1 00:00:33,198 --> 00:00:37,136 ♬~(オープニングテーマ「GLORY DAYS」) 2 00:00:37,136 --> 00:00:43,475 ♬「さぁ 夜が明けた今 旅立ちの時」 3 00:00:43,475 --> 00:00:49,131 ♬「笑顔 勇気 突っ走ってくぜ GLORY DAYS!」 4 00:00:49,131 --> 00:00:51,400 ♬「You ready or not Ready or not Go!!!」 5 00:00:51,400 --> 00:00:53,969 ♬「引き返せない旅は ノンフィクション」 6 00:00:53,969 --> 00:00:56,472 ♬「You ready or not Ready or not Go!!!」 7 00:00:56,472 --> 00:00:59,308 ♬「待ったなし本番 よーいアクション」 8 00:00:59,308 --> 00:01:04,797 ♬「風に吹かれ戸惑う事も 涙に暮れる夜だって」 9 00:01:04,797 --> 00:01:09,902 ♬「それはそれできっと 悪い事じゃない(悪くない)」 10 00:01:09,902 --> 00:01:12,538 ♬「まるでバネの 力みたいに」 11 00:01:12,538 --> 00:01:15,624 ♬「深く沈めば 沈むほど」 12 00:01:15,624 --> 00:01:19,178 ♬「高く飛べるんだ」 13 00:01:19,178 --> 00:01:29,671 ♬「はるか先へと向かい 地平線を 目指そう Rising sun」 14 00:01:29,671 --> 00:01:35,210 ♬「あの朝日に 手をかざして」 15 00:01:35,210 --> 00:01:41,216 ♬「同じ想いが呼んだ この出会い」 16 00:01:41,216 --> 00:01:45,470 ♬「もう一人じゃないね」 17 00:01:45,470 --> 00:01:51,810 ♬「だから僕達は今 輝きの旅」 18 00:01:51,810 --> 00:01:59,110 ♬「笑顔 勇気 突っ走ってくぜ GLORY DAYS!」 19 00:02:06,208 --> 00:02:09,962 秦国将軍 蒙驁 率いる 8万の軍勢は➡ 20 00:02:09,962 --> 00:02:15,200 魏国 侵攻 最初の城である 高狼城を取り囲んだ。 21 00:02:15,200 --> 00:02:20,272 信 率いる 飛信隊は 東軍の予備軍に編制されたが➡ 22 00:02:20,272 --> 00:02:25,143 その中には 信と同じ 三百人将 玉鳳隊の王賁➡ 23 00:02:25,143 --> 00:02:29,264 楽華隊の蒙恬 2人の将の姿もあった。 24 00:02:29,264 --> 00:02:32,134 秦国の新たなる時代の 担い手たらんとする➡ 25 00:02:32,134 --> 00:02:34,136 3人の若武者の目の前で➡ 26 00:02:34,136 --> 00:02:39,524 今 高狼城攻略戦の火蓋が 切られた! しかし。 27 00:02:39,524 --> 00:02:42,144 (風伯)射てェ~! 28 00:02:42,144 --> 00:02:46,031 (信)な… 何だ…!? あっ! 29 00:02:46,031 --> 00:02:49,334 (兵)何だ この矢の量は…! 30 00:02:49,334 --> 00:02:52,337 (王賁)やはりな…。 31 00:02:52,337 --> 00:02:54,840 (蒙恬)罠だよね。 32 00:02:54,840 --> 00:03:00,240 (矢が刺さる音と悲鳴) あぁ…! 33 00:03:06,902 --> 00:03:08,902 ああっ…! 34 00:03:10,906 --> 00:03:13,709 (悲鳴) 35 00:03:13,709 --> 00:03:17,195 うっ! ん…! 36 00:03:17,195 --> 00:03:20,198 壁の向こうに 弓兵の大軍が隠れてるぞ! 37 00:03:20,198 --> 00:03:22,198 (弓隊隊長)構えっ! 38 00:03:25,203 --> 00:03:27,203 (弓隊隊長)射てェッ! 39 00:03:29,207 --> 00:03:33,307 (悲鳴) 40 00:03:37,132 --> 00:03:39,401 くっ! これじゃ 味方がっ! 41 00:03:39,401 --> 00:03:42,904 (羌瘣)うかつに動くな。 ここの方が まだ 安全だ。 42 00:03:42,904 --> 00:03:45,907 分かってる! だけどよぉ~! 43 00:03:45,907 --> 00:03:51,213 (兵1)臆するな! 城壁を よじ登れば 勝機は ある…! 44 00:03:51,213 --> 00:03:54,900 (兵達)オオオオオッ! 45 00:03:54,900 --> 00:03:58,603 オシッ! 飛信隊 行くぞ! (飛信隊)オオッ! 46 00:03:58,603 --> 00:04:00,603 (風伯)フン…。 47 00:04:05,143 --> 00:04:07,145 (副官)風伯将軍。➡ 48 00:04:07,145 --> 00:04:12,545 秦国の猿どもが まだ けなげに はしごを上ってきますぞ。 フン…。 49 00:04:15,637 --> 00:04:18,807 なっ!? 50 00:04:18,807 --> 00:04:21,560 (守備兵)食らえっ! 秦国のバカども! 51 00:04:21,560 --> 00:04:23,545 ギャアアアッ! 52 00:04:23,545 --> 00:04:28,300 (秦兵達の悲鳴) 53 00:04:28,300 --> 00:04:30,602 うわっ! グワアッ! うっ…! 54 00:04:30,602 --> 00:04:35,640 (秦兵達の悲鳴) 55 00:04:35,640 --> 00:04:37,642 ってえっ…。 56 00:04:37,642 --> 00:04:41,196 (渕)大丈夫ですか? 信殿! ああ。 57 00:04:41,196 --> 00:04:43,565 だが これじゃ 打つ手なしだ! 58 00:04:43,565 --> 00:04:51,573 開戦より3日。 魏国軍の罠は 瞬く間に 秦国軍を窮地に陥れた。 59 00:04:51,573 --> 00:04:54,209 愚か者どもが…。 60 00:04:54,209 --> 00:04:59,531 というのも 高狼城の 四方の城壁を守る4人の将軍は➡ 61 00:04:59,531 --> 00:05:03,935 いずれも 城の守りに長けた 名将だったからだ。 62 00:05:03,935 --> 00:05:07,039 (伝令1)伝令! 伝令!➡ 63 00:05:07,039 --> 00:05:09,141 東軍で 大きな被害が出た模様です。➡ 64 00:05:09,141 --> 00:05:13,879 南軍も同様! 孫副将が 矢傷を負われたそうです。 65 00:05:13,879 --> 00:05:16,865 初戦での つまずきは 直ちに➡ 66 00:05:16,865 --> 00:05:20,202 秦国軍総大将 蒙驁の元に知らされた。 67 00:05:20,202 --> 00:05:22,204 しかし…。 68 00:05:22,204 --> 00:05:24,623 (蒙驁)フォッフォッフォッフォッ。 69 00:05:24,623 --> 00:05:28,193 では 四軍長に伝令を。 70 00:05:28,193 --> 00:05:33,799 「後で 傷ついた部隊の見舞いに 回る事を忘れぬように」とな。 71 00:05:33,799 --> 00:05:35,801 フォッフォッフォッ。 72 00:05:35,801 --> 00:05:37,803 「見… 舞い…」? 73 00:05:37,803 --> 00:05:40,939 (羅元)「見舞い」だ。 そのように伝えよ。 74 00:05:40,939 --> 00:05:44,439 (伝令1)ハッ! フォッフォッフォッ。 75 00:05:47,229 --> 00:05:52,234 (東軍軍長)退け 退けェ! 一時退却だァ! 76 00:05:52,234 --> 00:05:56,638 舞台は ここで 王都 咸陽へと移る。 77 00:05:56,638 --> 00:06:00,192 魏国軍との戦いの火蓋が切られた 同じ日。 78 00:06:00,192 --> 00:06:05,230 王宮では 新たな火種が くすぶり始めていたのである。 79 00:06:05,230 --> 00:06:08,967 (役人1)そんなバカな! 太后様と丞相が!? 80 00:06:08,967 --> 00:06:11,036 (役人2)しっ! 声が大きい。 81 00:06:11,036 --> 00:06:13,205 (役人3)(小声で) それは 本当の話なのか!? 82 00:06:13,205 --> 00:06:15,240 (役人2)ああ…。 実はな。 83 00:06:15,240 --> 00:06:18,226 (李斯)どんな話だ。 申してみよ。 84 00:06:18,226 --> 00:06:20,729 (役人1)あっ! り… 李斯殿! 85 00:06:20,729 --> 00:06:25,734 (役人2)あ… いや 何でも… 取るに足らぬ風の噂でございます。 86 00:06:25,734 --> 00:06:28,637 (李斯)悪意ある流言が 時と場合によっては➡ 87 00:06:28,637 --> 00:06:30,639 国を危うくする事もある。➡ 88 00:06:30,639 --> 00:06:33,008 言葉を慎め! 89 00:06:33,008 --> 00:06:35,911 申し訳ございませぬ 李斯殿。 90 00:06:35,911 --> 00:06:38,911 我ら 役目が ございますので これで…。 91 00:06:43,985 --> 00:06:48,185 フン! どいつも こいつも…。 92 00:06:57,215 --> 00:07:00,218 (李斯)恐れながら 丞相…。➡ 93 00:07:00,218 --> 00:07:04,656 ここ数日 至る所で 丞相様と太后様が➡ 94 00:07:04,656 --> 00:07:09,656 不義をなされたという噂話が 広がっております…。 95 00:07:14,149 --> 00:07:16,101 (呂不韋)何じゃと…? 96 00:07:16,101 --> 00:07:18,153 (臣下1)許すまじき 悪しき流言です。➡ 97 00:07:18,153 --> 00:07:20,488 よりにもよって 太后様との不義など➡ 98 00:07:20,488 --> 00:07:25,660 丞相を国賊呼ばわりしたも同然! 捨て置くわけには まいりません! 99 00:07:25,660 --> 00:07:29,960 (臣下2)そのとおりだ! 流言を 口にした者 ただでは済まされぬ! 100 00:07:32,050 --> 00:07:36,655 無礼を承知で伺いますが 丞相様におかれましては➡ 101 00:07:36,655 --> 00:07:39,641 よもや 何か お心当たりが あるような事は➡ 102 00:07:39,641 --> 00:07:42,641 ございますまいな…。 103 00:07:46,164 --> 00:07:48,984 どいういう意味か… 李斯。 104 00:07:48,984 --> 00:07:50,984 ハッ! 105 00:07:53,221 --> 00:07:55,724 どうか お許しを…。 106 00:07:55,724 --> 00:08:00,829 内容が内容だけに 陣営側にも 少なからず動揺が生じております。 107 00:08:00,829 --> 00:08:04,216 (李斯)皆を安心させる必要が ありました。 108 00:08:04,216 --> 00:08:10,222 まあよい。 それより さっさと その下品な流言を鎮めて参れ。 109 00:08:10,222 --> 00:08:12,557 (李斯)ハッ! お任せを。➡ 110 00:08:12,557 --> 00:08:16,161 これほど 現実味のない流言は 広まるのも早い反面➡ 111 00:08:16,161 --> 00:08:18,763 鎮めるのも容易です。➡ 112 00:08:18,763 --> 00:08:24,163 それに… 出どころの目星も 既に付いております…。 113 00:08:26,221 --> 00:08:32,727 (昌文君)流言の件 本当に よかったのですか? 大王様。➡ 114 00:08:32,727 --> 00:08:37,215 確かに この流言で 呂不韋陣営は 大きく揺れていますが➡ 115 00:08:37,215 --> 00:08:42,220 同時に 母上であられる 太后様の 名誉にも 傷が付きました。➡ 116 00:08:42,220 --> 00:08:47,225 いや。 その前に 太后様が 大王様の敵に回られた事で➡ 117 00:08:47,225 --> 00:08:50,225 無理をされているのでは ありませんか? 118 00:08:52,881 --> 00:08:55,181 (鳥の鳴き声) 119 00:09:02,173 --> 00:09:09,214 (風の音) 120 00:09:09,214 --> 00:09:12,217 (嬴政)無理をしていないと言えば 嘘だ…。 121 00:09:12,217 --> 00:09:17,155 あんな母でも 一応 血を分けた親と子だからな…。 122 00:09:17,155 --> 00:09:20,625 だが それが どうした! 123 00:09:20,625 --> 00:09:23,611 俺達は 戦争をやっているんだ! 124 00:09:23,611 --> 00:09:28,483 仲間の血が流れる覚悟 自らが傷つく覚悟➡ 125 00:09:28,483 --> 00:09:31,286 いかなる手段も行使する覚悟。 126 00:09:31,286 --> 00:09:36,825 例え それが 己の身を切る手段で あっても 躊躇はしない。 127 00:09:36,825 --> 00:09:40,545 「戦るからには 絶対 勝たねばならん」。 128 00:09:40,545 --> 00:09:43,815 戦争とは そういうものだと 教えてくれたのは➡ 129 00:09:43,815 --> 00:09:46,167 お前だぞ 昌文君。 130 00:09:46,167 --> 00:09:49,688 うっ! ぬ…。 131 00:09:49,688 --> 00:09:55,660 俺達は 既に 多くの者を失った。 今更 ひるむ俺ではない。 132 00:09:55,660 --> 00:09:58,046 肆氏 首尾は どうだ? 133 00:09:58,046 --> 00:10:01,883 (肆氏)ハ! そろそろ 動き始める頃かと…。 134 00:10:01,883 --> 00:10:07,155 呂不韋陣営は この流言 すぐに 消えると思っているでしょうが➡ 135 00:10:07,155 --> 00:10:10,455 あれの おかげで 更に もう一荒れするでしょう。 136 00:10:12,677 --> 00:10:15,146 (慌てる声) 137 00:10:15,146 --> 00:10:17,148 (臣下達)おおっ! 138 00:10:17,148 --> 00:10:19,150 (臣下)見よ! 139 00:10:19,150 --> 00:10:21,152 (臣下達の ざわめき) 140 00:10:21,152 --> 00:10:25,690 (臣下1)李斯殿 あ… あの方々は…! あ…! 141 00:10:25,690 --> 00:10:31,663 (臣下1)了家 氾家 介家! なぜ 今 三大宮家が!?➡ 142 00:10:31,663 --> 00:10:35,150 これは 一体…。 李斯殿! 143 00:10:35,150 --> 00:10:39,888 [ 心の声 ] (李斯)バカな…。 この時期 実子の敵である陣営に➡ 144 00:10:39,888 --> 00:10:42,657 太后様の勢力が味方するなど➡ 145 00:10:42,657 --> 00:10:46,161 誰の目から見ても 不自然な事だ。➡ 146 00:10:46,161 --> 00:10:50,165 これでは あの流言が本物と 宣伝するようなもの。➡ 147 00:10:50,165 --> 00:10:52,634 何という事だ! 148 00:10:52,634 --> 00:10:56,688 (太后)ハハハハハハ…! 149 00:10:56,688 --> 00:11:01,259 (趙高)何が そんなに おかしいのですか? 太后様。 150 00:11:01,259 --> 00:11:05,313 (太后)フ~ウ。 フフフ…。 151 00:11:05,313 --> 00:11:09,217 呂不韋からの書簡だよ。 152 00:11:09,217 --> 00:11:13,521 事が収まるまで 私との逢瀬は控えるとさ。 153 00:11:13,521 --> 00:11:18,209 全く… こういう事は 早いんだからねぇ。 154 00:11:18,209 --> 00:11:21,162 (趙高)それは… 致し方ない事かと。 155 00:11:21,162 --> 00:11:23,214 フッ…。 156 00:11:23,214 --> 00:11:29,220 (太后)上等の香油を持っておいで。 それと 外出の支度だ。 157 00:11:29,220 --> 00:11:33,892 (趙高)どちらに お出かけを? (太后)決まってるじゃないか…。➡ 158 00:11:33,892 --> 00:11:36,711 あっちが来ないなら 私が わざわざ➡ 159 00:11:36,711 --> 00:11:42,211 出向いてやろうっていうのさ。 フフ… フハハハハハ…! 160 00:11:44,219 --> 00:11:47,222 もはや お前達の耳にも 入っていると思うが➡ 161 00:11:47,222 --> 00:11:52,060 後宮勢力は 我らを裏切り 呂不韋の側に付いた。 162 00:11:52,060 --> 00:11:54,829 これにより 我らと敵の力の差は➡ 163 00:11:54,829 --> 00:11:57,816 もはや 太刀打ちできぬほど 開いてしまった。 164 00:11:57,816 --> 00:12:01,319 だが そのために 呂不韋は 大きな過ちを犯した。 165 00:12:01,319 --> 00:12:05,089 国の第一臣・丞相という地位に ありながら➡ 166 00:12:05,089 --> 00:12:09,210 あろう事か 秦国太后と 不義をなしたのだ! 167 00:12:09,210 --> 00:12:14,816 これは 過去に例のない 劣悪な 非道であり 国賊の行いであり➡ 168 00:12:14,816 --> 00:12:17,652 断じて許してはならぬ 悪行である! 169 00:12:17,652 --> 00:12:20,388 (臣下達)オオオオッ! 170 00:12:20,388 --> 00:12:26,227 残念ながら 証人は 宮女1人故 奴の断罪は 現実的に不可能。 171 00:12:26,227 --> 00:12:29,647 だが 呂不韋陣営は今 大いに揺らいでおり➡ 172 00:12:29,647 --> 00:12:34,219 奴の牙城には いまだかつてない 大きな楔が打ち込まれた。 173 00:12:34,219 --> 00:12:37,722 これにより 呂不韋の動きは 大きく制限される。 174 00:12:37,722 --> 00:12:42,243 この機を逃さず 我らは 陣営の巻き返しを図る。 175 00:12:42,243 --> 00:12:46,514 いいなっ! 正義は 我らにある! その事を忘れるなっ! 176 00:12:46,514 --> 00:12:49,217 (臣下達)ウォオォオオオォッ! 177 00:12:49,217 --> 00:12:54,222 孫先組は 笠海殿に付き 中間派の 切り崩しを! (孫先)ハッ! 178 00:12:54,222 --> 00:12:57,659 (肆氏)屯組は 中立者達を 説いて回れ! (屯)お任せを! 179 00:12:57,659 --> 00:13:00,495 (肆氏)章組は 念のために 兵を興し 守備だ。➡ 180 00:13:00,495 --> 00:13:04,148 向こうが 強硬手段に出る事も 考えられる。 (臣下達)オオッ! 181 00:13:04,148 --> 00:13:07,886 [ 心の声 ] 本当の戦いは これからだ。➡ 182 00:13:07,886 --> 00:13:11,086 もはや 後には退けぬぞ! 183 00:13:16,661 --> 00:13:19,998 (尾平)全く 何なんだよ あの壁は! 184 00:13:19,998 --> 00:13:22,150 こんなんじゃ 戦いに ならねぇ! 185 00:13:22,150 --> 00:13:25,053 不用意に近づくと また 矢の餌食だ! 186 00:13:25,053 --> 00:13:27,222 (崇原)アア。 あの矢は やばい。 187 00:13:27,222 --> 00:13:33,011 信殿 死者は出ませんでしたが 20人近くが 戦闘不能です。 188 00:13:33,011 --> 00:13:35,046 ちっ…。 189 00:13:35,046 --> 00:13:39,651 隊長 上から何か作戦のような ものは 伝わってきていないのか? 190 00:13:39,651 --> 00:13:43,054 敵の絶好の的となってる あの はしご だけでは➡ 191 00:13:43,054 --> 00:13:45,156 とても 城を攻略できるとは 思えない。 192 00:13:45,156 --> 00:13:47,292 何も聞いてねぇ…。 193 00:13:47,292 --> 00:13:50,161 まさか あの蒙驁将軍に限って➡ 194 00:13:50,161 --> 00:13:52,780 打つ手がない なんて事は ねぇだろうが…。 195 00:13:52,780 --> 00:13:56,317 早めに 何か 策を打たねぇと このままじゃ ずるずると…。 196 00:13:56,317 --> 00:13:59,320 (蒙恬)白老将軍は そんな 気の利いた策とかは➡ 197 00:13:59,320 --> 00:14:01,990 持ち合わせていないよ。 あぁっ!? 198 00:14:01,990 --> 00:14:05,159 楽華隊の蒙恬! よっ。 199 00:14:05,159 --> 00:14:11,049 城取名人 白老の戦いは 常に奇策なしの 常套戦法のみ。 200 00:14:11,049 --> 00:14:14,502 気長に包囲し 攻め続け 敵の士気が下がり➡ 201 00:14:14,502 --> 00:14:17,155 できた綻びを突く…。 それだけだ。 202 00:14:17,155 --> 00:14:19,157 気長にだと!? 203 00:14:19,157 --> 00:14:21,876 そんな だるい事 やってられっかよ! 204 00:14:21,876 --> 00:14:25,496 それに 戦が長引けば それだけ こっちにも犠牲が出るし➡ 205 00:14:25,496 --> 00:14:27,649 食い物も なくなっちまう! 206 00:14:27,649 --> 00:14:30,218 だから 常套手段以外の 何かをやるのが➡ 207 00:14:30,218 --> 00:14:32,954 俺達 特殊部隊の 役目じゃねェのかよ! 208 00:14:32,954 --> 00:14:37,158 フッ。 確かに それも 一理あるね。 209 00:14:37,158 --> 00:14:40,728 (蒙恬)だけど 現実的に 城壁は 300人程度で➡ 210 00:14:40,728 --> 00:14:42,880 どうこう できる 代物ではない。➡ 211 00:14:42,880 --> 00:14:46,150 結局 これは 長期戦に ならざるをえないんだよ。➡ 212 00:14:46,150 --> 00:14:51,155 つまり 城門が開くまで 俺達 予備軍の仕事は ない➡ 213 00:14:51,155 --> 00:14:54,042 …という事さ。 けどよ…! 214 00:14:54,042 --> 00:14:58,796 フッ。 ま 気長に 出番を待とうよ。 215 00:14:58,796 --> 00:15:01,149 じゃあ またね。 216 00:15:01,149 --> 00:15:04,152 (ざわめき) 217 00:15:04,152 --> 00:15:07,855 あいつ 一体 何しに (渕)さあ? 来やがったんだ? 218 00:15:07,855 --> 00:15:10,708 お前を 気に入っているんじゃないのか? 219 00:15:10,708 --> 00:15:13,878 あん? あいつが? まさか。 220 00:15:13,878 --> 00:15:16,214 何で そんな事 思うんだ? 羌瘣。 221 00:15:16,214 --> 00:15:18,216 何となく。 222 00:15:18,216 --> 00:15:23,216 はあ!? あ~ けっ! 何か よく分かんねえ野郎だなあ。 223 00:15:26,658 --> 00:15:31,713 蒙恬の言葉どおり 10日たっても 戦況は 動きを見せなかった。 224 00:15:31,713 --> 00:15:34,215 (東軍軍長)退却 退却だ~っ! 225 00:15:34,215 --> 00:15:37,719 これに対し 蒙驁は 慌てる様子は なく。 226 00:15:37,719 --> 00:15:41,222 フォッフォッフォッ。 急くな 急くな。 227 00:15:41,222 --> 00:15:45,727 ゆるりと攻めれば よい。 城は 逃げは せぬ。 228 00:15:45,727 --> 00:15:51,716 …と答え 「一月は攻め続ける 作戦である」と全軍に伝えた。 229 00:15:51,716 --> 00:15:56,220 だが 秦国軍の兵は 明らかに 焦りが見えており➡ 230 00:15:56,220 --> 00:15:58,289 士気も下がっていた。 231 00:15:58,289 --> 00:16:00,491 (魏兵達)オオオオオ! 232 00:16:00,491 --> 00:16:05,163 一方 魏国軍は 連日 秦国軍を 返り討ちにしている事で➡ 233 00:16:05,163 --> 00:16:07,163 士気は 上がるばかりであった。 234 00:16:12,153 --> 00:16:15,156 (番陽)賁様。 ようやく 到着しましたぞ。 235 00:16:15,156 --> 00:16:17,158 (王賁)そうか。 236 00:16:17,158 --> 00:16:22,213 (森に響く音) フン。 聞こえましょう あの音が。 237 00:16:22,213 --> 00:16:26,167 (森に響く音)コーン コーン コーン…。 238 00:16:26,167 --> 00:16:29,087 明日だな…。 はっ。 239 00:16:29,087 --> 00:16:32,187 (森に響く音)コーン コーン コーン…。 240 00:16:38,362 --> 00:16:40,915 ん? 241 00:16:40,915 --> 00:16:42,900 ああっ! 242 00:16:42,900 --> 00:16:52,176 ♬~ 243 00:16:52,176 --> 00:16:56,881 玉鳳隊だ! 前に出たぞ! バカか あいつ! 244 00:16:56,881 --> 00:16:59,684 騎馬で 城壁に近づいても どうにも ならねえぞ! 245 00:16:59,684 --> 00:17:02,184 いや。 よく見ろ。 246 00:17:04,155 --> 00:17:07,191 馬車で 何か運んでるぞ!? 247 00:17:07,191 --> 00:17:09,191 馬車だけではない。 248 00:17:12,163 --> 00:17:15,616 木だと!? あいつら 一体 何をするつもりだ!? 249 00:17:15,616 --> 00:17:19,616 (軍長)定位置に着いた者は すみやかに退避! 250 00:17:21,622 --> 00:17:23,622 放てっ! 251 00:17:29,113 --> 00:17:32,817 (じい)ひ… 火攻めか! すんげえっ! 252 00:17:32,817 --> 00:17:35,753 い… いや。 でも 城壁は燃えないだろ! 253 00:17:35,753 --> 00:17:38,253 あれは火攻めじゃないよ…。 254 00:17:40,158 --> 00:17:42,158 (魏兵達)うわあっ! 255 00:17:45,146 --> 00:17:48,549 (副官)将軍 前がっ! うろたえるな! 256 00:17:48,549 --> 00:17:51,919 この火と煙は 決して こちらだけ 不利に働くものではない! 257 00:17:51,919 --> 00:17:55,756 王賁め この煙を利用して 壁を登る気だな! 258 00:17:55,756 --> 00:17:58,659 俺達も行くぞ! (飛信隊)オオッ 259 00:17:58,659 --> 00:18:01,746 (魯延)待て。 行っては ならん! え? 260 00:18:01,746 --> 00:18:03,748 (尾平)魯延じい? 261 00:18:03,748 --> 00:18:08,653 あの炎と煙の中で はしごを登るのは 不可能じゃ。 262 00:18:08,653 --> 00:18:10,888 無理に行っても 焼け死ぬだけじゃ! 263 00:18:10,888 --> 00:18:13,024 だけど 王賁は そのために! 264 00:18:13,024 --> 00:18:15,159 (地響き) (飛信隊)おおっ…!? 265 00:18:15,159 --> 00:18:17,161 (地響き) おおっ! 何だ!? 266 00:18:17,161 --> 00:18:21,048 (地響き) な… 何だ? この音は! 267 00:18:21,048 --> 00:18:23,050 (地響き) ああっ!? 268 00:18:23,050 --> 00:18:29,891 (地響き) 269 00:18:29,891 --> 00:18:32,610 (地響き) (崇原)森が! 森が動いてる! 270 00:18:32,610 --> 00:18:57,218 ♬~ 271 00:18:57,218 --> 00:19:00,154 (副官)煙と炎がある間は 攻撃できん!➡ 272 00:19:00,154 --> 00:19:02,223 とっとと 炎を消し止めてしまえ! 273 00:19:02,223 --> 00:19:06,210 (地響き) ん…? 何だ…? は? 274 00:19:06,210 --> 00:19:09,163 (地響き) この音は 一体…。 275 00:19:09,163 --> 00:19:17,171 (地響き) 276 00:19:17,171 --> 00:19:20,658 な… 何だ!? これは…!? 277 00:19:20,658 --> 00:19:37,808 ♬~ 278 00:19:37,808 --> 00:19:39,860 なっ…! 279 00:19:39,860 --> 00:19:42,860 あ…! あ…! 280 00:19:51,172 --> 00:19:53,858 玉鳳隊…。 281 00:19:53,858 --> 00:19:55,843 (魏兵達)うわ~っ! 282 00:19:55,843 --> 00:19:57,843 行くぞ! 283 00:20:02,350 --> 00:20:08,656 (玉鳳隊)ウオオオオオオッ! 284 00:20:08,656 --> 00:20:13,227 何なんだよ… 王賁…! 285 00:20:13,227 --> 00:20:17,715 そんな化け物みたいな物まで 持ち出すのかよ! 286 00:20:17,715 --> 00:20:23,721 井闌車… ですか? あれは。 だね。 ハハハ…。 287 00:20:23,721 --> 00:20:26,724 さすが 王氏宗家。 また 珍しいものを。 288 00:20:26,724 --> 00:20:30,895 しっかし よく持ってきたなあ。 やり過ぎでしょ。 289 00:20:30,895 --> 00:20:33,147 (魏兵)ぐわぁ! (魏兵)わ~っ! 290 00:20:33,147 --> 00:20:36,150 (喚声) 291 00:20:36,150 --> 00:20:40,054 うろたえるなっ! 敵は せいぜい 100や200だ! 292 00:20:40,054 --> 00:20:42,657 包囲して追い込めば 何の問題も ない!➡ 293 00:20:42,657 --> 00:20:46,160 1人残らず 地べたに たたき落としてやれっ! 294 00:20:46,160 --> 00:20:48,162 無理だね。 295 00:20:48,162 --> 00:21:03,828 ♬~ 296 00:21:03,828 --> 00:21:05,980 (蒙恬)王賁の槍術の前には➡ 297 00:21:05,980 --> 00:21:10,718 10人やそこらじゃ 近寄る事も できないよ。 それに…。 298 00:21:10,718 --> 00:21:13,721 (魏兵A)秦国の猿どもを 八つ裂きにしろォッ! 299 00:21:13,721 --> 00:21:15,723 (魏兵達)オオオオオッ! 300 00:21:15,723 --> 00:21:18,659 (蒙恬)隊の一人一人は 武の達人。 301 00:21:18,659 --> 00:21:21,579 (喚声) 302 00:21:21,579 --> 00:21:23,714 (魏兵B)ひィっ! あがっ! 303 00:21:23,714 --> 00:21:28,836 (蒙恬)そのうえ 高度な集団戦法を 狂いなく実践する 玉鳳隊は➡ 304 00:21:28,836 --> 00:21:30,888 既に そこらの千人隊など➡ 305 00:21:30,888 --> 00:21:35,026 足元にも及ばぬほどの武力を 手にしている。 306 00:21:35,026 --> 00:21:38,012 (魏兵達の悲鳴) 307 00:21:38,012 --> 00:21:42,950 [ 心の声 ] 騎馬しなくても そんなに強かったのかよ 玉鳳隊。 308 00:21:42,950 --> 00:21:46,387 [ 心の声 ] (蒙恬)遠目に見ても 分かるよ 王賁。➡ 309 00:21:46,387 --> 00:21:50,291 隊の集団戦闘に 更に 磨きをかけたね。 310 00:21:50,291 --> 00:21:54,278 (伝令1)伝令! 東軍が攻勢に出ています。➡ 311 00:21:54,278 --> 00:21:58,883 玉鳳隊が 城壁を登り 奮戦しているとの事です! 312 00:21:58,883 --> 00:22:04,221 玉鳳… 王賁の三百人隊か…。 313 00:22:04,221 --> 00:22:08,225 そういえば 奴には命令違反をした 過去がありましたな。 314 00:22:08,225 --> 00:22:10,494 結局 それが 勝利の きっかけとなり➡ 315 00:22:10,494 --> 00:22:13,013 あの時は 不問にされたはずですが。 316 00:22:13,013 --> 00:22:20,154 フォッフォッフォッ。 若者は血気盛んで ほほ笑ましいのォ。 317 00:22:20,154 --> 00:22:29,196 じゃが… あまり無理をしすぎて 命を落とさねばよいがのォ。 318 00:22:29,196 --> 00:22:32,483 将軍 危険です! いったん ご避難を! 319 00:22:32,483 --> 00:22:35,219 う~っ! 320 00:22:35,219 --> 00:22:37,755 全予備隊を ここに呼べェッ! 321 00:22:37,755 --> 00:22:43,260 魏兵の恐ろしさ あの青二才どもに 思い知らせてやるわ~っ! 322 00:22:43,260 --> 00:22:47,815 ははっ! 敵将 怒ったね。 ここまで聞こえた。 ははっ! 323 00:22:47,815 --> 00:22:51,769 あっ! 信殿 あれを。 ん? 324 00:22:51,769 --> 00:22:55,823 どうした…!? 325 00:22:55,823 --> 00:22:58,826 せっかく 玉鳳隊が 拠点を作ったのに➡ 326 00:22:58,826 --> 00:23:02,213 はしご部隊が それに続いていません。 あ!? 327 00:23:02,213 --> 00:23:07,718 恐らく これは他の部隊が知らない 玉鳳隊の単独奇襲だ。 328 00:23:07,718 --> 00:23:11,555 おまけに あんなバカでかい物が 現れたら 味方でも驚く。 329 00:23:11,555 --> 00:23:14,558 しかし それでは…。 ああ…。 330 00:23:14,558 --> 00:23:18,045 (喚声) 331 00:23:18,045 --> 00:23:21,499 玉鳳隊は 大軍の中に 孤立無援だ…! 332 00:23:21,499 --> 00:23:23,818 [ 心の声 ] (蒙恬)でも ここまでは➡ 333 00:23:23,818 --> 00:23:26,504 初めから 予定どおりだったんだろう? 334 00:23:26,504 --> 00:23:32,560 ♬~ 335 00:23:32,560 --> 00:23:35,546 (蒙恬)そこから [ 心の声 ] 何が できるのか➡ 336 00:23:35,546 --> 00:23:38,246 見せてもらおうか 王賁。 337 00:23:40,151 --> 00:23:42,151 フン…。 338 00:23:46,157 --> 00:23:56,167 ♬~(エンディングテーマ「21」) 339 00:23:56,167 --> 00:24:12,883 ♬~ 340 00:24:12,883 --> 00:24:15,836 ♬「君はどう思うだろう?」 341 00:24:15,836 --> 00:24:18,989 ♬「空に溶けた声を」 342 00:24:18,989 --> 00:24:25,045 ♬「剥がれて消える理由を」 343 00:24:25,045 --> 00:24:31,001 ♬「たった一言の それくらいなんだとして」 344 00:24:31,001 --> 00:24:36,674 ♬「どんな言葉を選ぶだろう?」 345 00:24:36,674 --> 00:24:39,994 ♬「息を止めて確かめて」 346 00:24:39,994 --> 00:24:43,113 ♬「鼓動は待ちきれない」 347 00:24:43,113 --> 00:24:49,036 ♬「手を離せば 今以上を求めてしまうさ」 348 00:24:49,036 --> 00:24:52,723 ♬「止まることを許さないように」 349 00:24:52,723 --> 00:24:55,209 ♬「繰り返してるのは」 350 00:24:55,209 --> 00:24:59,830 ♬「まだ答えを探してるから」 351 00:24:59,830 --> 00:25:04,618 ♬「聞かせてほしい」 352 00:25:04,618 --> 00:25:10,407 ♬「空に溶けて しまう前に」 353 00:25:10,407 --> 00:25:13,707 ♬~