1 00:00:01,034 --> 00:00:09,009 ♬~ 2 00:00:09,009 --> 00:00:13,013 ♬~ 3 00:00:13,013 --> 00:00:15,015 あっ お肉も おいしい。 4 00:00:37,004 --> 00:00:42,009 ♬~ 5 00:00:42,009 --> 00:00:45,979 (ユリウス・ロイアス) エルサ 俺のことも名前で呼んでほしい。 6 00:00:47,014 --> 00:00:50,017 (エルサ・ユカライネン)はい。 もちろんです。 7 00:00:50,017 --> 00:00:51,985 ユリウスさま。 8 00:00:51,985 --> 00:00:53,987 エルサ。 9 00:00:55,989 --> 00:00:57,991 あっ…。 10 00:01:00,027 --> 00:01:01,995 ああ…! 11 00:01:01,995 --> 00:01:03,997 もう一度 頼む。 12 00:01:07,000 --> 00:01:09,002 は… はい。 13 00:01:09,002 --> 00:01:10,971 ユリウスさま…。 14 00:01:15,008 --> 00:01:17,010 (ユリウスの声)エルサ… エルサ…。 15 00:01:17,010 --> 00:01:18,979 エルサ。 16 00:01:20,013 --> 00:01:21,982 はっ… はいっ! 17 00:01:24,017 --> 00:01:25,986 えっ? 18 00:01:26,987 --> 00:01:31,992 よく眠っているところ悪いが そろそろ支度の時間だ。 19 00:01:31,992 --> 00:01:34,995 えっ? 先にラウンジにいる。 20 00:01:34,995 --> 00:01:37,998 (ドアの開閉音) 21 00:01:42,002 --> 00:01:43,971 ああ…! 22 00:01:46,006 --> 00:01:49,977 わたくし なんて夢を…。 23 00:01:51,044 --> 00:01:56,016 ♬~ 24 00:05:14,014 --> 00:05:20,020 (ニーナ・エスコラ) ここを回して こうやって こうすると…。 25 00:05:20,020 --> 00:05:22,022 ジャーン! 26 00:05:22,022 --> 00:05:25,025 うわあ! ニーナさん とってもお上手ですね。 27 00:05:25,025 --> 00:05:27,027 フフッ。 28 00:05:27,027 --> 00:05:31,031 (リーヌ・エスコラ) これが 飾りひもの基本の編み方です。 29 00:05:31,031 --> 00:05:34,034 ここから いろいろな糸を組み合わせていって…。 30 00:05:34,034 --> 00:05:38,004 お祭りで エルサさまにも お手に取っていただいたような→ 31 00:05:38,004 --> 00:05:41,007 アクセサリーや小物を作るんですよ。 32 00:05:41,007 --> 00:05:45,011 アクセサリー 早速 使わせていただいております。 33 00:05:46,046 --> 00:05:48,014 まあ! ありがとうございます。 34 00:05:48,014 --> 00:05:50,016 (ノック) 35 00:05:51,017 --> 00:05:54,020 失礼する。 待たせて すまない。 36 00:05:55,021 --> 00:05:56,990 こんにちは ユリウスさま。 37 00:05:58,024 --> 00:06:00,026 ユ…。 38 00:06:01,027 --> 00:06:03,029 あっ…。 39 00:06:03,029 --> 00:06:05,031 うん? 40 00:06:08,034 --> 00:06:12,005 ああ 呼び方の件は 徐々にでいい。 41 00:06:12,005 --> 00:06:14,007 はい。 42 00:06:14,007 --> 00:06:18,011 《今朝見た夢のせいだなんて 言えません…》 43 00:06:19,045 --> 00:06:22,015 皆で何をしていたんだ? 44 00:06:22,015 --> 00:06:25,018 飾りひもの作り方を教わっていました。 45 00:06:25,018 --> 00:06:27,020 ああ 飾りひも。 46 00:06:27,020 --> 00:06:33,026 王都に戻ったら 子供の家のみんなと 一緒に作ろうと思いまして。 47 00:06:33,026 --> 00:06:34,995 なるほど。 48 00:06:34,995 --> 00:06:40,033 旦那さまは エスコラさまとの打ち合わせは 終わりましたか? 49 00:06:40,033 --> 00:06:45,005 ああ。 この後は予定どおり 紡績工場の視察に行こう。 50 00:06:45,005 --> 00:06:46,973 はいっ。 51 00:06:48,008 --> 00:06:50,010 いってらっしゃーい! 52 00:06:55,015 --> 00:07:00,987 工場に 飾りひもを作る材料があれば 子供たちの分を買い付けよう。 53 00:07:00,987 --> 00:07:02,989 ありがとうございます。 54 00:07:04,991 --> 00:07:08,028 (ヤルモ・パルニラ)いやあ 楽しみですねえ。 55 00:07:08,028 --> 00:07:11,998 《なぜか毎度 ヤルモもついてくるんだよな…》 56 00:07:11,998 --> 00:07:15,001 こんにちは ヤルモさま。 57 00:07:16,002 --> 00:07:20,006 こんにちは エルサさま ユリウス。 58 00:07:20,006 --> 00:07:30,016 ♬~ 59 00:07:30,016 --> 00:07:34,988 ご一緒させていただきまして ありがとうございます。 60 00:07:34,988 --> 00:07:37,991 一人では 観光し尽くしてしまって…。 61 00:07:37,991 --> 00:07:40,994 よろしくお願いします。 フフッ。 62 00:07:42,028 --> 00:07:45,999 《先日の祭りの来賓として 招待されたと言っていたが…》 63 00:07:49,002 --> 00:07:52,005 (アドルフ・エスコラの声)パルニラ伯爵家にも ご支援をいただきまして→ 64 00:07:52,005 --> 00:07:54,007 大変ありがたく思っております。 65 00:07:55,008 --> 00:08:00,046 《パルニラ伯爵家とエスコラ子爵家が 親交が深いという話は→ 66 00:08:00,046 --> 00:08:02,015 聞いたことがない》 67 00:08:07,020 --> 00:08:09,055 《王都に戻り次第→ 68 00:08:09,055 --> 00:08:14,027 再度 クレーサ地方の公共事業基金について 洗い直す必要があるな》 69 00:08:15,028 --> 00:08:21,034 ♬~ 70 00:08:21,034 --> 00:08:27,007 (工場長)この施設は わが町でも 最も歴史ある紡績工場になります。 71 00:08:27,007 --> 00:08:31,010 クレーサは古くから 羊毛工業が盛んな地域でして→ 72 00:08:31,010 --> 00:08:33,046 その技術を生かし→ 73 00:08:33,046 --> 00:08:38,051 近年 急速に需要が拡大した 綿花を原料とした製品を→ 74 00:08:38,051 --> 00:08:43,023 水力紡績機を中心に 大量生産しようとしています。 75 00:08:43,023 --> 00:08:49,029 つきましては 王都での流通を拡大できたらと 思っておりまして。 76 00:08:49,029 --> 00:08:51,030 うわあ…! 77 00:08:51,030 --> 00:08:53,033 そこで ユリウスさま。 78 00:08:53,033 --> 00:08:57,003 この後 ご説明のお時間を 頂きたいのですが…。 79 00:08:57,003 --> 00:09:00,006 はい。 分かりました。 確認しましょう。 80 00:09:02,008 --> 00:09:06,045 (工場長)ありがとうございます。 それでは 事務所へご案内いたします。 81 00:09:06,045 --> 00:09:08,014 ええ。 82 00:09:09,015 --> 00:09:11,017 (工場長)奥さま。 83 00:09:13,019 --> 00:09:16,022 よろしければ 先ほど おっしゃっていた→ 84 00:09:16,022 --> 00:09:20,026 飾りひも用の糸をお選びいただいて お待ちください。 85 00:09:20,026 --> 00:09:24,030 糸を? (工場長)はい。 100種類近くありますので。 86 00:09:24,030 --> 00:09:28,034 まあ! そんなに種類があるのですね。 87 00:09:28,034 --> 00:09:32,005 確かに 迷ってしまって 時間がかかりそうですね。 88 00:09:33,006 --> 00:09:35,008 そうだな。 見てくるといい。 89 00:09:35,008 --> 00:09:38,978 では 私は エルサさまにお供しましょう。 90 00:09:41,014 --> 00:09:43,983 今日は 私はプライベートですので。 91 00:09:45,985 --> 00:09:47,987 承知しました。 92 00:09:47,987 --> 00:09:51,024 ヤルモさまとエルサさまは 倉庫へご案内いたします。 93 00:09:51,024 --> 00:09:52,992 後ほど また。 94 00:09:56,996 --> 00:10:01,000 やはり 触り心地がやわらかいものが いいですよね。 95 00:10:01,000 --> 00:10:05,004 子供たちは どういうお色があったら 楽しいでしょうか? 96 00:10:06,005 --> 00:10:21,988 ♬~ 97 00:10:21,988 --> 00:10:23,990 ヤルモさま? 98 00:10:23,990 --> 00:10:25,992 申し訳ありません。 99 00:10:25,992 --> 00:10:29,996 工場が珍しく 見入ってしまいました。 100 00:10:29,996 --> 00:10:34,000 エルサさまも このような光景は珍しいのでは? 101 00:10:34,000 --> 00:10:40,006 いえ。 わたくしの田舎では 夏前になると たくさんの羊毛を集めて→ 102 00:10:40,006 --> 00:10:44,010 町の人たちと一緒に毛糸を作っていたので。 103 00:10:44,010 --> 00:10:48,014 こういう仕事は得意だと思いますし 少し懐かしいです。 104 00:10:51,017 --> 00:10:53,987 私には耐え難いですがね。 105 00:10:53,987 --> 00:10:55,989 えっ? 106 00:10:55,989 --> 00:10:57,991 (案内係)到着しました。 107 00:11:00,994 --> 00:11:02,996 こちらから どうぞ。 108 00:11:04,998 --> 00:11:06,100 糸は どちらでしょうか? 109 00:11:11,004 --> 00:11:14,007 (ドアの閉まる音) んっ? 110 00:11:16,009 --> 00:11:20,013 《あれ? ヤルモさまと案内の方は…?》 111 00:11:26,019 --> 00:11:28,021 (ぶつかる音) (ヤルモ)おっ。 おや? 112 00:11:28,021 --> 00:11:31,024 あっ ヤルモさま! 申し訳ございません。 113 00:11:31,024 --> 00:11:34,994 いえいえ。 私も よそ見をしておりました。 114 00:11:40,033 --> 00:11:44,003 こちらは 糸を選ぶお部屋ではないように 見えるのですが…。 115 00:11:44,003 --> 00:11:47,006 どうやら 入り口を間違えたようです。 116 00:11:47,006 --> 00:11:51,010 案内の者も 見失ってしまいまして…。 117 00:11:51,010 --> 00:11:54,013 えっ! お待ちください。 118 00:11:57,016 --> 00:11:59,018 鍵がかかってるな。 119 00:11:59,018 --> 00:12:01,020 鍵が…? あちらにもドアが。 120 00:12:03,022 --> 00:12:04,991 こちらもですね。 121 00:12:06,159 --> 00:12:08,094 ⚞(ヤルモ)すみませ~ん。 ⚞(ドアをたたく音) 122 00:12:08,094 --> 00:12:11,164 ⚞(ヤルモ)すみません。 誰かいませんか? 123 00:12:11,164 --> 00:12:13,132 ⚞(ヤルモ)すみませ~ん。 ⚞(ドアをたたく音) 124 00:12:14,033 --> 00:12:18,004 何かの手違いで 閉じ込められてしまったようですね。 125 00:12:18,004 --> 00:12:21,007 ええっ!? どうして こんな…。 126 00:12:23,009 --> 00:12:27,013 まあ ユリウスには 行き先を告げてありますし→ 127 00:12:27,013 --> 00:12:31,050 打ち合わせが終わる頃に われわれが戻っていなければ→ 128 00:12:31,050 --> 00:12:34,020 おかしいと思って 捜しに来てくれるでしょう。 129 00:12:35,021 --> 00:12:40,994 大丈夫ですよ。 同じ工場の敷地内ですし。 130 00:12:43,029 --> 00:12:45,999 (ユリウスの声)誰にも触れさせないでほしい。 131 00:12:46,100 --> 00:12:51,004 どうしましょうか。 お部屋のお掃除でもしましょうか? 132 00:12:55,008 --> 00:12:56,976 (ヤルモ)エルサさま。 あっ…。 133 00:12:58,011 --> 00:13:02,982 時間はありますし 座って おしゃべりでもしませんか? 134 00:13:04,017 --> 00:13:07,020 こんな状況になってしまいましたが→ 135 00:13:07,020 --> 00:13:11,991 エルサさまとは 一度 2人でお話ししてみたかったのです。 136 00:13:11,991 --> 00:13:13,993 わたくしと…? 137 00:13:14,994 --> 00:13:16,996 はい。 フフッ。 138 00:13:18,998 --> 00:13:24,003 (ヤルモ)以前 お二人の出会いは お見合いだとお伺いしましたが…。 139 00:13:26,039 --> 00:13:33,012 実は 「ユリウスとエルサさまの結婚は 王家の命令」といううわさを耳にしまして。 140 00:13:34,013 --> 00:13:37,016 俺は エルサさまのことを→ 141 00:13:37,016 --> 00:13:43,022 今までユリウスと親密になった令嬢たちとは 違うと感じています。 142 00:13:43,022 --> 00:13:46,025 エルサさまは 彼の家督や容姿を→ 143 00:13:46,025 --> 00:13:48,995 アクセサリーのように扱ったりは しないでしょう? 144 00:13:49,996 --> 00:13:52,999 あなたは無垢で 優しすぎる。 145 00:13:56,002 --> 00:14:00,973 ユリウスは そんなあなたを利用しているのでは? 146 00:14:08,047 --> 00:14:13,019 (工場長)それでは 奥さまとヤルモさまが お戻りになるまで→ 147 00:14:13,019 --> 00:14:14,987 そのままお待ちください。 148 00:14:16,022 --> 00:14:18,024 はい。 (工場長)失礼します。 149 00:14:18,024 --> 00:14:19,992 (ドアの閉まる音) 150 00:14:22,028 --> 00:14:23,996 《遅いな…》 151 00:16:28,988 --> 00:16:33,993 (ヤルモ)エルサさまは 何かに利用されているのでは? 152 00:16:34,994 --> 00:16:37,029 それは…。 153 00:16:37,029 --> 00:16:42,001 利益を考えての婚姻は 貴族には珍しくないお話だと思います。 154 00:16:44,003 --> 00:16:47,974 わたくし自身も 実家の口減らしのつもりでお受けしました。 155 00:16:49,008 --> 00:16:52,011 《初めは…》 156 00:16:52,011 --> 00:16:54,981 君を愛するつもりは 一切ない。 157 00:16:57,016 --> 00:16:59,986 (エルサの声) 《家族と領地のためになるのであれば→ 158 00:16:59,986 --> 00:17:04,991 お相手が どんな方でも構わないと 思っていたのに…》 159 00:17:04,991 --> 00:17:09,996 《旦那さまと共に過ごす時間が→ 160 00:17:09,996 --> 00:17:12,999 ずっと…→ 161 00:17:12,999 --> 00:17:16,035 ずっと…→ 162 00:17:16,035 --> 00:17:19,038 ずっと…→ 163 00:17:19,038 --> 00:17:22,008 幸せで…》 164 00:17:25,011 --> 00:17:29,015 《いつの間にか 忘れていました》 165 00:17:29,015 --> 00:17:35,021 《わたくしは 愛されているから ここにいるわけではありませんでしたね》 166 00:17:38,024 --> 00:17:40,026 あっ…。 167 00:17:44,030 --> 00:17:48,034 あ… あれ? どうして…。 168 00:17:48,034 --> 00:17:51,003 突然 申し訳ありません。 169 00:17:51,003 --> 00:17:55,007 《ああ…。 俺の言葉で傷ついている》 170 00:17:55,007 --> 00:18:01,013 《こんなにも… ユリウスは 愛した人に こんなにも愛されているのか》 171 00:18:03,015 --> 00:18:05,017 (ヤルモの声)《ユリウス…》 172 00:18:05,017 --> 00:18:08,020 《君は 何もかも持っているだろうに》 173 00:18:08,020 --> 00:18:09,989 くっ…。 174 00:18:15,027 --> 00:18:18,030 (校長)監督生 ユリウス・ロイアス。 175 00:18:18,030 --> 00:18:19,999 はい。 176 00:18:24,003 --> 00:18:28,007 (ヤルモの声) 《俺は死ぬ思いで 君の背中を見つめ→ 177 00:18:28,007 --> 00:18:32,011 ずっと追いつきたいと もがいていた》 178 00:18:32,011 --> 00:18:34,013 《なのに…》 179 00:18:34,013 --> 00:18:45,024 ♬~ 180 00:18:45,024 --> 00:18:46,993 君は誰だっけ? 181 00:18:46,993 --> 00:18:48,995 あっ…! 182 00:18:50,997 --> 00:18:56,002 (ヤルモの声)《君にとって僕は あの場所にいた頃のように→ 183 00:18:56,002 --> 00:18:59,972 透明で 名前を知る価値すらないものだった》 184 00:19:01,007 --> 00:19:03,009 (泣き声) 185 00:19:03,009 --> 00:19:07,980 (ヤルモ)《そうだ。 あの頃も今も 君は何もかも持っている》 186 00:19:10,016 --> 00:19:12,018 (ヤルモ)《ならば…》 187 00:19:15,021 --> 00:19:16,989 (ヤルモ)エルサさま。 188 00:19:17,990 --> 00:19:19,992 俺にしませんか? 189 00:19:19,992 --> 00:19:24,997 俺なら あなたの痛みが分かるはずです。 190 00:19:24,997 --> 00:19:26,999 ヤルモさま…? 191 00:19:26,999 --> 00:19:31,003 (ヤルモ)《この無垢な愛くらいは 俺がもらってもいいんじゃないか?》 192 00:19:32,004 --> 00:19:35,007 何もかもを与えられてきたユリウスには→ 193 00:19:35,007 --> 00:19:39,011 エルサさまのお気持ちを 理解できないでしょう。 194 00:19:39,011 --> 00:19:41,013 俺は 共感できますよ。 195 00:19:41,013 --> 00:19:43,983 痛みも 愛も…。 196 00:19:46,118 --> 00:19:48,120 ⚞(ドアをたたく音) ⚞エルサ! 197 00:19:49,088 --> 00:19:52,058 ⚞エルサ! いるか? は… はい! 198 00:19:52,992 --> 00:19:56,095 《本当に君は 何もかも持っているんだね》 199 00:19:56,095 --> 00:19:59,065 ⚞修理代は 後で請求してくれ。 200 00:19:59,065 --> 00:20:01,067 ⚞(ドアを蹴る音) 201 00:20:02,001 --> 00:20:04,003 エルサ!! 202 00:20:04,003 --> 00:20:06,005 旦那さま! 203 00:20:06,005 --> 00:20:07,973 鍵が壊れてしまったようで…。 204 00:20:10,009 --> 00:20:11,977 あっ…! 205 00:20:15,014 --> 00:20:16,982 泣いたのか…? 206 00:20:26,992 --> 00:20:28,994 ヤルモ エルサに何をした? 207 00:20:32,998 --> 00:20:36,001 め… 目に ごみが入ってしまったんです。 208 00:20:36,001 --> 00:20:40,005 閉じ込められてしまって 時間を持て余していたので→ 209 00:20:40,005 --> 00:20:42,007 お掃除でもと思いまして…。 210 00:20:42,007 --> 00:20:45,010 その際に ほこりが舞ってしまって…。 211 00:20:45,010 --> 00:20:47,012 なので 自業自得といいますか…。 212 00:20:47,012 --> 00:20:50,015 ヤルモさまのせいではありませんので。 213 00:20:50,015 --> 00:20:54,987 なので どうか あの… 仲たがいはせずに…。 214 00:20:59,024 --> 00:21:03,028 (工場長)大変申し訳ありません!! 監督不行き届きでした!! 215 00:21:03,028 --> 00:21:09,034 〈こうして わたくしたちは トラブルはありましたが 視察を終え→ 216 00:21:09,034 --> 00:21:11,003 お世話になった方々に ごあいさつをして…〉 217 00:21:11,003 --> 00:21:13,005 (ニーナ)バイバーイ! 218 00:21:13,005 --> 00:21:17,009 〈クレーサの地を後にしました〉 219 00:21:27,019 --> 00:21:29,989 め… 目に ごみが入ってしまったんです。 220 00:21:31,056 --> 00:21:35,027 《なぜ あの時 とっさに嘘を…》 221 00:21:36,028 --> 00:21:40,032 (エルサの声) 《もし 何かに利用されているのだとしても→ 222 00:21:40,032 --> 00:21:45,004 わたくしが お役に立つことがあるのであれば 構いませんが…》 223 00:21:45,004 --> 00:21:47,039 《ハア…》 224 00:21:47,039 --> 00:21:50,009 エルサ。 は… はい! 225 00:21:51,010 --> 00:21:53,012 すまなかった。 226 00:21:53,012 --> 00:21:55,014 あっ…。 227 00:21:55,014 --> 00:21:58,017 君を出張に連れてきたのは…。 228 00:21:58,017 --> 00:22:02,021 《何か わたくしにも役割があったのですね》 229 00:22:02,021 --> 00:22:04,023 《なのに わたくしは…》 230 00:22:04,023 --> 00:22:09,028 クレーサの穏やかな風土は エルサの故郷に似ていると聞いて…。 231 00:22:09,028 --> 00:22:10,996 えっ? 232 00:22:13,065 --> 00:22:18,037 (ユリウスの声)最近 屋敷で見かける君が 元気がないように見えたから…。 233 00:22:21,040 --> 00:22:25,010 気分転換にでもなればと思ったからなんだ。 234 00:22:26,011 --> 00:22:32,017 しかし 倉庫の件は 事故とはいえ 君を危険な目に遭わせた。 235 00:22:32,017 --> 00:22:38,023 糸の保管庫ではない あの倉庫に 奥さまを案内した従業員は→ 236 00:22:38,023 --> 00:22:40,059 姿をくらませておりまして…。 237 00:22:40,059 --> 00:22:43,028 なぜ あのようなことをしたのか…。 238 00:22:43,028 --> 00:22:45,998 本当に おわびのしようもございません。 239 00:22:50,002 --> 00:22:54,974 《俺には ヤルモが全くの無関係とは思えない》 240 00:22:56,008 --> 00:22:57,977 平気でしたよ。 あっ…。 241 00:23:00,012 --> 00:23:02,982 旦那さまが すぐ助けてくださいましたから。 242 00:23:06,018 --> 00:23:07,987 わたくしは…。 243 00:23:09,989 --> 00:23:12,992 (エルサの声)ニーナさんたちと出会えて…→ 244 00:23:12,992 --> 00:23:17,997 旦那さまと一緒に お祭りの町を歩いて…→ 245 00:23:17,997 --> 00:23:22,034 きれいな景色をたくさん見られて…。 246 00:23:22,034 --> 00:23:30,009 ♬~ 247 00:23:30,009 --> 00:23:31,977 とても楽しかったです。 248 00:23:33,012 --> 00:23:36,015 連れてきてくださって ありがとうございます。 249 00:23:36,015 --> 00:23:38,017 そうか。 250 00:23:39,018 --> 00:23:42,988 菜の花も フライドポテトも チーズも 美味しかったですね。 251 00:23:42,988 --> 00:23:44,990 ああ。 (エルサ・ユリウス)フフフ…。 252 00:23:50,996 --> 00:23:52,998 あっ…。 253 00:23:56,001 --> 00:23:58,971 《ずっと ソファでお休みでしたもんね》 254 00:24:03,008 --> 00:24:08,013 《涙してしまったことを とっさに隠してしまったのは→ 255 00:24:08,013 --> 00:24:13,018 わたくしの気持ちに気付かれることが 怖かったからですね》 256 00:24:15,020 --> 00:24:18,023 (エルサの声)《あなたの優しさに触れるたびに→ 257 00:24:18,023 --> 00:24:23,028 少しずつ… 少しずつ変わっていって…》 258 00:24:23,028 --> 00:24:29,034 《いつの間にか あなたを愛してしまっていたことに…》 259 00:24:38,010 --> 00:24:41,013 (セラフィーナ・パルニラ)ヤルモお兄さま! 260 00:24:41,013 --> 00:24:44,016 (セラフィーナ)おかえりなさいませ! フフフ…。 261 00:24:44,016 --> 00:24:46,018 (ヤルモ)ただいま セラフィーナ。 262 00:24:46,018 --> 00:24:48,020 ねえ お兄さま…。 263 00:24:48,020 --> 00:24:51,023 (ヤルモ)すまない セラフィーナ。 えっ? 264 00:24:51,023 --> 00:24:53,025 今日は このまま休むよ。 265 00:24:53,025 --> 00:24:57,029 分かりましたわ。 お父さまにも お伝えしておきます。 266 00:24:57,029 --> 00:24:58,997 ああ ありがとう。 267 00:24:58,997 --> 00:25:05,004 ♬~ 268 00:25:05,004 --> 00:25:08,006 相当お疲れなのですわね。 269 00:25:08,006 --> 00:25:13,012 いつもなら 出張帰りでも お茶の時間を取ってくださいますのに。 270 00:25:14,013 --> 00:25:19,017 何かあったのかしら? 出張先で…。 271 00:25:20,018 --> 00:25:24,990 ♬~ 272 00:26:52,010 --> 00:26:54,012 (執事)ヤルモさま→ 273 00:26:54,012 --> 00:26:56,982 クレーサのエスコラ子爵からの お手紙が届いております。 274 00:26:58,984 --> 00:27:00,986 《一体 なんだ?》 275 00:27:01,987 --> 00:27:04,990 (アドルフの声)前言を翻して申し訳ないのですが→ 276 00:27:04,990 --> 00:27:09,995 今回の議長選では 中立の立場を取らせていただきます。 277 00:27:10,996 --> 00:27:13,999 《そんな… あり得ない…!》