1 00:00:05,172 --> 00:00:07,140 (ノック) 2 00:00:08,242 --> 00:00:10,210 ⚟(パルニラ伯爵)入れ。 3 00:00:12,145 --> 00:00:14,147 (パルニラ伯爵)その子供か? 4 00:00:14,147 --> 00:00:17,150 (執事)はい。 確認しました。 (パルニラ伯爵)うむ。 5 00:00:21,154 --> 00:00:25,125 今日から おまえは ヤルモ・パルニラと名乗るように。 6 00:00:25,125 --> 00:00:27,127 (ヤルモ・パルニラ)あっ…。 7 00:00:30,130 --> 00:00:35,135 ♬~ 8 00:02:28,148 --> 00:02:30,117 (息を吐く音) 9 00:02:40,127 --> 00:02:42,162 (女の子)また誰か売られる。 10 00:02:42,162 --> 00:02:44,131 (男の子)死ぬまで働かされるんだ。 11 00:02:49,136 --> 00:02:51,104 こいつです。 12 00:02:54,141 --> 00:02:56,143 (探偵)間違いないな? 13 00:02:56,143 --> 00:02:58,111 はい。 確かでさぁ。 14 00:02:59,146 --> 00:03:01,114 ほら 立て! 15 00:03:03,150 --> 00:03:05,118 (探偵)ついてきなさい。 16 00:03:06,119 --> 00:03:08,121 (探偵)この子です。 17 00:03:20,167 --> 00:03:22,169 《あったかい…》 18 00:03:25,138 --> 00:03:30,143 そうしてみると なるほど… よく似ているな。 19 00:03:30,143 --> 00:03:33,146 父親のこと 何か覚えているか? 20 00:03:35,148 --> 00:03:40,153 そうか…。 死んだのは おまえが物心つく前だったようだからな。 21 00:03:40,153 --> 00:03:42,155 (ヤルモ)あっ…!? 22 00:03:42,155 --> 00:03:44,124 ふう…。 23 00:03:45,158 --> 00:03:48,161 いずれ分かることだから 話しておこう。 24 00:03:48,161 --> 00:03:52,132 自分の役目を知るためにも そのほうがいいだろう。 25 00:03:53,166 --> 00:03:56,136 おまえの父親は 私の弟だ。 26 00:03:57,137 --> 00:03:59,172 ああ…! 27 00:03:59,172 --> 00:04:04,177 町の娘と恋に落ち 子供までつくって駆け落ちしたきり→ 28 00:04:04,177 --> 00:04:08,148 もう二度と関わることはないと 思っていたが…。 29 00:04:08,148 --> 00:04:11,151 私の妻は あのとおり病弱でね…。 30 00:04:11,151 --> 00:04:17,157 ようやく産んだ子供が 女の子だったため 男の跡継ぎが必要となった。 31 00:04:17,157 --> 00:04:21,161 そこで 人を雇って 弟を捜したのだが…。 32 00:04:21,161 --> 00:04:27,134 弟と町の娘は 家を出て間もなく 不慮の事故で命を落とし→ 33 00:04:27,134 --> 00:04:31,138 残された子供は 行方知れずとなっていたのだ。 34 00:04:31,138 --> 00:04:36,143 その後も捜索を続け ようやく見つけた子供が男児だったことから→ 35 00:04:36,143 --> 00:04:39,179 こうして 呼び寄せたわけだが…。 36 00:04:39,179 --> 00:04:43,183 おまえは 今日から パルニラ伯爵家の人間であり→ 37 00:04:43,183 --> 00:04:45,152 われわれの家族だ。 あっ…。 38 00:04:46,153 --> 00:04:48,121 《家族…?》 39 00:04:50,123 --> 00:04:54,127 (パルニラ伯爵)これからは それにふさわしい立ち振る舞いをするように。 40 00:05:03,136 --> 00:05:05,105 (ヤルモ)あっ…! 41 00:05:07,207 --> 00:05:09,142 ご… ごめんなさい。 42 00:05:09,142 --> 00:05:11,144 (パルニラ伯爵)やめろ! 43 00:05:11,144 --> 00:05:13,113 みっともない。 44 00:05:17,150 --> 00:05:19,119 (パルニラ伯爵夫人)フッ…。 45 00:05:20,220 --> 00:05:22,189 (セラフィーナ・パルニラ)こえ。 んっ? 46 00:05:24,157 --> 00:05:26,126 (セラフィーナ)こえ あげゆ。 47 00:05:26,126 --> 00:05:29,129 大丈夫だよ。 ありがとう。 48 00:05:30,130 --> 00:05:32,132 ヘヘッ…。 49 00:05:38,138 --> 00:05:40,140 フフッ…。 50 00:05:40,140 --> 00:05:48,215 ♬~ 51 00:05:48,215 --> 00:05:50,150 (ヤルモ)《家族…》 52 00:05:50,150 --> 00:05:54,120 《これが… 僕の…?》 53 00:05:59,125 --> 00:06:02,128 (ヤルモの声)戻りたくない あの場所には…。 54 00:06:04,164 --> 00:06:07,133 (ヤルモの声)認めてほしい 父上に…。 55 00:06:07,133 --> 00:06:09,135 誰よりも強く…。 56 00:06:11,238 --> 00:06:13,139 (ヤルモの声)誰よりも優秀に…! 57 00:06:13,139 --> 00:06:19,212 ♬~ 58 00:06:19,212 --> 00:06:24,217 (ヤルモ)《父上 この名門校に入学できたこと 褒めていただけますか?》 59 00:06:25,185 --> 00:06:29,189 (校長)監督生 ユリウス・ロイアス。 (ユリウス・ロイアス)はい。 60 00:06:33,159 --> 00:06:37,130 新入生を代表して あいさついたします。 61 00:06:41,167 --> 00:06:43,169 《ユリウス・ロイアス…》 62 00:06:43,169 --> 00:06:49,142 ♬~ 63 00:06:49,142 --> 00:06:51,144 (生徒)またユリウスが1位だ。 64 00:06:51,144 --> 00:06:53,146 (生徒)さすが ロイアス家は違うな。 65 00:06:57,150 --> 00:06:59,152 《また2位…》 66 00:07:00,153 --> 00:07:02,155 (サーブル剣を打ち合う音) 67 00:07:02,155 --> 00:07:04,124 ハッ! 68 00:07:05,158 --> 00:07:07,227 (床に刺さる音) (生徒たち)おおっ! 69 00:07:07,227 --> 00:07:09,229 (ヤルモ)うっ…。 70 00:07:12,165 --> 00:07:14,134 《か… 勝てない…》 71 00:07:14,134 --> 00:07:26,146 ♬~ 72 00:07:26,146 --> 00:07:29,182 (拍手と歓声) 73 00:07:29,182 --> 00:07:33,153 (歓声) 74 00:07:33,153 --> 00:07:37,223 《ユリウスにだけは どうしても勝てない…》 75 00:07:37,223 --> 00:07:39,159 ⚞(セラフィーナ)ヤルモお兄さま~! 76 00:07:39,159 --> 00:07:41,127 ウフフフ…! 77 00:07:44,164 --> 00:07:46,232 来てくださったんですね。 78 00:07:46,232 --> 00:07:50,170 (セラフィーナ)お兄さまが 絶対 優勝だと思いましたのに~! 79 00:07:50,170 --> 00:07:52,205 ごめんね セラフィーナ。 80 00:07:52,205 --> 00:07:54,207 ⚞(生徒)ユリウスくん 1位おめでとう。 81 00:07:54,207 --> 00:07:56,209 ⚞(生徒)やっぱり すごいな。 82 00:07:56,209 --> 00:07:59,179 直線の伸び 最高だったよ。 ありがとう。 83 00:08:04,150 --> 00:08:06,119 ヤルモお兄さま。 84 00:08:06,119 --> 00:08:10,123 あの方のお名前は なんとおっしゃいますの? 85 00:08:16,162 --> 00:08:18,131 はああ…! 86 00:08:21,134 --> 00:08:24,104 《やはり 「本物」には勝てないのか》 87 00:08:28,141 --> 00:08:32,145 ヤルモくん もう全部読んだの? (ヤルモ)はい。 88 00:08:38,151 --> 00:08:40,120 あっ…。 89 00:08:47,127 --> 00:08:49,129 ユリウスくん? 90 00:08:55,135 --> 00:08:59,139 《つい反射で 声に出してしまった…》 91 00:08:59,139 --> 00:09:01,141 えっと…。 92 00:09:01,141 --> 00:09:03,109 すまない。 93 00:09:04,144 --> 00:09:06,112 君は誰だっけ? 94 00:09:08,148 --> 00:09:10,150 (ヤルモ)《そっか…》 95 00:09:10,150 --> 00:09:13,119 《僕を知らなかったんだ…》 96 00:09:13,119 --> 00:09:19,125 《僕は ずっと見ていたのに ユリウスにとって 僕は…→ 97 00:09:19,125 --> 00:09:22,128 あの場所にいた頃のように 透明で…→ 98 00:09:22,128 --> 00:09:25,165 名前を知る価値すらないものだったんだ》 99 00:09:25,165 --> 00:09:32,172 ♬~ 100 00:09:32,172 --> 00:09:36,142 急ぎの用でないなら 迎えの時間なので失礼する。 101 00:09:36,142 --> 00:09:54,127 ♬~ 102 00:09:56,162 --> 00:09:58,164 (ヤルモ)うっ…。 103 00:10:02,235 --> 00:10:05,205 嫌な夢を見たな…。 なぜ 今頃…。 104 00:10:06,139 --> 00:10:08,141 ハア…。 105 00:10:19,185 --> 00:10:22,222 ヤルモさま こちらでしたか。 106 00:10:22,222 --> 00:10:28,161 こちら ロイアス公爵家に関する 最新の調査報告書になります。 107 00:10:28,161 --> 00:10:33,233 最近 慈善活動の一環で 子供の家を買い取ったようです。 108 00:10:33,233 --> 00:10:36,236 (ヤルモ)分かった。 下がれ。 はっ。 109 00:10:39,172 --> 00:10:42,141 よりによって 子供の家か…。 110 00:10:45,144 --> 00:10:49,249 (ヤルモの声)君は ずっと知ることはないだろう。 111 00:10:49,249 --> 00:10:53,219 絶望するほどの屈辱を…。 112 00:11:03,129 --> 00:11:06,132 (ハンネス・ユカライネン)やっほー! 姉さん。 遊びに来たよ。 113 00:11:07,133 --> 00:11:09,135 (エルサ・ユカライネン)あっ いらっしゃい ハンネス。 114 00:11:10,136 --> 00:11:15,141 今日は 学校の帰りなのですね。 制服 似合ってますよ。 115 00:11:15,141 --> 00:11:19,145 そういえば 今日 図書館の先生に初めて聞いたんだけど…。 116 00:11:19,145 --> 00:11:24,150 ユリウスさまも 今 僕が通ってる学校の卒業生なんだって! 117 00:11:24,150 --> 00:11:27,153 まあ! わたくし知りませんでした。 118 00:11:27,153 --> 00:11:32,192 《ということは 旦那さまも この制服を…》 119 00:11:32,192 --> 00:11:34,127 俺が なんだって? 120 00:11:34,127 --> 00:11:36,162 うわあ! うわっ! 121 00:11:36,162 --> 00:11:41,134 ああ いえ… 旦那さまが ハンネスの通う学校の卒業生だと聞いて→ 122 00:11:41,134 --> 00:11:43,136 つい 制服姿を思い浮かべ…。 123 00:11:43,136 --> 00:11:47,106 えっ? あわわわ…! な… なんでもありません…。 124 00:11:48,141 --> 00:11:51,144 ユリウスさまは 子供の家にご用事が? 125 00:11:51,144 --> 00:11:53,146 エルサを迎えに来た。 126 00:11:53,146 --> 00:11:56,149 帰宅が早い日は お迎えに来てくださるんですよ。 127 00:11:58,117 --> 00:12:02,121 散らかしたままで申し訳ありません。 急いで支度しますね。 128 00:12:02,121 --> 00:12:04,123 焦らなくていい。 129 00:12:05,124 --> 00:12:08,127 んっ? それは? 130 00:12:08,127 --> 00:12:12,131 必要な物品の経費を計算していたんです。 131 00:12:12,131 --> 00:12:17,103 最大限 寄付品などを活用しますが 不足しているものも多く…。 132 00:12:19,138 --> 00:12:21,107 頼るだけではいけませんし…。 133 00:12:21,107 --> 00:12:26,112 予算は十分に頂いていますが できるところは節約したいんです。 134 00:12:27,113 --> 00:12:29,115 ふむ…。 135 00:12:29,115 --> 00:12:33,119 では 子供の家で 寄付金を募るバザーを やってはどうだろうか? 136 00:12:33,119 --> 00:12:36,122 あっ なるほど! バザー! 137 00:12:37,123 --> 00:12:41,127 町の人たちに こちらの環境も知っていただけますし→ 138 00:12:41,127 --> 00:12:44,097 子供たちの社会学習にもなると思います! 139 00:12:45,198 --> 00:12:47,133 (3人)バザー? 140 00:12:47,133 --> 00:12:49,202 エルサ先生 バザーってなあに? 141 00:12:49,202 --> 00:12:54,173 フフフ。 バザーはですね みんなで持ち寄ったものを…。 142 00:12:57,143 --> 00:13:02,115 しばらくお会いしないうちに 随分と姉に甘くなりましたね。 143 00:13:02,115 --> 00:13:04,117 (せき払い) 144 00:13:04,117 --> 00:13:08,121 彼女には 笑っていてほしいだけだ。 145 00:13:11,190 --> 00:13:14,127 ああ 君が あのユリウスくんの…。 146 00:13:14,127 --> 00:13:16,129 (ハンネス)はい。 義理の弟です! 147 00:13:16,129 --> 00:13:20,199 それで ユリウスさまが どんなふうに過ごしていたのか→ 148 00:13:20,199 --> 00:13:22,135 参考までにお聞きしたくて。 149 00:13:22,135 --> 00:13:27,140 ユリウスくんはね 学園一の優等生だったけど→ 150 00:13:27,140 --> 00:13:31,210 いつも一人で 笑わない静かな子だったなあ。 151 00:13:31,210 --> 00:13:35,181 (女の子)私 お菓子屋さんがいい! クッキー焼きたい! 152 00:13:35,181 --> 00:13:38,217 いいですね。 みんなで焼きましょう。 153 00:13:38,217 --> 00:13:43,189 旦那さま お屋敷からも出品できるものを 探していいでしょうか? 154 00:13:45,191 --> 00:13:47,193 ああ それなら…。 155 00:13:50,129 --> 00:13:53,132 〈本日は 教会主催のチャリティーバザーです〉 156 00:13:54,133 --> 00:13:56,102 お買い上げ ありがとうございます。 157 00:13:57,136 --> 00:14:01,140 (レベッカ・リーコネン)エルサさま そろそろ クッキーの在庫がなくなりそうですわ。 158 00:14:01,140 --> 00:14:06,145 申し訳ありません レベッカさま。 たくさんお手伝いしていただいてしまって…。 159 00:14:06,145 --> 00:14:11,117 いえいえ。 楽しいですから お気になさらないでください。 160 00:14:11,117 --> 00:14:13,119 (オリバー)エルサ先生。 (レベッカ・エルサ)んっ? 161 00:14:13,119 --> 00:14:15,221 (オリバー)クッキー 追加持ってきたよ。 162 00:14:15,221 --> 00:14:17,223 うわあ! 163 00:14:17,223 --> 00:14:19,225 オリバーくん ありがとうございます。 164 00:14:19,225 --> 00:14:22,195 ちょうど なくなるところでした。 165 00:14:23,162 --> 00:14:25,131 あっ…。 166 00:14:25,131 --> 00:14:27,133 すみませーん。 167 00:14:28,167 --> 00:14:30,136 (2人)はいっ。 168 00:14:32,138 --> 00:14:34,140 盛況ですわね。 169 00:14:34,140 --> 00:14:38,144 準備していた品物も 早めになくなりそうです。 170 00:14:38,144 --> 00:14:40,146 あら? そちらは…? 171 00:14:40,146 --> 00:14:44,117 こちらは 旦那さまのために残していただいた クッキーです。 172 00:14:44,117 --> 00:14:47,120 今日は ユリウスは来られなかったのですね。 173 00:14:47,120 --> 00:14:50,123 はい。 残念がっておいででした。 174 00:14:54,127 --> 00:14:57,130 (2人)フフフ…。 (オリバー)エルサ先生。 175 00:15:00,133 --> 00:15:02,135 どうしましたか? オリバーくん。 176 00:15:02,135 --> 00:15:04,203 エルサ先生は→ 177 00:15:04,203 --> 00:15:07,140 ユリウスさまと結婚してるって 本当? 178 00:15:07,140 --> 00:15:11,144 うん? はい そうですよ。 179 00:15:11,144 --> 00:15:13,146 ああっ…! 180 00:15:13,146 --> 00:15:17,116 で… でも 俺が大きくなったら…。 181 00:15:18,117 --> 00:15:21,154 (アイラ)2人の仲を裂くなんて 駄目よ! 182 00:15:21,154 --> 00:15:23,122 (オリバー)ア… アイラ! 183 00:15:23,122 --> 00:15:27,160 2人は愛し合っているから 結婚したんだよ。 (オリバー)うっ…! 184 00:15:27,160 --> 00:15:29,228 うわあーーっ!! 185 00:15:29,228 --> 00:15:32,165 オリバーくん!? (レベッカ)あらあら…。 186 00:15:32,165 --> 00:15:35,134 (アイラ)エルサ先生 弟が ごめんなさい! 187 00:15:35,134 --> 00:15:37,136 大丈夫ですよ。 188 00:15:37,136 --> 00:15:39,138 わたくし ちょっと 行ってみますね。 189 00:15:41,207 --> 00:15:43,209 私も行く! 190 00:15:45,144 --> 00:15:50,149 ロマンスですわね! これは 後で ユリウスに報告しなければ…。 191 00:15:53,119 --> 00:15:55,121 やっぱり ここだ。 192 00:15:55,121 --> 00:15:57,123 アイラさんは ここで待っててくださいね。 193 00:16:00,126 --> 00:16:02,128 オリバーくん。 あっ…。 194 00:16:02,128 --> 00:16:05,131 急に駆け出すので 心配しました。 195 00:16:05,131 --> 00:16:08,100 みんなの所へ戻りましょう。 196 00:16:09,135 --> 00:16:11,137 (オリバー)エルサ先生…。 197 00:16:11,137 --> 00:16:15,208 俺 エルサ先生が好きだ。 198 00:16:15,208 --> 00:16:18,144 わたくしのことを好いてくださって うれしいです! 199 00:16:18,144 --> 00:16:21,113 わたくしも オリバーくんが大好きですよ。 200 00:16:21,113 --> 00:16:25,151 (オリバー)で… でも 一番じゃないんでしょ? 201 00:16:25,151 --> 00:16:31,123 結婚してるってことは エルサ先生は ユリウスさまが 一番好きなんでしょ? 202 00:16:33,125 --> 00:16:36,128 (アイラ)もう~ しつこいわよ! 203 00:16:36,128 --> 00:16:38,130 (オリバー)アイラ! おまえ いたのかよ! 204 00:16:38,130 --> 00:16:42,101 (アイラ)あんまり困らせると エルサ先生に嫌われるよ。 205 00:16:43,102 --> 00:16:46,105 き… 嫌われたくない…。 206 00:16:46,105 --> 00:16:49,141 嫌いになんてなりませんよ。 207 00:16:49,141 --> 00:16:53,112 わたくしは オリバーくんが優しい子だって 知っていますから。 208 00:16:54,146 --> 00:16:56,115 うん…。 209 00:16:56,115 --> 00:17:00,119 戻って みんなで おやつにしよ! 私の分もあげるわよ。 210 00:17:00,119 --> 00:17:02,121 いらねえし! 211 00:17:02,121 --> 00:17:05,124 (アイラ)ほら 行くわよ。 (オリバー)おい 引っ張るなよ。 212 00:17:06,125 --> 00:17:10,129 (アイラの声) 愛し合っているから 結婚したんだよ。 213 00:17:10,129 --> 00:17:15,134 (オリバーの声)エルサ先生は ユリウスさまが 一番好きなんでしょ? 214 00:17:21,140 --> 00:17:23,142 (アレクシス・ヨーセフ・ラルト) ユリウスに担当してもらっている→ 215 00:17:23,142 --> 00:17:27,146 地方都市整備計画の進捗についてだが…。 216 00:17:27,146 --> 00:17:32,151 ユロラ地方とベリ地方は 共に順調だと報告を受けています。 217 00:17:32,151 --> 00:17:36,222 次年度は ユカライネン地方に着手できるかと。 218 00:17:36,222 --> 00:17:40,126 ふむ。 となると やはり気になるのは クレーサ地方だな。 219 00:17:40,126 --> 00:17:43,129 なぜ こんなに進捗が遅れているんだ? 220 00:17:43,129 --> 00:17:46,132 部下に対応させてはいるのですが…。 221 00:17:46,132 --> 00:17:50,102 らちが明かないな。 ユリウス 一度 視察を頼む。 222 00:17:51,137 --> 00:17:53,105 …承知しました。 223 00:17:54,206 --> 00:17:58,144 (イエレ・エクルース)出張を回避しようと 頑張っていたな そういえば。 224 00:17:58,144 --> 00:18:00,146 イエレ。 225 00:18:00,146 --> 00:18:03,149 (アレクシス)クレーサ地方は ユカライネン領に雰囲気が似ていて→ 226 00:18:03,149 --> 00:18:05,117 空気のいい所だぞ。 227 00:18:05,117 --> 00:18:08,087 あと チーズがうまい。 はあ…。 228 00:18:11,123 --> 00:18:13,125 《出張か…》 229 00:18:16,128 --> 00:18:19,131 (アドルフ・エスコラの声) クレーサ地方の状況をおもんぱかり→ 230 00:18:19,131 --> 00:18:22,101 ご支援をいただいたこと 深く感謝します。 231 00:18:22,101 --> 00:18:26,105 おかげで 遅れていた道路整備の一部が 完了いたしました。 232 00:18:26,105 --> 00:18:30,109 よろしければ 一度 わが領地にお越しください。 233 00:18:30,109 --> 00:18:32,144 歓迎いたします。 234 00:18:32,144 --> 00:18:38,117 お約束どおり 次期議長選の際は必ず パルニラ伯爵を支持させていただきます。 235 00:18:38,117 --> 00:18:40,119 クレーサ領主 アドルフ・エスコラ。 236 00:18:40,119 --> 00:18:42,121 (扉の開く音) 237 00:18:42,121 --> 00:18:45,124 (ヤルモ)おかえりなさいませ 父上。 238 00:18:45,124 --> 00:18:47,126 ロイアス公爵家め…。 239 00:18:51,097 --> 00:18:53,099 まったく いまいましい。 240 00:18:53,099 --> 00:18:55,134 (ヤルモ)どうなさいましたか? 241 00:18:55,134 --> 00:18:58,204 水面下で根回しをしていた法案を→ 242 00:18:58,204 --> 00:19:01,107 可決確実というところで ユリウスが意見して→ 243 00:19:01,107 --> 00:19:03,109 審議見直しになったのだ。 244 00:19:03,109 --> 00:19:06,112 邪魔ばかりする 王家の犬が。 245 00:19:06,112 --> 00:19:10,116 (ヤルモ)彼のことでしたら ご心配なくと申し上げました。 246 00:19:12,118 --> 00:19:18,124 (ヤルモ)今に必ず わがパルニラ家を 優位に立たせてみせましょう。 247 00:19:18,124 --> 00:19:20,126 フフッ…。 248 00:19:20,126 --> 00:19:25,131 ♬~ 249 00:20:52,118 --> 00:20:54,153 美味しい。 250 00:20:54,153 --> 00:20:57,156 フフッ…。 みんなで頑張りました。 251 00:20:57,156 --> 00:21:00,126 今日はバザーを手伝えず すまなかった。 252 00:21:00,126 --> 00:21:03,162 どうだった? とても盛況でした。 253 00:21:03,162 --> 00:21:05,164 子供たちも楽しそうで…。 254 00:21:05,164 --> 00:21:09,168 (オリバーの声)エルサ先生は ユリウスさまが 一番好きなんでしょ? 255 00:21:11,203 --> 00:21:13,139 エルサ…? 256 00:21:13,139 --> 00:21:15,107 今日は疲れているだろう。 257 00:21:15,107 --> 00:21:19,211 俺が新しい紅茶を入れてこよう。 は… はい! 258 00:21:19,211 --> 00:21:23,182 ああ いえ そんな 旦那さまこそ お仕事に行かれてましたのに。 259 00:21:24,116 --> 00:21:26,085 あっ…。 260 00:21:28,187 --> 00:21:32,191 すまない。 わたくしこそ 失礼しました。 261 00:21:35,127 --> 00:21:37,129 《きょ… 距離を取られた…》 262 00:21:42,134 --> 00:21:49,141 《先ほどから気になっていたが 目も合わないし どこか上の空な気がする》 263 00:21:49,141 --> 00:21:54,146 《連日 教師の仕事と並行して バザーの準備で忙しくしていたし→ 264 00:21:54,146 --> 00:21:56,115 疲れているのだろうか》 265 00:21:56,115 --> 00:22:03,189 《そういえば 俺は 話を聞くだけで 何一つ 手伝うことができなかった》 266 00:22:03,189 --> 00:22:07,126 《こんな状態のエルサを残して 地方視察なんて…》 267 00:22:07,126 --> 00:22:12,131 ユカライネン領に雰囲気が似ていて 空気のいい所だぞ。 268 00:22:12,131 --> 00:22:14,099 あっ…! 269 00:22:15,100 --> 00:22:17,102 エルサ。 はいっ。 270 00:22:18,103 --> 00:22:21,106 チーズは好きか? 好き? えっ? 271 00:22:21,106 --> 00:22:25,110 チーズ? あっ はい もちろん。 大好きです! 272 00:22:26,145 --> 00:22:31,116 実は クレーサ地方に 1週間の出張に行くことになったのだが→ 273 00:22:31,116 --> 00:22:35,187 そこは チーズが美味しいそうだ。 あっ はい…。 274 00:22:35,187 --> 00:22:37,189 その…→ 275 00:22:37,189 --> 00:22:41,126 よかったら 俺と一緒に行ってくれないか? 276 00:22:41,126 --> 00:22:44,129 あっ…! い… 行きます! 277 00:22:44,129 --> 00:22:47,132 旦那さまのお邪魔にならないのであれば 喜んで! 278 00:22:47,132 --> 00:22:49,134 よろしく頼む。 279 00:22:49,134 --> 00:22:51,103 フフ…。 280 00:22:51,103 --> 00:22:53,105 はいっ!