1 00:00:01,134 --> 00:00:05,138 (鐘) 2 00:00:09,142 --> 00:00:11,144 (エルサ・ユカライネン)今日は ここまでです。 3 00:00:11,144 --> 00:00:15,148 皆さん 覚えるのが早くて すごいです。 4 00:00:15,148 --> 00:00:18,151 これからも一緒に頑張りましょうね。 5 00:00:18,151 --> 00:00:20,120 (子供たち)はーい。 6 00:00:20,120 --> 00:00:23,123 (オリバー)エルサ先生 おやつ また持ってきてくれる? 7 00:00:23,123 --> 00:00:25,125 (アイラ)コラッ! 8 00:00:25,125 --> 00:00:27,127 もちろんです オリバーくん。 9 00:00:27,127 --> 00:00:31,131 でも おやつは お勉強が ちゃんと進んだらにしましょうね。 10 00:00:31,131 --> 00:00:33,133 (子供たち)はーい。 11 00:00:33,133 --> 00:00:36,136 (シスター)エルサさま 本当にありがとうございます。 12 00:00:36,136 --> 00:00:39,139 いえ。 お力になれていたら うれしいです。 13 00:00:44,144 --> 00:00:48,148 しかし もっと ノートやペンが欲しいところですね。 14 00:00:48,148 --> 00:00:51,151 (男の子)エルサ先生~! (女の子)一緒に遊ぼう! 15 00:00:51,151 --> 00:00:54,154 はい いいですよ。 16 00:00:54,154 --> 00:00:56,123 (男の子)やった~! (男の子)ずるい! 俺も! 17 00:00:56,123 --> 00:00:58,125 (女の子)私も 私も! 18 00:01:00,160 --> 00:01:05,132 ♬~ 19 00:02:37,124 --> 00:02:40,127 《子供の家の教員を始めたこと→ 20 00:02:40,127 --> 00:02:43,130 なかなか 旦那さまにお話しできませんね…》 21 00:02:43,130 --> 00:02:52,105 ♬~ 22 00:02:52,105 --> 00:02:55,142 《すっかり遅くなってしまいました》 23 00:02:55,142 --> 00:03:00,147 《それにしても 子供たち 今日もかわいかったなあ》 24 00:03:00,147 --> 00:03:03,183 《計算が得意な子→ 25 00:03:03,183 --> 00:03:05,118 本を読むのが上手な子→ 26 00:03:05,118 --> 00:03:08,121 すてきな絵を描く子…》 27 00:03:08,121 --> 00:03:12,125 《良いところは伸ばして 足りないところは補って…》 28 00:03:12,125 --> 00:03:17,097 《やはり 習熟度別に教えられるように してあげたいですね》 29 00:03:17,097 --> 00:03:23,103 《タイミングを逃しておりますが… 今夜こそ 旦那さまに相談しましょう》 30 00:03:26,106 --> 00:03:28,108 わぶっ! (ヤルモ・パルニラ)おや。 31 00:03:28,108 --> 00:03:30,077 す… すみません…。 32 00:03:31,211 --> 00:03:35,215 ヤルモさま! (ヤルモ)おけがはありませんか? エルサさま。 33 00:03:36,083 --> 00:03:39,119 申し訳ありません! わたくしの不注意です。 34 00:03:39,119 --> 00:03:41,088 いえいえ。 35 00:03:41,088 --> 00:03:44,191 今日は お一人で外出ですか? 36 00:03:44,191 --> 00:03:50,097 はい。 実は この近くの教会の 子供の家で 勉強を教えているんです。 37 00:03:50,097 --> 00:03:52,099 子供の家…。 38 00:03:52,099 --> 00:03:56,103 ということは 身寄りのない子供たちのために先生を…。 39 00:03:56,103 --> 00:03:59,106 エルサさまは慈善家なのですね。 40 00:03:59,106 --> 00:04:01,108 いえ そんな。 41 00:04:01,108 --> 00:04:04,111 子供と一緒に遊ぶのが好きなだけです。 42 00:04:13,120 --> 00:04:17,124 (レリック)奥さまは 園芸用品店か教会だと思います。 43 00:04:17,124 --> 00:04:19,092 (ユリウス・ロイアス)ああ ありがとう。 44 00:04:22,095 --> 00:04:29,102 ♬~ 45 00:04:29,102 --> 00:04:35,108 《ここのところ よく出かけているようだが 野菜の植え替えの時期なんだろうか》 46 00:04:36,109 --> 00:04:39,112 こんなにとれましたよ 旦那さま。 47 00:04:40,113 --> 00:04:42,082 《エルサ 驚くかな》 48 00:04:42,082 --> 00:04:46,086 《仕事が早く終わったので 迎えに来たと言ったら…》 49 00:04:47,120 --> 00:04:49,089 旦那さま どうして ここに? 50 00:04:54,127 --> 00:04:56,096 エル…。 51 00:05:01,134 --> 00:05:04,137 《ヤルモ?》 52 00:05:04,137 --> 00:05:06,106 《なぜ エルサと…》 53 00:05:09,109 --> 00:05:26,126 ♬~ 54 00:05:26,126 --> 00:05:28,094 (幼いユリウスの声)嫌だ。 55 00:05:29,129 --> 00:05:31,131 (マイヤ・ロイアス) 相手は慎重に選んでいただけるかしら。 56 00:05:31,131 --> 00:05:34,100 (カールレ・ロイアス) おまえこそ 男を家に上げるのは控えろ。 57 00:05:34,100 --> 00:05:40,106 ♬~ 58 00:05:40,106 --> 00:05:42,142 (幼いユリウスの声)嫌だ。 59 00:05:42,142 --> 00:05:44,110 (幼いユリウスの声)嫌だ! 《嫌だ!》 60 00:05:48,148 --> 00:05:52,118 はい 紙くずが取れましたよ エルサさま。 61 00:05:52,118 --> 00:05:56,122 ありがとうございます。 お恥ずかしい…。 62 00:05:56,122 --> 00:05:59,192 子供たちと遊んだもので。 63 00:05:59,192 --> 00:06:01,127 フフッ…。 64 00:06:01,127 --> 00:06:06,132 暗くなってきていますし 馬車乗り場までお送りしますよ。 65 00:06:06,132 --> 00:06:09,102 ご親切にありがとうございます。 66 00:06:22,082 --> 00:06:27,087 ちなみに ユリウスは エルサさまが先生をなさっていることを→ 67 00:06:27,087 --> 00:06:29,089 ご存じなのですか? 68 00:06:30,123 --> 00:06:34,194 実は まだお話しできていないんですよ。 69 00:06:34,194 --> 00:06:37,097 ここのところ タイミングが合わなくて。 70 00:06:37,097 --> 00:06:39,099 へえ…。 71 00:06:40,100 --> 00:06:44,104 (ヤルモの声)《部下からの報告を受けて 来てみたが…》 72 00:06:44,104 --> 00:06:46,106 《この2人…→ 73 00:06:46,106 --> 00:06:50,110 仲むつまじい夫婦を装っているようだが…→ 74 00:06:50,110 --> 00:06:53,113 やはり 違和感があるな》 75 00:06:58,184 --> 00:07:00,086 《なぜ ヤルモがエルサと…》 76 00:07:00,086 --> 00:07:06,092 ♬~ 77 00:07:06,092 --> 00:07:09,095 《パルニラ伯爵家のために→ 78 00:07:09,095 --> 00:07:13,099 エルサから俺の情報を引き出そうとして 近づいたのか…》 79 00:07:15,101 --> 00:07:19,072 《ならば 彼女に護衛を付けて 守らなければ…》 80 00:07:20,106 --> 00:07:23,076 《しかし もしも…》 81 00:07:28,181 --> 00:07:34,120 《もしも… エルサ自身が ヤルモに会いたいと思っていて…→ 82 00:07:34,120 --> 00:07:37,190 今までにも会っているのだとしたら…→ 83 00:07:37,190 --> 00:07:39,159 俺は…》 84 00:07:42,095 --> 00:07:44,130 (ノック) 85 00:07:44,130 --> 00:07:48,168 旦那さま。 帰宅が遅くなって 申し訳ありません。 86 00:07:48,168 --> 00:07:51,104 ⚟何か用か? 87 00:07:51,104 --> 00:07:53,106 夕食は どうなさいますか? 88 00:07:58,211 --> 00:08:02,182 ⚞お疲れでしたら 軽食にして お持ちいたしますが。 89 00:08:03,183 --> 00:08:06,186 ⚟不要だ。 今夜は要らない。 90 00:08:09,122 --> 00:08:11,091 …かしこまりました。 91 00:08:25,105 --> 00:08:28,108 《心配です…》 92 00:08:28,108 --> 00:08:32,112 《旦那さま お仕事でお疲れでなければ 良いのですが…》 93 00:08:34,147 --> 00:08:36,116 《それとも…》 94 00:08:37,183 --> 00:08:42,122 《また何か… わたくしが 不調法をしてしまったのでしょうか?》 95 00:08:42,122 --> 00:08:47,093 《旦那さまに 何かご迷惑を おかけしてしまったのでしょうか?》 96 00:08:49,129 --> 00:08:51,097 はあ…。 97 00:08:52,132 --> 00:08:56,102 《旦那さまと 少し親しくなれたと感じていましたのに》 98 00:09:00,106 --> 00:09:06,112 《わたくしは… 何を… 何をしてしまったのでしょうか…?》 99 00:09:12,185 --> 00:09:18,191 ⚟(鳥のさえずり) 100 00:09:21,161 --> 00:09:23,129 よし! 101 00:09:23,129 --> 00:09:35,141 ♬~ 102 00:09:35,141 --> 00:09:39,112 《昨夜は あれから 旦那さまとお話しできませんでしたから→ 103 00:09:39,112 --> 00:09:42,115 朝食の時には ぜひ!》 104 00:09:43,216 --> 00:09:45,185 ⚞おはようございます。 105 00:09:46,186 --> 00:09:48,154 (料理人たち)おはようございます。 106 00:09:48,154 --> 00:09:51,124 こちら お願いします。 107 00:09:51,124 --> 00:09:54,160 (料理長)エルサさま あの…。 108 00:09:54,160 --> 00:10:00,133 ユリウスさまは 早めに出勤されるとのことで 既に出発されました。 109 00:10:00,133 --> 00:10:06,139 そうだったのですね。 少々 とりすぎてしまいましたね。 110 00:10:06,139 --> 00:10:08,141 (料理長)大丈夫です。 塩漬けにしましょう。 111 00:10:08,141 --> 00:10:10,110 お願いします。 112 00:10:19,119 --> 00:10:29,095 ♬~ 113 00:10:29,095 --> 00:10:31,097 (ターニャ)ん…? 114 00:10:35,101 --> 00:10:37,103 エルサさま? 115 00:10:40,139 --> 00:10:43,109 この後も お庭へ行かれるのですか? 116 00:10:43,109 --> 00:10:47,113 ええ。 でも 今日は冷えますから…。 117 00:10:49,115 --> 00:10:53,186 土に触れていると 落ち着くんです。 118 00:10:53,186 --> 00:10:58,124 水をあげて 草を取って 間引きをして…。 119 00:10:58,124 --> 00:11:02,128 何をすれば良いかが 分かってるからでしょうか? 120 00:11:02,128 --> 00:11:05,098 何をすれば良いかが…。 121 00:11:06,099 --> 00:11:10,203 取りあえず 食べるものがあれば元気に過ごせますし。 122 00:11:10,203 --> 00:11:12,172 まあ…。 123 00:11:13,139 --> 00:11:19,112 ですが 確かに今日は冷えますね。 この後は本を読んで過ごします。 124 00:11:19,112 --> 00:11:21,114 エルサさま…。 125 00:11:21,114 --> 00:11:45,104 ♬~ 126 00:11:45,104 --> 00:11:50,109 《わたくしは 何をすれば良いのでしょうか…?》 127 00:11:50,109 --> 00:11:52,111 《分かりません…》 128 00:11:55,114 --> 00:11:57,083 《旦那さま…》 129 00:12:01,221 --> 00:12:03,189 ⚞(膝をぶつける音) 130 00:12:04,123 --> 00:12:06,125 つっ…! 131 00:12:06,125 --> 00:12:08,161 (部下)大丈夫ですか ユリウスさま! 132 00:12:08,161 --> 00:12:10,129 すまない…。 133 00:12:11,130 --> 00:12:13,099 大丈夫…。 (インクつぼに漬かる音) 134 00:12:18,137 --> 00:12:20,139 少し休憩してくる。 135 00:12:20,139 --> 00:12:22,141 (部下たち)承知しました。 136 00:12:26,212 --> 00:12:31,117 何かあったのか? ユリウスさま。 ご様子がおかしい。 137 00:12:31,117 --> 00:12:36,122 (部下)昨日は早めに帰宅されたから 休養が取れたと思ったんだが。 138 00:12:36,122 --> 00:12:40,126 (部下)でも 書類は完璧…。 さすがです。 139 00:12:44,130 --> 00:12:53,139 ♬~ 140 00:12:53,139 --> 00:12:57,143 《いつの間にか忘れていた》 141 00:12:57,143 --> 00:13:01,114 《見知らぬ相手と寄り添う両親の姿も…》 142 00:13:01,114 --> 00:13:03,116 (カールレ)いいかげんにしてくれ。 143 00:13:03,116 --> 00:13:05,151 (マイヤ)わたくしの立場なんて 考えたこともないくせに。 144 00:13:05,151 --> 00:13:09,155 (ユリウスの声) 《顔を合わせると言い争いばかりをして…→ 145 00:13:09,155 --> 00:13:13,159 そして 言い争いすらなくなる頃には…→ 146 00:13:13,159 --> 00:13:18,131 広い広い あの家で 一人になっていたことも…》 147 00:13:20,199 --> 00:13:22,135 (ユリウスの声)《エルサ…》 148 00:13:22,135 --> 00:13:27,140 《君と過ごしていたら 忘れていたんだ》 149 00:13:27,140 --> 00:13:31,110 《だから 怖い…》 150 00:13:31,110 --> 00:13:34,113 《「好きな人ができたから出ていきたい」 と言われたら→ 151 00:13:34,113 --> 00:13:37,116 どうすればいいだろう》 152 00:13:37,116 --> 00:13:40,119 《俺は…→ 153 00:13:40,119 --> 00:13:44,123 愛のない結婚だからと突き放して…》 154 00:13:44,123 --> 00:13:50,096 《それでも共に過ごしてくれる彼女に 甘えていたくせに》 155 00:13:51,130 --> 00:13:57,103 《今は言葉で確認することすら 怖いと感じるなんて》 156 00:13:58,104 --> 00:14:00,106 (シスター)どうかなさいましたか? 157 00:14:02,141 --> 00:14:07,113 突然すみません。 ご気分が悪いように見えましたので…。 158 00:14:07,113 --> 00:14:12,118 いえ シスター 少々 休憩をしていただけですので…。 159 00:14:12,118 --> 00:14:15,121 あら ごめんなさい 余計なことを…。 160 00:14:15,121 --> 00:14:19,125 いえ…。 失礼ですが 王宮にご用件が? 161 00:14:19,125 --> 00:14:24,097 はい。 本日は 勤めている子供の家の 運営費を増やしていただきたく→ 162 00:14:24,097 --> 00:14:27,100 嘆願に伺ったのですが。 163 00:14:27,100 --> 00:14:29,135 子供の家の…。 164 00:14:29,135 --> 00:14:36,142 ええ。 ですのに お恥ずかしながら 窓口に向かうまでに迷ってしまいまして…。 165 00:14:36,142 --> 00:14:40,113 それでしたら 私がご案内しましょう。 166 00:14:40,113 --> 00:14:42,081 まあ ありがとうございます。 167 00:14:43,116 --> 00:14:49,122 わたくしの勤める子供の家は とても環境が悪くて…。 168 00:14:49,122 --> 00:14:53,126 人手も足りず 運営費も年々減額されるばかりで→ 169 00:14:53,126 --> 00:14:57,096 オーナーから閉鎖を迫られています。 170 00:14:58,097 --> 00:15:02,135 わたくし自身も 子供の家で育ったもので…。 171 00:15:02,135 --> 00:15:05,204 血のつながりはないですが→ 172 00:15:05,204 --> 00:15:09,208 共に暮らす子供たちは 大切な家族ですから…。 173 00:15:10,143 --> 00:15:13,112 どうしたらと途方に暮れていたところ→ 174 00:15:13,112 --> 00:15:18,151 最近ようやく ボランティアで 子供たちの教員になってくださる方が→ 175 00:15:18,151 --> 00:15:21,154 見つかりまして。 そうでしたか。 176 00:15:21,154 --> 00:15:24,123 ええ。 その方が…→ 177 00:15:24,123 --> 00:15:29,128 子供たちのことを 大変 親身に思ってくださるのです。 178 00:15:29,128 --> 00:15:34,133 そのことに励まされて わたくしも何かできないかと思い…→ 179 00:15:34,133 --> 00:15:37,136 それで今日 伺ったのです。 180 00:15:37,136 --> 00:15:39,138 …なるほど。 181 00:15:39,138 --> 00:15:43,142 嘆願がきちんと受け付けられるよう 私も手伝いましょう。 182 00:15:43,142 --> 00:15:48,114 まあ 心強いですわ。 ありがとうございます。 183 00:15:52,151 --> 00:15:57,123 それにしても 良い教員の方がいらして 良かったですね。 184 00:15:57,123 --> 00:16:01,160 ええ。 公爵家のご婦人なのですが…→ 185 00:16:01,160 --> 00:16:08,134 お野菜を育てるのがお好きだそうで 園芸について よくお話しくださるんです。 186 00:16:08,134 --> 00:16:13,139 ですので こちらのお庭にも興味が湧いて…→ 187 00:16:13,139 --> 00:16:16,142 先ほどは つい見入ってしまっておりました。 188 00:16:16,142 --> 00:16:23,115 ♬~ 189 00:16:23,115 --> 00:16:25,151 (シスター)どうしました? 190 00:16:25,151 --> 00:16:29,121 あの その新しい教員の方というのは…。 191 00:16:30,156 --> 00:16:32,124 ん…? 192 00:16:47,139 --> 00:16:51,110 (工事の音) 193 00:16:51,110 --> 00:16:53,179 あ…! 194 00:16:53,179 --> 00:17:00,119 (大工たちのざわめき) 195 00:17:00,119 --> 00:17:03,122 あっ… まさか閉鎖…!? 196 00:17:03,122 --> 00:17:05,091 いえ…。 197 00:17:08,127 --> 00:17:11,130 修理してくださっている…? 198 00:17:14,100 --> 00:17:16,102 これは一体…。 199 00:17:17,103 --> 00:17:19,105 (アイラ)エルサ先生! 200 00:17:19,105 --> 00:17:22,208 見て見て! アイラさん! 201 00:17:22,208 --> 00:17:24,143 新しい本が来たよ。 202 00:17:24,143 --> 00:17:26,112 わあ! ぴかぴかですね! 203 00:17:26,112 --> 00:17:30,082 かっこいいペンも もらったよ! すごいです! 204 00:17:31,117 --> 00:17:36,122 エルサさま… 実は先日 オーナーが変わったんです。 205 00:17:36,122 --> 00:17:39,191 まあ! あの方がお辞めに? 206 00:17:39,191 --> 00:17:43,095 (シスター)新しいオーナーをご紹介しますね。 はい。 207 00:17:43,095 --> 00:17:45,197 エルサ。 あ…。 208 00:17:45,197 --> 00:17:47,166 旦那さま!? 209 00:17:50,136 --> 00:17:55,107 (シスター)エルサさま 院内のご案内をお願いできますか? 210 00:17:55,107 --> 00:17:57,209 はい。 211 00:17:57,209 --> 00:17:59,178 (ドアの開く音) 212 00:18:01,113 --> 00:18:04,116 ここの経営状態を調べたところ→ 213 00:18:04,116 --> 00:18:10,122 国からの運営費を 前のオーナーが横領していたことが発覚した。 214 00:18:10,122 --> 00:18:14,160 なので 厳重に処罰して ロイアス公爵家で買い取ったんだ。 215 00:18:14,160 --> 00:18:17,129 まあ そんなことが。 216 00:18:17,129 --> 00:18:19,131 《規模が大きいです…》 217 00:18:21,133 --> 00:18:25,137 あの 旦那さま…。 ん…? 218 00:18:25,137 --> 00:18:30,142 ボランティアのこと すぐにお話しせず 申し訳ありませんでした。 219 00:18:30,142 --> 00:18:32,144 エルサ…。 220 00:18:32,144 --> 00:18:36,148 今でもユカライネン領地に ご援助いただいてますし→ 221 00:18:36,148 --> 00:18:39,151 何不自由なく 過ごさせていただいているのに…。 222 00:18:41,187 --> 00:18:45,224 これ以上 何かを望んで良いものかと 考えていたら→ 223 00:18:45,224 --> 00:18:48,194 言い出すタイミングを失ってしまって…。 224 00:18:51,130 --> 00:18:54,133 顔を上げてくれ エルサ。 225 00:18:56,202 --> 00:18:59,205 君が負い目を感じることなど 何一つない。 226 00:18:59,205 --> 00:19:05,144 貴族の家として慈善事業を行うことは 果たすべき義務の一つだ。 227 00:19:05,144 --> 00:19:11,150 それに こう言ってはなんだが 政治的なパフォーマンスにもつながることだ。 228 00:19:11,150 --> 00:19:13,119 旦那さま…。 229 00:19:14,120 --> 00:19:18,124 それよりも… 俺こそ すまなかった。 230 00:19:18,124 --> 00:19:20,126 え…? 231 00:19:20,126 --> 00:19:23,162 君と きちんと話すべきだった。 232 00:19:23,162 --> 00:19:28,200 街で親しげに 男性と話しているところを見かけて…→ 233 00:19:28,200 --> 00:19:30,136 恋仲なのではと…。 234 00:19:30,136 --> 00:19:33,139 外出している理由は 彼に会うためなのではないかと→ 235 00:19:33,139 --> 00:19:35,141 考えてしまって…。 236 00:19:35,141 --> 00:19:40,112 君と どう接していいか 分からなくなっていたんだ。 237 00:19:40,112 --> 00:19:45,117 街の男性と恋仲!? えっ… いつの話でしょう…!? 238 00:19:45,117 --> 00:19:48,120 そのようなお相手はおりません。 239 00:19:48,120 --> 00:19:52,091 どう申し上げれば 信じていただけるのか…! 240 00:19:53,125 --> 00:20:17,116 ♬~ 241 00:20:17,116 --> 00:20:22,088 エルサ これからは誰にも触れさせないでほしい。 242 00:20:25,124 --> 00:20:28,127 許せそうにないんだ。 243 00:20:28,127 --> 00:20:33,132 髪の先でも 君が俺以外に触れられることが。 244 00:20:36,102 --> 00:20:38,104 は… はい! 気を付けます。 245 00:20:41,207 --> 00:20:43,175 ⚞(アイラ)エルサ先生! 246 00:20:45,111 --> 00:20:47,113 (女の子)一緒に遊ぼう! 247 00:20:47,113 --> 00:20:49,081 はい もちろんです! 248 00:20:51,117 --> 00:20:54,086 (男の子)お兄ちゃんも! おお…! 249 00:20:55,121 --> 00:20:58,257 (女の子)ちょっと待って! (アイラ)早く早く! 250 00:20:58,257 --> 00:21:01,260 ⚟(男の子)こっち こっち! ⚟(シスター)あらまあ…。 251 00:21:02,128 --> 00:21:04,096 《なぜでしょう》 252 00:21:04,096 --> 00:21:07,133 《旦那さまに触れられると…→ 253 00:21:07,133 --> 00:21:11,103 その場所から熱が広がるように 意識してしまって…》 254 00:21:12,204 --> 00:21:16,108 《胸が苦しくなるのですが…》 255 00:21:16,108 --> 00:21:18,110 《旦那さま→ 256 00:21:18,110 --> 00:21:23,115 わたくしは どうしてしまったのでしょうか?》 257 00:21:24,183 --> 00:21:29,188 ♬~