1 00:00:33,297 --> 00:00:37,301 ♪♪~(オープニングテーマ「GLORY DAYS」) 2 00:00:37,301 --> 00:00:43,624 ♪♪「さぁ 夜が明けた今 旅立ちの時」 3 00:00:43,624 --> 00:00:49,229 ♪♪「笑顔 勇気 突っ走ってくぜ GLORY DAYS!」 4 00:00:49,229 --> 00:00:51,431 ♪♪「You ready or not Ready or not Go!!!」 5 00:00:51,431 --> 00:00:54,134 ♪♪「引き返せない旅は ノンフィクション」 6 00:00:54,134 --> 00:00:56,670 ♪♪「You ready or not Ready or not Go!!!」 7 00:00:56,670 --> 00:00:59,339 ♪♪「待ったなし本番 よーいアクション」 8 00:00:59,339 --> 00:01:04,828 ♪♪「風に吹かれ戸惑う事も 涙に暮れる夜だって」 9 00:01:04,828 --> 00:01:09,933 ♪♪「それはそれできっと 悪い事じゃない(悪くない)」 10 00:01:09,933 --> 00:01:12,569 ♪♪「まるでバネの 力みたいに」 11 00:01:12,569 --> 00:01:15,789 ♪♪「深く沈めば 沈むほど」 12 00:01:15,789 --> 00:01:19,326 ♪♪「高く飛べるんだ」 13 00:01:19,326 --> 00:01:29,853 ♪♪「はるか先へと向かい 地平線を 目指そう Rising sun」 14 00:01:29,853 --> 00:01:35,225 ♪♪「あの朝日に 手をかざして」 15 00:01:35,225 --> 00:01:41,365 ♪♪「同じ想いが呼んだ この出会い」 16 00:01:41,365 --> 00:01:45,552 ♪♪「もう一人じゃないね」 17 00:01:45,552 --> 00:01:51,959 ♪♪「だから僕達は今 輝きの旅」 18 00:01:51,959 --> 00:01:59,259 ♪♪「笑顔 勇気 突っ走ってくぜ GLORY DAYS!」 19 00:02:01,234 --> 00:02:05,789 (紫夏)はぁ… 政様…。 20 00:02:05,789 --> 00:02:11,228 あなたほど つらい経験をして 王になる方は→ 21 00:02:11,228 --> 00:02:14,064 他に いません…。→ 22 00:02:14,064 --> 00:02:19,136 だから… きっと…→ (嬴政)あ…。 23 00:02:19,136 --> 00:02:25,025 あなたは… 誰よりも 偉大な王になれます…。 24 00:02:25,025 --> 00:02:30,797 紫夏! くそっ! くそォッ…! 25 00:02:30,797 --> 00:02:36,853 ううっ…! (紫夏)政様… お顔を…。→ 26 00:02:36,853 --> 00:02:43,560 ああ…。 つきものは落ちましたな~。→ 27 00:02:43,560 --> 00:02:49,260 瞳が何とも… 美しい…。 28 00:02:53,954 --> 00:02:58,254 紫夏アアア~!! 29 00:03:05,232 --> 00:03:08,068 紫夏が 息を引き取った後→ 30 00:03:08,068 --> 00:03:13,240 昌文君達と国境を越え 秦国に入った時…→ 31 00:03:13,240 --> 00:03:16,660 左手に 激痛が走った。 32 00:03:16,660 --> 00:03:19,363 痛みが 戻ったんだ。 33 00:03:19,363 --> 00:03:24,167 痛みだけじゃない。 味覚も 嗅覚も 全て。 34 00:03:24,167 --> 00:03:29,956 不思議なものだな 人の体とは。 35 00:03:29,956 --> 00:03:31,958 (向)うっ…。 あっ…。 36 00:03:31,958 --> 00:03:36,963 (泣き声) 紫夏の話をしたのは 初めてだ…。 37 00:03:36,963 --> 00:03:41,935 一生 誰にも 話す事はないと思っていた。 38 00:03:41,935 --> 00:03:45,335 では… なぜ…? 39 00:03:49,292 --> 00:03:56,292 また 俺の中で 何かが 変わってきているのかもな…。 40 00:04:05,792 --> 00:04:12,292 (鳥の さえずり) 41 00:04:15,235 --> 00:04:17,287 はぁ…。 42 00:04:17,287 --> 00:04:22,793 (向)紫夏さんの話は 衝撃だったなぁ…。 43 00:04:22,793 --> 00:04:27,130 大切な人が 目の前で死ぬなんて…→ 44 00:04:27,130 --> 00:04:33,286 どれだけ つらかったんだろう… 大王様…。 45 00:04:33,286 --> 00:04:35,288 (陽)おはよう! 向ちゃん! あっ! 46 00:04:35,288 --> 00:04:39,292 (向)あ… 陽ちゃん…。 おはよう。 47 00:04:39,292 --> 00:04:42,295 (陽)今 大王様の お部屋から 帰ってきたところ? 48 00:04:42,295 --> 00:04:44,865 ん…。 ん…? 49 00:04:44,865 --> 00:04:49,286 (陽)どうしたの? 向ちゃん。 元気ないね。 50 00:04:49,286 --> 00:04:53,590 え? そんな事ないよ。 ただ…。 51 00:04:53,590 --> 00:04:56,226 ん~? ははァ~ん…。 52 00:04:56,226 --> 00:04:59,926 さては… 大王様に 嫌われちゃったのかなァ~? 53 00:05:02,866 --> 00:05:07,537 あ… 向ちゃん… 本当に どうしたの? 54 00:05:07,537 --> 00:05:12,492 ごめんね 陽ちゃん。 心配させちゃって…。 55 00:05:12,492 --> 00:05:15,445 あ…。 (向)でも もう 大丈夫。 56 00:05:15,445 --> 00:05:18,298 私には 陽ちゃんが いるもんね。 57 00:05:18,298 --> 00:05:20,283 フッ。 58 00:05:20,283 --> 00:05:23,003 うん。 59 00:05:23,003 --> 00:05:26,490 (向)陽ちゃん。 (陽)うん? 60 00:05:26,490 --> 00:05:33,230 私ね… もう 大王様の事を… 好きだなんて言わない。 61 00:05:33,230 --> 00:05:35,232 えっ? 62 00:05:35,232 --> 00:05:37,467 ふ~。 63 00:05:37,467 --> 00:05:42,055 (向)だって 紫夏さんの  心の声  あんな話を聞いたら→ 64 00:05:42,055 --> 00:05:46,860 「大王様の事が好き」だなんて 軽々しく言えないもん。 65 00:05:46,860 --> 00:05:49,296 向ちゃん…? 66 00:05:49,296 --> 00:05:55,368 私は… ほんの少しでも 大王様の お役に立ちたい。→ 67 00:05:55,368 --> 00:05:58,268 ただ それだけ。 68 00:06:02,292 --> 00:06:07,292 (陽)向ちゃんは 本当に 大王様の事が好きなんだね…。 69 00:06:14,237 --> 00:07:00,734 ♪♪~ 70 00:07:00,734 --> 00:07:02,734 (信)へへ~。 71 00:07:08,225 --> 00:07:13,225 へっ! こいつぁ壮観だぜぇぇぇぇ~っ! 72 00:07:17,234 --> 00:07:21,071 この年 すなわち 始皇5年→ 73 00:07:21,071 --> 00:07:25,292 秦国は 魏国の山陽一帯を 攻略すべく→ 74 00:07:25,292 --> 00:07:28,292 20万を超える大軍を派遣した。 75 00:07:30,897 --> 00:07:35,302 軍事と交通の重要拠点である この地を平定して→ 76 00:07:35,302 --> 00:07:40,223 新たに 秦国の領土とするためである。 77 00:07:40,223 --> 00:07:44,961 この大攻略戦の総大将に 任命されたのは→  78 00:07:44,961 --> 00:07:49,232 秦国の白老 こと 蒙驁将軍であった。 79 00:07:49,232 --> 00:07:51,234 (蒙驁)フォッフォッフォッフォッ…。 80 00:07:51,234 --> 00:07:55,055 あまり気負うと けがをするぞ。 81 00:07:55,055 --> 00:08:00,727 蒙驁将軍は 全軍を 自らが率いる 本軍と→ 82 00:08:00,727 --> 00:08:05,148 2人の副将が率いる軍との 3つに分け→ 83 00:08:05,148 --> 00:08:07,200 それら 3つの軍が→ 84 00:08:07,200 --> 00:08:12,300 足並みをそろえて侵攻していく という戦法を選んだ。 85 00:08:19,296 --> 00:08:22,799 そして 信達 飛信隊は→ 86 00:08:22,799 --> 00:08:27,787 蒙驁将軍が率いる本軍の 前方に組み込まれた。 87 00:08:27,787 --> 00:08:33,293 ハハハハハ…。 さぁ~すが蒙驁将軍だ! 88 00:08:33,293 --> 00:08:37,364 この飛信隊の実力が ちゃあ~んと分かってるぜ! 89 00:08:37,364 --> 00:08:40,367 (尾平)随分 むちゃな作戦も やったけどよォ…。 90 00:08:40,367 --> 00:08:43,636 (崇原)コツコツ手柄を積み重ねてきた かいが あったな。 91 00:08:43,636 --> 00:08:46,239 (田永)おぅ! 92 00:08:46,239 --> 00:08:51,211 騎兵隊だぁ! 道を開けろぉ~っ! 93 00:08:51,211 --> 00:08:53,496 どぅわあああ~っ! 94 00:08:53,496 --> 00:08:56,633 てっ てめェ! 王賁! 95 00:08:56,633 --> 00:08:58,635 (王賁)フン。 96 00:08:58,635 --> 00:09:00,620 くっ…! 97 00:09:00,620 --> 00:09:04,624 (番陽)ワッハハハハ! あ!? 98 00:09:04,624 --> 00:09:08,795 本軍に組み込まれた事ぐらいで 浮かれているとは→ 99 00:09:08,795 --> 00:09:13,066 つくづく めでたい奴らですなぁ 王賁様。→ 100 00:09:13,066 --> 00:09:16,286 まァ~ こやつら風情には これでも 十分→ 101 00:09:16,286 --> 00:09:20,256 自慢話になるのでしょうな…。 ワッハハハハ! 102 00:09:20,256 --> 00:09:24,561 くっ! この じじいは いちいち 癪に障る事を…! 103 00:09:24,561 --> 00:09:31,134 飛信隊の隊長よ 改めて 一つ忠告しておいてやる。 104 00:09:31,134 --> 00:09:33,286 これから始まる戦は→ 105 00:09:33,286 --> 00:09:37,190 今まで繰り返してきた 小競り合いはもとより→ 106 00:09:37,190 --> 00:09:44,330 2年前の趙国との戦より 規模の 大きい 正真正銘の大戦だ。 107 00:09:44,330 --> 00:09:49,686 その中で 蟻が背伸びをすると 命を落とすぞ。→ 108 00:09:49,686 --> 00:09:54,257 お前だけじゃない。 配下の隊員達もだ。 109 00:09:54,257 --> 00:09:57,060 気をつけておけ。 110 00:09:57,060 --> 00:09:59,863 分かったか。 チッ! 111 00:09:59,863 --> 00:10:01,863 フッ! 112 00:10:04,150 --> 00:10:07,237 さぁ 参りましょう。 113 00:10:07,237 --> 00:10:10,824 忠告ありがとうよ。 ん!? 114 00:10:10,824 --> 00:10:14,324 お返しに 俺も 一つ 忠告しておいてやるぜ。 115 00:10:16,296 --> 00:10:22,285 この遠征で 一番でけェ武功を あげるのは この飛信隊だ! 116 00:10:22,285 --> 00:10:26,289 そうしたら 俺達が お前らより 上官になって→ 117 00:10:26,289 --> 00:10:30,927 蟻のように こき使ってやるから 覚悟しておけ! 118 00:10:30,927 --> 00:10:36,649 天下の大将軍になるのは この俺だ! 119 00:10:36,649 --> 00:10:40,186 なっ…! 120 00:10:40,186 --> 00:10:42,639 そうだ! へっ! 121 00:10:42,639 --> 00:10:45,141 そうだ そうだ! ワッハハハハ! そうだ! そうだ! 122 00:10:45,141 --> 00:10:51,297 ♪♪~ 123 00:10:51,297 --> 00:10:56,903  心の声  この戦で 俺は 将軍への 道を 一気に突っ走ってやる!→ 124 00:10:56,903 --> 00:10:59,603 待ってろよ 政! 125 00:11:10,300 --> 00:11:12,802 (廷臣A)大王様が じきじきに出向かれ→ 126 00:11:12,802 --> 00:11:15,338 助力を要請したというのに→ 127 00:11:15,338 --> 00:11:19,959 なぜ 後宮から 何の返事も来ないのだ? 128 00:11:19,959 --> 00:11:21,961 (廷臣B)やはり 太后様は→ 129 00:11:21,961 --> 00:11:24,964 何を考えておられるか 分からぬ お方だ。 130 00:11:24,964 --> 00:11:27,967 (廷臣C) 昌文君が懸念していたとおり→ 131 00:11:27,967 --> 00:11:30,153 「猛毒」であったのやもしれぬ。 132 00:11:30,153 --> 00:11:33,156 (昌文君)ん…。 そもそも 肆氏→ 133 00:11:33,156 --> 00:11:37,227 そなたが 王宮内の勢力図を 一気に塗り替えようと焦って→ 134 00:11:37,227 --> 00:11:41,331 判断を誤ったのではないか? (昌文君)やめよ! 135 00:11:41,331 --> 00:11:44,667 今更 肆氏を責めるのは 筋違いであろう。 136 00:11:44,667 --> 00:11:48,788 手をこまねいていても 呂不韋との 力の差が広がるばかりなのは→ 137 00:11:48,788 --> 00:11:50,790 紛れもない事実。 138 00:11:50,790 --> 00:11:56,329 それが分かっているから 大王様も お母上に会いに行かれたのだ。 139 00:11:56,329 --> 00:11:59,629 今は ただ 待つしかあるまい。 140 00:12:05,255 --> 00:12:07,540 (扉が開く音) 141 00:12:07,540 --> 00:12:11,628 (伝令者)ただいま 了家 氾家 介家の当主達が参上し→ 142 00:12:11,628 --> 00:12:14,247 大王様に お目通りを願っておりますが→ 143 00:12:14,247 --> 00:12:16,633 いかがいたしましょうか? 144 00:12:16,633 --> 00:12:18,902 (廷臣A)なっ 何!? 145 00:12:18,902 --> 00:12:22,202 (廷臣B)了家 氾家 介家だと! 146 00:12:27,227 --> 00:12:32,899 (廷臣C)後宮の権力を陰で支える 三大宮家の当主が→ 147 00:12:32,899 --> 00:12:38,338 そろって 大王様に 謁見を願って来た… という事は。 148 00:12:38,338 --> 00:12:41,090 (廷臣達)おぉおおお! 149 00:12:41,090 --> 00:12:45,728 後宮が 我らの味方についた という事か! 150 00:12:45,728 --> 00:12:49,899 これは大きいぞ! 後宮が 味方についたとなれば→ 151 00:12:49,899 --> 00:12:54,103 呂不韋も うかつには 我らに手を出せまい。 152 00:12:54,103 --> 00:12:57,957 それだけではない! 後宮の動きを知って→ 153 00:12:57,957 --> 00:13:02,128 我らの陣営に合流しようとする 勢力も あるだろう。 154 00:13:02,128 --> 00:13:05,728 王宮内の勢力図は 大きく塗り替えられるぞ! 155 00:13:08,251 --> 00:13:10,286 目通りを許す! 156 00:13:10,286 --> 00:13:14,286 三大宮家の当主達を ここへ通せ! 157 00:13:25,234 --> 00:13:29,234 (向)ひィィィ~。 すっかり遅くなっちゃったァ~。 158 00:13:31,224 --> 00:13:35,224 暗いよ~。 怖いよ~。 159 00:13:43,903 --> 00:13:45,905 ふぅ~。 160 00:13:45,905 --> 00:13:47,905 ハッ あっ! 161 00:13:50,727 --> 00:13:56,249 あァァ~! また あの真っ暗な 廊下を通って帰るなんて…。 162 00:13:56,249 --> 00:13:59,252 無理無理無理! 163 00:13:59,252 --> 00:14:01,252 あ…。 164 00:14:04,574 --> 00:14:06,574 あ…。 165 00:14:08,628 --> 00:14:11,297 (紫夏)苦しみの どん底で 見上げる月は→ 166 00:14:11,297 --> 00:14:15,301 いつも以上に 美しく輝いて見えます。→ 167 00:14:15,301 --> 00:14:20,239 まるで 自分を 嘲り笑っているかのように。→ 168 00:14:20,239 --> 00:14:24,239 しかし そうではないと 教えてくれた人がいます。 169 00:14:27,230 --> 00:14:31,234 (紫夏)「月が いつも以上に 輝いているのは→ 170 00:14:31,234 --> 00:14:35,234 くじけぬように 励ましてくれているのだ」と。 171 00:14:42,061 --> 00:14:44,061 ≪(太后)フフッ フフフ! あっ! 172 00:14:46,132 --> 00:14:49,132  心の声  (向)誰か… いる? 173 00:14:53,089 --> 00:14:55,091 えっ…? 174 00:14:55,091 --> 00:14:58,594 (太后)フッフフフフ…。 175 00:14:58,594 --> 00:15:02,098  心の声  (向)太后様! ここで何を? 176 00:15:02,098 --> 00:15:06,652 さぁ こちらへ。 177 00:15:06,652 --> 00:15:10,252  心の声  (向)他にも… 誰か いる…。 178 00:15:13,960 --> 00:15:18,731  心の声  (向)呂丞相!? ど… どういう事…? 179 00:15:18,731 --> 00:15:22,301 本当に よいのだな? 180 00:15:22,301 --> 00:15:26,973 もう 後戻りは できませぬぞ 呂丞相? 181 00:15:26,973 --> 00:15:30,126 (呂不韋) 見つかれば 首が飛びかねぬ。 182 00:15:30,126 --> 00:15:34,530 後宮まで乗り込んできて 今更 きびすを返すつもりはありませぬ。 183 00:15:34,530 --> 00:15:37,600 アッハ…。 184 00:15:37,600 --> 00:15:43,990 それよりも… 太后様の方こそ お覚悟は おありなのでしょうな? 185 00:15:43,990 --> 00:15:48,294 太后様が支配する 後宮の勢力が→ 186 00:15:48,294 --> 00:15:51,631 この呂不韋の味方をする という事は→ 187 00:15:51,631 --> 00:15:56,803 実の子であらせられる 大王様と 敵対するという事になりますぞ! 188 00:15:56,803 --> 00:15:59,071 はっ…!? 189 00:15:59,071 --> 00:16:02,125  心の声  (向)い… 今 「後宮の勢力が→ 190 00:16:02,125 --> 00:16:05,862 呂丞相の味方をする」って… 言った? 191 00:16:05,862 --> 00:16:08,364 ンッフフフフ…。 192 00:16:08,364 --> 00:16:14,287  心の声  (向)どうして 大王様の 味方ではないの?→ 193 00:16:14,287 --> 00:16:18,291 太后様は 大王様の お母上なのに。 194 00:16:18,291 --> 00:16:20,293 フフフフ…。 195 00:16:20,293 --> 00:16:25,298 政の事なんて… 考える必要は ないよ。 196 00:16:25,298 --> 00:16:32,505 実は 先日 あの子と会ってねェ。 ちょっと試してみたのさ。 197 00:16:32,505 --> 00:16:35,124 私の中に 少しは 母性ってのが→ 198 00:16:35,124 --> 00:16:38,795 目覚めてやしないかってねェ。 ほう…。 199 00:16:38,795 --> 00:16:42,231 でも 思っていたとおり 何も なかった。 200 00:16:42,231 --> 00:16:44,867 あの子の顔にも 言葉にも→ 201 00:16:44,867 --> 00:16:50,606 私の胸の中には 一切 何も感じなかった。 202 00:16:50,606 --> 00:16:52,606  心の声  (向)そ… そんな! 203 00:16:54,594 --> 00:17:00,600 (太后)政が どうなろうと… 知った事じゃないねェ。 204 00:17:00,600 --> 00:17:05,700  心の声  (向)血を分けた 親子なのに そんな事って…。 205 00:17:12,161 --> 00:17:19,068 ふむ…。 ふだんは 表舞台に 姿を現わさぬ 三大宮家の当主が→ 206 00:17:19,068 --> 00:17:24,357 大王の下に現われたと聞き 妙だと思っておりましたが…。 207 00:17:24,357 --> 00:17:27,560 やはり 此度の騒動は全て→ 208 00:17:27,560 --> 00:17:32,231 この私を 後宮に おびき寄せる ための 策略でしたか。 209 00:17:32,231 --> 00:17:34,231 フフフフフ…。 210 00:17:36,235 --> 00:17:40,223 お前ほど 呪った男は いない…。→ 211 00:17:40,223 --> 00:17:43,226 お前ほど 恨めしい男も いない。→ 212 00:17:43,226 --> 00:17:47,129 そして なぜか…→ 213 00:17:47,129 --> 00:17:52,101 お前ほど 心をかき乱す男は いないよ。 214 00:17:52,101 --> 00:17:55,288 (風の音) 215 00:17:55,288 --> 00:17:58,288 フフフフ…。 216 00:18:01,294 --> 00:18:05,298  心の声  (呂不韋)こうも変わるか…。→ 217 00:18:05,298 --> 00:18:10,636 17年前 趙国の都・邯鄲で出会った頃→ 218 00:18:10,636 --> 00:18:15,124 この女は まさに 光り輝いていた…。→ 219 00:18:15,124 --> 00:18:17,727 舞い踊る姿を 一目でも見ようと→ 220 00:18:17,727 --> 00:18:23,227 遠く離れた街からも 多くの人々が集まったものだ。 221 00:18:25,284 --> 00:18:28,738  心の声  (呂不韋)清純さと 気品に満ちた 絶世の美女は→ 222 00:18:28,738 --> 00:18:34,927 誰からも愛され 「邯鄲の宝石」と讃えられた。→ 223 00:18:34,927 --> 00:18:38,431 もはや 面影すら 残っておらぬ。→ 224 00:18:38,431 --> 00:18:43,431 全ては わしの仕打ちのせいか…。 225 00:18:47,223 --> 00:18:49,558 邯鄲の宝石よ…。 226 00:18:49,558 --> 00:18:53,258 あっ!? はぁ はぁ はぁ…! 227 00:18:55,298 --> 00:19:00,298 その名を… 二度と口にするんじゃないよ! 228 00:19:03,222 --> 00:19:09,228 (太后)17年前… 私は 幸せの真っただ中に いた。 229 00:19:09,228 --> 00:19:14,233 (風の音) 230 00:19:14,233 --> 00:19:17,570 (太后)それは 呂不韋という 心から愛し→ 231 00:19:17,570 --> 00:19:23,542 生涯を添い遂げる約束を交わした 男が いたからだ。→ 232 00:19:23,542 --> 00:19:25,962 私は 自分の未来が→ 233 00:19:25,962 --> 00:19:32,535 幸せに満ちたものである事を 微塵も疑わなかった。 234 00:19:32,535 --> 00:19:38,624 だが ある日 お前は私を 1人の異国の王族と引き合わせた。 235 00:19:38,624 --> 00:19:42,795 そして 許嫁だったはずの私に こう言ったのだ…。 236 00:19:42,795 --> 00:19:45,131  回想  (呂不韋)邯鄲の宝石よ→ 237 00:19:45,131 --> 00:19:48,331 今日から お前は このお方を愛するのだ。 238 00:19:50,236 --> 00:19:58,294 (太后)愛も… 約束も… 幸せも… 未来も…→ 239 00:19:58,294 --> 00:20:03,933 全て… 全て幻だった。→ 240 00:20:03,933 --> 00:20:07,787 あのころ お前が 秦国の王族・子楚に→ 241 00:20:07,787 --> 00:20:12,892 全財産を賭けて 取り入っていた事は知っていた。→ 242 00:20:12,892 --> 00:20:17,630 お前は 金の力で 子楚を秦国の王位に就かせ→ 243 00:20:17,630 --> 00:20:23,630 その暁には お前に 丞相の地位を 与える事を約束させた。 244 00:20:28,290 --> 00:20:33,896 お前は 私を自分の出世のための 道具にしたのだ! 245 00:20:33,896 --> 00:20:35,896 呂不韋よ! 246 00:20:37,900 --> 00:20:42,300 そのとおりだ。 言い訳はせぬ。 247 00:20:46,242 --> 00:20:51,931 フッ…。 安心したよ。 248 00:20:51,931 --> 00:20:55,301 今更 言い訳を するような男なら→ 249 00:20:55,301 --> 00:21:00,022 お前の事も 見限らなきゃいけない と思っていたからねェ。 250 00:21:00,022 --> 00:21:06,295 …となると 滑稽なのは 大王様の一派ですな。 251 00:21:06,295 --> 00:21:11,967 彼らは 今頃 本気で後宮の勢力を 味方につけたと思っている。→ 252 00:21:11,967 --> 00:21:15,267 ふっ… ふはははは…。 253 00:21:17,223 --> 00:21:23,646 この際 いっその事 あいつらを 根絶やしにしたらどうだい? 254 00:21:23,646 --> 00:21:30,686 そうしたら… 私と お前と 17年前の恋人同士が→ 255 00:21:30,686 --> 00:21:38,027 異国の地・秦国を乗っ取るっていう もっと笑える話になるよ。 256 00:21:38,027 --> 00:21:41,030 ふふふふふ…。 257 00:21:41,030 --> 00:21:48,954 (風の音) 258 00:21:48,954 --> 00:21:55,294 (向)太后様と呂丞相 お二人が 昔の恋人同士? 259 00:21:55,294 --> 00:21:57,963 よく分からないけど…→ 260 00:21:57,963 --> 00:22:04,263 何だか 怖い事が… 起こりそうな気がする。 261 00:22:06,889 --> 00:22:09,225 大王様に お伝えしなくては! 262 00:22:09,225 --> 00:22:11,225 ≪(物音) ハッ! 263 00:22:13,229 --> 00:22:16,599 (剣を刺す音)  心の声  (向)えっ? 264 00:22:16,599 --> 00:22:23,956 ♪♪~ 265 00:22:23,956 --> 00:22:28,594  心の声  (向)大王様に… お伝えしなくては…。 266 00:22:28,594 --> 00:22:38,287 ♪♪~ 267 00:22:38,287 --> 00:22:48,287 (雨音) 268 00:22:53,235 --> 00:22:55,237 う~っ。 269 00:22:55,237 --> 00:23:01,237 あぁ~ぁ。 今日も 朝の掃除当番かぁ~。 270 00:23:05,197 --> 00:23:07,197 よし。 271 00:23:13,739 --> 00:23:16,225 ん? 何…? 272 00:23:16,225 --> 00:23:18,225 えっ…!? 273 00:23:20,296 --> 00:23:22,798 (陽)こっ… 向ちゃん! 274 00:23:22,798 --> 00:23:25,798 向ちゃん!? 向ちゃん! 275 00:23:27,770 --> 00:23:29,738 あっ! 血が…。 276 00:23:29,738 --> 00:23:33,259 向ちゃん しっかり! しっかりして! 277 00:23:33,259 --> 00:23:38,097 向ちゃん! 向ちゃん! 向ちゃん! 向ちゃん!→ 278 00:23:38,097 --> 00:23:43,197 誰かっ… 誰か来てぇっ! 向ちゃあぁぁ~ん!! 279 00:23:46,238 --> 00:23:56,232 ♪♪~(エンディングテーマ「21」) 280 00:23:56,232 --> 00:24:12,898 ♪♪~ 281 00:24:12,898 --> 00:24:15,901 ♪♪「君はどう思うだろう?」 282 00:24:15,901 --> 00:24:19,121 ♪♪「空に溶けた声を」 283 00:24:19,121 --> 00:24:25,127 ♪♪「剥がれて消える理由を」 284 00:24:25,127 --> 00:24:31,083 ♪♪「たった一言の それくらいなんだとして」 285 00:24:31,083 --> 00:24:36,739 ♪♪「どんな言葉を選ぶだろう?」 286 00:24:36,739 --> 00:24:40,059 ♪♪「息を止めて確かめて」 287 00:24:40,059 --> 00:24:43,195 ♪♪「鼓動は待ちきれない」 288 00:24:43,195 --> 00:24:49,118 ♪♪「手を離せば 今以上を求めてしまうさ」 289 00:24:49,118 --> 00:24:52,805 ♪♪「止まることを許さないように」 290 00:24:52,805 --> 00:24:55,240 ♪♪「繰り返してるのは」 291 00:24:55,240 --> 00:24:59,895 ♪♪「まだ答えを探してるから」 292 00:24:59,895 --> 00:25:04,633 ♪♪「聞かせてほしい」 293 00:25:04,633 --> 00:25:10,472 ♪♪「空に溶けて しまう前に」 294 00:25:10,472 --> 00:25:13,772 ♪♪~