1 00:00:34,691 --> 00:00:37,660 (樊琉期)おー 大きい! 2 00:00:37,660 --> 00:00:39,896 これが三年前の合従軍でさえ➡ 3 00:00:39,896 --> 00:00:44,667 通ることが かなわなかった国門 函谷関!! 4 00:00:44,667 --> 00:00:47,767 たしかに これは勝ち目がない。 5 00:00:53,243 --> 00:00:55,178 フッ…。 6 00:00:55,178 --> 00:01:00,350 (樊琉期)…ということは父上 我々が最初の軍隊ですね。➡ 7 00:01:00,350 --> 00:01:03,350 敵として函谷関の門をくぐるのは。 8 00:01:08,625 --> 00:01:11,928 咸陽警護にしては数が多すぎるぞ…。 9 00:01:11,928 --> 00:01:15,231 本当に通してよいのですか!? 角英様! 10 00:01:15,231 --> 00:01:18,935 大王様御自らの特別通過許可だ。 11 00:01:18,935 --> 00:01:21,271 止めるわけにはいかぬ。 12 00:01:21,271 --> 00:01:23,806 しっ しかしっ…! 13 00:01:23,806 --> 00:01:26,806 玉印の指令は 絶対だ。 14 00:01:32,882 --> 00:01:36,753 最大の難関である函谷関を うまく抜けましたぞ。 15 00:01:36,753 --> 00:01:40,623 もはや 咸陽まで たいした秦軍はいないはず。 16 00:01:40,623 --> 00:01:43,493 勝てる… やはり勝てますぞ [外:110D5BE5D42A4C0133E141203F267EF8][外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]様! 17 00:01:43,493 --> 00:01:47,697 フーッ! フーッ! フーッ! 18 00:01:47,697 --> 00:01:53,503 ♬「希望に溢れた お前の目に浮かぶのは」 19 00:01:53,503 --> 00:01:55,438 ♬「誰の幻想?」 20 00:01:55,438 --> 00:01:58,741 ♬「何もかも失いそうになって」 21 00:01:58,741 --> 00:02:04,113 ♬「巡り会うんだ 再会の誓いを」 22 00:02:04,113 --> 00:02:16,726 ♬~ 23 00:02:16,726 --> 00:02:19,929 ♬「段々と熱くなる」 24 00:02:19,929 --> 00:02:23,900 ♬「心 燃やす 咆哮に変えてけ」 25 00:02:23,900 --> 00:02:26,803 ♬「飄々と歩くのさ」 26 00:02:26,803 --> 00:02:31,874 ♬「先の見えぬ夢を掴むまで」 27 00:02:31,874 --> 00:02:37,313 ♬「時には涙を流す夜もある」 28 00:02:37,313 --> 00:02:41,718 ♬「誓ったあの日を共に笑った事」 29 00:02:41,718 --> 00:02:44,454 ♬「胸に刻み込んで」 30 00:02:44,454 --> 00:02:48,758 ♬「嗚呼 息もできないこの世界で」 31 00:02:48,758 --> 00:02:51,527 ♬「あなたにあった夜」 32 00:02:51,527 --> 00:02:58,668 ♬「消えかけた心の灯火輝いた」 33 00:02:58,668 --> 00:03:03,006 ♬「どんな未来だって 受け容れる」 34 00:03:03,006 --> 00:03:06,409 ♬「生きる理由なんだ」 35 00:03:06,409 --> 00:03:11,147 ♬「燃やせ今この声が響く限り」 36 00:03:11,147 --> 00:03:16,647 ♬「果てなき明日へ」 37 00:03:18,488 --> 00:03:37,273 ♬~ 38 00:03:37,273 --> 00:03:39,575 あぁ… あ…! 39 00:03:39,575 --> 00:03:42,478 あぁぁ…! 40 00:03:42,478 --> 00:03:46,449 うっ… っ… うぅ…っ! 41 00:03:46,449 --> 00:03:50,219 大秦国の霊廟の御前にて➡ 42 00:03:50,219 --> 00:03:52,922 [外:D24F37C65578D62E0C40C121702CA4A0]政様は晴れて帯剣し➡ 43 00:03:52,922 --> 00:03:57,326 加冠されたことを ここに承認する!!➡ 44 00:03:57,326 --> 00:04:02,265 待ち望んだ この日! 祖霊皆々様方ならびに➡ 45 00:04:02,265 --> 00:04:07,437 大秦国に生きる 全てのものが慶んでいる!!➡ 46 00:04:07,437 --> 00:04:10,907 改めて 今ここに!!➡ 47 00:04:10,907 --> 00:04:14,444 第三十一代秦国大王様が➡ 48 00:04:14,444 --> 00:04:16,913 降臨されたのである!! 49 00:04:16,913 --> 00:04:20,817 (一同)オオオオオオオオッ!! 50 00:04:20,817 --> 00:04:25,488 (大歓声) 51 00:04:25,488 --> 00:04:27,688 っ… うぅっ…! 52 00:04:30,259 --> 00:04:32,195 <よくぞ ここまで…➡ 53 00:04:32,195 --> 00:04:36,065 苦難の連続の中 よくぞ…!➡ 54 00:04:36,065 --> 00:04:39,569 おめでとうございます 大王様…> 55 00:04:39,569 --> 00:04:41,971 っ… ぁあ…! 56 00:04:41,971 --> 00:04:45,641 成[外:E0C51DDDADA6A67C6D00E0BD79BE793A]様… 見ていますか…。 57 00:04:45,641 --> 00:04:49,011 兄上様が ついに加冠を…。 58 00:04:49,011 --> 00:04:51,781 (成[外:E0C51DDDADA6A67C6D00E0BD79BE793A]の声)<そうだな…> 59 00:04:51,781 --> 00:04:54,317 へっ!? へっ!? 60 00:04:54,317 --> 00:05:11,768 ♬~ 61 00:05:11,768 --> 00:05:14,237 (いにしえの大王の声) <祝福するぞ…> 62 00:05:14,237 --> 00:05:17,740 <三十一代秦王よ> 63 00:05:17,740 --> 00:05:20,109 <胸に抱く道を> 64 00:05:20,109 --> 00:05:22,345 <進むがよい> 65 00:05:22,345 --> 00:05:24,845 <信念のままに> 66 00:05:30,086 --> 00:05:32,622 <見守っているぞ> 67 00:05:32,622 --> 00:05:35,057 <我らが子よ…> 68 00:05:35,057 --> 00:05:46,536 ♬~ 69 00:05:46,536 --> 00:05:48,471 <ありがたく> 70 00:05:48,471 --> 00:05:50,571 (一同)ハハァッ!! 71 00:05:53,876 --> 00:05:58,976 <敵の儂でさえ 少々胸にくるものがあった…> 72 00:06:01,984 --> 00:06:04,520 <今の加冠に際し➡ 73 00:06:04,520 --> 00:06:07,990 心に さざ波すら立たなかった人間が➡ 74 00:06:07,990 --> 00:06:13,863 この[外:D594052374B1D73129FEEC3DE1D03644]年宮の中で唯一人だけーー。➡ 75 00:06:13,863 --> 00:06:19,763 それが実の母であるとは これ以上の残酷なことがあろうか…> 76 00:06:22,638 --> 00:06:28,038 <まァ… 何を必死に思案しているかは 察しがつくがな…> 77 00:06:32,181 --> 00:06:34,116 <もし…➡ 78 00:06:34,116 --> 00:06:37,420 函谷関で偽の玉印がバレたなら➡ 79 00:06:37,420 --> 00:06:40,957 今頃ここも大騒ぎになっている。➡ 80 00:06:40,957 --> 00:06:46,596 ということは 反乱軍はすでに咸陽に迫っている。➡ 81 00:06:46,596 --> 00:06:51,300 偽りの玉璽が 使えるということも証明された。➡ 82 00:06:51,300 --> 00:06:54,203 ことは順調に進んでいる。➡ 83 00:06:54,203 --> 00:06:56,272 …いや➡ 84 00:06:56,272 --> 00:06:59,041 進みすぎている。➡ 85 00:06:59,041 --> 00:07:03,212 何だ… 何かが引っかかる。➡ 86 00:07:03,212 --> 00:07:06,182 こいつらの浮かれ具合…。➡ 87 00:07:06,182 --> 00:07:11,921 加冠の儀とはいえ あまりに 私のことが目に入っていない…。➡ 88 00:07:11,921 --> 00:07:14,290 “隠し子"の件に激怒し➡ 89 00:07:14,290 --> 00:07:19,290 [外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]国討伐軍の準備に入っているという 話ではなかったのか…> 90 00:07:20,997 --> 00:07:22,932 <まさか…➡ 91 00:07:22,932 --> 00:07:26,569 気付かれていなかったとしたら…➡ 92 00:07:26,569 --> 00:07:28,938 踊らされた…?➡ 93 00:07:28,938 --> 00:07:31,574 誰に…➡ 94 00:07:31,574 --> 00:07:34,277 楚か…?➡ 95 00:07:34,277 --> 00:07:38,080 他に[外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]国反乱で 誰が得をする…> 96 00:07:38,080 --> 00:07:40,080 …! 97 00:07:42,385 --> 00:07:44,353 お前か…。 98 00:07:44,353 --> 00:07:46,722 いかにも。 99 00:07:46,722 --> 00:07:50,493 <[外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]国軍に咸陽を攻め落とさせて…> 100 00:07:50,493 --> 00:07:55,798 <その[外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]国軍を 蒙武を従えて儂が討つ。➡ 101 00:07:55,798 --> 00:08:00,970 だが これは単なる反乱討伐ではない。➡ 102 00:08:00,970 --> 00:08:06,642 [外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]国軍には儂の息のかかった者たちが 多く紛れ込んでいる。➡ 103 00:08:06,642 --> 00:08:09,378 その連中がーー➡ 104 00:08:09,378 --> 00:08:12,615 咸陽を火の海にして➡ 105 00:08:12,615 --> 00:08:16,552 王族を一人残らず虐殺する。➡ 106 00:08:16,552 --> 00:08:21,324 待ちに待った加冠の祝いに よもやの惨劇。➡ 107 00:08:21,324 --> 00:08:26,028 だからこそ際立つ反乱軍の非道。➡ 108 00:08:26,028 --> 00:08:29,765 それを この儂が討つ。➡ 109 00:08:29,765 --> 00:08:32,368 王族が姿を消し➡ 110 00:08:32,368 --> 00:08:35,972 拠り所を失った秦の民草は➡ 111 00:08:35,972 --> 00:08:40,576 この先に誰を頼る 誰にすがる。➡ 112 00:08:40,576 --> 00:08:44,080 誰に この国を託す。➡ 113 00:08:44,080 --> 00:08:48,951 この呂不韋をおいて 他にあるはずがない。➡ 114 00:08:48,951 --> 00:08:51,821 これで儂は余すことなく➡ 115 00:08:51,821 --> 00:08:55,057 秦の全てを手に入れる> 116 00:08:55,057 --> 00:08:58,794 <…おのれ 貴様…っ!!➡ 117 00:08:58,794 --> 00:09:03,632 またしても私を利用するのかっ…!!> 118 00:09:03,632 --> 00:09:06,202 (太后)呂不韋ィ!! (一同)っ!? 119 00:09:06,202 --> 00:09:09,605 失礼! 失礼致しますっ! どうかっ! (太后)…!? 120 00:09:09,605 --> 00:09:11,540 ≪何だ あの男! 121 00:09:11,540 --> 00:09:13,476 式典の最中だぞ! 122 00:09:13,476 --> 00:09:15,478 何事か! 123 00:09:15,478 --> 00:09:18,614 あっ… [外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]国軍と思われる兵三万が➡ 124 00:09:18,614 --> 00:09:20,549 函谷関を抜け➡ 125 00:09:20,549 --> 00:09:23,649 北道より咸陽へ迫っているとの急報です! 126 00:09:28,290 --> 00:09:30,760 っ…! 127 00:09:30,760 --> 00:09:34,730 どうだ? いや 間違いなく玉印…。 128 00:09:34,730 --> 00:09:37,366 通行許可の王命だ。 129 00:09:37,366 --> 00:09:39,735 分かったら さっさと通せ。 130 00:09:39,735 --> 00:09:43,572 いや 我々とて北道を預かる身。 131 00:09:43,572 --> 00:09:47,977 いかに玉印の命令といえど すぐには通せぬ。 132 00:09:47,977 --> 00:09:51,747 咸陽に確認をとってくる故 ここで待機願う。 133 00:09:51,747 --> 00:09:54,050 …どのくらい? 134 00:09:54,050 --> 00:09:57,453 フッ… 半日くらいだ。 135 00:09:57,453 --> 00:10:01,957 しかし… そなたらは一体どこの兵だ?➡ 136 00:10:01,957 --> 00:10:04,460 なぜ旗を掲げておらぬ?➡ 137 00:10:04,460 --> 00:10:07,560 これほどの数 一体どこからやって…。 138 00:10:09,765 --> 00:10:11,734 っ!? えっ!? 139 00:10:11,734 --> 00:10:14,003 っ! ぐぁっ! (秦兵)なっ…! 140 00:10:14,003 --> 00:10:15,938 …やれやれ。 141 00:10:15,938 --> 00:10:18,808 始まってしまったじゃないか。 (兵たち)オオオオオッ!! 142 00:10:18,808 --> 00:10:22,011 とっ 突撃してくるぞ! 味方じゃないのか!? 143 00:10:22,011 --> 00:10:26,315 (兵たち)オオオオオオッ!! 144 00:10:26,315 --> 00:10:29,518 早すぎましたか 父上? 145 00:10:29,518 --> 00:10:35,324 いや 半日で往復というなら 咸陽はもう目と鼻の先だ。 146 00:10:35,324 --> 00:10:37,893 前哨戦としては ちょうどいい。 147 00:10:37,893 --> 00:10:40,129 ら 乱戦に…! 148 00:10:40,129 --> 00:10:44,100 大丈夫です。 敵は三千 こちらは三万。 149 00:10:44,100 --> 00:10:46,235 すぐに終わります。➡ 150 00:10:46,235 --> 00:10:48,737 多少は削られるでしょうが…➡ 151 00:10:48,737 --> 00:10:51,674 問題ありません。➡ 152 00:10:51,674 --> 00:10:55,544 アレさえあれば すぐに軍は復活します。 153 00:10:55,544 --> 00:11:00,015 フッ それも三万どころの話ではなく。 154 00:11:00,015 --> 00:11:02,251 ぁ あ…。 155 00:11:02,251 --> 00:11:05,154 …? [外:110D5BE5D42A4C0133E141203F267EF8][外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]様? 156 00:11:05,154 --> 00:11:08,854 <これが… 戦争か…> 157 00:11:22,471 --> 00:11:24,540 さ… 三万!? 158 00:11:24,540 --> 00:11:27,176 <…妙だな。➡ 159 00:11:27,176 --> 00:11:32,576 [外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]国から分散して発った兵は 総勢一万と聞いていたが…> 160 00:11:38,120 --> 00:11:40,556 玉璽。 …! 161 00:11:40,556 --> 00:11:43,056 玉璽の複製だ。 162 00:11:46,095 --> 00:11:48,030 <そうか…。➡ 163 00:11:48,030 --> 00:11:51,634 七年前の 成[外:E0C51DDDADA6A67C6D00E0BD79BE793A]・竭氏反乱の時➡ 164 00:11:51,634 --> 00:11:54,904 大王様は玉璽を後宮に隠し➡ 165 00:11:54,904 --> 00:11:59,241 そこから太后様が複製を作られた。➡ 166 00:11:59,241 --> 00:12:05,047 後に返還されたが 他に 作っておいたとしても不思議ではない。➡ 167 00:12:05,047 --> 00:12:08,450 しかし複製で軍を興すなど➡ 168 00:12:08,450 --> 00:12:11,550 歴史にも例を見ぬ蛮行を…> 169 00:12:13,656 --> 00:12:18,027 オイ… 誰をにらんでいる 昌文君。 170 00:12:18,027 --> 00:12:21,030 [外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]国の君主は[外:110D5BE5D42A4C0133E141203F267EF8][外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]だ。 171 00:12:21,030 --> 00:12:25,467 反乱も複製も私の知るところではないぞ。 172 00:12:25,467 --> 00:12:27,436 ぬ… くっ…! 173 00:12:27,436 --> 00:12:32,741 それとも何か? 私の関与した証拠でもあるのか? 174 00:12:32,741 --> 00:12:34,677 無礼者が。 175 00:12:34,677 --> 00:12:38,380 <フッ よくもぬけぬけと> 176 00:12:38,380 --> 00:12:43,780 玉璽複製の話が本当なら 事態は さらに深刻です。 177 00:12:49,892 --> 00:12:54,730 なぜなら 偽の玉璽が 効力を発揮するのなら➡ 178 00:12:54,730 --> 00:12:59,635 [外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]国軍は 咸陽を落として 中枢を押さえさえすれば➡ 179 00:12:59,635 --> 00:13:03,935 秦国中から 際限なく 兵を興せることになるからです。 180 00:13:07,009 --> 00:13:09,912 <…そのとおりさ。➡ 181 00:13:09,912 --> 00:13:12,348 どうせ咸陽が落ちたら➡ 182 00:13:12,348 --> 00:13:17,186 蒙武を使って 反乱討伐の算段だったのだろうが➡ 183 00:13:17,186 --> 00:13:21,790 そうはいかぬ 数ではこちらが勝つ!➡ 184 00:13:21,790 --> 00:13:24,326 呂不韋よ…➡ 185 00:13:24,326 --> 00:13:27,596 ここまできて私が…➡ 186 00:13:27,596 --> 00:13:31,496 ただで踊ると思ったら大間違いだぞ> 187 00:13:33,402 --> 00:13:35,371 <ふむ。➡ 188 00:13:35,371 --> 00:13:37,806 そちらはそちらで ちゃんと準備して➡ 189 00:13:37,806 --> 00:13:41,744 出て来たということか 美姫よ。➡ 190 00:13:41,744 --> 00:13:46,515 面白い。 これで本当の二人の総決算。➡ 191 00:13:46,515 --> 00:13:49,715 一つ派手にやろうではないか> 192 00:13:54,823 --> 00:13:59,194 <しかし何ともはや お気の毒に…。➡ 193 00:13:59,194 --> 00:14:02,031 待ちに待った加冠の儀。➡ 194 00:14:02,031 --> 00:14:07,831 帯剣し冠を得たやさきの 実の母が主犯による反乱> 195 00:14:10,506 --> 00:14:13,542 (呂不韋)<今 咸陽に抗う力は無く➡ 196 00:14:13,542 --> 00:14:18,547 王族もろとも死を迎える道にある。➡ 197 00:14:18,547 --> 00:14:22,418 さすがに同情致しますぞ。➡ 198 00:14:22,418 --> 00:14:26,155 …正直なところ➡ 199 00:14:26,155 --> 00:14:31,026 私は あなたのことが嫌いではなかった。➡ 200 00:14:31,026 --> 00:14:34,263 初めは遊び相手にもならなかったが➡ 201 00:14:34,263 --> 00:14:38,767 いつの間にか 私の想像以上の成長をとげ➡ 202 00:14:38,767 --> 00:14:45,174 まさか そちらとの権勢争いが これほどまでに熱を帯びるとは➡ 203 00:14:45,174 --> 00:14:49,044 夢にも思わなかった。➡ 204 00:14:49,044 --> 00:14:51,780 好敵手として この呂不韋を➡ 205 00:14:51,780 --> 00:14:56,680 十分に楽しませてくれましたぞ 大王ーー> 206 00:14:59,455 --> 00:15:02,991 <少々 名残惜しくもあるが…➡ 207 00:15:02,991 --> 00:15:05,594 やはり最後は➡ 208 00:15:05,594 --> 00:15:09,465 私が幕を降ろしてさし上げよう> 209 00:15:09,465 --> 00:15:12,134 皆の者 聞けィ! 210 00:15:12,134 --> 00:15:16,338 報告のとおり [外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]国の反乱軍が函谷関を抜け➡ 211 00:15:16,338 --> 00:15:18,807 今 咸陽に迫っている! 212 00:15:18,807 --> 00:15:22,678 [外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]国の反乱っ!? 真なのですか!? 213 00:15:22,678 --> 00:15:26,248 どっ どうするのです 相国様! 214 00:15:26,248 --> 00:15:29,151 もはや国家存亡の危機! 215 00:15:29,151 --> 00:15:31,220 刻は一刻を争う! 216 00:15:31,220 --> 00:15:33,956 <…式典すらも> 217 00:15:33,956 --> 00:15:36,358 <潰す気かっ…!> 218 00:15:36,358 --> 00:15:39,158 加冠の儀は ここまでである!! 219 00:15:40,863 --> 00:15:44,299 勝手に中断するな 呂不韋! …! 220 00:15:44,299 --> 00:15:46,299 <ーーん?> 221 00:15:48,103 --> 00:15:50,639 加冠の儀は最後までやるぞ! 222 00:15:50,639 --> 00:15:54,209 っ!? 皆の者 静まれ!! 223 00:15:54,209 --> 00:15:56,145 (一同)っ!? 224 00:15:56,145 --> 00:16:00,482 式典の次第は あとわずかだ! 225 00:16:00,482 --> 00:16:05,220 このまま 加冠の儀を最後まで執り行うぞ! 226 00:16:05,220 --> 00:16:11,994 ♬~ 227 00:16:11,994 --> 00:16:14,463 (一同)ハハァ!! 228 00:16:14,463 --> 00:16:18,363 <…この状況で加冠の儀を続ける!?> 229 00:16:22,204 --> 00:16:26,704 (呂不韋)<なぜだ 咸陽に[外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]国軍が迫っているのだぞ…> 230 00:16:36,251 --> 00:16:38,251 …! 231 00:16:41,490 --> 00:16:44,760 (呂不韋)<いつもなら騒ぎ立てる あの昌文君ですら➡ 232 00:16:44,760 --> 00:16:47,663 あの落ち着き…。➡ 233 00:16:47,663 --> 00:16:51,263 まさか 大王たちも…> 234 00:16:53,402 --> 00:16:55,471 知っていたのか。 235 00:16:55,471 --> 00:16:57,771 …!! <何!?> 236 00:17:00,008 --> 00:17:03,808 <だとしたら… 一体いつからーー!?> 237 00:17:05,547 --> 00:17:10,118 (乱戦の声) 238 00:17:10,118 --> 00:17:14,723 ッハハ! 殺せェェ! 秦兵の数は少ないぞォ! 239 00:17:14,723 --> 00:17:18,026 しっ 秦兵って俺たちも秦兵だろ!? 240 00:17:18,026 --> 00:17:20,062 なんで同士討ちになってんだ!? 241 00:17:20,062 --> 00:17:23,232 俺たちは咸陽警護に来たんじゃないのか!? 242 00:17:23,232 --> 00:17:26,034 戎[外:F6EE7968F12A89C040BCFCCA8E0E31AA]公とお見受けを! 243 00:17:26,034 --> 00:17:28,971 巴村部隊長 免と申します!➡ 244 00:17:28,971 --> 00:17:31,773 なぜ 北道守備隊と戦いにっ…!?➡ 245 00:17:31,773 --> 00:17:34,076 どうかご説明をっ! ぐはっ! 246 00:17:34,076 --> 00:17:37,012 説明は後だ! とにかく戦え! 247 00:17:37,012 --> 00:17:40,649 目の前の敵を殺しまくれェ! (兵たち)オオ! 248 00:17:40,649 --> 00:17:43,886 張り切ってますね 戎[外:F6EE7968F12A89C040BCFCCA8E0E31AA]の君主。 249 00:17:43,886 --> 00:17:49,157 併合されて百年たつのに まだ秦への恨みを忘れていない。 250 00:17:49,157 --> 00:17:52,861 誘って正解でしたね さすが父上。 251 00:17:52,861 --> 00:17:56,298 フッ。 樊於期様 我々は…。 252 00:17:56,298 --> 00:17:58,233 まだいい。 253 00:17:58,233 --> 00:18:03,805 この[外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]国軍三万は烏合の衆である。 254 00:18:03,805 --> 00:18:07,543 樊於期直下の[外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]国兵一万と➡ 255 00:18:07,543 --> 00:18:13,348 かつての小王国で 秦に取り込まれた戎[外:F6EE7968F12A89C040BCFCCA8E0E31AA]の兵一万。 256 00:18:13,348 --> 00:18:17,119 旗を掲げろォォ!! 257 00:18:17,119 --> 00:18:19,087 殺せェェ!! 258 00:18:19,087 --> 00:18:25,794 あとは 函谷関に至るまでの道中で 徴集した兵一万である。 259 00:18:25,794 --> 00:18:28,130 ぐぬっ! ど どうなってる…!? 260 00:18:28,130 --> 00:18:30,330 免隊長はどうしたっ!? 261 00:18:32,000 --> 00:18:37,739 自分たちが反乱軍となることを知らぬ兵は 三軍内それぞれにいたが➡ 262 00:18:37,739 --> 00:18:44,046 特に道中 「偽の玉璽」で 強制徴集された者に多かった。 263 00:18:44,046 --> 00:18:49,585 故に この前哨戦で樊於期は その徴集兵一万を➡ 264 00:18:49,585 --> 00:18:54,523 戎[外:F6EE7968F12A89C040BCFCCA8E0E31AA]公の下につけ 最前線で戦わせた。 265 00:18:54,523 --> 00:18:58,961 (秦兵たち)ぐあぁっ! 殺せェェ! 秦の豚を殺せェェ! 266 00:18:58,961 --> 00:19:00,896 押し込めェ! 267 00:19:00,896 --> 00:19:03,365 同士討ちだろうと容赦するな! 268 00:19:03,365 --> 00:19:06,602 敵は反乱軍だ! 全力で迎え討て! 269 00:19:06,602 --> 00:19:10,305 まっ 待て! 俺たちは反乱などっ…! 270 00:19:10,305 --> 00:19:13,675 (乱戦の声) 271 00:19:13,675 --> 00:19:16,979 ごはっ! くそっ! 違うって言ってんだろ! 272 00:19:16,979 --> 00:19:21,617 (樊於期)死地に入らば 反乱するのせんのは関係ない。 273 00:19:21,617 --> 00:19:23,919 相手が何者だろうと➡ 274 00:19:23,919 --> 00:19:27,889 自分を殺しにくる奴がいれば 全力で これと戦い➡ 275 00:19:27,889 --> 00:19:30,993 相手を殺して生を拾う。 276 00:19:30,993 --> 00:19:33,395 それが人間だ。 277 00:19:33,395 --> 00:19:37,232 そして終わった頃には全員反逆者。 278 00:19:37,232 --> 00:19:40,068 もはや後には引けぬ。 279 00:19:40,068 --> 00:19:42,771 反乱兵のでき上がりと…。 280 00:19:42,771 --> 00:19:44,771 さすがです 父上。 281 00:19:46,642 --> 00:19:51,613 北道の戦いは二刻で勝敗を決した。 282 00:19:51,613 --> 00:19:57,886 しかし 樊於期のやり方は ここで終わりではなかった。 283 00:19:57,886 --> 00:20:03,992 投降した およそ千人の北道守備兵の “斬首"を決行したのである。 284 00:20:03,992 --> 00:20:06,561 やっ やめてくれっ! 285 00:20:06,561 --> 00:20:08,497 同じ秦の人間じゃないか…! 286 00:20:08,497 --> 00:20:11,466 はっ… はっ…! 287 00:20:11,466 --> 00:20:13,869 くっ…! うオオッ! 288 00:20:13,869 --> 00:20:16,104 ッハハハ! 次ィ! 289 00:20:16,104 --> 00:20:19,975 なっ 何をやっている 樊於期将軍! ん…? これはっ…! 290 00:20:19,975 --> 00:20:22,511 何を… とは? 291 00:20:22,511 --> 00:20:24,746 …っ! 292 00:20:24,746 --> 00:20:28,116 投降兵を皆殺しにする意味があるのか!? 293 00:20:28,116 --> 00:20:32,621 それよりも 急いで咸陽へ 向かうべきではないのか…! 294 00:20:32,621 --> 00:20:35,323 (樊於期)意味はある。 …? 295 00:20:35,323 --> 00:20:40,162 まだ迷いの見える兵 千人を出して➡ 296 00:20:40,162 --> 00:20:43,065 それぞれに斬らせている。➡ 297 00:20:43,065 --> 00:20:47,502 無論 拒めば 斬首の列に回すという脅しつきだ。 298 00:20:47,502 --> 00:20:49,438 ふんんっ! ぐっ! 299 00:20:49,438 --> 00:20:52,774 皆 見事に剣を振り下ろしている。 300 00:20:52,774 --> 00:20:55,510 思ったより飲み込みが早いぞ。 301 00:20:55,510 --> 00:20:57,779 ぁあ…! 302 00:20:57,779 --> 00:21:00,579 フッ ご覧あれ。 …!? 303 00:21:02,250 --> 00:21:04,586 (樊於期)あの兵の顔つき➡ 304 00:21:04,586 --> 00:21:08,457 わずか一戦で退路の無い事態を飲み込み➡ 305 00:21:08,457 --> 00:21:12,828 覚悟を決めた光が目に宿っている。 306 00:21:12,828 --> 00:21:15,697 反乱軍は成った。 307 00:21:15,697 --> 00:21:17,733 この軍は強いぞ。 308 00:21:17,733 --> 00:21:20,035 あ…。 309 00:21:20,035 --> 00:21:24,439 その様子だと[外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]王こそ心配だ。 っ!? 310 00:21:24,439 --> 00:21:30,539 (樊於期)これから起こる咸陽の阿鼻叫喚は こんなものではないぞ。 311 00:21:36,551 --> 00:21:40,222 大将の[外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]王様に その覚悟がないと➡ 312 00:21:40,222 --> 00:21:44,122 全軍の士気に関わ…。 愚弄するな! 樊於期! 313 00:21:45,894 --> 00:21:48,463 っ…! 314 00:21:48,463 --> 00:21:52,834 私はこの中の誰よりも覚悟を決めている! 315 00:21:52,834 --> 00:21:55,137 悪名を…! 316 00:21:55,137 --> 00:21:58,673 歴史に悪名を刻む覚悟までだ!! 317 00:21:58,673 --> 00:22:01,543 …いいだろう。➡ 318 00:22:01,543 --> 00:22:04,943 では参ろう 咸陽へ。 319 00:22:09,284 --> 00:22:13,984 (笑い声) 320 00:22:21,329 --> 00:22:26,234 <反乱を知っていた… いつから…。➡ 321 00:22:26,234 --> 00:22:30,505 いや… それも もはや関係ない> 322 00:22:30,505 --> 00:22:34,743 (呂不韋) この状況下で続けるとは異なことを。 323 00:22:34,743 --> 00:22:37,443 ことは急を要しまする。 324 00:22:40,582 --> 00:22:46,721 咸陽には今 三万もの[外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]国軍を止める 兵力はありませぬぞ。 325 00:22:46,721 --> 00:22:49,658 <当然だ… 咸陽は今➡ 326 00:22:49,658 --> 00:22:55,297 一万の敵で陥落するよう 守備を薄くしてあるのだ> 327 00:22:55,297 --> 00:23:00,468 それとも もはや最後の 思い出作りの式典というのなら➡ 328 00:23:00,468 --> 00:23:04,339 それもまた一興ですが… ハッハハ。 329 00:23:04,339 --> 00:23:07,542 しかしそれは いつもの皆に慕われる➡ 330 00:23:07,542 --> 00:23:11,413 大王のお姿ではありません。 331 00:23:11,413 --> 00:23:14,816 ヒョッヒョ よく言う。 332 00:23:14,816 --> 00:23:16,885 やはりここは王として➡ 333 00:23:16,885 --> 00:23:20,722 最後まで あがくべきかと…。 334 00:23:20,722 --> 00:23:23,491 勘違いするな。 335 00:23:23,491 --> 00:23:27,696 俺は何もあきらめていないし あがく必要もない。 336 00:23:27,696 --> 00:23:29,731 っ!? 337 00:23:29,731 --> 00:23:32,667 たしかに咸陽に兵力はない。 338 00:23:32,667 --> 00:23:36,304 だが… 一つだけ教えてやろう。 339 00:23:36,304 --> 00:23:38,974 呂不韋ーー。 340 00:23:38,974 --> 00:23:41,877 反乱軍を止める軍は➡ 341 00:23:41,877 --> 00:23:44,877 すでに向かって来ているのだ。 342 00:23:47,282 --> 00:24:00,528 ♬~ 343 00:24:00,528 --> 00:24:07,369 ♬「真っ暗闇の中、光の希望が」 344 00:24:07,369 --> 00:24:14,009 ♬「消え去ることない ただひとつの誓い」 345 00:24:14,009 --> 00:24:20,315 ♬「傷だらけでも傷んだ分だけ」 346 00:24:20,315 --> 00:24:27,555 ♬「繋いだ心そばにあるさ」 347 00:24:27,555 --> 00:24:34,195 ♬「大切なもの守り抜けと その血、汗、涙が導く」 348 00:24:34,195 --> 00:24:41,069 ♬「己の心に従え、振り向くな、 さぁ立ち上がれ」 349 00:24:41,069 --> 00:24:46,775 ♬「俺が俺である限り 己信じ、明日を思い描け」 350 00:24:46,775 --> 00:24:50,178 ♬「恐れるな、さぁ高く翔べ」 351 00:24:50,178 --> 00:24:56,084 ♬「俺たちが輝く日まで」 352 00:24:56,084 --> 00:25:13,384 ♬~ 353 00:25:18,707 --> 00:25:21,807 次回 「キングダム」 354 00:25:39,461 --> 00:25:42,497 イギリスの首都 ロンドンに ようこそ。 355 00:25:42,497 --> 00:25:45,800 (澤部)あら~ ありがとう。 356 00:25:45,800 --> 00:25:50,939 私は有名観光地を専門にご案内する 定番ガイドブックです。 357 00:25:50,939 --> 00:25:54,309 あ~ ありがとうございます。 助かります~。 358 00:25:54,309 --> 00:25:58,646 ロンドン観光といえば…。 行きたいね。 あの有名なビッグベンに…。