1 00:00:33,866 --> 00:00:39,366 (昌文君)六将・摎は女でした。 そして…。 2 00:00:43,242 --> 00:00:47,814 (昌文君)王騎の 妻になるはずの女だったのです。 3 00:00:47,814 --> 00:00:52,869 時は紀元前 春秋戦国時代。 4 00:00:52,869 --> 00:00:57,824 名もなき存在から 百人隊の 将にまでなった少年 信は→ 5 00:00:57,824 --> 00:01:02,528 今 歴史的な戦いの中心にいた。 6 00:01:02,528 --> 00:01:09,468 秦国総大将 王騎と 趙国総大将 龐煖の一騎打ち。 7 00:01:09,468 --> 00:01:15,858 因縁深き その戦いに 国家の命運が握られていた。 8 00:01:15,858 --> 00:01:30,139 ♪♪~(オープニングテーマ「Pride」) 9 00:01:30,139 --> 00:01:36,812 ♪♪「いつもより早く 消えてった星空に」 10 00:01:36,812 --> 00:01:39,799 ♪♪「重なり合った出会いは」 11 00:01:39,799 --> 00:01:44,370 ♪♪「俺を呑み込んでいく」 12 00:01:44,370 --> 00:01:47,473 ♪♪「この夢は砕けない」 13 00:01:47,473 --> 00:01:51,077 ♪♪「錆びつかせた恐怖心」 14 00:01:51,077 --> 00:01:53,913 ♪♪「揺らぐ不安の中で」 15 00:01:53,913 --> 00:01:58,301 ♪♪「雨を遮る信実」 16 00:01:58,301 --> 00:02:01,637 ♪♪「誰にも 奪えやしない」 17 00:02:01,637 --> 00:02:05,374 ♪♪「同じ景色に ひそんだプライド」 18 00:02:05,374 --> 00:02:12,148 ♪♪「いつかきっと 叶う 今も見える希望 fortitude」 19 00:02:12,148 --> 00:02:15,468 ♪♪「弱さを捨てはしない」 20 00:02:15,468 --> 00:02:19,205 ♪♪「俺達の消えないシーン」 21 00:02:19,205 --> 00:02:26,345 ♪♪「不連続線の様に走る希望 unbreakable heart」 22 00:02:26,345 --> 00:02:29,865 ♪♪「Knew at start that there’s no end」 23 00:02:29,865 --> 00:02:34,337 ♪♪「Make my mind right now it’s time to take」 24 00:02:34,337 --> 00:02:44,337 ♪♪「The first step now’s the only time」 25 00:02:54,874 --> 00:02:58,644 (嬴政)摎が 王騎の妻になるはずだった女…? 26 00:02:58,644 --> 00:03:03,366 いや 六大将軍の1人が 女だったというのか!? 27 00:03:03,366 --> 00:03:07,069 はい。 今こそ 全てを お話ししましょう…。→ 28 00:03:07,069 --> 00:03:12,141 私が 摎と出会ったのは 随分と前の事になります。→ 29 00:03:12,141 --> 00:03:17,146 当時も 秦国は 趙国と 激しく敵対していました。→ 30 00:03:17,146 --> 00:03:21,484 長平の戦いこそ 秦国の勝利で終わったものの→ 31 00:03:21,484 --> 00:03:23,869 まだ 各地に 戦いの火種が→ 32 00:03:23,869 --> 00:03:28,307 いくらでも くすぶっていました。 そんな時代でした。 33 00:03:28,307 --> 00:03:32,194  回想  (兵士A)若殿! 昌文君様! (昌文君)ん? 34 00:03:32,194 --> 00:03:35,548 (兵士A)王騎将軍の軍が 到着しました! 35 00:03:35,548 --> 00:03:40,636 (兵士B)な なんですか? あの… 異様な風体の軍は…。 36 00:03:40,636 --> 00:03:44,336 フン。 ただの 目立ちたがりの アホどもだ…。 37 00:03:46,776 --> 00:03:49,812 ん? 38 00:03:49,812 --> 00:03:51,814  心の声  (昌文君)女!? 39 00:03:51,814 --> 00:03:55,201 (昌文君)その娘こそ 女兵士 摎。→ 40 00:03:55,201 --> 00:03:57,536 美しい顔だちに見あわぬ→ 41 00:03:57,536 --> 00:04:01,374 男顔負けの武人 という触れ込みでした。→ 42 00:04:01,374 --> 00:04:05,795 聞けば そもそも 王騎の屋敷の 召使いの子であると。 43 00:04:05,795 --> 00:04:08,197 召使いの子? はい。 44 00:04:08,197 --> 00:04:14,203 幼少の頃より 王騎の近くで育ち 自ら武術の腕前を磨いたとか…。 45 00:04:14,203 --> 00:04:18,307 無論 私も 信用しておりませなんだが。 46 00:04:18,307 --> 00:04:22,194 (昌文君)ん? 何を騒いでおる? あ… それが。 47 00:04:22,194 --> 00:04:25,698 (昌文君)おっ!? 趙雷と黒要を討っただと!? 48 00:04:25,698 --> 00:04:29,819 (兵士B)て… 敵の大将と 副将じゃないか…。 49 00:04:29,819 --> 00:04:31,871 おお…! 50 00:04:31,871 --> 00:04:34,206 (昌文君)それから… 何度となく→ 51 00:04:34,206 --> 00:04:36,709 戦場を 共にするようになりました。→ 52 00:04:36,709 --> 00:04:41,714 そして その度に 摎という娘の 強さを思い知る事となったのです。 53 00:04:41,714 --> 00:04:46,769 (摎)じィ! ん! じィは 左を つぶせ! 54 00:04:46,769 --> 00:04:50,206 わ 若殿ッ…。 誰が じィか! 55 00:04:50,206 --> 00:04:52,506 行くぞ! 左だ! あ… ははッ! 56 00:04:54,860 --> 00:04:57,496 はあッ! (兵達)ヴオ~! 57 00:04:57,496 --> 00:04:59,598 (趙兵達)ヒイイイ! 58 00:04:59,598 --> 00:05:02,535 (昌文君)武をとっても 策をとっても→ 59 00:05:02,535 --> 00:05:06,489 摎は まさに 戦の天才だったのです。→ 60 00:05:06,489 --> 00:05:08,874 そして…。 61 00:05:08,874 --> 00:05:12,528 (王騎)列国に 「戦神」と恐れられる 我が王は→ 62 00:05:12,528 --> 00:05:16,365 前線を 度々 訪れるほどの 戦好き…。→ 63 00:05:16,365 --> 00:05:19,869 王宮を離れ 遠征に出るのは 昔からです。 64 00:05:19,869 --> 00:05:23,539 (昌文君)頼もしい事だ…。 ええ。 65 00:05:23,539 --> 00:05:28,727 しかし 男達が外で戦っている 裏でも… 争いは起こっています。 66 00:05:28,727 --> 00:05:31,363 場所は後宮…。 お…!? 67 00:05:31,363 --> 00:05:34,633 (昌文君)王騎が言うように そのころの後宮は→ 68 00:05:34,633 --> 00:05:36,802 特に 荒れておりました。→ 69 00:05:36,802 --> 00:05:41,807 世継ぎの問題を巡り 血生臭い 争いが 絶えなかったのです。→ 70 00:05:41,807 --> 00:05:47,313 昭王が王宮を離れがちな事が それに拍車をかけていました。→ 71 00:05:47,313 --> 00:05:52,368 そんな中で ひときわ 王の寵愛を 受けていた 美しい宮女が→ 72 00:05:52,368 --> 00:05:54,870 子を宿しました。→ 73 00:05:54,870 --> 00:06:00,376 しかし その女は 下級の武家の出だったのです。→ 74 00:06:00,376 --> 00:06:05,197 後宮において 後ろ盾に なってくれる者も見込めず→ 75 00:06:05,197 --> 00:06:08,834 とても赤子を守る事など できはしませんでした。→ 76 00:06:08,834 --> 00:06:12,321 そこで彼女は…。 77 00:06:12,321 --> 00:06:21,363 ♪♪~ 78 00:06:21,363 --> 00:06:29,371 (宮女)ごめん… ごめんね…。 こうするしか… ないの…。→ 79 00:06:29,371 --> 00:06:35,871 ごめんね…。 どうか… 健やかに…。 摎…。 80 00:06:37,813 --> 00:06:42,801 摎の母は 信頼できる所へ 我が子を託したのです。 81 00:06:42,801 --> 00:06:48,474 王宮から離れた地 なおかつ 事情を理解できる地位の人間…。→ 82 00:06:48,474 --> 00:06:51,310 つまり 王騎の屋敷です。→ 83 00:06:51,310 --> 00:06:55,364 摎の母は 王騎の父の戦友の娘でした。→ 84 00:06:55,364 --> 00:07:00,903 とはいえ 突然 養女にするのは 目立つため 召使いの子として。 85 00:07:00,903 --> 00:07:05,875 まさか… 六将・摎が 昭王の娘とは…。 86 00:07:05,875 --> 00:07:08,644 その事実 昭王や摎は? 87 00:07:08,644 --> 00:07:12,865 もちろん 知りませんでした。 ところが…。 88 00:07:12,865 --> 00:07:14,867 (兵)大王様が いらっしゃった! 89 00:07:14,867 --> 00:07:19,371 (兵)急げ! 列を整えろォ! (兵)ボヤっとするな! 90 00:07:19,371 --> 00:07:23,876 (昌文君)ある日の事 戦場に 昭王が姿を見せられたのです。→ 91 00:07:23,876 --> 00:07:28,364 南安での戦いを勝利に導いた 王騎軍を ねぎらうために…。 92 00:07:28,364 --> 00:07:31,884 (昭王)さすがは王騎! 我が宝刀よ。 93 00:07:31,884 --> 00:07:36,972 この南安は 長年 手に入れる事が かなわぬ 不落の地であった。→ 94 00:07:36,972 --> 00:07:39,041 まことに よくやったぞ! 95 00:07:39,041 --> 00:07:42,861 身に余る お言葉 ありがたく頂きます。 96 00:07:42,861 --> 00:07:45,731 ん? どうした? 摎。 あっ…。 97 00:07:45,731 --> 00:07:48,867 う… うん 何でもない…。 98 00:07:48,867 --> 00:07:52,821 (昭王)ところで 王騎 あの者は どこじゃ? 99 00:07:52,821 --> 00:07:55,374 今回も 活躍したそうではないか。→ 100 00:07:55,374 --> 00:08:01,530 お前の側近の女兵士 摎。 最近よく その名を耳にするぞ。→ 101 00:08:01,530 --> 00:08:03,866 どこに おるのじゃ? 102 00:08:03,866 --> 00:08:05,818 摎 前へ。 103 00:08:05,818 --> 00:08:08,203 は… はいっ。 104 00:08:08,203 --> 00:08:10,403 あっ…。 105 00:08:12,441 --> 00:08:14,441 う~ん…。 106 00:08:16,462 --> 00:08:18,464 はっ…! 107 00:08:18,464 --> 00:08:20,816 あっ…! 108 00:08:20,816 --> 00:08:22,868 あっ…! 109 00:08:22,868 --> 00:08:24,868 はっ…! 110 00:08:29,375 --> 00:08:32,678 (ざわめき) 111 00:08:32,678 --> 00:08:35,147 はぁ…。 112 00:08:35,147 --> 00:08:38,801 摎… 年は いくつだ? 113 00:08:38,801 --> 00:08:42,871 じ… 16です。 114 00:08:42,871 --> 00:08:50,879 そうか…。 そうか… よく頑張ったな。→ 115 00:08:50,879 --> 00:08:57,379 摎…。 王騎 同様… お前も 私の宝だ。 116 00:08:59,872 --> 00:09:02,808 (昭王)もちろん うぬら全員もだ!→ 117 00:09:02,808 --> 00:09:05,527 帰ったら 必ず 褒美を とらせるぞ! 118 00:09:05,527 --> 00:09:07,546 (兵達)ヴオ~ッ! 119 00:09:07,546 --> 00:09:09,531 (昭王)王騎。→ はい。 120 00:09:09,531 --> 00:09:12,801 後で 話が ある。 (王騎)はッ…。 121 00:09:12,801 --> 00:09:18,807 ♪♪~ 122 00:09:18,807 --> 00:09:21,193 (昌文君)そして それから→ 123 00:09:21,193 --> 00:09:24,546 摎は 戦場で 仮面をつけるようになりました。 124 00:09:24,546 --> 00:09:28,200 表向きの理由は 列国に名の通る前に→ 125 00:09:28,200 --> 00:09:30,969 女である事を 隠すためでしたが→ 126 00:09:30,969 --> 00:09:35,874 摎について その素性を語る事も 禁じられたのです。→ 127 00:09:35,874 --> 00:09:40,529 そして それから間もなく 摎は 正式に将に列せられました。 128 00:09:40,529 --> 00:09:43,899 (昌文君)摎。 少し いいか? ≪(摎)じィか? どうぞ。 129 00:09:43,899 --> 00:09:46,899 誰が じィか。 130 00:09:50,806 --> 00:09:53,306 (昌文君)平気なのか? あ…。 131 00:09:57,813 --> 00:10:01,633 やっとね 気持ちの整理が ついてきた…。 132 00:10:01,633 --> 00:10:04,136 怒りも 悲しみも ないよ。 133 00:10:04,136 --> 00:10:07,806 だって 本当は すぐに殺されてた命だもんね。→ 134 00:10:07,806 --> 00:10:10,806 こうして 生きてるだけで 感謝だよ。 135 00:10:14,363 --> 00:10:20,869 …うん 嘘。 本当は すごく悲しい。 136 00:10:20,869 --> 00:10:25,808 じィは 王騎様から話を? …ああ。 137 00:10:25,808 --> 00:10:28,243 そっか…。 138 00:10:28,243 --> 00:10:33,298 貧乏くじだねェ。 道理で出世できない訳だ。 139 00:10:33,298 --> 00:10:35,498 (昌文君)やかましい! 140 00:10:37,536 --> 00:10:41,640 お前は女だ。 軍としては 大損失だが→ 141 00:10:41,640 --> 00:10:44,810 ここで剣を置くのも 一つの道だろう。 142 00:10:44,810 --> 00:10:49,882 それは本末転倒だよ。 私が剣を置いて 何が残るの? 143 00:10:49,882 --> 00:10:52,367 公女に なれるわけでもない。 144 00:10:52,367 --> 00:10:56,872 ただの召使いの娘。 剣は置かない。 145 00:10:56,872 --> 00:11:00,893 だが 戦い続けて どうするのだ。 146 00:11:00,893 --> 00:11:03,162 天下の大将軍になる! 147 00:11:03,162 --> 00:11:05,114 な…!? なんだと!? 148 00:11:05,114 --> 00:11:08,467 アハハハ…。 149 00:11:08,467 --> 00:11:10,869 私の戦う理由はね→ 150 00:11:10,869 --> 00:11:15,240 本当に たわいもない 子供の頃の約束なんだ。 151 00:11:15,240 --> 00:11:18,477  回想  (摎)王騎様~。→ 152 00:11:18,477 --> 00:11:23,532 王騎様は 天下の大将軍になって お城を たくさん とるんですか? 153 00:11:23,532 --> 00:11:26,301 (王騎)ンフフフフ。 そうですよォ。 154 00:11:26,301 --> 00:11:30,372 それでは 摎も 大将軍になります。→ 155 00:11:30,372 --> 00:11:36,172 そして お城を100個とったら 摎を王騎様の妻にして下さい。 156 00:11:38,197 --> 00:11:40,866 (王騎)ンフフフフ。 いいですよォ。 157 00:11:40,866 --> 00:11:42,866 わあっ! 158 00:11:45,871 --> 00:11:48,307 (摎)「あ~ くだらん!」とか 言わないの。 159 00:11:48,307 --> 00:11:52,377 子供の頃の私は 大真面目だったんだから。 160 00:11:52,377 --> 00:11:55,531 そして今も 大真面目。→ 161 00:11:55,531 --> 00:11:58,534 私の居場所は 戦場だよ。 じィ。→ 162 00:11:58,534 --> 00:12:00,469 仲間も いっぱい いる…。 163 00:12:00,469 --> 00:12:06,375 それに これからは 父も見ていてくれる。 164 00:12:06,375 --> 00:12:08,375 私は やるぞ! 165 00:12:21,373 --> 00:12:23,375 (昌文君)ひとたび 火蓋を切ると→ 166 00:12:23,375 --> 00:12:27,362 敵を滅するまで 攻撃を やめない 苛烈な戦いぶりで→ 167 00:12:27,362 --> 00:12:30,315 摎は勝ち続けました。 168 00:12:30,315 --> 00:12:36,872 (兵達)うお~っ! 169 00:12:36,872 --> 00:12:39,875 (昌文君)将軍となって すぐ その力は→ 170 00:12:39,875 --> 00:12:45,814 秦の五大将軍に匹敵すると 言われるまでになっておりました。 171 00:12:45,814 --> 00:12:54,540 ♪♪~ 172 00:12:54,540 --> 00:13:00,195 (昌文君)そして摎は ついに 6人目の大将軍となったのです。→ 173 00:13:00,195 --> 00:13:03,999 摎が大将軍となって しばらくしたころ…。 174 00:13:03,999 --> 00:13:06,001 (兵A)お… 王騎様だっ! 175 00:13:06,001 --> 00:13:09,801 (兵B)王騎将軍! (兵C) 昌文君殿も いらっしゃるぞ! 176 00:13:19,298 --> 00:13:21,316 ≪(王騎)入りますよ。 あっ! 177 00:13:21,316 --> 00:13:25,804 久しぶりだな… きょ… ん…。 178 00:13:25,804 --> 00:13:28,540 ンッフ。 179 00:13:28,540 --> 00:13:30,509 お 王騎様…!? 180 00:13:30,509 --> 00:13:32,809 あ あの…。 181 00:13:34,813 --> 00:13:37,799 (摎)そんな事は 自分で やりますから…! 182 00:13:37,799 --> 00:13:39,801 (王騎)ンフフフフ…。 183 00:13:39,801 --> 00:13:43,805 昔は よく こうして 手当てしてあげたものです。 184 00:13:43,805 --> 00:13:45,807 (摎)いつの話ですか!? 185 00:13:45,807 --> 00:13:48,810 摎は もう 子供じゃありませんよ! 186 00:13:48,810 --> 00:13:52,364 本当に久しぶりですね 摎…。 187 00:13:52,364 --> 00:13:58,086 誰かと違って 大きく出世すると なかなか自由がありませんからね。 188 00:13:58,086 --> 00:14:00,806 はい。 (せきばらい) 189 00:14:00,806 --> 00:14:05,506 (王騎)ハイ。 あ あの 王騎様…。 190 00:14:07,529 --> 00:14:11,316 あっ… いえ なんでも…。 191 00:14:11,316 --> 00:14:13,869 ところで 何用で ここに…? 192 00:14:13,869 --> 00:14:17,873 (王騎)久々に あなたに 会いたくなって 遠路はるばる…→ 193 00:14:17,873 --> 00:14:22,978 というのは冗談で 次の戦? 次の戦のためです。→ 194 00:14:22,978 --> 00:14:26,632 次の戦 馬陽攻略戦は→ 195 00:14:26,632 --> 00:14:30,485 あなたと私の連合軍で 戦う事になりました。 196 00:14:30,485 --> 00:14:33,138 王騎様と私で!? 197 00:14:33,138 --> 00:14:35,941 (昌文君)一応 わしの軍も 参加するがな。 198 00:14:35,941 --> 00:14:41,241 (王騎)私は副将 大将は あなたです 摎。 199 00:14:44,099 --> 00:14:47,099 (王騎)いよいよ 最後の一つですね。 200 00:14:50,806 --> 00:14:58,430 最後の一つ? ん? 何だ? どうした? 摎。 201 00:14:58,430 --> 00:15:02,868 覚えていて下さったんだ。 …しかも 数まで…。 202 00:15:02,868 --> 00:15:04,936 な…! …まさか!? 203 00:15:04,936 --> 00:15:10,442  回想  (摎)そして お城を100個とったら 摎を王騎様の妻にして下さい。 204 00:15:10,442 --> 00:15:14,863 (王騎)ンフフフフ。 いいですよォ。 205 00:15:14,863 --> 00:15:21,803 うん… そうなの…。 次の馬陽の城で 100個目なんだ。 206 00:15:21,803 --> 00:15:27,859 (昌文君)しかし 馬陽攻略の前夜 あの男が現れたのです。→ 207 00:15:27,859 --> 00:15:32,859 まるで 人の形をした災厄のような あの男が…。 208 00:15:34,800 --> 00:15:52,367 ♪♪~ 209 00:15:52,367 --> 00:15:56,505 (信)どうしたんだ。 王騎将軍が… 動かねえ…。 210 00:15:56,505 --> 00:16:01,143 (王騎の心臓の音) 211 00:16:01,143 --> 00:16:09,367 (大きく早くなっていく心臓の音) 212 00:16:09,367 --> 00:16:13,071 亜っ! 213 00:16:13,071 --> 00:16:15,807 うわっ! (渕)こ これは…!? 214 00:16:15,807 --> 00:16:20,812 (龐煖)これだ…!  心の声  これと戦うために 俺は来た。→ 215 00:16:20,812 --> 00:16:24,800 9年前に敗れた これと…。 216 00:16:24,800 --> 00:16:28,303 (昌文君)龐煖。 あの男が 何をしたかったのか→ 217 00:16:28,303 --> 00:16:30,305 私には分かりません。 218 00:16:30,305 --> 00:16:34,910 野営地の兵士達を斬り倒し 摎に襲いかかった…。 219 00:16:34,910 --> 00:16:37,913 ただ 強きを求めるように…。 220 00:16:37,913 --> 00:16:40,198 ウ~ッ! 221 00:16:40,198 --> 00:16:42,200 (摎)うっ! フッ! 222 00:16:42,200 --> 00:16:45,070 ウウッ! う うぅ…! 223 00:16:45,070 --> 00:16:50,408 (摎軍兵達) 摎様! 摎将軍! 摎様~っ! 224 00:16:50,408 --> 00:16:53,011 ウオ~ッ! 225 00:16:53,011 --> 00:16:55,080 ウオ~ッ! 226 00:16:55,080 --> 00:16:58,133 んっ! ウッ…! 227 00:16:58,133 --> 00:17:00,133 ぐっ…。 228 00:17:04,005 --> 00:17:06,005 うっ…。 229 00:17:09,795 --> 00:17:13,799 (摎軍兵達) 摎様! 摎将軍! 摎様ァ~ッ! 230 00:17:13,799 --> 00:17:19,838 天の畏るる者は 地上に唯一人 我だけだ。 …ム!? 231 00:17:19,838 --> 00:17:21,838 (摎軍兵A)王騎将軍~っ! 232 00:17:24,075 --> 00:17:26,511 アアアアア~! 233 00:17:26,511 --> 00:17:28,513  心の声  (龐煖)もう一人 おったかっ! 234 00:17:28,513 --> 00:17:30,513 ウアアアア! 235 00:17:32,567 --> 00:17:34,703 (摎軍兵達)うわ~っ! 236 00:17:34,703 --> 00:17:37,873 く…。 フン! フン! フン! 237 00:17:37,873 --> 00:17:41,493  心の声  (龐煖)何だ この男の 力はっ! 238 00:17:41,493 --> 00:17:43,862 アアアアアア! 239 00:17:43,862 --> 00:17:47,232 なっ…! 240 00:17:47,232 --> 00:17:49,432 (王騎兵A)射てェ! 241 00:17:58,810 --> 00:18:04,799 グハッ! ウッ… ウウッ…。 242 00:18:04,799 --> 00:18:08,303 グボッ… ウウッ…。 243 00:18:08,303 --> 00:18:16,862 なぜだ なぜ敗れた…。 あの女に受けた傷のせいか…。→ 244 00:18:16,862 --> 00:18:20,198 違う。 傷など関係ない…。→ 245 00:18:20,198 --> 00:18:23,301 あの男の方が上だったのだ…。 246 00:18:23,301 --> 00:18:27,801 我が武が及ばなかったのだっ! 我が武が! 247 00:18:30,859 --> 00:18:35,859 来い! 王騎! 今の貴様を 砕くために 我は来たっ! 248 00:18:38,700 --> 00:18:41,152 龐煖もっ! 249 00:18:41,152 --> 00:18:44,940 あっ! 王騎将軍も出たっ! 250 00:18:44,940 --> 00:18:48,810 (趙兵達)龐煖様~っ! (王騎兵達)王騎将軍っ! 251 00:18:48,810 --> 00:18:51,696 ウアアアア! ヤアアアア! 252 00:18:51,696 --> 00:18:54,699 ハアッ! イヤア~! 253 00:18:54,699 --> 00:18:56,701 ハア~ッ! イヤア~! 254 00:18:56,701 --> 00:18:59,804  心の声  (龐煖)元の身体に 戻るのに3年。→ 255 00:18:59,804 --> 00:19:03,808 山中で修練を6年積んだ。→ 256 00:19:03,808 --> 00:19:07,808 そして 李牧という男が現れた。 257 00:19:10,865 --> 00:19:15,370  心の声  (龐煖)話に乗ったのは この男など 足元にも及ばぬ→ 258 00:19:15,370 --> 00:19:18,540 極みに達した 自負があったからだ。→ 259 00:19:18,540 --> 00:19:23,194 およそ人の到達できぬ武の極みに。 だが なぜ…。 260 00:19:23,194 --> 00:19:25,794 ナ~ッ! ウリャ~ッ! 261 00:19:28,533 --> 00:19:33,705  心の声  (龐煖)この男の刃は はじき返す事が かなわぬほどに→ 262 00:19:33,705 --> 00:19:35,874 こうも重い!→ 263 00:19:35,874 --> 00:19:40,862 この男の どこに こんな力が!? 264 00:19:40,862 --> 00:19:44,532 腑に落ちないようですね 龐煖…。 265 00:19:44,532 --> 00:19:48,703 武将とは やっかいなものですよォ。→ 266 00:19:48,703 --> 00:19:53,642 13の頃より 数えきれぬほどの 戦場を駆け回り→ 267 00:19:53,642 --> 00:19:58,813 数万の戦友を失い 数十万の敵を葬ってきました。→ 268 00:19:58,813 --> 00:20:02,200 命の火と共に消えた 彼らの思いが→ 269 00:20:02,200 --> 00:20:06,371 全て この双肩に 重く宿っているのですよ。→ 270 00:20:06,371 --> 00:20:09,874 もちろん 摎の思いもです。→ 271 00:20:09,874 --> 00:20:14,863 山で一人籠もっている あなたには 理解できない事でしょうねェ。 272 00:20:14,863 --> 00:20:18,700 (尾平)死んだ やつらの 思いが 双肩に…。 273 00:20:18,700 --> 00:20:21,703 そのとおりだ。 だから 俺らは強くなるし→ 274 00:20:21,703 --> 00:20:26,207 そこを通ってきた将軍ってのは 強ェんだ。 275 00:20:26,207 --> 00:20:28,209 (飛信隊)うっ! 276 00:20:28,209 --> 00:20:30,712 (龐煖)語るに足らぬ。 いつの時代も→ 277 00:20:30,712 --> 00:20:34,132 お前達は 思い違いをしている。→ 278 00:20:34,132 --> 00:20:38,870 死者の思いを継ぐなど 残された者の勝手な夢想。 279 00:20:38,870 --> 00:20:41,539 人は死ねば 土くれと化す。→ 280 00:20:41,539 --> 00:20:45,193 敗者は地に落ち 勝者は天に近づく。→ 281 00:20:45,193 --> 00:20:48,193 在る理は それだけだ! 282 00:20:50,815 --> 00:20:52,867 ウン~。 283 00:20:52,867 --> 00:21:00,041 龐煖。 やはり あなたとは 最後まで相容れないようですねェ。 284 00:21:00,041 --> 00:21:03,044 当然だ! 285 00:21:03,044 --> 00:21:05,864 ウ~ン! 286 00:21:05,864 --> 00:21:11,636 王騎が愛した女 摎。 それを殺した 龐煖。 287 00:21:11,636 --> 00:21:17,242 そこまでの因縁があったからこそ 趙軍は 龐煖を総大将に据えた…。 288 00:21:17,242 --> 00:21:20,095 王騎を 戦場に引きずり出すために…。 289 00:21:20,095 --> 00:21:24,095 大王? いや… まさか…。 290 00:21:26,801 --> 00:21:32,540 この5日間に及ぶ戦い… 全ては 王騎将軍の命が狙い。 291 00:21:32,540 --> 00:21:36,694 勝利のために 大将を討つは そもそも 戦の道理。 292 00:21:36,694 --> 00:21:42,434 いや そうではない。 この戦 もっと異様な形をしているのだ。 293 00:21:42,434 --> 00:21:45,870 勝利のために 王騎を討とうというのではない。 294 00:21:45,870 --> 00:21:50,859 そもそも 王騎の首こそが狙い。 そのための戦いなのだ。 295 00:21:50,859 --> 00:21:53,862 まさか…!? にわかには信じられぬ。 296 00:21:53,862 --> 00:21:58,800 だが ここまでの策を巡らせたのが 李牧という男なら…。 297 00:21:58,800 --> 00:22:06,875 ♪♪~ 298 00:22:06,875 --> 00:22:08,810 (側近A)突破されました! 299 00:22:08,810 --> 00:22:12,163 (介申)第3陣 崩壊です! (側近C)何なのだ あの男は!? 300 00:22:12,163 --> 00:22:14,866  心の声  (趙荘)な… 何という事だ…。→ 301 00:22:14,866 --> 00:22:19,471 これほどの 化け物だったとは…。→ 302 00:22:19,471 --> 00:22:22,671 王騎め! あえて 隠しておったな! 303 00:22:25,193 --> 00:22:30,532  心の声  (龐煖)我の方が速く 力も 我の方が上。→ 304 00:22:30,532 --> 00:22:33,351 技においては 比べるまでもない。 305 00:22:33,351 --> 00:22:36,621 ああっ! 王騎将軍っ! 306 00:22:36,621 --> 00:22:38,673 イヤア~! 307 00:22:38,673 --> 00:22:40,675 (趙兵達)あぁぁ…! 308 00:22:40,675 --> 00:22:43,795  心の声  (龐煖)なのに なぜ 斬り伏せられぬ…! 309 00:22:43,795 --> 00:22:48,733 敗れた理由は あの世で 摎に教えてもらいなさい。 310 00:22:48,733 --> 00:22:50,985 ヌンッ! 311 00:22:50,985 --> 00:22:52,987 行っけェェェェ! 312 00:22:52,987 --> 00:22:55,039 (王騎)ンッ! 313 00:22:55,039 --> 00:22:57,041 あ…? 314 00:22:57,041 --> 00:22:59,527 どっ どうしたんだ 王騎将軍!? 何でっ!? 315 00:22:59,527 --> 00:23:03,031 (地鳴り) (兵達)なぜだ…? 王騎様…。 316 00:23:03,031 --> 00:23:08,036 (地鳴り) (羌瘣)待てっ! さっきから何だ この地鳴りは!? 317 00:23:08,036 --> 00:23:13,992 王騎よ…。 今 お前は どれほどの 罠に 絡めとられているのか…。 318 00:23:13,992 --> 00:23:17,479 だが… 死ぬな 王騎よ! 319 00:23:17,479 --> 00:23:32,093 ♪♪~ 320 00:23:32,093 --> 00:23:35,914 早かったですね… 随分…。 321 00:23:35,914 --> 00:23:39,914  心の声  信。 王騎の定めを変えてくれ! 322 00:23:46,875 --> 00:24:00,872 ♪♪~(エンディングテーマ「Never Ending」) 323 00:24:00,872 --> 00:24:07,362 ♪♪「赤き 血潮」 324 00:24:07,362 --> 00:24:13,868 ♪♪「この鼓動は 野望なのか」 325 00:24:13,868 --> 00:24:20,225 ♪♪「幼き日 誓った」 326 00:24:20,225 --> 00:24:27,131 ♪♪「夢は今も 揺るがない」 327 00:24:27,131 --> 00:24:32,870 ♪♪「命が燃える」 328 00:24:32,870 --> 00:24:39,527 ♪♪「Never Ending Soul 情熱よ」 329 00:24:39,527 --> 00:24:45,800 ♪♪「導け 天地を拓け」 330 00:24:45,800 --> 00:24:52,206 ♪♪「Never Ending World 打ち立てよう」 331 00:24:52,206 --> 00:24:59,197 ♪♪「永遠の絆が誇り」 332 00:24:59,197 --> 00:25:11,897 ♪♪「おまえと夢見た 世界を この手に 掴もう」