1 00:00:01,134 --> 00:00:06,139 ♬~ 2 00:00:06,139 --> 00:00:10,143 (ユリウス・ロイアス) エルサ 俺のことも名前で呼んでほしい。 3 00:00:11,144 --> 00:00:14,147 (エルサ・ユカライネン)はい。 もちろんです。 4 00:00:14,147 --> 00:00:16,149 ユリウスさま。 5 00:00:16,149 --> 00:00:18,118 エルサ。 6 00:00:20,153 --> 00:00:22,122 あっ…。 7 00:00:24,157 --> 00:00:26,159 ああ…! 8 00:00:26,159 --> 00:00:28,128 もう一度 頼む。 9 00:00:31,131 --> 00:00:33,166 は… はい。 10 00:00:33,166 --> 00:00:35,135 ユリウスさま…。 11 00:00:39,239 --> 00:00:41,141 (ユリウスの声)エルサ… エルサ…。 12 00:00:41,141 --> 00:00:43,143 エルサ。 13 00:00:44,244 --> 00:00:46,213 はっ… はいっ! 14 00:00:48,148 --> 00:00:50,117 えっ? 15 00:00:51,151 --> 00:00:56,223 よく眠っているところ悪いが そろそろ支度の時間だ。 16 00:00:56,223 --> 00:00:59,126 えっ? 先にラウンジにいる。 17 00:00:59,126 --> 00:01:02,129 (ドアの開閉音) 18 00:01:06,133 --> 00:01:08,101 ああ…! 19 00:01:10,137 --> 00:01:14,107 わたくし なんて夢を…。 20 00:01:15,142 --> 00:01:20,113 ♬~ 21 00:02:53,140 --> 00:02:59,146 (ニーナ・エスコラ) ここを回して こうやって こうすると…。 22 00:02:59,146 --> 00:03:01,148 ジャーン! 23 00:03:01,148 --> 00:03:04,151 うわあ! ニーナさん とってもお上手ですね。 24 00:03:04,151 --> 00:03:06,153 フフッ。 25 00:03:06,153 --> 00:03:10,157 (リーヌ・エスコラ) これが 飾りひもの基本の編み方です。 26 00:03:10,157 --> 00:03:13,160 ここから いろいろな糸を組み合わせていって…。 27 00:03:13,160 --> 00:03:17,130 お祭りで エルサさまにも お手に取っていただいたような→ 28 00:03:17,130 --> 00:03:20,233 アクセサリーや小物を作るんですよ。 29 00:03:20,233 --> 00:03:24,204 アクセサリー 早速 使わせていただいております。 30 00:03:25,238 --> 00:03:27,140 まあ! ありがとうございます。 31 00:03:27,140 --> 00:03:29,142 (ノック) 32 00:03:30,143 --> 00:03:33,113 失礼する。 待たせて すまない。 33 00:03:34,147 --> 00:03:36,116 こんにちは ユリウスさま。 34 00:03:37,150 --> 00:03:39,119 ユ…。 35 00:03:40,153 --> 00:03:42,155 あっ…。 36 00:03:42,155 --> 00:03:44,124 うん? 37 00:03:47,127 --> 00:03:51,131 ああ 呼び方の件は 徐々にでいい。 38 00:03:51,131 --> 00:03:53,200 はい。 39 00:03:53,200 --> 00:03:57,204 《今朝見た夢のせいだなんて 言えません…》 40 00:03:58,138 --> 00:04:01,141 皆で何をしていたんだ? 41 00:04:01,141 --> 00:04:04,211 飾りひもの作り方を教わっていました。 42 00:04:04,211 --> 00:04:06,213 ああ 飾りひも。 43 00:04:06,213 --> 00:04:12,152 王都に戻ったら 子供の家のみんなと 一緒に作ろうと思いまして。 44 00:04:12,152 --> 00:04:14,154 なるほど。 45 00:04:14,154 --> 00:04:19,159 旦那さまは エスコラさまとの打ち合わせは 終わりましたか? 46 00:04:19,159 --> 00:04:24,164 ああ。 この後は予定どおり 紡績工場の視察に行こう。 47 00:04:24,164 --> 00:04:26,133 はいっ。 48 00:04:27,134 --> 00:04:29,136 いってらっしゃーい! 49 00:04:34,174 --> 00:04:40,147 工場に 飾りひもを作る材料があれば 子供たちの分を買い付けよう。 50 00:04:40,147 --> 00:04:42,149 ありがとうございます。 51 00:04:44,151 --> 00:04:47,187 (ヤルモ・パルニラ)いやあ 楽しみですねえ。 52 00:04:47,187 --> 00:04:51,158 《なぜか毎度 ヤルモもついてくるんだよな…》 53 00:04:51,158 --> 00:04:54,161 こんにちは ヤルモさま。 54 00:04:55,162 --> 00:04:59,166 こんにちは エルサさま ユリウス。 55 00:04:59,166 --> 00:05:09,176 ♬~ 56 00:05:09,176 --> 00:05:14,147 ご一緒させていただきまして ありがとうございます。 57 00:05:14,147 --> 00:05:17,184 一人では 観光し尽くしてしまって…。 58 00:05:17,184 --> 00:05:20,153 よろしくお願いします。 フフッ。 59 00:05:21,154 --> 00:05:25,158 《先日の祭りの来賓として 招待されたと言っていたが…》 60 00:05:28,161 --> 00:05:31,164 (アドルフ・エスコラの声)パルニラ伯爵家にも ご支援をいただきまして→ 61 00:05:31,164 --> 00:05:33,133 大変ありがたく思っております。 62 00:05:34,167 --> 00:05:39,172 《パルニラ伯爵家とエスコラ子爵家が 親交が深いという話は→ 63 00:05:39,172 --> 00:05:41,174 聞いたことがない》 64 00:05:46,146 --> 00:05:48,281 《王都に戻り次第→ 65 00:05:48,281 --> 00:05:53,253 再度 クレーサ地方の公共事業基金について 洗い直す必要があるな》 66 00:05:54,254 --> 00:06:00,160 ♬~ 67 00:06:00,160 --> 00:06:06,132 (工場長)この施設は わが町でも 最も歴史ある紡績工場になります。 68 00:06:06,132 --> 00:06:10,203 クレーサは古くから 羊毛工業が盛んな地域でして→ 69 00:06:10,203 --> 00:06:12,138 その技術を生かし→ 70 00:06:12,138 --> 00:06:17,143 近年 急速に需要が拡大した 綿花を原料とした製品を→ 71 00:06:17,143 --> 00:06:22,148 水力紡績機を中心に 大量生産しようとしています。 72 00:06:22,148 --> 00:06:28,154 つきましては 王都での流通を拡大できたらと 思っておりまして。 73 00:06:28,154 --> 00:06:30,156 うわあ…! 74 00:06:30,156 --> 00:06:32,158 そこで ユリウスさま。 75 00:06:32,158 --> 00:06:36,129 この後 ご説明のお時間を 頂きたいのですが…。 76 00:06:36,129 --> 00:06:39,132 はい。 分かりました。 確認しましょう。 77 00:06:41,134 --> 00:06:45,138 (工場長)ありがとうございます。 それでは 事務所へご案内いたします。 78 00:06:45,138 --> 00:06:47,140 ええ。 79 00:06:48,141 --> 00:06:50,143 (工場長)奥さま。 80 00:06:52,245 --> 00:06:55,148 よろしければ 先ほど おっしゃっていた→ 81 00:06:55,148 --> 00:06:59,152 飾りひも用の糸をお選びいただいて お待ちください。 82 00:06:59,152 --> 00:07:03,156 糸を? (工場長)はい。 100種類近くありますので。 83 00:07:03,156 --> 00:07:07,127 まあ! そんなに種類があるのですね。 84 00:07:07,127 --> 00:07:11,131 確かに 迷ってしまって 時間がかかりそうですね。 85 00:07:12,132 --> 00:07:14,134 そうだな。 見てくるといい。 86 00:07:14,134 --> 00:07:18,138 では 私は エルサさまにお供しましょう。 87 00:07:20,206 --> 00:07:23,209 今日は 私はプライベートですので。 88 00:07:25,211 --> 00:07:27,147 承知しました。 89 00:07:27,147 --> 00:07:30,150 ヤルモさまとエルサさまは 倉庫へご案内いたします。 90 00:07:30,150 --> 00:07:32,152 後ほど また。 91 00:07:36,156 --> 00:07:40,160 やはり 触り心地がやわらかいものが いいですよね。 92 00:07:40,160 --> 00:07:44,130 子供たちは どういうお色があったら 楽しいでしょうか? 93 00:07:45,165 --> 00:08:01,247 ♬~ 94 00:08:01,247 --> 00:08:03,149 ヤルモさま? 95 00:08:03,149 --> 00:08:05,151 申し訳ありません。 96 00:08:05,151 --> 00:08:09,155 工場が珍しく 見入ってしまいました。 97 00:08:09,155 --> 00:08:13,159 エルサさまも このような光景は珍しいのでは? 98 00:08:13,159 --> 00:08:19,165 いえ。 わたくしの田舎では 夏前になると たくさんの羊毛を集めて→ 99 00:08:19,165 --> 00:08:23,169 町の人たちと一緒に毛糸を作っていたので。 100 00:08:23,169 --> 00:08:27,140 こういう仕事は得意だと思いますし 少し懐かしいです。 101 00:08:30,143 --> 00:08:33,179 私には耐え難いですがね。 102 00:08:33,179 --> 00:08:35,148 えっ? 103 00:08:35,148 --> 00:08:37,117 (案内係)到着しました。 104 00:08:40,153 --> 00:08:42,122 こちらから どうぞ。 105 00:08:44,157 --> 00:08:46,159 糸は どちらでしょうか? 106 00:08:50,130 --> 00:08:53,133 (ドアの閉まる音) んっ? 107 00:08:55,135 --> 00:08:59,139 《あれ? ヤルモさまと案内の方は…?》 108 00:09:05,145 --> 00:09:07,147 (ぶつかる音) (ヤルモ)おっ。 おや? 109 00:09:07,147 --> 00:09:10,216 あっ ヤルモさま! 申し訳ございません。 110 00:09:10,216 --> 00:09:14,187 いえいえ。 私も よそ見をしておりました。 111 00:09:19,159 --> 00:09:23,129 こちらは 糸を選ぶお部屋ではないように 見えるのですが…。 112 00:09:23,129 --> 00:09:26,199 どうやら 入り口を間違えたようです。 113 00:09:26,199 --> 00:09:30,170 案内の者も 見失ってしまいまして…。 114 00:09:30,170 --> 00:09:33,139 えっ! お待ちください。 115 00:09:36,142 --> 00:09:38,178 鍵がかかってるな。 116 00:09:38,178 --> 00:09:40,146 鍵が…? あちらにもドアが。 117 00:09:42,148 --> 00:09:44,117 こちらもですね。 118 00:09:45,285 --> 00:09:47,220 ⚞(ヤルモ)すみませ~ん。 ⚞(ドアをたたく音) 119 00:09:47,220 --> 00:09:50,290 ⚞(ヤルモ)すみません。 誰かいませんか? 120 00:09:50,290 --> 00:09:52,258 ⚞(ヤルモ)すみませ~ん。 ⚞(ドアをたたく音) 121 00:09:53,126 --> 00:09:57,130 何かの手違いで 閉じ込められてしまったようですね。 122 00:09:57,130 --> 00:10:00,133 ええっ!? どうして こんな…。 123 00:10:02,168 --> 00:10:06,139 まあ ユリウスには 行き先を告げてありますし→ 124 00:10:06,139 --> 00:10:10,143 打ち合わせが終わる頃に われわれが戻っていなければ→ 125 00:10:10,143 --> 00:10:13,112 おかしいと思って 捜しに来てくれるでしょう。 126 00:10:14,147 --> 00:10:20,153 大丈夫ですよ。 同じ工場の敷地内ですし。 127 00:10:22,155 --> 00:10:25,158 (ユリウスの声)誰にも触れさせないでほしい。 128 00:10:26,125 --> 00:10:30,130 どうしましょうか。 お部屋のお掃除でもしましょうか? 129 00:10:34,134 --> 00:10:36,135 (ヤルモ)エルサさま。 あっ…。 130 00:10:37,170 --> 00:10:42,141 時間はありますし 座って おしゃべりでもしませんか? 131 00:10:43,143 --> 00:10:46,145 こんな状況になってしまいましたが→ 132 00:10:46,145 --> 00:10:51,150 エルサさまとは 一度 2人でお話ししてみたかったのです。 133 00:10:51,150 --> 00:10:53,153 わたくしと…? 134 00:10:54,154 --> 00:10:56,155 はい。 フフッ。 135 00:10:58,158 --> 00:11:03,163 (ヤルモ)以前 お二人の出会いは お見合いだとお伺いしましたが…。 136 00:11:05,198 --> 00:11:12,205 実は 「ユリウスとエルサさまの結婚は 王家の命令」といううわさを耳にしまして。 137 00:11:13,173 --> 00:11:16,176 俺は エルサさまのことを→ 138 00:11:16,176 --> 00:11:22,148 今までユリウスと親密になった令嬢たちとは 違うと感じています。 139 00:11:22,148 --> 00:11:25,151 エルサさまは 彼の家督や容姿を→ 140 00:11:25,151 --> 00:11:28,154 アクセサリーのように扱ったりは しないでしょう? 141 00:11:29,155 --> 00:11:32,125 あなたは無垢で 優しすぎる。 142 00:11:35,128 --> 00:11:40,133 ユリウスは そんなあなたを利用しているのでは? 143 00:11:47,173 --> 00:11:52,145 (工場長)それでは 奥さまとヤルモさまが お戻りになるまで→ 144 00:11:52,145 --> 00:11:54,113 そのままお待ちください。 145 00:11:55,215 --> 00:11:57,150 はい。 (工場長)失礼します。 146 00:11:57,150 --> 00:11:59,118 (ドアの閉まる音) 147 00:12:01,154 --> 00:12:03,156 《遅いな…》 148 00:12:08,094 --> 00:12:13,099 (ヤルモ)エルサさまは 何かに利用されているのでは? 149 00:12:14,100 --> 00:12:16,102 それは…。 150 00:12:16,102 --> 00:12:21,107 利益を考えての婚姻は 貴族には珍しくないお話だと思います。 151 00:12:23,109 --> 00:12:27,080 わたくし自身も 実家の口減らしのつもりでお受けしました。 152 00:12:28,114 --> 00:12:31,117 《初めは…》 153 00:12:31,117 --> 00:12:34,087 君を愛するつもりは 一切ない。 154 00:12:36,089 --> 00:12:39,092 (エルサの声) 《家族と領地のためになるのであれば→ 155 00:12:39,092 --> 00:12:44,097 お相手が どんな方でも構わないと 思っていたのに…》 156 00:12:44,097 --> 00:12:49,102 《旦那さまと共に過ごす時間が→ 157 00:12:49,102 --> 00:12:52,138 ずっと…→ 158 00:12:52,138 --> 00:12:55,074 ずっと…→ 159 00:12:55,074 --> 00:12:58,111 ずっと…→ 160 00:12:58,111 --> 00:13:01,080 幸せで…》 161 00:13:04,083 --> 00:13:08,087 《いつの間にか 忘れていました》 162 00:13:08,087 --> 00:13:14,093 《わたくしは 愛されているから ここにいるわけではありませんでしたね》 163 00:13:17,163 --> 00:13:19,132 あっ…。 164 00:13:23,102 --> 00:13:27,106 あ… あれ? どうして…。 165 00:13:27,106 --> 00:13:30,109 突然 申し訳ありません。 166 00:13:30,109 --> 00:13:34,180 《ああ…。 俺の言葉で傷ついている》 167 00:13:34,180 --> 00:13:40,153 《こんなにも… ユリウスは 愛した人に こんなにも愛されているのか》 168 00:13:42,088 --> 00:13:44,090 (ヤルモの声)《ユリウス…》 169 00:13:44,090 --> 00:13:47,093 《君は 何もかも持っているだろうに》 170 00:13:47,093 --> 00:13:49,095 くっ…。 171 00:13:54,100 --> 00:13:57,136 (校長)監督生 ユリウス・ロイアス。 172 00:13:57,136 --> 00:13:59,105 はい。 173 00:14:03,109 --> 00:14:07,113 (ヤルモの声) 《俺は死ぬ思いで 君の背中を見つめ→ 174 00:14:07,113 --> 00:14:11,117 ずっと追いつきたいと もがいていた》 175 00:14:11,117 --> 00:14:13,086 《なのに…》 176 00:14:13,086 --> 00:14:24,097 ♬~ 177 00:14:24,097 --> 00:14:26,099 君は誰だっけ? 178 00:14:26,099 --> 00:14:28,067 あっ…! 179 00:14:30,103 --> 00:14:35,074 (ヤルモの声)《君にとって僕は あの場所にいた頃のように→ 180 00:14:35,074 --> 00:14:39,078 透明で 名前を知る価値すらないものだった》 181 00:14:40,079 --> 00:14:42,081 (泣き声) 182 00:14:42,081 --> 00:14:47,086 (ヤルモ)《そうだ。 あの頃も今も 君は何もかも持っている》 183 00:14:49,122 --> 00:14:51,090 (ヤルモ)《ならば…》 184 00:14:54,127 --> 00:14:56,095 (ヤルモ)エルサさま。 185 00:14:57,096 --> 00:14:59,165 俺にしませんか? 186 00:14:59,165 --> 00:15:04,103 俺なら あなたの痛みが分かるはずです。 187 00:15:04,103 --> 00:15:06,205 ヤルモさま…? 188 00:15:06,205 --> 00:15:10,176 (ヤルモ)《この無垢な愛くらいは 俺がもらってもいいんじゃないか?》 189 00:15:11,110 --> 00:15:14,113 何もかもを与えられてきたユリウスには→ 190 00:15:14,113 --> 00:15:18,184 エルサさまのお気持ちを 理解できないでしょう。 191 00:15:18,184 --> 00:15:20,119 俺は 共感できますよ。 192 00:15:20,119 --> 00:15:23,089 痛みも 愛も…。 193 00:15:25,224 --> 00:15:27,226 ⚞(ドアをたたく音) ⚞エルサ! 194 00:15:28,161 --> 00:15:31,164 ⚞エルサ! いるか? は… はい! 195 00:15:32,098 --> 00:15:35,201 《本当に君は 何もかも持っているんだね》 196 00:15:35,201 --> 00:15:38,171 ⚞修理代は 後で請求してくれ。 197 00:15:38,171 --> 00:15:40,173 ⚞(ドアを蹴る音) 198 00:15:41,073 --> 00:15:43,176 エルサ!! 199 00:15:43,176 --> 00:15:45,077 旦那さま! 200 00:15:45,077 --> 00:15:47,079 鍵が壊れてしまったようで…。 201 00:15:49,115 --> 00:15:51,083 あっ…! 202 00:15:54,086 --> 00:15:56,088 泣いたのか…? 203 00:16:06,098 --> 00:16:08,067 ヤルモ エルサに何をした? 204 00:16:12,104 --> 00:16:15,074 め… 目に ごみが入ってしまったんです。 205 00:16:15,074 --> 00:16:19,178 閉じ込められてしまって 時間を持て余していたので→ 206 00:16:19,178 --> 00:16:21,147 お掃除でもと思いまして…。 207 00:16:21,147 --> 00:16:24,083 その際に ほこりが舞ってしまって…。 208 00:16:24,083 --> 00:16:26,085 なので 自業自得といいますか…。 209 00:16:26,085 --> 00:16:29,088 ヤルモさまのせいではありませんので。 210 00:16:29,088 --> 00:16:34,060 なので どうか あの… 仲たがいはせずに…。 211 00:16:38,097 --> 00:16:42,101 (工場長)大変申し訳ありません!! 監督不行き届きでした!! 212 00:16:42,101 --> 00:16:48,107 〈こうして わたくしたちは トラブルはありましたが 視察を終え→ 213 00:16:48,107 --> 00:16:50,109 お世話になった方々に ごあいさつをして…〉 214 00:16:50,109 --> 00:16:52,144 (ニーナ)バイバーイ! 215 00:16:52,144 --> 00:16:56,148 〈クレーサの地を後にしました〉 216 00:17:06,092 --> 00:17:09,061 め… 目に ごみが入ってしまったんです。 217 00:17:10,129 --> 00:17:14,100 《なぜ あの時 とっさに嘘を…》 218 00:17:15,101 --> 00:17:19,171 (エルサの声) 《もし 何かに利用されているのだとしても→ 219 00:17:19,171 --> 00:17:24,110 わたくしが お役に立つことがあるのであれば 構いませんが…》 220 00:17:24,110 --> 00:17:26,078 《ハア…》 221 00:17:26,078 --> 00:17:29,081 エルサ。 は… はい! 222 00:17:30,116 --> 00:17:32,118 すまなかった。 223 00:17:32,118 --> 00:17:34,120 あっ…。 224 00:17:34,120 --> 00:17:37,156 君を出張に連れてきたのは…。 225 00:17:37,156 --> 00:17:41,093 《何か わたくしにも役割があったのですね》 226 00:17:41,093 --> 00:17:43,095 《なのに わたくしは…》 227 00:17:43,095 --> 00:17:48,100 クレーサの穏やかな風土は エルサの故郷に似ていると聞いて…。 228 00:17:48,100 --> 00:17:50,102 えっ? 229 00:17:52,104 --> 00:17:57,109 (ユリウスの声)最近 屋敷で見かける君が 元気がないように見えたから…。 230 00:18:00,112 --> 00:18:04,083 気分転換にでもなればと思ったからなんだ。 231 00:18:05,084 --> 00:18:11,123 しかし 倉庫の件は 事故とはいえ 君を危険な目に遭わせた。 232 00:18:11,123 --> 00:18:17,096 糸の保管庫ではない あの倉庫に 奥さまを案内した従業員は→ 233 00:18:17,096 --> 00:18:19,131 姿をくらませておりまして…。 234 00:18:19,131 --> 00:18:22,101 なぜ あのようなことをしたのか…。 235 00:18:22,101 --> 00:18:25,104 本当に おわびのしようもございません。 236 00:18:29,108 --> 00:18:34,080 《俺には ヤルモが全くの無関係とは思えない》 237 00:18:35,114 --> 00:18:37,083 平気でしたよ。 あっ…。 238 00:18:39,118 --> 00:18:42,088 旦那さまが すぐ助けてくださいましたから。 239 00:18:45,091 --> 00:18:47,093 わたくしは…。 240 00:18:49,095 --> 00:18:52,098 (エルサの声)ニーナさんたちと出会えて…→ 241 00:18:52,098 --> 00:18:57,103 旦那さまと一緒に お祭りの町を歩いて…→ 242 00:18:57,103 --> 00:19:01,073 きれいな景色をたくさん見られて…。 243 00:19:01,073 --> 00:19:09,181 ♬~ 244 00:19:09,181 --> 00:19:11,150 とても楽しかったです。 245 00:19:12,084 --> 00:19:15,121 連れてきてくださって ありがとうございます。 246 00:19:15,121 --> 00:19:17,089 そうか。 247 00:19:18,157 --> 00:19:22,094 菜の花も フライドポテトも チーズも 美味しかったですね。 248 00:19:22,094 --> 00:19:24,063 ああ。 (エルサ・ユリウス)フフフ…。 249 00:19:30,102 --> 00:19:32,071 あっ…。 250 00:19:35,107 --> 00:19:38,077 《ずっと ソファでお休みでしたもんね》 251 00:19:42,081 --> 00:19:47,086 《涙してしまったことを とっさに隠してしまったのは→ 252 00:19:47,086 --> 00:19:52,091 わたくしの気持ちに気付かれることが 怖かったからですね》 253 00:19:54,160 --> 00:19:57,096 (エルサの声)《あなたの優しさに触れるたびに→ 254 00:19:57,096 --> 00:20:02,101 少しずつ… 少しずつ変わっていって…》 255 00:20:02,101 --> 00:20:08,107 《いつの間にか あなたを愛してしまっていたことに…》 256 00:20:17,116 --> 00:20:20,119 (セラフィーナ・パルニラ)ヤルモお兄さま! 257 00:20:20,119 --> 00:20:23,122 (セラフィーナ)おかえりなさいませ! フフフ…。 258 00:20:23,122 --> 00:20:25,091 (ヤルモ)ただいま セラフィーナ。 259 00:20:25,091 --> 00:20:27,126 ねえ お兄さま…。 260 00:20:27,126 --> 00:20:30,096 (ヤルモ)すまない セラフィーナ。 えっ? 261 00:20:30,096 --> 00:20:32,098 今日は このまま休むよ。 262 00:20:32,098 --> 00:20:36,135 分かりましたわ。 お父さまにも お伝えしておきます。 263 00:20:36,135 --> 00:20:38,104 ああ ありがとう。 264 00:20:38,104 --> 00:20:44,110 ♬~ 265 00:20:44,110 --> 00:20:47,113 相当お疲れなのですわね。 266 00:20:47,113 --> 00:20:52,084 いつもなら 出張帰りでも お茶の時間を取ってくださいますのに。 267 00:20:53,119 --> 00:20:58,090 何かあったのかしら? 出張先で…。 268 00:20:59,125 --> 00:21:04,096 ♬~ 269 00:22:31,116 --> 00:22:33,085 (執事)ヤルモさま→ 270 00:22:33,085 --> 00:22:36,088 クレーサのエスコラ子爵からの お手紙が届いております。 271 00:22:38,090 --> 00:22:40,092 《一体 なんだ?》 272 00:22:41,093 --> 00:22:44,096 (アドルフの声)前言を翻して申し訳ないのですが→ 273 00:22:44,096 --> 00:22:49,101 今回の議長選では 中立の立場を取らせていただきます。 274 00:22:50,102 --> 00:22:53,105 《そんな… あり得ない…!》