1 00:00:05,718 --> 00:00:11,374 ♪♪「想像も理想も追い付けない」 2 00:00:11,374 --> 00:00:22,074 ♪♪「最高の未来を一緒に作ろう」 3 00:00:29,125 --> 00:00:33,612 (ムタ)わざと ほっぺたを かするように狙ったんだべ。 4 00:00:33,612 --> 00:00:36,048 それで十分だべ。 5 00:00:36,048 --> 00:00:39,618 ムタの毒矢は脅威だべ! 6 00:00:39,618 --> 00:00:44,106 (魏興)それくらいにしておけムタ。 んだな。 7 00:00:44,106 --> 00:00:48,944 お前の力は 俺が よく知ってる。 早く行け。 8 00:00:48,944 --> 00:00:53,382 んだ! 小僧っ子を見つけて 毒矢で殺して→ 9 00:00:53,382 --> 00:00:59,338 この まさかりで… 小首を3つ獲ってくるだ!→ 10 00:00:59,338 --> 00:01:03,058 んだっ! んだっ! んだっ! 11 00:01:03,058 --> 00:01:08,147 んっだあああ~! 12 00:01:08,147 --> 00:01:10,549 古代中国。 13 00:01:10,549 --> 00:01:15,805 聖者の時代は 終わりを告げ 人間の欲望は解放されていた。 14 00:01:15,805 --> 00:01:18,808 戦乱の嵐が 500年にわたって 吹き荒れ→ 15 00:01:18,808 --> 00:01:22,111 百を超えた国々は 七つに淘汰された。 16 00:01:22,111 --> 00:01:25,114 そして今 西の果ての国 秦から→ 17 00:01:25,114 --> 00:01:28,117 大いなる歴史が 生まれようとしている。 18 00:01:28,117 --> 00:01:30,386 これは 戦乱の時代を生き抜いた→ 19 00:01:30,386 --> 00:01:34,457 名もなき少年と 若き王の 激動の物語である! 20 00:01:34,457 --> 00:01:36,442 うわっ! 21 00:01:36,442 --> 00:01:50,439 ♪♪~(オープニングテーマ「Pride」) 22 00:01:50,439 --> 00:01:56,562 ♪♪「いつもより早く 消えてった星空に」 23 00:01:56,562 --> 00:01:59,732 ♪♪「重なり合った出会いは」 24 00:01:59,732 --> 00:02:04,386 ♪♪「俺を呑み込んでいく」 25 00:02:04,386 --> 00:02:07,389 ♪♪「この夢は砕けない」 26 00:02:07,389 --> 00:02:10,893 ♪♪「錆びつかせた恐怖心」 27 00:02:10,893 --> 00:02:13,896 ♪♪「揺らぐ不安の中で」 28 00:02:13,896 --> 00:02:18,434 ♪♪「雨を遮る信実」 29 00:02:18,434 --> 00:02:21,720 ♪♪「誰にも 奪えやしない」 30 00:02:21,720 --> 00:02:25,508 ♪♪「同じ景色に ひそんだプライド」 31 00:02:25,508 --> 00:02:32,381 ♪♪「いつかきっと 叶う 今も見える希望 fortitude」 32 00:02:32,381 --> 00:02:35,718 ♪♪「弱さを捨てはしない」 33 00:02:35,718 --> 00:02:39,522 ♪♪「俺達の消えないシーン」 34 00:02:39,522 --> 00:02:46,545 ♪♪「不連続線の様に走る希望 unbreakable heart」 35 00:02:46,545 --> 00:02:50,115 ♪♪「Knew at start that there’s no end」 36 00:02:50,115 --> 00:02:54,453 ♪♪「Make my mind right now it’s time to take」 37 00:02:54,453 --> 00:03:04,153 ♪♪「The first step now’s the only time」 38 00:03:11,120 --> 00:03:16,075 (政)ハァハァ ハァハァ…! 39 00:03:16,075 --> 00:03:32,391 ♪♪~ 40 00:03:32,391 --> 00:03:36,729 (信)うっ あぁ… うわ! うぅ…。 41 00:03:36,729 --> 00:03:57,750 ♪♪~ 42 00:03:57,750 --> 00:04:00,152 (貂)おっ おっ おっ! おっ! 43 00:04:00,152 --> 00:04:03,105 うわ~! を~! ををを~! 44 00:04:03,105 --> 00:04:06,108 うお~! お~お~! うわ~! 45 00:04:06,108 --> 00:04:09,061 うおっ! 46 00:04:09,061 --> 00:04:12,047 ええっえっ… うっ…。 47 00:04:12,047 --> 00:04:15,247 はぁ。 あぁ… あっ うっ…。 48 00:04:17,286 --> 00:04:21,390 うっ… ハァッ… ほふ~。 49 00:04:21,390 --> 00:04:25,077 ん…。 ハァハァ…。 50 00:04:25,077 --> 00:04:27,077 あっ。 51 00:04:31,116 --> 00:04:33,052 少し休憩をしよう。 52 00:04:33,052 --> 00:04:37,122 (鳥のさえずり) 53 00:04:37,122 --> 00:04:40,592 ほぁ~! ん? 54 00:04:40,592 --> 00:04:43,112 ハァハァハァ…。 55 00:04:43,112 --> 00:04:47,116 信 お前 よく見たら 傷だらけだなあ。 56 00:04:47,116 --> 00:04:49,051 ん… そうか? 57 00:04:49,051 --> 00:04:53,122 「そうか?」じゃないだろ! 腕を出せ! う…。 58 00:04:53,122 --> 00:04:56,625 ん~。 わっ! 何すんだよ! 59 00:04:56,625 --> 00:05:00,446 ジっとしてろ! 大きな傷口だけ しばっといてやる。 60 00:05:00,446 --> 00:05:03,115 いいよ! いらね~よ! ダメだ! 61 00:05:03,115 --> 00:05:06,151 傷口から腐って 腕が落ちたら ど~すんだ! 62 00:05:06,151 --> 00:05:10,189 う… うるせえ! 俺に構うな! 63 00:05:10,189 --> 00:05:14,109 何なんだよ お前は!? 河了貂なり。 64 00:05:14,109 --> 00:05:16,111 だから何だよ…。 65 00:05:16,111 --> 00:05:22,134 ったく だいいち お前 何で まだ ついてくんだよ~。 66 00:05:22,134 --> 00:05:24,787 手ブラで別れられるかよ! 67 00:05:24,787 --> 00:05:28,941 合流地なら ちょっとは金目の物が あるかもしれないだろ~。 68 00:05:28,941 --> 00:05:30,943 ハァハァ…。 69 00:05:30,943 --> 00:05:35,381 大丈夫か? 信。 何か すごく顔色 悪いぞ。 70 00:05:35,381 --> 00:05:40,119 うるせえ! お前の相手すんのが 疲れたんだよ! 何~っ! 71 00:05:40,119 --> 00:05:43,122 人が心配してやってるのに! 何だ その態度は!? 72 00:05:43,122 --> 00:05:45,724 そろそろ行くぞ。 おっしゃ~! 73 00:05:45,724 --> 00:05:49,111 こっから 山の民の脚力を 見せてやる~! 74 00:05:49,111 --> 00:05:52,111 遅れるよな 信! あっ! 75 00:05:54,116 --> 00:05:56,418 あっ… 信! 76 00:05:56,418 --> 00:06:10,065 ♪♪~ 77 00:06:10,065 --> 00:06:12,067 ム! 78 00:06:12,067 --> 00:06:14,069 (においをかぐ音) 79 00:06:14,069 --> 00:06:16,722 あっ! 80 00:06:16,722 --> 00:06:19,122 まだ 新しいべ…。 81 00:06:24,396 --> 00:06:29,218 どどどど~しよ~! まさか 俺の包帯が悪かったのか!? 82 00:06:29,218 --> 00:06:32,721 いや… 脈は しっかりしている。 83 00:06:32,721 --> 00:06:36,075 恐らく 心身の疲労が 限界に達したのだろう。 84 00:06:36,075 --> 00:06:38,110 うっ うっ…。 85 00:06:38,110 --> 00:06:43,065 無理もない…。 一晩のうちに 友を失い 仇を討ち→ 86 00:06:43,065 --> 00:06:45,551 休まずに ここまで来たのだ。 87 00:06:45,551 --> 00:06:48,120 信…。 88 00:06:48,120 --> 00:06:50,272 出発するぞ。 89 00:06:50,272 --> 00:06:55,010 ええっ!? まだムリだよ! しばらく こいつ 休ませないと! 90 00:06:55,010 --> 00:06:59,047 …ダメだ。 そんな暇は ない。 91 00:06:59,047 --> 00:07:02,117 何~! 信を置いて行くつもりか! 92 00:07:02,117 --> 00:07:06,054 「ただの剣だ」と 「折れたら 捨てていく」と言ったはずだ。 93 00:07:06,054 --> 00:07:08,907 自分さえ よければ それで いいって事か! 94 00:07:08,907 --> 00:07:12,044 ふざけんな! 見損なったゾ! 95 00:07:12,044 --> 00:07:14,044 あっ あぁ…。 96 00:07:18,600 --> 00:07:20,602 え…? 97 00:07:20,602 --> 00:07:23,071 あっ…! 98 00:07:23,071 --> 00:07:35,050 ♪♪~ 99 00:07:35,050 --> 00:07:40,405 ね~ね~ 政。 昌文君だけが頼りなんだよね? 100 00:07:40,405 --> 00:07:42,658 そのとおりだ。 101 00:07:42,658 --> 00:07:47,112 でも そいつら 黒卑村に 現れなかったじゃん。 102 00:07:47,112 --> 00:07:49,114 もう 死んでんじゃないの? 103 00:07:49,114 --> 00:07:53,385 そうじゃない事を祈るしかない。 104 00:07:53,385 --> 00:07:56,104 おっ… イヒッ! 105 00:07:56,104 --> 00:07:59,141 手のかかる剣だね。 106 00:07:59,141 --> 00:08:01,143 全くだ。 107 00:08:01,143 --> 00:08:08,143 ♪♪~ 108 00:08:11,119 --> 00:08:16,058 (鳥のさえずり) 109 00:08:16,058 --> 00:08:19,044 ん ん…? 110 00:08:19,044 --> 00:08:21,044 ん!? 111 00:08:23,048 --> 00:08:25,048 ん…? 112 00:08:27,486 --> 00:08:29,555 ん…? アホ! 113 00:08:29,555 --> 00:08:32,107 いてっ! 何すんだ テメェ! 114 00:08:32,107 --> 00:08:35,694 王様に おんぶされる ド平民が どこに いる! バカ! 115 00:08:35,694 --> 00:08:38,680 え~? おんぶ? 誰が!? 116 00:08:38,680 --> 00:08:43,118 お前が気を失ってから 王様が 背負って ここまで走ったんだぞ! 117 00:08:43,118 --> 00:08:45,120 一昼夜 ずっとだ! 118 00:08:45,120 --> 00:08:49,825 あ… なん… だって…!? 119 00:08:49,825 --> 00:08:51,827 (2人)あ…! 120 00:08:51,827 --> 00:08:53,812 行くぞ。 121 00:08:53,812 --> 00:08:58,116 もうちょっと寝てなよ! さっき 座ったばっかじゃん! 122 00:08:58,116 --> 00:09:01,116 もう 十分 休んだ。 123 00:09:03,071 --> 00:09:05,057 あっ! 124 00:09:05,057 --> 00:09:08,060 あっ あぁ… うっ…。 125 00:09:08,060 --> 00:09:10,060 おい! 126 00:09:15,050 --> 00:09:21,106 別に おんぶしてくれと 頼んじゃ いないが おかげで 完全復活だ! 127 00:09:21,106 --> 00:09:25,110 次は 俺の番だ。 俺の背中で 道だけ教えろ! 128 00:09:25,110 --> 00:09:27,946 あっという間に 目的地に連れて行ってやる! 129 00:09:27,946 --> 00:09:31,450 断る! 男が そんな無様な まね できるか! 130 00:09:31,450 --> 00:09:33,819 なっ! なっ! ん~っ! 131 00:09:33,819 --> 00:09:37,940 うぅぅ…! プッ! アハハハ…! 132 00:09:37,940 --> 00:09:40,125 ンだコラァ! アハハハハ! 笑うんじゃネェ! 133 00:09:40,125 --> 00:09:43,111 ダッサ~! アハッ…! う~! コノヤロ! 134 00:09:43,111 --> 00:09:46,248 早くしろ。 それとも また 背負った方が いいか? 135 00:09:46,248 --> 00:09:52,120 うるせぇ! 貂! てめ~ いつまで笑ってんだ~! 136 00:09:52,120 --> 00:09:56,120 ねェ 政。 合流地までは あと どれぐらい あるの? 137 00:09:58,844 --> 00:10:00,846 もう少しだ。 138 00:10:00,846 --> 00:10:14,126 ♪♪~ 139 00:10:14,126 --> 00:10:17,426 (うなり声) 140 00:10:19,498 --> 00:10:22,117 (ほえ声) 141 00:10:22,117 --> 00:10:24,117 (ほえ声) 142 00:10:28,256 --> 00:10:32,761 (鳥のさえずり) 143 00:10:32,761 --> 00:10:57,753 ♪♪~ 144 00:10:57,753 --> 00:11:02,157 ハァッハァッ… べ 別に 疲れたとか そんなんじゃねえけどよ→ 145 00:11:02,157 --> 00:11:04,776 いいかげん まだ着かねえのかよ~! 146 00:11:04,776 --> 00:11:06,812 「もう少し」とか 言わなかったか~!? 147 00:11:06,812 --> 00:11:11,450 も… もう3日くらい 走ってんだけど…! 148 00:11:11,450 --> 00:11:13,769 はっ! ん…! 149 00:11:13,769 --> 00:11:15,771 げぇっ! 150 00:11:15,771 --> 00:11:19,107 ハァハァハァ…! 151 00:11:19,107 --> 00:11:22,744 お前! ひょっとして 道に迷ったんじゃねえか!? えっ!? 152 00:11:22,744 --> 00:11:26,048 よく考えたら 王宮育ちの人間が→ 153 00:11:26,048 --> 00:11:30,569 何の目印もなしに こんな山の中を 迷わず行けるわけがネェ! 154 00:11:30,569 --> 00:11:33,121 た… 確かに! 155 00:11:33,121 --> 00:11:36,007 ハァハァハァ…! 156 00:11:36,007 --> 00:11:39,111 あっ… ハッ! 157 00:11:39,111 --> 00:11:41,111 う~っ! うん! あっ! 158 00:11:43,048 --> 00:11:47,552 こいつ 無視してやがるぜ! この迷子野郎! 待ちやがれ~! 159 00:11:47,552 --> 00:11:50,889 あ… おっ! 160 00:11:50,889 --> 00:11:53,125 うっ! ハア…。 161 00:11:53,125 --> 00:11:55,043 いやっ! うっ! 162 00:11:55,043 --> 00:11:57,045 わっ! 163 00:11:57,045 --> 00:12:00,782 がっ! てっ… てめぇぇぇ! 164 00:12:00,782 --> 00:12:03,785 だって お前が急に止まるから~! いて~だろ! バカ! 165 00:12:03,785 --> 00:12:06,188 痛い! う~っ! あ! あ! 166 00:12:06,188 --> 00:12:10,388 ハァ ハァ…。 167 00:12:20,051 --> 00:12:24,551 何なんだよ あいつは~! う~っ! 168 00:12:28,310 --> 00:12:30,810 おい… おい 政! 169 00:12:33,315 --> 00:12:35,315 (2人)あっ…! 170 00:12:38,270 --> 00:12:56,054 ♪♪~ 171 00:12:56,054 --> 00:12:59,257 政… ここか…。 172 00:12:59,257 --> 00:13:03,557 ああ。 昌文君との合流の地だ。 173 00:13:06,114 --> 00:13:08,614 着いた~! 174 00:13:16,041 --> 00:13:20,045 ♪♪~ 175 00:13:20,045 --> 00:13:24,545 (貂)わ~! 立派な建物だな~! 176 00:13:27,118 --> 00:13:33,058 400年前に造られた 当時の国王 穆公の避暑地だ。 177 00:13:33,058 --> 00:13:44,452 ♪♪~ 178 00:13:44,452 --> 00:13:49,558 いねえなぁ 誰も…。 俺たちが 早く着いただけだ。 179 00:13:49,558 --> 00:13:52,711 おっ おおっ! すっげ~食糧! 180 00:13:52,711 --> 00:13:57,782 あれだけ あれば 何でも 作れそうだ! 腕が鳴るぜ~! 181 00:13:57,782 --> 00:14:00,585 昌文君が あらかじめ 用意しておいたんだろう。 182 00:14:00,585 --> 00:14:03,788 お前 料理なんか できるのか? 183 00:14:03,788 --> 00:14:07,142 バカにすんな! 食ったら ブッたまげるぞ! 184 00:14:07,142 --> 00:14:09,142 (2人)あっ…。 185 00:14:11,046 --> 00:14:17,085 部屋の用意も してあるはずだ。 今は 適当に休め。 186 00:14:17,085 --> 00:14:19,654 あ…。 う~ん…。 187 00:14:19,654 --> 00:14:22,154 う~っ! 188 00:14:25,110 --> 00:14:27,110  心の声  剣 か…。 189 00:14:30,048 --> 00:14:33,048 漂…。  心の声  190 00:14:37,022 --> 00:14:39,724 フッフフ~! 見てろよ 信。 191 00:14:39,724 --> 00:14:44,079 腰 抜かすほど うまいもん 作ってやるからな~! イッヒッ! 192 00:14:44,079 --> 00:14:52,079 でも… 400年前の王様の避暑地に しては 妙に キレイだよな~。 193 00:14:54,889 --> 00:14:57,089 ん? 194 00:14:59,761 --> 00:15:04,115 ギャ~! 水! 水! みみみ水ぅぅ~! 195 00:15:04,115 --> 00:15:08,787 (虫の鳴き声) 196 00:15:08,787 --> 00:15:11,122 ≪(貂)メシだぞ~! 197 00:15:11,122 --> 00:15:15,810 お~っ! おお~! 198 00:15:15,810 --> 00:15:19,110 あむ! うん うん…! 199 00:15:23,118 --> 00:15:25,820 な… 何だ これ! すげえ うめえな! 200 00:15:25,820 --> 00:15:28,056 うっ うぅぅ…。 貂! うぅぅ! 201 00:15:28,056 --> 00:15:32,727 全部 一人で作ったのか!? やるな お前! ま… まあな…。 202 00:15:32,727 --> 00:15:36,448 ん? どうした? お前ら。 203 00:15:36,448 --> 00:15:39,117 あんまり食わないな~。 食欲ないのか? 204 00:15:39,117 --> 00:15:42,070 お前 見てると 食欲も うせるわ! ボケ~! 205 00:15:42,070 --> 00:15:44,122 んぐ…! 206 00:15:44,122 --> 00:15:47,792 ところでさ 政。→ 207 00:15:47,792 --> 00:15:51,780 ここは400年も前の 王の避暑地だって言ってたけど→ 208 00:15:51,780 --> 00:15:57,118 400年も前のものが こんなにキレイに 残ってるはず ないよね。 209 00:15:57,118 --> 00:15:59,621 誰かが ずっと大切に 手入れしないと→ 210 00:15:59,621 --> 00:16:02,121 こうは いかないと 思うんだけど。 211 00:16:04,059 --> 00:16:10,048 400年前の国王 穆公は まれにみる 名君だった。 212 00:16:10,048 --> 00:16:15,720 穆公は 誰よりも差別なく 人を愛した王だった。 213 00:16:15,720 --> 00:16:22,043 敵国の奴隷にさえ 尊敬の念を表し 師事する事もあったという。 214 00:16:22,043 --> 00:16:26,781 ある日 そんな穆公の軍馬が 山の民たちに殺され→ 215 00:16:26,781 --> 00:16:29,851 食われるという事件が起きた。 216 00:16:29,851 --> 00:16:32,887 軍馬を? ひでェな そりゃ! 217 00:16:32,887 --> 00:16:36,858 貂 お前の親戚じゃねえのか!? うっ…。 218 00:16:36,858 --> 00:16:40,128 それで? 山の民は 皆殺しか? 219 00:16:40,128 --> 00:16:45,150 いや。 穆公は 彼らに酒をふるまった。 220 00:16:45,150 --> 00:16:47,285 馬肉に合う いい酒をな…。 221 00:16:47,285 --> 00:16:51,773 なっ! ほ 本当かよ!? 何で そうなるんだ!? 222 00:16:51,773 --> 00:16:54,442 それが 穆公という王だ。 223 00:16:54,442 --> 00:17:00,115 人を愛でるのに 秦の人間も 山の民も 区別は ないのだ…。 224 00:17:00,115 --> 00:17:07,115 しかし この出来事は 秦の国に 大きな幸運を呼び込む事になった。 225 00:17:10,058 --> 00:17:13,294 山の民の心を 深く打ったのだ。 226 00:17:13,294 --> 00:17:15,513 山の民…。 227 00:17:15,513 --> 00:17:19,617 秦国は 中華で最も 西に位置するが→ 228 00:17:19,617 --> 00:17:23,617 その更に西には 深き山々の世界が 広がっている。 229 00:17:25,607 --> 00:17:31,045 そこは 決して 平地の民と 交わる事のない 山の民の世界だ。 230 00:17:31,045 --> 00:17:37,619 その山の世界の王と穆公は 手を取り合い 盟を結んだ。 231 00:17:37,619 --> 00:17:42,640 中華では 一里の領土を争って 数十万の人間が死んでいる時→ 232 00:17:42,640 --> 00:17:45,777 穆公は 西に百里の地を開いたのだ。 233 00:17:45,777 --> 00:17:48,046 す… すげェ…! 234 00:17:48,046 --> 00:17:54,052 だが 結局 彼らを差別なく 愛していたのは 穆公 一人だった。 235 00:17:54,052 --> 00:17:58,056 王の死後 秦国の側から 同盟は失われ→ 236 00:17:58,056 --> 00:18:02,110 山の民との交流は 途絶えてしまった。 237 00:18:02,110 --> 00:18:06,881 ここは 穆公が 山の民と 交流するために造ったものだが→ 238 00:18:06,881 --> 00:18:11,019 穆公の死後は 忘れ去られた場所だ。 239 00:18:11,019 --> 00:18:15,106 じゃ じゃあ 誰が この建物を!? 240 00:18:15,106 --> 00:18:18,059 山の民だ。 241 00:18:18,059 --> 00:18:24,115 彼らは 400年たった今も 穆公の事を忘れていない。 242 00:18:24,115 --> 00:18:28,119 穆公との思い出の場所を 神聖な地として あがめ→ 243 00:18:28,119 --> 00:18:33,057 時々 山から下りて来ては ここを守っているんだ。 244 00:18:33,057 --> 00:18:35,593 400年間 ずっと…。 245 00:18:35,593 --> 00:18:39,147 うっ… ふぎぃ…。 246 00:18:39,147 --> 00:18:42,050 ふわあああ~! ええ話やぁ~! 247 00:18:42,050 --> 00:18:47,121 おお~! すげ~な! 感動したぜ~! 248 00:18:47,121 --> 00:18:51,042 うおっ! うっくう~! ボッコー! ボッコー! 249 00:18:51,042 --> 00:18:55,780 歴史に名を残すってのは… ボッコーみて~な事だ! 250 00:18:55,780 --> 00:18:59,551 俺も 400年後まで語られる男に なってやるぜ~っ! 251 00:18:59,551 --> 00:19:04,551 やかまし~わ! せっかく 人が ジーンとしてんの ぶち壊しだろが! 252 00:19:06,774 --> 00:19:09,911 でも お前 よかったな。 え? 253 00:19:09,911 --> 00:19:13,481 ここに いりゃ そのうち 仲間に会えるんじゃね~か? 254 00:19:13,481 --> 00:19:17,081 あ… そうだな。 255 00:19:20,655 --> 00:19:27,045 (虫の鳴き声) 256 00:19:27,045 --> 00:19:42,710 (鳥のさえずり) 257 00:19:42,710 --> 00:19:44,979 (いびき) 258 00:19:44,979 --> 00:19:56,591 (鳥のさえずり) 259 00:19:56,591 --> 00:20:01,112 仲間… か…。 260 00:20:01,112 --> 00:20:03,781 へっ! バカ言ってんじゃないよ。 261 00:20:03,781 --> 00:20:07,051 こっちは 物心ついた時から 平地で育ったんだ。 262 00:20:07,051 --> 00:20:11,789 今更 山の民の仲間入りなんて できっこないだろ…。 263 00:20:11,789 --> 00:20:15,493 つ~か できたら あんな村に いね~よ。 264 00:20:15,493 --> 00:20:17,493 バ~カ。 265 00:20:19,380 --> 00:20:22,050 いいのだ! 俺は 政から大金せしめて→ 266 00:20:22,050 --> 00:20:27,050 一人で ぜいたく三昧の生活を 送るんだ! フハハハハ! 267 00:20:29,407 --> 00:20:33,444 ったく~ 昌文君って やつ 早く来いよ~。 268 00:20:33,444 --> 00:20:37,115 俺の夢の生活は お前に かかってんだぞ~。 269 00:20:37,115 --> 00:20:41,452 お前が来ないと 俺たち ず~っと ここで…。 270 00:20:41,452 --> 00:20:45,540 あ… ここで 3人でか…。 271 00:20:45,540 --> 00:20:47,992 (3人の笑い) 272 00:20:47,992 --> 00:20:52,547 ね~よ! アホか俺は! やっぱ 金だよ 金! 273 00:20:52,547 --> 00:20:55,047 金が 一番! うん! 274 00:21:05,560 --> 00:21:07,562 うっ うん! 275 00:21:07,562 --> 00:21:10,982 おわ~っ! 276 00:21:10,982 --> 00:21:15,082 何やってんだ!? テメエ! 277 00:21:23,778 --> 00:21:27,078 あっ! お~い! あったぞ~! 278 00:21:33,121 --> 00:21:37,775 しかし あのムタという男 何者ですか? 279 00:21:37,775 --> 00:21:42,113 (隊長)楚の国より 更に南の国の戦士だそうだ。→ 280 00:21:42,113 --> 00:21:48,119 秦国軍が 楚の国を攻めた時 ムタの軍に協力を仰いだ。 281 00:21:48,119 --> 00:21:53,558 その時の ムタの戦いぶりに 目を付けて秦に連れてきたらしい。 282 00:21:53,558 --> 00:21:57,779 そんなに強いのですか? さあな。 283 00:21:57,779 --> 00:22:04,079 ただ ムタの強さは 人間離れして いるという噂は何度も聞いている。 284 00:22:09,323 --> 00:22:12,710 し… 信! 誰だよ こいつ。 285 00:22:12,710 --> 00:22:14,712 黙ってろ! 286 00:22:14,712 --> 00:22:19,951 ふむ… お前だべな 頭巾の刺客を斬ったのは。 287 00:22:19,951 --> 00:22:23,287 だったら どうだってんだよ! 288 00:22:23,287 --> 00:22:28,726 楽には殺さないべ。 覚悟するべ 小僧っ子。 289 00:22:28,726 --> 00:22:30,726 う…。 290 00:22:34,115 --> 00:22:38,720 何だ こいつ…  心の声  全く強そうに見えねぇぞ…。 291 00:22:38,720 --> 00:22:41,889 体も小さいし 剣も持ってねぇ。 292 00:22:41,889 --> 00:22:45,877 そして 何より 頭巾野郎のような 圧力も感じねぇ! 293 00:22:45,877 --> 00:22:50,048 一瞬 妙な気配を感じたが 気のせいだ! 294 00:22:50,048 --> 00:22:52,950 こいつは弱ェ! 295 00:22:52,950 --> 00:22:56,070 友達やられて 怒ってんだろうが やめときな。 296 00:22:56,070 --> 00:22:58,723 オッサンじゃ 俺に勝てね~よ。 297 00:22:58,723 --> 00:23:02,110 秦の国の やつらは 何も分かってないべ。 298 00:23:02,110 --> 00:23:05,346 中でも お前は 頭抜けて 頭が悪いべ。 299 00:23:05,346 --> 00:23:07,281 何ィ! 300 00:23:07,281 --> 00:23:12,120 まず 朱凶は 友達じゃないべ。 301 00:23:12,120 --> 00:23:19,627 それに お前を殺す事なんて ムタには とても簡単な事だべ。 302 00:23:19,627 --> 00:23:23,627 ん!? 例えば こうだべ…。 303 00:23:30,121 --> 00:23:33,057  心の声  な… 何だ!? 304 00:23:33,057 --> 00:23:42,083 ♪♪~ 305 00:23:42,083 --> 00:24:00,818 ♪♪~(エンディングテーマ「Voice of Soul」) 306 00:24:00,818 --> 00:24:06,774 ♪♪「壊れそうな心 紡ぐように」 307 00:24:06,774 --> 00:24:12,547 ♪♪「夢のカケラ見つめ (No more cry)」 308 00:24:12,547 --> 00:24:18,069 ♪♪「目の前には月が 映し出す」 309 00:24:18,069 --> 00:24:23,107 ♪♪「この胸の約束」 310 00:24:23,107 --> 00:24:29,113 ♪♪「涙が残した記憶さえも」 311 00:24:29,113 --> 00:24:34,118 ♪♪「笑いあった過去さえ 振り向かない」 312 00:24:34,118 --> 00:24:38,139 ♪♪「Voice of soul Voice of soul Voice of you」 313 00:24:38,139 --> 00:24:45,446 ♪♪「悲しみならきっと 強さに変わるはず」 314 00:24:45,446 --> 00:24:49,717 ♪♪「I won’t cry I won’t fear I won’t stop」 315 00:24:49,717 --> 00:24:56,457 ♪♪「高く翔べばきっと 空の向こうに届く」 316 00:24:56,457 --> 00:25:09,157 ♪♪「Voice of mine Voice of soul」