1 00:00:18,244 --> 00:00:21,344 次回 「キングダム」 2 00:00:32,292 --> 00:00:37,730 ♬「希望に溢れた お前の目に浮かぶのは」 3 00:00:37,730 --> 00:00:39,666 ♬「誰の幻想?」 4 00:00:39,666 --> 00:00:42,969 ♬「何もかも失いそうになって」 5 00:00:42,969 --> 00:00:47,640 ♬「巡り会うんだ 再会の誓いを」 6 00:00:47,640 --> 00:01:00,687 ♬~ 7 00:01:00,687 --> 00:01:03,590 ♬「段々と熱くなる」 8 00:01:03,590 --> 00:01:07,860 ♬「心 燃やす 咆哮に変えてけ」 9 00:01:07,860 --> 00:01:10,697 ♬「飄々と歩くのさ」 10 00:01:10,697 --> 00:01:15,568 ♬「先の見えぬ夢を掴むまで」 11 00:01:15,568 --> 00:01:21,207 ♬「時には涙を流す夜もある」 12 00:01:21,207 --> 00:01:25,578 ♬「誓ったあの日を共に笑った事」 13 00:01:25,578 --> 00:01:28,314 ♬「胸に刻み込んで」 14 00:01:28,314 --> 00:01:32,518 ♬「嗚呼 息もできないこの世界で」 15 00:01:32,518 --> 00:01:35,321 ♬「あなたにあった夜」 16 00:01:35,321 --> 00:01:42,428 ♬「消えかけた心の灯火輝いた」 17 00:01:42,428 --> 00:01:46,766 ♬「どんな未来だって 受け容れる」 18 00:01:46,766 --> 00:01:50,203 ♬「生きる理由なんだ」 19 00:01:50,203 --> 00:01:54,941 ♬「燃やせ今この声が響く限り」 20 00:01:54,941 --> 00:02:00,141 ♬「果てなき明日へ」 21 00:02:01,748 --> 00:02:05,184 政っ…! どうかっ!➡ 22 00:02:05,184 --> 00:02:08,655 どうか二人の子の命だけは助けてくれ! 23 00:02:08,655 --> 00:02:12,355 母からお前への 最初で最後の頼みだ! 24 00:02:17,196 --> 00:02:19,132 母上…。 25 00:02:19,132 --> 00:02:21,132 っ…! 26 00:02:29,142 --> 00:02:33,042 残念ですが それでも救えません。 27 00:02:35,848 --> 00:02:40,253 理由は… 先ほども言ったとおり➡ 28 00:02:40,253 --> 00:02:44,153 この国に 反乱の芽を残してはならないからです。 29 00:02:46,192 --> 00:02:49,429 んぐぅ…っ! 30 00:02:49,429 --> 00:02:51,429 (衛兵たち)ん!? (陽 向)えっ!? 31 00:02:53,299 --> 00:02:55,499 取り押さえろっ!! 32 00:02:57,170 --> 00:02:59,439 政っ!! 貴様っ!! 33 00:02:59,439 --> 00:03:02,775 貴様ァッ!! こっ 殺してやる!! 34 00:03:02,775 --> 00:03:05,545 放せ! 男どもがっ…! 35 00:03:05,545 --> 00:03:09,415 このクソガキがっ!! このクサレガキッ!! 36 00:03:09,415 --> 00:03:12,685 ふざけやがって…! 何様だっ…! 37 00:03:12,685 --> 00:03:16,456 産むんじゃなかった!! (向)っ!! 38 00:03:16,456 --> 00:03:21,794 (太后)やっぱり てめぇなんか産んだのが 間違いだったんだ!!➡ 39 00:03:21,794 --> 00:03:26,099 あの時にっ! てめぇを身籠った時にっ! 40 00:03:26,099 --> 00:03:30,069 腹を打ちつけて 叩き殺しときゃ よかったんだっ…! 41 00:03:30,069 --> 00:03:32,069 太后様!! 42 00:03:36,709 --> 00:03:39,278 っ…! 43 00:03:39,278 --> 00:03:41,714 どうして…➡ 44 00:03:41,714 --> 00:03:45,585 どうして そんなひどいことを おっしゃれるんですか!? 45 00:03:45,585 --> 00:03:49,322 大王様だって あなた様の偽りなき➡ 46 00:03:49,322 --> 00:03:53,192 大切な御子ではありませんか!! 47 00:03:53,192 --> 00:03:55,292 ふぅっ…! 48 00:03:59,766 --> 00:04:04,637 あ… あなたこそ ふざけないで下さい。 49 00:04:04,637 --> 00:04:09,041 今… そんなに命懸けで➡ 50 00:04:09,041 --> 00:04:12,845 二人の御子を 助けようとしている熱意を…➡ 51 00:04:12,845 --> 00:04:15,181 愛情をっ…➡ 52 00:04:15,181 --> 00:04:19,585 どうして政様に向けることが 出来なかったのですか!! 53 00:04:19,585 --> 00:04:21,585 くっ… うぅっ…! 54 00:04:23,456 --> 00:04:28,294 (向)私は… 太后様に比べれば➡ 55 00:04:28,294 --> 00:04:31,197 のほほんと生きて➡ 56 00:04:31,197 --> 00:04:34,997 何の苦労もなく… ここまで来ました。 57 00:04:36,969 --> 00:04:42,708 そんな身で言うのは ひどく おこがましいのでしょうが…➡ 58 00:04:42,708 --> 00:04:45,444 でも…➡ 59 00:04:45,444 --> 00:04:49,382 どんなにつらい世界であったとしても…! 60 00:04:49,382 --> 00:04:52,218 大王様にとっては 太后様が➡ 61 00:04:52,218 --> 00:04:55,922 たった一人の母親だったんですよ!! 62 00:04:55,922 --> 00:04:58,122 くっ…! うぅ…っ! 63 00:05:01,661 --> 00:05:04,564 うっ… うぅっ…! 64 00:05:04,564 --> 00:05:07,266 どうして…!➡ 65 00:05:07,266 --> 00:05:10,303 うっ… うぅっ…! 66 00:05:10,303 --> 00:05:13,472 …太后様。 67 00:05:13,472 --> 00:05:15,472 っ…! 68 00:05:17,343 --> 00:05:21,214 もう あきらめましょう。 69 00:05:21,214 --> 00:05:24,217 決起した日の夜に…➡ 70 00:05:24,217 --> 00:05:28,417 こうなる覚悟も 二人でしたではありませんか。 71 00:05:32,291 --> 00:05:36,291 私たちは… 敗れてしまいました。 72 00:05:37,997 --> 00:05:41,868 も… 申し訳ありません。 73 00:05:41,868 --> 00:05:43,836 っ… ふっ…。 74 00:05:43,836 --> 00:05:47,139 二度と… うぅっ…。 75 00:05:47,139 --> 00:05:52,345 もう二度と あなた様が涙されぬようにとっ…! 76 00:05:52,345 --> 00:05:56,115 精一杯 頑張ったのですが…! 77 00:05:56,115 --> 00:05:59,986 力不足でした…! あぁっ…!➡ 78 00:05:59,986 --> 00:06:03,186 お許し下さい 太后様…! 79 00:06:04,891 --> 00:06:09,228 子供たちのことは残念ですが➡ 80 00:06:09,228 --> 00:06:14,200 向こうで私が面倒を見るので 大丈夫です…。➡ 81 00:06:14,200 --> 00:06:16,700 …太后様。 82 00:06:18,838 --> 00:06:22,074 私は あなた様とお会いできて➡ 83 00:06:22,074 --> 00:06:25,945 人生に大いに意味を持ちましたよ。 84 00:06:25,945 --> 00:06:28,881 本当に 幸せでした。 85 00:06:28,881 --> 00:06:30,981 …っ! 86 00:06:34,120 --> 00:06:36,120 ろっ…。 87 00:06:41,928 --> 00:06:45,128 …! [外:110D5BE5D42A4C0133E141203F267EF8][外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]ーッ!! 88 00:06:47,066 --> 00:06:49,001 (いななき) 89 00:06:49,001 --> 00:06:54,807 [外:110D5BE5D42A4C0133E141203F267EF8][外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]は 秦国の法律で 最も重い罪を犯した者に科せられる➡ 90 00:06:54,807 --> 00:06:58,978 “車裂き"の刑に処されることになった。 91 00:06:58,978 --> 00:07:16,429 ♬~ 92 00:07:16,429 --> 00:07:21,100 謀反人・[外:110D5BE5D42A4C0133E141203F267EF8][外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]の処刑を執り行う! 93 00:07:21,100 --> 00:07:24,637 …太后様。 94 00:07:24,637 --> 00:07:27,473 ありがとうございました。 95 00:07:27,473 --> 00:07:30,473 っ…! (刑吏)執行! 96 00:07:32,178 --> 00:07:34,178 (いななき) 97 00:07:37,483 --> 00:07:39,883 [外:110D5BE5D42A4C0133E141203F267EF8][外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]ーッ!! 98 00:07:42,121 --> 00:07:45,992 「史記 秦始皇本紀」には こうある。 99 00:07:45,992 --> 00:07:50,830 紀元前238年四月 秦王[外:D24F37C65578D62E0C40C121702CA4A0]政は➡ 100 00:07:50,830 --> 00:07:54,600 雍にて帯剣 加冠した。 101 00:07:54,600 --> 00:07:59,405 その時に[外:110D5BE5D42A4C0133E141203F267EF8][外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]の反乱が発覚した。 102 00:07:59,405 --> 00:08:01,707 王は気付き➡ 103 00:08:01,707 --> 00:08:07,513 昌平君 昌文君が [外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]国軍迎撃に出た。 104 00:08:07,513 --> 00:08:12,284 反乱は鎮められ その後 数百人を斬首とし➡ 105 00:08:12,284 --> 00:08:14,920 武功者は爵位を得た。 106 00:08:14,920 --> 00:08:17,456 フー… うっ…! 107 00:08:17,456 --> 00:08:20,359 ちっ… 父上ェェェ! 108 00:08:20,359 --> 00:08:22,762 殺れっ! 殺せェっ!➡ 109 00:08:22,762 --> 00:08:25,698 そいつに娘を なぶり殺しにされたんだ! 110 00:08:25,698 --> 00:08:27,798 <琉期…> 111 00:08:32,438 --> 00:08:36,308 [外:110D5BE5D42A4C0133E141203F267EF8][外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]ら首謀者は車裂きとなり 首はさらされ➡ 112 00:08:36,308 --> 00:08:40,946 その一族も皆 死罪となった。 113 00:08:40,946 --> 00:08:44,917 また 関係した四千余りの一族の者たちが➡ 114 00:08:44,917 --> 00:08:48,217 蜀の地へと島流しにされた。 115 00:08:55,027 --> 00:08:57,496 <太后様…> 116 00:08:57,496 --> 00:09:00,399 よそ見をするな! さっさと歩けェ! 117 00:09:00,399 --> 00:09:02,368 っ…! 118 00:09:02,368 --> 00:09:08,140 ーーこうして [外:110D5BE5D42A4C0133E141203F267EF8][外:9367C93A300A75DDE546BF4B5D194DEC]による 秦国史上最大のクーデターは➡ 119 00:09:08,140 --> 00:09:11,440 失敗に終わったのである。 120 00:09:15,748 --> 00:09:18,651 何じゃ お主。 ん…? 121 00:09:18,651 --> 00:09:21,351 まだ斬首になっておらんのか。 122 00:09:23,155 --> 00:09:25,524 ヒョッヒョッヒョ。 123 00:09:25,524 --> 00:09:30,096 ハッハッハ 冗談がきついですな 先生。 124 00:09:30,096 --> 00:09:33,499 私の方は まだ審議中ですぞ。 125 00:09:33,499 --> 00:09:37,136 ヒョッヒョ そうじゃったな。➡ 126 00:09:37,136 --> 00:09:42,975 衛兵の監視付きとはいえ お互い自由に外を歩けるとは➡ 127 00:09:42,975 --> 00:09:46,479 大王は お優しいのォ。 128 00:09:46,479 --> 00:09:51,383 (呂不韋)ハッハッハ 泳がされていると考えるべきでしょう。 129 00:09:51,383 --> 00:09:56,122 何せ向こうには 策士 昌平君がいる。 130 00:09:56,122 --> 00:09:58,624 ヒョッヒョッヒョ…。 131 00:09:58,624 --> 00:10:02,094 さてさて相国。 132 00:10:02,094 --> 00:10:06,694 生まれ変わった秦国は これからどうなると思う? 133 00:10:15,708 --> 00:10:18,077 正直…➡ 134 00:10:18,077 --> 00:10:22,414 それが分かる人間は 唯一人としていない。 135 00:10:22,414 --> 00:10:24,383 ん…? 136 00:10:24,383 --> 00:10:29,188 なぜなら この五百年 誰も踏み入れなかった領域に➡ 137 00:10:29,188 --> 00:10:33,759 大王が焦点をあてているからです。 138 00:10:33,759 --> 00:10:37,029 ハッハッハ。 昭王・六将も➡ 139 00:10:37,029 --> 00:10:40,232 真っ青の苛烈な時代を迎えることに➡ 140 00:10:40,232 --> 00:10:43,536 間違いないでしょうな。 (衛兵たち)うっ…! 141 00:10:43,536 --> 00:10:46,172 (呂不韋)しかし不思議と…。 142 00:10:46,172 --> 00:10:48,107 ん…? 143 00:10:48,107 --> 00:10:53,579 心の隅で どこか高揚しているのも事実です。 144 00:10:53,579 --> 00:10:56,879 ハッハ この私が…。 145 00:10:58,551 --> 00:11:00,786 …ほう。 146 00:11:00,786 --> 00:11:04,990 あの呂不韋をも感化させるとは… ヒョッヒョ。 147 00:11:04,990 --> 00:11:08,961 やはり傑物であるな 大王様は。 148 00:11:08,961 --> 00:11:11,564 …フッ。 149 00:11:11,564 --> 00:11:14,233 さすが私の息子です。 150 00:11:14,233 --> 00:11:16,168 なっ…! えっ…!? 151 00:11:16,168 --> 00:11:18,168 (蔡沢)何ィ!? 152 00:11:19,905 --> 00:11:22,575 知ってのとおり 美姫…➡ 153 00:11:22,575 --> 00:11:26,378 太后様は私の元恋人。 154 00:11:26,378 --> 00:11:31,150 私は彼女と別れ 荘襄王にあてがったところ➡ 155 00:11:31,150 --> 00:11:34,520 すぐに妊娠が発覚した。 156 00:11:34,520 --> 00:11:37,990 でっ では… それが…! 157 00:11:37,990 --> 00:11:40,326 我ながら➡ 158 00:11:40,326 --> 00:11:44,029 何というツキの強さと思いましたよ。 159 00:11:44,029 --> 00:11:46,332 うまくすれば親子二代で➡ 160 00:11:46,332 --> 00:11:49,134 秦国を乗っ取ってしまえると。 161 00:11:49,134 --> 00:11:51,070 …っ! 162 00:11:51,070 --> 00:11:53,439 ーーしかし➡ 163 00:11:53,439 --> 00:11:59,245 蓋を開けてみれば 出産した日が どうやっても計算と合わなかった。 164 00:11:59,245 --> 00:12:01,245 っ!? 165 00:12:03,549 --> 00:12:06,352 ハッハ。 166 00:12:06,352 --> 00:12:11,056 ーーいや だから冗談ですよ 息子というのは。 167 00:12:11,056 --> 00:12:15,294 恐ろしい冗談を言うな! 寿命が縮んだわ! 168 00:12:15,294 --> 00:12:17,329 ハッハッハッハッハ。 169 00:12:17,329 --> 00:12:20,699 今のは本当にそうであったならばと➡ 170 00:12:20,699 --> 00:12:25,304 実は ごくたまに思う時も あったという話です。 171 00:12:25,304 --> 00:12:27,239 むぅ…。 172 00:12:27,239 --> 00:12:29,174 まー それほどに➡ 173 00:12:29,174 --> 00:12:34,647 大王と太后 そして私の三人の関係は➡ 174 00:12:34,647 --> 00:12:37,549 解き目がないほど からみ合っていて➡ 175 00:12:37,549 --> 00:12:43,222 それを今回 三者が同時に 力ずくでケリをつけた。 176 00:12:43,222 --> 00:12:49,628 そうして新しい時代への航路が 開けたというわけです。 177 00:12:49,628 --> 00:12:51,628 むぅ…。 178 00:12:55,367 --> 00:13:00,339 ヒョッヒョッ 産みの苦しみ…か。 179 00:13:00,339 --> 00:13:04,877 さすがに勝った大王にも 笑顔はありませんな。 180 00:13:04,877 --> 00:13:08,213 仕方なかろう…。 181 00:13:08,213 --> 00:13:13,652 この戦の爪痕が 最も深く刻まれてしまったのは➡ 182 00:13:13,652 --> 00:13:18,324 他ならぬ大王と太后の二人の間じゃ。 183 00:13:18,324 --> 00:13:21,060 最後まで…➡ 184 00:13:21,060 --> 00:13:27,766 二人の遺児の命を助けようと粘ったのは 大王本人らしいです。 185 00:13:27,766 --> 00:13:30,766 (蔡沢)そうか…。 186 00:13:42,648 --> 00:13:46,318 あっ…! だっ 大王様! 187 00:13:46,318 --> 00:13:48,954 …様子はどうだ? 188 00:13:48,954 --> 00:13:51,957 たまに泣き叫ばれておられますが…➡ 189 00:13:51,957 --> 00:13:54,760 今は眠られているようです。 190 00:13:54,760 --> 00:13:56,729 しかし その…➡ 191 00:13:56,729 --> 00:14:00,729 食事も水も ほとんど口にされておりません。 192 00:14:03,235 --> 00:14:05,170 そうか…。 193 00:14:05,170 --> 00:14:08,841 すまぬが少し… 外していてくれ。 194 00:14:08,841 --> 00:14:11,276 (扉が開く音) 195 00:14:11,276 --> 00:14:14,376 (足音と扉が閉まる音) 196 00:14:21,353 --> 00:14:29,553 (足音) 197 00:14:46,412 --> 00:14:49,047 死ね! 死ねェ! このガキ! 198 00:14:49,047 --> 00:14:52,251 くそっ… くそがっ! うっ… ふぅっ…! 199 00:14:52,251 --> 00:14:58,724 ハァ… ハァ… ハァ…。 200 00:14:58,724 --> 00:15:01,527 ハァッ… ハァ…。 201 00:15:01,527 --> 00:15:05,164 ん… ハァ…。 202 00:15:05,164 --> 00:15:26,952 ♬~ 203 00:15:26,952 --> 00:15:29,788 お互いに…➡ 204 00:15:29,788 --> 00:15:34,026 よく生きて ここまでこられたものです…。 205 00:15:34,026 --> 00:15:37,729 あなたは全てを失ってしまったが…➡ 206 00:15:37,729 --> 00:15:39,798 どういう形であれ…➡ 207 00:15:39,798 --> 00:15:44,303 旅が 終わったのです。 208 00:15:44,303 --> 00:15:48,907 裸足で棘だらけの道を歩まされた あなたの旅が…➡ 209 00:15:48,907 --> 00:15:51,407 ようやく…。 210 00:15:56,648 --> 00:15:59,084 母上…。 211 00:15:59,084 --> 00:16:05,424 ♬~ 212 00:16:05,424 --> 00:16:11,630 二人の遺児は 密かに城外へ出し 匿いました。 213 00:16:11,630 --> 00:16:15,601 露見すれば すぐに命を絶たねばならぬ故➡ 214 00:16:15,601 --> 00:16:18,401 知っているのは ごく数人です。 215 00:16:20,339 --> 00:16:24,209 何年先になるか分かりませんが➡ 216 00:16:24,209 --> 00:16:29,409 国内が完全に落ち着いたら 必ず二人と引き合わせます。 217 00:16:31,116 --> 00:16:34,186 ですから どうか…➡ 218 00:16:34,186 --> 00:16:37,886 健やかでいて下さい 母上…。 219 00:16:47,733 --> 00:16:51,503 ごめん! やっと片づいたので戻って来たよ! 220 00:16:51,503 --> 00:16:53,505 ~~~っ!! 221 00:16:53,505 --> 00:16:55,507 「ごめん」じゃない!! うわっ!! 222 00:16:55,507 --> 00:16:58,010 足を引っ張るなと あれほど言ったのに➡ 223 00:16:58,010 --> 00:17:01,413 勝手に戦線を離脱するとは何事だ!! 224 00:17:01,413 --> 00:17:03,415 す すみません…。 225 00:17:03,415 --> 00:17:05,415 …信は? 226 00:17:13,992 --> 00:17:16,092 <母上…> 227 00:17:27,539 --> 00:17:29,541 ん…? 228 00:17:29,541 --> 00:17:32,144 よっス。 229 00:17:32,144 --> 00:17:34,079 信…。 230 00:17:34,079 --> 00:17:37,282 ッハハハ! 驚きすぎだ。 231 00:17:37,282 --> 00:17:42,682 思ったより傷が深かったんで まだ咸陽に残って休んでたんだよ。 232 00:17:50,829 --> 00:17:52,798 …大丈夫か? 233 00:17:52,798 --> 00:17:54,800 ん…? 234 00:17:54,800 --> 00:17:59,938 俺が寝てる間に 母ちゃんと 色々あったみてェだが。 235 00:17:59,938 --> 00:18:02,708 …ああ。 236 00:18:02,708 --> 00:18:04,643 もう大丈夫だ。 237 00:18:04,643 --> 00:18:07,412 へへっ そっか…。 238 00:18:07,412 --> 00:18:10,315 ーーにしても➡ 239 00:18:10,315 --> 00:18:13,218 呂不韋が まァだ生きてるってことは➡ 240 00:18:13,218 --> 00:18:16,755 やっぱ 後処理に手間取ってんのか。 241 00:18:16,755 --> 00:18:20,158 ああ そのとおりだ。 242 00:18:20,158 --> 00:18:23,629 国の有力者の半分は呂不韋側だった。 243 00:18:23,629 --> 00:18:28,029 まず それらをどう扱うかを じっくりと精査せねばならん。 244 00:18:31,303 --> 00:18:36,908 李斯ら“四柱"をはじめ 有能な者たちは しっかり取り入れなければ➡ 245 00:18:36,908 --> 00:18:40,112 国力が半減するからな。 246 00:18:40,112 --> 00:18:45,317 そこに太后という 長を失った後宮勢力も加わってくる故➡ 247 00:18:45,317 --> 00:18:50,155 やるべきことは本当に山積している。 248 00:18:50,155 --> 00:18:55,555 呂不韋本人を裁くのは 半年以上 先になるやもしれぬ。 249 00:18:57,529 --> 00:19:00,198 半年か…。 250 00:19:00,198 --> 00:19:02,267 まァ しょうがねェか。 251 00:19:02,267 --> 00:19:06,605 打ち倒した相手は それだけ でかかったって話だ。 252 00:19:06,605 --> 00:19:08,605 ああ。 253 00:19:13,745 --> 00:19:19,117 お前は度重なる窮地に 真っ正面からぶつかって 乗り越えて➡ 254 00:19:19,117 --> 00:19:23,288 普通の王じゃねェってことを 周りに示していった。 255 00:19:23,288 --> 00:19:25,290 特にーー。 256 00:19:25,290 --> 00:19:28,660 我らの国を 絶対に守りきるぞ!! 257 00:19:28,660 --> 00:19:30,595 (民たち)ウォオオオオオ!! 258 00:19:30,595 --> 00:19:35,267 [外:092B4F3122A17ACDC9C6F7DB84C378DE]での お前の言葉には 正直 何度も鳥肌が立った。 259 00:19:35,267 --> 00:19:38,167 あん時 俺は確信したんだ…。 260 00:19:40,005 --> 00:19:42,808 覚えてるか 政。 っ…。 261 00:19:42,808 --> 00:19:46,244 初めて会った時 俺はお前に➡ 262 00:19:46,244 --> 00:19:49,147 王なんて誰でもいいって言ったこと。 263 00:19:49,147 --> 00:19:54,386 俺たち底辺の人間には 誰が王かなんて興味ないんだよ!! 264 00:19:54,386 --> 00:19:58,390 …ああ。 あれは俺の間違いだ。 265 00:19:58,390 --> 00:20:01,490 誰でもよくはねェ。 王こそ大事だ。 266 00:20:03,628 --> 00:20:06,231 お前しかいねェ。 267 00:20:06,231 --> 00:20:10,135 中華を統一して 戦国を終わらせられる王は➡ 268 00:20:10,135 --> 00:20:13,035 お前だけだ 政。 269 00:20:14,940 --> 00:20:17,409 皆の働きのおかげで➡ 270 00:20:17,409 --> 00:20:22,047 ようやく その船出の時を迎えることができる。 271 00:20:22,047 --> 00:20:28,353 だが 呂不韋風に言えば 苦痛の時代の幕開けでもある…か。 272 00:20:28,353 --> 00:20:30,288 …! 273 00:20:30,288 --> 00:20:36,862 国内統一でも 数えきれぬほどの犠牲と苦痛を伴った。 274 00:20:36,862 --> 00:20:40,632 中華となれば その比ではない。 275 00:20:40,632 --> 00:20:44,136 …もちろんだ。 276 00:20:44,136 --> 00:20:49,474 だが 秦国内の争いは これで無くなったぜ。 っ…! 277 00:20:49,474 --> 00:20:52,474 そういうことだろ… 政。 278 00:20:54,212 --> 00:20:58,312 それに 苦痛しかなかったわけじゃねぇよ。 279 00:21:03,989 --> 00:21:05,989 そうだな…。 280 00:21:08,593 --> 00:21:11,630 実は すでに昌平君たちと➡ 281 00:21:11,630 --> 00:21:15,700 中華制覇の絵図作りに 着手している。 …! 282 00:21:15,700 --> 00:21:21,473 …いや 昌平君の頭の中には すでにあったようだ。 283 00:21:21,473 --> 00:21:26,044 そのことについて 先にお前に言っておこうと思う。 284 00:21:26,044 --> 00:21:28,713 …何だ? 285 00:21:28,713 --> 00:21:31,983 昌平君が練りに練って算出した➡ 286 00:21:31,983 --> 00:21:35,420 “十五年"という恐ろしい数字がある。 287 00:21:35,420 --> 00:21:37,756 十五年? 288 00:21:37,756 --> 00:21:41,693 敵国を討ち滅ぼすには 秦国も一丸となって➡ 289 00:21:41,693 --> 00:21:45,363 これに ぶつかりにいかねばならん。 290 00:21:45,363 --> 00:21:49,167 正に国民総動員の総力戦。 291 00:21:49,167 --> 00:21:54,773 合従軍襲来の時のような 高い士気と集中力 折れぬ心を➡ 292 00:21:54,773 --> 00:21:59,211 今度は 敵が滅びるまで持ち続けて 戦わねばならん。 293 00:21:59,211 --> 00:22:01,146 っ…! 294 00:22:01,146 --> 00:22:07,786 その極限状態を 秦国が維持できる限界の年数がーー➡ 295 00:22:07,786 --> 00:22:11,122 “十五年"。 っ! 296 00:22:11,122 --> 00:22:14,025 つまりーー ここから十五年で➡ 297 00:22:14,025 --> 00:22:18,463 六つの国全てを滅ぼし 中華を統一する。 298 00:22:18,463 --> 00:22:20,899 なっ…! 299 00:22:20,899 --> 00:22:23,468 ちょっ… 待て…! 昌平君も➡ 300 00:22:23,468 --> 00:22:26,338 俺も 本気でやるつもりだ。 301 00:22:26,338 --> 00:22:29,074 っ… ぁあ…! 302 00:22:29,074 --> 00:22:32,310 まだ一国も落としてねェのに…➡ 303 00:22:32,310 --> 00:22:35,113 十五年で 全部を…! 304 00:22:35,113 --> 00:22:37,048 そうだ。 305 00:22:37,048 --> 00:22:39,417 ちょ ちょっと待て 政…! 306 00:22:39,417 --> 00:22:41,753 こんなこと言うのは好きじゃねェが…➡ 307 00:22:41,753 --> 00:22:43,688 いきなりそれは無茶だ! 308 00:22:43,688 --> 00:22:46,591 それは前線にいる俺たちの方が お前たちより よ…! 309 00:22:46,591 --> 00:22:50,495 今のままでは無理なのは分かっている。 …! 310 00:22:50,495 --> 00:22:56,635 だから これから秦軍強化のために 内政から変えていく。 311 00:22:56,635 --> 00:23:01,473 人材登用法を見直し 国内国外・身分を問わず➡ 312 00:23:01,473 --> 00:23:04,743 未だ野にうもれた才能を拾い上げる。 313 00:23:04,743 --> 00:23:09,047 さらに 国庫を大きく開き 秦軍を倍の規模にする。 314 00:23:09,047 --> 00:23:10,982 倍…! 315 00:23:10,982 --> 00:23:14,185 そして ゆくゆくはーー➡ 316 00:23:14,185 --> 00:23:17,088 秦の六大将軍が復活する! 317 00:23:17,088 --> 00:23:19,024 っ!! 318 00:23:19,024 --> 00:23:21,393 政っ… そっ…! 319 00:23:21,393 --> 00:23:26,231 信 お前はそこに割って入り 必ず➡ 320 00:23:26,231 --> 00:23:29,234 六将の一席を掴み取れ! 321 00:23:29,234 --> 00:23:31,169 っ…!! 322 00:23:31,169 --> 00:23:34,406 いよいよ待ったなし。 323 00:23:34,406 --> 00:23:36,341 雄飛の刻だ! 324 00:23:36,341 --> 00:23:39,945 ♬~ 325 00:23:39,945 --> 00:23:43,645 ルオオオオオオオッ!! 326 00:23:46,651 --> 00:24:00,065 ♬~ 327 00:24:00,065 --> 00:24:06,905 ♬「真っ暗闇の中、光の希望が」 328 00:24:06,905 --> 00:24:13,545 ♬「消え去ることない ただひとつの誓い」 329 00:24:13,545 --> 00:24:19,851 ♬「傷だらけでも傷んだ分だけ」 330 00:24:19,851 --> 00:24:27,092 ♬「繋いだ心そばにあるさ」 331 00:24:27,092 --> 00:24:33,732 ♬「大切なもの守り抜けと その血、汗、涙が導く」 332 00:24:33,732 --> 00:24:40,605 ♬「己の心に従え、振り向くな、 さぁ立ち上がれ」 333 00:24:40,605 --> 00:24:46,311 ♬「俺が俺である限り 己信じ、明日を思い描け」 334 00:24:46,311 --> 00:24:49,714 ♬「恐れるな、さぁ高く翔べ」 335 00:24:49,714 --> 00:24:55,620 ♬「俺たちが輝く日まで」 336 00:24:55,620 --> 00:25:12,920 ♬~ 337 00:25:18,243 --> 00:25:21,343 次回 「キングダム」 338 00:25:38,997 --> 00:25:41,332 SHELLYさん 台湾へようこそ。 339 00:25:41,332 --> 00:25:44,002 あら ありがとうございます。 台湾。 340 00:25:44,002 --> 00:25:47,672 私は 有名観光地を専門にご紹介する➡ 341 00:25:47,672 --> 00:25:52,010 定番ガイドブックです。 お~ 定番が見られるんだ。 342 00:25:52,010 --> 00:25:55,880 突然ですが 台湾の別名って ご存じですか?