1 00:00:33,366 --> 00:00:37,370 ♪♪~(オープニングテーマ「GLORY DAYS」) 2 00:00:37,370 --> 00:00:43,643 ♪♪「さぁ 夜が明けた今 旅立ちの時」 3 00:00:43,643 --> 00:00:49,365 ♪♪「笑顔 勇気 突っ走ってくぜ GLORY DAYS!」 4 00:00:49,365 --> 00:00:51,567 ♪♪「You ready or not Ready or not Go!!!」 5 00:00:51,567 --> 00:00:54,203 ♪♪「引き返せない旅は ノンフィクション」 6 00:00:54,203 --> 00:00:56,706 ♪♪「You ready or not Ready or not Go!!!」 7 00:00:56,706 --> 00:00:59,409 ♪♪「待ったなし本番 よーいアクション」 8 00:00:59,409 --> 00:01:04,964 ♪♪「風に吹かれ戸惑う事も 涙に暮れる夜だって」 9 00:01:04,964 --> 00:01:10,003 ♪♪「それはそれできっと 悪い事じゃない(悪くない)」 10 00:01:10,003 --> 00:01:12,705 ♪♪「まるでバネの 力みたいに」 11 00:01:12,705 --> 00:01:15,842 ♪♪「深く沈めば 沈むほど」 12 00:01:15,842 --> 00:01:19,395 ♪♪「高く飛べるんだ」 13 00:01:19,395 --> 00:01:29,839 ♪♪「はるか先へと向かい 地平線を 目指そう Rising sun」 14 00:01:29,839 --> 00:01:35,361 ♪♪「あの朝日に 手をかざして」 15 00:01:35,361 --> 00:01:41,367 ♪♪「同じ想いが呼んだ この出会い」 16 00:01:41,367 --> 00:01:45,571 ♪♪「もう一人じゃないね」 17 00:01:45,571 --> 00:01:52,045 ♪♪「だから僕達は今 輝きの旅」 18 00:01:52,045 --> 00:01:59,345 ♪♪「笑顔 勇気 突っ走ってくぜ GLORY DAYS!」 19 00:02:02,372 --> 00:02:09,028 紀元前262年。 戦神と恐れられた 秦国の昭王の時代→ 20 00:02:09,028 --> 00:02:12,365 もともとは 韓の領土だった 上党の地をめぐり→ 21 00:02:12,365 --> 00:02:15,368 秦国と趙国が激突した。 22 00:02:15,368 --> 00:02:19,372 決戦の地は 長平。 23 00:02:19,372 --> 00:02:24,427 秦国の総大将は 白起。 趙国は 廉頗。 24 00:02:24,427 --> 00:02:29,632 しかし 両国の総力をあげた この大戦は 力が拮抗し→ 25 00:02:29,632 --> 00:02:33,332 2年たっても 決着がつかなかった。 26 00:02:38,307 --> 00:02:41,811 この状況に しびれを切らせた 趙国王は→ 27 00:02:41,811 --> 00:02:44,797 ここに 愚かなる決断を下す。 28 00:02:44,797 --> 00:02:52,371 総大将を廉頗から 血気盛んな 若き将軍 趙括に変更したのだ。 29 00:02:52,371 --> 00:02:55,808 2年の膠着は 一気に流れだした。 30 00:02:55,808 --> 00:02:57,808 (趙括)ム! 31 00:03:00,797 --> 00:03:04,300 (喚声) 32 00:03:04,300 --> 00:03:08,271 伏兵だと!? 特攻が読まれていたというのか!? 33 00:03:08,271 --> 00:03:10,273 ぬ! 34 00:03:10,273 --> 00:03:13,693 (趙括)あれは… 秦国軍の副将! 35 00:03:13,693 --> 00:03:17,146 我は 趙国総大将 趙括なり! 36 00:03:17,146 --> 00:03:20,366 副将ごときに 用は無いわ! 37 00:03:20,366 --> 00:03:30,376 ♪♪~ 38 00:03:30,376 --> 00:03:37,049 (王騎)2年続いた 至極の戦が あなたのせいで 台なしです。→ 39 00:03:37,049 --> 00:03:42,555 死んで出直してきなさい。 おバカさん。 40 00:03:42,555 --> 00:03:45,455 (雨音) 41 00:03:52,315 --> 00:03:58,671 紀元前260年9月 総大将 趙括を 討たれた趙国軍は降伏し→ 42 00:03:58,671 --> 00:04:02,058 およそ40万の兵が投降した。 43 00:04:02,058 --> 00:04:07,046 しかし ここで白起は 恐るべき命を発した。 44 00:04:07,046 --> 00:04:17,623 (風の音) 45 00:04:17,623 --> 00:04:22,712 白起は なんと 投降した 40万の趙国兵を→ 46 00:04:22,712 --> 00:04:25,715 生き埋めにして 殺したのだ。 47 00:04:25,715 --> 00:04:28,715 40万人をである! 48 00:04:31,387 --> 00:04:38,127 40万の死者の親族達の悲しみと 怒りは 如何ほどであったろうか。 49 00:04:38,127 --> 00:04:40,329 (うなり声) 50 00:04:40,329 --> 00:04:46,829 趙国人の 秦国人を呪う気持ちは 如何ほどであったろうか! 51 00:04:49,322 --> 00:04:51,824 (産声) 52 00:04:51,824 --> 00:04:55,828 しかし この惨劇の数か月後→ 53 00:04:55,828 --> 00:04:58,381 よりによって 趙国の国都 邯鄲で→ 54 00:04:58,381 --> 00:05:03,381 秦国の王族の子が 誕生してしまった。 55 00:05:06,389 --> 00:05:10,893 (嬴政)その赤子が… 俺だ。 56 00:05:10,893 --> 00:05:15,715 父上は そのころは 子楚という名だったが→ 57 00:05:15,715 --> 00:05:19,151 趙国に 人質として 差し出されていたのだ。 58 00:05:19,151 --> 00:05:24,674 だが それにもかかわらず 昭王は 趙国に戦を仕掛けた。 59 00:05:24,674 --> 00:05:26,993 (向)えっ!? 60 00:05:26,993 --> 00:05:33,149 驚くな。 それが政というものだ。 (向)よ… よく ご無事で…。 61 00:05:33,149 --> 00:05:36,886 無論 趙国は暗殺を企んだ。 62 00:05:36,886 --> 00:05:41,891 しかし 役人を買収し 父上を脱出させた男がいる。 63 00:05:41,891 --> 00:05:46,228 では その時 ご一緒に 帰国なされたのですか? 64 00:05:46,228 --> 00:05:52,428 いや…。 俺と母上は 趙国に残された。 65 00:05:55,388 --> 00:05:59,388 夜も更けた。 話は これまでだ。 66 00:06:10,386 --> 00:06:12,386 んっ…! 67 00:06:14,323 --> 00:06:21,931 なぜだ…。 先日 母上に会って以来 古傷が うずく…。 68 00:06:21,931 --> 00:06:39,215 ♪♪~ 69 00:06:39,215 --> 00:06:41,415 (太后の ため息) 70 00:06:44,387 --> 00:06:46,387 (太后)ちっ…。 71 00:06:48,324 --> 00:06:50,876 (太后)私の後を ノコノコ付いてきたって→ 72 00:06:50,876 --> 00:06:53,329 何も いい事なんか ありゃしないんだからね!→ 73 00:06:53,329 --> 00:06:55,329 全く 忌々しい! 74 00:06:58,884 --> 00:07:01,587 また その気味の悪い目で 私を見る! 75 00:07:01,587 --> 00:07:04,340 (太后)うっ! (ひっぱたく音) 76 00:07:04,340 --> 00:07:07,910 (太后)ハァ…!? 77 00:07:07,910 --> 00:07:10,046 あっ…! 78 00:07:10,046 --> 00:07:12,548 このガキ…! 79 00:07:12,548 --> 00:07:17,348 (太后)ハッ! 人が来た! ボサっと すんじゃない! 80 00:07:21,323 --> 00:07:23,392 (足音) 81 00:07:23,392 --> 00:07:26,312 あ…? (男)おい 女。 82 00:07:26,312 --> 00:07:28,314 あ…? 83 00:07:28,314 --> 00:07:31,614 お前 例の女だろ? 84 00:07:33,686 --> 00:07:35,686 あはっ。 85 00:07:41,844 --> 00:07:48,784 ≪(太后と男の笑い声) 86 00:07:48,784 --> 00:07:52,784 (男)じゃあな。 そのうち また 顔を出す。 87 00:08:07,386 --> 00:08:09,386 ん? 88 00:08:11,390 --> 00:08:15,394 (太后)何だい その物欲しそうな目は。→ 89 00:08:15,394 --> 00:08:19,894 食い物が欲しいなら 頭を下げて お願いしたらどうだ。 90 00:08:22,318 --> 00:08:25,054 (ため息) 91 00:08:25,054 --> 00:08:27,323 フン! 92 00:08:27,323 --> 00:08:30,209 (太后) それ取って さっさと失せな。 93 00:08:30,209 --> 00:08:35,214 全く 母親を こんな目に 遭わせて それでも息子か! 94 00:08:35,214 --> 00:08:37,514 王家の子が 聞いて あきれるよ。 95 00:08:42,338 --> 00:08:44,824 ≪(太后)面白くないね! 96 00:08:44,824 --> 00:08:55,324 ♪♪~ 97 00:09:11,383 --> 00:09:13,385 (ため息) 98 00:09:13,385 --> 00:09:16,505 ん? どうした 向。 99 00:09:16,505 --> 00:09:19,725 お疲れのようですね。 100 00:09:19,725 --> 00:09:23,729 そう思うか? はい。 いつもでしたら→ 101 00:09:23,729 --> 00:09:27,216 むさぼるように 書を 読んでおられるのに 今夜は…。 102 00:09:27,216 --> 00:09:30,219 俺は そんなに ガツガツしているのか? はっ!? 103 00:09:30,219 --> 00:09:35,124 あ… いいえ! だ… 大王様 け… 決して そのような意味では。 104 00:09:35,124 --> 00:09:39,078 分かっている。 からかっただけだ。 105 00:09:39,078 --> 00:09:41,113 はぁ~。 106 00:09:41,113 --> 00:09:47,386 そうか。 お前になら 話しても いいかもしれないな。 え? 107 00:09:47,386 --> 00:09:50,389 紫夏の事だ。 シカ…? 108 00:09:50,389 --> 00:09:53,876 お前が「ヒカ」と言った人の 本当の名は 紫夏だ。 109 00:09:53,876 --> 00:09:58,280 あ… その人は どのような方なのですか? 110 00:09:58,280 --> 00:10:03,319 あの人は 邯鄲の闇商人の頭だった…。 111 00:10:03,319 --> 00:10:09,219 そして 命の恩人だ…。 俺のな。 112 00:10:26,392 --> 00:10:28,878 (道剣)考慮中とは どういう事だ! 113 00:10:28,878 --> 00:10:32,314 (人々の ざわめき) 114 00:10:32,314 --> 00:10:34,383 (単元)道剣様…。 (道剣)ぬ…。 115 00:10:34,383 --> 00:10:37,653 考慮中とは どういう事だ?→ 116 00:10:37,653 --> 00:10:40,990 この仕事を引き受けたから ここに来たのではないのか? 117 00:10:40,990 --> 00:10:46,045 (江彰)違うね。 引き受けるか どうかを決めるために来たんだよ。 118 00:10:46,045 --> 00:10:48,547 だから その計画を さっさと話せ。 119 00:10:48,547 --> 00:10:51,050 闇商人が 図に乗るな。 120 00:10:51,050 --> 00:10:56,222 この計画は 我が国の大事だ。 そう やすやすと明かせるか。 121 00:10:56,222 --> 00:11:02,294 それに 仮に明かして断られれば… 貴様らを殺さねばならぬ。 122 00:11:02,294 --> 00:11:05,881 そっちこそ 図に乗ってんじゃねぇよ。 123 00:11:05,881 --> 00:11:10,619 ここは邯鄲だ。 分かってんのか? 秦のオッサン。→ 124 00:11:10,619 --> 00:11:16,625 今 あんたらが秦人だってバラしゃ たちまち刻まれて 犬の餌だ。 125 00:11:16,625 --> 00:11:20,596 俺達ゃ 長平を忘れてねェぞ。 126 00:11:20,596 --> 00:11:22,615 ん…。 127 00:11:22,615 --> 00:11:28,637 (紫夏)コラコラ からかうのは それくらいにしときなよ 江彰。→ 128 00:11:28,637 --> 00:11:34,126 私らは商人。 熱くなるのは 商売の話だけでしょうが。 129 00:11:34,126 --> 00:11:37,129 (亜門)よォ。 久しぶりだが 元気そ~だな。 130 00:11:37,129 --> 00:11:41,417 (紫夏)久しぶり 亜門。 (亜門)や… やめろよ! 131 00:11:41,417 --> 00:11:45,354 私が この者達を束ねる 紫夏です。→ 132 00:11:45,354 --> 00:11:48,991 どうか お見知りおきを。 133 00:11:48,991 --> 00:11:52,177 (江彰)商売の話だから 熱くなってんだよ。 134 00:11:52,177 --> 00:11:55,331 人を運ぶっつ~事しか 聞いてね~のに→ 135 00:11:55,331 --> 00:11:57,383 乗っかるわけにはいかね~。 136 00:11:57,383 --> 00:12:01,687 事が大きいから この人達も 慎重になってんでしょ。 137 00:12:01,687 --> 00:12:05,357 (紫夏)私が知ってる範囲で 教えてやろう。 ん…。 138 00:12:05,357 --> 00:12:08,394 まず 一つ。 139 00:12:08,394 --> 00:12:11,880 3日前に 昭王が死んだ。 (亜門 江彰)ああっ!? 140 00:12:11,880 --> 00:12:16,051 マジかよ 紫夏! あの戦神が ついに死ん…→ 141 00:12:16,051 --> 00:12:18,320 だだだだ!? お前 声でかい。 142 00:12:18,320 --> 00:12:20,322 (道剣)女 なぜ それを…! 143 00:12:20,322 --> 00:12:24,626 大王崩御は 王宮内でも 一部しか知らないというのに。 144 00:12:24,626 --> 00:12:29,631 蛇の道は蛇ですよ。 秦国のお方。 145 00:12:29,631 --> 00:12:32,251 ヌウ…。 146 00:12:32,251 --> 00:12:35,054 それで? それで 太子だった→ 147 00:12:35,054 --> 00:12:40,342 安国君が王になり 次の太子には 子楚って王子がなる事に決まった。 148 00:12:40,342 --> 00:12:43,979 子楚… 聞いた事があるな…。 149 00:12:43,979 --> 00:12:48,984 あ!? まさか この国で 十数年も人質になっていた…。 150 00:12:48,984 --> 00:12:52,755 呂不韋が 全財産つぎ込んで 取り入っていた あの王子か!? 151 00:12:52,755 --> 00:12:57,326 確か 趙国の女との間に…。 ああ。 152 00:12:57,326 --> 00:13:00,329 だが 脱出の手助けをした 呂不韋にも→ 153 00:13:00,329 --> 00:13:03,549 さすがに 女と子を 連れて逃げる余裕はなく→ 154 00:13:03,549 --> 00:13:06,318 2人は この国に 取り残されたまま…。 155 00:13:06,318 --> 00:13:10,322 (亜門)ちょっと待て! 人を運ぶって まさか。 156 00:13:10,322 --> 00:13:12,324 (紫夏)そう。 157 00:13:12,324 --> 00:13:17,713 これは7年前 あの狸が 子楚を 脱出させた時と同じように→ 158 00:13:17,713 --> 00:13:21,813 その子… 政を秦国に 送り届ける計画だ。 159 00:13:24,987 --> 00:13:28,891 そ… そこまで知っているなら 話が早い。 160 00:13:28,891 --> 00:13:32,061 分かったであろう 事の重大さが。→ 161 00:13:32,061 --> 00:13:37,316 さあ これで お前達は 抜けられぬ事に…。 お待ち下さい。 162 00:13:37,316 --> 00:13:41,153 引き受けるかどうかは 政様に会って考えます。 163 00:13:41,153 --> 00:13:45,691 まずは 政様に会わせて下さい。 (道剣)それは どういう事だ? 164 00:13:45,691 --> 00:13:50,679 商人が 運ぶ品を確認するのは 当然ではありませんか。→ 165 00:13:50,679 --> 00:13:53,882 決めるのは それからです。 (3人)う~っ! 166 00:13:53,882 --> 00:13:57,386 (単元)何だと女ァ! 我らが王族を品と申したか! 167 00:13:57,386 --> 00:14:00,823 うるせェぞ! 俺達の大将が 会わせろって言ってンだから→ 168 00:14:00,823 --> 00:14:02,891 とっとと…。 (物音) 169 00:14:02,891 --> 00:14:06,328 (男)そいつを捕まえろ! (男)逃がすなァ! 170 00:14:06,328 --> 00:14:08,680 (亜門)ち コソ泥か。 171 00:14:08,680 --> 00:14:11,884 (男A)みんな集まれ! また あいつだ! 政だ! 172 00:14:11,884 --> 00:14:13,886 (3人)あっ!? 173 00:14:13,886 --> 00:14:20,786 (男)逃がさねえぞ! (男)このガキ! 174 00:14:22,828 --> 00:14:25,380 (男)殺せ! (男)ぶち殺せ! (男)忌々しい! 175 00:14:25,380 --> 00:14:27,883 (男)今日こそ逃すなよ! (男)ぶちのめせ! 176 00:14:27,883 --> 00:14:32,888 (亜門)政って… まさか 今 話していた 政か!?→ 177 00:14:32,888 --> 00:14:36,391 ありゃ ど~見ても 貧しいコソ泥だぞ!? 178 00:14:36,391 --> 00:14:42,881 (男B)俺に やらせろ。 長平で 親父と兄貴 2人を失った。 179 00:14:42,881 --> 00:14:46,385 お… オイ 何かヤバそ~だ。 180 00:14:46,385 --> 00:14:48,537 オラァ! 181 00:14:48,537 --> 00:14:51,990 ギあっ! ぐわっ! 182 00:14:51,990 --> 00:14:54,510 やりやがったな この! ぶっ殺せ! 183 00:14:54,510 --> 00:14:57,029 うお! 始まったぞ! 184 00:14:57,029 --> 00:14:59,631 うっ! うぅっ! 185 00:14:59,631 --> 00:15:01,967 うお~っ! うっ! 186 00:15:01,967 --> 00:15:04,520 やるじゃね~か あいつ! 187 00:15:04,520 --> 00:15:06,520 (殴る音) ぐわっ! 188 00:15:08,757 --> 00:15:11,460 よっしゃ! やっちまえ! 189 00:15:11,460 --> 00:15:14,179 俺にも やらせろ! 190 00:15:14,179 --> 00:15:16,715 おのれ! 待て! 191 00:15:16,715 --> 00:15:19,668 あなた方が行っても 騒ぎを大きくするだけだ。 192 00:15:19,668 --> 00:15:22,821 だが このままでは! 大丈夫。 193 00:15:22,821 --> 00:15:26,391 彼らも 少年が 秦の人質だと知っている。 194 00:15:26,391 --> 00:15:30,112 命までは 奪えない…。 195 00:15:30,112 --> 00:15:33,332 (男D)もう やめろ! 痛めつけるのは いいが→ 196 00:15:33,332 --> 00:15:35,384 殺しては 俺達が裁かれる! 197 00:15:35,384 --> 00:15:38,820 まだ いいだろう! このくらいじゃ 死にゃしねぇ! 198 00:15:38,820 --> 00:15:41,623 (男C)もう気絶してる! 今度にしろ! 199 00:15:41,623 --> 00:15:47,123 じゃあ 腕くらいなら いいだろ。 こいつは盗人だ。 200 00:15:52,768 --> 00:15:56,321 (男達)やっちまえ~! 201 00:15:56,321 --> 00:16:02,377 よォし…。 しっかり押えてろよォ。 202 00:16:02,377 --> 00:16:05,314 (紫夏)やめろ! (男達)え~!? 203 00:16:05,314 --> 00:16:10,219 あなた達が やっている事は 秦人以下です。 204 00:16:10,219 --> 00:16:12,219 (男達)う…。 205 00:16:15,891 --> 00:16:18,160 (男)あっ! 待て! この女に→ 206 00:16:18,160 --> 00:16:21,380 礼くらい言ったらどうだ! 秦の犬が! 207 00:16:21,380 --> 00:16:23,380 うっ…! 208 00:16:31,473 --> 00:16:33,892 あっ…!? 209 00:16:33,892 --> 00:16:35,928 (男)二度と来んな~! 210 00:16:35,928 --> 00:16:39,047 へっ ど~だ 物好きな姉ちゃん。 211 00:16:39,047 --> 00:16:41,984 あんな小僧 助ける価値ね~んだよ。 212 00:16:41,984 --> 00:16:45,384 第一 あの目は 人の目じゃねぇ…。 213 00:16:52,978 --> 00:16:55,981 (亜門)大分 分かったぜ あいつの事が。 214 00:16:55,981 --> 00:16:58,984 ど~やら マジで飢えてるらしい。→ 215 00:16:58,984 --> 00:17:01,320 親父が7年前に 脱出してから→ 216 00:17:01,320 --> 00:17:04,056 秦国からの仕送りが 途絶えているし→ 217 00:17:04,056 --> 00:17:07,209 母親の方も 敵国の王族を生んだ事で→ 218 00:17:07,209 --> 00:17:09,544 政 同様 ひどい仕打ちを 受けている。→ 219 00:17:09,544 --> 00:17:15,217 大した働き口も無いとなりゃ 結局は… んっ! すまねぇ。 220 00:17:15,217 --> 00:17:20,322 で このヤマは どうする? 乗るわけないだろ。 221 00:17:20,322 --> 00:17:24,893 秦国王の死が 趙国王の 耳に入るのは 時間の問題だ。 222 00:17:24,893 --> 00:17:28,914 そして それを知った 趙国王が まず 最初にする事は…→ 223 00:17:28,914 --> 00:17:31,914 政の暗殺。 224 00:17:33,952 --> 00:17:38,724 (亜門)だろ~な。 先々 あんな奴に 秦国の王になられたら→ 225 00:17:38,724 --> 00:17:41,059 趙国は 目の敵にされちまう。 226 00:17:41,059 --> 00:17:46,815 その政が いなくなったとなれば 趙国 全ての関は 固く閉ざされる。 227 00:17:46,815 --> 00:17:50,786 そうなると いかに俺達でも 外へは出られない…。 228 00:17:50,786 --> 00:17:53,155 趙国王に 知らせが届く前に→ 229 00:17:53,155 --> 00:17:56,208 国外へ出られるかは もはや 賭けだ。 230 00:17:56,208 --> 00:18:00,329 失敗したら 国賊として 拷問の末 殺される。 231 00:18:00,329 --> 00:18:03,382 そんな博打は打てないか…。 232 00:18:03,382 --> 00:18:07,382 (江彰)そういう事だ。 文句ないだろ? 紫夏。 233 00:18:12,791 --> 00:18:16,378 この仕事は 受けられない。 悪く思うな。 234 00:18:16,378 --> 00:18:19,981 それと この件に関しては 絶対に口外しない。 235 00:18:19,981 --> 00:18:23,981 闇商人の口は固いから 安心しろ。 じゃあな。 236 00:18:26,288 --> 00:18:29,991 (田慈)趙国の闇商人風情が…。 斬りますか? 237 00:18:29,991 --> 00:18:33,345 いい。 今 騒ぎを起こしたら マズイ。→ 238 00:18:33,345 --> 00:18:38,383 おい お前。 紫夏とか言った お前らの頭は どうした? 239 00:18:38,383 --> 00:18:42,883 さあな。 フラッと どっかに消えちまった。 240 00:18:50,379 --> 00:18:52,379 ん…。 241 00:19:02,624 --> 00:19:05,427 (紫夏)月が お嫌いですか? ハッ!? 242 00:19:05,427 --> 00:19:08,127 お前は 昼間の…。 243 00:19:10,332 --> 00:19:12,332 あっ…。 244 00:19:17,055 --> 00:19:21,059 私も昔は嫌いでした… 月が。 245 00:19:21,059 --> 00:19:24,045 苦しみの どん底で 見上げる月は→ 246 00:19:24,045 --> 00:19:27,048 いつも以上に 美しく輝いて見えます。 247 00:19:27,048 --> 00:19:31,052 まるで 自分を 嘲り笑っているかのように。 248 00:19:31,052 --> 00:19:36,858 「ふざけるな!」 あのころの私は そんなふうに月を眺めていました。 249 00:19:36,858 --> 00:19:41,379 しかし そうではないと 教えてくれた人がいます。 250 00:19:41,379 --> 00:19:45,817 行商人だった 私の養父です。→ 251 00:19:45,817 --> 00:19:51,890 私達… 昼 私と一緒にいた 亜門 江彰の事ですが…→ 252 00:19:51,890 --> 00:19:57,379 私達は 餓死寸前のところを 養父に助けてもらったんです。 253 00:19:57,379 --> 00:20:01,149 そんな養父が残してくれた 言葉があります。 254 00:20:01,149 --> 00:20:04,352 「月が いつも以上に 輝いているのは→ 255 00:20:04,352 --> 00:20:10,352 くじけぬように 励ましてくれているのだ」と。 256 00:20:15,297 --> 00:20:17,797 は…。 257 00:20:22,320 --> 00:20:25,220 あっ! ん…。 258 00:20:34,382 --> 00:20:36,582 ≪行ってまいります 母上…。 259 00:20:48,380 --> 00:20:51,383 (男A)政だ! また 政が出たぞ! 260 00:20:51,383 --> 00:20:54,383 はぁはぁ はぁはぁ…! 261 00:20:57,789 --> 00:21:01,389 (男)このやろ~っ! (男)捕まえろ~! 262 00:21:08,066 --> 00:21:10,085 うっ…。 263 00:21:10,085 --> 00:21:15,340 ただいま… 帰りました… 母上。 264 00:21:15,340 --> 00:21:17,340 ん? 265 00:21:21,379 --> 00:21:23,379 また 男か…。 266 00:21:25,383 --> 00:21:28,687 (道剣)お待ち下さい 政様! 267 00:21:28,687 --> 00:21:31,890 お迎えに上がったのです! 268 00:21:31,890 --> 00:21:35,076 ハッ! 長きご辛抱 誠に痛み入ります! 269 00:21:35,076 --> 00:21:39,381 政様! 秦国への帰還の時が 参りました! 270 00:21:39,381 --> 00:21:41,881 秦国へ帰るのです! 271 00:21:44,052 --> 00:21:46,588 秦… 国…? 272 00:21:46,588 --> 00:21:49,391 (道剣)先日 昭王が 崩御され→ 273 00:21:49,391 --> 00:21:52,060 政様の お父上が 太子に就かれました。→ 274 00:21:52,060 --> 00:21:54,529 つまり 次の王は お父上に→ 275 00:21:54,529 --> 00:21:58,016 その次の王には 政様が なられるのです! 276 00:21:58,016 --> 00:22:01,319 ハッ! 王…? 277 00:22:01,319 --> 00:22:04,322 うっ! うわぁぁ~! 278 00:22:04,322 --> 00:22:07,375 政様!? どうなされました 政様!? 279 00:22:07,375 --> 00:22:10,375 (田慈)いけない! すぐ 馬車に お運びいたしましょう! 280 00:22:12,380 --> 00:22:16,151 (亜門)オッサンら 自分達だけで やるつもりだぜ。 281 00:22:16,151 --> 00:22:20,388 (江彰)無理だよ…。 奴らでは この邯鄲からすら 出られん。 282 00:22:20,388 --> 00:22:26,127 おい 紫夏 奴らが行くぜ? どうした 昨日から ダンマリして。 283 00:22:26,127 --> 00:22:28,129 フッ。 284 00:22:28,129 --> 00:22:31,116 迷っているのか? 285 00:22:31,116 --> 00:22:34,219 (紫夏)迷ってなんかいないよ。→ 286 00:22:34,219 --> 00:22:39,758 江彰 亜門。 お前達 養父の事 忘れてしまったのかい? 287 00:22:39,758 --> 00:22:44,045 死の淵から 私達3人を 救ってくれた 養父の手を。 288 00:22:44,045 --> 00:22:48,683 何を今更。 忘れるわけ ないじゃないか 紫夏。 289 00:22:48,683 --> 00:22:51,219 (紫夏)だったら 分かるだろう。→ 290 00:22:51,219 --> 00:22:55,340 今 私達の前に 1人の少年がいる。→ 291 00:22:55,340 --> 00:22:57,392 誰かが 手を差し伸べねば→ 292 00:22:57,392 --> 00:23:01,329 すぐにも 殺されてしまうであろう 少年が…。→ 293 00:23:01,329 --> 00:23:05,984 だから 何の迷いがあろう。 294 00:23:05,984 --> 00:23:10,021 私達がする事は 明白ではないか。 295 00:23:10,021 --> 00:23:15,510 (単元)我々だけで 本当に 脱出できるのですか 道剣様! 296 00:23:15,510 --> 00:23:20,048 やるしかない! 今更 計画を練り直す時間は無いのだ! 297 00:23:20,048 --> 00:23:22,348 (田慈)ど… 道剣様! (道剣)ん!? く…! 298 00:23:26,388 --> 00:23:31,209 深夜の門をくぐるには よほどの 手回しがないと無理ですよ。 299 00:23:31,209 --> 00:23:34,279 ハッ! お前達っ!? 300 00:23:34,279 --> 00:23:37,782 この仕事 引き受けましょう。 301 00:23:37,782 --> 00:23:44,382 闇商 紫夏の名に懸けて 政様を 秦国に お届けします。 302 00:23:46,374 --> 00:23:56,334 ♪♪~(エンディングテーマ「21」) 303 00:23:56,334 --> 00:24:13,051 ♪♪~ 304 00:24:13,051 --> 00:24:16,054 ♪♪「君はどう思うだろう?」 305 00:24:16,054 --> 00:24:19,207 ♪♪「空に溶けた声を」 306 00:24:19,207 --> 00:24:25,213 ♪♪「剥がれて消える理由を」 307 00:24:25,213 --> 00:24:31,169 ♪♪「たった一言の それくらいなんだとして」 308 00:24:31,169 --> 00:24:36,841 ♪♪「どんな言葉を選ぶだろう?」 309 00:24:36,841 --> 00:24:40,161 ♪♪「息を止めて確かめて」 310 00:24:40,161 --> 00:24:43,281 ♪♪「鼓動は待ちきれない」 311 00:24:43,281 --> 00:24:49,204 ♪♪「手を離せば 今以上を求めてしまうさ」 312 00:24:49,204 --> 00:24:52,841 ♪♪「止まることを許さないように」 313 00:24:52,841 --> 00:24:55,376 ♪♪「繰り返してるのは」 314 00:24:55,376 --> 00:24:59,981 ♪♪「まだ答えを探してるから」 315 00:24:59,981 --> 00:25:04,719 ♪♪「聞かせてほしい」 316 00:25:04,719 --> 00:25:10,575 ♪♪「空に溶けて しまう前に」 317 00:25:10,575 --> 00:25:13,875 ♪♪~