 00:11:46,105 いつも お世話になっております。 143 00:11:46,105 --> 00:11:49,142 ユリウス・ロイアスの妻 エルサです。 144 00:11:49,142 --> 00:11:52,078 ああ あなたがユリウスの! 145 00:11:52,078 --> 00:11:55,081 ヤルモさまは ユリウスさまと ご縁が? 146 00:11:55,081 --> 00:11:59,085 (ヤルモ)はい。 私は ユリウスとは王立学校で同窓なので。 147 00:11:59,085 --> 00:12:01,120 そうだったのですね! 148 00:12:01,120 --> 00:12:05,124 機会があれば ぜひ 学生時代のユリウスさまのお話を…。 149 00:12:05,124 --> 00:12:07,093 うーん…。 150 00:12:07,093 --> 00:12:13,099 それは 彼の学生時代のスキャンダル話が 聞きたいという意味でしょうか? 151 00:12:13,099 --> 00:12:15,101 わあ~ 違います! 152 00:12:15,101 --> 00:12:19,105 何がお好きだったかなどのお話を お願いします! 153 00:12:19,105 --> 00:12:22,108 フフッ…。 エルサさまは面白い方ですね。 154 00:12:22,108 --> 00:12:24,110 そうですか? 155 00:12:24,110 --> 00:12:29,115 (ヤルモ)本当に驚きでした。 彼が突然 結婚するなんて…。 156 00:12:29,115 --> 00:12:35,188 私が知る限り ユリウスとあなたは 接点がなかったと思うのですが→ 157 00:12:35,188 --> 00:12:38,157 一体 どのような経緯で ご結婚されたのですか? 158 00:12:40,093 --> 00:12:42,095 《もしかして この方→ 159 00:12:42,095 --> 00:12:46,099 わたくしとユリウスさまが 形だけの結婚だと知って…!?》 160 00:12:46,099 --> 00:12:51,070 《やはり 突然の結婚でしたし 違和感を覚える方は多いですよね》 161 00:12:52,105 --> 00:12:55,074 人前では仲むつまじいふりをすること。 162 00:12:56,109 --> 00:12:59,078 《最初に旦那さまと約束をしたとおり→ 163 00:12:59,078 --> 00:13:02,081 ヤルモさまには 気付かれないようにしなければ…!》 164 00:13:03,082 --> 00:13:09,088 えっと… か… 家格の釣り合いを考えて 組まれたお見合い… です! 165 00:13:10,089 --> 00:13:12,091 ああっ! 166 00:13:14,127 --> 00:13:19,098 《結婚式当日まで お会いすることもなかったのになあ》 167 00:13:25,104 --> 00:13:27,106 あっ…。 168 00:13:27,106 --> 00:13:29,108 心配だな。 169 00:13:29,108 --> 00:13:34,080 エルサさまのような純粋な人が ユリウスの伴侶だなんて…。 170 00:13:34,080 --> 00:13:38,151 ご存じかもしれませんが 彼は浮いた話が多いので→ 171 00:13:38,151 --> 00:13:42,155 あなたが情を移して 傷ついてしまうのではないかと…。 172 00:13:43,089 --> 00:13:45,091 す… すみません。 173 00:13:47,126 --> 00:13:50,096 (ヤルモ)俺なら…。 えっ? 174 00:13:50,096 --> 00:13:55,068 あなたに そんな戸惑った表情なんてさせないのに。 175 00:13:57,103 --> 00:13:59,105 (ハンネス・ユカライネン)あれ~? 176 00:14:00,106 --> 00:14:03,109 姉さん 何やってるの? ハンネス! 177 00:14:04,110 --> 00:14:08,114 パルニラ伯爵家のヤルモさまと ごあいさつしておりました。 178 00:14:08,114 --> 00:14:10,116 (ハンネス)初めまして ヤルモさま。 179 00:14:10,116 --> 00:14:13,119 エルサの弟の ハンネス・ユカライネンと申します。 180 00:14:13,119 --> 00:14:15,121 初めまして。 181 00:14:15,121 --> 00:14:17,123 ああ…。 182 00:14:17,123 --> 00:14:20,126 お二人とも 確かに似ていらっしゃいますね。 183 00:14:20,126 --> 00:14:22,128 フフッ…。 184 00:14:22,128 --> 00:14:26,132 それにしても偶然ですね。 どうして ここに? 185 00:14:26,132 --> 00:14:31,104 (ハンネス)学校を卒業次第 文官として働くから 早いうちに慣れたほうがいいってことで→ 186 00:14:31,104 --> 00:14:34,107 書類整理や伝令の手伝いをやってるんだ。 187 00:14:35,108 --> 00:14:38,111 っていうか 姉さんこそ ラルト城にいるってことは→ 188 00:14:38,111 --> 00:14:41,114 ユリウスさまに 用事があったんじゃないの? 189 00:14:41,114 --> 00:14:45,118 わたくし 書類を届けに来たんでした! お庭に見とれておりました! 190 00:14:45,118 --> 00:14:48,121 えっと ユリウスさまの執務室は…。 191 00:14:48,121 --> 00:14:51,124 僕 今 向かうところだから案内するよ。 192 00:14:51,124 --> 00:14:53,126 ありがとう ハンネス。 193 00:14:53,126 --> 00:14:58,097 ヤルモさま わたくし 先を急ぎますので 本日は失礼いたします。 194 00:14:58,097 --> 00:15:02,101 いいえ。 私こそ引き留めてしまって申し訳ない。 195 00:15:02,101 --> 00:15:04,070 ユリウスに よろしくお伝えください。 196 00:15:05,104 --> 00:15:07,173 また お会いできるといいですね。 197 00:15:07,173 --> 00:15:14,180 ♬~ 198 00:15:15,081 --> 00:15:19,085 《あれが ユカライネン公爵家のご令嬢か…》 199 00:15:21,087 --> 00:15:24,090 姉さん もっと 気を付けなよ。 えっ? 200 00:15:25,158 --> 00:15:29,162 (ハンネス)没落貴族っていっても 亡きユカライネン王家の末裔なんだから→ 201 00:15:29,162 --> 00:15:33,166 要人と付き合う時は 注意しなくちゃ駄目だよ。 フフッ…。 202 00:15:34,100 --> 00:15:38,104 ヤルモさまは わたくしを迷子だと思って 声をかけてくださったんですよ。 203 00:15:38,104 --> 00:15:40,106 (ため息) 204 00:15:40,106 --> 00:15:42,175 あと さっきの姉さん→ 205 00:15:42,175 --> 00:15:45,111 キツネに食べられそうな ウサギみたいだったよ。 206 00:15:45,111 --> 00:15:47,180 えっ? どの辺りがですか!? 207 00:15:47,180 --> 00:15:49,148 フフッ…。 208 00:15:51,117 --> 00:15:53,085 おっと 到着。 209 00:15:54,120 --> 00:15:56,122 (ハンネス)失礼します。 210 00:15:56,122 --> 00:16:02,094 ♬~ 211 00:16:02,094 --> 00:16:05,064 (ハンネス)ここが ユリウスさまの働いている所だよ。 212 00:16:06,098 --> 00:16:09,068 ユリウスさまは どちらでしょうか? 213 00:16:12,104 --> 00:16:17,109 あの… こちらの書類を ユリウスさまに届けに参りました。 214 00:16:17,109 --> 00:16:19,078 お渡しくださいませ。 215 00:16:19,078 --> 00:16:25,084 ♬~ 216 00:16:25,084 --> 00:16:27,119 (職員)この書類は! 217 00:16:27,119 --> 00:16:30,089 今日中に 稟議に回さなければならないもので→ 218 00:16:30,089 --> 00:16:35,094 ユリウスさまが 持ち帰ったことを 後悔なさっていたところなのです! 219 00:16:35,094 --> 00:16:38,097 ありがとうございました。 助かりました! 220 00:16:38,097 --> 00:16:40,099 いえいえ。 あと こちらも…。 221 00:16:40,099 --> 00:16:43,102 よろしければ 皆さんで召し上がってください。 222 00:16:43,102 --> 00:16:45,104 焼き菓子です。 223 00:16:45,104 --> 00:16:47,106 では 失礼いたします。 224 00:16:47,106 --> 00:16:50,076 あっ お待ちください! お名前を…。 225 00:16:52,078 --> 00:16:56,082 名乗らず 申し訳ありません。 妻のエルサです。 226 00:16:57,116 --> 00:17:00,086 失礼いたしました。 奥さまでしたか! 227 00:17:00,086 --> 00:17:03,089 いつも 主人がお世話になっております。 228 00:17:06,092 --> 00:17:09,095 ユリウスさま いらっしゃるんでしょ。 呼んでくださる? 229 00:17:09,095 --> 00:17:13,165 いいえ わたくしのほうが先よ! この間 お食事の約束をしたの。 230 00:17:13,165 --> 00:17:16,135 何よ! わたくしのほうが優先よ! 231 00:17:16,135 --> 00:17:19,105 (言い争う声) 232 00:17:20,172 --> 00:17:23,175 (職員)《なんて いい方なんだろう…》 233 00:17:24,110 --> 00:17:29,115 奥さま もう間もなく ユリウスさまが 会議から戻られると思いますので→ 234 00:17:29,115 --> 00:17:31,117 ごあいさつだけでも…。 235 00:17:31,117 --> 00:17:33,119 いえ そんな…。 236 00:17:33,119 --> 00:17:35,121 お仕事の邪魔はしたくないですし→ 237 00:17:35,121 --> 00:17:39,125 こちらの件は お夕食の時 主人に話しますので。 238 00:17:39,125 --> 00:17:41,127 失礼いたします。 239 00:17:41,127 --> 00:17:43,195 あっ…。 240 00:17:43,195 --> 00:17:45,164 も… 申し訳ございま…! 241 00:17:49,135 --> 00:17:52,104 旦那さま! エルサ! 242 00:17:59,111 --> 00:18:01,113 どうして 君が ここに…? 243 00:18:01,113 --> 00:18:03,082 突然お邪魔して すみません。 244 00:18:03,082 --> 00:18:07,086 旦那さまが 今朝 ご覧になっていた書類を 届けに参りました。 245 00:18:08,120 --> 00:18:11,190 (アレクシス・ヨーセフ・ラルト) おお ユリウスの奥方ではないか。 246 00:18:11,190 --> 00:18:14,160 アレクシス王太子殿下 イエレ。 247 00:18:15,094 --> 00:18:19,098 改めて ご紹介させていただきます。 彼女が…。 248 00:18:19,098 --> 00:18:21,067 妻のエルサです。 妻のエルサと申します。 249 00:18:23,102 --> 00:18:26,072 (アレクシス)《なんだか かわいい奴らだな》 250 00:18:27,173 --> 00:18:31,110 私が忘れた書類を届けてくれたようで…。 251 00:18:31,110 --> 00:18:35,114 あっ ついでにキャロットケーキも 差し入れにお持ちしましたので→ 252 00:18:35,114 --> 00:18:38,117 よろしければ 皆さんで召し上がってくださいね。 253 00:18:38,117 --> 00:18:40,086 《ニンジン…》 254 00:18:41,087 --> 00:18:46,092 ちょうど 今朝 厨房をお借りして 焼いたものなのですが…。 255 00:18:46,092 --> 00:18:49,095 すごく美味しいです! ホント 美味しいです! 256 00:18:50,296 --> 00:18:53,099 俺の分を残しておくように。 257 00:18:53,099 --> 00:18:55,101 (職員たち)は… はい! 258 00:18:55,101 --> 00:18:59,105 では お仕事中ですので わたくしは これで…。 259 00:18:59,105 --> 00:19:01,073 あっ…。 ん…? 260 00:19:04,176 --> 00:19:06,078 はあ…。 261 00:19:06,078 --> 00:19:12,118 あっ そういえば ユリウスは 朝から全く休憩をとっていないだろう。 262 00:19:12,118 --> 00:19:16,088 せっかくだ。 休憩をとって 奥方へお茶くらい出しなさい。 263 00:19:18,090 --> 00:19:21,093 (イエレ・エクルース)《本当に強引な人ですね》 264 00:19:25,097 --> 00:19:27,066 《ニンジン…》 265 00:19:28,100 --> 00:19:30,102 フフッ…。 266 00:19:30,102 --> 00:19:32,104 実は もう 何度か→ 267 00:19:32,104 --> 00:19:36,075 旦那さまは このキャロットケーキを 召し上がったことがあるのですよ。 268 00:19:38,110 --> 00:19:42,114 こっそりと朝食のスコーンと一緒に 並べておりました。 269 00:19:42,114 --> 00:19:45,084 朝の旦那さまは 少々 ぼんやりしていらっしゃるので…。 270 00:19:47,119 --> 00:19:50,122 お野菜を食べていただく作戦です。 271 00:19:50,122 --> 00:19:56,128 ♬~ 272 00:19:56,128 --> 00:20:00,099 こちらのレシピは ニンジン独特のにおいが抑えられていて→ 273 00:20:00,099 --> 00:20:02,101 食べやすいと思います。 274 00:20:04,136 --> 00:20:08,107 《俺の好き嫌いを ずっと 気にかけてくれていたのか…》 275 00:20:08,107 --> 00:20:18,184 ♬~ 276 00:20:18,184 --> 00:20:20,186 うん。 美味しいな。 277 00:20:21,120 --> 00:20:23,089 良かったあ! 278 00:20:26,125 --> 00:20:28,194 《どうして 彼女は→ 279 00:20:28,194 --> 00:20:31,197 当たり前みたいに 寄り添ってくれるんだろう》 280 00:20:34,133 --> 00:20:36,202 ん? 281 00:20:36,202 --> 00:20:39,105 (3人)あっ…。 何やってんですか あなたたち。 282 00:20:39,105 --> 00:20:41,107 仕事に戻ってください。 283 00:20:42,141 --> 00:20:46,112 (ハンネス)ごちそうさまでした! (アレクシス)お幸せにな ユリウス。 284 00:20:46,112 --> 00:20:48,114 (イエレ)野菜は食べたほうが健康にいいぞ。 285 00:20:50,116 --> 00:20:53,085 どうしました? エルサ…。 286 00:20:55,121 --> 00:20:57,189 伝えるのが遅れたが→ 287 00:20:57,189 --> 00:21:00,126 書類を届けてくれて ありがとう。 288 00:21:00,126 --> 00:21:03,095 あっ… フフッ! 289 00:21:05,131 --> 00:21:07,099 (馬車の走行音) 290 00:21:07,099 --> 00:21:10,202 あっ! ヤルモさまに ごあいさつしたこと→ 291 00:21:10,202 --> 00:21:13,172 ユリウスさまに伝え忘れてしまいました。 292 00:21:21,180 --> 00:21:23,182 フッ…。 293 00:21:24,083 --> 00:21:29,088 ♬~